JP5109899B2 - 蒸発燃料処理装置の故障診断装置 - Google Patents

蒸発燃料処理装置の故障診断装置 Download PDF

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本発明は、蒸発燃料処理装置の故障診断装置に関する。
蒸発燃料処理装置は、自動車のエンジンの作動に伴って燃料タンク内の温度が上昇することにより発生する蒸発燃料が大気中に放出されることを防止するための装置である。蒸発燃料処理装置はこの目的のために閉鎖系とし、エンジン停止後の蒸発燃料をキャニスタ内の活性炭に吸着させるようにしている。そして、エンジン始動後、キャニスタ内の活性炭に吸着された蒸発燃料はエンジンの吸気通路内の負圧によってエンジンへと吸い込まれ燃焼される。
何らかの原因で蒸発燃料処理装置が損傷した場合には蒸発燃料がその損傷箇所からリークし大気中に放出されてしまうおそれがあるため、従来、かかる損傷を検出をするための故障診断装置が設けられている。
故障診断装置は、エンジン停止後、蒸発燃料の通路をエンジンの吸気管の手前で閉鎖し密閉状態とする。このとき、燃料システム内は依然高温であるため燃料の蒸発はさらに進み、当該通路内の圧力が上昇するはずである。したがって、その圧力が所定時間内に閾値を超えれば正常(リークなし)と判断できる。一方、損傷して蒸発燃料がリークしている場合には通路内の圧力は上昇しないか、上昇してもわずかであり、所定時間内に閾値を超えない。この場合、異常(リークあり)と判断する。蒸発燃料処理装置の故障診断の基本的手法は概ね以上のようなものである。
しかし上述の故障診断は、そもそも蒸発燃料処理装置内の圧力変化があることが前提である。したがって、例えばほとんどエンジンを作動させず暖機していないような状態でエンジンを停止した場合には、燃料はほとんど蒸発せず、蒸発燃料処理装置内の圧力変化は十分に生じない。このような場合には正確な故障診断は望めない。
これに対し、特許文献1には、燃料温度が外気温度に対して十分に高くない場合は、十分な圧力変化が生じるとは限らないと判断して故障診断を行わないことが記載されている。
特開2005−344541号公報(段落0024)
本発明は、蒸発燃料処理装置の故障診断装置の改良であり、その診断精度をより高めることを目的とする。
本発明の一側面によれば、燃料タンク内で発生する蒸発燃料をエンジンの吸気系に供給する蒸発燃料処理装置の故障診断装置であって、前記蒸発燃料処理装置の外気温を検出する外気温検出手段と、エンジン停止前の燃料の燃焼量に関連するパラメータ値を検出するパラメータ値検出手段と、前記蒸発燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出手段と、エンジン停止後に前記蒸発燃料処理装置を密閉状態にし、前記圧力検出手段により検出された圧力に基づいて前記蒸発燃料処理装置の故障の有無を診断する診断手段と、前記パラメータ値が所定の閾値未満の時は前記診断手段による診断を禁止する禁止手段とを備え、前記所定の閾値は、前記外気温検出手段により検出された外気温が高いほど高い値に設定されることを特徴とする蒸発燃料処理装置の故障診断装置が提供される。
この構成によれば、蒸発燃料処理装置内に故障診断可能な圧力変化を生じることができるか否かを判断するための閾値が、外気温度に応じて設定されるので、誤判定を招きやすい無駄な故障診断を実行せずに済む。
本発明の好適な実施形態によれば、前記パラメータ値は、エンジン停止前の吸入空気量の積算値又は燃料消費量であることが好ましい。
吸入空気量の積算値又は燃料消費量を用いることにより、作動中のエンジンや排気系から伝達される熱の影響に伴う蒸発燃料の発生しやすさを精度よく検出することが可能になる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記診断手段は、前記蒸発燃料処理装置を密閉状態にしてから第1所定時間内に前記圧力検出手段により検出された圧力の上昇量が第1所定量以上となった場合は正常と判定する第1判定手段を含むことが好ましい。
この構成によれば、蒸発燃料処理装置内の圧力変動が生じやすい状況で故障診断が実行されるので診断精度を高めることができる。
本発明の好適な実施形態によれば、前記診断手段は、前記第1判定手段により正常と判定されなかった場合、前記密閉状態を解除して前記蒸発燃料処理装置内の圧力を大気圧としてから再び密閉状態にし、この密閉状態にしてから第2所定時間内に前記圧力検出手段により検出された圧力の低下量が第2所定量以上にならなかった場合は異常と判定する第2判定手段を更に含むことが好ましい。
この構成によれば、蒸発燃料処理装置内の圧力上昇によって正常と判定されなかった場合に、更に燃料処理装置内の温度低下による蒸発燃料の凝縮に伴う圧力低下の度合で正常かどうかが判定されるので、更に診断精度を高めることができる。
本発明によれば、より高精度に診断を行うことができる蒸発燃料処理装置の故障診断装置を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決手段として必須のものであるとは限らない。
図1は、本実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断装置の構成を示す図である。
図1において、1は不図示のエンジンの吸気ポートに連結される吸気管で、その中途部にはスロットルバルブ2が設けられている。また、スロットルバルブ2の上流には、吸気管1内の空気流量を計測するエアフローメータ3が設けられている。
4は、燃料タンク5内で生じた蒸発燃料を吸気管1へとパージするように処理する蒸発燃料処理装置である。蒸発燃料処理装置4において、燃料タンク5には蒸発燃料を排出する排出管6が設けられ、この排出管6はキャニスタ7に接続されている。キャニスタ7には活性炭等が充填されており、蒸発燃料はここで吸着される。キャニスタ7は更に、パージバルブ8を有するパージ通路9を介して吸気管1と連結されている。エンジン作動中の吸気管1には、スロットルバルブ2の開度に応じた吸気負圧が生じており、この吸気負圧を利用して、キャニスタ7で吸着されたガソリン成分が吸気管1へとパージされる。パージバルブ8はこのパージ量を制御する制御バルブである。
キャニスタ7には、カットバルブ10を有する空気通路11も設けられている。カットバルブ10は、空気通路11の閉鎖及び開放を制御する制御バルブである。したがって、パージバルブ8及びカットバルブ10を共に閉鎖することにより、蒸発燃料処理装置4を密閉状態とすることができる。
また、排出管6の中途部には、蒸発燃料処理装置4内の圧力を検出する圧力センサ11が設けられている。
蒸発燃料処理装置4の外部には、外気温度を検出する外気温度センサが設けられる。
13は、蒸発燃料処理装置4の故障診断装置として機能する電子制御ユニット(ECU)である。エアフローメータ3、圧力センサ11、外気温度センサ12、及びイグニッションスイッチ(IGsw)14は、このECU13に接続される。また、パージバルブ8及びカットバルブ10は、このECU13によって制御される。
ECU13は、不図示のCPU、RAM、ROMを有するマイクロコンピュータであり、ROMに記憶された制御プログラムをCPUが実行することで、以下に説明する蒸発燃料処理装置4の故障診断処理を行う。
ECU13はまず、蒸発燃料処理装置4の故障診断を実行するか否かを判定する処理を行う。この処理を、図2のフローチャートを参照して説明する。
ステップS1で、エアフローメータ3から吸入空気量Qaを、イグニッションスイッチ14からその状態信号IGswを、外気温度センサ12から外気温度Taを、それぞれ入力する。
次に、ステップS2で、現在イグニッションスイッチ14がON(IGsw=ON)かどうかを判断する。イグニッションスイッチ14がONであれば、処理はステップS8に進み、吸入空気量Qaを積算する。その後、ステップS1に戻って処理を繰り返す。こうして、イグニッションスイッチ14がONの期間中(すなわちエンジン作動中)における吸入空気量Qaの積算値が求められる。なお、エンジン作動中は、運転動作等に伴って蒸発燃料処理装置4内の圧力が刻々さまざまに変化し、正確な故障診断は望めないため、この期間中は従来どおり、故障診断は実行しない。
ステップS2において、イグニッションスイッチ14がOFFであった場合は、処理はステップS3に進み、前回のイグニッションスイッチ14の状態はONであったどうかを判定する。前回もOFFであった場合は、エンジン停止状態の継続中であり、そのままステップS1に戻り処理を繰り返す。
ステップS2で現在はイグニッションOFF、ステップS3で前回はイグニッションONであったと判定された場合、これは、イグニッションスイッチ14がONからOFFに切り替わり、エンジンが停止されたことを示している。この場合、処理はステップS4に進み、故障診断禁止閾値Qsを設定する。
故障診断禁止閾値Qsは、図2のS4のボックスに示されるように、外気温度Taに応じた値に設定される。すなわち、外気温度Taが高いほど故障診断禁止閾値Qsは高い値に設定される。これは、外気温度Taが高いほど、燃料タンク5内の燃料はエンジンや排気系からの熱影響を受けにくい傾向があるためである。このため、外気温度Taが高いほど故障診断の禁止領域が増加するよう、故障診断禁止閾値Qsを高くしている。
なお、ECU13は、例えば、かかるTaとQsの対応関係をテーブルとしてRAMに記憶しておき、このテーブルを参照して外気温度Taに対応する故障診断禁止閾値Qsを設定すればよい。
次に、ステップS5で、Qa積算値がステップS4で設定した故障診断禁止閾値Qs以上であるかどうかを判定する。ここで、Qa積算値が故障診断禁止閾値Qs未満であれば、故障診断禁止と判定し(ステップS6)、Qa積算値が故障診断禁止閾値Qs以上であれば、故障診断実行と判定する(ステップS7)。
本実施形態における蒸発燃料処理装置4の故障診断を実行するか否かを判定する処理は、概ね以上のとおりである。この処理によれば、外気温度Taに基づいて、蒸発燃料の通路内の圧力変化を十分に生じるかどうかを判断するための故障診断禁止閾値Qsが設定(補正)されるので、精度の悪い無駄な故障診断を実行せずに済む。
なお、上述の実施形態では、エアフローメータ3で検出された吸入空気量の積算値を用いて故障診断を実行するか否かを判定した。吸入空気量の積算値は、エンジン停止前の燃料の燃焼量に関連するパラメータ値であって、エンジンが十分に作動し、エンジンを停止しても燃料の蒸発が進み、蒸発燃料の通路内の圧力変化は十分に生じるかどうかを判断するための代表値である。したがって、このような判断ができるかぎり、燃料の燃焼量に関連する他のパラメータを用いてもよい。例えば、吸入空気量の積算値の代わりに、燃料消費量を用いて故障診断を実行するか否かを判定するようにしてもよい。燃料消費量は、例えば、燃料タンク内に燃料残量検知手段としてのレベルセンサを設け、運転期間中におけるレベルセンサの検出値の変動量により計測することができる。
以下では、ステップS7で故障診断実行と判定された場合に実行される故障診断処理を、図3及び図4を参照して詳しく説明する。
図3は、本実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断処理に係るタイミングチャートである。
本実施形態における故障診断処理は、フェイズ1からフェイズ4の4つフェイズに区分できる。
フェイズ1では、カットバルブ10を開弁して大気開放状態とし、大気圧がゼロ点となるように調整する。ただし、カットバルブ10は運転中も開弁され大気開放状態であり、実際には、故障診断に入るときには、もともと開放された状態である。つまり、カットバルブ10は、後述のように、故障診断の実行中のみ閉弁される。
フェイズ2では、エンジン停止後、パージバルブ8及びカットバルブ10を共に閉鎖することで蒸発燃料処理装置4を密閉状態とし、圧力センサ11で検出される圧力の変化量を計測する。このとき、正常であれば、燃料の蒸発はさらに進み、蒸発燃料処理装置4内の圧力は上昇するはずである。そこで、蒸発燃料処理装置4を密閉状態にしてから第1所定期間α内に、圧力変化量(上昇量)が正常判定閾値(第1閾値)Px以上となった場合、蒸発燃料のリークはなく、正常と判断する。一方、第1所定期間α内に圧力変化量が正常判定閾値Px以上にならないまま飽和した場合は、正常とは判断されず、フェイズ3に移行する。
フェイズ3は、フェイズ4で精度の高い診断を行うための準備段階である。ここでは、再びカットバルブ10を開弁して大気開放状態とし、大気圧をゼロ点として調整する。
そして、フェイズ4では、再びパージバルブ8及びカットバルブ10を共に閉鎖することで蒸発燃料処理装置4を再度密閉状態とする。このまま放置すると、燃料タンク5は次第に外気で冷却され、蒸発燃料の凝縮が始まり圧力降下が発生する。このとき、圧力降下が十分で、蒸発燃料処理装置4を再度密閉状態にしてから第2所定期間β(ただし、β>α)内に、圧力変化量(低下量)が異常判定閾値(第2閾値)Py以上になれば、正常と判定する。一方、圧力低下が十分でなく(大気圧又は大気圧に近い)、圧力低下量が第2所定期間β内に異常判定閾値Py以上にならなかった場合は、蒸発燃料がリークしており故障と判定する。
図4は、本実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断処理を示すフローチャートである。
ステップA1では、故障診断が完了(フェイズ4が完了)したかを判断している。後述するステップA16で診断完了とされた場合のみ、そのまま本処理を抜ける。それ以外はステップA2に進む。ステップA2に進むことにより、圧力センサ11で検出される蒸発燃料処理装置4内の圧力Pが継続的に監視される。
ステップA3、A4、A5はそれぞれ、フェイズ3、2、1が完了したかどうかの判断である。ステップA5でフェイズ1が完了していない場合は、フェイズ1の処理として、ステップA6で、カットバルブ10を開弁する。ステップA7で、圧力Pが大気圧となったどうかを判定し、大気圧となればフェイズ1完了である(ステップA8)。
フェイズ1が完了した場合(ステップA5、YES)は、フェイズ2の処理として、ステップA9で、カットバルブ10を閉弁するとともに、ステップA10で、タイマtの作動を開始する。ステップA11では、tが第1所定期間α以内であるかを判定している。tがα以内である場合は、ステップA12で、カットバルブ10の閉弁からの圧力Pの変化量が正常判定閾値Px以上となったかどうかを判定する。Px以上でない場合はそのまま処理を抜ける。Px以上となった場合は、ステップA13で、正常と判定し、ステップA14で、カットバルブ10を開弁する。そして、ステップA15で、タイマをリセットし、ステップA16で診断完了とする。
ステップA11において、tがαを経過した場合、ステップA17でフェイズ2完了とする。
フェイズ2が完了した場合(ステップA4、YES)は、フェイズ3の処理として、ステップA18で、カットバルブ10を開弁し、ステップA19で圧力Pが大気圧となったかを判定する。圧力Pが大気圧となればフェイズ3は完了となる(ステップA20)。
フェイズ3が完了した場合(ステップA3、YES)は、フェイズ4の処理として、ステップA21で、カットバルブ10を閉弁するとともに、ステップA22でタイマtの作動を開始する。ステップA23では、tが第2所定期間βとなったかを判定している。tが第2所定期間βに達していなければそのまま処理を抜ける。tが第2所定期間βに達すると、ステップA24において、カットバルブ10を閉弁してからの圧力Pの変化量が異常判定閾値Py以上となっていれば、ステップA25で正常と判定し、Py以上となっていなければ、ステップA26で異常と判定する。ステップA25又はA26の判定後はステップA14に進み、カットバルブ10を開弁し、ステップA15でタイマをリセットし、ステップA16で診断完了となる。
実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断装置の構成を示す図。 実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断を実行するか否かを判定する処理を示すフローチャート。 実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断処理に係るタイミングチャート。 実施形態における蒸発燃料処理装置の故障診断処理を示すフローチャート。
符号の説明
1:吸気管
2:スロットルバルブ
3:エアフローメータ
4:蒸発燃料処理装置
5:燃料タンク
6:排出管
7:キャニスタ
8:パージバルブ
9:パージ通路
10:カットバルブ
11:空気通路
12:外気温度センサ
13:ECU
14:イグニッションスイッチ

Claims (4)

  1. 燃料タンク内で発生する蒸発燃料をエンジンの吸気系に供給する蒸発燃料処理装置の故障診断装置であって、
    前記蒸発燃料処理装置の外気温を検出する外気温検出手段と、
    エンジン停止前の燃料の燃焼量に関連するパラメータ値を検出するパラメータ値検出手段と、
    前記蒸発燃料処理装置内の圧力を検出する圧力検出手段と、
    エンジン停止後に前記蒸発燃料処理装置を密閉状態にし、前記圧力検出手段により検出された圧力に基づいて前記蒸発燃料処理装置の故障の有無を診断する診断手段と、
    前記パラメータ値が所定の閾値未満の時は前記診断手段による診断を禁止する禁止手段と、
    を備え、
    前記所定の閾値は、前記外気温検出手段により検出された外気温が高いほど高い値に設定されることを特徴とする蒸発燃料処理装置の故障診断装置。
  2. 前記パラメータ値は、エンジン停止前の吸入空気量の積算値又は燃料消費量であることを特徴とする請求項1に記載の蒸発燃料装置の故障診断装置。
  3. 前記診断手段は、前記蒸発燃料処理装置を密閉状態にしてから第1所定時間内に前記圧力検出手段により検出された圧力の上昇量が第1所定量以上となった場合は正常と判定する第1判定手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の蒸発燃料装置の故障診断装置。
  4. 前記診断手段は、前記第1判定手段により正常と判定されなかった場合、前記密閉状態を解除して前記蒸発燃料処理装置内の圧力を大気圧としてから再び密閉状態にし、この密閉状態にしてから第2所定時間内に前記圧力検出手段により検出された圧力の低下量が第2所定量以上にならなかった場合は異常と判定する第2判定手段を更に含むことを特徴とする請求項3に記載の蒸発燃料装置の故障診断装置。
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