JP5107624B2 - 集水器カバー部材 - Google Patents

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Description

本発明は、軒樋から堅樋への経路途中に設置される集水器のゴミ詰まりを防止し、軒樋から堅樋へ雨水をスムーズに流落させるための集水器カバー部材に関するものである。
従来、枯れ葉やゴミなどが堅樋へ流れ込むのを防止するため、軒樋と堅樋の連結部に設置された樋集水器の落し口に、上部に網状体が設けられ下部に筒状体が設けられたゴミ除去キャップを差し込むなどして対応してきた(特許文献1)。
しかしながら、上記樋集水器は、降雨時、両隣の軒樋に堆積した枯れ葉などのゴミなどが落し口に差し込まれたゴミ除去キャップ1箇所に集中し、また、ゴミ除去キャップの網状体は落し口より僅かに大きい程度の面積しか有しないため、直ぐにドーム状のゴミ除去キャップの周面に枯れ葉などのゴミが詰まって閉塞し、頻繁にゴミ除去作業をしないと家屋の屋根に降った雨水が軒樋から堅樋へと流れず、大雨のときなど軒樋から雨水が溢れてしまうという問題があった。
特開平09−256567号公報
本発明は上記の問題に鑑みてなされたもので、その解決課題は、長期に渡って集水器のゴミ詰まりを防止し、軒樋から堅樋へ雨水をスムーズに流落させる、メンテナンスサイクルの長い集水器カバー部材を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る集水器カバー部材は、前板と底板と後板とを有する軒樋と軒樋の間に設置される集水器のゴミ詰まりを防止する集水器カバー部材であって、集水器側の軒樋端部にそれぞれ、高さが軒樋の有効深さ又は有効断面積の30〜80%であるゴミ除けネットが取付けられていて、上記ゴミ除けネットの両側部及び底部に、軒樋の前板、後板及び底板とそれぞれ係止する係止部が設けられており、ゴミ除けネットの底部に設けられた係止部が、軒樋の底板を差し込んで挟着するよう2本の突片が突設された略コ字形に形成されていて、その係止部の軒樋の外壁面側の突片が内壁面側の突片よりも長く形成されており、ゴミ除けネットからゴミ除けネット底部の係止部の軒樋の内壁面側の突片に向って補強リブが設けられていることを特徴とするものである。
本発明の集水器カバー部材においては、ゴミ除けネットの形状が略ト字型であることが好ましい。特に、軒樋端部にそれぞれ取付けられたゴミ除けネットの上部に、ゴミ除けネット間の開放部を覆うカバーネットが取付けられた集水器カバー部材が好ましく、ゴミ除けネットの上部に係止爪が設けられており、その係止爪とカバーネットの網目を係止させることで、ゴミ除けネットにカバーネットが取付けられることがより好ましい。更に、カバーネット裏面のゴミ除けネットの係止爪と係止する網目の両端に、ゴミ除けネットの係止爪を、ゴミ除けネットの係止爪と係止する網目へとガイドする略片三角形の突条が形成されている集水器カバー部材が好ましく、カバーネットの少なくともゴミ除けネットの係止爪と係止する網目が、軒樋の長手方向と同じ方向に長くなるように形成されていることが好ましい。また、カバーネットの形状が凹型又は凸型である集水器カバー部材も好ましい。
本発明の集水器カバー部材は、軒樋端部に取付けられるゴミ除けネットの網目部分の面積を、軒樋の有効断面積と等しくすることもできるので、従来の樋集水器のゴミ除去キャップと比較すると、遥かに網目部分の面積が大きくて詰まりづらい。しかも、落とし口毎の各軒樋にゴミ除けネットが取付けられているので、各軒樋に堆積したゴミはそれぞれのゴミ除けネットに分散し、相当な期間メンテナンスをしなくてもゴミが詰まって閉塞するのを防止することができる。従って、長期間に渡って軒樋から堅樋へと雨水がスムーズに流落するため、大雨のときなどでも軒樋から雨水が溢れてしまうという心配が減少する。
ゴミ除けネットの両側部及び底部に、軒樋の前板、後板及び底板とそれぞれ係止する係止部が設けられていると、止具等を用いなくても、ゴミ除けネットを軒樋へ取付けることができるので、施工性が良好である。
しかも、ゴミ除けネットの底部に設けられた係止部が、軒樋の底板を差し込んで挟着するよう2本の突片が突設された略コ字形の係止部であるので、軒樋を差し込むだけで簡単に取付けることができるにもかかわらず、略コ字形の係止部が軒樋を上下から挟着し、ガタつきなどもなく確実に取付けることができる。それに加えて、ゴミ除けネットからゴミ除けネット底部の係止部の軒樋の内壁面側の突片に向って補強リブが設けられているので、軒樋にゴミ除けネットを取付けた際、補強リブがつっかえ棒の役目を果たし、ゴミ除けネットの倒れや撓みを防止することもできる。
また、ゴミ除けネットの両側部及び底部に、軒樋の前板、後板及び底板とそれぞれ係止する係止部が設けられている集水器カバー部材は、この位置に係止部を設けることで、簡単且つ確実にゴミ除けネットを軒樋に取付けることができる。
そして、ゴミ除けネットの形状が略ト字型である集水器カバー部材は、ゴミ除けネットを立体的に形成することで更に表面積が大きくなり、より一層ゴミが詰まりづらくなるので、メンテナンスサイクルをより長期化することができる。
一方、ゴミ除けネットに詰まったゴミを長期間除去しなければ、いくらゴミ除けネットの表面積が大きいとはいえ、いずれ網目にゴミが詰まって閉塞する。ゴミ除けネットが閉塞すると、行き場をなくした雨水はゴミ除けネットの上方を越えて集水器へ流れ込むようになり、その際、枯れ葉などのゴミも一緒に流れ込んでくる。しかしながら、軒樋端部にそれぞれ取付けられたゴミ除けネットの上部に、ゴミ除けネット間の開放部を覆うカバーネットが取付けられた集水器カバー部材であれば、例えゴミ除けネットが閉塞して、枯れ葉などがゴミ除けネットを越えて集水器に流れ込みそうになっても、ゴミ除けネット間の開放部、即ち、集水器の上部にはカバーネットが取付けられているので、集水器へゴミが流れ込むことはなく、かなりの長期間ゴミ除去作業を行わなくても閉塞する心配がなくなる。
また、ゴミ除けネットの上部に係止爪が設けられており、その係止爪とカバーネットの網目を係止させることで、ゴミ除けネットにカバーネットが取付けられている集水器カバー部材は、ゴミ除けネットの上方からカバーネットを被せて、ゴミ除けネットの係止爪とカバーネットの網目を係止させるという簡単な作業でゴミ除けネットにカバーネットを取付けることができるので、施工性が向上する。
特に、カバーネット裏面のゴミ除けネットの係止爪と係止する網目の両端に、ゴミ除けネットの係止爪を、ゴミ除けネットの係止爪と係止する網目へとガイドする略片三角形の突条が形成されている集水器カバー部材は、施工現場の足場が悪いなどして、ゴミ除けネットの係止爪が視認できず、該係止爪と係止するカバーネットの網目の位置も把握しずらいような場合でも、手の指で該突条を認識しながら手探り状態でゴミ除けネットの係止爪を目標にし、該係止爪を該突条の斜面に沿わせるようにすると、カバーネットを取付けることができる。
そして、カバーネットの少なくともゴミ除けネットの係止爪と係止する網目が、軒樋の長手方向と同じ方向に長くなるように形成されている集水器カバー部材は、長い網目を形成することで、一方の軒樋先端と他方の軒樋先端との位置関係(つまり、ゴミ除けネットの係止爪間の距離)が少々ばらついていても吸収できるため、カバーネットの取付け作業が容易となるばかりか、気温や日光による軒樋の温度変化によって軒樋が膨張したり、収縮(熱伸縮)して軒樋先端の位置関係が変わっても、ゴミ除けネットの係止爪や前記係止爪が係止されたカバーネットの網目が破損や変形することなく対応することができる。
また、カバーネットの形状が凹型又は凸型である集水器カバー部材は、凹型又は凸型のように立体的に形成することで、上記ゴミ除けネットと同様にカバーネットの表面積が大きくなり、メンテナンスサイクルをより一層長期化することができる。
以下、図面を参照して本発明の具体的な実施形態を詳述する。
図1は本発明の一実施形態に係る集水器カバー部材の分解斜視図、図2は同カバー部材を軒樋に取付けた状態を示す正面図、図3は同カバー部材の構成部材であるゴミ除けネットの正面図、図4は同ゴミ除けネットの平面図、図5は同ゴミ除けネットの右側面図、図6は同カバー部材の構成部材であるカバーネットの平面図、図7は集水器の正面図である。
本発明の集水器カバー部材Cは、軒樋4と軒樋4の間に設置される集水器3の落し口3cにゴミが詰まるのを防止するためのもので、図1に示すように、軒樋4,4の端部にそれぞれ取付けられるゴミ除けネット1,1と、そのゴミ除けネット1,1の上部に取付けられて集水器3上側の開放部を覆うカバーネット2からなるものである。
上記ゴミ除けネット1は、図3、図4、図5に示すように、縦糸と横糸からなる網体で、その左側部には係止部1aが、右側部には係止部1bが、底部には係止部1cがそれぞれ設けられており、上部には2つの係止爪1d,1dが突設されている。このゴミ除けネット1は、図2に示すように、軒樋4の端部を略隙間なくカバーするよう軒樋4の断面形状と略等しくなるように形成されており、左側面側が軒樋4の前板4aの傾斜角と同様に傾斜している。そして、このゴミ除けネット1の高さは、ゴミ除去能力や排水性等を考慮すると軒樋4の有効深さ又は有効断面積の30〜80%程度に形成することが好ましい。また、軒樋4の有効深さ又は有効断面積の30〜60%程度に形成することが更に好ましく、最も好ましい実施態様は軒樋4の有効深さ又は有効断面積の40%前後となる。本実施形態の軒樋4の有効深さは120mmなので、ゴミ除けネット1の高さは50mmに形成されている。
また、ゴミ除けネット1の縦糸と横糸の間隔が大き過ぎると、枯れ葉などのゴミが雨水と共にゴミ除けネット1を通過して集水器3に流れ込んでしまい、間隔が小さ過ぎるとゴミ除けネット1の全開口面積が減少して、雨水の流入量が減少して排水性が低下するといった不具合を生じる。そのため縦糸の一辺が10mm〜25mm程度、横糸の一辺が5〜15mm程度に設定するのが好ましい。
尚、このゴミ除けネット1の形状は、より表面積を増やすために、例えば、図8に示すような略ト字型に形成してもよい。このような略ト字型のゴミ除けネット1の突起部分は、集水器3側を向いていてもよいしその逆方向を向いていてもよい。
上記ゴミ除けネット1の左側部に設けられた係止部1aは、図3、図4に示すように、左側部上部から2本の突片10a,11aが突設されたものである。この2本の突片は軒樋を係止部に差し込むときに、軒樋先端を適切な位置に誘導しやすくすめためのガイドとしても機能するが、両方の突片が同じ長さであると、軒樋先端を差し込みづらくなり、また軒樋内には流水の邪魔になるようなものは小さい方が望ましいため、軒樋4の外壁面側にある突片10aが内壁面側の突片11aよりも長くなるように形成されている。そして、図4の仮想線で示すように、突片10aと突片11aの間に軒樋4の前板4aを挿入し、その突片10a,11aで前板4aを両側から挟み込むことで軒樋4に取付けられるようになっている。また、右側部に設けられた係止部1bも、図3、図4に示すように、右側部上部から2本の長い突片10b,短い突片11bが突設されたもので、その突片10b,11b間に軒樋4の後板4bを挿入するようになっている。
尚、それぞれの係止部1a,1b,1cは、軒樋の内壁面側の突片がなくてもゴミ除けネット1が軒樋4に十分に固着できるのであれば、軒樋の外壁面側に突片があるのみであってもよい。
また、本実施形態では3ヶ所に小さな係止部を設けているが、その位置や数、係止部長さ(係止部と軒樋が固着される長さ)は、必要に応じて形成することができ、軒樋の形状によって係止機能を満たすのであれば、2ヶ所又は1ヶ所の係止部を採用することもでき、あるいはゴミ除けネット1の接する軒樋端部の略全てに合致するように係止部を設けてもよい。ただし、通常の軒樋形状であれば、3ヶ所に係止部を設けることが合理的である。
また、底部に設けられた係止部1cは、図4、図5に示すように、ゴミ除けネット1の底部より軒樋4の上流側へ2本の突片10c,11cが突設されたもので、この係止部1cも上記係止部1a,1bと同様に、下側の突片10cが上側の突片11cよりも長くなるように形成されており、図5の仮想線で示すように、その突片10c,11c間に軒樋4の底板4cを挿入するようになっている。
係止爪1d,1dは、図3に示すように、ゴミ除けネット1の上面から上方へ突設された突起片11dの先端に、戻り防止爪10dが形成されたもので、後述するカバーネット2を取付けるために設けられている。この係止爪1dの形状は、カバーネット2と係止する形状であれば、特に本実施形態に限定されるものではなく、例えば、円形であってもよいし三角形であってもよい。
尚、本実施形態では戻り防止爪10dが一方向にのみ突起のある片三角形状となっている。このような片三角形状の戻り防止爪の場合、係止爪1dの突起片11dの長さ方向の一部(戻り防止爪10dの真下)の断面を細く形成することで、係止爪1dの断面が細い部分をねじって回転させることができる。このように係止爪1dを回転させて戻り防止爪10dの突起方向とカバーネット2の被係止部2aの網目の長い方向を合わせることで、容易にカバーネット2を係止爪1dから外すことができ、メンテナンスなどでカバーネット2を取り外すときに便利である。
一方、カバーネット2は、図6に示すように、縦糸と横糸で網目が形成された長方形の網体で、上記ゴミ除けネット1,1の上部に取付けられて、集水器3上側の開放部を覆って集水器3へゴミが流入するのを防止するためのものである。このカバーネット2は、左右一列及び真ん中の2列は通常の大きさの網目が形成されており、通常の網目と網目の間には、通常の網目より横糸の一辺が長い網目が複数個(本実施形態では12個)形成されている。その長い網目のうち4個の網目は、縦糸の一辺(網目の幅)が上記ゴミ除けネット1の係止爪1dの戻り防止爪10dの寸法と略等しく(他の長網目よりも幅が小さい)形成されており、その4個が上記ゴミ除けネット1の係止爪1dと係止する被係止部2aとなっている。
尚、ゴミ除けネット1の係止爪1dとカバーネット2の被係止部2aとが係止可能であれば、被係止部2aの幅は戻り防止爪10dの寸法より大きくしてもよいことは言うまでもない。
このように、被係止部2a,2a,2a,2a長く形成することで、カバーネット2のゴミ除けネット1,1への取付け作業が容易となり、また、軒樋4が熱伸縮して係止爪1dが集水器3側へ移動したり、逆に集水器3の反対側に移動したときも対応することができる。
上記カバーネット2の寸法は、集水器3や軒樋4の寸法によって変更されるが、縦100mm前後、横170mm前後のものであれば、市場に流通している多くの集水器及び軒樋に対応することができる。また、網目が大き過ぎると枯れ葉などのゴミが集水器3に流れ込んでしまい、小さ過ぎると雨水の流入量が減少して排水性が低下するので、通常の大きさの網目は、縦糸の一辺が10〜15mm、横糸の一辺が10〜25mmが好ましい。また、軒樋4の長さを10mと想定し、軒樋4が硬質塩化ビニル樹脂製であれば、通常の温度領域で軒樋4は熱伸縮によって40mm程度寸法変化することが予想される。従って、被係止部2aの横糸の一辺は、上記ゴミ除けネット1の係止爪1d,1dが40mm以上移動しても問題の起きないだけの長さを有していればよく、施工性、伸縮性、強度等を勘案すると、横糸の一辺を40mm〜45mm程度に設定するのが好ましい。
尚、カバーネット2の形状は、左右の両端が下方へ折り曲げられたコ字型のものでもよく、その場合は、両端の折り曲げ部分がゴミ除けネット1,1を跨ぐようにして取付ければよい。また、図9(a)に示すように、カバーネット2の中央部分を盛り上げて凸型とし、表面積をより大きくすることで閉塞しにくいような形状としてもよいし、図9(b)に示すように、何箇所(この参考例では2箇所)か下方へ凹まして凹型とし、その凹部にゴミを集中的に溜めて、他の網目から水が流れるようにしてもよい。
上記カバーネット2を取付けず、軒樋4,4端部に取付けられたゴミ除けネット1,1だけでもゴミ詰まりを防止することはできるが、ゴミ除けネット1に詰まったゴミを長期間除去しなければ、いくら網目部分の面積が従来のゴミ除去キャップよりも遥かに大きいとはいえ、いずれ網目にゴミが詰まって閉塞することになる。ゴミ除けネット1が閉塞すると、行き場をなくした雨水がゴミ除けネット1の上方を越えて集水器3へ流れ込んでくるが、カバーネット2が取付けられていれば、例えゴミ除けネット1が閉塞しても、ゴミが集水器3へ流れ込むことがないため、かなりの長期間ゴミ除去作業を行わなくても閉塞する心配がなくなる。
本実施形態のゴミ除けネット1及びカバーネット2は、硬質塩化ビニル樹脂を主成分として成形されたものであるが、材質については特に限定されるものではなく、耐候性に優れるAS樹脂、AES樹脂、ポリカーボネート樹脂を主成分として成形してもよく、また、ゴミ除けネット1にカバーネット2を取付けられるのであれば、その他の合成樹脂、とくに軟質合成樹脂でもよいし、金属製であってもよい。
合成樹脂で形成される場合、親水性を発揮する添加剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、耐衝撃補強剤等の公知の添加剤を含有させてもよく、これらの添加剤を表面層にのみ含有させた多層構造で形成させてもよい。
次に、以上のような上記ゴミ除けネット1とカバーネット2からなる集水器カバー部材Cの施工例を説明する。
まず、集水器3と軒樋4,4を連結する。この集水器3は、図1、図7に示すように、軒樋4をその内側に嵌合するもので、前壁部と底壁部と後壁部からなり、軒樋4を内側に嵌め込めるよう、その大きさは軒樋4よりも一回り大きく、外形は軒樋4の形状と略等しくなるように形成されている。前壁部には軒樋4の前側耳部40aと係合する2つの係合部3a,3aが形成されており、後壁部には軒樋4の後側耳部40bと係合する係合部3bが2つ形成されている。そして、底壁部には堅樋(不図示)へと続く落し口3cが形成されており、その落し口3cはドーム型のゴミ除去キャップ5で覆われている。この後壁部には、軒樋4から流れてきた雨水を整流すると共に、軒樋4が熱膨張によって寸法が長くなって落し口3aを塞いでしまうのを防止するための軒樋ストッパー3dが落し口3cに向って突設されている。また、この集水器3の前壁部から後壁部にかけては、漏水を防止するためのゴムパッキン6が貼り付けられている。
尚、集水器3の落し口3cに差し込まれているゴミ除去キャップ5は、より確実に落し口3cや堅樋のゴミ詰まりを防止するためのものであるが、前述したように、本発明の集水器カバー部材Cは、ゴミ除けネット1とカバーネット2で略確実にゴミをキャッチするので、取り付けなくてもよい。
上記のような構成の集水器3と軒樋4は、主に軒樋4の弾性変形を利用しながら集水器3の内側に嵌め込んでいき、前壁部の係合部3a,3aの内側に軒樋4の前側耳部40aを係合させると共に、後壁部の係合部3b,3bに軒樋4の後側耳部40bを係合させることで連結されている。このとき、予め軒樋4の端部にゴミ除けネット1を取付けていると、ゴミ除けネット1が補強材のような役割を果たし、軒樋4の前後方向の強度が増すので弾性変形しにくくなり、軒樋4を設置するのが困難となる。そのため、集水器3と軒樋4を連結してから、ゴミ除けネット1を軒樋4端部に取付けるのが好ましい。また、軒樋4の熱膨張による寸法変化を予め想定して、図7の仮想線で示すように、軒樋4,4は軒樋ストッパー3d,3dから距離を置いて設置することが好ましい。
尚、上記のように軒樋4と軒樋ストッパー3dは、離して連結することが好ましいが、施工現場によっては軒樋4の寸法、施工性等の理由から、軒樋ストッパー3dに軒樋4を当接させて軒樋4と集水器3を連結施工することがある。その際は、前述したように、予め軒樋4の端部にゴミ除けネット1を取付けることが困難であるので、図10に示すような、軒樋4が軒樋ストッパー3dに当接していても取付けることができるような、軒樋ストッパー3dに当接する部分の網目を切り欠いたゴミ除けネット1を用いる必要がある。
集水器3と軒樋4の連結作業が終わると、次に、軒樋4の端部にゴミ除けネット1を取付ける。ゴミ除けネット1の係止部1aの突片10a,11a、係止部1bの突片10b,11b、係止部1cの突片10c,11cの内面に接着剤を塗布し、それぞれの突片間に軒樋4の前板4a、後板4b、底板4cを挿入することで簡単且つ確実に取付けられる。
上記のように軒樋4,4の端部にゴミ除けネット1,1の取付け作業が完了すると、次に、ゴミ除けネット1の係止爪1d,1d,1d,1dとカバーネット2の被係止部2a,2a,2a,2aを係止させて、ゴミ除けネット1,1の上部の開放部にカバーネット2で覆うことで施工が完了する。
以上のような本発明の集水器カバー部材Cは、ゴミ除けネット1の係止部1a,1b,1cに軒樋4の前板4a、後板4b、底板4cを挿入し、ゴミ除けネット1上面の係止爪1dとカバーネット2を係止させるという簡単な作業で設置することができる。その際、カバーネット2の被係止部2a,2a,2a,2aとその近傍の複数の網目が、軒樋の長手方向と同じ方向に長網目となるように形成されているので、カバーネットの取付け作業が容易となるのは勿論のこと、軒樋4が熱伸縮してゴミ除けネット1の係止爪1dが移動したときにも対応することができる。しかも、ゴミ除けネット1及びカバーネット2の網目部分の面積は、従来の樋集水器のゴミ除去キャップよりも遥かに大きく、各軒樋4,4にゴミ除けネット1がそれぞれ取付けられているので詰まりづらい。従って、かなりの長期間ゴミ除去作業を行わなくても閉塞することがなく、軒樋4から堅樋へと雨水がスムーズに流落するため、大雨のときなどでも軒樋4から雨水が溢れてしまうという心配が減少する、といった顕著な効果を奏する。
図11は本発明の更に他の実施形態に係る集水器カバー部材を軒樋に取付けた状態を示す正面図、図12は同カバー部材の構成部材であるゴミ除けネットの正面図、図13は同ゴミ除けネットの左側面図、図14は同ゴミ除けネットの平面図、図15は同カバー部材の構成部材であるカバーネットの平面図、図16は同カバーネットの底面図、図17は同カバーネットの側面図、図18はゴミ除けネットの係止爪をカバーネットの突条に斜面に沿わせた状態を示す正面図である。
図11に示す集水器カバー部材C2は、前述した図1に示す集水器カバー部材Cと同様に、軒樋4,4の端部に取付けられるゴミ除けネット10,10と、そのゴミ除けネット10,10の上部に取付けられるカバーネット20とで構成される。
このゴミ除けネット10も、図12に示すように、縦糸と横糸で縦長の網目が形成された網体で、前述したゴミ除けネット1が、4本の横糸からなる網体であるのに対し、本実施形態のゴミ除けネット10は、3本の横糸からなる上下に2段の網目が形成された網体である。そして、上部は2箇所三角形に切欠かれて、その切欠部より前述したゴミ除けネット1と同じ、突起片11dと戻り防止爪10dからなる係止爪1dが2本突設されており、また、底部には係止部100cが設けられている。この集水器カバー部材C2は、前述したように、軒樋ストッパー3dに軒樋4を当接させて連結施工することがあるので、軒樋ストッパー3dに当接する部分(2段目の左右両端)の網目を切り欠いてある。このように、軒樋ストッパー3dに当接する部分を切欠いたとしても、落ち葉などのゴミが網目を通過する程大きくなることもないので、実質的な不具合はない。
また、ゴミ除けネット10は正面が鉛直方向の中心軸で左右となっているため、左右を間違って取り付けることがない。
この実施形態の集水器カバー部材C2は、底部に設けられた1つの係止部100cのみで軒樋4に取付けられるので、図12、図14に示すように、前述したゴミ除けネット1の係止部1cよりも遥かに幅が広く(2倍以上)形成されている。このように係止部100cの幅を広く形成することで軒樋4に取付けたときの取付け強度は増すが、より確実に取付けるため、図13に示すように、軒樋の底板4cを差し込んで挟着する奥行きが5〜15mm程度の略コ字形に形成されている。係止部100cを略コ字形に形成することで、係止部100cの上側突片101cと下側突片102cが軒樋の底板4cを上下から挟着するので、ガタつきなく確実に取付けることができる。
なお、底部に設けられた係止部100cの幅は軒樋底部の有効幅(軒樋底板と前板及び底板と後板の想像延長線がそれぞれ交接する間の幅、つまり底板と前板及び底板と後板の交接部にあるアールを除いたときの底板の幅を指す)の1/8〜1/2程度にすることが望ましい。係止部100cの幅が軒樋底部の有効幅の1/8より小さいと取付け強度が不足し、1/2より大きいと雨水の流れを阻害する。
この下側の突片102cは、軒樋内から垂れた雨水が下側突片102cをつたって軒樋外側壁と集水器内側との間にある漏水防止部に浸入するのを防ぐため、下方へ90°折り曲げられて水切りの役目をしている。また、軒樋が気温が低下して収縮して場合でも、下方に屈曲した部分が集水器の内壁にあたり、軒樋が集水器から脱落することがない。
また、図13、図14に示すように、ゴミ除けネット1の縦糸から係止部100cの上側突片101cに向って片三角形の補強リブ10r,10rが設けられている。この補強リブ10rを設けると、軒樋4に取付けた際、補強リブ10rがつっかえ棒の役割を果たすので、ゴミ除けネット10の倒れや撓みを防止し、更に強固に取付けることができる。
図13、図14に示すように、ゴミ除けネット10上部の左右両端には、略片三角形のガイド部材10g,10gが軒樋4の上流側へ突設されている。このガイド部材10gは、軒樋ストッパー3dに軒樋4を当接させて施工する際、施工現場の足場が悪いなどして軒樋4内部が視認できないときに、該ガイド部材10gを持つと持ちやすいと共に、ゴミ除けネット10の両端及び上端が把握でき、位置決めの役割も果たす。
また、図12に示すように、ゴミ除けネット10上部の左右両端から上方へ突起10eが形成されている。この突起10e,10eは、後述するカバーネット20を取付ける際の、支点としての役割を果たす。
このゴミ除けネット10の材質等その他の構造は、前述した図1〜図10に示す実施形態の集水器カバー部材Cのゴミ除けネット1と同様であるから、説明を省略する。
一方、上記ゴミ除けネット10に取付けられる図15に示すカバーネット20も、縦糸と横糸で網目が形成された長方形の網体で、前述したカバーネット2よりも若干横寸法(130〜140mm程度)が短い。このカバーネット20も縦糸と横糸によって種々の大きさの網目が形成されているが、中央付近には、縦糸の一辺が他より長い網目20b(上記ゴミ除けネット10の係止部100cの幅と同寸法。)が左右対称に形成されており、上記ゴミ除けネット10に取付けた際、係止爪1d,1d,1d,1dが位置する箇所に、縦糸の一辺(網目の幅)がゴミ除けネット10の係止爪1dの戻り防止爪10dの寸法と略等しくて、横糸の一辺が長い網目、即ち、係止爪1dと係止する被係止部20aが4個形成されている。この被係止部20aも、前述した集水器カバー部材Cの被係止部2aと同様に、横糸の一辺を40mm〜45mm程度に設定すると、軒樋4が熱伸縮しても対応することができる。
図16、図17に示すように、カバーネット20裏面の被係止部20aの両端には、被係止部20aと同じ寸法(40mm〜45mm程度)の略片三角形の突条20cがづつ、合計8本形成されている。この突条20cは、図18に示すように、係止爪1dの戻り防止爪10dを突条20cの斜面に沿わせることでカバーネット20をスムーズに取付けることができるように設けられたものであると共に、施工現場の足場が悪いなどして軒樋4内部が視認できず、ゴミ除けネット10の係止爪1dの位置や、被係止部20aの位置を正確に把握できないような場合でも、手の指で突条20cの位置を認識しながら手探り状態でゴミ除けネット10の係止爪1dを目標にし、係止爪1dの戻り防止爪10dを突条20cの斜面に沿わせることで、カバーネット20を取付けることができるように設けられたものでもある。
尚、このカバーネット20をゴミ除けネット10に取付ける際、前述したゴミ除けネット10の突起10eの内側にカバーネット20の側端を引っ掛け、該突起10eを支点にして、カバーネット20を下方に回転させて取付けると、簡単にゴミ除けネット10の係止爪1dとカバーネット20の被係止部20aを係止させることができる。
このカバーネット20も、前述したように、左右の両端が下方へ折り曲げられたコ字型でもよく、図9(a)に示す形状や、図9(b)に示すような形状でもよいことはいうまでもなく、材質等その他の構造は、前述した図1〜図10に示す実施形態の集水器カバー部材Cと同様であるから、説明を省略する。
以上のような集水器カバー部材C2の施工方法は、前述した集水器カバー部材Cが、係止部1a,1b,1cを係止させて軒樋4に取付けるのに対して、本実施形態の集水器カバー部材C2は、ゴミ除けネット10の底部に設けられた係止部100cのみに接着剤を塗布し、軒樋4の底板4cと係止させて取付ける点、ゴミ除けネット10にカバーネット20を取付ける際、突条20cの斜面に係止爪1dの戻り防止爪10dを摺接させながら被係止部20aと係止させる点、以外は同一であるので説明を省略する。
尚、この集水器カバー部材C2のゴミ除けネット10は、図19に示すように、2つのゴミ除けネット10,10が一体に形成されて、施工現場で切り取り線Lに沿って切断し、2つに分離されるのが通常である。また、カバーネット20の中央付近の長い網目20bの一辺は、ゴミ除けネット10の係止部100cの幅と同寸法になるように形成されているので、この図に示すようにゴミ除けネット10をカバーネット20と平行にすると、ゴミ除けネット10の係止部100cとカバーネット20の長い網目20bの位置が重なり、係止させることができる。このように、ゴミ除けネット10の係止部100cとカバーネット20の長い網目20bを係止させてワンセットにすると、持ち運び易く、しかも、嵩張らない。
上記構成の集水器カバー部材C2も、簡単な作業で設置することができるにもかかわらず、メンテナンスサイクルが長く、かなりの長期間ゴミ除去作業を行わなくても閉塞する心配がない、といった顕著な効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る集水器カバー部材の分解斜視図である。 同カバー部材を軒樋に取付けた状態を示す正面図である。 同カバー部材の構成部材であるゴミ除けネットの正面図である。 同ゴミ除けネットの平面図である。 同ゴミ除けネットの右側面図である。 同カバー部材の構成部材であるカバーネットの平面図である。 軒樋と軒樋の間に設置される集水器を示す平面図である。 本発明の集水器カバー部材の構成部材であるゴミ除けネットの参考例である。 本発明の集水器カバー部材の構成部材であるカバーネットの参考例である。 本発明の他の実施形態におけるゴミ除けネットの正面図である。 本発明の更に他の実施形態に係る集水器カバー部材を軒樋に取付けた状態を示す正面図である。 同カバー部材の構成部材であるゴミ除けネットの正面図である。 同ゴミ除けネットの左側面図である。 同ゴミ除けネットの平面図である。 同カバー部材の構成部材であるカバーネットの平面図である。 同カバーネットの底面図である。 同カバーネットの側面図である。 ゴミ除けネットの係止爪をカバーネットの突条に斜面に沿わせた状態を示す正面図である。 本発明のゴミ除けネットの係止部とカバーネットの長い網目を係止させてワンセットにした状態を示す説明図である。
符号の説明
C,C2 集水器カバー部材
1,10 ゴミ除けネット
1a 左側部の係止部
1b 右側部の係止部
1c,100c 底部の係止部
10r 補強リブ
1d 係止爪
2,20 カバーネット
2a,20a 被係止部
20c 突条
3 集水器
3c 落し口
4 軒樋

Claims (7)

  1. 前板と底板と後板とを有する軒樋と軒樋の間に設置される集水器のゴミ詰まりを防止する集水器カバー部材であって、
    集水器側の軒樋端部にそれぞれ、高さが軒樋の有効深さ又は有効断面積の30〜80%であるゴミ除けネットが取付けられていて、
    上記ゴミ除けネットの両側部及び底部に、軒樋の前板、後板及び底板とそれぞれ係止する係止部が設けられており、ゴミ除けネットの底部に設けられた係止部が、軒樋の底板を差し込んで挟着するよう2本の突片が突設された略コ字形に形成されていて、その係止部の軒樋の外壁面側の突片が内壁面側の突片よりも長く形成されており、ゴミ除けネットからゴミ除けネット底部の係止部の軒樋の内壁面側の突片に向って補強リブが設けられていることを特徴とする集水器カバー部材。
  2. ゴミ除けネットの形状が略ト字型であることを特徴とする請求項1に記載の集水器カバー部材。
  3. 軒樋端部にそれぞれ取付けられたゴミ除けネットの上部に、ゴミ除けネット間の開放部を覆うカバーネットが取付けられたことを特徴とする請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の集水器カバー部材。
  4. ゴミ除けネットの上部に係止爪が設けられており、その係止爪とカバーネットの網目を係止させることで、ゴミ除けネットにカバーネットが取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の集水器カバー部材。
  5. カバーネット裏面のゴミ除けネットの係止爪と係止する網目の両端に、ゴミ除けネットの係止爪を、ゴミ除けネットの係止爪と係止する網目へとガイドする略片三角形の突条が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の集水器カバー部材。
  6. カバーネットの少なくともゴミ除けネットの係止爪と係止する網目が、軒樋の長手方向と同じ方向に長くなるように形成されていることを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の集水器カバー部材。
  7. カバーネットの形状が凹型又は凸型であることを特徴とする請求項3ないし請求項6のいずれかに記載の集水器カバー部材。
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