JP5112394B2 - 医療情報システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、医療機関、地域、場所、状況に制限されることなく患者が適切な医療行為を受けることができ、また、医師が各患者に適切な医療行為を行うことを可能とする医療情報システム及びプログラムに関する。
現在、個人の病歴や個人の持つ疾患情報については、医療機関に於けるカルテに集約されて記録されている。この疾患情報を医療機関において共有することによって、適切で精度の高い医療の実現を図る技術が開示されている。
特許文献1に記載の技術では、共有サーバ装置がクライアント装置へ医療用アプリケーションプログラムと電子カルテを提供し、各医療関連施設において該患者医療データを有効利用する。
特許文献2には、複数の医療関連施設で共有可能な電子カルテシステムが開示されている。このシステムでは、患者自身が電子カルテを参照可能であり、この電子カルテには、患者のプライバシー保護や告知の希望の有無が考慮されている。
特開2002−117142号公報 特許第3926778号公報
ところで、突発的に起こる災害や事故等に対応する救急医療の分野において、患者の病歴や検査情報を知ることで、適正な治療を行うことができ、生存率や社会復帰の可能性を高めることは周知の事実である。
特許文献1に記載の医療情報システムでは、一医療機関内または提携関係のある医療機関同士内でのネットワーク化による患者の医療情報の共有が可能なだけである。
特許文献2に記載の技術では、患者情報をサーバ装置等にて管理し、ネットワーク等で接続された特定の場所(該医療機関、患者自宅等)に設置された端末等にてサーバ等装置へアクセスすることによってのみ閲覧が可能である。
このように、従来の医療情報システムでは、患者が一度医療機関、自宅を出てしまえば、該患者の医療情報は特定のネットワーク内に取り残され、前医療機関とは異なる医療機関(ネットワーク化もされておらず、共有もしていない孤立した診療所等)での診療において利用することができない。緊急を要する救命救急は医療機関の施設外で起こることも多く、この場合において、電子カルテが特定のネットワーク内に取り残された状態では、患者の医療情報が完全に不明であるため、迅速かつ的確な医療行為を行えないことも考えられる。
一方、昨今の高齢化社会の中では、高齢者の一人暮らしや高齢者による高齢者介護が特別なものではなくなっている。このような多くの高齢者や事故被害者の方々の尊い生命が無為に失われることのない仕組みづくりが求められている。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、医療機関、地域、場所、状況に制限されることなくかつ情報漏えいにも配慮された上での医療情報の入力・更新・追記・管理・閲覧が可能となり患者が適切な医療行為を受けることができ、また、医師が各患者に適切な医療行為を行うことができる医療情報システム及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明は、患者の医療情報を格納した携帯可能な記憶媒体と、医療機関に設けられて、前記記憶媒体に格納された医療情報の閲覧と、新たに患者に施された治療に関する情報を前記医療情報に追記する医療機関情報処理装置と、患者個人が管理し対応した医療上の情報を前記医療情報に追記する自宅情報処理装置と、医師以外の医療関係者が患者に対して処置した内容と、医師が施した救急治療の内容を前記医療情報に追記する救命情報処理装置とを備え、前記医療機関情報処理装置は前記医療情報の取扱について患者と医者との認証を求め、前記自宅情報処理装置は前記医療情報の取扱について患者の認証を求め、前記救命情報処理装置は前記医療情報の取扱について医師または医師以外の医療関係者の認証を求め、前記医療情報は、第1レベルの情報と第2レベルの情報の2層に区分され、前記第1レベルの情報には、患者個人を識別し認証する個人識別情報と、患者が自己で管理しあるいは対応した医療上の情報である自己管理情報と、救急時に参照される救急医療情報と、救急時に患者に施した処置内容、治療内容である救急処置治療情報とを含み、前記第2レベルの情報には、医師が患者に施した治療行為に関する情報である医療行為情報と、医師が患者に施した外科手術の情報であるオペ情報とを含み、前記第2レベルの情報の閲覧及び追記は認証された医師にのみ認められ、前記救命情報処理装置は、医師または医師以外の医療関係者の認証のみによって、前記第1レベルの前記個人識別情報、患者自己管理情報、及び救急医療に必要な医療情報の閲覧と、前記救急処置治療情報への追記とを前記医師または医師以外の医療関係者に認め、前記救急処置治療情報への追記は、前記医師または医師以外の医療関係者を識別可能になされ、前記医療機関情報処理装置は、医師と患者との認証によって、前記救急処置治療情報に記載された情報を前記第2レベルの情報に追記することを前記認証された医者に認める医療情報システムである。
また本発明は、コンピュータを上記記載の発明である医療情報システムに備えられた前記医療機関情報処理装置、前記自宅情報処理装置または前記救命情報処理装置として機能させるコンピュータプログラムである。
この発明によれば、医療機関、地域、場所、状況に制限されることなくかつ情報漏えいにも配慮された上での医療情報の入力・更新・追記・管理・閲覧が可能となり患者が適切な医療行為を受けることができ、また、医師が各患者に適切な医療行為を行うことができる医療情報システム及びプログラムを提供することができる。
図1は、本実施の形態の医療情報システムを利用した医療プロセスを示す図。 図2は、本実施の形態の医療情報システムの構成を示す図。 図3は、患者記憶媒体に記憶されている医療情報の構成を示す図。 図4は、第1レベルに属する医療情報の内容を示す図。 図5は、第2レベルに属する医療情報の内容を示す図。 図6は、患者記憶媒体の発行処理を実行する発行処理部の動作を示す概略のフロー図。 図7は、関係者記憶媒体の内容を示す図。 図8は、医療機関での診療処理を実行する診療処理部の動作を示す概略のフロー図。 図9は、自宅での自己管理処理を実行する自己管理処理部の動作を示す概略のフロー図。 図10は、医療用移動車両及び救急医療機関での救命処理を実行する救命処理部の動作を示す概略のフロー図。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態の医療情報システムを説明する前に、本医療情報システムを利用した医療プロセスについて図1を参照しつつ説明する。
この医療プロセスでは、患者個人の検査情報や病歴情報等(以下、医療情報という。)は本来患者個人が所有管理するべきものとの考えに立脚している。患者1は、本人の医療情報を記録した記憶媒体(以下、患者記憶媒体という)10を携行する。患者記憶媒体10は患者1が常時身につけて携行できるように小型軽量なものが望ましい。
記憶媒体発行業務機関11aまたは記憶媒体発行業務の委託を受けた委託機関11bが患者記憶媒体10の発行に関する業務を行う。この患者記憶媒体10に記録される医療情報は、正しい(誤りのない)ことが厳格に要求される。このため、記憶媒体発行業務機関11aは、患者記憶媒体10の発行に際しては、医者のカルテなどにより記載事項が正しいこと、また患者本人であることの証明を求める。
また、正しい情報を管理するとの立場から、記憶媒体発行業務機関11aは、同一人による複数の患者記憶媒体10の発行受付を排除する。但し、患者記憶媒体10の複製発行については排除されない。
医療機関12の医師2は、患者1が治療などで来院した際、患者記憶媒体10に記録される医療情報を閲覧することができる。閲覧する医療情報には、過去の医療処置情報などがある。そして、患者1に治療を施した場合は、その処置内容と医師2の識別情報とを患者記憶媒体10の医療情報に追記する。従って、医療機関12の医師は、患者1が初めて来院した場合であっても、患者1の医療情報を閲覧することにより適切な治療を施すことができる。
なお、医療関係者である医師2には医師の個人情報を記録した記憶媒体(以下、関係者記憶媒体という)20が発行されている。医師2は、関係者記憶媒体20を用いて医師本人であることを認証した後、上述の患者記憶媒体10の医療情報を閲覧し、追記することができる。
患者1は、自宅13において医療情報のうち体重、血圧などを自身で測定した場合は、その自己管理情報を患者記憶媒体10の医療情報に追記する。なお患者1は、患者記憶媒体10の医療情報を閲覧することができ、また患者自身が管理する所定の項目を適宜訂正することができる。
事前に登録されている救命救急士、看護師、介護士などの医師以外の医療関係者3は、例えば緊急時に医療用移動車両14で患者1を搬送する際、患者記憶媒体10に記録される医療情報を閲覧することができる。閲覧する医療情報には、患者の検査情報(例えば、血液型など)、救急医療に必要な医療情報などがある。そして、患者1に応急的な処置を施した場合は、その処置内容を患者記憶媒体10の医療情報にテンポラリとして追記する。
なお、医師以外の医療関係者3にも、救命救急士、看護師、介護士などの個人情報を記録した関係者記憶媒体20が発行されている。医師以外の医療関係者3は、関係者記憶媒体20を用いて本人であることを認証した後、上述の患者記憶媒体10の医療情報を閲覧し、追記することができる。
救急医療機関15の救命救急担当医師4は、搬送された患者1の医療情報を患者記憶媒体10によって閲覧することができる。閲覧する医療情報には、救命救急に必要な医療情報、医師以外の医療関係者3が処置した内容などがある。そして、患者1に緊急治療を施した場合は、その治療内容を患者記憶媒体10の医療情報に追記する。救急医療機関15の救命救急担当医師4は、患者1が緊急で搬送された場合であっても、患者1の医療情報を閲覧することにより適切な治療を施すことができる。
なお、救急医療機関15の救命救急担当医師4は、関係者記憶媒体20を用いて医師本人であることを認証した後、上述の患者記憶媒体10の医療情報を閲覧し、追記することができる。
図2は、本実施の形態の医療情報システムの構成を示す図である。
図2に示すように本医療情報システムは、通信回線30に対して接続可能になされた、患者記憶媒体10に記憶されているデータを保存するとともに紛失した際のバックアップを行う管理サーバ40、記憶媒体発行業務機関11aに備えられた情報処理装置31a、委託機関11bに備えられた情報処理装置31b、医療機関12に備えられた情報処理装置32、患者1の自宅13に備えられた情報処理装置33、医療用移動車両14に備えられた情報処理装置34、及び救急医療機関15に備えられた情報処理装置35で構成されている。データのバックアップを行うサーバは管理サーバ40と同一でも良いし、あるいはバックアップ専用の別のサーバでも良い。
そして、情報処理装置32〜35には、それぞれ記憶媒体10,20から情報を読出し書き込むためのリーダ/ライタ32a〜35a、使用者を認証するための生体認証機器32b〜35bが設けられている。
通信回線30は、広く情報の送受信に用いられる経路のことで、導電線、光ファイバなどの有線を用いた通信に限られず、光、音波、電波などを用いた無線通信も含まれる。
なお、それぞれの情報処理装置31a、31b、32〜35は、常時通信回線に接続している必要は無い。上述のように、それぞれの情報処理装置は患者記憶媒体10を介して情報の授受を行うからである。それぞれの情報処理装置は、患者記憶媒体10に記憶されている医療情報を追加修正したときに、通信回線30を介して管理サーバ40に追加修正された医療情報を送信する。従って、管理サーバ40は常時通信回線30に接続されている必要がある。
次に、患者記憶媒体10に記憶されている医療情報について説明する。
図3は、患者記憶媒体に記憶されている医療情報の構成を示す図である。医療情報は、第1レベルと第2レベルに2層化されている。このように、情報を2層化したのは、患者の医療に関する情報は原則として開示を禁止する一方で、レベル1の情報についてはこの制限を緩和して、救急救命時に必要な情報を迅速かつ的確に閲覧することを可能とするためである。
図4は、第1レベルに属する医療情報の内容を示す図である。第1レベルに属する医療情報には、「記憶媒体発行番号50」、「個人識別情報51」、「指定者情報52」、「患者自己管理情報53」、「救急医療に必要な医療情報54」、「医療関係者毎の処置情報55」が含まれる。
記憶媒体発行番号50は、患者記憶媒体10を識別するための番号である。
個人識別情報51は、患者個人を識別、認証するための情報である。具体的には、次のような情報を含んでいる。
・氏名、・年齢、・性別、・生年月日、・本籍地、・現住所、・電話番号、・血液型、・体重、・身長、・健康保険番号、・職業、・会社員等は所属会社名、・本人認証用生体情報。
なお、本人認証用生体情報は、例えば指紋による認証をおこなうための生体識別データである。また、上述のデータの他に患者の顔画像を情報に加えても良い。
指定者情報52は、患者が意識不明等意思表示を行えない場合に、当該患者に代わって意思表示を行い、患者の行為を代行できる指定者(例えば法定代理人)、に関する情報である。指定者は、患者が予め指定する。具体的には、次のような情報を含んでいる。
指定者の、・氏名、・年齢、・性別、・生年月日、・現住所、・電話番号、・申込者との関係。
なお、患者1は、指定者として、複数人を指定することができる。また患者1は、指定者情報52を適宜追加修正することができる。
患者自己管理情報53は、患者1が自己で管理する医療情報、医療機関12にかからずに個人で対応した医療情報である。具体的には、次のような情報を含んでいる。
・体温、・血圧、・個人で購入して服用している医薬品名、・現在の症状。
患者1は、適宜自己管理情報53を追記する。自己管理情報53には最近の数例の自己管理情報が保存されている。
救急医療に必要な医療情報54は、救急医療の際に必要となりうる医療情報である。具体的には、次のような情報を含んでいる。
・現在通っている医療機関の名称、住所、電話番号、・担当医名、・現在の投薬情報(病名に対する薬名、投薬量等)、・申し込み時点の病歴、・直近の重要な禁忌事項(アレルギー、癲癇等)、・重大疾患。
医療機関12の医師2は、患者を治療した際は医療情報54を追記する。
処置情報55は、医師以外の各医療関係者3、救命救急担当医師4による処置情報である。具体的には、次のような情報を含んでいる。
・救命救急士が行った処置情報、・看護師が行った処置情報、・介護士が行った処置情報、・救命救急担当医師が行った処置情報。
医師以外の各医療関係者3は例えば医療用移動車両14内において患者1に施した処置を処置情報55に追記する。この処置情報55は、例えば搬送中の患者1に施された処置を救命救急担当医師4が把握するためのテンポラリな情報である。従って、救命救急担当医師4はこの情報を確認した後、この情報を破棄するかあるいはレベル2の医療情報(後述する)に転記する。
図5は、第2レベルに属する医療情報の内容を示す図である。第2レベルに属する医療情報には、「医療行為にかかる医療情報56」、「オペ情報57」、「健康診断情報58」が含まれる。
医療行為にかかる医療情報56は、医師2が患者1に施した治療などの医療行為に関する情報である。具体的には、次のような情報を含んでいる。
・医療行為を行った医療関係者情報、・診療記録、・検査データ、・画像診断データ(医師の所見含む)、・投薬データ(病名に対する薬名、投薬量等)。
この医療情報56は、医師2のみが閲覧、追記することができる。しかし、一旦記載して確定した医療情報56を修正することはできない。また、医師2は、上述の医師以外の各医療関係者3による処置情報55の内必要と判断した情報をこの医療情報56に転記し、処置情報55を消去する。
オペ情報57は、患者1に対して行なった手術の情報である。具体的には、次のような情報を含んでいる。
・投薬、・輸血、・材料、・経過情報。
この医療情報56は、医師2のみが閲覧、追記することができる。しかし、一旦記載して確定した医療情報56を修正することはできない。
健康診断情報58は、定期健診等の健康診断結果の情報である。
・一般検診、・成人病検診、・老齢検診、・女性検診。
この健康診断情報58は、医師2のみが閲覧、追記することができる。しかし、一旦記載して確定した健康診断情報58を修正することはできない。
次に、本医療情報システムを構成する各情報処理装置の動作について説明する。
先ず患者記憶媒体10を新たに発行する処理について説明する。
患者記憶媒体10の発行を希望する者は、記憶媒体発行業務機関11aまたは記憶媒体発行業務の委託を受けた機関11bに出向き、患者記憶媒体10の発行手続きを申し込む。記憶媒体発行業務機関11aまたは記憶媒体発行業務の委託を受けた機関11bの業務に従事する者(登録担当者)は、患者記憶媒体10に記憶される情報を開示することの同意を患者1に求める。この求めに対して、患者1が同意する場合には情報処理装置31a、31bを操作して発行処理を実行する。しかし、患者1が同意しない場合には手続きを停止する。
図6は、情報処理装置31a、31bにおいて患者記憶媒体10の発行処理を実行する発行処理部の動作を示す概略のフロー図である。
ステップS01において、発行処理部は患者本人を識別するための情報を取得する。この識別情報としては、例えば、戸籍、健康保険証、年金番号などがある。ステップS02において、発行処理部は、管理サーバ40に識別情報を送信して、この患者に対して患者記憶媒体10を発行済みか否かを問い合わせる。
ステップS03でYesの場合、即ち患者記憶媒体10が発行済みの場合は、重複登録であるとして発行処理を終了する。
ステップS03でNoの場合、即ち患者記憶媒体10が未発行の場合は、ステップS04において、医療情報の取得を開始する。
登録担当者は、患者1が持参した申請書類、カルテなどに基づいて所要の情報を情報処理装置31a、31bに入力する。
ステップS05において、発行処理部は患者本人を認証するための生体情報を取得する。本実施の形態では、指紋データを取得する。なお、生体情報は、指紋に限られず、網膜、静脈を用いても良い。
ステップS06において、発行処理部は取得した情報を管理サーバ40に送信して管理サーバ40に登録させると共に、管理サーバ40から記憶媒体発行番号50を取得する。ステップS07において、記憶媒体発行番号50と取得した医療情報を格納した患者記憶媒体10を発行する。
次に患者1が医療機関12において、治療を受ける場合の処理について説明する。
患者1は、患者記憶媒体10を携行して医療機関12に出掛ける。医療機関12の医師2は、患者1を診察すると共に、患者記憶媒体10の医療情報を閲覧して患者に適切な治療を施す。そして、治療した内容などを患者記憶媒体10に追記する。
ここで、医師2が患者1の医療情報を閲覧し追記するためには、医師2であることを関係者記憶媒体20を用いて認証する必要がある。
図7は、関係者記憶媒体20の内容を示す図である。
関係者記憶媒体20には、次のような情報が含まれている。
・記憶媒体発行番号、・国家資格登録No、・本人認証用生体情報、・氏名、・年齢、・性別、・生年月日、・本籍地、・現住所、・電話番号、・勤務先病院情報。
医師2、救命救急士、看護師、介護士などの医療関係者の資格は全て登録されている。従って、関係者記憶媒体20の所持が正当な資格保持者であるかどうかの識別情報である。この関係者記憶媒体20は、上述の記憶媒体発行業務機関11aによって発行される。医療関係者は、業務の遂行に際し、関係者記憶媒体20を携行する。
図8は、情報処理装置32において医療機関12での診療処理を実行する診療処理部の動作を示す概略のフロー図である。
医師2が情報処理装置32を操作して診療処理部を起動すると、診療処理部は、患者記憶媒体10と関係者記憶媒体20を読み込ませるように求める。そこで、医師2が患者記憶媒体10と関係者記憶媒体20とを情報処理装置32に備えられた記憶媒体リーダライタ32aにセットして情報を読み込ませる。
続いて、診療処理部は患者1及び医師2の認証を求める。患者1及び医師2は、情報処理装置32に備えられた生体認証機器32bを用いて指紋のスキャン情報を入力すると、ステップS11、S12において、診療処理部は入力された指紋データと記憶媒体10,20にある本人認証用生体情報である指紋データとを照合して患者1及び医師2の認証を試みる。
患者1及び医師2の認証が共に合格すれば、以降の処理に進む。しかし、認証が不合格の場合は、本診療処理は終了する。
ステップS13において、診療処理部は患者記憶媒体10に格納されている各医療情報を表示装置に表示する。ここで、レベル1の情報だけでなくレベル2の情報も表示される。医師2は、これら医療情報を参考にして、患者1に対して適切な医療行為を実行する。
医師2が患者1に対して施した治療内容を入力すると、ステップS14において、診療処理部は入力された医療情報を取得する。ステップS15において、診療処理部は入力された医療情報を患者記憶媒体10に追記する。医師2が追記する内容は、図5の「医療行為にかかる医療情報56」であり、必要に応じて図4の「救急医療に必要な医療情報54」を追記する。
診療処理部は、関係者記憶媒体20を記憶媒体リーダライタ32aにセットするように求める。そこで、医師2が患者記憶媒体10を記憶媒体リーダライタ32aにセットすると追記された情報が患者記憶媒体10に書き込まれる。
ステップS16において、診療処理部は、情報処理装置32が通信回線30に接続しているかどうかを調べる。ステップS16でYesの場合、即ち情報処理装置32が通信回線30に接続しているときは、ステップS17において、追記内容を管理サーバ40に送信してデータを追記・更新させる。
ステップS16でNoの場合、即ち情報処理装置32が通信回線30に接続していないときは、処理を終了する。そして、その後情報処理装置32が通信回線30に接続されたときに追記内容を管理サーバ40に送信してデータを更新させる。
図9は、情報処理装置33において自宅13での自己管理処理を実行する自己管理処理部の動作を示す概略のフロー図である。
患者1が情報処理装置33を操作して自己管理処理部を起動すると、自己管理処理部は、患者記憶媒体10を読み込ませるように求める。そこで、患者1が患者記憶媒体10を情報処理装置33に備えられた記憶媒体リーダライタ33aにセットして情報を読み込ませる。
続いて、自己管理処理部は患者1の認証を求める。患者1は、情報処理装置33に備えられた生体認証機器33bを用いて指紋のスキャン情報を入力すると、ステップS21において、自己管理処理部は入力された指紋データと記憶媒体10の指紋データとを照合して患者1を認証する。
ステップS22において、自己管理処理部は患者記憶媒体10に格納されている各医療情報を表示装置に表示する。ここで、レベル1の情報だけでなくレベル2の情報も表示される。患者1は、これら医療情報を閲覧することができる。そして、患者1は、自身で医療情報を測定し、新たな医療情報を追記するかどうかを判断する。
ステップS23でNoの場合、即ち新たな医療情報が入力されないときは自己管理処理を終了する。
ステップS23でYesの場合、即ち新たな医療情報が入力されたきは自己管理処理部は、患者記憶媒体10内の医療情報を修正する。ここで、患者1が修正することができるのは、個人識別情報51、指定者情報52、患者自己管理情報53の情報であり、その他の情報を修正することはできない。
ステップS24において、患者1が修正内容を確認して保存を選択すると、自己管理処理部は、患者記憶媒体10を記憶媒体リーダライタ33aにセットするように求める。そこで、患者1が患者記憶媒体10を記憶媒体リーダライタ33aにセットすると追記された情報が患者記憶媒体10に書き込まれる。
ステップS25において、自己管理処理部は、情報処理装置33が通信回線30に接続しているかどうかを調べる。ステップS25でYesの場合、即ち情報処理装置33が通信回線30に接続しているときは、ステップS26において、追記内容を管理サーバ40に送信してデータを更新させる。
ステップS25でNoの場合、即ち情報処理装置33が通信回線30に接続していないときは、処理を終了する。そして、その後情報処理装置33が通信回線30に接続されたときに追記内容を管理サーバ40に送信してデータを更新させる。
図10は、情報処理装置34、35において医療用移動車両14及び救急医療機関15での救命処理を実行する救命処理部の動作を示す概略のフロー図である。
医師以外の医療関係者3(以下、救急隊員という)は、医療機関外で救急救命が必要となったときは、医療用移動車両14に出動時医療機関外に持ち出すことを届出・登録した情報処理装置34と共に乗車して出動する。
救急隊員3が情報処理装置34を操作して救命処理部を起動すると、救命処理部は、関係者記憶媒体20を読み込ませるように求める。そこで、救急隊員3が関係者記憶媒体20を情報処理装置34に備えられた記憶媒体リーダライタ34aにセットして情報を読み込ませる。この時、持ち出し登録されていない情報処理装置で読み出すことは出来ない。
続いて、救命処理部は救急隊員3の認証を求める。救急隊員3は、情報処理装置34に備えられた生体認証機器34bを用いて指紋のスキャン情報を入力すると、ステップS31において、救命処理部は入力された指紋データと記憶媒体20にある指紋データとを照合して救急隊員3の認証を実行する。
そして、救急隊員3であることが認証されたときは、救命処理部は患者記憶媒体10を読み込ませるように求める。
以上の処理が医療用移動車両14が現地に到着するまでに行われるべき準備作業内容である。
現地に到着した救急隊員3は、患者記憶媒体10を情報処理装置34に備えられた記憶媒体リーダライタ34aにセットして情報を読み込ませる。
ステップS32において、救命処理部は患者記憶媒体10に格納されている各医療情報の内所定の医療情報を表示装置に表示する。ここで、表示される医療情報は、「個人識別情報51」、「患者自己管理情報53」、「救急医療に必要な医療情報54」である。
表示される情報をもとに、救急隊員3は、医師等と連絡をとり、患者1に対して救命処置を行う。救命処置を行ったのち、ステップS33において、救急隊員3は救命処置の内容を救急隊員3および情報処理装置34の識別情報とともに処置情報55に追記する。
搬送された患者1に対して救急医療機関15の救命救急担当医師4は治療を施す。この際、救命処理部は救命救急担当医師4の認証によって、レベル1の情報を表示する。救命救急担当医師4は、これら医療情報を参考にして、患者1に対して適切な医療行為を実行する。
救命救急担当医師4が治療した内容を追記すると、ステップS34において、救命処理部は、入力された医療情報を処置情報55に追記する。
このように、救急時においては、患者1の認証すなわち同意を求めなくとも、救急隊員3の認証のみによって患者記憶媒体10の所定の情報を閲覧し、処置内容を追記することができる。また、搬送時においては救命救急担当医師4の認証のみによって患者記憶媒体10の所定の情報を閲覧し、処置内容を追記することができる。
患者1が回復した後、医師2は、情報処理装置35を利用して患者1に対して施した治療内容を正式に患者記憶媒体1に登録する。この操作処理内容は、図8に示す医療機関12での診療処理と同様であるため、重複した説明は省略して、情報処理装置35の動作を簡略化して説明する。
患者1が回復後、ステップS35において、患者1と医師2との指紋認証を経て、医師2は、一時的に保存した処置情報55を正式な医療情報として追記する。即ち、医師2は、処置情報55から必要と判断した医療情報を「救急医療に必要な医療情報54」、「医療行為にかかる医療情報56」、「オペ情報57」に追記する操作を行う。
ステップS36において、情報処理装置35は、追記された情報を管理サーバ40に送信してデータを更新させる。
なお、患者1が回復していないときや意識不明のときで患者1の認証すなわち同意が必要となる場合、「指定者情報52」に記載されている、患者1が事前に指定した者(指定者)の行為によって認証を行っても良い。例えば、指定者の指紋データを指定者情報52に登録しておき、患者1の代理として認証を行っても良い。あるいは、患者1の指を生体認証機器上で動かす動作を指定者が補助して認証を行っても良い。
なお、上述の実施の形態で使用される患者記憶媒体10、関係者記憶媒体20には、ICカード、USBメモリを用いることができる。また、生体情報認証機器は、情報処理装置に個別に設けられなくとも良く、例えば指紋認識機能を備えたUSBメモリを用いても良い。
[実施の形態の効果]
以上説明した実施の形態の医療情報システムによれば、次の効果を挙げることができる。
(1)本実施の形態の医療情報システムでは、患者が常に自身の医療情報を携行することが可能なため、医療行為に対して医療機関や地域、場所に制限はない。このため、医療関係者(医師、看護士、救急救命士、介護士など)は、状況・場所を意識することなく医療行為や救命行為を実施することが可能であり、患者は安心して処置を受けることが可能となる。
(2)本実施の形態の医療情報システムは、通常ではサーバ装置等やネットワーク等を必要とせず、かつ、患者が常に自身の医療情報を携帯することが可能なため、停電時、システムダウン時に大多数の患者データが同時に閲覧さえできなくなるといった危険性はない。このため、電力の供給停止や通信ネットワークの断絶が予測される災害医療などに大きな効果を挙げることが可能である。
(3)本実施の形態の医療情報システムでは、医療機関外での緊急を要する救命救急において、状況・場所にかかわらず(例えば、自宅や救急車等)、該患者の医療情報をその場で確認することが可能であり、さらに、患者情報を情報別に分けているため、救急救命に必要な情報を迅速かつ的確に見つけ、閲覧・参照することが可能である。
なお、上述の実施の形態で説明した各機能は、ハードウエアを用いて構成しても良く、また、ソフトウエアを用いて各機能を記載したプログラムをコンピュータに読み込ませて実現しても良い。また、各機能は、適宜ソフトウエア、ハードウエアのいずれかを選択して構成するものであっても良い。
更に、各機能は図示しない記録媒体に格納したプログラムをコンピュータに読み込ませることで実現させることもできる。ここで本実施の形態における記録媒体は、プログラムを記録でき、かつコンピュータが読み取り可能な記録媒体であれば、その記録形式は何れの形態であってもよい。特に患者記憶媒体10は出来るだけ大容量でありすべての情報を保持できることが望ましいが、記憶可能容量を超えた場合の処理として古いデータを上書きする処理の追加や最新情報のみの保持等であっても効果がある。
またそれらの処理についてはOSのファイル処理で行なう処理や、効率よく格納するため書き込みポインタによって処理する等いずれの処理であっても実現できる。
ただしデータのバックアップは時系列にすべてのデータを保存する。
尚、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
1…患者、2…医師、3…救急隊員、4…救命救急担当医師、10…患者記憶媒体、11a…記憶媒体発行業務機関、11b…委託機関、12…医療機関、13…自宅、14…医療用移動車両、15…救急医療機関、20…関係者記憶媒体、30…通信回線、31a、31b…情報処理装置、32a〜35a…記憶媒体リーダライタ、32b〜35b…生体認証機器、32…医療機関情報処理装置、33…自宅情報処理装置、34.35…救命情報処理装置、40…管理サーバ、51…個人識別情報、52…指定者情報、53…患者自己管理情報、54…医療情報、55…処置情報、56…医療情報、57…オペ情報、58…健康診断情報。

Claims (5)

  1. 患者の医療情報を格納した携帯可能な記憶媒体と、
    医療機関に設けられて、前記記憶媒体に格納された医療情報の閲覧と、新たに患者に施された治療に関する情報を前記医療情報に追記する医療機関情報処理装置と、
    患者個人が管理し対応した医療上の情報を前記医療情報に追記する自宅情報処理装置と、
    医師以外の医療関係者が患者に対して処置した内容と、医師が施した救急治療の内容を前記医療情報に追記する救命情報処理装置と
    を備え、
    前記医療機関情報処理装置は前記医療情報の取扱について患者と医者との認証を求め、前記自宅情報処理装置は前記医療情報の取扱について患者の認証を求め、前記救命情報処理装置は前記医療情報の取扱について医師または医師以外の医療関係者の認証を求め、
    前記医療情報は、第1レベルの情報と第2レベルの情報の2層に区分され、
    前記第1レベルの情報には、患者個人を識別し認証する個人識別情報と、患者が自己で管理しあるいは対応した医療上の情報である自己管理情報と、救急時に参照される救急医療情報と、救急時に患者に施した処置内容、治療内容である救急処置治療情報とを含み、
    前記第2レベルの情報には、医師が患者に施した治療行為に関する情報である医療行為情報と、医師が患者に施した外科手術の情報であるオペ情報とを含み、
    前記第2レベルの情報の閲覧及び追記は認証された医師にのみ認められ、
    前記救命情報処理装置は、医師または医師以外の医療関係者の認証のみによって、前記第1レベルの前記個人識別情報、患者自己管理情報、及び救急医療に必要な医療情報の閲覧と、前記救急処置治療情報への追記とを前記医師または医師以外の医療関係者に認め、
    前記救急処置治療情報への追記は、前記医師または医師以外の医療関係者を識別可能になされ
    前記医療機関情報処理装置は、医師と患者との認証によって、前記救急処置治療情報に記載された情報を前記第2レベルの情報に追記することを前記認証された医者に認めることを特徴とする医療情報システム。
  2. 前記第1のレベルの情報には、患者に代わって意思表示を行い、患者の行為を代行できる指定者に関する情報である指定者情報を更に含み、
    前記救命情報処理装置は、医師と前記指定者との認証によって、前記救急処置治療情報に記載された情報を前記第2レベルの情報に追記することを前記認証された医者に認めることを特徴とする請求項1に記載の医療情報システム。
  3. それぞれの医療情報を集約して管理する管理サーバを更に備え、
    前記医療機関情報処理装置、前記自宅情報処理装置及び前記救命情報処理装置は、前記追記された情報を前記管理サーバに送信し、
    前記管理サーバは、送信された前記追記された情報を対応する医療情報に反映することを特徴とする請求項2に記載の医療情報システム。
  4. 前記記憶媒体は、患者の生体情報によって当該患者を認証する機能を備えていることを特徴とする請求項2に記載の医療情報システム。
  5. コンピュータを1から4のいずれか1項に記載の医療情報システムに備えられた前記医療機関情報処理装置、前記自宅情報処理装置または前記救命情報処理装置として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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