JP5113515B2 - レバーブーツ - Google Patents

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Description

本発明は、作業機械の操作レバーに用いて好適のレバーブーツに関するものである。
油圧ショベル等の作業機械において、図19に示すように、操作レバー50がオペレータシート60横のコンソールボックス61に取り付けられている。この操作レバー50は、図示しない作業装置及び上部旋回体を駆動操作するためのものであって、図20に示すように、作業装置及び上部旋回体を駆動するための油圧アクチュエータのパイロット式コントロール弁(図示略)にレバー操作量を送るパイロット弁51と、パイロット弁51から上方に伸びるロッド52と、ロッド52の先端部に配設されオペレータに把持されるグリップ53とを備えて構成されている。そして、ロッド52の外周側はレバーブーツ70によって覆われている。
レバーブーツ70は、コンソールボックス61内への水や塵埃の侵入を防止するためのものである。そして、レバーブーツ70の下端部には、縦断面形状がコ字型の取付部71が形成されている。一方、コンソールボックス61の上面部61aには、操作レバー50を取り付けるための開口61bが形成されている。このレバーブーツ70の取付部71とコンソールボックス61の開口61b周縁の周縁部61cとが嵌合することで、レバーブーツ70がコンソールボックス61に固定されるようになっている。
しかしながら、図21及び図22に示すように、レバーブーツ70に不用意に外力F1が作用した場合、レバーブーツ70の取付部71が撓んで、レバーブーツ70がコンソールボックス61から外れてしまうという不具合が発生することがある。つまり、レバーブーツ70の取付の固定力があまり強くないという不具合がある。
こうした不具合を解消するために、特許文献1には、図23に示すように、取付部71′をブーツ内側から押さえつけて、取付部71′の周縁部61c′への嵌合を付勢する環状の固定部材72を設けた技術が開示されている。なお、図23は、特許文献1に図1として開示された操作レバー50′のレバーブーツ70′の断面図である。
特開2003−122441号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたような技術によれば、固定部材72の分だけ部品点数が増加し、また、レバーブーツ70の取付工程も複雑になるという新たな課題が発生する。
本発明はこのような課題に鑑みて案出されたもので、簡素な構成で取付の固定力を強化することができるようにした、レバーブーツを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の本発明のレバーブーツは、開口が形成された固定体と、該開口を介して該固定体にその下部が収容された操作レバーとの間を覆う、変形可能なレバーブーツであって、その下端部において該固定体の該開口周縁の周縁部に嵌合する取付部を備え、該取付部は、縦断面形状がコ字型に形成されて該周縁部に当接するコ字部と、該コ字部の該開口中心側に設けられ、その上面が該開口中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成された該コ字部と一体の突部と、を有し、該突部は、その下面が該開口の広がり方向と同一方向に広がるように形成され、その上面側よりもその下面側の方の曲げ剛性が高くされていることを特徴としている。
請求項2記載の本発明のレバーブーツは、請求項1記載のレバーブーツにおいて、該突部は該縁部の全周に亘って連続して設けられていることを特徴としている。
請求項記載の本発明のレバーブーツは、請求項記載のレバーブーツにおいて、該突部は該周縁部の全周に亘って断続的に設けられていることを特徴としている。
請求項記載の本発明のレバーブーツは、請求項記載のレバーブーツにおいて、該開口は横断面形状が矩形状に形成され、該突部は該開口の長辺側の周縁部のみに設けられていることを特徴としている
請求項1記載の本発明のレバーブーツによれば、取付部においてコ字部が突部によって補強される。ゆえに、取付部の曲げ剛性が高められ、レバーブーツに対して外力が加わった際の取付部の撓みを抑制することができる。したがって、レバーブーツの固定体への取付の固定力を強化することができる。
また、本発明者は、突部の上面が開口中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されていることにより、突部の上面側よりも突部の下面側の方の曲げ剛性が高くなり、取付部を周縁部から外すように外力が加わった際に取付部が固定体の周縁部の下面を上方に強く押す力(垂直力)を生むということを見い出した。この垂直力はレバーブーツの抜け止め力として機能し、垂直力によってレバーブーツの固定体への取付力をより強化することができる。
また、コ字部に突部を設けるだけなので、構成が簡素であり、且つ、取付工程も簡素であるという利点がある。
さらに、突部をコ字部と一体に成形するので、低コストに製造することができる。
請求項記載の本発明のレバーブーツによれば、突部を周縁部の全周に亘って連続して設けるので、全周に亘って固定力を強化することができる。
請求項記載の本発明のレバーブーツによれば、突部を周縁部の全周に亘って断続的に設けるので、突部を設けるための材料の必要量を抑制して材料コストを抑制しながら、固定力を強化することができる。
請求項記載の本発明のレバーブーツによれば、短辺に比べて変形しやすい長辺側の周縁部に限って突部を設けるので、突部を設けるための材料の必要量を抑制して材料コストを抑制しながら、固定力を強化することができる。
以下、図面により、本発明の実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1〜図7は本発明の第1実施形態に係る模式的な図であって、図1はレバーブーツとレバーブーツが装着される操作レバーとを示す縦断面図、図2はレバーブーツの要部拡大縦断面図、図3はレバーブーツの取付部の横断面図、図4はレバーブーツに外力が作用した状態のレバーブーツの要部拡大縦断面図、図5は本発明の比較例としてのレバーブーツの要部拡大縦断面図、図6はキャブ内の斜視図、図7は油圧ショベルの斜視図である。
<構成>
図7に示すように、油圧ショベル(作業機械)1は、下部走行体2と、下部走行体2上に旋回自在に結合された上部旋回体(機体)3と、上部旋回体3から前方へ延出するように取り付けられた作業装置4とを備えて構成されている。
上部旋回体3は、その後端部に配設され作業装置4との重量バランスをとるカウンタウエイト5と、その前部に配設されオペレータが搭乗するキャブ6とを備えている。そして、キャブ6の内部には、図6に示すように、オペレータシート7と、オペレータシート7横に配設されるコンソールボックス(固定体)8と、下部走行体2を走行駆動するために操作される左右一対の走行用操作レバー9と、上部旋回体3を旋回駆動するため及び作業装置4を駆動させるために操作される左右一対の作業用操作レバー(以下、単に操作レバーという)10とが配設されている。
コンソールボックス8は、中空の箱状体として形成されている。また、コンソールボックス8の上面部8uには、操作レバー10を取り付けるための開口8a(図1参照)が形成されている。
操作レバー10は、前後左右の4方向に傾倒可能になっており、図1に示すように、パイロット弁11と、パイロット弁11に傾動部材(ジョイント)を介して傾動可能に取り付けられたロッド12と、ロッド12の先端部に設けられオペレータによって把持されるグリップ13とを有している。
パイロット弁11は、上部旋回体3及び作業装置4それぞれを駆動する油圧アクチュエータ[旋回用油圧モータ(図示略)と、図7に示されるブーム用油圧シリンダ4a,アーム用油圧シリンダ4b及びバケット用油圧シリンダ4c]へ供給される作動油の流量を制御するパイロット式コントロール弁(図示略)にパイロット圧を作用させるものであって、レバー操作量に応じてパイロット圧を出力するようになっている。そして、パイロット弁11はコンソールボックス8の内部に収容されるとともに、ロッド12が開口8aを介してコンソールボックス8内部から外部へと略上方に伸びている。
また、操作レバー10とコンソールボックス8との間には、蛇腹状の筒体として形成されたレバーブーツ20が設けられている。レバーブーツ20は、コンソールボックス8内部への水,塵埃等の侵入を防止し、パイロット弁11を保護しながら、オペレータのレバー操作に追従して変形可能になっている。
レバーブーツ20は、その下端部において、コンソールボックス8の開口8a周縁の周縁部8bに嵌合する取付部21が形成されている。ここで、図3に示すように、開口8aは略矩形状に形成されており、レバーブーツ20の取付部21も開口8aの形状に合わせて横断面形状が略矩形状に形成されている。なお、図3は、図2に示すA−A線に沿って切られた取付部21及び周縁部8bの横断面図である。
取付部21は、図2に拡大して示すように、縦断面形状がコ字型に形成されて周縁部8bに当接するコ字部22と、コ字部22の開口8a中心側において開口8a中心側へ向かって突出して設けられた突部23とを有している。
詳しく説明すると、コ字部22は、周縁部8bのうちの縁端面8cに当接する主面部22aと、主面部22aの上端及び下端からそれぞれ直角に屈曲して、周縁部8bのうちの上面8d及び下面8eにそれぞれ当接する上面部22b及び下面部22cとを有して構成されている。
そして、突部23は、上記主面部22aに設けられている。また、突部23は、その上面23aが開口8a中心側へ向かって下り勾配で傾斜するように形成されているとともに、その下面23bが開口8aの広がり方向と同一方向に広がるように形成されている。
さらに、コ字部22及び突部23は、一体に成形され、周縁部8bの全周に亘って連続して設けられている。
<作用・効果>
本発明の第1実施形態にかかるレバーブーツは上述のように構成されているので、以下のような作用・効果がある。
取付部21において、コ字部22に突部23が設けられることにより、コ字部22は補強され、曲げ剛性が高められる。ゆえに、図4に示すように、レバーブーツ20に対して外力F1が加わった際に、コ字部22は従来のように撓むことがなく、コンソールボックス8に対するレバーブーツ20の取付の固定力を強化することができる。
また、突部23の上面23aが開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されているので、外力F1に対する曲げ剛性は、突部23の上面23a側よりも下面23b側の方が高められることになる。ゆえに、下面23b側よりも上面23a側の方がわずかに大きく撓むことになり、取付部21は図4中において時計回りに回転するように変形する。一方、コンソールボックス8は変位しないため、コ字部22と周縁部8bとの干渉により、周縁部8bの下面8eを上方に押す力(垂直力)F2が生まれる。この垂直力F2はレバーブーツ20の抜け止め力として機能し、垂直力F2によりレバーブーツ20の取付の固定力を強化することができる。
また、突部23の上面23aが開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されているので、取付部21の重心Oが下方つまり周縁部8bの下面8e側に位置することになる。ゆえに、取付部21は重心Oを中心として周縁部8bの下面8eを上方に強く押すように時計回りに回転し、この回転によって強い垂直力F2が生まれ、垂直力F2によりレバーブーツ20の取付の固定力を強化することができる。
ここで、図5に示すように、コ字部32に設けられる突部33の上面33aが開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されていない場合には、コ字部32の上面部32bが座屈し、取付部31は図5中において反時計回りに回転して、垂直力F2が発生しないようになることが、本発明者によって確認されている。
また、コ字部22に突部23が設けられるだけなので、構成が簡素であり、取付工程も簡素であるという利点がある。
また、コ字部22と突部23とが一体に成形されているので、レバーブーツ20を低コストに製造することができる。
また、コ字部22及び突部23が周縁部8bの全周に亘って連続して設けられているので、全周に亘って固定力を強化することができる。
なお、図1,図2及び図4では、突部23は縦断面形状が直角三角形状に描かれているが、突部23の形状はこれに限らず、図8に示すような突部23′の形状や図9に示すような突部23″の形状であっても良く、上面23a,23a′,23a″が開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されるとともに下面23b,23b′,23b″が開口8aの広がり方向に広がるように形成されていれば、どのような形状であっても良い。
次に、図10〜図1を参照して、本発明の第1関連技術〜第4関連技術についてそれぞれ説明する。第1関連技術〜第4関連技術は、第1実施形態の突部の縦断面形状を異なる形状に形成した技術であり、他の部分の構成は第1実施形態と同じ構成になっている。それゆえ説明が煩雑にならないように、第1実施形態と同じ構成については説明を省略する。また、第1実施形態と同じ部分は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
[第1関連技術
図10を参照して、本発明の第1関連技術について説明する。図10は、レバーブーツの要部拡大縦断面図である。
1関連技術では、第1実施形態の突部23が図10に示すような突部24に代わっている。この突部24は、その上面24aが開口8a中心側へ向かって下り勾配で傾斜するように形成されているとともに、その下面24bが開口8a中心側へ向かって上り勾配で傾斜するように形成されているまた、突部24は、コ字部22の主面部22aに設けられている
このような第1関連技術の突部24の構成であっても、レバーブーツ20は第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
さらに、このような突部24の場合、図10に示すようにレバーブーツ20の取付部21とパイロット弁11とが近接して配設されているときに、突部24がパイロット弁11に干渉することを良好に防止することができる。
なお、図10では突部24の縦断面形状は二等辺三角形状に描かれているが、突部24の形状はこれに限らず、その上面24aが開口8a中心側へ向かって下り勾配で傾斜するように形成されているとともに、その下面24bが開口8a中心側へ向かって上り勾配で傾斜するように形成されていれば、どのような三角形状であっても良いし、もしくは、図11に示すように、四角形状の突部24′であっても良い。
[第2関連技術
図12を参照して、本発明の第2関連技術について説明する。図12は、レバーブーツの要部拡大縦断面図である。
2関連技術では、第1実施形態の突部23が図12に示すような突部25に代わっている。この突部25は、縦断面形状が略半円状に形成され、その上面25aが開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されている。そして、コ字部22の主面部22aに設けられている。
このような第2関連技術の突部25の構成であっても、レバーブーツ20は第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
[第3関連技術
図13を参照して、本発明の第3関連技術について説明する。図13は、レバーブーツの要部拡大縦断面図である。
3関連技術では、第1実施形態の突部23が図13に示すような突部26に代わっている。この突部26は、コ字部22の主面部22aと下面22cとに跨って設けられている
このような第3関連技術の突部26の構成であっても、レバーブーツ20は第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
なお、図13では突部26の縦断面形状の輪郭が略円弧状に描かれているが、突部26の形状はこれに限らず、コ字部22の主面部22aと下面22cとに跨って設けられ、且つ、その上面が開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されていれば、様々な角形状に形成されていても良い。
[第4関連技術
図14を参照して、本発明の第4関連技術について説明する。図14は、レバーブーツの要部拡大縦断面図である。
4関連技術では、第1実施形態の突部23が図14に示すような突部27に代わっている。この突部27は、コ字部22の主面部22aと主面部22aよりも上方の部分とに跨って設けられているつまり、レバーブーツ20は蛇腹状であって取付部21の上に複数の襞20aが折り重なった形状をしているが、突部27は、この襞20aの部分にまで伸びて、襞20aの部分を埋めるように設けられている。
このような第4関連技術の突部27の構成であっても、レバーブーツ20は第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
なお、図14では突部27は、その上面27aが開口8a中心側へ向かって下り勾配で傾斜するように形成されているとともに、その下面27bが開口8aの広がり方向に広がるように形成されている形状に描かれているが、主面部22aよりも上方の襞20aの部分にまで伸びて設けられ、且つ、その上面が開口8a中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成されていれば、どのような形状に形成されていても良い。例えば、図15に示すように、その上面27a′が開口8a中心側へ向かって下り勾配で傾斜するように形成されているとともに、その下面27b′が開口8a中心側へ向かって上り勾配で傾斜するように形成された突部27′であっても良い。もしくは、図16に示すように、その縦断面形状の輪郭が略円弧状である突部27″であっても良い。
次に、図17及び図18を参照して、本発明の第実施形態及び第実施形態についてそれぞれ説明する。第実施形態及び第実施形態は、第1実施形態の突部23の周縁部8bに対する配設箇所を変えた実施形態であり、他の部分の構成は第1実施形態と同じ構成になっている。それゆえ説明が煩雑にならないように、第1実施形態と同じ構成については説明を省略する。また、第1実施形態と同じ部分は、第1実施形態の説明と同一の符号を付して説明する。
[第実施形態]
図17を参照して、本発明の第実施形態について説明する。図17は、レバーブーツの取付部の模式的な横断面図である。
実施形態では、突部28が、周縁部8bの全周に亘って断続的に設けられていることを特徴としている。つまり、コ字部22は周縁部8bの全周に亘って連続して設けられているが、突部28は周縁部8bに部分的に設けられている。
このような第実施形態の突部28の配設であっても、レバーブーツ20は第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
また、周縁部8bの全周に亘って突部28を断続的に設ければ、突部28を設けるための材料の必要量を抑制して材料コストを抑制しながら、固定力を強化することができる。
なお、第実施形態の突部28は、第1実施形態特徴づけられた様々な形状に形成されることが可能である。
[第実施形態]
図18を参照して、本発明の第実施形態について説明する。図18は、レバーブーツの取付部の模式的な横断面図である。
実施形態では、突部29が、矩形状の開口8aの長辺側の周縁部8bに限って設けられていることを特徴としている。
このような第実施形態の突部29の配設であっても、レバーブーツ20は第1実施形態と同様の作用・効果を奏することができる。
また、短辺側に比べて変形しやすい長辺側の周縁部8bに限って突部29を設けるので、突部29を設けるための材料の必要量を抑制して材料コストを抑制しながら、固定力を強化することができる。
なお、第実施形態の突部29は、第実施形態の突部28と同様に、第1実施形態特徴づけられた様々な形状に形成されることが可能である。
[その他]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
例えば、上記実施形態においてコンソールボックス8の開口8aやレバーブーツ20の取付部21の横断面形状は略矩形状に形成されているが、これら開口8aや取付部21の横断面形状はこれに限らず、例えば円形状に形成されていても良い。
また、上記実施形態において、レバーブーツ20は、油圧パイロット式の操作レバー10に適用されているが、電気信号によって電磁式コントロール弁を操作する電気式の操作レバーに適用されてももちろん良い。
また、上記実施形態において、レバーブーツ20は、前後左右の4方向に傾倒可能な操作レバー10に適用されているが、前後方向(または左右方向)の2方向にのみ傾倒可能なものに適用されてももちろん良い。
また、上記実施形態において、レバーブーツ20は、コンソールボックス8に取り付けられた作業用操作レバー10に適用されているが、他の操作レバー、例えば、図6に示す床板(固定体)に取り付けられた走行用操作レバー9や、油圧ショベル1以外の作業機械の操作レバーや、もしくは、適宜の固定体に取り付けられたジョイスティック式の操作レバーに適用されてももちろん良い。
本発明の第1実施形態に係るレバーブーツとレバーブーツが装着される操作レバーとを示す模式的な縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレバーブーツの取付部の模式的な横断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図であって、レバーブーツに外力が作用した状態を示している。 本発明の第1実施形態の比較例としてのレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図であって、レバーブーツに外力が作用した状態を示している。 本発明の第1実施形態に係るキャブ内の模式的な斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る油圧ショベルの模式的な斜視図である。 本発明の第1実施形態の第1変形例に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第1実施形態の第2変形例に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第1関連技術に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第1関連技術の変形例に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第2関連技術に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第3関連技術に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第4関連技術に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第4関連技術の第1変形例に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第4関連技術の第2変形例に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の第実施形態に係るレバーブーツの取付部の模式的な横断面図である。 本発明の第実施形態に係るレバーブーツの取付部の模式的な横断面図である。 本発明の従来技術に係るレバーブーツとレバーブーツが装着される操作レバーを示す、オペレータシート近傍の模式的な斜視図である。 本発明の従来技術に係るレバーブーツとレバーブーツが装着される操作レバーとを示す模式的な縦断面図である。 本発明の従来技術に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の従来技術に係るレバーブーツの模式的な要部拡大縦断面図である。 本発明の従来技術としての特許文献1に開示されたレバーブーツを示す模式的な縦断面図である。
符号の説明
1 油圧ショベル(作業機械)
2 下部走行体
3 上部旋回体
4 作業装置
5 カウンタウエイト
6 キャブ
7 オペレータシート
8 コンソールボックス(固定体)
8a 開口
8b 周縁部
8c 周縁部の縁端面
8d 周縁部の上面
8e 周縁部の下面
8u 上面部
9 走行用操作レバー
10 作業用操作レバー
11 パイロット弁
12 ロッド
13 グリップ
20 レバーブーツ
20a 襞
21 取付部
22 コ字部
22a 主面部
22b 上面部
22c 下面部
23,24,25,26,27,28,29 突部
23a,24a,25a,27a 上面
23b,24b,27b 下面
31 取付部
32 コ字部
32b 上面部
33 突部
33a 上面
50,50′ 操作レバー
51 パイロット弁
52 ロッド
53 グリップ
60 オペレータシート
61 コンソールボックス
61a 上面
61b 開口
61c,61c′ 周縁部
70,70′ レバーブーツ
71,71′ 取付部
72 固定部材
1 外力
2 垂直力

Claims (4)

  1. 開口が形成された固定体と、該開口を介して該固定体にその下部が収容された操作レバーとの間を覆う、変形可能なレバーブーツであって、
    その下端部において該固定体の該開口周縁の周縁部に嵌合する取付部を備え、
    該取付部は、
    縦断面形状がコ字型に形成されて該周縁部に当接するコ字部と、
    該コ字部の該開口中心側に設けられ、その上面が該開口中心側に向かって下り勾配で傾斜するように形成された該コ字部と一体の突部と、を有し
    該突部は、その下面が該開口の広がり方向と同一方向に広がるように形成され、その上面側よりもその下面側の方の曲げ剛性が高くされている
    ことを特徴とする、レバーブーツ
  2. 該突部は、該周縁部の全周に亘って連続して設けられている
    ことを特徴とする、請求項記載のレバーブーツ。
  3. 該突部は、該周縁部の全周に亘って断続的に設けられている
    ことを特徴とする、請求項記載のレバーブーツ。
  4. 該開口は、横断面形状が矩形状に形成され、
    該突部は、該開口の長辺側の周縁部のみに設けられている
    ことを特徴とする、請求項記載のレバーブーツ
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