JP5107501B2 - 購入見込みのある買い手による物品またはサービスを購入するための売り手のウェブサイトのブラウジングを可能にするコンピュータシステム及び関連方法 - Google Patents

Description

発明の詳細な説明

本発明は、購入見込みのある買い手による物品またはサービスを購入するための売り手のウェブサイトのブラウジングを可能にするコンピュータシステム及び関連方法に関する。

米国特許出願ＵＳ２００１/００３４７２４Ａ１（以下‘７２４）では、買い手の金融機関が、買い手と売り手の間の仲介者として機能する取引仲介業者から取引の購入日付の受信を可能にする安全な金融取引を容易にするシステム及び関連する方法が開示されている。具体的には、動作Ａ（図１を参照しながら段落００１３及び００１４を参照せよ）において、売り手のウェブサイトを以前にブラウズしたことのある買い手が、取引仲介業者に売り手の名前あるいはウェブサイト、及び選択された商品あるいはそのような商品が見つからなかった場合に所望される商品の概略を提供する。その後、当該金融機関は、買い手から取引の支払い要求を受信し、当該買い手のため取引を処理する。

本発明の第１の特徴によると、購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にするブラウザをサポートするステップと、
前記売り手のウェブサイトから前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする、購入価格及び/または売り手の購入リファレンスのような購入情報を自動抽出するステップと、前記買い手の制御の下、前記購入情報を有する前記買い手の購入に対する、前記買い手が口座を有する銀行のような第三者への、前記購入情報を含む前記売り手への支払いの指示を送信するステップとを実行するよう構成されるコンピュータシステムが提供される。

前記購入情報は、前記売り手が前記第三者に既知である場合には不要であるかもしれないが、さらに、前記第三者が支払いを実効するのに必要な前記売り手の銀行情報を有するようにしてもよい。

前記売り手のウェブサイトからの抽出を容易にするため、前記購入情報は前記売り手のウェブサイト上でタグ付けされていてもよい。

また、前記購入情報の自動抽出と前記第三者への前記指示の送信は、前記売り手により提供されないプログラムコード、例えば、前記信頼できる第三者により提供されるプログラムコードにより行われてもよい。

また、本発明の第１の特徴によると、購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にする前記売り手のウェブサイトを運営するステップを実行するよう構成されるコンピュータシステムであって、前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする購入情報が、前記買い手のブラウザによる前記購入情報の自動抽出を容易にするため、前記売り手のウェブサイト上でタグ付けされていることを特徴とするコンピュータシステムが提供される。

本発明の第２の特徴によると、購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にするブラウザをサポートするステップと、
前記売り手のウェブサイトから前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする購入情報を抽出するステップと、前記買い手の制御の下及び理想的には前記買い手による単一の動作の結果として、前記購入情報を有する前記買い手の購入に対する第三者への前記売り手への支払いの指示と、前記第三者が指示されたという確認を前記売り手に送信するステップとを実行するよう構成されるコンピュータシステムが提供される。

また、本発明の第２の特徴によると、購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にする前記売り手のウェブサイトを運営するステップと、前記買い手の購入に対して第三者が前記売り手への支払いの指示をされたかという確認を前記買い手から受信すると、選択された物品またはサービスを前記買い手のために予約するというような、前記購入に関する動作を促すステップとを実行するよう構成されるコンピュータシステムが提供される。

本発明の第３の特徴によると、物品またはサービス情報に対して売り手への支払い指示の買い手からの受信に応答して、前記買い手または第三者と前記売り手との間の契約から構成されるかもしれない、前記指示の受信の確認を前記売り手に送信するステップと、前記売り手による前記買い手の選択の特定を可能にする前記指示に含まれる購入情報に従って、前記売り手に対する支払いを行うか、あるいは支払いを指示するステップとを実行するよう構成されることを特徴とするコンピュータシステムが提供される。

また、本発明の第３の特徴によると、購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にする前記売り手のウェブサイトを運営するステップと、前記買い手の購入に対して第三者が前記売り手への支払いの指示を前記買い手から受信したという確認を前記第三者から受信すると、選択された物品またはサービスを前記買い手のために予約するというような、前記購入に関する動作を促すステップとを実行するよう構成されるコンピュータシステムが提供される。

本発明の第４の特徴によると、購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にする方法が提供される。順番に、本方法は、買い手による購入のための物品またはサービスのブラウズ及び選択を可能にする、前記買い手のコンピュータシステムと売り手のウェブサイトのホストのコンピュータシステムとの間のセッションを開始するステップと、前記買い手のコンピュータシステムにおいて、前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする購入情報を前記売り手のウェブサイトから抽出するステップと、前記買い手のコンピュータシステムにおいて、前記買い手の制御の下、前記購入情報を含む前記買い手の購入に対する第三者のコンピュータシステムによる前記売り手への支払い指示を送信するステップと、前記第三者のコンピュータシステムにおいて、前記購入情報に従って、（ｉ）前記売り手または前記売り手の銀行への支払いまたは将来の支払いを有効するステップ、あるいは（ｉｉ）前記売り手または前記売り手の銀行への支払いを契約するステップの何れかのステップと、前記買い手と売り手のコンピュータシステム間のセッションを終了するステップとを有する。そのような方法は、さらに、請求項２０乃至３３に請求されるように特徴付けされてもよい。

本発明は、添付された図面を参照しながら実施例により説明される。

インターネットに接続された買い手、買い手の銀行、売り手及び売り手の銀行のそれぞれのコンピュータシステムが図１に示される。買い手のコンピュータシステムを利用して、物品またはサービスの購入のため、売り手のコンピュータに備えられた売り手のウェブサイトにブラウズすることが可能である。図２は、以下のような図１のコンピュータシステム間のやりとりを示す信号シーケンス図である。
[ステップ（１）購入]
買い手のコンピュータシステムを利用して、買い手は売り手のウェブサイトをブラウズし、購入する物品を選択する。本発明のベストモードを説明するため、以下では、買い手が共同発明者の１人であり、売り手が実際には存在しないフィリップスオンラインスタッフショップ、売り手の銀行が同じように実際には存在しないイーストグリンステッド銀行である架空のシナリオが利用される。

買い手は銀行により提供されるプログラムコードにより変更されたブラウザを利用する。図３に示されるように、ブラウザは、
・ウィンドウコントロールの最小化、最大化及びクローズを含むタイトルバー
・「戻る」、「進む」、「中止」、「更新」及び「ホーム」のコマンドを備えるツールバー
・現在アクセスされているウェブサイトのＵＲＬが表示されるアドレスバー
・フィリップスオンラインスタッフショップにアクセスされているブラウザウィンドウと、特に買い手が購入のため２つのフィリップス製品を置いた買い手の仮想買い物バスケット
を備えた従来のブラウザ要素を有する。

さらに、本発明の実現のため、ブラウザは、
・買い手の銀行により提供され、当該ブラウザと協調して（しばしば「プラグイン」と呼ばれる）、その動作が買い手のブラウザにより売り手のウェブサイトからダウンロードされた情報及びプログラムコード（Ｊａｖａ（登録商標）アプレットのような）から独立した信頼されたプログラムコードとのインタフェースを買い手に提供する「セーフペイ（ＳａｆｅＰａｙ）」と名付けられた第２ウィンドウ。このセーフペイウィンドウインタフェースと信頼されたプログラムコードは、以下に詳述されるように、買い手がそれの銀行に売り手への支払いを行うことを指示することを可能にする。
・セーフペイウィンドウの表示を切り替えるタイトルバー上の追加的な「セーフペイ」コントロール
を含む新規な要素を有する。
[ステップ（２）購入情報]
購入する商品と発想方法を選択し、発送先を入力すると、買い手は当該商品の支払いを行わねばならない。ブラウザウィンドウにおいて、買い手は、従来のインターネットベースのクレジットカードによる支払いと、銀行口座間の直接の振り替えとしての銀行口座自動引き落としの何れかの選択をするよう示される。銀行自動引き落としタブを選択すると、買い手には、そのようにタグ付けされ、買い手が売り手に支払うことを要求し、売り手がこの支払いを書いての購入と関連付けることを要求する購入情報が示される。この購入情報は、売り手の名称「フィリップススタッフショップ」、整理コード「１２−３４−５６」、売り手の銀行の口座番号「８７６５４３２１」、売り手の送り状番号及び売り手の電子メールアドレスを含む。
[ステップ（３）支払い指示]
前述のように、セーフペイウィンドウは、買い手がそれの銀行に売り手への支払いを行うよう指示することを可能にする信頼されたプログラムコードへのインタフェースを買い手に提供する。購入情報を転送するため、売り手はセーフペイウィンドウ上の「取得」ボタンをクリックする。これにより、信頼されたプログラムコードがタグ付けされた購入情報のためブラウザウィンドウを走査し、このタグ付けされた購入情報をセーフペイウィンドウに自動的にコピーする。買い手はまた、自身の口座からの引き落としを特定するため、自らのステートメントリファレンスを挿入する。

購入を続けるため、買い手は、セーフペイウィンドウに以前にコピーされたタグ付けされた購入情報を含むメッセージを生成し、当該メッセージを売り手の銀行に送信させる「支払い」ボタンをクリックする。
［ステップ（４）支払い指示の送信確認］
買い手の銀行への売り手への支払い指示の後、買い手は銀行に対して売り手への支払い指示が送信済みであるという確認を売り手に送信する。これは、ユーザがブラウザウィンドウ上の「支払い指示」ボタンを手動によりクリックすることにより、あるいはタグ付けされたボタンとブラウザが上記のように構成されている場合、ブラウザウィンドウの「支払い指示」ボタンのクリックを自動的に行うように「支払い」ボタンのクリックを調整することにより実行することができる。
［ステップ（５）承認と、ステップ（６）買い手への支払い指示の受信の確認］
支払い指示を受信すると、買い手の銀行は、例えば、買い手が真に送り手であるということを保証するデジタル署名を分析し、買い手の口座に十分な資金の利用が可能であるかチェックすることにより、買い手の要求を承認する。支払い指示が受信及び任意的に承認されたという確認が買い手に送信される。
［ステップ（７）商品予約］
買い手がそれの銀行に売り手への支払い指示を行ったという確認を受信すると、売り手は当該買い手の商品を予約する。
［ステップ（８）買い手への支払い指示の受信の確認］
銀行口座間の振り替えを行う前に、買い手の銀行は、買い手が買い手の銀行に売り手への支払いを指示したことを売り手に確認してもよい。この確認は、買い手及び/または売り手への支払いを行う買い手の銀行の契約上の義務としてもよい。この確認には、売り手が買い手の購入に対する確認を要求する購入情報が含まれている。ステップ（７）において、売り手は、買い手が買い手の銀行に売り手への支払いを指示したという買い手の銀行からの確認後にのみ買い手の商品を予約するが、あるいはそのような予約は買い手の銀行が、買い手が買い手の銀行に売り手への支払いを指示したということを売り手に確認した後にのみなされてもよい。
［ステップ（９）銀行口座振り替え］
購入情報を利用して、買い手の銀行は売り手の銀行へ代金を振り替え、これに伴う支払いが売り手の銀行から売り手に転送される購入情報となり、売り手がこの支払いを買い手の購入と関連付けることを可能にする。他の支払方法として、銀行間における代金の貸借が取り決めされ、売り手の銀行が近い将来のある時点において確実に代金を受け取ることができるという方法も考えられる。
［ステップ（１０）ステートメント］
売り手の銀行は銀行口座の振り替え（あるいはその取り決め）が完了したことを買い手の銀行から売り手に通知する。
［ステップ（１１）商品発送と、ステップ（１３）］
売り手の口座に買い手による入金があったということを売り手の銀行から受信すると、売り手は支払いが受け取られたと買い手に確認し、商品を買い手に発送する。
［ステップ（１２）］
買い手は、売り手にセッションの完了と、買い手のブラウザが売り手のホームページに移すことを通知することにより、あるいは売り手がブラウズされる他のウェブサイトを選択する一方的な終了の何れかにより、売り手のウェブサイトのログ処理によりセッションを終了する。

上記実施例では、売り手のウェブサイトは売り手のコンピュータシステム上にあるが、第三者が売り手のウェブサイトを運営していてもよいということは明らかであろう。同様に、買い手と売り手の銀行のコンピュータシステムは、第三者により所有及び運営されていてもよく、特にこのような第三者は複数の銀行のため運営を行うものであってもよい。

また、ブラウザから抽出するタグ付きデータは、ウェブ上の構造化文書及びデータのための汎用フォーマットである従来のＸＭＬ（Ｅｘｔｅｎｓｉｂｌｅ Ｍａｒｋ−ｕｐ Ｌａｎｇｕａｇｅ）などを利用することにより容易に取得可能である。あるいは、専用のタグ付けプロトコルが構成及び採用可能である。

ソースでのタグ付けを表現する他の方法として、買い手が売り手への支払いを行うのに必要であり、買い手の購入と支払いを一致させるのに売り手により必要とされる売り手のウェブサイト上の情報に隣接する１以上のアイコンを配置することにより、売り手のウェブサイト上の情報がグラフィカルにタグ付け可能となる。この場合、情報の抽出はそのようなグラフィカルなタグの走査を必要とするであろう。

上記実施例では、買い手が従来のインターネットベースのクレジットカード決済と、「セーフペイ」を利用した自動引き落としとを選ぶことができたが、クレジットカードでの支払いは、本発明による方法に従って、第三者が銀行の代わりにあるいは銀行と共にクレジットカード会社であり、買い手により所持されるものがクレジットカード口座である方法に利用することも可能である。

本発明は、インターネットを介し接続されたコンピュータシステムに関して説明されたが、本発明はＷＡＮ、ＬＡＮや他のタイプのネットワークに同様に適用可能であるということが理解されるであろう。

当業者には、本開示から他の変更が明らかであろう。そのような変更は、コンピュータシステム及びその構成要素の設計及び利用において既知であり、前述の特徴の代わりに、あるいはそれに加えて利用可能な他の特徴に関するものであるかもしれない。特定の特徴の組み合わせに関して本出願ではクレームが構成されているが、本出願の開示の範囲はまた、明示的または暗黙にここで開示された任意の新規な特徴、あるいは任意の新規な特徴の組み合わせ、あるいは当業者には自明な１以上の特徴の任意な一般化を、それが何れかのクレームにおいて現在主張されるものと同一の発明に関するものであるか、また本発明と同一の技術上の問題点の何れかあるいはすべてを軽減するものであるかどうかにかかわらず、含むものであるということは理解されるであろう。出願者は、本出願またはそれから派生するさらなる任意の出願の審査中において、そのような特徴及び/またはそれらの組み合わせに対する新しいクレームが構成されるかもしれないということを予告しておく。

図１は、各自がインターネットに接続された買い手、買い手の銀行、売り手及び売り手の銀行のコンピュータシステムを示す。 図２は、図１のコンピュータシステム間のやりとりを示すメッセージシーケンス図である。 図３は、図１の買い手のコンピュータシステムの画面レイアウトを示す。

Claims (25)

1. 購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手が前記買い手のローカルディスプレイ上に売り手のウェブページを表示するため前記売り手のウェブサイトをブラウズすることを可能にするステップと、
   前記ローカルに表示されたウェブページをスキャンするステップと、
   前記ローカルに表示されたウェブページにおいて、前記選択された購入対象の物品またはサービスの購入情報を特定するステップと、
   前記ローカルに表示されたウェブページから前記購入情報を自動抽出するステップと、
   前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする情報を含む前記抽出された購入情報を前記買い手のコンピュータにコピーするステップと、
   買い手の制御の下、前記抽出された購入情報を含む、前記買い手の購入に対して前記売り手に支払う指示を第三者に送信するステップと、
   を実行するようプログラムコードによりプログラムされる買い手のコンピュータであって、
   前記プログラムコードは、前記第三者に前記命令を送信するのに用いられるセーフペイプログラムコードを含むことを特徴とするコンピュータ。
2. 請求項１記載のコンピュータであって、前記購入情報は、前記売り手が前記選択された物品またはサービスを特定することを可能にする購入価格及び/または売り手の購入リファレンスを有することを特徴とするコンピュータ。
3. 請求項１または２記載のコンピュータであって、前記購入情報はさらに、前記第三者が支払いを実行するため必要とする前記売り手の銀行情報を有することを特徴とするコンピュータ。
4. 請求項１乃至３何れか一項記載のコンピュータであって、前記購入情報は前記売り手のウェブサイト上で購入情報としてタグ付けされていることを特徴とするコンピュータ。
5. 請求項１乃至４何れか一項記載のコンピュータであって、当該コンピュータは、前記ローカルに表示されるウェブページからの購入情報の自動抽出ステップと、前記指示の前記第三者への送信ステップとを実行するためのプログラムコードであって、前記売り手により提供されないプログラムコードによりプログラムされることを特徴とするコンピュータ。
6. 請求項４記載のコンピュータであって、当該コンピュータは、前記ローカルに表示されるウェブサイトからの購入情報の自動抽出ステップと、前記指示の前記第三者への送信ステップとを実行するためのプログラムコードであって、前記第三者により提供されるプログラムコードによりプログラムされることを特徴とするコンピュータ。
7. 請求項１乃至６記載のコンピュータであって、前記第三者は前記買い手が口座を有する銀行であることを特徴とするコンピュータ。
8. 購入対象の物品またはサービスを選択するため、買い手が前記買い手のローカルディスプレイ上に売り手のウェブページを表示するため前記売り手のウェブサイトをブラウズすることを可能にするステップと、
   前記ローカルに表示されたウェブページをスキャンするステップと、
   前記ローカルに表示されたウェブページにおいて、前記選択された購入対象の物品またはサービスの購入情報を特定するステップと、
   前記ローカルに表示されたウェブページから前記購入情報を自動抽出するステップと、
   前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする情報を含む前記抽出された購入情報を前記買い手のコンピュータにコピーするステップと、
   買い手の指示に応答して、前記抽出された購入情報を含む、前記買い手の購入に対して前記売り手に支払う指示を第三者に送信するステップと、
   前記買い手の指示に応答して、前記第三者が前記買い手の購入に対して前記売り手に支払うよう指示されたという確認を前記売り手に送信するステップと、
   を実行するようプログラムコードによりプログラムされる買い手のコンピュータであって、
   前記プログラムコードは、前記第三者に前記命令を送信するのに用いられるセーフペイプログラムコードを含むことを特徴とするコンピュータ。
9. 請求項８記載のコンピュータであって、当該コンピュータは、前記指示を前記第三者に送信し、前記買い手によって行われた単一のアクションに応答して、前記第三者が前記買い手の購入に対して前記売り手に支払うよう指示されたという確認を前記売り手に送信するようプログラムコードによりプログラムされることを特徴とするコンピュータ。
10. 購入対象の物品またはサービスを選択するため、プログラムコードによりプログラムされる買い手のコンピュータを使用して買い手による売り手のウェブサイトのブラウズを可能にする方法であって、
    購入対象の物品またはサービスを選択するため、前記買い手が前記買い手のローカルディスプレイ上に表示するための前記売り手のウェブページを選択するのにブラウズすることを可能にするため、前記買い手のコンピュータシステムと売り手のウェブサイトのホストとの間のセッションを開始するステップと、
    前記買い手のコンピュータシステムにおいて、前記ローカルに表示されたウェブページをスキャンし、前記ローカルに表示されたウェブページにおいて、前記選択された物品またはサービスのための購入情報を特定し、前記ローカルに表示されたウェブページから前記売り手による前記買い手の購入の特定を可能にする情報を含む前記購入情報を自動抽出するステップと、
    前記買い手のコンピュータシステムにおいて、買い手の指示に応答して、前記抽出された購入情報を含む前記買い手の購入に対して第三者が前記売り手に支払うための指示を前記第三者のコンピュータシステムに送信するためのセーフペイプログラムモジュールを使用するステップと、
    前記買い手と売り手のコンピュータシステム間のセッションを終了するステップとを有する方法であって、
    前記プログラムコードは、前記第三者に前記命令を送信するのに用いられるセーフペイプログラムコードを含むことを特徴とする方法。
11. 請求項１０記載の方法であって、前記購入情報は購入価格及び/または売り手の購入リファレンスを有することを特徴とする方法。
12. 請求項１０または１１記載の方法であって、前記購入情報はさらに、前記第三者が支払いを実行するため必要とする前記売り手の銀行情報を有することを特徴とする方法。
13. 請求項１０または１１記載の方法であって、前記買い手のコンピュータは、前記購入情報を自動抽出するステップを有効にするため、前記購入情報を前記売り手のウェブサイト上でタグ付けするステップをさらに有する当該方法を実行するようプログラムコードによりプログラムされることを特徴とする方法。
14. 請求項１０乃至１３何れか一項記載の方法であって、前記売り手のウェブサイトからの購入情報の自動抽出ステップと、前記第三者への指示の送信ステップとは、前記売り手により提供されないセーフペイプログラムコードにより実行されることを特徴とする方法。
15. 請求項１４記載の方法であって、前記セーフペイプログラムコードは前記第三者により提供されることを特徴とする方法。
16. 請求項１０乃至１５何れか一項記載の方法であって、前記第三者は前記買い手が口座を有する銀行であることを特徴とする方法。
17. 請求項１０乃至１６何れか一項記載の方法であって、前記買い手のコンピュータは、前記買い手のコンピュータシステムにおいて、前記買い手の指示に応答して、前記第三者が前記買い手の購入に対して前記売り手に支払うよう指示されたという確認を前記売り手に送信するステップをさらに有する当該方法を実行するようプログラムコードによりプログラムされることを特徴とする方法。
18. 請求項１７記載の方法であって、前記第三者への指示と、前記第三者が前記買い手の購入に対して前記売り手に支払うよう指示されたという前記売り手への確認は、前記買い手により行われる単一のアクションに応答して送信されることを特徴とする方法。
19. 請求項１７または１８記載の方法であって、前記買い手のコンピュータは、前記買い手の購入に対する前記第三者による前記売り手への支払いが指示されたという確認を前記買い手から受信すると、前記購入に関するアクションを前記売り手が実行するステップをさらに有する当該方法を実行するようプログラムコードによりプログラムされ、
    前記アクションは、前記買い手のために前記物品を予約することと、前記買い手に前記物品を配送することとの少なくとも１つを有することを特徴とする方法。
20. 請求項１９記載の方法であって、前記実行されたアクションは、購入のため選択された物品またはサービスを前記買い手のため予約することであることを特徴とする方法。
21. 請求項１０乃至１６何れか一項記載の方法であって、さらに、
    前記第三者のコンピュータシステムにおいて、前記指示の受信の確認を前記売り手に送信するステップを有することを特徴とする方法。
22. 請求項２０記載の方法であって、前記指示の受信の確認を送信するステップは、前記買い手または前記第三者と前記売り手との間の契約として扱われることを特徴とする方法。
23. 請求項２１または２２記載の方法であって、さらに、
    前記買い手の購入に対して前記売り手に支払う指示を前記買い手から前記第三者が受信したという確認を前記第三者から受信すると、前記購入に関して前記買い手のための前記物品の予約及び前記買い手への前記物品の配送の少なくとも１つを含むアクションを実行するステップを前記売り手のコンピュータが実行するようプログラムコードによりプログラムされることを特徴とする方法。
24. 請求項２３記載の方法であって、前記実行されるアクションは、購入のため選択された物品またはサービスを前記買い手のため予約することを特徴とする方法。
25. 請求項１０記載の方法であって、さらに、
    前記第三者のコンピュータシステムにおいて、購入情報に従って、前記売り手又は前記売り手の銀行に対する支払又は将来の支払を実行するステップを有することを特徴とする方法。

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