JP5111986B2 - 防潮対策台船 - Google Patents

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Description

本発明は、内航等の海上輸送に用いられる防潮対策台船に関する。
従来、内航における海上輸送は、内航貨物船や台船により行われている。
内航貨物船で輸送する場合、上面に設けたハッチ(開口)から船倉内に貨物を積載し、ハッチを閉じることで船倉に蓋をした状態で航行している。
また、台船で輸送する場合、貨物を台船の甲板上に直接積載するので、貨物に対する防潮対策が必要となる。従って、台船に貨物を積載する場合には、台船に積み込む前の貨物に直接シート掛けをするなどして、通常は事前の防潮対策が施されている。
また、艀上面の広い荷役用ハッチ(開口部)を備えている場合、積荷に対する降雨や波浪等の侵入を防止するため、荷役用のハッチ全体を被覆する屋根状の帆布が懸吊されている吊りカバーテントを設けた艀用カバーテント構造が提案されている。(たとえば、特許文献1参照)
実公昭62−26308号公報(第1図〜第3図参照)
ところで、上述した従来技術において、内航貨物船を用いた海上輸送は、船倉寸法の制約から積載可能な貨物の数量(長さ及び幅)が限定される。
一方、台船を用いた海上輸送は、積載前の事前準備作業だけでなく、輸送終了後においてもシート外し等の作業が必要となるため、費用や時間の面で不利になる。さらに、貨物のシート掛けに要した資材は、輸送終了後に産業廃棄物となる場合が多く、この処理にも費用や時間が必要となる。なお、シート掛けやシート外しの作業は、高所作業となる場合も多いことから、安全性の確保に十分留意する必要がある。
また、特許文献1に記載された従来技術は、内航貨物船のハッチ全体を被覆する吊りカバーテント構造に関するものであり、運転者の視界を確保するなど、船体上面からの高さは比較的低いものとなる。このため、この構造を台船に適用しても、積載可能な貨物の形状には制約を受けることとなる。
このような背景から、貨物の積載スペースが広く、一度に多量の貨物を海上輸送可能な台船について、積載前の防潮対策準備作業等を不要にした防潮対策台船の開発が求められている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、積載前の防潮対策準備作業等を不要にした防潮対策台船を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、下記の手段を採用した。
本発明に係る防潮対策台船は、貨物を台船の甲板上に積載して海上輸送する防潮対策台船であって、前記台船の甲板上に、積載空間を形成するとともに船長方向へスライドして開閉する伸縮式のテントを設置し、前記テントの船長方向が、両端部となる固定テント部と、該固定テント部の間に配置された移動テント部とを備えた複数に分割され、隣接する分割テント間の接合部が、端部断面形状を部分的に広げた一方の外側嵌合部に対しシール部材を介在させて他方の内側嵌合部を挿入する嵌合構造とされることを特徴とするものである。
このような防潮対策船によれば、台船の甲板上に、積載空間を形成するとともに船長方向へスライドして開閉する伸縮式のテントを設置したので、テントを船長方向へスライドさせて開いた状態では上部からの貨物荷役作業が可能となり、テントを船長方向へスライドさせて閉じた状態にすればテント内の貨物の防潮が可能になる。
また、この防潮対策台船は、テントの船長方向が、両端部となる固定テント部と、該固定テント部の間に配置された移動テント部とを備えた複数に分割され、隣接する分割テント間の接合部が、端部断面形状を部分的に広げた一方の外側嵌合部に対しシール部材を介在させて他方の内側嵌合部を挿入する嵌合構造とされるため、各分割テントを軽量化して人力による開閉時のスライドを容易にする。また、分割テントの接合部においては、確実なシール機能が得られて海水等の侵入を防止できる。
上記の発明において、前記移動テント部には、レール上を走行する主車輪と、前記レールの両側面を走行する補助車輪とを備えた車輪機構と、前記台船に固定支持されて前記台船上の所定高さ位置を前記テントのスライド方向へ延びる左右一対のガイドレールと、前記テントのフレーム部材に固定支持されたローラ機構とを備え、前記ローラ機構を前記ガイドレールの下面に沿って移動させる浮き上がり防止手段と、が設けられているので、テントをスライドさせる開閉動作を安定させるとともに、航行時等の風圧によりテントが浮き上がるのを防止することができる。また、この浮き上がり防止手段は、テントのフレーム部材を補強する部材としても機能する。なお、車輪機構は、補助車輪がレールからの脱輪を阻止してスムーズな移動を可能にする。
この場合、前記ローラ機構の車軸は、上下方向の長穴を貫通して支持されるとともに、弾性部材により上向きの付勢を受けていることが好ましく、これにより、車軸に作用するテントが浮き上がろうとする力を弾性部材の弾性変形により吸収することができる。
上述した本発明によれば、テントを閉じることで貨物をテント内に収納して防潮対策を施した状態の航行が可能となり、テントを開くことで、貨物の荷役作業を甲板の上部から容易に行うことができる。すなわち、貨物の積載スペースが広く、一度に多量の貨物を海上輸送可能な台船について、積載前の防潮対策準備作業等を不要にした防潮対策台船を提供することができる。
以下、本発明に係る防潮対策台船の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1から図8に示す防潮対策台船10は、内航等の海上輸送(河川等を含む)に用いられる水上輸送手段であり、貨物Fは台船11の甲板12上に積載される。台船11の甲板12は略平坦であり、この甲板12上には、貨物Fの積載空間を形成するとともに、船長方向へスライドして開閉する伸縮式のテント20が設置されている。なお、図示の構成例においては、船幅方向へ3列のテント20が配列されている。
各テント20は、船長方向が複数に分割されている。図示の例では、船長方向の両端部となる固定テント部21,22の間に、船長方向を3分割した移動テント部23,24,25が配置されている。
船長方向を分割されたテント20は、移動テント部23,24,25が各々甲板12に敷設されたレール13に沿って船長方向へスライド可能とされる。また、船長方向を分割されたテント20は、隣接する分割テント間の端部どうしをオーバーラップさせた接合部30がシール部材33を介在させた嵌合構造となっている。なお、固定テント部21,22については、ボルト等の固定手段により甲板12上に固定してもよいが、移動テント部23,24,25と同様にレール13に沿って船長方向へスライドできる構造とし、任意の位置で後述する車輪ロック機構にて固定できるようにしてもよい。
テント20の伸縮構造は、たとえば略コ字形状(または略U字形状)としたフレーム部材26を船長方向へ複数配列するとともに、隣接するフレーム部材26間をピン結合とした斜材27により連結して骨格部を形成した後、この骨格部の外周を蛇腹状の帆布28等により覆ったものである。このような伸縮構造は、移動テント部23,24,25の両端に設けた伸縮しない基部領域を除く中央領域に設けられている。なお、フレーム部材26の下端部には、後述する車輪機構40が取り付けられている。
このように構成されたテント20の伸縮は、フレーム部材26をレール13に沿ってスライドさせることにより、ピン結合の斜材27が回動して隣接するフレーム部材26,26間の距離を変化させるとともに、蛇腹状の帆布28がこの変化に追従するように伸縮して達成される。なお、この場合の伸縮は、帆布28の素材が伸縮することを意味するのではなく、蛇腹が伸縮することを意味している。
接合部30の嵌合構造は、端部断面形状を通常位置より部分的に広げた一方の外側嵌合部31に対して、通常位置と同じ端部断面形状を有する内側嵌合部32を挿入して嵌合させるものである。すなわち、テント20の接合部30には、一方の端部から船長方向へ部分的に断面形状を広げた領域である外部嵌合部31が設けられている。
外側嵌合部31の内周面または内側嵌合部32の外周面には、甲板12の辺を除く全周にわたって、たとえばゴム製リップ等のようなシール部材33が取り付けられている。このシール部材33は、外側嵌合部31に内側嵌合部32を挿入して嵌合させた状態で、シール部材33のない相手方の嵌合面に密着して接合部30から海水等が侵入することを防止するものである。
なお、図5に示す構成例では、外側嵌合部31の内周面にシール部材33が取り付けられている。
従って、両端に位置する固定テント部21,22の接合部30は、船長方向の一方にのみ開口部が形成されており、テント20の両端部となる面は帆布28により閉じられている。従って、固定テント部21,22の接合部30は、一方の固定テント部22に形成される端部開口が外側嵌合部31とされ、他方の固定テント部21に形成される端部開口が内側嵌合部32とされる。
また、3分割された移動テント部23,24,25については、両端が開口しているので、各移動テント部毎に、一方の端部開口が外側嵌合部31とされ、他方の端部開口が内側嵌合部32とされる。
すなわち、図示の構成例においては、紙面左側となる固定テント部21の端部開口を内側嵌合部32とし、この固定テント部21と接続される移動テント部23は、固定テント部21側の端部開口が外側嵌合部31とされる。そして、紙面左側の固定テント部21から紙面右側の固定テント部22まで、固定テント部21の内側嵌合部32、移動テント部23の外側嵌合部31、移動テント部23の内側嵌合部32、移動テント部24の外側嵌合部31、移動テント部24の内側嵌合部32、移動テント部25の外側嵌合部31、移動テント部25の内側嵌合部32及び固定テント部22の外側嵌合部31が交互に配置されることにより、各接合部30において海水の侵入を防止した接続が可能となる。
また、上述した防潮対策台船10は、テント20の浮き上がり防止手段として側面ガイド機構50を備えている。この側面ガイド機構50は、台船11の甲板12に固定支持され、台船11上の所定高さ位置をテント20のスライド方向(船長方向)へ延びる左右一対のガイドレール51と、テント20のフレーム部材26に固定支持されたローラ機構60とを備えており、ローラ機構60をガイドレール51の下面に密着させて、ガイドレール51に沿って確実に移動させる機能を有している。
ガイドレール51は、フレーム部材26より若干内側となる位置で、換言すれば、レール13より内側となる位置で、甲板12に固定されて上方へ延びる複数のサポート52により支持されている。従って、ガイドレール51は、甲板12から適当な高さでテント20の内壁面近傍を通り、船長方向へ平行に配置されている。なお、このガイドレール51は、甲板12の上面から比較的低い位置に設置することにより、台船11の上方から行われる荷役作業の障害となることはほとんどない。
また、ローラ機構60は、移動テント部23,24,25の両端部付近に設けられた伸縮しない基部領域の左右側面部に対して、すなわち、外側嵌合部31及び内側嵌合部32に近い両端部付近の左右に設けられた基部領域の非伸縮側壁強度部材に対して、溶接やボルト等によりそれぞれ固定して取り付けられている。このローラ機構60は、非伸縮側壁強度部材に固定されたベース部材61により、一対のローラ62が車軸63により回動自在に支持されている。図示のベース部材61は、上面が開口する断面コ字状とされ、対向部材61a,61bを貫通して上下方向の長穴とした軸穴64が穿設されている。
ローラ62を支持する車軸63は、通常のスライド位置において軸穴64の上端位置を貫通するように、下面側を弾性部材である板ばね65により支持されている(図6(a)参照)。すなわち、板ばね65が車軸63に上向きの付勢を与えている。なお、通常のスライド位置においては、移動テント部23,24,25の自重を受けた状態で、車軸63を支持する板ばね65が略水平状態を保っている。
しかし、テント20が風等の外力を受けて浮き上がろうとすると、ローラ62がガイドレール51に強く押し付けられて下向きの反力を生じる。この反力は、図6(b)に示すように、車軸63を軸穴64に沿って下方へ移動させようとするが、このような車軸63の移動に伴う下向きの力は板ばね65を弾性変形させることで吸収される。すなわち、ローラ機構60は、テント20を浮き上がらせようとする外力に対して、車軸63が板ばね65を弾性変形させることで浮き上がりを防止することができる。なお、この場合の弾性変形は、板ばね65に限定されることはなく、たとえば車軸63の力を受ける鋼材等の剛性部材にコイルばね等の弾性部材を組み合わせてもよい。
このような側面ガイド機構50は、上述した航行時等の風圧対策に加えて、台船11に固定されたガイドレール51とテント20側に固定されたローラ機構60とが係合しているので、テント20の骨格部を補強して剛性を増す機能や、分割テント部23,24,25のスムーズな開閉及び移動を助ける機能を有している。
また、フレーム部材26の下端部に取り付けられている車輪機構40は、たとえば図7及び図8に示すように、テント20の両端部を除くスライド移動可能な通常位置に適用される構成(図7)と、テント20の両端部位置に適用される固定部の構成(図8)とに分類される。
図7に示す車輪機構40は、レール13上を走行する主車輪41と、レール13の両側面を走行する補助車輪42,43とを備えている。この場合、主車輪41がテント20の荷重を受け持ち、補助車輪42,43がレール13からの脱輪を阻止してスムーズな移動を可能にしている。
図8に示す車輪機構40Aは、上述した車輪機構40に加えて、車輪機構40A及び固定テント部21,22が所定位置から移動しないように固定する車輪ロック機構45を備えている。この車輪ロック機構45は、車輪機構40Aに固着されたレール跨ぎ部材46と、ロックピン47とを具備して構成される。なお、跨ぎ部材46には、後述するレール13の貫通孔14とともにロックピン47を貫通させるピン穴が設けられている。
また、レール13の所定位置には、固定テント部21,22を所定位置に固定して位置決めする貫通孔14と、レール13上の移動範囲を制限するレールストッパ15とが設けられている。この場合の貫通孔14は、レール13の側面を左右に貫通する穴であり、固定テント部21,22の固定位置に合わせて設けられている。すなわち、この車輪ロック機構40Aは、通常のテント使用時において、ロックピン47がレール跨ぎ部材46のピン穴及びレール13の貫通孔14を貫通したロック状態にしてナット等により固定され、テント20を台船11に設置する場合及び撤去する場合において、ロックピン47を取り外したロック解除状態にして移動可能とされる。
続いて、上述した防潮対策台船10について、テント20を台船11に設置する手順を図9に基づいて説明する。
最初の工程では、紙面最上部に示すように、台船11の甲板12にレール13を敷設する。このとき、レール13を全て敷設するのではなく、一部にレール敷設を行わない作業領域13aを設けてある。この作業領域13aは、固定テント部21,22及び移動テント部23,24,25をレール13上に設置して組み立てる作業領域であり、車輪機構40がレール13の両側に位置する補助車輪42,43を備えているため必要となる。
なお、レール13の両端部適所には、貫通孔14及びレールストッパ15が配設されるようにする。
レール敷設後の工程では、紙面中央に示すように、固定テント部21,22及び移動テント部23,24,25をクレーン等で作業領域13aの上部まで搬送して組み立てる。このとき、組付対象のテント部は、クレーン等で吊り上げた状態を維持したまま、補助車輪42,43がレール13を挟み込むとともに主車輪41がレール13上に設置されるように位置合わせされ、そのままの状態で水平方向へ移動させる。この結果、組付対象のテント部全体がレール13上に設置されると、クレーン等の吊り上げをやめてもレール13上をスライド可能となる。特に、テント20が船長方向へ複数に分割されているので、各テント部が比較的軽量となるため手動によるスライドが容易になる。
また、固定テント部21,22及び移動テント部23,24,25の組付順序については、固定テント部21,22が両端部に配置されるとともに、接合部30を形成する外側嵌合部31及び内側嵌合部32の向き及び順序が適切になるよう考慮する。なお、固定テント部21,22については、ロックピン47を用いてレール13上の所定位置に固定される。
こうして全てのテント部が組み付けられた後には、紙面下部に示す最後の工程として、作業領域13aにもレール13を敷設する。この結果、レール13は、船長方向のスライド範囲を全てカバーすることとなる。
なお、テント20を台船11から撤去する場合の作業は、上述した設置作業と逆の順序になる。
次に、上述した防潮対策台船10において、テント20内に貨物Fを積み込む手順を図10に基づいて説明する。なお、図10において、通常の積み込み作業は白抜矢印の順に行われる。
第1工程では、台船11の上部から貨物Fを積み込むスペースを確保するため、移動テント部23,24,25を縮めて移動させる。このとき、分割された各移動テント23,24,25は比較的軽量であり、しかも、レール13に沿ってスライド可能であるから、人力により容易に移動させることができる。また、側面ガイド機構50を備えていることも、人力による移動を容易にしている。図示の例では、台船11の右側を積載位置とするため、3分割した移動テント部の全てを縮めて左側へ移動させることにより、貨物Fの十分な荷役スペースが確保されている。
第2工程では、上記の積み込みスペースを利用して積載するため、クレーン等を用いて貨物Fを巻き上げ、台船11の積載位置上方へ向けて搬送する。
第3工程では、甲板12の積載位置上方から貨物Fを降下させ、甲板12の所定位置に積載する。なお、図示の貨物Fは、船長方向へ並べて2組の積載が可能でる。
第4工程では、船長方向の反対側(左側)にある積載スペースにもう一方の貨物Fを積載するため、縮めた状態にある移動テント部23,24,25を右側へ移動させて貨物Fをテント内に挿入する。このとき、各移動テント23,24,25は、人力により容易に移動させることができる。
第5工程では、第4工程で形成された積み込みスペースを利用して積載するため、クレーン等を用いて貨物Fを巻き上げ、台船11の積載位置上方へ向けて搬送する。
第6工程では、甲板12の積載位置上方から貨物Fを降下させ、甲板12の所定位置に積載する。
こうして貨物Fの積載が完了した後には、最後の第7工程において、移動テント23,24,25を順次移動させて引き延ばすとともに、各接合部30において外側嵌合部31と内側嵌合部32とを嵌合させて接続する。この結果、テント20は2組の貨物Fを完全に覆い、海水等の侵入を防止した状態での海上輸送が可能となる。
なお、輸送した貨物Fを台船11から荷揚げする場合、移動テント部23,24,25を縮めていずれか一方へ移動させ、貨物Fの上方に荷役スペースを確保した後、上述した積載時と逆の順序で作業すればよい。
このように、上述した本発明の防潮対策台船10によれば、テント20を閉じることで貨物Fをテント内に収納して防潮対策を施した状態の航行が可能となり、テント20を開くことで、貨物Fの荷役作業を甲板12の上部から容易に行うことができる。従って、貨物Fの積載スペースを広く確保し、一度に多量の貨物Fを海上輸送可能な台船11に対して、積載前の防潮対策準備作業等を不要にした防潮対策台船を提供することができる。また、台船11に対するテント20の設置及び撤去は、必要に応じて容易に実施することが可能である。
ところで、固定テント部21,22の固定位置については、船長方向の両端部付近以外にも複数箇所を設けておくことが好ましい。すなわち、固定テント部21,22を甲板12に直接固定する場合には、固定用のボルト穴等を予め複数箇所に設けておき、車輪ロック機構45を採用する場合には、貫通孔14及びレールストッパ15を備えたレール13の敷設位置を変更したり、あるいは、レール13に複数箇所の貫通孔14及びレールストッパ15を取り付けできるようにしておくことが好ましい。このようにすれば、積荷Fの大きさに応じて最適な位置に固定テント部21,22を固定し、固定テント部間の距離を短くして移動テント部の使用数を減らすことも可能である。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
本発明に係る防潮対策台船の一実施形態を示す側面図である。 図1の平面図である。 図1の縦断面図である。 図1における移動テント部の構成例を示す図である。 図4の左側面図である。 側面ガイド機構の要部構成例を示す斜視図であり、(a)は通常時、(b)はテントが風圧を受けて浮き上がった状態である。 スライド移動可能な通常位置に適用される車輪機構の構成例を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 テントの両端部位置に適用される固定部に適用される構成例を示す図であり、(a)は側面図、(b)は正面図である。 テントを台船に設置する手順を示す工程図である。 テント内に貨物を積み込む手順を示す工程図である。
符号の説明
10 防潮対策台船
11 台船
12 甲板
13 レール
20 テント
21,22 固定テント部
23,24,25 移動テント部
26 フレーム部材
27 斜材
28 帆布
30 接合部
31 外側嵌合部
32 内側嵌合部
33 シール部材
40,40A 車輪機構
41 主車輪
42,43 補助車輪
45 車輪ロック機構
47 ロックピン
50 側面ガイド機構
51 ガイドレール
52 サポート
60 ローラ機構
61 ベース部材
61a,61b 対向部材
62 ローラ
63 車軸
64 軸穴
65 板ばね

Claims (3)

  1. 貨物を台船の甲板上に積載して海上輸送する防潮対策台船であって、
    前記台船の甲板上に、積載空間を形成するとともに船長方向へスライドして開閉する伸縮式のテントを設置し、
    前記テントの船長方向が、両端部となる固定テント部と、該固定テント部の間に配置された移動テント部とを備えた複数に分割され、
    隣接する分割テント間の接合部が、端部断面形状を部分的に広げた一方の外側嵌合部に対しシール部材を介在させて他方の内側嵌合部を挿入する嵌合構造とされることを特徴とする防潮対策船。
  2. 前記移動テント部には、
    レール上を走行する主車輪と、前記レールの両側面を走行する補助車輪とを備えた車輪機構と、
    前記台船に固定支持されて前記台船上の所定高さ位置を前記テントのスライド方向へ延びる左右一対のガイドレールと、前記テントのフレーム部材に固定支持されたローラ機構とを備え、前記ローラ機構を前記ガイドレールの下面に沿って移動させる浮き上がり防止手段と、
    が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の防潮対策船。
  3. 前記ローラ機構の車軸は、上下方向の長穴を貫通して支持されるとともに、弾性部材により上向きの付勢を受けていることを特徴とする請求項2に記載の防潮対策船。
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