JP3150066U - 健康管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】健康管理システムにおいて適切な個人情報保護を行う。【解決手段】ICタグを含み、個人情報及び生体認証データを格納するIC顧客カード・サービス提供者ICカードと、ICタグリーダ、ICカードリーダ及び生体認証装置を備えたICカード端末と、それを周辺機器として接続するパーソナルコンピュータとからなり、サービス提供を必要とする際に、顧客の生体認証処理と、サービス提供者の生体認証処理とを実行し、これらがいずれも肯定結果であることを条件に、個人情報を開示する。【選択図】 図1

Description

本考案は、個人情報のやりとりを顧客又は患者本人の意思に基づいて実現する健康管理システムに関する。
特許文献1には、携帯端末を用いた健康管理のためのシステム及び方法が開示されている。無線通信手段から特定の信号が送信されたときに、緊急対応として、医療機関との通信、及び医療情報記憶手段に格納された情報のうち利用者に必要な情報を利用者端末に提供するものである。
特許文献2には、携帯端末を用いた健康管理のためのシステム及び方法が開示されている。データベースにおいて、利用者端末、医療機関端末、販売店端末のそれぞれに対して、個人データ及び医療データの項目ごとにアクセス権を設定する。
特許文献3には、高血圧予防支援・高血圧治療支援システムが開示されている。高血圧予防・治療に関するデータベースをサーバに備え、個人端末装置と医療機関端末装置と健康サービス業者端末装置と、これらを接続する情報通信ネットワークとを備えてなる。
特許文献4には、ヘルスケアシステムおよび情報収集方法が開示されている。歩数計付きICタグが測定情報を取り込んで、管理装置がその測定情報を受信して記憶し、個人の健康管理のための情報を生成出力するものである。ICタグはIDを変更しながら電波を発信する。
特許文献5には、個人認証兼健康管理システムが開示されている。生体認証のために取得した生体情報を健康管理情報としても処理するものである。
特許文献6には、日々変化する健康状態・医学上のデータであるトレンドデータを医療機関や患者の間で共有する健康管理・医療システムが開示されている。
特許文献7には、健康コンサルティングシステムが開示されている。氏名などの個人情報と遺伝情報・健康診断情報などの機微情報とを別のデータベースに格納して管理する。
特許文献8には、個人にふさわしい運動メニューを提供する健康管理システムが開示されている。
特許文献9には、ダイエット、運動、食事の健康管理をするシステムが開示されている。
特許文献10には、距離型ファジー推論法に基づいて、症状及び所見から健康状態をチェック・助言し、現在の健康状態、家族の遺伝的情報と生活習慣から将来の疾病リスクを予測する在宅健康管理システムが開示されている。
特許文献11には、利用者の健康管理に対する意欲減退を防止し、生活習慣の改善に有効に機能する健康管理支援システムが開示されている。
特許文献12には、健康データ項目と生活データ項目からなる時系列の個人健康情報において、健康データの変化もしくは変化率と、生活データの加算値もしくは平均値もしくはそれから派生する値もしくは生活データのパターンとの時系列相関を見ることにより健康データ項目と生活データ項目間の相関ルールを自動抽出し、相関ルールの確信度が一定の条件を満たしたときに相関ルールをシステムのデータベースに格納し、システムの利用者に自動配信もしくはシステムの利用者の要求に応じて配信する健康情報管理システムが開示されている。
特許文献13には、個人健康管理情報の抽出方法が開示されている。生活データ項目の任意の期間におけるデータの加算値もしくは平均値もしくはそれから派生する値を入力変数とし、健康データ項目のデータ値もしくはデータの変化もしくは変化率をターゲット変数として決定木を生成するものである。そしてその決定木をもとに健康データ項目と生活データ項目の間の相関ルールを抽出する。
特許文献14には、システム利用者が自己の関心事に基づき固有のデータ項目として例えば、ストレス、気圧を入力し、それと自己の健康データとの相関関係を解析して自己の健康管理に役立てる個人健康管理システムが開示されている。
特許文献15には、健康データ項目と生活データ項目からなる時系列の個人健康情報を基に個人健康管理情報を抽出するシステムであって、生活データ項目の一つである食事による摂取カロリーは携帯端末により食事内容を撮影し、その映像データから算出する個人健康管理システムが開示されている。
特許文献16には、食事内容を撮影した映像に基づいて食事摂取情報を得て健康情報を時系列データ解析する個人健康増進支援方法およびそのシステムが開示されている。
特許文献17には、満足度の高い健康管理情報をタイミングよく自動生成して提示する個人健康管理システムが開示されている。健康データ項目と生活データ項目との相関ルールの精度にかかわる変数の閾値を可変設定できるようにすることによりシステムをチューニングする。
特許文献18には、健康データ項目と生活データ項目との相関ルールを一定の期間ごとに自動更新する個人健康管理システムが開示されている。
特許文献19には、システム利用者の生体情報をインターネット経由で健康管理サーバに送信する前に、同意を得る個人健康管理システムが開示されている。
特許文献20には、携帯電話キャリア間の互換性の問題を解決すべく、サーバ側で携帯電話の表示画面サイズに合わせてグラフ画像を描画し、それを画像ファイルとして携帯電話に送信して表示させる携帯画像情報システムが開示されている。
特許文献21には、利用者の所属する団体を識別する手段を有する個人健康管理システムが開示されている。
特許文献22には、TV受信手段を備えた携帯端末に対しワンセグ放送を配信自在の放送手段と、インターネット及び携帯電話公衆回線網を介して前記携帯端末と通信自在に接続される専用端末とを備えた携帯端末用放送通信システムであって、前記放送手段は、1乃至複数のカメラ映像及び再生映像を受信し、外部操作によって配信映像を切り替えると共に、前記専用端末から受信した切り替え信号に基づき、配信映像を所定時間切替える映像切替手段と、前記映像切替手段で切替えた映像を前記携帯端末に対し放送配信する放送配信手段とを備え、前記専用端末は、前記携帯端末に対し、カメラ映像の切替えを選択するためのカメラ選択情報を送信するカメラ選択情報送信手段と、前記カメラ選択情報の中から選択されたカメラ選択済み情報を前記携帯端末から受信するカメラ選択済み情報受信手段と、受信した前記選択済み情報に基づき、前記映像切替手段に切替信号を発信する切替信号発信手段とを備えたことを特徴とする携帯端末用放送通信システムが開示されている。
非特許文献1には、個人健康管理システムのための自動相関ルール抽出アルゴリズムが開示されている。携帯電話とWebテクノロジーを活用した個人健康管理システム上に時系列的に蓄積された生活習慣と健康状態に関する日常のデータからシステムユーザ個人にとって有用な生活習慣と健康状態の関係を抽出する。解析結果をユーザの携帯電話に返す。データマイニングの結果、生活習慣と日常の血圧との間に有用な関係を見出した。
非特許文献2には、携帯電話を活用した個人健康管理システムが開示されている。医療情報学(医療機関における診療録、フィルムなどのデータに基づいていかに病気の診断・治療支援をするかを扱う学問)と健康情報学(生活環境における日常の健康データに基づいていかに健康を維持・増進するかを扱う学問)との関係に着目し、健康情報学を原点とし、健康と病気の間のデータ推移を対象とし、どのように病気になり治癒するかを獲得しようとする。そのために日常のデータの蓄積からデータマイニングの手法により、健康データ生活データの項目間相関ルールを見出すべく、携帯電話による入力に基づいてサーバによるデータベース構築、解析を実行する。
非特許文献3には、個人健康管理システムに基づく健康データと生活データの相関解析(1)が開示されている。個人健康管理システムを4ヶ月間運用して解析した結果が報告されている。この個人健康管理システムは、携帯電話をWebクライアントとし、インターネットを介して二台のサーバコンピュータとクライアントマシンとで構成される。サーバ2台のうち1台はファイアウォールとDNSの役割を持つ。もう一台のサーバはWebサーバ、データベースサーバ、メールサーバとして機能する。クライアントマシンはデータ解析のためのDBクライアントでデータマイニングツールをインストールして用いる。携帯電話からの入力を支援すべく、メールサーバから定期的にサポートメールを送信し、それに答える形での入力を可能にしている。生活データを入力変数とし、健康データ(例えば血圧)をターゲット変数とする。眠りの深さを三段階とし睡眠時間を眠りの深さの平方根で割った値を実効睡眠時間としたことで睡眠時間と最小血圧との相関係数が3倍程度上昇した。
非特許文献4には、インターネット上で動く自動健康データマイニングシステムについて開示されている。携帯電話をWebクライアントとし、インターネットを介して3台のサーバコンピュータを用いる。1台目のサーバはファイアウォールとDNS。2台目のサーバはWebサーバ、データベースサーバ、メールサーバとして機能し、3台目がデータマイニングを自動実行する。生活習慣の影響を受けて健康状態が決定されるとの仮定から規則性を見出すべくイフゼンルール(ITRULE)アルゴリズムを用いる。一日前の酒量が多い、かつ2日前から3日間の総消費カロリーが608キロカロリーより大きいならば体脂肪率が低い傾向にある、などのルールが自動生成された。
非特許文献5には、個人健康管理システムに基づく健康データと生活習慣データの相関ルール解析(2)−時系列データ解析−が記載されている。システムのユーザは事故の携帯電話から体重、体脂肪率、血圧など関心のある健康データ項目と、運動、栄養、飲酒量など生活習慣データ項目を登録し、生活環境における日常のデータを入力する。インターネット経由で時系列的にデータベースに蓄積されたデータは、定期的に自動相関ルール抽出プログラム(健康データマイニング)により解析され、結果がユーザの携帯電話に返される。大豆たんぱく質の摂取は、体脂肪率を低下させ、基礎代謝を上昇させるが、2週間程度の足の長い継続的摂取の効果が大きく、4日程度の遅れをもってゆっくりと効果が現れる。
非特許文献6には、ある糖尿病患者における生活習慣、血糖値、およびHbA1c値の時系列データ解析(1)が開示されている。個人健康管理システムで開発した生活習慣データと健康データ間の時系列データ解析手法を用いて、糖尿病患者の日々の食生活を中心とする生活習慣が食前血糖値やグリコヘモグロビン(HbA1c)値に与える影響について解析を行った。ある糖尿病患者さんについての解析結果ではあるが、常習的な適度のアルコール摂取がHbA1c値を下げるという結果が見られた。
特開2002−169895号公報 特開2002−169896号公報 特開2004−046613号公報 特開2006−127161号公報 特開2007−202869号公報 特開2008−112325号公報 特開2008−117365号公報 特開2008−132258号公報 特開2008−181317号公報 特開2008−186439号公報 特開2008−225585号公報 特開2006−110278号公報 特開2006−113991号公報 特開2006−134283号公報 特開2006−155010号公報 特開2006−244018号公報 特開2006−244019号公報 特開2006−259791号公報 特開2007−188363号公報 特開2007−188364号公報 特開2007−188365号公報 特許第4210295号公報
竹内裕之,児玉直樹,橋口猛志,林同文著 「個人健康管理システムのための自動相関ルール抽出アルゴリズム」日本データベース学会Letters Vol.5, No.1 pp25-28 2006年6月 竹内裕之,橋口猛志,新谷隆彦著 「携帯電話を活用した個人健康管理システム」 高崎健康福祉大学紀要 第3号 1−8頁 2004年 竹内裕之,橋口猛志,新谷隆彦,三井教寛著 「個人健康管理システムに基づく健康データと生活データの相関解析(1)」 高崎健康福祉大学紀要 第4号 11−21頁 2005年 竹内裕之,池田裕香里,児玉直樹著 「インターネット上で動く自動健康データマイニングシステム」高崎健康福祉大学紀要 第5号 1−11頁 2006年 竹内裕之,児玉直樹,橋口猛志,林同文著 「個人健康管理システムに基づく健康データと生活習慣データの相関ルール解析(2)」高崎健康福祉大学紀要 第6号 1−9頁 2007年 竹内裕之,石川昌宏,児玉直樹著 「ある糖尿病患者における生活習慣、血糖値、およびHbA1c値の時系列データ解析(1)」高崎健康福祉大学紀要 第7号 1−11頁 2008年
この種の健康管理システムでは、長期にわたってこつこつとデータ入力を続ける必要がある。そのためには顧客自身の強い意志に基づいて運用される必要がある。
また、入力を続けた結果、解析に基づいてシステムから顧客が助言を得る際に、単に機械からコメントを返されるよりは、医師又はトレーナーから助言を受けるほうが信頼性が増す。機械だけでのやりとりでは、ひょっとしたら他人のデータと取り違えられたりしていないかという不安の生じる可能性があるが、人間が積極的に関与していることを示すことで不安を取り除けると考えられる。
さらに、病気になる前の日常的なデータ管理と医療との連携、スポーツジムなどでの毎日の運動との連携もなされるのが望ましい。
本考案の考案者は、ICタグの利用、生体認証による本人確認がこの種の健康管理システムの運用には適切であると気づいた。
本考案の目的は、健康管理システムに適切な個人情報の保護を可能にするシステムを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載した考案は、顧客の健康及び生活習慣に関するデータを受け取ってそれを解析した結果を該顧客に返す健康管理システムであって、前記顧客が携帯端末で入力するのを受け取る受信手段と、該通信手段にて前記顧客が入力したデータを蓄積するデータベースと、該データベースに蓄積されたデータが所定の長さの期間に達したときに解析して健康と生活習慣との間の規則性を見出す解析手段と、該解析手段の解析結果を前記顧客に返す送信手段と、前記顧客がデータ入力して送るのを支援する情報を含むICタグと、該ICタグに格納された情報を読み取るICタグリーダと、該ICタグリーダの読み取った情報に基づいて前記顧客が情報を送信するのに用いる携帯端末とからなり、前記顧客は携帯端末を用いて前記ICタグに格納された情報を読み取り、それに基づいて自己の健康及び生活習慣に関するデータを送信することを特徴とするものである。
請求項2に記載した考案は、請求項1に記載した健康管理システムであって、前記ICタグは診察カードに付着しており、前記顧客は診察を受ける患者であって、医業に関するシステムと連携させて用いることを特徴とするものである。
請求項3に記載した考案は、請求項1に記載した健康管理システムであって、前記ICタグは、スポーツジムの会員証に付着しており、前記顧客はスポーツジム利用者であり、スポーツジムの運動に関するシステムと連携させて用いることを特徴とするものである。
請求項4に記載した考案は、顧客の健康及び生活習慣に関するデータを受け取ってそれを解析した結果を該顧客に返す健康管理システムであって、前記顧客が携帯端末で入力するのを受け取る受信手段と、該通信手段にて前記顧客が入力したデータを蓄積するデータベースと、該データベースに蓄積されたデータが所定の長さの期間に達したときに解析して健康と生活習慣との間の規則性を見出す解析手段と、該解析手段の解析結果を前記顧客に返す送信手段と、ICタグを含み、前記顧客の個人情報及び生体認証データを格納するIC顧客カードと、ICタグを含み、前記健康管理システムの運用に携わるサービス提供者の個人情報及び生体認証データを格納するサービス提供者ICカードと、前記ICタグを読み取るICタグリーダ、前記IC顧客カード・サービス提供者ICカードを読み取るICカードリーダ及び生体認証装置を備えたICカード端末と、前記ICカード端末を周辺機器として接続する前記サービス提供者用パーソナルコンピュータとからなり、サービス提供を必要とする際に、前記IC顧客カードを所持する顧客の生体認証処理と、前記サービス提供者ICカードを所持するサービス提供者の生体認証処理とを実行し、これら二種類の生体認証処理がいずれも肯定結果であることを条件に、サービス提供者に対してサービスを受ける顧客の個人情報を開示することを特徴とするものである。
請求項5に記載した考案は、請求項4に記載した健康管理システムであって、前記サービス提供者は医師であり、前記顧客は患者であり、医業に関するシステムと連携させて用いることを特徴とするものである。
請求項6に記載した考案は、請求項5に記載した健康管理システムであって、前記IC顧客カードは、IC診察カードであることを特徴とするものである。
請求項7に記載した考案は、請求項4に記載した健康管理システムであって、前記サービス提供者はスポーツトレーナであり、前記顧客はスポーツジム利用者であり、スポーツジムの運動に関するシステムと連携させて用いることを特徴とするものである。
本考案の健康管理システムによれば、顧客の側もシステム運用者の側も安心して取引ができる本人認証が可能となる。
特に、医業、診察行為において適用する場合には、患者の取り違え、医者の取り違えを防止でき、患者と医者との間の信頼関係を構築することが可能となる。
健康管理システム全体のハードウエア構成を示す概念図であるである。 (a)携帯電話機の機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。(b)コンピュータの機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。(c)サーバコンピュータの機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。(d)ICタグ読取部の機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。 健康管理システムに関して機器の操作手順にしたがって処理の順序及び内容を記載したブロック図である。 ICタグ読取部の外観を示す図である。 健康管理システムのうちの本人認証に用いる機器構成を示す斜視図である。 健康管理システムのうちの本人認証に用いる機器構成を示すブロック図である。 健康管理システムと地域医療連携システムとの関連を示す概念図である。 健康管理システムのうちの本人認証に用いる機器構成の他の実施例を示す斜視図である
以下、本考案を適用した実施形態について説明する。
携帯電話機使用者は、携帯電話機とは独立した筐体に格納されたICタグ読取部をICタグに近接させて用いる。携帯電話機とICタグ読取部との間はBlueTooth(ブルートゥース:登録商標)を用いて通信し、ペアリングを実行する。ペアリングが実現している間は、携帯電話機の表示画面には、ICタグ読取部のMACアドレスを表示するか、ICタグ内データを読み取った内容を表示するかする。携帯電話機とICタグ読取部との間の通信が何らかの理由により断たれた場合には、携帯電話機の表示画面には接続されていない旨を操作者に伝えるエラーメッセージ、例えば「未接続!ICタグ読取部の電源を確認してください」などが表示されて注意を喚起する。
ICタグ内データを読み取ってそれに必要な事項を付加した内容は、予め登録されたメールアドレスに自動的に送信される。このことにより遠隔地で即座に利用可能となる。また、ICタグ内データをすべて携帯電話機の表示画面に表示したのでは、何度もスクロールしてはじめて全部見ることのできるほどの情報量であるから、内容を限定して表示する、一部を強調表示する、表示順を入れ替えるなど、操作者の所望により、表示内容に変更を加える。なお、請求項及び解決手段の項で、「手段」と表示したのは、携帯電話機またはサーバコンピュータのそれぞれのCPUが必要なプログラムを読み込んでそれを実行することによって実現する手段のことであり、ソフトウェア(コンピュータプログラム)とハードウェア(電子回路)とが協働して実現するものである。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。図1は、健康管理システム全体のハードウェア構成を示す概念図である。図1において、サーバコンピュータ7、コンピュータ11、携帯電話機6は、通信回線網(インターネット)8、基地局9などの利用可能な通信設備を介してネットワークを実現しており、連携して働く。サーバコンピュータ7には、データベース12が接続されており、コンピュータ11又は携帯電話機6の操作者は、アクセス権限の認証手続を経てデータベース12にアクセスし、必要なファイルを取り込んだり、情報を登録したりする。携帯電話機6は、好適には、病院内で使用が認められる微弱な電波を用いるPHS(Personal Handyphone System)(「PHS」は株式会社ウィルコムの登録商標)である。特定の要件、事情などが満たされれば、他の携帯電話機を使える可能性もある。
図1のICタグ読取部5,10は、例えば13.56メガヘルツの周波数帯を用いて電波でICタグ4(RFIDタグ)とのやり取りをして、少なくともICタグ4内の情報を読み込む機能をもつICタグ読取部である。読み込み機能だけでなく、書き込み機能をも併せ持つものであってもよい。なお、「電波」という言葉を用いるが、厳密には電磁波であり近距離電波通信では電界よりも磁界の寄与が大きいと考えられ、磁気結合的または電磁結合的な要素が強いといえるかもしれないが、本明細書においては、便宜上「電波のやりとり」という説明のしかたを貫くこととする。
ICタグ読取部5と携帯電話機6との間の通信、ICタグ読取部10とコンピュータ11との間の通信は、BlueTooth(「BlueTooth」はアメリカ合衆国ワシントン州のブルートゥースエスアイジー社の登録商標である。)を用いる。他の周波数帯を用いる電波通信や、赤外線短距離通信(IrDA)などを用いる他の実施例も可能である。ICタグ4とICタグ読取部5との間でのやり取りが電波によるものであるから、それと干渉しない通信手段を選ぶ必要がある。
ICタグ4は、健康関連のサービス提供の用に供する物2、IC診察カード3などに付着されている。ほかに医療機器、運動機器、リハビリテーション設備などに付着したものであってもよい。健康関連のサービス提供の用に供する物2に付着されたICタグ4には、ICタグ4の識別情報、サービスの識別情報、健康管理サーバに定期的に送るべき健康及び生活習慣に関する項目、健康関連サービスの詳細情報、サービス提供元の情報などが格納される。
IC診察カード3は、それ自体がICカードであることからICチップを内蔵しているが、それとは別に更にICタグ4を設けたものである。ICカードとしてのICチップ内には当該患者の診察情報、カルテ情報などが格納されるのに対し、ICタグ4には、ICタグ4のタグ識別情報、IC診察カード3の識別情報、IC診察カード3保有者の保険番号などが格納される。
図2(a)は、携帯電話機6の機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。そして、図2(b)は、コンピュータ11の機能のうち、本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。ペアリング実行手段20は、コンピュータ内のペアリング実行手段40と同様に、ICタグ読取部5内のペアリング実行手段と協働して、携帯電話機6とICタグ読取部5との間のペアリングを確立し、維持する手段である。携帯電話機6とICタグ読取部との間のペアリングがBlueTooth(「BlueTooth」はアメリカ合衆国ワシントン州のブルートゥースエスアイジー社の登録商標である。)により行われる場合には、当該規格に基づいて通信が実行されて、ペアリングが実現される。このペアリングが実現して接続が維持されている間は、あたかも携帯電話機6とICタグ読取部5とが、ケーブルでつながった機器であるのと同様に機能する。コンピュータ11とICタグ読取部5とがペアリングを実現している状態も同様である。
携帯電話機6とコンピュータ11とは、本発明にかかる機能に着目すると、同様の機能を有する。いずれもICタグ読取部とのペアリングが実現している状態で、ICタグリーダとして機能する。したがって、図2(a)と図2(b)の機能ブロック図は、同様の構成を有する。以下、煩雑を避けるため、携帯電話機6について、説明する。
ICタグ読み取り要求手段21は、携帯電話機6とICタグ読取部5との間のペアリングが実現できていることを前提にして、携帯電話機6の操作者がICタグの読取要求をICタグ読取部5に対して送信することを実行する手段である。
ICタグ内データ受信手段22は、携帯電話機6とICタグ読取部5との間のペアリングが実現できているときに、ICタグ読取部5から携帯電話機6に向けてICタグ内データが送信されるのを受信する手段である。
ICタグ内データ表示手段26は、ICタグ内データ受信手段が受信した内容を表示する手段である。定期的に表示内容を更新して、今まさにICタグ読取部5のICタグ内データ格納手段52に格納されているデータが表示されるようにし、携帯電話機6とICタグ読取部5との間のペアリングが断絶された際には、「未接続!ICタグ読取部の電源を確認してください。」などのエラーメッセージを表示する。
サーバデータ要求手段23は、ICタグ内データ受信手段22が受信した内容にURL情報が存在するのに基づいて、サーバデータを要求する手段である。サーバデータ要求手段23の働きにより、携帯電話機6は、通信回線網8などを介してサーバコンピュータ7にアクセスする。
サーバデータ受信手段24は、サーバコンピュータ7が送ってきたデータを受信して、その内容をサーバデータ表示手段25が表示する。
図2(c)は、サーバコンピュータの機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。携帯電話機6またはコンピュータ11からのデータ要求を受信するデータ要求受信手段31、それを受けてデータを抽出するデータ抽出手段32、抽出したデータを携帯電話機6またはコンピュータ11に送り返す抽出データ送信手段33、必要ならばウェブページの形態でデータを提供するWebページ提供手段34とを有する。
図2(d)は、ICタグ読取部の機能のうち本発明にかかる部分のみを描いた機能ブロック図である。ICタグ読取部5は、携帯電話機6またはコンピュータ11とBluetooth(「Bluetooth」はアメリカ合衆国ワシントン州の法人が所有する登録商標である。)によりペアリングを実現してICタグリーダとして機能する。対携帯電話機アンテナ49(コンピュータとのやりとりも可能である)、対ICタグアンテナ59と、二つのアンテナを有して二つの通信を実現する。いずれの通信も近距離の電波通信であるから、例えばループ状のアンテナが用いられる。
ペアリング実行手段50は、携帯電話機6またはコンピュータ11との間で近距離無線通信によるペアリングを実現して、あたかもケーブルにてつながれているかのようにICタグ読取部5を機能させるものである。ICタグ読取手段53は、健康関連のサービス提供の用に供する物または診察カードに付着しているICタグに格納されている情報を読み取る手段である。読み取られた内容はICタグ内データ格納手段52に格納される。
以下、図3を参照しつつ、実施例1、すなわち健康管理システムに本発明を適用した場合について説明する。
図3は、健康管理システムに関して機器の操作手順にしたがってシステムの処理の順序及び内容を記載したブロック図である。図3の携帯電話機6の操作手順に「START」とあるが、そこに至る以前に、携帯電話機6とICタグ読取部5との間のペアリングは実現できているものとする。
携帯電話機6の操作者は、携帯電話機6を操作してICタグ読取要求手段21により、ICタグ読取部5に対し、ICタグ4の読取要求信号を送信する。前記操作者は、好適には、携帯電話機6を所持する者である。
ICタグ読取部5は、読み取り要求信号を受信すると、健康関連サービスの提供の用に供する物2に設けられたICタグ4に対し電波を発信する。ICタグ4はICタグ読取部5からの電波を受けると、パッシブタイプのタグの場合はそれにより電力を供給されて、必要な回路を働かせてICタグ内データをICタグ読取部5に向けて発信する。ICタグ内データは、具体的には、ICタグ4の識別番号、健康関連サービスの情報、健康関連サービスの提供の用に供する物2の情報が含まれるWebページ情報のURL等である。ICタグ読取部5は、ICタグ4からICタグ内データを受信すると、受け取ったICタグ内データを携帯電話機6に送信する。
携帯電話機6は、ICタグ内データ受信手段22によって、ICタグ読取部5からのICタグ内データを受信すると、ICタグ内データ表示手段26によって、受信したICタグ内データを表示する。
そして、携帯電話機6の操作者がさらなる詳細情報を必要としない場合は、処理を終了する。
携帯電話機6の操作者が詳細情報を必要とする場合は、サーバデータ要求送信手段23によって、ICタグ内データと関連するサーバデータを要求すべく、データ要求信号を通信回線網8を介しサーバコンピュータ7に対して送信する。
サーバコンピュータ7は、データ要求受信手段31によって、データ要求信号を受信すると、データ抽出手段32によって、データ要求信号に基づきサーバコンピュータ7に備えられたデータベース12内のサーバデータを抽出する。
このとき、前記データ要求信号がURLであった場合は、Webページ提供手段34によってあらかじめ生成されたURLに関連付けられたWebページ情報がデータベース12から抽出される。Webページ情報内にURLに関連するサーバデータも組み込まれている。
また、前記データ要求信号が医科材料識別番号であった場合は、データ抽出手段32によって、それらの番号に関連するサーバデータをデータベース12から抽出し、Webページ提供手段34によって、抽出したサーバデータを含むWebページ情報が生成される。
そして、抽出されたデータは、抽出データ送信手段33によって携帯電話機6に送信される。
携帯電話機6は、サーバデータ受信手段24によってサーバコンピュータ7からのデータを受信すると、サーバデータ表示手段25によってそのデータを表示する。
なお、データがWebページ情報で受信された場合は、携帯電話機6内のサーバデータ表示手段25が備えたブラウザ機能によってWebページを表示し、さらに、Webページ内にリンク機能が埋め込まれている場合は、リンク機能を作動させて、関連する他のWebページ情報を受信し、他のWebページを表示することも可能である。
また、特許文献22に開示された携帯端末用放送通信システムを適用して、ワンセグ放送を利用した動画受信をして、例えばメタボレシピに関する動画を表示することもできる。
このようにして携帯電話機とICタグ読取部とをペアリングさせたICタグリーダを用いた健康管理システムによれば、健康管理、生活習慣などについて、ICタグ4内に格納された情報よりもさらに詳細な情報を得ることができる。
また、ICタグに記憶された情報がURLを含む場合、URLによって、要求するデータが含まれるWebページを要求し、必要なデータを得ることができる。
さらに、ICタグに記憶された情報が、健康商品の識別番号である場合、それによって、サーバデータを要求し、必要なデータを確実に得ることができる。
さらにまた、前記サーバコンピュータ7は、データベース12内のデータをWebページによって提供するWebページ提供手段34を備え、抽出データ送信手段33は、Webページ提供手段34が提供するWebページを送信するように構成されているので、インターネットを利用する簡易なシステムでデータを提供できるとともに、Webページによって見やすく表示できる。
そして、前記携帯電話機6は、受信したICタグ内データを表示するICタグ内データ表示手段26を備えているので、ICタグ内データを携帯電話機6の表示画面に表示して見て、内容を確認することができる。
また、前記携帯電話機6に備えられるICタグ読取部5は、携帯電話機6にBluetooth(「Bluetooth」はアメリカ合衆国ワシントン州の法人が所有する登録商標である。)で接続されるから、不要なときは使わずにしまっておける。
なお、抽出された前記サーバデータは、Webページ情報内に組み込まれることなく、たとえばメール送信されてもよい。
また、前記データ要求信号がURLである場合に、先に、このURLに関連付けられた入力用Webページ情報をサーバコンピュータ7から携帯電話機6に送信し、携帯電話機6上で、入力用Webページに識別番号を入力し、入力用Webページに入力された識別番号がサーバコンピュータ7に受信されたとき、サーバコンピュータ7は、Webページ提供手段34によって識別番号と関連するサーバデータを組み込んだWebページ情報を生成するように構成してもよい。
さらに、前記データ要求信号が、識別番号である場合に、先に入力用Webページを要求し、入力用WebページにICタグ4の識別番号を入力して送信するようにしてもよい。
また、携帯電話機6とおよそ同様に、コンピュータ11によっても、ICタグ読取部5を介して、健康関連サービスの提供の用に供する物2に付着したICタグ4内のICタグデータを受信することが可能であり、ICタグ内データによって、前記サーバコンピュータ7からのデータを受信することもできる。その作用効果は携帯電話機6の場合と様である。
さらにまた、ICタグ4が付着されるのは、他の物品材料や、医療機器、リハビリテーションの設備、スポーツ設備などでもよい。
以下、図3を参照しつつ、実施例2、すなわちIC診察カードシステムに関して、本発明を適用した場合について説明する。
図3は、IC診察カードシステムに関して機器の操作手順にしたがって処理の順序及び内容を記載したブロック図である。携帯電話機6とICタグ読取部5との間のBluetooth(「Bluetooth」はアメリカ合衆国ワシントン州の法人が所有する登録商標である)によるペアリングが実現できていることを前提にして、携帯電話機6の操作者が携帯電話機6を操作して、ICタグ読取要求手段21により、ICタグ読取部5に対し、ICタグ4の読み取り要求信号を送信する(ステップS21)。
ICタグ読取部5は、読み取り要求信号を受信すると(あるいは、携帯電話機6との間のペアリングが実現すると自動的に)IC診察カード3に付着しているICタグ4に対し電波を発信する(ステップS22)。ICタグ4は、ICタグ読取部5からの電波を受信すると(ステップS23)、ICタグ内データを発信する(ステップS24)。ICタグ内データは、ICタグ4の識別番号、診察カード保有者の保険番号、または診察カード保有者の診察情報が含まれるWebページ情報のURL等である。
ICタグ読取部5はICタグ4からICタグ内データを受け取ると(ステップS25)、それを携帯電話機6に送信する(ステップS26)。
携帯電話機6は、ICタグ内データ受信手段22によって、ICタグ読取部5からのICタグ内データを受信すると(ステップS27)、サーバデータ要求送信手段23によって、ICタグ内データと関連するサーバデータを要求すべくデータ要求信号を通信回線網8を介しサーバコンピュータ7に対して送信する(ステップS28)。
データ要求信号は、ICタグ4の識別番号及び診察カード保有者の保険番号、または診察カード保有者の診察情報が含まれるWebページ情報のURLである。
前記サーバコンピュータ7は、データ要求受信手段31によって、データ要求信号を受信すると(ステップS29)、データ抽出手段32によって、データ要求信号に基づきサーバコンピュータ7に備えられたデータベース12内のデータを抽出する(ステップS30)。
このとき、前記データ要求信号がURLであった場合は、Webページ提供手段34によって予め生成されたURLに該当するWebページ情報が抽出される。
また、前記データ要求信号がIC診察カード識別番号及び保険番号であった場合は、それらの番号に相当するサーバデータを抽出し、Webページ提供手段34によってWebページ情報内に組み込まれる。
そして、抽出データ送信手段33によって抽出したデータは携帯電話機6に送信される(ステップS31)。
携帯電話機6は、サーバデータ受信手段24によってサーバコンピュータ7からのデータを受信すると(ステップS32)、サーバデータ表示手段25によってその受け取ったデータを表示する(ステップS33)。
なお、データがWebページ情報で受信された場合は、携帯電話機6内のブラウザ機能によってWebページを表示し、さらにWebページ内にリンク機能が埋め込まれている場合は、リンク機能を作動させて、関連する他のWebページ情報を再受信し、他のWebページを表示することも可能である。
また、特許文献22に開示された携帯端末用放送通信システムを適用して、ワンセグ放送を利用した動画受信をして、例えば医学知識に関する動画を表示することもできる。
このようにして、この診察システムによれば、ICタグに記憶された情報、あるいは診察カードに記憶された情報よりも更に詳細な患者の診察情報を得ることができる。
なお、前記データ要求信号がURLである場合に、先に、このURLに関連付けられた入力用Webページ情報をサーバコンピュータ7から携帯電話機6に送信し、携帯電話機6上で、入力用Webページに識別番号及び保険番号を入力し、入力用Webページに入力された識別番号及び保険番号がサーバコンピュータ7に受信されたとき、サーバ7は、Webページ提供手段34によって識別番号及び保険番号と関連するサーバデータを組み込んだWebページ情報を生成するように構成してもよい。
また、データ要求信号が、ICタグ4の識別番号及び診察カード保有者の保険番号である場合は、先に入力用Webページを要求し、入力用WebページにICタグ4の識別番号及び診察カード保有者の保険番号を入力して送信するように構成してもよい。
さらに、前記携帯電話機6を用いる場合と同様に、前記コンピュータ11によっても、IC診察カード3に設けられたICタグ4内のICタグ内データを受信することが可能であり、前記サーバコンピュータ7からのデータを受信することができるが、その作用効果は、携帯電話機6を用いる場合と同様である。
以下、図5から図8までを参照しつつ、実施例3について説明する。
図5は、健康管理システムうちの本人認証に用いる機器構成を示す斜視図である。ICカード端末110は、パーソナルコンピュータ120の周辺機器としてUSBケーブル119により接続される。パーソナルコンピュータ120は、例えば米国マイクロソフト社のウィンドウズ(登録商標)XPを基本ソフトとして構成されるものであり、無線LANモデム122により外部機器との間でネットワーク接続されてデータベースなどを参照できる。表示画面121は、パーソナルコンピュータ120の処理内容を表示する表示装置(CRT装置、液晶ディスプレイなど)の表示画面である。表示画面121にタッチパネルを積層配置して、操作者がタッチする位置情報をパーソナルコンピュータ120に入力することにより、キーボードを用いずに、パーソナルコンピュータ120の操作が可能となる。
ICカード端末110の電源は、ACアダプタ118により供給される。ACアダプタ118を電源コンセントにつないで、電源スイッチ115をONにして、USBケーブル119をパーソナルコンピュータ120につなぐと、パーソナルコンピュータ120がICカード端末110を認識して機能するようになる(ドライバソフトを組み込む必要がある場合には、最初の使い始めの際にインストールして用いる)。
ICカード端末110の上面には、ICタグリーダ・ライタ111、指紋認証センサ112、ICカードリーダ・ライタ113、ファンクションスイッチ116、LED117が設けられる。ICタグリーダ・ライタ111と、ICカードリーダ・ライタ113とは、規格が異なり、通信プロトコルも違う。これら二つのリーダ・ライタは、離して設置する。両者それぞれの電波(電磁波)による通信が互いに干渉することを防ぐのみならず、操作をする人、認証を受ける本人がどちらのリーダ・ライタを用いているかを明確に認識するためでもある。
指紋認証センサ112は、生体認証装置の一例である。手のひらの静脈パターン、虹彩パターン、網膜パターン、声紋、顔の輪郭など、他の生体認証を用いる場合には、他のセンサを設ける。ファンクションスイッチ116は、生体認証処理、ICカード読み込み処理、ICタグ読み込み処理などの機能を切り替えるために用いるスイッチである。LED117は、その点灯の仕方(常時点灯、点滅のサイクルの違い)によって、現在使われている機能の種類、その状況を示す。
放熱穴114は、ICカード端末110の筐体内部に収納された回路が熱をもたないように、通気するものである。また、内部に設けられたブザーの音を外部に伝える。
図6は、健康管理システムのうちの本人認証に用いる機器構成を示すブロック図である。ICタグを含むICカード130は、MIFAREカードとして知られるISO14443Aの規格で読み取りされるICカードと、my−dタグとして知られるISO15693の規格で読み取りされるICタグとをそれぞれ独立して格納しているカードであり、例えばプラスチックの素材にて構成される。ICカードとICタグとが独立しているという意味は、いずれも一つの名刺大のプラスチックカードの中に収納されているが、ICカードリーダ・ライタ113に近接させて読み書きする際には、ICカードのみが通信を行い、ICタグリーダ・ライタ111に近接させて読み書きする際には、ICタグのみが通信を行うということである。
ICカード端末110の内部には、MPU(マイクロプロセッサユニット)129が設けられており、ICカード端末110の内部の各回路、すなわちICタグリーダ・ライタ111、指紋認証センサ112、ICカードリーダ・ライタ113、ファンクションスイッチ116、ブザー、LED117などの信号切替、入出力制御などの処理を実行する。前述したようにICカード端末110は、パーソナルコンピュータ120の周辺機器として構成され、ここでは、USB機器として構成されており、USBケーブル119にてパーソナルコンピュータと接続される。なお、USB機器として構成せずに、コンピュータネットワーク機器として構成して、いわゆるLANにてパーソナルコンピュータ120に接続するものとしてICカード端末110を構成する他の実施例も可能である。
以下、図7及び図8を参照しつつ、実施例1について説明する。図7は、本考案に係る健康管理システムを地域医療連携システムに用いた場合を示す概念図である。本考案に係る健康管理システムは、健康関連のサービス提供者と需要者との間でマンツーマンで取引されるサービス提供一般に利用可能なものであるが、以下、図7及び図8においては、医業、とりわけ地域医療連携システムに応用した例を挙げて説明する。
この場合においては、需要者すなわち患者が所持するICカードをIC診察カードと呼び、サービス提供者すなわち医療従事者が所持するICカードを医療従事者ICカードと呼ぶ。煩雑を避けるため、特に区別する必要のないときは単にICカードと呼ぶが、前述したように本考案におけるICカードは、mifareカード(ISO14443Aで読み書きするICカード)と、my−dタグ(ISO15693で読み書きするICタグ)とを、一枚のプラスチックカードに併せ持つものであり、mifareカードの記憶領域には、本人認証に必要なデータ(この例では指紋の画像データから所定の規則により抽出されたデータ)を格納しており、my−dタグの記憶領域には、カード所持者の保険番号などの個人情報が格納されている。
図7の地域医療連携システムは、○○大学病院と同一地域に所在するA病院、B病院を連携する地域医療連携DB(データベース)149が設けてあり、地域医療連携システムの端末140,141,142が専用線を介してデータセキュリティセンターとつながっており、地域内の複数の病院の医療連携を実現するシステムである。それと同時に、IC診察カード150が、その地域内のいずれの病院でも用いることができるシステムであるという観点から見ると、IC診察カードシステムであるといえる。
また、地域医療連携システムは、健康管理システムとの連携を図ることで更なる効果を発揮する。図7においてデータセキュリティセンターは、専用線、ファイアウォールを介して健康管理システムのサーバ240、DB249と連携をとる。サーバ240にはデータ解析サーバ340が接続されている。また、サーバ240は、Webサーバ、DBサーバ、メールサーバとしての機能を有していて、ファイアウォール、通信回線網(インターネット)8を介してWebクライアント11、携帯端末6とつながる。携帯端末6はICタグリーダ5を有していて、ICタグ4を読み取り、その読み取った情報に基づいて関連するウェブサイトにアクセスする。
健康管理システムは、サーバ7、DB12、データ解析サーバ340からなるシステムであって、顧客(スポーツジムの会員、診察システムを利用する患者を含む)の健康データ、生活習慣データを顧客の意思に基づいて、時系列的に蓄積し、それを解析して生活習慣と健康との間の規則性を見出して顧客に助言を与えるシステムである。
地域医療連携システムと健康管理システムとの連携をする際には、患者と医師との共通の意思に基づいて、健康管理システムのデータを医療に用いる、または医療施設での検診データを健康管理システムに用いる。その際に、個人情報の利用に対する承認の観点と、患者の不確かな医療知識を補うのにかかりつけの医師の助言がふさわしいという観点から、患者と医師との双方の本人認証に基づいてデータ入力をするのが望まれる。
IC診察カード150を所持する患者は、その患者の住む地域内の医療機関であるA病院において、医療従事者と対面の上、地域医療連携システムの端末141を用いて、指紋認証により本人認証を行った上で、IC診察カード150に設けられたICタグ内の個人情報にアクセスしてもらい、保険情報などの個人情報を開示して診察を受ける。A病院での所見、診察結果、検査結果などは、病院内のネットワークとは独立した専用線を介してデータセキュリティセンターの地域医療連携データベース149に格納される。
A病院で診察を受けて治療方針、治療方法などを勧められた患者は、セカンドオピニオンを得たいとB病院に行く、とする。A病院と同一の地域医療連携システムに参加しているB病院においては、その患者は、A病院で用いたのと同じIC診察カード150を使って、同様に本人認証を行った上で診察を受けることができる。患者と医療従事者との双方が対面の上で本人認証をしているので、B病院において、先のA病院の検査結果にアクセスして、それについてのセカンドオピニオンを述べることが可能となる。患者は、A病院から、カルテ、レントゲン写真、血液検査結果、MRT画像などを借り出して持ち運ぶことが不要である。また、図7における健康管理システムのDB249に蓄積された情報を引き出したい場合も同様の手続による。
B病院でセカンドオピニオンを得た患者が、さらに大学病院の診断を設けたいと欲する場合には、紹介状を電子的に発行して地域医療DB149に保管することができる。紹介状の発行を受けた患者は、○○大学病院に所定の時間に行って、相手の医療従事者と対面の上、IC診察カード150を用いて双方の本人認証をした上で、地域医療連携データベース149にアクセスして、紹介状、カルテ、検査結果などを参照する。また、図7における健康管理システムのDB12に蓄積された情報を引き出したい場合も同様の手続による。このようにして地域医療連携が実現される。
図8は、健康管理システムのうちの本人認証に用いる機器構成の他の実施例を示す斜視図である。健康管理システムの端末140は図5に示すICカード端末110とほぼ同一の構成であるが、図8においては、指紋センサ112の部分がへこませてあり、患者が指紋認証のために指を入れることをイメージしやすくしてある。患者が所持するIC診察カード150と同様なカードを医療従事者も持っている。図8に示す医療従事者ICカード151がそれである。
病院において、患者と医療従事者(医師)とが、対面の上、まず患者の所持するIC診察カード150を健康管理システムの端末140のICカードリーダ・ライタ113に載せて、患者の指を指紋認証センサ112の上に載せる。端末140は、ICカードリーダ・ライタ113により、IC診察カードのmifareカード部分の記憶領域に格納された患者の指紋データ(指紋画像から所定の規則により抽出されたデータ)を読取り、USBケーブル119を介して、PC側にそのデータを送る。また、端末140は、指紋認証センサ112により患者本人の指紋を読取り、その指紋画像から所定の規則により抽出されたデータをPC側に送る。PC側では、それら二つのデータを照合して、合致するか、不一致かを判定する。PCの操作は医療従事者によってなされる。
PCの操作をする医療従事者の本人認証も、患者の目の前で実行される。すなわち、医療従事者ICカード151をICカードリーダ・ライタ113に載せて、医療従事者の指を指紋認証センサ112に載せて医療従事者の本人認証を実行する。患者、医療従事者の双方ともが本人認証をクリアできた場合にはじめて患者の個人情報、健康情報、生活習慣情報、健康管理システムによる解析結果等が開示される。
開示されるべき患者の個人情報の第一段階のものは、被保険者氏名、被保険者番号、生年月日、性別、資格取得年月日、保険証の有効期限などの情報であり、それらは、IC診察カード150に含まれているICタグ内の記憶領域に格納されている。本人認証のクリアできた後に、患者自身の手によりIC診察カード150をICタグリーダ・ライタ111に載せかえることで端末140がその個人情報を読み取ってPC側に送る。
開示されるべき患者の個人情報の第二段階のものは、その病院内のコンピュータシステムに保存されたその患者の電子カルテの内容、過去の検査結果、投薬履歴、通院履歴などであり、第三段階のものは、図7に示す地域医療連携DB149に保存された情報、そして健康管理システムに蓄積されたデータベース249の内容である。それらの情報を医療従事者に開示するにあたっては、目の前の患者に暗証番号を入力してもらうなどのセキュリティをかけることができる。その暗証番号の入力のためには、端末140,141,142などに暗証番号入力用のテンキー(数字の入力のためのキーボード)を追加することが望ましい。
カードの指紋照合による個人認証は、ICカード保有者であることと、ICカードに格納された指紋データと本人の指紋との照合とが合致することとの二つの事象がともに肯定である場合に認証がなされたとするものである。
ICカードに格納された指紋データは、指紋画像そのものではなく、指紋画像から所定の規則により抽出した16個の数値を羅列したものとする。したがって、その数値データから指紋画像を再構成することはできない。指紋認証センサは、指紋を読み取ると、所定の規則に従って、16個の数値を抽出して指紋読取り結果とする。そして、PCにおいて指紋読取り結果とIC診察カード読取り結果とを照合する。ここにおいて、「所定の規則により抽出する」としたが、この「所定の規則」がどのようなものであるかは、本システムのシステム管理者のみが知ることであり、この規則を秘密として管理するセキュリティの度合いが高ければ高いほど、この指紋認証のセキュリティも高い。
13.56MHzの周波数を利用した非接触型ICカードは、ISO14443タイプA、ISO14443タイプB、ISO14443タイプC(FELICA)、ISO15693と4つに分類される。最初の三つは、人の認証用であり、いずれもプロトコルが異なり、データは暗号化されて書き込まれる。その暗号化の方式は、各システム設計者、システム管理者が秘密として管理している。また、タイプCは、Edy、Suicaなどで広汎に使用されているが、フォーマットが変えてあるため、それぞれの互換性はない。本考案で採用したISO14443タイプAは、mifareとして世界中に普及しているものである。
また、ISO15693は、ICタグの用途で使用され、物の識別用であり、互換性を要求されるため、タイプA,B,Cとは異なる設計思想である。暗号化は前提とされていない。書き込みのフォーマットをシステム設計者が決めて、専用ソフトを使用して初めて書き込んだデータを意味あるものとして表示できるようにシステムを組むことが可能なものである。
IC診察カードのICタグには、健康保険証の保険者名称、保険者番号、資格取得年月日、性別、生年月日、氏名、番号、記号、交付日、病院コード、ID番号、URLなどの診察に関連する情報のほかに、健康管理システムに対して定期的に入力する健康や生活習慣に関するデータ項目などの情報が、システム設計者の定めたフォーマットに従って記述してある。
スポーツジムの会員カードに貼付するICタグには、スポーツジムの名称、会員区分、有効期限、発効日、運動メニュー、健康や生活習慣に関するデータ項目、URLなどをシステム設計者の定めたフォーマットに従って記述してある。
健康に関連する取引であって、サービス提供者と需要者との間でマンツーマンで取引されるサービス提供一般に利用可能である。
1 健康管理システム
2 健康関連のサービス提供の用に供する物
3 IC診察カード
4 ICタグ
5,10 ICタグ読取部
6 携帯電話機
7 サーバコンピュータ
8 通信回線網(インターネット)
9 基地局
11 コンピュータ
12 データベース
110 ICカード端末
111 ICタグリーダ・ライタ
112 指紋認証センサ
113 ICカードリーダ・ライタ
114 放熱穴
115 電源スイッチ
116 ファンクションスイッチ
117 LED
118 ACアダプタ
119 USBケーブル
120 パーソナルコンピュータ
121 表示画面
122 無線LANモデム
129 MPU(マイクロプロセッサユニット)
130 ICタグを含むICカード
140,141,142 健康管理システムの端末
149 地域医療連携DB
150 IC診察カード
151 医療従事者ICカード
249 健康管理システムのDB

Claims (7)

  1. 顧客の健康及び生活習慣に関するデータを受け取ってそれを解析した結果を該顧客に返す健康管理システムであって、
    前記顧客が携帯端末で入力するのを受け取る受信手段と、
    該通信手段にて前記顧客が入力したデータを蓄積するデータベースと、
    該データベースに蓄積されたデータが所定の長さの期間に達したときに解析して健康と生活習慣との間の規則性を見出す解析手段と、
    該解析手段の解析結果を前記顧客に返す送信手段と、
    前記顧客がデータ入力して送るのを支援する情報を含むICタグと、
    該ICタグに格納された情報を読み取るICタグリーダと、
    該ICタグリーダの読み取った情報に基づいて前記顧客が情報を送信するのに用いる携帯端末と
    からなり、
    前記顧客は携帯端末を用いて前記ICタグに格納された情報を読み取り、それに基づいて自己の健康及び生活習慣に関するデータを送信することを特徴とする健康管理システム。
  2. 請求項1に記載した健康管理システムであって、
    前記ICタグは診察カードに付着しており、前記顧客は診察を受ける患者であって、医業に関するシステムと連携させて用いることを特徴とする健康管理システム。
  3. 請求項1に記載した健康管理システムであって、
    前記ICタグは、スポーツジムの会員証に付着しており、前記顧客はスポーツジム利用者であり、スポーツジムの運動に関するシステムと連携させて用いることを特徴とする健康管理システム。
  4. 顧客の健康及び生活習慣に関するデータを受け取ってそれを解析した結果を該顧客に返す健康管理システムであって、
    前記顧客が携帯端末で入力するのを受け取る受信手段と、
    該通信手段にて前記顧客が入力したデータを蓄積するデータベースと、
    該データベースに蓄積されたデータが所定の長さの期間に達したときに解析して健康と生活習慣との間の規則性を見出す解析手段と、
    該解析手段の解析結果を前記顧客に返す送信手段と、
    ICタグを含み、前記顧客の個人情報及び生体認証データを格納するIC顧客カードと、
    ICタグを含み、前記健康管理システムの運用に携わるサービス提供者の個人情報及び生体認証データを格納するサービス提供者ICカードと、
    前記ICタグを読み取るICタグリーダ、前記IC顧客カード・サービス提供者ICカードを読み取るICカードリーダ及び生体認証装置を備えたICカード端末と、
    前記ICカード端末を周辺機器として接続する前記サービス提供者用パーソナルコンピュータと
    からなり、
    サービス提供を必要とする際に、前記IC顧客カードを所持する顧客の生体認証処理と、前記サービス提供者ICカードを所持するサービス提供者の生体認証処理とを実行し、これら二種類の生体認証処理がいずれも肯定結果であることを条件に、サービス提供者に対してサービスを受ける顧客の個人情報を開示することを特徴とする健康管理システム。
  5. 請求項4に記載した健康管理システムであって、
    前記サービス提供者は医師であり、前記顧客は患者であり、医業に関するシステムと連携させて用いることを特徴とする健康管理システム。
  6. 請求項5に記載した健康管理システムであって、
    前記IC顧客カードは、IC診察カードであることを特徴とする健康管理システム。
  7. 請求項4に記載した健康管理システムであって、
    前記サービス提供者はスポーツトレーナであり、前記顧客はスポーツジム利用者であり、スポーツジムの運動に関するシステムと連携させて用いることを特徴とする健康管理システム。
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