JP4514533B2 - 携帯型電子機器 - Google Patents

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本発明は、携帯電話機等の携帯型電子機器に関し、特に、一対のキャビネットが重ね合わされて互いにスライド可能に連結されている携帯型電子機器に関するものである。
従来、図1及び図2に示す如く、表面に複数の操作キー(13)が配備された操作側キャビネット(1)と表面にディスプレイ(23)が配備された表示側キャビネット(2)とを互いに重ね合わせ、両キャビネット(1)(2)を互いにスライド可能に連結したスライド式の携帯電話機が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2003−110675号公報[H04M1/02]
上述の如きスライド式の携帯電話機において、操作側キャビネット(1)と表示側キャビネット(2)のスライド動作を軽い力でスムーズに行なわしめるためには、両キャビネット(1)(2)の摺動面間にある程度(例えば500μm程度)の遊びが必要となる。
しかしながら、操作側キャビネット(1)と表示側キャビネット(2)の摺動面間にある程度の遊びを設けた場合、操作側キャビネット(1)を手に保持して表示側キャビネット(2)を押圧して表示側キャビネット(2)をスライドさせる操作において、表示側キャビネット(2)にガタツキが生じる問題がある。
又、図2に示す如く両キャビネット(1)(2)が互いに最も離間した開き状態で、操作側キャビネット(1)を手に保持し、表示側キャビネット(2)の受話部(25)を耳に押し当てて通話を行なう場合、表示側キャビネット(2)が僅かながらぐらついて、受話部(25)の位置がずれるため、受話音の聞き取りに支障が生じる問題がある。
更に、操作側キャビネット(1)を手に保持しながら表示側キャビネット(2)上の操作キー(24)を押圧操作する場合、操作側キャビネット(1)に対して表示側キャビネット(2)がぐらつくため、操作性が悪い問題がある。
そこで本発明の目的は、一対のキャビネットが重ね合わされて互いにスライド可能に連結されている携帯型電子機器において、両キャビネットのスムーズなスライド操作を実現すると同時に、両キャビネットのスライド時のガタツキを効果的に抑制することである。
本発明に係る携帯型電子機器においては、一対のキャビネット(1)(2)が重ね合わされてスライド連結機構(7)により互いにスライド可能に連結されている。
スライド連結機構(7)は、何れか一方のキャビネット(2)の両側部に設けられたスライド係合部(3)と他方のキャビネット(1)の両側部に設けられたスライド係合受部(4)とから構成され、各側部のスライド係合部(3)とスライド係合受部(4)とが互いにスライド可能に係合し、スライド係合受部(4)には、スライド係合部(3)との係合面に、スライド係合部(3)と摺接してスライド係合部(3)のスライド方向とは直交する2軸方向の動きを規制すべき複数のスライドガイド(6)が、スライド係合部(3)との係合面から突出して配備されている。
上記本発明の携帯型電子機器によれば、両キャビネット(1)(2)の摺動面が広い面積で接触していた従来のスライド式の携帯型電子機器に対し、スライド係合受部(4)に設けた複数のスライドガイド(6)がスライド係合部(3)と点接触に近い状態で摺接するので、両キャビネット(1)(2)間の摩擦抵抗が小さくなる。又、両キャビネット(1)(2)のスライドに伴って両キャビネット(1)(2)の摺動面どうしが所謂地獄状態に陥る虞はないので、スムーズなスライド動作が実現される。従って、スライド係合受部(4)のスライドガイド(6)とスライド係合部(3)の間の遊びは、従来のスライド式の携帯型電子機器における両キャビネットの摺動面間の遊びに比べて、遙かに小さく設定することが可能であり、これによって、両キャビネット(1)(2)の相対的なガタツキを抑制することが出来る。
具体的構成において、各スライドガイド(6)は、キャビネットとの間の摺動性が良好な材質から形成されて、スライド係合部(3)との摺接面が円弧面状若しくは多角面状に突出している。
該具体的構成によれば、両キャビネット(1)(2)間の摩擦抵抗が更に小さくなって、両キャビネット(1)(2)のスライド操作をよりスムーズに行なうことが出来る。
又、具体的構成において、スライド係合受部(4)にはレール溝(41)が凹設され、スライド係合部(3)には、スライド係合受部(4)のレール溝(41)に係合するスライドレール(5)が配備され、該スライドレール(5)には、両キャビネット(1)(2)のスライド過程ではスライドガイド(6)と離間し、且つ両キャビネット(1)(2)が互いに最も離間した位置までスライドしたときにスライドガイド(6)の端部に圧接されるべき凸部(53)が形成されて、該凸部(53)がスライドガイド(6)の端部に乗り上げることによって、スライドレール(5)とスライドガイド(6)が互いに圧接されて相対移動不能に連結される。
該具体的構成によれば、両キャビネット(1)(2)が最大離間した開き状態において、スライドレール(5)とスライドガイド(6)が互いに相対移動不能に連結されるので、両キャビネット(1)(2)間にガタツキがなくなる。
又、具体的構成において、スライドガイド(6)には、両キャビネット(1)(2)のスライド過程でスライド係合部(3)と常時摺接する高位隆起部(62)と、両キャビネット(1)(2)が互いに最も離間した位置までスライドしたときにスライドレール(5)の凸部(53)と摺接すべき低位隆起部(63)とが、同一の方向へ向けて突設されると共に、両キャビネット(1)(2)のスライド過程でスライド係合部(3)と常時摺接する円弧状凸部(65)が、前記方向とは直交する方向へ向けて突設されている。
該具体的構成によれば、スライドガイド(6)は樹脂の一体成型によって容易に作製することが出来るので、構造の簡易化及びコストダウンに寄与が可能である。
更に具体的な構成において、キャビネット両側部に配備されて左右一対となる2つのスライドレール(5)(5)は、左右対称の形状を有すると共に、キャビネット両側部に配備されて左右一対となる2つのスライドガイド(6)(6)は、左右対称の形状を有している。
該具体的構成によれば、2つのスライドレール(5)と4つのスライドガイド(6)によって本発明のスライド連結機構(7)を構成することが出来、該スライド連結機構(7)によって、両操作側キャビネット(1)(2)をスライド方向とは直交する2軸方向に拘束することが出来る。
本発明に係る携帯型電子機器によれば、一対のキャビネットのスムーズなスライド操作を実現すると同時に、両キャビネットのスライド時のガタツキを効果的に抑制することが出来る。
以下、本発明をスライド式携帯電話機に実施した形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
全体構成
本発明に係るスライド式携帯電話機においては、図1及び図2に示す如く、それぞれ扁平な操作側キャビネット(1)と表示側キャビネット(2)がスライド連結機構(7)を介して互いに連結されており、図1に示す閉じ姿勢と図2に示す開き姿勢の間でスライド操作が可能である。
操作側キャビネット(1)は背面キャビネット半体(11)と前面キャビネット半体(12)を互いに接合して構成され、表示側キャビネット(2)は背面キャビネット半体(21)と前面キャビネット半体(22)を互いに接合して構成されている。
操作側キャビネット(1)の表面には、テンキー等の複数の操作キー(13)が配備されると共に、その下方位置に送話部(14)が配備されている。又、表示側キャビネット(2)の表面には、ディスプレイ(23)が配備されると共に、その下方位置には選択キー等の複数の操作キー(24)が、その上方位置には受話部(25)が配備されている。
スライド連結機構(7)は、表示側キャビネット(2)の両側部にそれぞれ設けられたスライド係合部(3)と、操作側キャビネット(1)の両側部にそれぞれ設けられたスライド係合受部(4)とから構成されており、各側部のスライド係合部(3)とスライド係合受部(4)とが互いにスライド可能に係合している。
スライド連結機構(7)の具体的構成
図3及び図4に示す如く、各スライド係合部(3)は、表示側の背面キャビネット半体(21)の側部に沿って、操作側の前面キャビネット半体(12)に向けて突設された凸条部(31)を具え、該背面キャビネット半体(21)には、凸条部(31)の近傍位置に、スライドレール(5)が背面キャビネット半体(21)の両面に跨って設置されている。
スライドレール(5)は、キャビネットとの摺動性が良好な樹脂の一体成型品であって、図6及び図7に示す如く、帯板状の本体(51)の上面に、断面L字状の凸条部(52)を具え、該L字凸条部(52)の内側にガイド溝(54)が形成されている。又、本体(51)の一方の端部には、溝(54)の延長線上に、L字凸条部(52)の突出方向と同一方向に突出する凸部(53)が形成されている。
スライドレール(5)は、図3の如く本体(51)を背面キャビネット半体(21)の内面に露出させると共に、図4の如くL字凸条部(52)を背面キャビネット半体(21)の外面から突出させて、背面キャビネット半体(21)にネジ止め固定されており、該L字凸条部(52)のガイド溝(54)と凸条部(31)とによって、連続するガイド面が形成されている(図12及び図13参照)。
又、図4の如く、スライドレール(5)の凸部(53)が背面キャビネット半体(21)の背面から突出している。
図5に示す如く、各スライド係合受部(4)は、操作側キャビネット(1)の前面キャビネット半体(12)の側面に沿って凹設されたレール溝(41)を具え、前面キャビネット半体(12)には、レール溝(41)に沿って前後2箇所に、スライドガイド(6)(6)が配備され、その表面が前面キャビネット半体(12)の表面から僅かに突出している。
前記スライドレール(5)のL字凸条部(52)は、スライド係合受部(4)のレール溝(41)に対して摺動可能に係合し、これによって、表示側キャビネット(2)は操作側キャビネット(1)に対して離脱不能に連結される。
スライドガイド(6)は、キャビネットとの摺動性が良好な樹脂の一体成型品(例えばポリオキシメチレン:POM)であって、図8及び図9に示す如く平板状のベース部(61)を具え、該ベース部(61)の表面には高さの異なる高位隆起部(62)と低位隆起部(63)とが突設されている。又、ベース部(61)の一方の側面には、フック部(64)が突設され、他方の側面には、円弧状凸部(65)が形成されている。高位隆起部(62)、低位隆起部(63)及び円弧状凸部(65)は何れも、中央部を最も突出させた断面円弧状に形成されている。
スライドガイド(6)は、図10及び図11に示す如く、フック部(64)が操作側キャビネット(1)の前面キャビネット半体(12)に係止されて前面キャビネット半体(12)に取り付けられており、図5の如く高位隆起部(62)及び低位隆起部(63)が前面キャビネット半体(12)の表面から臨出すると共に、円弧状凸部(65)が側方へ突出している。
そして、図10及び図11に示す如く、スライドガイド(6)の高位隆起部(62)の表面が表示側の背面キャビネット半体(21)の水平な壁面に摺接すると共に、円弧状凸部(65)の表面が表示側の背面キャビネット半体(21)の略垂直な壁面に摺接している。
尚、スライドガイド(6)の高位隆起部(62)は、背面キャビネット半体(21)の水平壁面との間に50μm程度の隙間を生じる高さ寸法を有し、円弧状凸部(65)は、背面キャビネット半体(21)の略垂直な壁面との間に50μm程度の隙間を生じる突出寸法を有している。
又、スライドガイド(6)の低位隆起部(63)は、背面キャビネット半体(21)の水平壁面との間に充分な隙間を生じる高さ寸法であって、且つ、表示側キャビネット(2)が操作側キャビネット(1)から最大離間した開き状態においてはスライドレール(5)の凸部(53)との間に垂直方向に僅かな(例えば100μm前後の)オーバーラップXが生じることとなる高さ寸法に形成されている。
上記スライド式携帯電話機においては、図5に示す如く、合計4つのスライドガイド(6)〜(6)が操作側の前面キャビネット半体(12)の表面から上方へ突出すると共に、左右両側方にも突出しており、これらの突出部分(高位隆起部(62)及び円弧状凸部(65))が図10の如く表示側の背面キャビネット半体(21)と摺接して、表示側キャビネット(2)を受け止めている。これによって、表示側キャビネット(2)は、操作側キャビネット(1)上に複数点接触の状態で支持されると共に、操作側キャビネット(1)に対して左右にずれる方向の動きが規制されることになる。
この結果、表示側キャビネット(2)は操作側キャビネット(1)に対してスライド方向に直交する2軸方向に拘束されつつスライドすることになる。
上述の如く、表示側キャビネット(2)は、4つのスライドガイド(6)〜(6)によって操作側キャビネット(1)上に複数点接触の状態で支持されているので、従来の如く両キャビネットの摺動面どうしが広い面積で面接触していた場合に比べて、表示側キャビネット(2)は軽い操作力でスムーズにスライドし、スライドの過程で所謂地獄状態に陥る虞もない。
尚、表示側キャビネット(2)のスライドが最終段階に近づくと、図12に示す様に、各スライドガイド(6)の円弧状凸部(65)はスライドレール(5)のガイド溝(54)の内壁と摺接することとなり、この状態で、スライドガイド(6)の高位隆起部(62)が背面キャビネット半体(21)を支持すると共に、スライドガイド(6)の円弧状凸部(65)がスライドレール(5)を受け止めて、表示側キャビネット(2)の左右のずれが規制される。
図2に示す如く操作側キャビネット(1)に対して表示側キャビネット(2)が最も離間したスライドの最終段階に達すると、図13に示す如くスライドレール(5)の凸部(53)がスライドガイド(6)の低位隆起部(63)に乗り上げ、スライドレール(5)とスライドガイド(6)とが互いに圧接されて相対移動が不能な状態に連結されることになる。
この結果、スライドレール(5)が取り付けられた表示側キャビネット(2)とスライドガイド(6)が取り付けられた操作側キャビネット(1)との間のガタツキがなくなることになる。
従って、図2に示す如く操作側キャビネット(1)に対して表示側キャビネット(2)を開いた状態で通話を行なう場合、操作側キャビネット(1)を手に保持して表示側キャビネット(2)の受話部(25)を耳に押し当てたとしても、表示側キャビネット(2)がぐらつくことはないので、受話部(25)の位置は変化せず、受話音の聞き取りに支障は生じない。
又、操作側キャビネット(1)を手に保持して表示側キャビネット(2)の操作キー(24)を押圧操作する場合、表示側キャビネット(2)がぐらつくことはないので、操作性は良好である。
更に、スライドレール(5)及びスライドガイド(6)はそれぞれ樹脂の一体成型品であるので、安価な製造が可能であり、組立も容易である。然も、スライドレール(5)及びスライドガイド(6)はそれぞれキャビネット(2)(1)に対して係止やネジ止めによって確実に固定されているので、外力の作用によって外れる虞はない。
本発明に係るスライド式携帯電話機の閉じ状態を示す斜視図である。 該スライド式携帯電話機の開き状態を示す斜視図である スライド係合部とスライド係合受部の配置を示す斜視図である。 表示側キャビネットに設けられた凸条部及びスライドレールを示す斜視図である。 操作側キャビネットに設けられたレール溝及びスライドガイドを示す斜視図である。 スライドレールの拡大斜視図である。 図6のA−A線に沿う断面図である。 スライドガイドの拡大斜視図である。 図8のB−B線に沿う断面図である。 両キャビネットの係合部の断面図である。 図10の要部を拡大して示す断面図である。 スライド過程においてスライドレールとスライドガイドとが互いに摺接している状態を示す拡大断面図である。 スライド最終段階においてスライドレールとスライドガイドとが互いに圧接された状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
(1) 操作側キャビネット
(11) 背面キャビネット半体
(12) 前面キャビネット半体
(13) 操作キー
(14) 送話部
(2) 表示側キャビネット
(21) 背面キャビネット半体
(22) 前面キャビネット半体
(23) ディスプレイ
(24) 操作キー
(3) スライド係合部
(31) 凸条部
(4) スライド係合受部
(41) レール溝
(5) スライドレール
(51) 本体
(52) L字凸条部
(53) 凸部
(54) ガイド溝
(6) スライドガイド
(61) ベース部
(62) 高位隆起部
(63) 低位隆起部
(65) 円弧状凸部
(7) スライド連結機構

Claims (5)

  1. 一対のキャビネット(1)(2)が重ね合わされてスライド連結機構(7)により互いにスライド可能に連結され、スライド連結機構(7)は、何れか一方のキャビネット(2)の両側部にそれぞれ設けられたスライド係合部(3)と他方のキャビネット(1)の両側部にそれぞれ設けられたスライド係合受部(4)とから構成され、各側部のスライド係合部(3)とスライド係合受部(4)とが互いにスライド可能に係合している携帯型電子機器において、
    前記スライド係合部(3)とスライド係合受部(4)はそれぞれスライド方向に延びる係合面を有し、スライド係合部(3)の係合面とスライド係合受部(4)の係合面とが互いに係合して一対のキャビネット(1)(2)のスライドが案内され、前記他方のキャビネット(1)の両側部にはそれぞれ、スライド係合部(3)の係合面に摺接して、前記一方のキャビネット(2)のスライド方向とは直交する2軸方向の動きを規制すべきスライドガイド(6)が、スライド方向に沿って複数箇所に配備されていることを特徴とする携帯型電子機器。
  2. 各スライドガイド(6)には、スライド係合受部(4)の係合面から前記2軸方向に突出してスライド係合部(3)の係合面と摺接する2つの凸部が形成され、これら2つの凸部がスライド係合部(3)の係合面と摺接することによって、前記一方のキャビネット(2)の2軸方向の動きが規制される請求項1に記載の携帯型電子機器。
  3. スライド係合受部(4)にはレール溝(41)が凹設され、スライド係合部(3)には、スライド係合受部(4)のレール溝(41)に係合するスライドレール(5)が配備され、該スライドレール(5)には、両キャビネット(1)(2)のスライド過程ではスライドガイド(6)と離間し、且つ両キャビネット(1)(2)が互いに最も離間した位置までスライドしたときにスライドガイド(6)の端部に圧接されるべき凸部(53)が形成されて、該凸部(53)がスライドガイド(6)の端部に乗り上げることによって、スライドレール(5)とスライドガイド(6)が互いに圧接されて相対移動不能に連結される請求項2に記載の携帯型電子機器。
  4. スライドガイド(6)には、両キャビネット(1)(2)のスライド過程でスライド係合部(3)の係合面と常時摺接する高位隆起部(62)と、両キャビネット(1)(2)が互いに最も離間した位置までスライドしたときにスライドレール(5)の凸部(53)と摺接すべき低位隆起部(63)とが、同一の方向へ向けて突設されると共に、両キャビネット(1)(2)のスライド過程でスライド係合部(3)の係合面と常時摺接する円弧状凸部(65)が、前記方向とは直交する方向へ向けて突設されており、該高位隆起部(62)と円弧状凸部(65)によって前記2つの凸部が形成されている請求項3に記載の携帯型電子機器。
  5. キャビネット両側部に配備されて左右一対となる2つのスライドレール(5)(5)は、左右対称の形状を有すると共に、キャビネット両側部に配備されて左右一対となる2つのスライドガイド(6)(6)は、左右対称の形状を有している請求項3又は請求項4に記載の携帯型電子機器。
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