JP5107798B2 - コージェネレーション装置 - Google Patents

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Description

この発明はコージェネレーション装置に関し、より具体的には発電効率を向上させるようにしたコージェネレーション装置に関する。
近年、商用電力系統から電気負荷に至る交流電力の給電路に内燃機関で駆動される発電機からなる発電ユニットを接続し、発電ユニットで生じた電力(電気エネルギ)を商用電力系統と連系させて電気負荷に供給すると共に、内燃機関の排熱を利用して生成した温水など(熱エネルギ)を熱負荷に供給するようにした、いわゆるコージェネレーション装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開平8−4586号公報
ところで、上記したようなコージェネレーション装置にあっては、内燃機関の燃料のエネルギの内、約22.5%を電気エネルギに、約62.5%を熱エネルギに変換して電気負荷や熱負荷に供給しており、その総合効率は85.0%にまで達するが、エネルギをより有効に活用するべく、総合効率の向上、特に電気エネルギへの変換効率(発電効率)のさらなる向上が望まれている。しかしながら、上記した特許文献1に記載の技術は、その点に関して何ら開示するものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、総合効率を向上、特に発電効率を向上させるようにしたコージェネレーション装置を提供することにある。
上記した課題を解決するために、請求項1にあっては、商用電力系統から電気負荷に至る交流電力の給電路に接続可能な発電機と前記発電機を駆動する内燃機関からなる発電ユニットと、前記内燃機関の冷却水を排気熱と熱交換させて昇温する熱交換器と、前記熱交換器と前記内燃機関を接続して前記熱交換器から出力される前記冷却水を前記内燃機関に供給する冷却水通路と、前記内燃機関と前記熱交換器を接続て前記内燃機関から出力される排気を前記熱交換器に供給する排気通路とを少なくとも備えたコージェネレーション装置において、前記内燃機関と前記熱交換器との間に配置され、温度差に応じて発電する熱発電素子を設けると共に、前記熱発電素子の低温部を前記冷却水通路が前記熱交換器を出た直後の位置近傍に近接させて配置させる一方、前記熱発電素子の高温部を前記排気通路が前記内燃機関を出た直後の位置近傍に近接させて配置する如く構成した。
請求項1に係るコージェネレーション装置にあっては、温度差に応じて発電する熱発電素子を設けると共に、熱発電素子の低温部を熱交換器から出力される冷却水を内燃機関に供給する冷却水通路が熱交換器を出た直後の位置近傍、即ち、冷却水通路において温度が比較的低い位置の近傍に近接させて配置させる一方、熱発電素子の高温部を内燃機関の排気通路が内燃機関を出た直後の位置近傍、即ち、排気通路において温度が比較的高い位置の近傍に近接させて配置するように構成、即ち、冷却水通路と排気通路の温度差を利用して熱発電素子で発電するように構成したので、発電ユニットの電力に熱発電素子の電力を加えることができる、即ち、装置の発電量を増加でき、よって総合効率、特に発電効率を向上させることができる。また、熱発電素子の低温部と高温部の温度差を増大させることができる、換言すれば、熱発電素子の発電量を増加でき、発電効率をより向上させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係るコージェネレーション装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係るコージェネレーション装置を全体的に示すブロック図である。
図1において符号10はコージェネレーション装置を示す。コージェネレーション装置10は、商用電源(商用電力系統)12から電気負荷14に至る交流電力の給電路(電力線)16に接続可能な発電機(スタータ/ジェネレータ)20と発電機20を駆動する内燃機関(以下、「エンジン」という)22からなる発電ユニット24と、エンジン22の冷却水を排気熱と熱交換させて昇温する排気熱交換器(熱交換器)26と、排気熱交換器26で昇温させられた冷却水が供給されて温水などを生成する排熱利用給湯暖房ユニット(熱負荷。図示せず)とを備える。
商用電源12は、単相3線からAC100/200Vで50Hz(または60Hz)の交流電力を出力する。発電ユニット24は一体化され、排気熱交換器26と共に発電ユニットケース(筐体)30の内部に収容される。
エンジン22は都市ガス(あるいはLPガス。以下、単に「ガス」という)を燃料とする、水冷4サイクルの単気筒OHV型の火花点火式のエンジンであり、例えば163ccの排気量を備える。図示は省略するが、発電ユニットケース30においてエンジン22のシリンダヘッドとシリンダブロック22aは水平方向(横向き)に配置され、その内部に1個のピストンが往復動自在に配置される。ピストンには鉛直方向(縦向き)に配置されるクランクシャフト(図示せず)が連結される。
発電機20は多極コイルを備え、クランクシャフトの上端に取り付けられるフライホイール(図示せず)の内側のクランクケース上に固定され、フライホイールとの間で相対回転するとき、交流電力を発電する。発電機20は、商用電源12(あるいは図示しないバッテリ)から通電されるとき、エンジン22をクランキングするスタータモータとしても機能する。
エンジン22において空気(吸気)は吸気サイレンサ22b、エアクリーナ22cを通ってミキサ22dに入る。ミキサ22dには燃料供給源(図示せず)からガスがガス管32、ガス比例弁ユニット22eを介して供給され、そこで空気と混合させられる。ミキサ22dとガス比例弁ユニット22eからなるガスボックスにおいてミキサ22dは電動モータで駆動されるスロットルバルブと可変ジェットを備える。
ミキサ22dで生成された混合気は燃焼室(図示せず)に流れる。燃焼室の付近には点火プラグ22fが配置される。点火プラグ22fは、図示しないバッテリの出力がパワートランジスタやイグニッションコイルなどからなる点火装置22gを介して供給されると、燃焼室に臨む電極間に火花放電を生じ、混合気を着火して燃焼させる。よって生じた排気(排ガス)はエンジン22から出力され、エンジン22に接続される排気通路(排気管)22h、排気マフラ22iを通って発電ユニットケース30の外(庫外)に排出される。
エンジン22のシリンダブロック22aの下部(クランクケースの図示省略)にはオイルタンク(オイルパン)22kが形成され、そこにエンジン22の潤滑オイルが貯留される。潤滑オイルはギヤポンプ(図示せず)で掻き上げられてピストンなどの摺動部分を潤滑した後、コンロッド(図示せず)やシリンダ壁面を伝わって落下し、オイルタンク22kに貯留される。
発電機20の出力はインバータユニット34に送られる。インバータユニット34はDC−DCコンバータなどを介して発電機20の出力をAC100/200V(単相)に変換する。インバータユニット34は、マイクロコンピュータからなるECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)36と共にコントロール部を構成し、ECU36の指令を受けて発電機20の機能をスタータとジェネレータの間で切り換える。
インバータユニット34の出力は屋内配電盤40に送られる。屋内配電盤40は、過電流の通電などを防止する主幹ブレーカ40aと、インバータユニット34の出力に商用電源12の電力を加えて電気負荷14に供給する分電盤40bと、発電ユニット24の専用ブレーカ40cと、商用電源12から主幹ブレーカ40aに至る給電路16に配置されてそこを流れる交流電力の電流に応じた信号を生じる電流センサ40dなどを備える。即ち、インバータユニット34の出力は、屋内配電盤40で商用電源12の電力と合わせられて(連系されて)電気負荷14に供給される。
このように、インバータユニット34の出力は、屋内配電盤40で商用電源12から電気負荷14に至る交流電力の給電路16に接続可能にされる。尚、発電ユニット24の発電出力(定格電力)は、1.0kW程度である。
コージェネレーション装置10は、前記した電流センサ40dの他に、図1に示すように多くのセンサを備え、各センサの出力はECU36に入力される。ECU36は入力された出力に基づいてエンジン22の運転などを制御するが、その制御は本願と直接の関連を有しないため、説明を省略する。
符号42はエンジン22を冷却する冷却水(不凍液)の通路(以下、「冷却水通路」という)を示す。冷却水通路42はエンジン22のシリンダブロック22aとオイルタンク22kや排気熱交換器26を通り、外部の排熱利用給湯暖房ユニット(以下、単に「暖房ユニット」という)に接続される。
冷却水通路42について詳説すると、冷却水通路42は、暖房ユニットとオイルタンク22kを接続して暖房ユニットから出力される低温の冷却水をオイルタンク22kに供給する第1の冷却水通路42aと、オイルタンク22kと排気熱交換器26を接続してオイルタンク22kから出力される冷却水を排気熱交換器26に供給する第2の冷却水通路42bと、排気熱交換器26とエンジン22のシリンダブロック22aを接続して排気熱交換器26から出力される冷却水をシリンダブロック22aに供給する第3の冷却水通路(冷却水通路)42cと、シリンダブロック22aと暖房ユニットを接続してシリンダブロック22aから出力される高温の冷却水を暖房ユニットに供給する(戻す)第4の冷却水通路42dとからなる。
従って、暖房ユニットから送られる低温の冷却水は冷却水通路42の入口側42eに導かれ、循環ポンプ44によって第1の冷却水通路42aを介してオイルタンク22kに供給される。オイルタンク22kにおいて冷却水は、オイルタンク22kに形成されるタンク通路を通って潤滑オイルと熱交換して潤滑オイルを冷却した後、第2の冷却水通路42bを通って排気通路22hに配置された排気熱交換器26に供給される。
排気熱交換器26において冷却水は、排気(排ガス)と熱交換して昇温させられる。尚、排気熱交換器26は、例えば冷却水通路42を変形させ、排気通路22hを覆うような構造としたものである。排気熱交換器26を通過した冷却水は、第3の冷却水通路42cを介してシリンダブロック22a(およびシリンダヘッド)に形成されるシリンダ通路に供給されてエンジン22と熱交換し、エンジン22を冷却する。排気やエンジン22との熱交換によって昇温させられた高温の冷却水は、第4の冷却水通路42dを通って出口側42fから暖房ユニットに戻される。
また、コージェネレーション装置10において、エンジン22(正確には、エンジン22のシリンダヘッドの排気バルブ)と排気熱交換器26の間には、温度差に応じて発電する熱発電素子46が設けられる。
以下、その熱発電素子46および熱発電素子46が設けられる位置などについて詳しく説明する。
図2は、図1に示す発電ユニット24、排気熱交換器26などが収容された発電ユニットケース30を示す分解斜視図である。また、図3は図2において破線で囲まれた部分を拡大して示す部分拡大図であり、図4は図3に示す熱発電素子46が配置される位置付近の断面図である。尚、図3においては、理解の便宜のため、排気通路22hなどの一部を取り外した状態で示した。また、図3,4においては、冷却水の流れを太線の黒矢印で示すと共に、排気の流れを太線の白矢印で示した。
図2に示す如く、発電ユニットケース30は外壁パネル50を備え、外壁パネル50によって形成された内部空間に、前記した発電ユニット24、排気熱交換器26などが収容される。具体的には、発電ユニットケース30の重力方向において下方位置には、排気熱交換器26などが配置されると共に、排気熱交換器26の上方、換言すれば、発電ユニットケース30の中央位置にはエンジン22、発電機20などが設置される。また、発電ユニットケース30の上方位置には、エアクリーナ22cやマフラ22iなどが取り付けられる。尚、図2において熱発電素子46は見えない。
熱発電素子46は、図3,4に示す如く平板状を呈する。熱発電素子46は、図4に示すように、金属材から製作されると共に、冷却されて温度が低下させられるべき低温部46aおよび加熱されて温度が上昇させられるべき高温部46bと、低温部46aと高温部46bの間に介挿されると共に、図示しないp型熱電半導体とn型熱電半導体を交互に直列接続してなる半導体素子46cとからなる。即ち、熱発電素子46は、低温部46aと高温部46bの温度差に応じて発電するゼーベック効果を利用した、公知の熱発電モジュールであり、詳しい説明は省略する。
熱発電素子46は、エンジン22と排気熱交換器26の間であってエンジン22の排気通路22hと排気熱交換器26の冷却水通路42に近接して配置される。詳しくは、図4に示す如く、熱発電素子46の低温部46aは冷却水通路42(正確には、排気熱交換器26とエンジン22を接続する第3の冷却水通路42c)に近接する一方、熱発電素子46の高温部46bは排気通路22hに近接して配置される。尚、熱発電素子46の低温部46aと第3の冷却水通路42cとの離間距離L1は、第3の冷却水通路42cによって低温部46aを冷却可能な程度の距離とされる。同様に、熱発電素子46の高温部46bと排気通路22hとの離間距離L2は、排気通路22hからの熱によって高温部46bを加熱可能な程度の距離とされる。
熱発電素子46が配置される第3の冷却水通路42cと排気通路22hの位置について、より具体的に説明すると、図1に示すように、熱発電素子46の低温部46aは、第3の冷却水通路42cが排気熱交換器26を出た直後の位置(図において符号42c1で示す)近傍に近接して配置される。即ち、低温部46aは第3の冷却水通路42cにおいて温度が比較的低い位置近傍に配置される。
他方、熱発電素子46の高温部46bは、排気通路22hがエンジン22を出た直後の位置(図において符号22h1で示す)近傍、換言すれば、エンジン22の排気バルブ(図示せず)の近傍に近接して配置される。即ち、高温部46bは排気通路22hにおいて温度が比較的高い位置近傍に配置される。
熱発電素子46は、上記した位置に配置されることで低温部46aが第3の冷却水通路42cによって冷却されて低温になる一方、高温部46bが排気通路22hによって加熱されて高温になる。これにより、熱発電素子46の低温部46aと高温部46bの間に温度差が生じ、その温度差に応じて(比例して)発電が行われる。具体的には、低温部46aと高温部46bの温度が例えば70℃と650℃で温度差が580℃の場合、熱発電素子46は約30Wの直流電力を出力することができる。
また、熱発電素子46は、第3の冷却水通路42cと排気通路22hの間に配置されるため、第3の冷却水通路42cが排気通路22hを冷却するのを防止することもできる。従って、排気通路22hを流れる排気の温度が第3の冷却水通路42cによって低下させられることはなく、よってその後の排気熱交換器26での熱交換を効率良く行うことができる、即ち、総合効率を向上させることができる。
上記のようにして発電された熱発電素子46の出力(直流電力)は、図1に示す如く、電力線52を介してインバータユニット34に入力され、そこで前述した発電機20の出力と合わせられた後、専用ブレーカ34c、分電盤34bなどを通じて電気負荷14に供給される。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、商用電力系統(商用電源)12から電気負荷14に至る交流電力の給電路16に接続可能な発電機(スタータ/ジェネレータ)20と前記発電機を駆動する内燃機関(エンジン)22からなる発電ユニット24と、前記内燃機関の冷却水を排気熱と熱交換させて昇温する熱交換器(排気熱交換器)26と、前記熱交換器と前記内燃機関を接続して前記熱交換器から出力される前記冷却水を前記内燃機関に供給する冷却水通路(第3の冷却水通路)42cと、前記内燃機関と前記熱交換器を接続て前記内燃機関から出力される排気を前記熱交換器に供給する排気通路22hとを少なくとも備えたコージェネレーション装置10において、前記内燃機関と前記熱交換器との間に配置され、温度差に応じて発電する熱発電素子46を設けると共に、前記熱発電素子46の低温部46aを前記冷却水通路42cに近接させる一方、前記熱発電素子46の高温部46bを前記排気通路22hに近接させて配置する如く構成した。
このように、第3の冷却水通路42cと排気通路22hの温度差を利用して熱発電素子46で発電するように構成したので、発電ユニット24の電力に熱発電素子46の電力を加えることができる、即ち、コージェネレーション装置10の発電量を増加でき、よって総合効率、特に発電効率を向上させることができる。
また、前記熱発電素子46の低温部46aを前記冷却水通路(第3の冷却水通路)42cが前記熱交換器26を出た直後の位置46c1近傍に近接させて配置する如く構成した。即ち、熱発電素子46の低温部46aを第3の冷却水通路42cにおいて温度が比較的低い位置の近傍に近接させて配置するように構成したので、熱発電素子46の低温部46aと高温部46bの温度差を増大させることができる、換言すれば、熱発電素子46の発電量を増加でき、発電効率をより向上させることができる。
また、前記熱発電素子46の高温部46bを前記排気通路22hが前記内燃機関(エンジン)22を出た直後の位置22h1近傍に近接させて配置する如く構成した。即ち、熱発電素子46の高温部46bを排気通路22hにおいて温度が比較的高い位置の近傍に近接させて配置するように構成したので、熱発電素子46の低温部46aと高温部46bの温度差をより一層増大できるため、熱発電素子46の発電量もさらに増加し、よって発電効率をより一層向上させることができる。
尚、上記において、熱発電素子46の出力をインバータユニット34に入力するように構成したが、それに限られるものではなく、例えば図示しない操作パネルの表示灯などに直接入力し、表示灯の点灯用の電力として用いるように構成しても良い。
また、発電機20の駆動源を都市ガス・LPガスを燃料とするガスエンジンとしたが、ガソリン燃料などを使用するエンジンであっても良い。また、発電ユニット24の定格出力およびエンジン22の排気量などを具体的な値で示したが、それらは例示であって限定されるものではない。
また、実施例において商用電源12が出力する交流電力を100/200Vとしたが、商用電源12が出力する交流電力が100/200Vを超えるときは、それに相応する電圧を発電ユニット24から出力させることはいうまでもない。
この発明の実施例に係るコージェネレーション装置を全体的に示すブロック図である。 図1に示す発電ユニットなどが収容された発電ユニットケースを示す分解斜視図である。 図2において破線で囲まれた部分を拡大して示す部分拡大図である。 図3に示す熱発電素子が配置される位置付近の断面図である。
符号の説明
10 コージェネレーション装置、12 商用電源(商用電力系統)、14 電気負荷、16 給電路、20 発電機(スタータ/ジェネレータ)、22 エンジン(内燃機関)、22h 排気通路、24 発電ユニット、26 排気熱交換器(熱交換器)、42c 第3の冷却水通路(冷却水通路)、46 熱発電素子、46a (熱発電素子の)低温部、46b (熱発電素子の)高温部

Claims (1)

  1. 商用電力系統から電気負荷に至る交流電力の給電路に接続可能な発電機と前記発電機を駆動する内燃機関からなる発電ユニットと、前記内燃機関の冷却水を排気熱と熱交換させて昇温する熱交換器と、前記熱交換器と前記内燃機関を接続して前記熱交換器から出力される前記冷却水を前記内燃機関に供給する冷却水通路と、前記内燃機関と前記熱交換器を接続て前記内燃機関から出力される排気を前記熱交換器に供給する排気通路とを少なくとも備えたコージェネレーション装置において、前記内燃機関と前記熱交換器との間に配置され、温度差に応じて発電する熱発電素子を設けると共に、前記熱発電素子の低温部を前記冷却水通路が前記熱交換器を出た直後の位置近傍に近接させて配置させる一方、前記熱発電素子の高温部を前記排気通路が前記内燃機関を出た直後の位置近傍に近接させて配置したことを特徴とするコージェネレーション装置。
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