JP5111304B2 - 摺動底板付き吐出容器 - Google Patents
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Description
この種の容器において、残量を表示する機能を実現するために従来からさまざまな工夫が提案されている。容器体の胴部が透明であるならば、摺動底板の位置により残量の状況が直ちに判るのであるが、それではいかにも体裁が悪いし、内容物の種類によっては遮光のために容器体を不透明にする必要がある場合がある。
そこで特許文献1では、上記筒体の内面の下半部を、残量が十分あることを示す第1の色で、上半部を、残量が残り少ないことを示す第2の色でそれぞれ着色し、容器体の底部から残量を視認できるようにしている(特許文献1)。
また、特許文献2では、不透明な容器体胴部の外側に透明な外筒を嵌合し、これら胴部と外筒との間に縦長の残量表示帯を挿入しこの残量表示帯の一端を胴部下端で折り返して摺動底板の下面に係止し、摺動底板の上昇により上記残量表示帯が胴部下端から内側に引き込まれ、帯上端の移動量により内容物の消費量が判るようにしている。
また特許文献2の容器は、摺動底板と連動する残量表示帯を胴部と外筒との間に挟持させているが、その挟持力が弱いと、残量表示帯が胴部と外筒との間から抜け落ちてしまう可能性があり、また、挟持力が強すぎると、摺動底板の上昇に対する抵抗となるおそれがあった。また、残量表示帯が容器の側面の外観のうちかなりの部分を占めるので、容器の包装・印刷などによる装飾範囲が限定されるという不都合があった。
本発明の第1の目的は、外見を損なわずに残量表示をする機能を有する、摺動底板付き吐出容器を提供することである。
本発明の第2の目的は、上記表示機能を有し、かつ容器体の周面全体を装飾スペースとして利用できる、摺動底板付き吐出容器を提供することである。
本発明の第3の目的は、容器の使い勝手を損なうことなく、軽快に押し下げヘッドを操作することができる、摺動底板付き吐出容器を提供することである。
上記口頸部から容器体内へシリンダを垂下するとともに、このシリンダ内から起立するステムの上部にノズル付きの押下げヘッドを付設し、
この押下げヘッドの上下動により、容器体内の内容物をシリンダへ吸い上げてノズルから吐出するとともに、容器体内の負圧化により摺動底板が上昇するように構成した摺動底板付き吐出容器において、
さらにシリンダ24外面と容器体2の筒体4上部内面との間隙内に、肩部6下面との間に上昇代hを存して嵌合させたリング状の受板34を含むスライド部材32と、
上記肩部6の上側に装着され、筒壁上端に内向きフランジ54を付設してなる回転筒50と、
肩部6を貫通して斜めに延びる少なくとも一つの作動板60とを含み、
この作動板60の両端部を上記受板34及び内向きフランジ54に連係させて、上記摺動底板14が上昇して受板34を押し上げたときに作動板60の傾動により回転筒50を傾動方向へ回転させるように形成し、
さらに回転筒50の回転に対応して内容物の使い終わりを予告する残量表示マーク66を少なくとも回転筒50に形成している。
「受板」は、摺動底部の突上げ力を受けて作動板に伝達する機能を有する。その機能を有する限り、その構造・形状は自由であり、厳密な板状でなくても構わない。
上記シリンダ24の外面と口頸部8内面との間に間隙を設け、かつこれら両面の何れか一方に液密に当接するシール筒38を上記リング状の受板34の内縁から起立するとともに、受板の外縁を容器体2の筒体内に液密に嵌合したことを特徴としている。
上記回動筒の設置箇所の近傍に回転筒の上方への抜止め手段9を形成するとともに、
上記貫通孔60を、孔縁の一部で作動板60をスライド可能に支承するように設計した。
上記貫通孔10を容器体2の半径方向へのスリット孔として、その孔縁に上記作動板60をスライド可能に支承させるとともに、作動板60の下端部を滑り止めするための係合突起40を上記受板34の上面に付設したことを特徴としている。
上記作動板60を、内向きフランジ54の裏面から揺動可能に垂下した可撓板として、貫通孔10を通して容器体内へ挿入し、かつその作動板の下端部を上記係合突起40に係止させている。
上記残量表示マーク66は、上記回転筒50の筒壁と筒体4の上部とに周方向の回動代dを存して表示した第1マーク66a及び第2マーク66bで形成し、摺動底板14が上限位置に達したときに第1マーク66a及び第2マーク66bが上下方向に重なるように上記回動代dを設定している。
上記容器体2又はシリンダ24の一方の適所とスライド部材32の対応箇所とに、回転筒50が回転すべき方向と反対方向にスライド部材32が回転することを制限する回転規制手段を講じている。
○容器体とは別体として付設された回転筒50の回動により残量を表示するから、容器体の体裁を損なわず、容器体の筒体の表面全体を装飾エリアとして利用できる。
○摺動底板14は、上限位置に近づくまでは、受板34などとは無関係にスライド可能なので、押下げヘッドの操作が重くなってしまうことがない。
12…底蓋 14…摺動底板 16…突上げ用凸部
20…吐出機構 22…装着筒 24…シリンダ 26…ステム
28…押下げヘッド 30…ノズル
32…スライド部材 34…受板 36…シール部 38…シール筒
40…係合突起 42、44…回転規制手段
50…回転筒 52…筒壁 54…内向きフランジ 56…内筒
58…ヒンジ部 60…作動板 62…下端部
66…残量表示マーク 66a…第1マーク 66b…第2マーク
h…上昇代 d…回動代
Claims (7)
- 摺動底板を昇降自在に嵌合させた筒体の上端部から肩部を介して口頸部を起立した容器体と、
上記口頸部から容器体内へシリンダを垂下するとともに、このシリンダ内から起立するステムの上部にノズル付きの押下げヘッドを付設し、
この押下げヘッドの上下動により、容器体内の内容物をシリンダへ吸い上げてノズルから吐出するとともに、容器体内の負圧化により摺動底板が上昇するように構成した摺動底板付き吐出容器において、
さらにシリンダ24外面と容器体2の筒体4上部内面との間隙内に、肩部6下面との間に上昇代hを存して嵌合させたリング状の受板34を含むスライド部材32と、
上記肩部6の上側に装着され、筒壁上端に内向きフランジ54を付設してなる回転筒50と、
肩部6を貫通して斜めに延びる少なくとも一つの作動板60とを含み、
この作動板60の両端部を上記受板34及び内向きフランジ54に連係させて、上記摺動底板14が上昇して受板34を押し上げたときに作動板60の傾動により回転筒50を傾動方向へ回転させるように形成し、
さらに回転筒50の回転に対応して内容物の使い終わりを予告する残量表示マーク66を少なくとも回転筒50に形成したことを特徴とする、摺動底板付き吐出容器。 - 上記シリンダ24の外面と口頸部8内面との間に間隙を設け、かつこれら両面の何れか一方に液密に当接するシール筒38を上記リング状の受板34の内縁から起立するとともに、受板の外縁を容器体2の筒体内に液密に嵌合したことを特徴とする、請求項1記載の摺動底板付き吐出容器。
- 上記回動筒の設置箇所の近傍に回転筒の上方への抜止め手段9を形成するとともに、
上記貫通孔60を、孔縁の一部で作動板60をスライド可能に支承するように設計したことを特徴とする、請求項2に記載の摺動底板付き吐出容器。 - 上記貫通孔10を容器体2の半径方向へのスリット孔として、その孔縁に上記作動板60をスライド可能に支承させるとともに、作動板60の下端部を滑り止めするための係合突起40を上記受板34の上面に付設したことを特徴とする、請求項3記載の摺動底板付き吐出容器。
- 上記作動板60を、内向きフランジ54の裏面から揺動可能に垂下した可撓板として、貫通孔10を通して容器体内へ挿入し、かつその作動板の下端部を上記係合突起40に係止させたことを特徴とする、請求項4記載の摺動底板付き吐出容器。
- 上記残量表示マーク66は、上記回転筒50の筒壁と筒体4の上部とに周方向の回動代dを存して表示した第1マーク66a及び第2マーク66bで形成し、摺動底板14が上限位置に達したときに第1マーク66a及び第2マーク66bが上下方向に重なるように上記回動代dを設定したことを特徴とする、請求項2から請求項5のいずれかに記載の摺動底板付き吐出容器。
- 上記容器体2又はシリンダ24の一方の適所とスライド部材32の対応箇所とに、回転筒50が回転すべき方向と反対方向にスライド部材32が回転することを制限する回転規制手段を講じたことを特徴とする、請求項2から請求項6のいずれかに記載の摺動底板付き吐出容器。
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| JP2008221780A JP5111304B2 (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | 摺動底板付き吐出容器 |
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Family Applications (1)
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2008
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