JP5113461B2 - 画像形成装置、画像形成方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、有色トナーと透明トナーとを用いた画像形成技術に関する。
近年、電子写真方式におけるカラー画像の形成において、形成された画像の光沢度を上げるために、従来のイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックなどの有色トナーに加え、透明トナーを用いることが知られている。従来においては、透明トナーと有色トナーを同時に定着させる、あるいは有色トナーを定着させた後、別途透明トナーを定着させることで光沢のある印刷出力を得ていた。
上述の従来技術として、例えば、以下の特許文献1に示されるものがある。
特開2007-011028号公報
しかしながら、トナーを記録材に載せられる量には制限がある。イメージを形成する領域においては有色トナーの載り量によって、透明トナーの量が不均一となるため光沢にムラが生じるという問題がある。図10は、従来技術の画像形成において、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、透明トナーの載り量制御を模式的に示す図である。参照番号10002は、1回の定着により記録材10001上にトナーを載せることが可能なトナー載り量限界値を示す。トナー載り量制御10003においては、Y、M、C、Kによりトナー載り量限界値10002に達するので、更に、透明トナーを載せることはできない。トナー載り量制御10004〜10007においては、有色トナー(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))の割合がトナー載り量制御10003に比べて低くなる。そのため、トナー載り量限界値10002の範囲内で透明トナーを載せることが可能になる。トナー載り量制御10005、10006、10007においては、均一に透明のトナーを載せることができる(図10(a)においては、透明のトナーの載り量を「1」として図示している)。
図10(b)のグラデーション画像は、図10(a)のトナー載り量制御に基づく画像形成の結果を模式的に示す図である。図10(b)に示すグラデーション画像10011は、例えば、トナー載り量制御10004、10005(図10(a))のように透明トナーの載り量が不均一となるため、光沢効果は不均一となる。また、グラデーション画像10010は、例えば、トナー載り量制御10003(図10(a))のように透明トナーが載らないため、光沢効果は得られない。
一方、有色トナーと透明トナーを別々に定着させた場合には、透明トナーを均一に載せることができるため、光沢効果は均一になるが、定着が2度になるため、有色トナーと透明トナーにずれが生じてしまうという問題も生じる。この問題は、テキスト画像を形成する場合の画像形成において顕著に現れる。
本発明は、上記の問題に対してなされたものであり、画像領域やテキスト領域などの属性が異なるいずれの領域においても、適切な透明トナーの定着を行い、透明トナーによる光沢を実現することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明に係る画像形成装置は、有色トナーと透明トナーとを用いた画像形成が可能な画像形成手段を有する画像形成装置であって、
画像データを構成する各画素について、画像領域を構成する画素か、テキスト領域を構成する画素かを判別する判別手段と、
前記判別手段により前記画像データを構成する画素が、画像領域を構成する画素と判定されると、前記画像領域に対して前記有色トナーを記録材に転写し、定着手段に定着させ、再度給紙させた該記録材に前記透明トナーを転写し、前記定着手段に再度定着させて画像形成するように前記画像形成手段を制御し、前記判別手段により前記画像データを構成する画素が、テキスト領域を構成する画素と判定されると、前記テキスト領域に対して前記有色トナーと前記透明トナーを記録材に転写し、前記定着手段に定着させて画像形成するよう前記画像形成手段を制御する制御手段と
備えることを特徴とする。
あるいは、本発明に係る画像形成装置の制御方法は、有色トナーと透明トナーとを用いた画像形成が可能な画像形成手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
判別手段が、画像データを構成する各画素について、画像領域を構成する画素か、テキスト領域を構成する画素かを判別する判別工程と、
制御手段が、前記判別工程の判別結果により前記画像データを構成する画素が、画像領域を構成する画素と判定されると、前記画像領域に対して前記有色トナーを記録材に転写し、定着手段に定着させ、再度給紙させた該記録材に前記透明トナーを転写し、前記定着手段に再度定着させて画像形成するように前記画像形成手段を制御し、前記判別工程の判別結果により前記画像データを構成する画素が、テキスト領域を構成する画素と判定されると、前記テキスト領域に対して前記有色トナーと前記透明トナーを記録材に転写し、前記定着手段に定着させて画像形成するよう前記画像形成手段を制御する制御工程と
備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像データの各領域の属性を判別し、テキストと判別された領域に対しては、有色トナーと透明トナーを同時に定着させることで、有色トナーと透明トナーにずれが生じることを防ぐことが可能になる。
また、画像と判別された領域に対しては、有色トナーと透明トナーを別々に定着させることで、透明トナーの載り量が均一になり、光沢ムラをなくし、均一な光沢効果を実現することが可能になる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確定されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。
(第1実施形態)
(画像形成システムの構成)
図1は、本発明の実施形態にかかる画像形成システムの全体的な構成を示す図である。画像形成装置1001は、画像の読み込みを行うスキャナと画像の印刷出力を行うプリンタとを構成要素に含む。画像形成装置1001は、スキャナから読み込んだ画像をローカルエリアネットワーク1010(以下、「LAN」)上に接続する機器に配信することが可能である。また、画像形成装置1001は、LAN1010を介して受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることが可能である。画像形成装置1001は、スキャナから読み込んだ画像を図示しないFAX送信手段により、PSTNまたはISDN1030に送信することも可能である。また、画像形成装置1001は、PSTNまたはISDN1030から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることも可能である。
データベースサーバ1002は、画像形成装置1001により読み込まれた画像の2値画像または多値画像を管理するデータベースとして機能することが可能である。
データベースクライアント1003はデータベースサーバ1002のクライアントであり、データベースサーバ1002へのアクセスによりデータの格納、データベースのメンテナンス、データの参照が可能である。
電子メールサーバ1004は、画像形成装置1001により読み取られた画像を電子メールの添付データとして受信することが可能である。電子メールクライアント1005は、電子メールサーバ1004のクライアントであり、電子メールサーバ1004により受信された電子メールを閲覧したり、電子メールを送信することが可能である。
WWWサーバ1006はHTML文書をLAN1010上の機器に提供することが可能なサーバである。画像形成装置1001はWWWサーバにより提供されるHTML文書をプリントアウトすることが可能である。
ルータ1011は、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結することが可能である。インターネット/イントラネット1012には、データベースサーバ1002、WWWサーバ1006、電子メールサーバ1004、データベースサーバ1021、WWWサーバ1022、電子メールサーバ1023、画像形成装置1024が接続されている。
更に、画像形成装置1001は、PSTNまたはISDN1030を介して、FAX装置1031と画像データの送受信が可能である。LAN1010上には、プリンタ1040が接続されており、画像形成装置1001により読み取られた画像を、プリンタ1040を利用してプリントアウトすることも可能である。また、LAN1010上には、画像形成装置1001と同様の機能を実現することが可能な他の画像形成装置1100も接続されている。複数の画像形成装置1001、1100は、相互の画像データの送受信が可能であり、画像形成装置1001で読み取られた画像を画像形成装置1100のプリンタ機能を利用してプリントアウトすることも可能である。また、画像形成装置1100で読み取られた画像を画像形成装置1001のプリンタ機能を利用してプリントアウトすることも可能である。
(画像形成装置の構成)
図2は、本発明の実施形態にかかる画像形成装置1001の概略的な機能構成を説明するブロック図である。
CPU2001は、制御部2000における全体的な制御を司ることが可能である。制御部2000は画像入力デバイスであるスキャナ2015や画像出力デバイスであるプリンタ2017と接続している。
スキャナ2015は、読み取った画像(スキャン原稿)を電子化することが可能である。制御部2000は電子化された画像をHDD2004に格納し、各種画像処理(例えば、補正、加工、編集)を行い、各種画像処理が施された画像データをプリンタ2017に出力することが可能である。また、制御部2000は、LAN1010や公衆回線(WAN)2051と接続しており、LAN1010や公衆回線(WAN)2051を介して通信可能な装置との間で画像情報やデバイス情報の入出力を行うことが可能である。画像情報には、例えば、電子化された画像の他、各種画像処理が施された画像データが含まれる。
RAM2002は、CPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリとして機能する。ROM2003はブートROMであり、画像形成装置1001のブートプログラムが格納されている。HDD2004は、ハードディスクドライブで、画像形成装置1001を制御するためのソフトウェアや電子化された画像、各種画像処理が施された画像データが格納される。また、データベースサーバ1002からLAN1010やWAN2051を介して送信される認証用データがHDD2004に格納される。
操作部I/F2005は、操作部(UI)2006と制御部2000とを接続するインターフェース部であり、操作部2006に表示するための画像データを操作部2006に対して出力する。また、操作部I/F2005は、操作部2006から使用者が入力した指示情報を、CPU2001に伝達することが可能である。ネットワークI/F2007はLAN1010に接続し、LAN1010を介して画像情報の入出力を行うことが可能である。モデム2050は公衆回線2051に接続し、公衆回線2051を介して画像情報の入出力を行うことが可能である。
2値画像回転部2052及び2値画像圧縮・伸張部2053はモデム2050から2値画像を送信する前に、画像の方向を変換したり、所定の解像度、あるいは通信先の装置能力に合わせた解像度に画像を変換することが可能である。2値画像圧縮・伸張部2053は、画像の圧縮、伸張方式として、例えば、JBIG、MMR、MR、MHをサポートしている。
認証部2027は、ユーザ認証を行うための生体特徴の検出やICカードの検出を行うためのインターフェース部である。この認証結果は2値画像圧縮・伸張部2053に入力される。認証部2027の認証結果に基づきユーザが正常に認証され場合、2値画像圧縮・伸張部2053は圧縮、伸張処理を実行することが可能である。
DMAC2009はDMAコントローラであり、RAM2002に格納されている画像を、CPU2001を介することなく読み取り、画像バス2010に対して転送することが可能である。また、DMAC2009は、画像バス2010を介して転送された画像を、CPU2001を介することなくRAM2002に書き込むことが可能である。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)2018は、ホストコンピュータから送信されるPDLコードを、ネットワークI/F2007を介して受け取り、システムバス2008を通して、RAM2002に格納する。CPU2001は、PDLコードを中間コードに変換して再度、システムバス2008を介してRIP2018に入力し、ビットマップイメージ(多値)に展開することが可能である。
以上の各デバイスがシステムバス2008に接続される。
画像変換部2030は、RAM2002上にある画像に各種変換処理を実行するための機能を有する。画像バスI/F(ImageBusI/F)2011は、画像バス2010を介して高速な画像の入出力を制御することが可能なインターフェースである。圧縮部2012は、画像バス2010に画像を送出する前に、例えば、32画素×32画素の単位で画像をJPEG圧縮する。尚、圧縮方式は、この例に限定されず、画像の一部をn画素×n画素(nは自然数)単位として行うものであってもよい。伸張部2013は、画像バス2010を介して送られてきた画像を予め定められた伸張方式により伸張することが可能である。
回転部2019は、32画素×32画素の画像を指定された角度で回転させることが可能であり、2値および多値の画像データの入出力に対応して機能することが可能である。
変倍部2020は、画像の解像度を変換(例えば、600dpiから200dpi)したり、変倍したりする機能(例えば、25%から400%)を有する。変倍部2020は、32画素×32画素の画像を32ライン単位の画像に並び替え、変倍処理を実行する。
色空間変換2021は、多値入力された画像をマトリクス演算し、LUTを参照して、例えば、メモリ上にあるYUV画像をLab画像に変換し、メモリに格納することが可能である。この色空間変換は3×8のマトリクス演算および、1次元LUTを持ち、下地とばしや裏写り防止処理に利用することが可能である。
2値多値変換2022は、1bit2値画像を多値8bit、256階調に変換することが可能である。逆に、多値2値変換部2026は、例えば、メモリ上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納することが可能である。
合成部2023は、メモリ上の2枚の多値画像(もしくは2値画像)を合成し、1枚の多値画像(もしくは2値画像)にする機能を有する。例えば、会社ロゴの画像と原稿画像とを合成することで、原稿画像に会社ロゴを合成した1枚の合成画像を生成することができる。合成の手法として、合成部2023は、画素毎に平均する、輝度レベルで明るい方の画素の値を合成後の画素の値とする、暗い方を合成後の画素とする手法を用いることが可能である。また、合成部2023は、合成の手法として、ビット毎に論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算を施すなどの手法を用いることが可能である。
間引き部2024は、多値画像の画素を間引くことで、解像度変換を行うことが可能であり、1/2、1/4、1/8の多値画像を生成し、出力することが可能である。変倍部2020と合わせて使うことで、より広範囲な画像の拡大、縮小を行うことができる。
コード付加・判別部2025は、入力された画像に対して、所望のシンボル(二次元バーコード)、透かし、地紋などの各種情報を付加することが可能である。
スキャナ画像処理部2014は、スキャナ2015からのカラー画像、または白黒画像に対して、適切な各種画像処理(例えば、補正、加工、編集)を行う。各種画像処理が施された画像データは、圧縮部2012に入力され、圧縮部2012は、先に説明したように、例えば、32画素×32画素の単位で画像データをJPEG圧縮し、画像バスI/F2011を介して画像バス2010に画像データを送出する。
プリンタ画像処理部2016は、プリンタ2017に対して適切な各種画像処理(例えば、補正、加工、編集)を行うことが可能である。先に説明したように、伸張部2013は、画像バス2010を介して送られてきた画像を予め定められた伸張方式により伸張する。プリンタ画像処理部2016は、この伸張結果に基づいて、各種画像処理(例えば、補正、加工、編集)を施した画像データをプリンタ2017に送出することが可能である。
(画像形成装置の構成)
図3は画像形成装置の構成を説明する図である。原稿自動送り装置142から給送された原稿は、順次、原稿台ガラス101上の所定の位置に載置される。原稿照明ランプ102は、例えば、ハロゲンランプにより構成され、原稿台ガラス101に載置された原稿を露光する。走査ミラー103、104、105は、図示しない光学走査ユニットに収容され、往復動をしながら、原稿からの反射光をCCDユニット106に導くことが可能である。
CCDユニット106はCCDに原稿からの反射光を結像させる結像レンズ107、例えば、CCDにより構成される撮像素子108、撮像素子108を駆動するCCDドライバ109等から構成されている。撮像素子108からの画像信号出力は、例えば、8ビットのデジタルデータに変換された後、図2で説明をした制御部2000に入力される。
また、感光ドラム110は、前露光ランプ112によって画像形成に備えて除電される。1次帯電器113は、感光ドラム110を一様に帯電させる。1露光ユニット117は、例えば、半導体レーザー等で構成され、画像形成や装置全体の制御を行う制御部2000で処理された画像データに基づいて感光ドラム110を露光し、静電潜像を形成する。
現像器118には、現像剤(トナー)が収容されている。図3においては1色分(黒)の現像剤(トナー)を利用した構成を例示的に示しているが、カラー画像を形成する場合であれば、イエロー、マゼンタ、シアンの各色分についても同様の現像器や感光ドラムが配置される。更には、透明トナーを利用する場合についても、感光ドラムや現像器が同様に配置される。
転写前帯電器119は、感光ドラム110上に現像されたトナー像を記録材に転写する前に高圧をかける。給紙ユニット120(120は手差し給紙ユニット)、122、124、142、144は、画像形成用の各種の記録材を収容する。制御部2000の制御の下に記録材が選択されると、給紙ローラ121、123、125、143、145の駆動により、各給紙ユニットから記録材が画像形成装置内へ給送される。制御部2000は、不図示の搬送機構を制御して、給送された記録材をレジストローラ126の配設位置で一旦停止させ、感光ドラム110に形成された画像との書き出しタイミングとあわせて記録材の給送を制御する。
転写帯電器127は感光ドラム110に現像されたトナー像を給送された記録材に転写する。分離帯電器128は転写動作の終了した記録材を感光ドラム110より分離する。記録材上に転写されずに感光ドラム110上に残ったトナーはクリーナー111によって回収される。搬送ベルト129は転写プロセスの終了した記録材を定着器130に搬送する。定着器130は、転写プロセスが終了した記録材を加熱してトナー像を記録材に定着させる。フラッパ131は、制御部2000の制御の下、定着プロセスの終了した記録材の搬送パスの切り替えを行う。フラッパ131による搬送パスの切り替えにより、記録材はソーター132または中間トレイ137の配置方向のいずれかに搬送される。CPU2001は、トナー像が定着した記録材のソーター132への排出、または有色トナーと透明トナーとを用いた画像形成が可能な画像形成部への再給紙を制御する。
また、給送ローラ133〜136は一度定着プロセスの終了した記録材を中間トレイ137に反転(多重)または非反転(両面)して給送する搬送機構(搬送手段)を構成する。
本実施形態では、反転(多重)の搬送機構を利用することで、同一の記録材における特定の領域においては有色トナーを転写・定着後に、再度、記録材を給送(再給紙)して透明トナーを転写、定着することが可能である。また、有色トナーと透明トナーを一度に転写、定着することも可能である。この詳細な説明については、図4のフローチャートを参照して説明する。再給紙ローラ138は、中間トレイ137に載置された記録材を再度、レジストローラ126の配設位置まで搬送する。レジストローラ126の配設位置まで搬送された記録材は、制御部2000の制御の下、透明トナーを転写するために搬送が制御される。
(有色トナーと透明トナーを用いた画像形成)
有色トナー(シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K))と透明トナーを用いた画像形成の処理の流れを図4のフローチャートを参照して説明する。本処理は、CPU2001の全体的な制御の下に実行される。以下に説明する有色トナーに基づく画像形成は、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、の組み合わせ、または少なくともC、M、Y、Kのうち1色を利用したものであればよい。
まず、S401において、CPU2001は、印刷出力する画像データについて領域の判別を行う。CPU2001は画像データを構成する各画素について、画像データに付加されている領域の種類(画像領域、テキスト領域)を識別するための識別情報を参照して、イメージを形成する画像領域の画素か、文字を形成するテキスト領域の画素か、を判別する。この判別結果に基づいて、CPU2001は、記録材に形成するべき領域(画像領域、またはテキスト領域)を特定することができる。CPU2001は、この判別結果に基づき、画像領域に対するトナー像の転写と、テキスト領域に対するトナー像の転写と、を切り替える制御が可能である。
S402において、CPU2001はS401の判定結果に基づき、形成すべき領域が画像領域の場合、有色トナー(C、M、Y、K)に基づくトナー像を記録材に転写(第1転写)するように画像形成手段を制御する。
画像形成すべき領域がテキスト領域の場合、CPU2001は、トナー像を転写するための制御を切り替え、有色トナーのうち、例えば、ブラック(K)のトナー像を記録材に転写するように画像形成を制御する。
図7(a)は、カラー画像を形成する場合のトナー載り量の制御を模式的に示す図であり、図7(b)は、モノクロ画像を形成する場合のトナー載り量の制御を模式的に示す図である。
S402の処理において、画像領域のカラー画像を形成する場合、CPU2001は、図7(a)に示すようにシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)のトナーを記録材に転写(第1転写)するための転写制御を実行する。また、テキスト領域のモノクロ画像を形成する場合、図7(b)に示すように、CPU2001は、ブラック(K)のトナーを記録材に転写するための転写制御を実行する。
S403において、CPU2001は、画像以外のテキスト領域に対して透明トナーを記録材に転写するための転写制御を実行する。この処理により、図7(b)に示すように、透明トナーがブラック(K)のトナー上に均一に転写される。S402、S403において、CPU2001は、テキスト領域に対して、有色トナー(例えば、ブラック(K))と透明トナーとに基づくトナー像を記録材に転写するように画像形成手段を制御する。
S404において、CPU2001は、定着器130を制御して、先のステップS402、S403において転写したトナーを記録材に定着させる(第1回目の定着処理(第1定着))。
画像領域に対する処理において、定着器130は、第1転写がなされたトナー像を記録材に定着させる(第1定着)。本処理により、画像領域に対して転写された有色トナーが加熱定着されることになる。
テキスト領域に対する処理において、定着器130は、記録材に転写された有色トナー(例えば、ブラック(K))と透明トナーとに基づくトナー像を記録材に定着させる。また、テキスト領域の場合、有色トナー(ブラック(K))と、有色トナー(ブラック(K))上に転写された透明トナーと、が記録材上に加熱定着されることになる。
S405において、画像領域が存在しなければ(S405−No)、ここで処理は終了する。例えば、図7(b)に示すように形成すべき領域がテキスト領域のみの場合は処理を終了する。
一方、S405の判定で、画像形成すべき領域に画像領域が存在する場合(S405−Yes)、CPU2001は、搬送機構を制御して、記録材を中間トレイ137に搬送する。
次に、CPU2001は、記録材を搬送する搬送機構を制御して、第1定着がなされた記録材を画像形成手段に再給紙する。そして、CPU2001は、第1定着がなされたトナー像に対して、透明トナーによるトナー像を転写(第2転写)するように画像形成手段を制御する。
すなわち、S406において、CPU2001は、透明トナーの転写のタイミングに合わせて、中間トレイ137にある記録材の給紙を再開するよう搬送機構を制御する。そして、CPU2001は、再給紙された記録材の画像領域に対して透明トナーを転写するために転写制御を実行する。この処理により、図7(a)に示すように、透明トナーがブラック(K)のトナー上に均一に転写される。透明トナーの転写を有色トナーの転写と分けて転写することにより、第1定着によるトナー載り量の制限を受けることなく、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックが転写、定着された有色トナー上に均一の載り量の透明トナーを転写することが可能になる。透明のトナーの載り量は、図7(a)に示すように、定着2回目の載り量限界値を超えない範囲で設定を変えることが可能である。CPU2001は、定着2回目の載り量限界値を超えない範囲で、各画像領域で透明トナーの載り量を均一にするように転写制御を実行する。
S407において、CPU2001は、定着器130を制御して、第2回目の定着(第2定着)処理を行う。すなわち、定着器130は、第2転写がなされた透明トナーに基づくトナー像を記録材に定着される(第2定着)。本処理により、有色トナー上に転写された透明トナーが記録材上に加熱定着されることになる。以上の処理により全ての処理を終了する。
本形態によれば、テキストと判別された領域に対しては、有色トナーと透明トナーを同時に定着させることで、有色トナーと透明トナーにずれが生じることを防ぐことが可能になる。また、画像と判別された領域に対しては、有色トナーと透明トナーを別々に定着させることで、透明トナーの載り量が均一になり、光沢ムラをなくし、均一な光沢効果を実現することが可能になる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図5及び図8の参照により説明する。図5は、第2実施形態に係る画像形成処理の流れを説明するフローチャートであり、本処理は、CPU2001の全体的な制御の下に実行される。第1実施形態で説明した処理と同一の処理(図4)については、同一のステップ番号を付し、重複を避けるため説明を省略する。
テキスト画像を形成する場合においては、記録材にトナーを定着させる時に有色トナーと透明トナーが混じり合い、特にエッジ部において有色トナーが飛び散っているように見えるという問題も生じる。図10(c)は、英文字「L」を黒トナーのみで形成する場合と、黒トナーと透明トナーとの組み合わせで形成する場合と、を例示する図である。黒トナーのみにより形成された英文字「L」10020は文字の輪郭が明確になるが、黒トナーと透明トナーとの組み合わせにより形成される英文字「L」10021の場合、文字の輪郭のシャープネスが低下するという問題も生じる。
第2実施形態では、文字(テキスト)の輪郭のシャープネスの低下を防ぐために、テキスト領域においては透明トナーのエッジ部のデータを削除する。
次に、図5を用いて、第2実施形態に係る画像形成処理の流れを説明する。まず、S501において、CPU2001は、印刷出力する画像について、領域の判別を行う。CPU2001は、画像データを構成する各画素について、画像データに付加されている領域の種類を示す像域情報を参照する。この参照結果に基づき、CPU2001は、イメージを形成する画像領域か、文字を形成するテキスト領域(テキスト領域の内部領域、テキスト領域のエッジ部)か、を判別することが可能である。CPU2001は、領域の種類を識別する情報(像域情報)に基づいて、テキスト領域のエッジ部を判定することができる。
S502において、CPU2001は、S501における判別結果がテキスト領域であるか判定する。テキスト領域でない場合(S502−No)、CPU2001は、処理をS402に進める。一方、S502の判定で、テキスト領域の場合(S502−Yes)、CPU2001は、処理をS503に進め、該当する画素がテキスト領域のエッジ部であるか判定する。
S503の判定で、エッジ部でなければ(S503−No)、CPU2001は、処理をS505に進める。一方、S503の判定で、テキスト領域のエッジ部の場合(S503−Yes)、CPU2001は、処理をS504に進める。
S504において、CPU2001は、画像データからテキスト領域のエッジ部に対応する画像データを削除した画像データを生成し、生成した画像データに基づいて、透明トナーによるトナー像を転写(第1転写)するように画像形成部を制御する。
S505において、CPU2001は、テキスト領域を構成する全画素について、エッジ部であるか否かの判別処理が終了したか判定する。
テキスト領域を構成する全画素について、判別処理が終了していない場合(S505−No)、CPU2001は、処理をS503に戻し、同様の処理を繰り返す。一方、S505の判定で、CPU2001は、テキスト領域を構成する全画素について、判別処理が終了したと判定した場合、処理をS402に進める。
S402〜S407において、CPU2001は、第1実施形態で説明した図4の処理と同様の処理を実行する。
本実施形態によれば、テキスト領域においては透明トナーのエッジ部のデータを削除することで、黒トナー領域よりも透明トナー領域の方が、削除したデータ分小さくなる。これにより、有色トナー(例えば、黒トナー)のテキスト領域に対して透明トナーを載せることによる、有色トナーの飛び散りを防ぎ、文字輪郭のシャープネスの低下を防ぐことが可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図6及び図9の参照により説明する。図6は、第3実施形態に係る画像形成処理の流れを説明するフローチャートであり、本処理は、CPU2001の全体的な制御の下に実行される。第1実施形態で説明した処理と同一の処理(図4)については、同一のステップ番号を付し、重複を避けるため説明を省略する。
S601において、CPU2001は、印刷出力する画像について、領域の判別を行う。CPU2001は、画像を構成する各画素について、画像データに付加されている領域の種類を示す像域情報を参照する。この参照結果に基づき、CPU2001は、イメージを形成する画像領域か、文字を形成するテキスト領域(テキスト領域の内部、テキスト領域のエッジ部)か、を判別することが可能である。
S602において、CPU2001は、S601における判別結果がテキスト領域であるか判定する。テキスト領域でない場合(S602−No)、CPU2001は、処理をS402に進める。一方、S602の判定で、テキスト領域の場合(S602−Yes)、CPU2001は、処理をS603に進め、該当する画素がテキスト領域を構成するエッジ部であるか判定する。
S603において、エッジ部でなければ(S603−No)、CPU2001は、処理をS607に進める。一方、S603の判定で、テキスト領域を構成するエッジ部の場合(S603−Yes)、CPU2001は、処理をS604に進める。
S604において、CPU2001は、図9に示すユーザインターフェース画面を、操作部2006に表示制御する。CPU2001とユーザインターフェース画面は、エッジ部を光沢優先で仕上げるか、文字優先で仕上げるかの選択を受け付ける受付手段として機能することが可能である。このユーザインターフェース画面を介して、ユーザは、テキスト領域の処理を光沢優先で処理(光沢優先901)するか、文字の輪郭のシャープネスを優先して処理(文字優先902)するかを選択することが可能である。
S604において、CPU2001は、光沢優先が選択されていると判定する場合(S604−Yes)、処理をS607に進める。一方、光沢優先が選択されていない場合(S604−No)、CPU2001は、処理をS605に進めて、文字優先が選択されているか判定する。
S605において、CPU2001は、文字優先が選択されていると判定する場合(S605−Yes)、処理をS606に進める。
S606において、CPU2001は、画像データからエッジ部に対応する画像データを削除した画像データを生成し、生成した画像データに基づいて、透明トナーによるトナー像を転写(第2転写)するように画像形成部を制御する。
S607において、CPU2001は、テキスト領域を構成する全画素について、エッジ部における仕上げの優先順位(光沢優先で仕上げるか、あるいは文字優先で仕上げるか)の設定が終了したか判定する。
テキスト領域を構成する全画素について、エッジ部における優先順位(光沢優先、あるいは文字優先)の設定が終了していない場合(S607−No)、CPU2001は、処理をS603に戻し、同様の処理を繰り返す。一方、S607の判定で、CPU2001は、テキスト領域を構成する全画素について、エッジ部における優先順位(光沢優先、あるいは文字優先)の設定が終了したと判定した場合、処理をS402に進める。
S402〜S407において、CPU2001は、第1実施形態で説明した図4の処理と同様の処理を実行する。
本実施形態に拠れば、光沢優先が選択された場合、テキスト領域におけるエッジ部において透明トナーのデータを削除しないため、光沢の均一性が保たれた画像形成が可能になる。
あるいは、文字優先が選択された場合、テキスト領域においては透明トナーのエッジ部のデータを削除することで、黒トナー領域よりも透明トナー領域の方が、削除したデータ分小さくなる。これにより、黒トナーのテキスト領域に対して透明トナーを載せることによる、黒トナーの飛び散りを防ぎ、文字輪郭のシャープネスの低下を防ぐことが可能となる。
(他の実施形態)
なお、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録したコンピュータ可読の記憶媒体を、システムあるいは装置に供給することによっても、達成されることは言うまでもない。また、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される。また、プログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施形態にかかる画像形成システムの全体的な構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置の概略的な機能構成を説明するブロック図である。 本発明の実施形態にかかる画像形成装置の構成を説明する図である。 課題を説明する図 有色トナーと透明トナーを用いた第1実施形態にかかる画像形成装置の制御の流れを説明する図である。 有色トナーと透明トナーを用いた第2実施形態にかかる画像形成装置の制御の流れを説明する図である。 有色トナーと透明トナーを用いた第3実施形態にかかる画像形成装置の制御の流れを説明する図である。 第2実施形態にかかる画像形成を説明する図である。 第3実施形態にかかる画像形成を説明する図である。 従来技術の画像形成において、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、透明トナーの載り量制御を模式的に示す図である。
符号の説明
130 定着器
2001 CPU
2002 RAM
2003 ROM
2030 画像変換部

Claims (10)

  1. 有色トナーと透明トナーとを用いた画像形成が可能な画像形成手段を有する画像形成装置であって、
    画像データを構成する各画素について、画像領域を構成する画素か、テキスト領域を構成する画素かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記画像データを構成する画素が、画像領域を構成する画素と判定されると、前記画像領域に対して前記有色トナーを記録材に転写し、定着手段に定着させ、再度給紙させた該記録材に前記透明トナーを転写し、前記定着手段に再度定着させて画像形成するように前記画像形成手段を制御し、前記判別手段により前記画像データを構成する画素が、テキスト領域を構成する画素と判定されると、前記テキスト領域に対して前記有色トナーと前記透明トナーを記録材に転写し、前記定着手段に定着させて画像形成するよう前記画像形成手段を制御する制御手段と
    備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判別手段は、前記テキスト領域のエッジ部を判定し、
    前記制御手段は、前記判別手段の判別結果に基づき前記画像データから前記エッジ部に対応する画像データを削除した画像データを生成し、当該生成した画像データに基づいて、透明トナーによるトナー像を転写するように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 前記エッジ部を光沢優先で仕上げるか、文字優先で仕上げるかの選択を受け付ける受付手段を更に備え、
    前記受付手段により文字優先による仕上げが選択された場合に、前記制御手段は、前記画像データから前記エッジ部に対応する画像データを削除した画像データを生成し、当該生成した画像データに基づいて、透明トナーによるトナー像を転写するように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 前記受付手段により光沢優先による仕上げが選択された場合に、前記制御手段は、前記画像データから前記エッジ部に対応する画像データを削除せずに透明トナーによるトナー像を転写するように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 有色トナーと透明トナーとを用いた画像形成が可能な画像形成手段を有する画像形成装置の制御方法であって、
    判別手段が、画像データを構成する各画素について、画像領域を構成する画素か、テキスト領域を構成する画素かを判別する判別工程と、
    制御手段が、前記判別工程の判別結果により前記画像データを構成する画素が、画像領域を構成する画素と判定されると、前記画像領域に対して前記有色トナーを記録材に転写し、定着手段に定着させ、再度給紙させた該記録材に前記透明トナーを転写し、前記定着手段に再度定着させて画像形成するように前記画像形成手段を制御し、前記判別工程の判別結果により前記画像データを構成する画素が、テキスト領域を構成する画素と判定されると、前記テキスト領域に対して前記有色トナーと前記透明トナーを記録材に転写し、前記定着手段に定着させて画像形成するよう前記画像形成手段を制御する制御工程と
    備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  6. 前記判別工程では、前記テキスト領域のエッジ部を判定し、
    前記制御工程では、前記判別工程での判別結果に基づき前記画像データから前記エッジ部に対応する画像データを削除した画像データを生成し、当該生成した画像データに基づいて、透明トナーによるトナー像を転写するように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  7. 受付手段が、前記エッジ部を光沢優先で仕上げるか、文字優先で仕上げるかの選択を受け付ける受付工程を更に備え、
    前記受付工程により文字優先による仕上げが選択された場合に、前記制御工程は、前記画像データから前記エッジ部に対応する画像データを削除した画像データを生成し、当該生成した画像データに基づいて、透明トナーによるトナー像を転写するように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  8. 前記受付工程により光沢優先による仕上げが選択された場合に、前記制御工程は、前記画像データから前記エッジ部に対応する画像データを削除せずに透明トナーによるトナー像を転写するように前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置の制御方法。
  9. 請求項乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置の制御方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. 請求項に記載のプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読の記憶媒体。
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