JP5108583B2 - キャビネットをスライド可能に設けた携帯端末機器 - Google Patents

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Description

本発明は、ディスプレイを具えたキャビネットを支持箱体上にスライド可能に設けた携帯電話等の携帯端末機器に関する。
図5(a)、(b)は、以前に出願人が開示した携帯端末機器(1)である携帯電話の斜視図である(特許文献1参照)。ディスプレイ(20)を具えたキャビネット(2)は、支持箱体(7)上をスライド可能に設けられ、支持箱体(7)上の操作釦(70)(70)が露出した開位置(図5(a))から、手動でキャビネット(2)を矢印D方向にスライドさせると、キャビネット(2)と支持箱体(7)とが重なった閉位置(図5(b))に移動する。
キャビネット(2)をスライドさせる構成としては、キャビネットから突出した突起を支持箱体に開設した溝に嵌合させる構成が一般的である。
特開2003−110670号公報
突起が溝内をスライドする為には、突起と溝との間に隙間が必要である。しかし、この隙間が大きいと、キャビネット(2)の上下のガタ付きが大きくなり、特にキャビネット(2)の閉位置にて、ディスプレイ(20)を操作する際に、キャビネット(2)が上下にガタ付いて動き、「カタカタ」と異音を発生する。その反面、隙間が小さすぎると、キャビネット(2)がスライドしにくい。
本発明の目的は、閉位置と開位置の少なくとも一方にてキャビネットのガタ付きを抑えるとともに、キャビネットがスムーズにスライドする機器を提供することにある。
支持箱体(7)上に、キャビネット(2)をスライド可能に設け、キャビネット(2)は支持箱体(7)に被さる閉位置と、支持箱体(7)の一部を露出する開位置との間を往復動自在であり、支持箱体(7)又はキャビネット(2)の何れか一方にスライド方向に延びたガイド溝(50)を、他方に該ガイド溝(50)に嵌まる突起(40)を設け、前記閉位置及び開位置に対応したガイド溝(50)の両端に形成され、突起(40)との余裕が少ない狭幅部(51)(51)と、狭幅部(51)(51)間に形成され、突起(40)との余裕が大きな広幅部(52)とを連続して具えている。
突起(40)は、閉位置及び開位置では、ガイド溝(50)内の狭幅部(51)に位置しており、該狭幅部(51)ではガイド溝(50)との隙間が小さいから、キャビネット(2)のガタ付きは抑えられる。その一方、突起(40)が狭幅部(51)から外れると、広幅部(52)に位置し、該広幅部(52)ではガイド溝(50)との隙間が大きいから、キャビネット(2)は支持箱体(7)上をスムーズにスライドする。キャビネット(2)は閉位置又は開位置にて使用されるのが、一般的であるから、本発明に係わる機器にあっては、使用時のキャビネット(2)の上下のガタ付きを抑えるとともに、キャビネット(2)が支持箱体(7)上をスムーズにスライドすることができる。
以下、本発明の一実施例を図を用いて説明する。
図1は、携帯端末機器(1)の分解斜視図である。キャビネット(2)は支持箱体(7)上にて閉位置と開位置の間をスライドする構成は、図5の従来の構成と同様である。ディスプレイ(20)を具えたキャビネット(2)の裏面には、金属板を折曲して形成された取付け板(3)が設けられ、一方、支持箱体(7)上の4箇所にネジ貫通孔(71)(71)が開設されている。
図2(a)、(b)は、取付け板(3)の下面図であり、図1のA方向から見ている。図2(a)は開位置に、図2(b)は閉位置に夫々対応している。取付け板(3)の裏側には、第1リンク板(6)、第2リンク板(61)、金属板である連結板(4)が設けられ、第1リンク板(6)は基端部が取付け板(3)上に枢支(60)されている。第2リンク板(61)は第1リンク板(6)に回動可能に連結し、連結板(4)に繋がっている。第2リンク板(61)の裏側には、第1リンク板(6)及び連結板(4)に繋がったネジリバネ(62)が設けられ、該ネジリバネ(62)は開位置では連結板(4)をX1方向に付勢し、閉位置では連結板(4)をX2方向に付勢する。
連結板(4)には支持箱体(7)のネジ貫通孔(71)(71)に合わさるネジ孔(41)(41)が開設され、ネジ貫通孔(71)(71)を通ったネジ(図示せず)がネジ孔(41)(41)に螺合することによって、連結板(4)が支持箱体(7)に取り付けられる。
取付け板(3)の両側は、切り起こされた後に内向きに折曲されて、キャビネット(2)のスライド方向に延びた案内片(30)を形成している。連結板(4)の側面からは突起(40)が外向きに突出し、該突起(40)は案内片(30)に嵌まる。
連結板(4)は支持箱体(7)に取り付けられているから、キャビネット(2)を手動でスライドさせる際に、連結板(4)は動かない。キャビネット(2)が図2(a)の開位置から、図2(b)の閉位置に移動する際には、連結板(4)に対して取付け板(3)がX1方向に移動する。図2(a)の第2リンク板(61)が時計方向に一旦回動し、第1リンク板(6)が枢支部(60)を中心に反時計方向に一旦回動した後に、第1リンク板(6)が枢支部(60)を中心に時計方向に回動して、連結板(4)は図2(b)に示す閉位置に達する。ネジリバネ(62)は閉位置にて連結板(4)をX2方向に付勢し、閉位置を保つ。キャビネット(2)が閉位置から開位置に移動する際には、上記と逆の手順を辿る。
図3は、図2(b)に示す連結板(4)と案内片(30)をB−B線を含む面にて破断し矢視した断面図である。案内片(30)内には合成樹脂製のガイド条(5)が嵌められており、該ガイド条(5)にスライド方向に延びたガイド溝(50)を開設している。前記突起(40)はガイド溝(50)に嵌まる。案内片(30)は金属製の取付け板(3)を折曲して形成されており、連結板(4)の突起(40)も金属製である。仮に突起(40)が直接案内片(30)内に嵌まると、両方とも金属製であるからスムーズにスライドしない。そこで、突起(40)が嵌まるガイド条(5)を合成樹脂にて形成し、摩擦を少なくしている。
図4は、図2(b)をC方向から見た図であり、ガイド溝(50)を示す。ガイド溝(50)の両端は塞がって、ネジリバネ(62)に付勢された連結板(4)がガイド溝(50)から外れることを防ぐ。ガイド溝(50)の両端部には、キャビネット(2)の閉位置と開位置に対応して、突起(40)との余裕、即ち高さ方向の隙間が少ない狭幅部(51)を形成しており、閉位置と開位置の中間部は突起(40)との余裕が大きな広幅部(52)を形成している。狭幅部(51)と広幅部(52)は傾斜部(53)にて繋がっており、滑らかに連続している。
キャビネット(2)が閉位置又は開位置にあるときは、突起(40)と狭幅部(51)は隙間が少ないから、キャビネット(2)のガタ付きは抑えられる。これにより、キャビネット(2)の使用時にキャビネット(2)がガタ付く不具合を防止することができる。
キャビネット(2)を閉位置又は開位置からスライドさせるときは、キャビネット(2)は突起(40)に対して移動し、突起(40)は傾斜部(53)を通って広幅部(52)に嵌まる。突起(40)と広幅部(52)は隙間が大きいから、突起(40)とガイド条(5)との摩擦抵抗が少なく、キャビネット(2)はスムーズに移動することができる。
キャビネット(2)は閉位置又は開位置にて使用されるのが、一般的であるから、本例に係わる機器にあっては、使用時のキャビネット(2)のガタ付きを抑えるとともに、キャビネット(2)が支持箱体(7)上をスムーズにスライドすることができる。
通常は、キャビネット(2)の下面に突面(図示せず)を形成して、上下ガタを規制しているが、これに加えて、ガイド溝(50)でも突起(40)とのガタを少なくすることにより、キャビネット(2)のガタ付きをより一層軽減している。
尚、本例にあっては、ガイド溝(50)の狭幅部(51)を、閉位置及び開位置の2箇所に対応して形成したが、何れか一方の位置にのみ形成してもよい。また、上記例では、キャビネット(2)に取り付けた取付け板(3)にガイド溝(50)を、支持箱体(7)に取り付けられる連結板(4)に突起(40)を形成したが、これに代えて、ガイド溝(50)を設けた取付け板(3)を支持箱体(7)に取り付け、連結板(4)をキャビネット(2)に取り付けてもよい。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
携帯端末機器の分解斜視図である。 (a)、(b)は、取付け板の下面図であり、(a)は開位置に、(b)は閉位置に夫々対応している。 図2(b)に示す連結板と案内片をB−B線を含む面にて破断し矢視した断面図である。 図2(b)をC方向から見た図であり、ガイド溝を示す。 (a)、(b)は、以前に出願人が開示した携帯電話の斜視図である。
符号の説明
(1) 携帯端末機器
(2) キャビネット
(3) 取付け板
(4) 連結板
(5) ガイド条
(7) 支持箱体
(20) ディスプレイ
(40) 突起
(50) ガイド溝
(51) 狭幅部
(52) 広幅部

Claims (3)

  1. 支持箱体(7)上に、キャビネット(2)をスライド可能に設け、キャビネット(2)は支持箱体(7)に被さる閉位置と、支持箱体(7)の一部を露出する開位置との間を往復動自在であり、支持箱体(7)又はキャビネット(2)の何れか一方にスライド方向に延びたガイド溝(50)を、他方に該ガイド溝(50)に嵌まる突起(40)を設け、
    ガイド溝(50)は、
    前記閉位置及び開位置に対応したガイド溝(50)の両端に形成され、突起(40)との余裕が少ない狭幅部(51)(51)と、
    狭幅部(51)(51)間に形成され、突起(40)との余裕が大きな広幅部(52)と
    を連続して具えていることを特徴とする携帯端末機器。
  2. ガイド溝(50)は、キャビネット(2)上に設けられた取付け板(3)上に配備されたガイド条(5)に形成され、突起(40)は支持箱体(7)に取り付けられる連結板(4)から突出している、請求項1に記載の携帯端末機器。
  3. 前記狭幅部(51)と広幅部(52)は、傾斜部(53)により繋がっており、滑らかに連続する、請求項1又は2に記載の携帯端末機器。
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