JP2016052022A - 救護システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 緊急時での救護システムの認証の煩雑さの解消を可能とする救護システムを提供する。
【解決手段】 電子カルテシステム0と、緊急時入力部と、被救護者携帯端末1と、サーバ2と、を備え、前記サーバ2は、前記被救護者携帯端末の医療施設3への到着を認識し、前記医療施設3の救護者が自身の一つの認証情報を前記被救護者携帯端末1の入力部に入力し、 前記被救護者携帯端末1は、入力された認証情報を前記サーバ2に転送し、前記サーバ2は、前記認証情報を受けて被救護者の個人情報を前記被救護者携帯端末1に転送し、前記被救護者携帯端末1は、前記基礎医療情報とともに転送された被救護者の個人情報を表示する表示部を具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は救護システムに係り、特にすぐに治療や処置を施さなければ死亡や重篤な障害となることが予見される対象者(以下「被救護者」という)の持病、投薬、禁忌事項、年齢、血液型、身長、体重等の基礎医療情報の参照のし易さと、個人情報のセキュリティを確保した状態で、前記被救護者を救護する者(以下「救護者」という)に前記基礎医療情報及び前記個人情報を開示するための技術に関するものである。
従来の救護システムは、特許文献1に開示される。特許文献1には、被救護者が自身の携帯端末の緊急通信スイッチを緊急時に操作し、前記携帯端末は緊急通信スイッチの操作を受けて管理センターに緊急信号と当該携帯端末の位置情報を送信し、前記管理センターは当該緊急信号と当該位置情報を受信し、前記被救護者を担当する救護者の連絡先に前記被救護者からの緊急信号と前記携帯端末の位置情報を通知することが開示されている。
特開2004-221926号公報
Ning Jia著 Analog Dialogue Vol.43 No.7 「3軸デジタル加速度センサによる人の転倒の検出」
しかしながら、特許文献1では、個人情報等の保護の観点から基礎医療情報の開示を前記救護者に限定しており、前記被救護者を担当しない救護者が被救護者を救護する場合は、当該担当しない救護者は被救護者の基礎医療情報の取得のために、救護システムへの認証が必要となる。この場合、被救護者の容態が一刻を争う状況では、当該担当しない救護者にとって救護システムの認証ですら煩雑であるという問題がある。
他方、救護システムの認証を省略すれば、被救護者の個人情報の漏えいが懸念され、被救護者の個人情報保護の観点から好ましくない。
そこで、本発明の目的は、緊急時での救護システムの認証の煩雑さの解消を可能とする救護システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の救護システムは、被救護者の基礎医療情報と個人情報を対応づけて記憶する電子カルテシステムと、前記被救護者を含み当該被救護者の周囲の者が緊急時の入力をする緊急時入力部と、前記緊急時の入力を受けてサーバに緊急情報と前記被救護者の位置情報を通信する通信部とを具備する被救護者携帯端末と、前記緊急情報を受けて前記電子カルテシステムに予め記憶されている被救護者のリストから該当する被救護者を特定し、特定された被救護者の基礎医療情報と個人情報とを前記電子カルテシステムから読み出す処理と、前記被救護者携帯端末の位置情報を基に前記被救護者携帯端末の地図上の位置から医療施設へ前記被救護者を搬送する救護者に当該位置情報を通報する処理を行う前記サーバと、を備え、前記サーバは、前記被救護者携帯端末の医療施設への到着を認識し、前記医療施設の救護者が自身の一つの認証情報を前記被救護者携帯端末の入力部に入力し、前記被救護者携帯端末は、入力された認証情報を前記サーバに転送し、前記サーバは、前記認証情報を受けて被救護者の個人情報を前記被救護者携帯端末に転送し、前記被救護者携帯端末は、前記基礎医療情報とともに転送された被救護者の個人情報を表示する表示部を具備することを特徴とする。
また、前記救護者の認証は、医師の氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号を用いることを特徴とする。
本発明によれば、緊急時での救護システムの認証の煩雑さの解消を可能とする救護システムを提供することができる。
本発明の実施例1、2及び4の救護システム構成図 本発明の実施例1の処理の流れを示す図 本発明の実施例2の処理の流れを示す図 本発明の実施例3の救護システム構成図 本発明の実施例3の処理の流れを示す図 本発明の実施例3の処理の流れを示す図 本発明の実施例5の救護システム構成図 本発明の実施例5の処理の流れを示す図 本発明の実施例5の処理の流れを示す図 本発明の実施例6の救護システム構成図 本発明の実施例6の処理の流れを示す図 本発明の実施例6の処理の流れを示す図
以下、本発明に係る救護システムの好適な実施形態について、図面を用いて説明する。
実施例1は、被救護者携帯端末1とサーバ2が稼働する構成で、被救護者が緊急時となった際に緊急ボタン11を押下して実施する例である。
実施例1のシステム構成例は図1に示される。実施例1の処理の流れは図2に示される。
以下、図1と図2を用いて、実施例1の構成と処理の流れの各ステップを説明する。
<実施例1の構成>
(電子カルテシステム0)
電子カルテシステム0は、診療所、病院などの医療施設において使用するもので、患者のカルテの電子情報を一括して編集・管理し、データベースに記録するコンピュータシステムである。電子カルテシステム0には被救護者の基礎医療情報と被救護者の個人情報とを対応づけて、電子カルテシステム0が保有する記憶装置(図示省略)に記憶する。
(被救護者携帯端末1、サーバ2)
被救護者携帯端末1は、被救護者が携帯するスマートフォンや携帯電話であって、被救護者が急病等の緊急時となった際に押下する緊急ボタン11と、緊急ボタン11が押下されたことを受けてサーバ2に緊急情報と、位置情報取得部133からの被救護者携帯端末1の位置情報を送信するhttp通信部 131と、緊急ボタン11が押下されたことを受けてWebブラウザ12を起動するブラウザ 起動部132と、 GPSやWi-Fi等の被救護者携帯端末1の位置情報を取得する位置情報取得部133と、を有する。
http通信部131のhttpとは、インターネット上で、Webサーバ21とユーザが、相互に通信するための代表的な通信プロトコルである。
また、図1の緊急ボタン11は、被救護者携帯端末1のディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースで表示したボタンを例示している。実施例1では、緊急ボタン11の例示に限らず携帯端末上に設けられる特定のキー(例えばダイヤルボタン)でもよい。また、位置情報取得部133は、GPSの機能を利用し、インターネット上で公開されている地図アプリと連携してもよい。
サーバ2は、救急車による被救護者の搬送などの救急行政を行う地方自治体または消防庁の管理のサーバであって、Webサーバ21と、電子カルテシステム0、Webサーバ21から緊急状態通知を医療施設3に通信する通信部22と、電話番号等の被救護者携帯端末1の所有者個人を特定する個人情報と基礎医療情報を記憶するデータベース(DB)部23と、前記個人情報又は基礎医療情報の何れかの情報を検索キーとし、その検索キーと対応づけてDB23に記憶されている前記個人情報又は基礎医療情報を検索する検索部24と、を有する。DB23の個人情報と基礎医療情報の記憶は電子カルテシステム0と共有されている。
サーバ2は被救護者携帯端末1から緊急情報を受けて電子カルテシステム0に予め記憶されている被救護者のリストから該当する被救護者を特定し、電子カルテシステム0と共有されるDB23から特定された被救護者の基礎医療情報と被救護者の個人情報とを読み出す処理と、被救護者携帯端末1の位置情報を基に被救護者携帯端末1の地図上の位置を派遣する救護者に通報する処理とを実行する。
また、前記被救護者を搬送する救護者は、当該被救護者携帯端末1の位置に到着し、到着した救護者が当該救護者を医療施設へ搬送する。
サーバ2は、被救護者携帯端末1の医療施設への到着を認識する。医療施設3の救護者が自身の一つの認証情報を被救護者携帯端末1の入力部に入力する。被救護者携帯端末1は、入力された認証情報をサーバ2に転送する。サーバ2は、前記認証情報を受けて被救護者の個人情報を被救護者携帯端末1に転送する。被救護者携帯端末1は、前記基礎医療情報とともに転送された被救護者の個人情報を表示部に表示する。
(医療施設3)
医療施設3は被救護者の治療が可能な病院、診療所などである。
<実施例1の処理の流れ>
(ステップS201)
被救護者は急病等で緊急時の状態となる。
(ステップS202)
被救護者は、被救護者携帯端末1のディスプレイ(表示部)上の緊急ボタン11を押下する。
(ステップS203)
被救護者が緊急ボタン1を押下すると、被救護者携帯端末1は内蔵のスピーカより周囲に緊急時を伝える緊急情報音を発信し、http通信部131がインターネット経由によりサーバ2内のWebサーバ21に緊急情報と被救護者携帯端末1の位置情報を転送する。Webサーバ21は検索部24に被救護者携帯端末1の所有者情報から被救護者の個人情報と基礎医療情報をDB23から検索させる。サーバ2は、被救護者の個人情報と基礎医療情報をWebサーバ21からインターネット経由にて被救護者携帯端末1に送信する。
被救護者携帯端末1に送信された基礎医療情報は、緊急ボタン11の押下により起動されるWebブラウザ12上に表示される。また、緊急ボタン11の押下により、同時にサーバ2内の通信部22より指定の医療施設3に被救護者が緊急時であることを通知する。
(ステップS204)
サーバ2は、被救護者携帯端末1の位置情報を基に被救護者携帯端末1の地図上の位置を、派遣する救護者に通報する。通報を受けた救護者は被救護者携帯端末1の位置に到着し、到着した救護者は被救護者を被救護者携帯端末1と共に、医療施設3に搬送する。サーバ2は、被救護者携帯端末1の内部の位置情報取得部133を用いて、医療施設3への被救護者の到着を被救護者携帯端末1が医療施設3の施設内に位置しているか否かで判断する。
(ステップS205)
被救護者が医療施設3に到着していることが確認できた場合、被救護者携帯端末1上のWebブラウザ12にログイン画面を表示する。
(ステップS206)
医療施設3の医師または看護師はログイン画面に氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号等の当該救護者の一つの認証情報を入力する。
(ステップS207)
サーバ2は、携帯端末1内のhttp通信部131を用い、ログイン画面に入力された氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号をサーバ2内のWebサーバ21に送信する。Webサーバ21は検索部24に入力された氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号を引き渡す。検索部24は引き渡された氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号を検索キーとしてDB23より真正の救護者か否かを判断する。DB23には被救護者を救護する救護者の氏名と医籍登録番号または看護師籍登録番号が対応して記憶されている。
ログイン可能である場合は、DBから検索機能部、Webサーバを経由し、インターネットにより被救護者の個人情報(氏名、生年月日、住所、電話番号等)を携帯端末1のWebブラウザに表示する。
以上説明した実施例1によれば、従来の救護システムで必要であった救護者のID、パスワードの二つの認証情報の入力に比べて、緊急時での救護システムの認証の煩雑さの解消を可能とする救護システムを提供することができる。
また、実施例1の特有の効果は、救護時に必要となる被救護者の基礎医療情報は救護者が容易に取得できるが、緊急時には必要ないが初期治療後の入院等で必要となると想定できる被救護者の個人情報は医師、看護師等救護者のみに開示されセキュリティを確保できる。
実施例2では、被救護者携帯端末1を持つ被救護者が緊急ボタンを押せない場合で実施する例を示す。
図3は本発明の実施例2の処理の流れを示す図である。以下、図3の各ステップについて説明する。なお、実施例1と同じステップには同じステップ符号を付け、説明を省略する。
<実施例2の処理の流れ>
(ステップS301)
被救護者は急病等で緊急時となり、被救護者は転倒した。被救護者携帯端末1に内蔵されている加速度センサ(図示省略)は、被救護者の転倒が3分間など一定期間維持しているかを検出する。加速度センサによる人の転倒の検出の文献は非特許文献1に開示される。
(ステップS202〜S207)は実施例1と同じであるため、説明を省略する。
以上説明した実施例2によれば、実施例1で説明した効果の他に、次の特有の効果を有する。実施例2の特有の効果は、被救護者が転倒して緊急ボタン押下不可の場合でも、周囲に救護が必要な状況であることを知らせ、救護時に必要となる被救護者の基礎医療情報を救護者に開示することができる。
実施例3では、医師または看護師が氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号の入力を不要とする例を示す。
図4に実施例3のシステム構成図を示す。図5は本発明の実施例1の変形例として実施例3の処理の流れを示し、図6は本発明の実施例2の変形例として実施例3の処理の流れを示す図である。以下、図4の構成および図5、6の各ステップについて詳細に説明する。なお、実施例1および実施例2と同じステップには同じステップ符号を付け、説明を省略する。
<実施例3の構成>
(電子カルテシステム0)
実施例1の図1の電子カルテシステム0と同じであるため、説明を省略する。
(被救護者携帯端末1)
実施例1の図1の被救護者携帯端末1と同じであるため、説明を省略する。
(サーバ2)
通信部22は、「メールサーバ221」または「電話回線などの通信装置222」とする。その他は実施例1の図1のサーバ2と同じであるため、説明を省略する。
(医療施設3)
実施例1の図1の医療施設3と同じであるため、説明を省略する。
<実施例3の処理の流れ>
(ステップS201〜S204)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS605)
実施例1のS205の処理に加え、図5のサーバ2は、検索部24がDB23から取得した被救護者の個人情報表示用パスワードをサーバ2内の通信部22よりメールサーバ221または通信装置222を用いて、到着した医療施設3に連絡する。この連絡された情報表示用パスワードで救護者を認証する。
(ステップS606)
医療施設3の救護者は、図5の救護者携帯端末1のWebブラウザ上のログイン画面にステップS605で連絡されたパスワードを入力する。
(ステップS207)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS301)
実施例2と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS203、S204)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS605)
図5のS605と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS606)
図5のS606と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS207)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
以上説明した実施例3によれば、実施例1、2で説明した効果の他に、次の特有の効果を有する。実施例3の特有の効果は、医師または看護師が氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号を入力しなくてもセキュリティを確保した状態で被救護者の個人情報を開示することができる。
実施例4では、被救護者携帯端末1に表示する基礎医療情報に追加メッセージを表示する例を示す。
実施例1〜3に示した被救護者携帯端末1に表示する基礎医療情報に追加して、被救護者が被救護者携帯端末1からあらかじめ登録しておいた「○○病院に行きたい」「○○の薬を飲みたい」等のメッセージを表示する。
以上説明した実施例4によれば、実施例1で説明した効果の他に、次の特有の効果を有する。実施例4の特有の効果は、基礎医療情報から処置、受入医療施設を推測することなく、迅速に適切な処置を実施し、適切な医療施設3への被救護者の搬入が可能となる。
実施例5では、救護者携帯端末3を用いた例を示す。
図7は実施例5を実現するための構成図である。図8は本発明の実施例1の変形例として実施例5の処理の流れを示し、図9は本発明の実施例2の変形例として実施例5の処理の流れを示す図である。
以下、図7の構成および図8、9の各ステップについて詳細に説明する。なお、実施例1および実施例2と同じステップには同じステップ符号を付け、説明を省略する。
<実施例5の構成>
(電子カルテシステム0)
実施例1の電子カルテシステム0と同じであるため、説明を省略する。
(被救護者携帯端末1)
実施例1の図1の被救護者携帯端末1と同じであるため、説明を省略する。
(サーバ2)
実施例1の図1のサーバ2と同じであるため、説明を省略する。
(救護者携帯端末3)
一般的な携帯端末(携帯電話端末)と同様の機能(「電話機能」等)を有する。
<実施例5の処理の流れ>
(ステップS201〜S204)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS905)
救護者は被救護者を医療施設3に到着させていないが、被救護者の個人情報が必要かどうかを判断する。
(ステップS906)
救護者は被救護者の個人情報が必要な場合、救護者の携帯端末識別情報(電話番号等)を図8の被救護者携帯端末1のWebブラウザに入力する。
(ステップS907)
サーバ2は救護者に個人情報表示用パスワード(時間制限付きのワンタイムパスワード)を連絡する。パスワードの連絡方法は以下の2通りがある。
(1)被救護者携帯端末のWebブラウザにパスワードを表示する。
(2)救護者携帯端末3にサーバ2の通話装置から自動音声による電話通知を実施し、パスワードを音声により伝達する。
(ステップS908)
救護者はステップS907で連絡されたパスワードを入力する。パスワードの入力方法はステップS907のパスワードの連絡方法ごとに異なる。
(1)被救護者携帯端末のWebブラウザにパスワードを表示すると同時にサーバ2の通話装置から救護者携帯端末3に自動音声による電話通知を実施し、同時に救護者携帯端末にパスワード入力画面を表示する。表示されたパスワード入力画面にパスワードを入力する。
(2)被救護者携帯端末のパスワード入力画面に電話通知されたパスワードを入力する。
(ステップS207)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS301)
実施例2と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS203、S204)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS905〜S908)
図8のS905〜S908と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS207)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
以上説明した実施例5によれば、実施例1、2で説明した効果の他に、次の特有の効果を有する。実施例5の特有の効果は、被救護者が医療施設に到着していなくても、救護者が被救護者の個人情報を確認することが可能になり、基礎医療情報のみでは現場での初期治療に不十分である場合等、被救護者の近親者に連絡を取り、追加情報を得ることが可能となる。また、救護者自身の携帯端末の情報を入力する必要があるため、不正利用目的での被救護者個人情報取得のリスクは低下する。
実施例6では、近親者携帯端末5を用いて発明を実施する例を示す。
図10は実施例6を実現するための構成図である。図11は本発明の実施例1の変形例として実施例6の処理の流れを示し、図12は本発明の実施例2の変形例として実施例6の処理の流れを示す図である。
以下、図10の構成および図11、12の各ステップについて詳細に説明する。なお、実施例1および実施例2と同じステップには同じステップ符号を付け、説明を省略する。
(電子カルテシステム0)
実施例1の図1の電子カルテシステム0と同じであるため、説明を省略する。
(被救護者携帯端末1)
実施例1の図1の被救護者携帯端末1と同じであるため、説明を省略する。
(サーバ2)
実施例1の図1のサーバ2と同じであるため、説明を省略する。
(近親者携帯端末5)
一般的な携帯端末(携帯電話端末)と同様の機能(「電話機能」等)を有する。また「被救護者携帯端末個人情報開示操作機能」があってもよい。
(ステップS201〜S202)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS1203)
実施例1のS203の処理に加え、被救護者携帯端末1の電話機能を用いて被救護者近親者携帯端末3への自動電話処理を実施する。なお、近親者の電話番号は非表示とする。
(ステップS1204)
被救護者近親者が被救護者の個人情報開示を許可する。許可の方法として、個人情報開示パスワードの伝達や近親者の携帯端末からの被救護者携帯端末個人情報開示操作等がある。
(ステップS207)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS301)
実施例2と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS1203、1204)
図11のS1203、1204と同じであるため、説明を省略する。
(ステップS207)
実施例1と同じであるため、説明を省略する。
以上説明した実施例6によれば、実施例1、2で説明した効果の他に、次の特有の効果を有する。実施例6の特有の効果は、実施例1および実施例2のように医療施設に到着および救護者情報入力を実施しなくても、被救護者近親者が許可を出すことで、被救護者の個人情報を開示することができ、基礎医療情報に未登録の個人情報で初期治療に必要な情報があった場合、迅速な処置が可能となる。
以上、本発明の実施形態を述べたが、本発明の実施は各実施例を組み合わせて行うこともあり、これらの各実施例に限定されるものではない。
1 被救護者携帯端末、2 サーバ、3 医療施設

Claims (3)

  1. 被救護者の基礎医療情報と個人情報を対応づけて記憶する電子カルテシステムと、
    前記被救護者を含み当該被救護者の周囲の者が緊急時の入力をする緊急時入力部と、
    前記緊急時の入力を受けてサーバに緊急情報と前記被救護者の位置情報を通信する通信部とを具備する被救護者携帯端末と、
    前記緊急情報を受けて前記電子カルテシステムに予め記憶されている被救護者のリストから該当する被救護者を特定し、特定された被救護者の基礎医療情報と個人情報とを前記電子カルテシステムから読み出す処理と、前記被救護者携帯端末の位置情報を基に前記被救護者携帯端末の地図上の位置から医療施設へ前記被救護者を搬送する救護者に当該位置情報を通報する処理を行う前記サーバと、を備え、
    前記サーバは、前記被救護者携帯端末の医療施設への到着を認識し、前記医療施設の救護者が自身の一つの認証情報を前記被救護者携帯端末の入力部に入力し、
    前記被救護者携帯端末は、入力された認証情報を前記サーバに転送し、
    前記サーバは、前記認証情報を受けて被救護者の個人情報を前記被救護者携帯端末に転送し、
    前記被救護者携帯端末は、前記基礎医療情報とともに転送された被救護者の個人情報を表示する表示部を具備することを特徴とする救護システム。
  2. 前記サーバは、前記緊急時入力部によって緊急時の入力がされたときに、前記被救護者携帯端末に前記被救護者の基礎医療情報を表示させることを特徴とする請求項1に記載の救護システム。
  3. 前記救護者の認証は、医師の氏名および医籍登録番号または看護師籍登録番号を用いることを特徴とする請求項1又は2に記載の救護システム。
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