JP5110708B2 - ダイナミックダンパ - Google Patents
ダイナミックダンパ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5110708B2 JP5110708B2 JP2008249043A JP2008249043A JP5110708B2 JP 5110708 B2 JP5110708 B2 JP 5110708B2 JP 2008249043 A JP2008249043 A JP 2008249043A JP 2008249043 A JP2008249043 A JP 2008249043A JP 5110708 B2 JP5110708 B2 JP 5110708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- harness
- width direction
- bracket
- vehicle width
- mass member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
車両のステアリングホイールの中央部に取り付けられるブラケットと、
前記ステアリングホイールの軸芯方向に沿う方向で前記ブラケットに対向する質量部材と、
前記ブラケットと前記質量部材との間に分散配置されて、前記質量部材を前記ブラケットに連結する複数のゴム状弾性体とから成り、
前記ステアリングホイールに設けた電気装置のハーネスを受け入れるハーネス受け入れ孔部を中央部に設けてあるダイナミックダンパに関する。
[構成]
車両のステアリングホイールの中央部に取り付けられるブラケットと、
前記ステアリングホイールの軸芯方向に沿う方向で前記ブラケットに対向する質量部材と、
前記ブラケットと前記質量部材との間に分散配置されて、前記質量部材を前記ブラケットに連結する複数のゴム状弾性体とから成り、
前記ステアリングホイールに設けた電気装置のハーネスを受け入れるハーネス受け入れ孔部を中央部に設けてあるダイナミックダンパであって、
前記ハーネスを支持して前記ハーネスと前記質量部材との干渉を回避させるハーネス支持部を前記ブラケットに設けてあり、
前記質量部材の車両前方側の面の車幅方向中間部に、前記車両前方側に突出する突出部を設け、
前記ブラケットは前記車幅方向から見て階段状に形成されており、板面が車両前後方向を向く下側縦壁部と、前記下側縦壁部の上端部から前記車両前方側に延びる中間壁部と、前記中間壁部の前記車両前方側の端部から立ち上がる立ち上がり壁部とから成り、前記下側縦壁部の車幅方向中間部と、前記中間壁部の車幅方向中間部と、前記立ち上がり壁部の上半部の車幅方向中間部とを切り欠いて上側に開放の切り欠き部を形成し、
前記切り欠き部のうち、前記立ち上がり壁部に形成した切り欠き部分に前記質量部材の前記突出部を前記車両前方側に向かって突出させ、
前記ブラケットの前記車幅方向の一端部と前記質量部材との間に上下一対の前記ゴム状弾性体を介在させるとともに、前記ブラケットの前記車幅方向の他端部と前記質量部材との間に別の上下一対の前記ゴム状弾性体を介在させ、
前記ブラケットの前記下側縦壁部の前記車幅方向中間部の切り欠き部分と、前記中間壁部の前記車幅方向中間部の切り欠き部分とは、前記ハーネス受け入れ孔部の下半部を構成し、また、前記質量部材の前記突出部に下側開放の切り欠きを前記車幅方向に長く形成して前記ハーネス受け入れ孔部の上半部を構成してある。
この構成によれば、ハーネス支持部でハーネスを支持してハーネスと質量部材との干渉を回避させることができ、自動車の振動に伴ってハーネスが質量部材に干渉するのを回避することができる。その結果、ハーネスが質量部材の変位を妨げることがなくなって、ダイナミックダンパの振動低減効果が不十分になることを回避することができる。
[構成]
請求項1による発明の構成において、
前記ハーネス受け入れ孔部は、前記ステアリングホイールの軸芯方向に沿う方向に前記質量部材及びブラケットを貫通しており、前記ステアリングホイールの心金に沿った状態の前記ハーネスを屈曲させて前記ハーネス受け入れ孔部に受け入れるようにしている。
ステアリングホイールの心金に沿った状態のハーネスを屈曲させてハーネス受け入れ孔部に受け入れることができ、ハーネスをハーネス受け入れ孔部に確実に受け入れることができる。
[構成]
請求項1又は2による発明の構成において、
前記質量部材から遠ざかるように前記ブラケットの車幅方向の端部から延出する延出片を設けるとともに、前記延出片の延出端部に、前記ハーネスを受け止める受け止め部を設けて前記ハーネス支持部を構成してある。
前記延出片の延出端部に設けた受け止め部でハーネスを受け止めることで、ハーネスを質量部材から遠ざけることができ、自動車の振動に伴ってハーネスが質量部材に干渉するのを回避しやすくすることができる。
[構成]
請求項3による発明の構成において、
前記ハーネス支持部の受け止め部に、前記ハーネスの上方側への変位を阻止する第1阻止壁と、前記ハーネスの車両後方側への変位を阻止する第2阻止壁とを設けてある。
前記第1阻止壁でハーネスの上方側への変位を阻止することができ、第2阻止壁でハーネスの車両後方側への変位を阻止することができて、ハーネスが質量部材に干渉するのを回避することができる。
[構成]
請求項3又は4による発明の構成において、
前記ハーネス支持部の受け止め部を、前記ハーネスに嵌合する嵌合凹部に構成してある。
前記ハーネス支持部の受け止め部を、前記ハーネスに嵌合する嵌合凹部に構成してあるから、ハーネスを確実に保持することができて、ハーネスが質量部材に干渉するのをより確実に回避することができる。
[構成]
請求項5による発明の構成において、
前記嵌合凹部を断面円弧状に形成してある。
断面円弧状のハーネスを断面円弧状の嵌合凹部で保持することができ、ハーネスを受け止め部で確実に保持することができる。これにより、ハーネスが質量部材に干渉するのをより確実に回避することができる。
[構成]
請求項1〜6のいずれか一つによる発明の構成において、
前記ブラケットのハーネス支持部よりも車幅方向中央側に、前記ステアリングホイールの中央部の心金に取り付ける取り付け部を設けてある。
前記ブラケットのハーネス支持部よりも車幅方向中央側に、前記ステアリングホイールの中央部の心金に取り付ける取り付け部を設けてあるから、ステアリングホイールに対する取り付け部の取り付け状態を安定化させることができる。
[構成]
請求項7による発明の構成において、
前記ハーネス支持部を前記ブラケットの車幅方向の両端部に設け、
前記ブラケットの一対のハーネス支持部の間に前記取り付け部を設けてある。
ハーネス支持部を前記ブラケットの車幅方向の両端部に設けたことで、一対のハーネス支持部の間隔を広く設定することができて、一対のハーネス支持部でハーネスを安定して支持することができる。そして、ブラケットの一対のハーネス支持部の間に前記取り付け部を設けてあるから、ステアリングホイールの中央部に対する取り付け部の取り付け状態をより安定化させることができる。
振動低減効果を十分に得ることができるダイナミックダンパを提供することができた。
[第1実施形態]
図1〜図5,図7に、自動車のステアリングホイール1に取り付けられてステアリングホイール1の振動を吸収するダイナミックダンパ100を示してある。このダイナミックダンパ100を備えた自動車では、ダイナミックダンパ100によって構成される副振動系の固有振動数を、ステアリングホイール1の固有振動数にチューニングすることによりダイナミックダンパ100に振動を吸収させて、ステアリングホイール1の振動を低減させている。
ステアリングホイール1の中央部1Tに取り付けられるブラケット3と、
ステアリングホイール1の軸芯方向に沿う方向J(図5参照)でブラケット3に対向する金属製の質量部材5と、
ブラケット3と質量部材5との間に分散配置されて、質量部材5をブラケット3に連結する断面長方形状の4個のゴム状弾性体6とから成る。
ブラケット3は一枚の金属板をプレス加工して形成されており、質量部材5よりも車両前方側Frに配置されている。
質量部材5は車幅方向Wに細長く形成され、上面5Jがステアリングホイール1の中央の心金2の上面に沿うように、車両前後方向視で上方Z2に凸の円弧状に形成されている。また、図5に示すように、側面視で前記上面5Jが上方Z2側ほど車両後方側Rrに位置するように傾斜している。図2に示すように、質量部材5の車幅方向両端部5A,5Bは車幅方向外方側W2ほど上下の長さが短い三角形状に形成され、前記両端部5A,5B間の車幅方向中間部の下面5C1は、車幅方向外方側W2ほど上方Z2に位置する傾斜面に形成されて、前記三角形状の端部5A,5Bの下面5A1,5B1に連なっている。
換言すれば、質量部材5の車幅方向両端部5A,5Bの車両前方側Frの面5M1を、車幅方向中間部の車両前方側Frの面よりも車両後方側Rrに位置させて段差面状に形成してある。
このように構成したのは、ステアリングホイール1の心金2にカバー(ロアカバー)を固定するためのボルトとの干渉(質量部材5の車幅方向両端部5A,5Bの車両前方側Frの面とボルトとの干渉)を回避するためである。従って、質量部材5の車幅方向両端部5A,5Bは車幅方向中間部よりも車両前後方向における肉厚が薄くなっている。図3,図4における符号50はステアリングホイール1側の部材に対するフェルト材である。
そこで、上記のように、質量部材5の車両前方側Frの面の車幅方向中間部に、車両前方側Frに突出する突出部7を設け、突出部7の突出量を大きくして質量部材5の質量が小さくなり過ぎるのを回避している。突出部7の車幅方向Wの両端部7A,7Bは段差状に形成されて車両後方側Rrに一段低くなっており、この一段低くなった段差面7M1に前記ゴム状弾性体6が加硫接着している。
図5に示すように、ブラケット3は車幅方向Wから見て(側面視)階段状に形成されており、板面が車両前後方向を向く下側縦壁部11と、この下側縦壁部11の上端部から車両前方側Frに延びる中間壁部12と、中間壁部12の車両前方側Frの端部から立ち上がる立ち上がり壁部13とから成る。
この切り欠き部10のうち、立ち上がり壁部13に形成した切り欠き部分に質量部材5の前記突出部7を車両前方側Frに向かって突出させてある(図1参照)。突出部7は車幅方向Wに長く形成されており、突出部7の車幅方向Wの両端縁と、立ち上がり壁の切り欠き部10の一対の端縁とが車幅方向Wで各別に近接している。
立ち上がり壁部13の車幅方向Wの一端部13Aと質量部材5の前記段差面7M1の間と、前記下側縦壁部11の上端部の車幅方向Wの一端部11Aと質量部材5の車両前方側Frの面5M1の間とに上下一対のゴム状弾性体6を各別に介在させ、
立ち上がり壁部13の車幅方向Wの他端部13Bと質量部材5の前記段差面7M1の間と、前記下側縦壁部11の上端部の車幅方向Wの他端部11Bと質量部材5の車両前方側Frの面5M1の間とに上下一対のゴム状弾性体6を各別に介在させてある。
図1,図2に示すように、質量部材5から遠ざかるようにブラケット3の下側縦壁部11の車幅方向Wの端部11A,11Bから後ろ斜め下方に延出する細長の延出片17を設けるとともに、前記延出片17の延出端部に、ハーネスHを受け止める受け止め部18を設けてハーネス支持部14を構成してある。
図8(a),図8(b),図9(a),図9(b)に第2実施形態のダイナミックダンパ100を示してある。このダイナミックダンパ100は第1実施形態のダイナミックダンパ100とは、ゴム状弾性体6の数や質量部材5の形状やブラケット3の形状が異なり、その他の構造は第1実施形態のダイナミックダンパ100と同一である。
本発明は、ハーネスHを支持してハーネスHと質量部材5との干渉を回避させるハーネス支持部14をブラケット3に設けた点に特徴があるので、以下、主としてハーネス支持部14の構造の、第1実施形態のハーネス支持部14の構造とは異なる点について説明し、その他の構造については説明を省略する(第3実施形態〜第6実施形態でも同じ)。
図8(a),図8(b),図9(a),図9(b)に示すように、質量部材5から遠ざかるようにブラケット3の下側縦壁部11の車幅方向Wの端部11A,11Bから下方Z1に延出する細長の延出片17を設けるとともに、前記延出片17の延出端部に、ハーネスHを受け止める受け止め部18を設けてハーネス支持部14を構成してある。
[第3実施形態]
図10(a),図10(b),図11(a),図11(b)に第3実施形態のダイナミックダンパ100を示してある。
図10(a),図10(b),図11(a),図11(b)に示すように、質量部材5から遠ざかるようにブラケット3の下側縦壁部11の車幅方向Wの端部11A,11Bから下方Z1に延出する細長の延出片17を設けるとともに、前記延出片17の延出端部に、ハーネスHを受け止める受け止め部18を設けてハーネス支持部14を構成してある。
また、前記ゴム状弾性体6を、ブラケット3の下側壁部11の車幅方向両端部11A,11Bと質量部材5との間、立ち上がり壁13の上端部の車幅方向中央部と質量部材5との間に介在させて、ゴム状弾性体6を合計3個設けてある。
別の一つのゴム状弾性体6は、ブラケット3の車幅方向Wの端部のうち、ブラケット3の延出片17よりも車幅方向外側W2の端部部分(前記下側縦壁部11の車幅方向Wの他端部11B)と前記質量部材5との間に介在している。
また、前記ブラケット3を質量部材5よりも車両前方側Frに配置して、ハーネス支持部14の受け止め部18を前記一つのゴム状弾性体6よりも下方Z1に配置したことで、ハーネス支持部14の受け止め部18を質量部材5から遠ざけることができ、受け止め部18に受け止められたハーネスHを質量部材5から遠ざけることができる。
これに対して、本発明の上記構成によれば、車幅方向Wで、前記一つのゴム状弾性体6と前記ボルト挿通孔27の間の中央に前記延出片17を配置してあるから、車幅方向Wにおけるボルト挿通孔27と延出片17との間隔が短くなり過ぎることや、車幅方向Wにおけるゴム状弾性体6と延出片17との間隔が短くなり過ぎることを回避することができる。その結果、ボルト挿通孔27の周りの取り付け部16の端部の強度が弱くなることや、成形型の設計の自由度が低くなることを回避することができる。
図12(a),図12(b),図13(a),図13(b)に第4実施形態のダイナミックダンパ100を示してある。
[ハーネス支持部14の構造]
図12(a),図12(b),図13(a),図13(b)に示すように、質量部材5から遠ざかるようにブラケット3の下側縦壁部11の車幅方向Wの端部11A,11Bから下方Z1に延出する細長の延出片17を設けるとともに、前記延出片17の延出端部に、ハーネスHを受け止める受け止め部18を設けてハーネス支持部14を構成してある。
図14(a),図14(b),図15(a),図15(b)に第5実施形態のダイナミックダンパ100を示してある。
[ハーネス支持部14の構造]
図14(a),図14(b),図15(a),図15(b)に示すように、質量部材5から遠ざかるようにブラケット3の下側縦壁部11の車幅方向Wの端部11A,11Bから下方Z1に延出する細長の延出片17を設けるとともに、前記延出片17の延出端部に、ハーネスHを受け止める受け止め部18を設けてハーネス支持部14を構成してある。
これにより、上下方向の位置が異なっている複数種のハーネスHや、径が異なっている複数種のハーネスHに一つのダイナミックダンパ100で対応することができる。つまり、ハーネスHごとに複数のダイナミックダンパ100を製作する必要がなく、汎用性を高めることができる。
図16(a),図16(b),図17(a),図17(b)に第6実施形態のダイナミックダンパ100を示してある。
[ハーネス支持部14の構造]
図16(a),図16(b),図17(a),図17(b)に示すように、質量部材5から遠ざかるようにブラケット3の下側縦壁部11の車幅方向Wの端部11A,11Bから下方Z1に延出する細長の延出片17を設けるとともに、前記延出片17の延出端部に、ハーネスHを受け止める受け止め部18を設けてハーネス支持部14を構成してある。
ハーネス支持部14の受け止め部18を断面L字状に構成することで、受け止め部18の構造をより簡素化することができる。そして、受止め部18をより簡単に形成することができて製作コストを低廉化することができる。また、第1阻止壁21でハーネスHの上方Z2側への変位を阻止し、第2阻止壁22でハーネスHの車両後方側Rrへの変位を阻止することで、ハーネスHが質量部材5に干渉するのを確実に回避することができる。その結果、ハーネスHが質量部材5の変位を妨げることがなくなって、ダイナミックダンパ100の振動低減効果が不十分になることをより確実に回避することができる。
前記電気装置はオーディオ機器用の装置に限られず、オーディオ機器用の装置以外の装置であってもよい。
1T ステアリングホイールの中央部
2 心金
3 ブラケット
5 質量部材
6 ゴム状弾性体
8 ハーネス受け入れ孔部
11A,11B ブラケットの車幅方向の端部
14 ハーネス支持部
16 取り付け部
17 延出片
18 受け止め部(嵌合凹部、延出端部)
21 第1阻止壁
22 第2阻止壁
27 ボルト挿通孔
100T 中央部(ダイナミックダンパの中央部)
Fr 車両前方側
H ハーネス(電気装置)
J ステアリングホイールの軸芯方向に沿う方向
L 車幅方向の中心線
Rr 車両後方側
S 隙間
W1 車幅方向中央側
W2 車幅方向外側
W 車幅方向
Z1 下方
Z2 上方
Claims (8)
- 車両のステアリングホイールの中央部に取り付けられるブラケットと、
前記ステアリングホイールの軸芯方向に沿う方向で前記ブラケットに対向する質量部材と、
前記ブラケットと前記質量部材との間に分散配置されて、前記質量部材を前記ブラケットに連結する複数のゴム状弾性体とから成り、
前記ステアリングホイールに設けた電気装置のハーネスを受け入れるハーネス受け入れ孔部を中央部に設けてあるダイナミックダンパであって、
前記ハーネスを支持して前記ハーネスと前記質量部材との干渉を回避させるハーネス支持部を前記ブラケットに設けてあり、
前記質量部材の車両前方側の面の車幅方向中間部に、前記車両前方側に突出する突出部を設け、
前記ブラケットは前記車幅方向から見て階段状に形成されており、板面が車両前後方向を向く下側縦壁部と、前記下側縦壁部の上端部から前記車両前方側に延びる中間壁部と、前記中間壁部の前記車両前方側の端部から立ち上がる立ち上がり壁部とから成り、前記下側縦壁部の車幅方向中間部と、前記中間壁部の車幅方向中間部と、前記立ち上がり壁部の上半部の車幅方向中間部とを切り欠いて上側に開放の切り欠き部を形成し、
前記切り欠き部のうち、前記立ち上がり壁部に形成した切り欠き部分に前記質量部材の前記突出部を前記車両前方側に向かって突出させ、
前記ブラケットの前記車幅方向の一端部と前記質量部材との間に上下一対の前記ゴム状弾性体を介在させるとともに、前記ブラケットの前記車幅方向の他端部と前記質量部材との間に別の上下一対の前記ゴム状弾性体を介在させ、
前記ブラケットの前記下側縦壁部の前記車幅方向中間部の切り欠き部分と、前記中間壁部の前記車幅方向中間部の切り欠き部分とは、前記ハーネス受け入れ孔部の下半部を構成し、また、前記質量部材の前記突出部に下側開放の切り欠きを前記車幅方向に長く形成して前記ハーネス受け入れ孔部の上半部を構成してあるダイナミックダンパ。 - 前記ハーネス受け入れ孔部は、前記ステアリングホイールの軸芯方向に沿う方向に前記質量部材及びブラケットを貫通しており、前記ステアリングホイールの心金に沿った状態の前記ハーネスを屈曲させて前記ハーネス受け入れ孔部に受け入れるようにした請求項1記載のダイナミックダンパ。
- 前記質量部材から遠ざかるように前記ブラケットの車幅方向の端部から延出する延出片を設けるとともに、前記延出片の延出端部に、前記ハーネスを受け止める受け止め部を設けて前記ハーネス支持部を構成してある請求項1又は2に記載のダイナミックダンパ。
- 前記ハーネス支持部の受け止め部に、前記ハーネスの上方側への変位を阻止する第1阻止壁と、前記ハーネスの車両後方側への変位を阻止する第2阻止壁とを設けてある請求項3記載のダイナミックダンパ。
- 前記ハーネス支持部の受け止め部を、前記ハーネスに嵌合する嵌合凹部に構成してある請求項3又は4に記載のダイナミックダンパ。
- 前記嵌合凹部を断面円弧状に形成してある請求項5記載のダイナミックダンパ。
- 前記ブラケットのハーネス支持部よりも車幅方向中央側に、前記ステアリングホイールの中央部の心金に取り付ける取り付け部を設けてある請求項1〜6のいずれか一つに記載のダイナミックダンパ。
- 前記ハーネス支持部を前記ブラケットの車幅方向の両端部に設け、
前記ブラケットの一対のハーネス支持部の間に前記取り付け部を設けてある請求項7記載のダイナミックダンパ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008249043A JP5110708B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | ダイナミックダンパ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008249043A JP5110708B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | ダイナミックダンパ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010078099A JP2010078099A (ja) | 2010-04-08 |
JP5110708B2 true JP5110708B2 (ja) | 2012-12-26 |
Family
ID=42208783
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008249043A Expired - Fee Related JP5110708B2 (ja) | 2008-09-26 | 2008-09-26 | ダイナミックダンパ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5110708B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6110206B2 (ja) * | 2013-05-10 | 2017-04-05 | 東洋ゴム工業株式会社 | ダイナミックダンパ |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6374722U (ja) * | 1986-10-31 | 1988-05-18 | ||
JPH0712211Y2 (ja) * | 1988-05-19 | 1995-03-22 | 本田技研工業株式会社 | 車両用ステアリング装置の振動抑制装置 |
JP2744041B2 (ja) * | 1989-01-31 | 1998-04-28 | マツダ株式会社 | 自動車のエアバッグ構造 |
JP2000021535A (ja) * | 1998-07-06 | 2000-01-21 | Harness Syst Tech Res Ltd | 回転接続装置 |
JP2007331722A (ja) * | 2006-06-19 | 2007-12-27 | Toyota Motor Corp | ステアリング制振装置 |
JP4256414B2 (ja) * | 2006-08-29 | 2009-04-22 | 東洋ゴム工業株式会社 | ステアリングホイールのダイナミックダンパ |
-
2008
- 2008-09-26 JP JP2008249043A patent/JP5110708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010078099A (ja) | 2010-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3705157B2 (ja) | サスペンションアームの取り付け構造 | |
JP5365168B2 (ja) | 緩衝体付き乗物用シート | |
JP5708993B2 (ja) | 車両用ドアトリム | |
JP3864154B2 (ja) | 車両のマウンティング構造 | |
JP2016222104A (ja) | 車両用サブフレーム | |
JP5523330B2 (ja) | 防音パネルを位置決めするための手段を有する剛構造体および対応する防音パネル | |
JP5938046B2 (ja) | ステアリングホイール | |
JP5110708B2 (ja) | ダイナミックダンパ | |
JP5797882B2 (ja) | 自動車用ステアリングホイール | |
JP2004243831A (ja) | フロント・アンダーラン・プロテクタ | |
US20140232090A1 (en) | Airbag device for vehicle | |
JP5286792B2 (ja) | チャイルドシートアンカー | |
JP2002315141A (ja) | 電気接続箱 | |
JP5077487B2 (ja) | 車両ボディ構造体 | |
JP2010023692A (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
JP7167823B2 (ja) | コンソール支持構造 | |
JPWO2013011981A1 (ja) | ステアリングホイールユニット | |
JP5189890B2 (ja) | フロアカーペット | |
CN106627790B (zh) | 车辆地板及车辆 | |
JP7175953B2 (ja) | センタコンソール構造 | |
JP7088098B2 (ja) | 弾性取付部材及び弾性取付部材付自動車用配線部材 | |
JP6515948B2 (ja) | パワートレインのマウント装置 | |
JP4450637B2 (ja) | リア・アンダーラン・プロテクタ | |
CN212046820U (zh) | 车门以及具有其的车辆 | |
KR102199902B1 (ko) | 자동차 프레임 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110531 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120224 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120229 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120417 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121005 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121005 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151019 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5110708 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |