JP5112906B2 - 蓄電池駆動用直流電圧変換器、及び蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法 - Google Patents

蓄電池駆動用直流電圧変換器、及び蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、蓄電池駆動用直流電圧変換器、及び蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法に関するものである。
蓄電池(バッテリー)の充電および放電を行うための回路として、直流電圧変換器(いわゆる昇圧コンバータ、降圧コンバータ、または昇降圧コンバータ)が多く用いられている。例えば一般的な昇圧コンバータは、トランジスタ等のスイッチング素子と、該スイッチング素子と蓄電池との間に接続されたインダクタンス素子とによって構成されており、所望の変換比率に応じてデューティ比が調整されたパルス幅変調信号(以下、PWM信号)をスイッチング素子の制御端子(ベース端子等)に入力することによって、蓄電池と負荷との間の直流電圧変換を任意の比率で行うことができる。
なお、特許文献1には、このような構成を含む昇降圧コンバータが記載されている。
特開平7−115730号公報
ここで、スイッチング素子のPWM制御を行うことによって任意の変換比率を得る直流電圧変換器においては、三角波比較方式が一般に用いられている。図4は、三角波比較方式による信号変化を説明するための図である。図4(a)は、キャリア三角波(Z1)および指令値(Z2)の信号波形を示しており、図4(b)は、キャリア三角波Z1と指令値Z2との比較によって生成されたPWM信号の信号波形を示している。また、図4(c)は、図4(b)に示したPWM信号がスイッチング素子に入力された場合にインダクタンス素子を流れる電流の波形を示しており、PWM信号がオン状態(すなわちスイッチング素子が導通状態)のときには該電流は次第に増加し、PWM信号がオフ状態(すなわちスイッチング素子が非導通状態)のときには該電流は次第に減少する。また、図4(d)は、インダクタンス素子を流れる電流(図4(c))の大きさをフィードバックしてPWM信号のデューティ比を制御する際に、インダクタンス素子を流れる電流のサンプリングを行うタイミングTを示すトリガ信号の波形を示している。
図4に示されるように、従来の直流電圧変換器では、インダクタンス素子を流れる電流のサンプリングを行うタイミングT(図4(d)参照)として、キャリア三角波Z1(図4(a))が谷となるタイミング(すなわちキャリア三角波Z1が最小値となるタイミング)が一般的に採用される。キャリア三角波Z1が谷となるタイミングでは、電流に含まれるスイッチングノイズが充分に小さいと考えられるからである。しかしながら、このような方式では、PWM信号のデューティ比を小さくしようとする場合に以下の問題が生じる。
図5は、PWM信号のデューティ比を小さくした場合における信号変化の様子を示している。なお、図4と同様、図5(a)はキャリア三角波(Z1)および指令値(Z2)の信号波形を示しており、図5(b)はPWM信号の信号波形を示している。また、図5(c)はインダクタンス素子を流れる電流の波形を示しており、図5(d)は電流検出タイミングTを示すトリガ信号の波形を示している。上記方式では、PWM信号(図5(b))のデューティ比が極めて小さくなった場合、図5(c)に示すように、インダクタンス素子を流れる電流の増加期間が極めて短くなる。したがって、電流のピークも低くなり、電流の減少期間に入ると暫くして電流値がゼロとなってしまう。このため、タイミングTにおいて電流値がゼロとなる場合が生じてしまい、正確な電流値を検出することが困難となる。また、このような問題点を解決するために、例えばインダクタンス素子を流れる電流を検出するためのカレントトランス等からの出力信号を平滑化することも考えられるが、平滑化によって時間遅れが発生するので、デューティ比を制御する際の応答性が損なわれるという新たな問題が生じてしまう。
本発明は、上記した問題点を鑑みてなされたものであり、PWM制御におけるデューティ比を小さくしようとする場合においても、インダクタンス素子を流れる電流量を、応答性を保ちつつ正確に検出できる蓄電池駆動用直流電圧変換器、及び蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法を提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明による蓄電池駆動用直流電圧変換器は、蓄電池と、蓄電池に接続されたインダクタンス素子と、インダクタンス素子に接続されたスイッチング素子とを備え、蓄電池の充電および放電のうち少なくとも一方を行う直流電圧変換器であって、パルス幅変調信号をスイッチング素子の制御端子に提供する制御部を更に備え、制御部が、インダクタンス素子を流れる電流量に応じた電流量信号を生成する電流計測手段と、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号を発生するキャリア信号発生手段と、キャリア信号を利用したキャリア比較方式により、電流量信号が指令値に近づくようにデューティ比が調整されたパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段とを有し、電流計測手段が、パルス幅変調信号がオフ状態となる時点もしくはその直前におけるピーク付近の電流量に応じた電流量信号を生成することを特徴とする。
前述した課題を解決するために、本発明者らは、インダクタンス素子を流れる電流を検出する際に、PWM信号がオン状態となる期間が終了するタイミング(すなわち、図5(c)において電流がピーク付近となるタイミング)で該電流をサンプリングすることにより、デューティ比を小さくした場合においてもインダクタンス素子を流れる電流を好適に検出できると考えた。しかしながら、従来の変換器において採用されている三角波比較方式では、デューティ比が変化すると、PWM信号のオン期間の終了タイミングがキャリア三角波の位相に対して変動してしまうので、該タイミングを示すトリガ信号を生成するためには極めて複雑な回路が別途必要となる。
そこで、本発明による蓄電池駆動用電流電圧変換器においては、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号がキャリア信号発生手段により生成され、パルス幅変調信号生成手段において、このキャリア信号を利用したキャリア比較方式によりパルス幅変調信号が生成される。このように、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号が用いられることにより、PWM信号がオン状態となる期間が終了するタイミングとキャリア信号の位相との関係はデューティ比が変化しても変動しないので、インダクタンス素子を流れる電流を検出する際に、該電流がピーク付近となるタイミングで好適にサンプリングすることが可能となる。そして、電流計測手段が、インダクタンス素子を流れる電流量に応じた電流量信号を生成する際に、パルス幅変調信号がオフ状態となる時点もしくはその直前、すなわち該電流量がピーク付近となるタイミングで電流量をサンプリングすることにより、デューティ比を小さくした場合においてもインダクタンス素子を流れる電流を好適に検出することができる。また、カレントトランス等からの出力信号を平滑化する方式と比較して時間遅れを抑えることができるので、デューティ比を制御する際の応答性の低下を抑制できる。このように、本発明による蓄電池駆動用電流電圧変換器によれば、PWM制御におけるデューティ比を小さくしようとする場合においても、インダクタンス素子を流れる電流量を、応答性を保ちつつ正確に検出することができる。
また、蓄電池駆動用直流電圧変換器は、電流計測手段が、電流量に応じたアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器を有しており、電流量信号をディジタル信号に基づいて生成するとともに、アナログ/ディジタル変換器の変換開始タイミングはキャリア信号に基づいて生成されることを特徴としてもよい。このように、キャリア発生手段が発生させるキャリア信号をアナログ/ディジタル変換のタイミング信号として利用することにより、タイミング信号を発生させるための手段を別に設ける必要がなく、回路を小さく簡素にできる。
また、蓄電池駆動用直流電圧変換器は、パルス幅変調信号がオフ状態となるタイミングと、電流量信号を生成するための電流量を取得するタイミングとの時間差が、アナログ/ディジタル変換器が変換に要する時間以下であることを特徴としてもよい。これにより、インダクタンス素子を流れる電流量がピーク付近となるタイミングで該電流量を好適に検出できる。
また、蓄電池駆動用直流電圧変換器は、電流計測手段が、ディジタル信号の実効値を求めることにより電流量信号を生成する電流演算手段を更に有することを特徴としてもよい。これにより、ディジタル変換後の信号に基づいて電流量信号を好適に生成できる。この場合、パルス幅変調信号生成手段は、電流量信号と指令値との偏差に基づくPI制御によってパルス幅変調信号のデューティ比を調整するとよい。なお、ピーク電流を示すディジタル信号を用いてそのままフィードバック制御を行ってもよいが、電流制御をフィードバックで行う場合、電流実効値又は平均値を用いるとインダクタンス素子に流れる電流を長時間制御する場合の制御性能を高めることができる。このように、上記した蓄電池駆動用直流電圧変換器は、ピーク付近で電流を検出しても実効値に変換してフィードバックできる。
また、本発明による蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法は、蓄電池と、蓄電池に接続されたインダクタンス素子と、インダクタンス素子に接続されておりパルス幅変調信号により制御されるスイッチング素子とを備え、蓄電池の充電および放電のうち少なくとも一方を行う直流電圧変換器を制御する方法であって、パルス幅変調信号がオフ状態となる時点もしくはその直前における、インダクタンス素子を流れるピーク付近の電流量に応じた電流量信号を生成し、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号を利用したキャリア比較方式により、電流量信号が指令値に近づくようにパルス幅変調信号のデューティ比を調整することを特徴とする。
この蓄電池駆動用電流電圧変換器の制御方法においては、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号を利用したキャリア比較方式によりパルス幅変調信号が生成される。鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号が用いられることにより、前述したようにインダクタンス素子を流れる電流がピーク付近となるタイミングで該電流を好適にサンプリングすることが可能となる。そして、パルス幅変調信号がオフ状態となる時点もしくはその直前、すなわちインダクタンス素子を流れる電流量がピーク付近となるタイミングで該電流量をサンプリングして電流量信号を生成することにより、デューティ比を小さくした場合においてもインダクタンス素子を流れる電流を好適に検出することができる。また、カレントトランス等からの出力信号を平滑化する方法と比較して時間遅れを抑えることができるので、デューティ比を制御する際の応答性の低下を抑制できる。このように、本発明による蓄電池駆動用電流電圧変換器の制御方法によれば、PWM制御におけるデューティ比を小さくしようとする場合においても、インダクタンス素子を流れる電流量を、応答性を保ちつつ正確に検出することができる。
また、蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法は、直流電圧変換器が、電流量に応じたアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器を更に備え、電流量信号をディジタル信号に基づいて生成するとともに、アナログ/ディジタル変換器の変換開始タイミングをキャリア信号に基づいて生成することを特徴としてもよい。このように、キャリア信号をアナログ/ディジタル変換のタイミング信号として利用することにより、タイミング信号を発生させるための手段を別途設ける必要がなく、回路を小さく簡素にできる。
また、蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法は、パルス幅変調信号がオフ状態となるタイミングと、電流量信号を生成するための電流量を取得するタイミングとの時間差が、アナログ/ディジタル変換器が変換に要する時間以下であることを特徴としてもよい。これにより、インダクタンス素子を流れる電流量がピーク付近となるタイミングで該電流量を好適に検出できる。
また、蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法は、ディジタル信号の実効値を求めることにより電流量信号を生成することを特徴としてもよい。これにより、ディジタル変換後の信号に基づいて電流量信号を好適に生成できる。この場合、電流量信号と指令値との偏差に基づくPI制御によってパルス幅変調信号のデューティ比を調整するとよい。
本発明に係る蓄電池駆動用直流電圧変換器、および蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法によれば、PWM制御におけるデューティ比を小さくしようとする場合においても、インダクタンス素子を流れる電流量を、応答性を保ちつつ正確に検出できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明による蓄電池駆動用直流電圧変換器、および蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法の実施の形態を詳細に説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明に係る蓄電池駆動用直流電圧変換器の一実施形態として、昇降圧コンバータ回路1の構成を示す回路図である。本実施形態の昇降圧コンバータ回路1は、蓄電池Bの充電および放電を行うための直流電圧変換器であって、例えばバッテリー駆動装置や、或いはバッテリーフォークリフト、無人搬送車(AGV:Automated Guided Vehicle)といったバッテリー駆動車に搭載される。昇降圧コンバータ回路1は、トランジスタ2と、ダイオード(整流素子)3と、直流リアクトル(DCL)4と、ダイオード(整流素子)5と、制御部6と、一対の入出力端7及び8と、トランジスタ11と、制御部12とを備えており、蓄電池Bから放電される直流電力を電圧変換して一対の入出力端7及び8へ出力するとともに、一対の入出力端7及び8から入力された直流電力を電圧変換して蓄電池Bに充電する。
トランジスタ2及び11は、本実施形態におけるスイッチング素子である。トランジスタ2及び11は、例えば絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT:Insulated Gate Bipolar Transistor)やインテリジェント・パワーモジュール(IPM)によって構成され、制御端子(ゲート)および一対の電流端子(エミッタ及びコレクタ)を有している。トランジスタ2の制御端子は制御部6と電気的に接続されており、トランジスタ11の制御端子は制御部12と電気的に接続されている。また、トランジスタ2の一対の電流端子は蓄電池Bと電気的に接続されている。トランジスタ11の一対の電流端子のうちの一方(エミッタ)は、トランジスタ2の電流端子(コレクタ)および蓄電池Bと電気的に接続されており、他方(コレクタ)は入出力端7と電気的に接続されている。
ダイオード3は、トランジスタ2と並列に且つ逆方向に接続されている。具体的には、トランジスタ2の一方の電流端子であるコレクタとダイオード3のカソードとが接続されており、トランジスタ2の他方の電流端子であるエミッタとダイオード3のアノードとが接続されている。ダイオード3は、昇降圧コンバータ回路1が降圧動作を行う際(すなわち蓄電池Bを充電する際)に、直流リアクトル4と蓄電池Bとの間で閉ループを構成する。
直流リアクトル4は、本実施形態におけるインダクタンス素子である。直流リアクトル4は、トランジスタ2及び11それぞれの一方の電流端子と蓄電池Bとの間に接続されている。具体的には、直流リアクトル4の一端とトランジスタ2のコレクタ及びトランジスタ11のエミッタとが接続され、直流リアクトル4の他端と蓄電池Bの正電圧端子とが接続されている。なお、蓄電池Bの負電圧端子は、トランジスタ2のエミッタと直接接続されており、また、入出力端8に接続されている。
ダイオード5は、トランジスタ11と並列に且つ逆方向に接続されている。具体的には、トランジスタ11の一方の電流端子(コレクタ)とダイオード5のカソードとが接続されており、トランジスタ11の他方の電流端子(エミッタ)とダイオード5のアノードとが接続されている。ダイオード5は、昇降圧コンバータ回路1が昇圧動作を行う際(すなわち蓄電池Bを放電する際)に、入出力端7からトランジスタ2へ電流が流れることを防ぐ。
制御部6は、昇降圧コンバータ回路1が昇圧動作を行う際に、パルス幅変調(PWM)信号をトランジスタ2の制御端子(ゲート)に提供するための回路である。また、制御部12は、昇降圧コンバータ回路1が降圧動作を行う際に、パルス幅変調(PWM)信号をトランジスタ11の制御端子(ゲート)に提供するための回路である。なお、制御部6及び12の構成は互いに同様なので、以下の説明では制御部6の構成について主に説明する。
制御部6は、直流リアクトル4を流れる電流Irの大きさが或る値(指令値)に近づくように、PWM信号のデューティ比を調整する。本実施形態の制御部6は、カレントトランス60と、電流検出回路61と、キャリア信号発生回路62と、PWM信号生成回路63とを有している。なお、カレントトランス60および電流検出回路61は、本実施形態における電流計測手段を構成する。また、キャリア信号発生回路62は本実施形態におけるキャリア信号発生手段を構成し、PWM信号生成回路63は本実施形態におけるパルス幅変調信号生成手段を構成する。
カレントトランス60は、直流リアクトル4を流れる電流Irを計測するために、トランジスタ2及びダイオード5の接続点と直流リアクトル4の一端とを接続する配線に設けられている。カレントトランス60は、直流リアクトル4を流れる電流Irの大きさ(電流量)を示す電気的な信号Sa(電流信号または電圧信号)を生成し、この信号Saを電流検出回路61へ提供する。なお、この信号Saはアナログ信号であり、後述するPWM信号Spの状態とは関係なく常に電流検出回路61へ提供される。
電流検出回路61は、直流リアクトル4を流れる電流Irの大きさに応じた電流量信号Siを生成する。電流検出回路61は、電流Irの大きさを示すアナログ信号である信号Saをディジタル信号に変換するためのアナログ/ディジタル変換器(以下、A/D変換器)を有しており、このディジタル信号に基づいて電流量信号Siを生成する。すなわち、電流検出回路61は、該ディジタル信号に所定の処理演算を施すことにより電流量信号Siを生成する。
キャリア信号発生回路62は、PWM信号生成回路63においてキャリア比較方式によりPWM信号Spを生成するためのキャリア信号Scを発生する。キャリア信号発生回路62は、キャリア信号Scとして、従来の三角波ではなく鋸刃状の信号波形を有する信号を生成する。ここで、鋸刃状の信号波形とは、周期的に立ち上がり期間及び立ち下がり期間が交互に繰り返される波形であって、立ち上がり期間及び立ち下がり期間のうち一方の期間においては時間に比例して信号値が変化し、他方の期間においては信号値が一瞬のうちに(或いは、極めて短時間に)変化するような波形をいう。
PWM信号生成回路63は、キャリア信号Scを利用したキャリア比較方式によりPWM信号Spを生成する。本実施形態のPWM信号生成回路63は、指令値を示す指令信号Sdと電流量信号Siとの差を演算し、この差がゼロに近づくように(すなわち、電流量信号Siが指令信号Sdに近づくように)PWM信号Spのデューティ比を調整する。
本実施形態の制御部6の構成の具体例について更に説明する。図2は、制御部6の具体的回路構成を示す図である。図2に示す回路において、電流検出回路61は、A/D変換器61aと、電流演算部61bと、比較器61cと、閾値生成部61dとを含んで構成されている。
A/D変換器61aは、カレントトランス60から提供された信号Saに対しA/D変換を行い、直流リアクトル4を流れる電流Ir(図1参照)の大きさを示すディジタル信号Sbを生成する。A/D変換器61aは、比較器61cから提供されるトリガ信号(変換開始信号)Stに従い、PWM信号Spがオフ状態となる時点もしくはその直前における信号Saをサンプリングし保持した上で、ディジタル信号Sbを生成する。
電流演算部61bは、ディジタル信号Sbに基づいて電流量信号Siを生成するための演算手段である。電流演算部61bは、ディジタル信号Sbによって示される電流Ir(図1参照)の大きさの実効値を求めることにより、電流量信号Siを生成する。ディジタル信号Sbの値は不連続的に変化するため、このようにディジタル信号Sbの実効値を求めることによって、電流量信号Siを好適に生成できる。
比較器61cは、トリガ信号Stを生成する。トリガ信号Stは、A/D変換器61aが信号Saをサンプリングするタイミングを示す信号である。比較器61cは、キャリア信号発生回路62から提供された鋸刃状波形のキャリア信号Scと、閾値生成部61dから提供された閾値電圧Vthとを比較し、例えばキャリア信号Scが閾値電圧Vthを超えたときにトリガ信号Stを立ち上げる。
また、図2に示す回路において、PWM信号生成回路63は、減算器63aと、PI制御部63bと、比較器63cと、PWM信号発生部63dとを含んで構成されている。
減算器63aは、指令信号Sdと電流量信号Siとの差分を演算する。PI制御部63bは、減算器63aから指令信号Sdと電流量信号Siとの差分を示す信号を入力し、PI(比例・積分)制御のためのフィードバック値を算出する。PI制御部63bは、このフィードバック値を示す信号Sfを、比較器63cへ提供する。
比較器63cは、信号Sfと、キャリア信号発生回路62から提供されたキャリア信号Scとを比較することにより、PWM信号Spの波形を示す信号を生成する(キャリア比較方式)。比較器63cから出力された信号は、PWM信号発生部63dによって増幅(バッファリング)され、PWM信号Spとしてトランジスタ2の制御端子へ提供される。
図3は、本実施形態の昇降圧コンバータ回路1における(a)キャリア信号Scおよび信号Sf、(b)PWM信号Sp、(c)電流Ir、および(d)トリガ信号Stの各時間波形を示す図である。本実施形態におけるキャリア信号Scは、例えば図3(a)に示すように、立ち上がり期間においては時間に比例して信号値が増加し、信号値が極大値となった直後に極小値へ変化するような鋸刃状の時間波形を有する。そして、このキャリア信号Scと信号Sfとが比較器63cにおいて比較され、キャリア信号Scが信号Sfより大きい場合にPWM信号Spとしてハイレベルの信号が出力され、キャリア信号Scが信号Sfより小さい場合にPWM信号Spとしてローレベルの信号が出力される(図3(b))。
図3(b)に示すPWM信号Spがトランジスタ2の制御端子に入力されると、直流リアクトル4を流れる電流Irは、図3(c)に示すようにPWM信号Spがオン状態(すなわちトランジスタ2が導通状態)のときには次第に増加し、PWM信号Spがオフ状態(すなわちトランジスタ2が非導通状態)のときには次第に減少する。
また、図3(d)に示すように、トリガ信号Stは、PWM信号Spがオン状態からオフ状態へ立ち下がる時点、もしくはその直前にハイレベルへ立ち上がる。したがって、A/D変換器61aにおいて、カレントトランス60から提供される信号Saからディジタル信号Sbへの変換はこのタイミングで開始され、これにより電流量信号Siが生成される。なお、このため、比較器61c(図2参照)に入力される閾値電圧Vthは、キャリア信号Scのピーク電圧が600[V]である場合、例えば595[V]以上の電圧値に設定される。
本実施形態の昇降圧コンバータ回路1およびその制御方法による効果について説明する。昇降圧コンバータ回路1およびその制御方法においては、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号Scがキャリア信号発生回路62により生成され、PWM信号生成回路63において、このキャリア信号Scを利用したキャリア比較方式によりPWM信号Spが生成される。このように、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号Scが用いられることにより、PWM信号Spがオン状態となる期間が終了するタイミングとキャリア信号Scの位相との関係は、PWM信号Spのデューティ比が変化しても変動しない。したがって、直流リアクトル4を流れる電流Irを検出する際に、電流Irがピーク付近となるタイミング(図3(c)のA部分)で好適にサンプリングすることが可能となる。
そして、電流検出回路61が、直流リアクトル4を流れる電流Irの大きさに応じた電流量信号Siを生成する際に、PWM信号Spがオフ状態となる時点もしくはその直前、すなわち電流Irの大きさがピーク付近となるタイミングで電流Irをサンプリングすることにより、PWM信号Spのデューティ比を小さくした場合においても直流リアクトル4を流れる電流を好適に検出することができる。また、カレントトランス等からの出力信号を平滑化する方式と比較して時間遅れを抑えることができるので、デューティ比を制御する際の応答性の低下を抑制できる。このように、本実施形態の昇降圧コンバータ回路1およびその制御方法によれば、PWM信号Spのデューティ比を小さくしようとする場合においても、直流リアクトル4を流れる電流Irの電流量を、応答性を保ちつつ正確に検出することができる。
さらに、本実施形態の昇降圧コンバータ回路1およびその制御方法においては、電流Irのピーク値を検出できるので、IGBTやIPMからなるトランジスタ2の過電流保護を併せて行うことができる。
また、本実施形態のように、電流検出回路61が、電流Irの電流量に応じたアナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器61aを有し、電流量信号Siをディジタル信号に基づいて生成する場合、A/D変換器61aの変換開始タイミングはキャリア信号Scに基づいて生成されることが好ましい。このように、キャリア信号ScをA/D変換のタイミング信号として利用することにより、タイミング信号を発生させるための手段を別に設ける必要がなく、回路を小さく簡素にできる。
また、PWM信号Spがオン状態からオフ状態へ立ち下がる直前に上記変換動作を開始させる場合、PWM信号Spがオフ状態となるタイミングと、トリガ信号Stが立ち上がるタイミング(すなわち電流Irの電流量を取得するタイミング)との時間差は、A/D変換器61aが変換に要する時間以下とされるとよい。これにより、直流リアクトル4を流れる電流Irの大きさがピーク付近となるタイミングで該電流量を好適に検出できる。
また、本実施形態のように、電流検出回路61は、ディジタル信号Sbの実効値を求めることにより電流量信号Siを生成することが好ましい。これにより、ディジタル変換後の信号Sbに基づいて電流量信号Siを好適に生成できる。なお、上述したように、電流検出回路61において検出される電流値は、電流Irのピーク値となる。この電流値より、電流Irの実効値を以下のようにして求めることができる。まず、ピーク電流値については以下の式(1)が成り立つ。
[ピーク電流値]=[ベース電流値]+Ton(Vout−Vin)/LR …(1)
ここで、Tonはトランジスタ2のオン時間、Voutは出力電圧、Vinは入力電圧、LRは直流リアクトル4の抵抗値、[ベース電流値]はトランジスタ2のオフ電流の値である。したがって、ベース電流値は、(1)式を変形して以下の式(2)により求められる。
[ベース電流値]=[ピーク電流値]−Ton(Vout−Vin)/LR …(2)
(2)式において、Ton、Vout、Vin、及びLRは予め知ることができ、また電流検出回路61により[ピーク電流値]が求められるので、この(2)式より[ベース電流値]を求めることができる。
そして、電流Irの実効値は以下の式(3)により求められる。
[Irの実効値]=[ベース電流値]+{Ton(Vout−Vin)/LR}/2 …(3)
この(3)式からわかるように、電流Irの実効値は、ピーク電流値よりも小さくなる。
本発明による蓄電池駆動用直流電圧変換器、及び蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法は、上記した実施形態に限られるものではなく、他に様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態ではスイッチング素子としてトランジスタを例示したが、スイッチング素子としては、制御端子への信号入力によって一対の電流端子間の導通が制御されるものであればこれ以外にも様々なものを使用できる。また、上記実施形態ではインダクタンス素子として直流リアクトルを例示したが、インダクタンスを有する素子であれば他のものでもよい。
また、上記実施形態では直流電圧変換器の一例として昇降圧コンバータを例示したが、本発明は、少なくとも一つのスイッチング素子およびインダクタンス素子を備える降圧コンバータ或いは昇圧コンバータにも適用可能である。すなわち、本発明は、上記実施形態においてトランジスタ2及び制御部6が省略された構成や、トランジスタ5及び制御部12が省略された構成においても、前述した効果を好適に奏することができる。
本発明に係る蓄電池駆動用直流電圧変換器の一実施形態として、昇降圧コンバータ回路の構成を示す回路図である。 制御部の具体的回路構成を示す図である。 本実施形態の昇降圧コンバータ回路における(a)キャリア信号Scおよび信号Sf、(b)PWM信号Sp、(c)電流Ir、および(d)トリガ信号Stの各時間波形を示す図である。 従来の三角波比較方式による信号変化を説明するための図である。(a)は、キャリア三角波(Z1)および指令値(Z2)の信号波形を示しており、(b)は、キャリア三角波Z1と指令値Z2との比較によって生成されたPWM信号の信号波形を示している。(c)は、(b)に示したPWM信号がスイッチング素子に入力された場合にインダクタンス素子を流れる電流の波形を示している。(d)は、インダクタンス素子を流れる電流の大きさをフィードバックしてPWM信号のデューティ比を制御する際に、インダクタンス素子を流れる電流のサンプリングを行うタイミングTを示すトリガ信号の波形を示している。 従来の三角波比較方式における、(a)はキャリア三角波(Z1)および指令値(Z2)の信号波形を示しており、(b)はPWM信号の信号波形を示している。(c)はインダクタンス素子を流れる電流の波形を示しており、(d)は電流検出タイミングTを示すトリガ信号の波形を示している。
符号の説明
1…昇降圧コンバータ回路、2,11…トランジスタ、3,5…ダイオード、4…直流リアクトル、6,12…制御部、7,8…入出力端、60…カレントトランス、61…電流検出回路、61a…A/D変換器、61b…電流演算部、61c…比較器、61d…閾値生成部、62…キャリア信号発生回路、63…PWM信号生成回路、63a…減算器、63b…制御部、63c…比較器、63d…PWM信号発生部、B…蓄電池、Sc…キャリア信号、Si…電流量信号、Sp…PWM信号、St…トリガ信号。

Claims (6)

  1. 蓄電池と、
    前記蓄電池に接続されたインダクタンス素子と、
    前記インダクタンス素子に接続されたスイッチング素子と
    を備え、前記蓄電池の充電および放電のうち少なくとも一方を行う直流電圧変換器であって、
    パルス幅変調信号を前記スイッチング素子の制御端子に提供する制御部を更に備え、
    前記制御部が、
    前記インダクタンス素子を流れる電流量に応じた電流量信号を生成する電流計測手段と、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号を発生するキャリア信号発生手段と、前記キャリア信号を利用したキャリア比較方式により、前記電流量信号が指令値に近づくようにデューティ比が調整された前記パルス幅変調信号を生成するパルス幅変調信号生成手段とを有し、
    前記電流計測手段が、前記パルス幅変調信号がオフ状態となる時点もしくはその直前におけるピーク付近の前記電流量に応じた前記電流量信号を生成し、
    前記電流計測手段が、前記電流量に応じたアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器を有しており、前記電流量信号を前記ディジタル信号に基づいて生成するとともに、前記アナログ/ディジタル変換器の変換開始タイミングは前記キャリア信号に基づいて生成され、
    前記パルス幅変調信号がオフ状態となるタイミングと、前記電流量信号を生成するための前記電流量を取得するタイミングとの時間差が、前記アナログ/ディジタル変換器が変換に要する時間以下であることを特徴とする蓄電池駆動用直流電圧変換器
  2. 前記電流計測手段が、前記ディジタル信号の実効値を求めることにより前記電流量信号を生成する電流演算手段を更に有することを特徴とする、請求項1に記載の蓄電池駆動用直流電圧変換器
  3. 前記パルス幅変調信号生成手段が、前記電流量信号と前記指令値との偏差に基づくPI制御によって前記パルス幅変調信号のデューティ比を調整することを特徴とする、請求項2に記載の蓄電池駆動用直流電圧変換器
  4. 蓄電池と、前記蓄電池に接続されたインダクタンス素子と、前記インダクタンス素子に接続されておりパルス幅変調信号により制御されるスイッチング素子とを備え、前記蓄電池の充電および放電のうち少なくとも一方を行う直流電圧変換器を制御する方法であって、
    前記パルス幅変調信号がオフ状態となる時点もしくはその直前における、前記インダクタンス素子を流れるピーク付近の電流量に応じた電流量信号を生成し、鋸刃状の信号波形を有するキャリア信号を利用したキャリア比較方式により、前記電流量信号が指令値に近づくように前記パルス幅変調信号のデューティ比を調し、
    前記直流電圧変換器が、前記電流量に応じたアナログ信号をディジタル信号に変換するアナログ/ディジタル変換器を更に備え、前記電流量信号を前記ディジタル信号に基づいて生成するとともに、前記アナログ/ディジタル変換器の変換開始タイミングを前記キャリア信号に基づいて生成し、
    前記パルス幅変調信号がオフ状態となるタイミングと、前記電流量信号を生成するための前記電流量を取得するタイミングとの時間差が、前記アナログ/ディジタル変換器が変換に要する時間以下であることを特徴とする蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法
  5. 前記ディジタル信号の実効値を求めることにより前記電流量信号を生成することを特徴とする、請求項4に記載の蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法
  6. 前記電流量信号と前記指令値との偏差に基づくPI制御によって前記パルス幅変調信号のデューティ比を調整することを特徴とする、請求項5に記載の蓄電池駆動用直流電圧変換器の制御方法
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