JP2001351024A - 決済装置、決済装置移行方法、記録媒体及び決済方法 - Google Patents

決済装置、決済装置移行方法、記録媒体及び決済方法

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JP2001351024A
JP2001351024A JP2001062797A JP2001062797A JP2001351024A JP 2001351024 A JP2001351024 A JP 2001351024A JP 2001062797 A JP2001062797 A JP 2001062797A JP 2001062797 A JP2001062797 A JP 2001062797A JP 2001351024 A JP2001351024 A JP 2001351024A
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Yuzo Kato
有三 加藤
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Bank of Tokyo Mitsubishi Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが簡便な操作で利用でき、且つオンラ
イン中に即時に決済をすることができる決済装置を提供
せんとするものである。 【解決手段】 与えられたURL情報に基づきユーザA
のブラウザ301がリンク先を変えてアクセスしてきた
時に、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む、ブラ
ウザ301に与えられた振込依頼情報を、該ブラウザ3
01から受け取る通信手段2aと、ユーザAの本人確認
が行われた後、前記振込依頼情報に基づき、本人確認に
より特定されるユーザAの口座から上記振込先に、所定
の振込を行う決済手段3aとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、決済装置、決済装
置移行方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体及び
決済方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上の電子ショッピングサ
イトから、商品(プログラムなどの無体物を含む)を購
入したり、サービス提供を受けた(それを受ける予約を
する場合を含む)場合、購入者であるユーザは、電子商
取引の相手方のサイトである電子ショッピングサイトに
対して、それらの購入代金の支払い(決済)をしなけれ
ばならない。その際の支払い方法としては、従来、銀行
振込、郵送振替、クレジットカードシステムを利用した
ものがある。また一定の価値を蓄積した電子マネーなど
を利用する方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前者の方法は、安全性
は高いと言えるが、商品やサービスの購入毎に即時に決
済を行うことはできないという欠点があり、オンライン
ショッピングの利便性を相殺してしまうという問題があ
る。特に電子ショッピングサイトにしてみれば、振込の
入金確認のために、別途ファームバンキングや通帳への
記入といった余計な操作を事後的に行う必要性があり、
そのための照合処理も甚大になる。
【0004】他方後者の方法は、反対に商品やサービス
の購入毎に即時に決済を行うことができ、それ故利便性
が高いと言えるが、反面電子データに、一定の価値を蓄
積して、該データを伝送するため、違法な複製や違法な
取得を許す可能性があり、それがために高度な暗号化技
術や認証技術を必要とするという問題がある。この点に
関しては、上記クレジットカード番号(及び有効期限)
を相手方に通知して、決済をするという方法を実施する
場合も同様である。
【0005】またユーザが利用するという観点から、自
己が使用するパソコンなどに特定のソフトウェアのイン
ストールを必要としたり、或いは決済の度に暗号化操作
を行うなど、煩雑な操作を必要とする点でやはり利便性
の点で問題である。例えば、オンラインショッピングの
安全性を保証するセキュリティ技術としては、クレジッ
トカードの場合のSET(Secure Electoronic Transact
ion)や、それを銀行口座を使った支払までに発展させた
SECE(Secure Electoronic Commerce Environment)
などがあるが、これらはいずれも電子認証などのための
ソフトウェアを予めパソコンなどにインストールしてお
く必要がある。またもちろん、以上の問題は、オンライ
ンショッピングのことに限られず、取引者間の電子商取
引についても同様に発生する。
【0006】これに対し決済を行うためユーザが所定の
決済サイトにアクセスした際に、所定の決済情報を該決
済サイトに引き継がせる方法の提案もある。該提案で
は、決済処理依頼人であるユーザのブラウザでジャバア
プレットを起動させ、該ブラウザと決済サイトとの間の
セキュリティを確立させてから、上記ユーザの口座情報
などを入力させている。すなわち決済情報の内大切な情
報はユーザ自身に入力させ、その他の情報をブラウザと
決済サイト間で自動的に引き継がせている。
【0007】しかし、始めから購買するものが決まって
おり、決済が必ず行われることが分かっている場合なら
いざ知らず、普通のショッピングでは、当初購買は予定
されておらず、急に購買することが決まる場合が大半で
ある。そのような場合には、決済処理時に、ユーザは自
分の口座情報をすぐに思い出すことができなくて、その
場で購買することを失念することも多い。一旦失念した
ユーザは、後に自分の口座情報を調べてもう一度決済を
行おうとする意欲を失うという購買動向も報告されてお
り、ユーザにとっては、決済処理時のハンドリングの不
便さが問題となり、また電子ショッピングサイトにとっ
ては、それがために商機を失い、電子商取引に利便性が
相殺されてしまうという問題がある。
【0008】さらにユーザが決済を行える口座を複数有
している場合は、上記の傾向はより一層顕著になる。
【0009】またたとえ自分の口座情報を思い出せたと
しても、口座情報を入力するという積極的な行動の要求
に、躊躇することが多いという購買動向の報告もある。
【0010】本発明は、以上のような問題に鑑み創案さ
れたもので、ユーザが簡便な操作で利用でき、且つオン
ライン中に即時に決済をすることができる決済装置、決
済装置移行方法、コンピュータ読み取り可能な記録媒体
及び決済方法を提供せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る決済装置の
構成は、与えられた接続先情報に基づき振込依頼人側の
情報閲覧手段がリンク先を変えてアクセスしてきた時
に、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む、振込依
頼人側の前記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報
を、該情報閲覧手段から受け取る通信手段と、該振込依
頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情報に基づ
き、本人確認により特定される振込依頼人の口座から上
記振込先に、所定の振込を行う決済手段とを有すること
を基本的特徴としている。
【0012】上記構成は、金融機関などに備えられた決
済装置の構成(例えばサーバなどで構成される)を規定
している。それによれば、振込依頼人が自己のブラウザ
やネット接続可能な携帯端末装置などの情報閲覧手段を
使用して、前記通信手段にアクセスしてきた時に、該通
信手段は、その情報閲覧手段から振込依頼情報を受け取
り(この振込依頼情報は振込依頼人がアクセスし、電子
商取引の相手方のサイトである電子ショッピングサイト
などのアプリケーションサーバなどで生成されて、該情
報閲覧手段などに、例えばジャバスクリプトやHTML
文などの情報閲覧手段で処理可能な形式で与えられ
る)、さらにそれを前記決済手段に渡す。また該決済手
段は、該振込依頼情報に基づき、所定の振込を行う。
【0013】このような決済処理には、振込処理の前に
振込依頼人の口座(クレジットカードの設定された口座
などを含む)からの所定金額の引落処理が行われること
が前提となり、引き落とされた金額が振込依頼情報に含
まれる振込先に振り込まれることになる。該決済処理に
は、直接決済手段がその処理を行う場合の他、該決済手
段が他の構成に指示を出し、その構成を使って決済を行
わせる場合も含まれる。
【0014】これにより、振込依頼人が自己のブラウザ
などの情報閲覧手段を使用して、電子商取引の相手方の
サイト(たとえば所定の電子ショッピングサイトなど)
において、オンラインショッピングする際(すなわち電
子商取引を行う場合)に、該電子商取引の相手方のサイ
ト側の構成から、この情報閲覧手段に接続先情報が与え
られることで(電子ショッピングサイトなどの側の構成
から情報閲覧手段に読み込まれたHTML文の電子決済
選択ボタンなどに設定されるURLなどの接続先情報を
クリックするなどにより)、金融機関などに備えられた
上記決済装置の構成に上記サイトから移行した場合、該
移行時に、電子決済に必要な上記振込依頼情報も合わせ
て該決済装置(上記通信手段)に渡されることになる。
そのために、振込依頼人は、特別な操作をすることな
く、移行した決済装置上で(電子ショッピングサイトな
どの処理を介さずに)、上記決済手段により、必要な決
済を行うことができるようになる。尚、取引後に届く電
子メールなどにセットされたURLなどの接続先情報を
クリックして、電子商取引の相手方のサイトに一旦リン
クした場合も、以後は上記構成で同様に扱われる。
【0015】ただし、決済に当たっては、少なくとも振
込依頼人側の口座から所定の金額が引き落とされるた
め、セキュリティ上振込依頼人が引き落とされる口座の
名義人であることを確認する必要がある。その際、上記
のように振込依頼人に一々口座情報などを入力させるよ
うにすると、上述のような理由で、取引自体を失念して
しまう可能性がある。
【0016】そこで、本願では、予め振込依頼人と決済
サイトの間で、本人確認方法について取り決めを交わし
ておき、さらにその方法に従って本人確認が行われる
と、振込依頼人の振込に使用される口座情報(クレジッ
トカード番号などを含む;以下同じ)を特定することが
できるので(そのような口座が複数ある場合は、本人確
認により特定される口座からさらに振込依頼人により選
択させる)、振込手段は、上記本人確認後、通信手段に
与えられた前記振込依頼情報に基づき、本人確認により
特定される振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の
振込を行うものとしている。
【0017】上記振込依頼情報として、振込先情報と振
込金額とを少なくとも含むとしているのは、振込処理に
最低限必要な情報であるからである。ただし、必要に応
じて振込先情報には、諸種の情報を要求することもでき
る。この振込先情報としては、電子ショッピングサイト
などの運営側と本決済装置の提供側とが予め取り交わし
てある該電子ショッピングサイトなどの運営側固有の企
業コード等がある。その場合、電子ショッピングサイト
などの運営側の振込先口座などが一緒に登録されてお
り、上記企業コードが渡されることで、振込先口座を特
定することができる。また振込依頼人の情報は、通常該
振込依頼人がアクセスしてきた時に、その本人確認のた
めの情報を入力してもらえばそれで足りる(振込処理と
してはそれ以上の情報は特に必要ではない)ので、敢え
て振込依頼情報中に含めておく必要はないが、振込依頼
人の利便のために、電子ショッピングサイトなどで上記
本人確認情報以外を予め揃えておき、上記振込依頼情報
の中に含めても良い。
【0018】さらに振込依頼情報の引継に関しては、後
述するように、所定の接続先情報に従って自動的に上記
構成を備えた決済装置のあるサイトのページを開き、そ
の際、ユーザ側の情報閲覧手段に設定されたHTML文
中のジャバスクリプトなどの実行により(openコマンド
を記述することによりその後に続く振込依頼情報を引継
情報として受け渡すことができる)、或いはHTML文
の特定のコマンド実行などにより(formタグのハイパー
リンク機能の記述によりその後に続く振込依頼情報を引
継情報として受け渡すことができる)、上記通信手段へ
引継がせることができる。
【0019】請求項2の構成は、上記請求項1と基本的
な構成は同じであるが、振込依頼人の本人確認処理を、
振込依頼情報の受け取り前に行うようにしている。すな
わち、その具体的な構成は、与えられた接続先情報に基
づき振込依頼人側の情報閲覧手段がリンク先を変えてア
クセスしてきた時に、該振込依頼人の本人確認が行われ
た後、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む、振込
依頼人側の前記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報
を、該情報閲覧手段から受け取る通信手段と、該振込依
頼情報に基づき、本人確認により特定される振込依頼人
の口座から上記振込先に、所定の振込を行う決済手段と
を有することを特徴としている。
【0020】上記請求項1及び請求項2の構成は、オン
ライン取引が行われた際、或いはオンライン取引後メー
ルで決済の知らせが届き一旦取引の相手方のサイトにア
クセスした際、そのサイトからオンラインのままシーム
レスな状態で、振込処理に移行させる構成である。それ
に対し請求項3及び請求項4の構成は、電子ショッピン
グサイトなどでのオンライン取引が行われ、そのセッシ
ョンが終了した後(該電子ショッピングサイトがオフラ
インで商品の提供乃至サービスの提供などがなされ)、
電子メールを使用して、事後的に請求がなされた際、決
済を行うサイトに直接接続して行う場合の構成について
規定している。すなわち、これらの構成では、該サイト
でショッピングをした者に対し、例えば接続先情報及び
上記振込依頼情報が備えられた電子メールなどを送り、
それに記載されている接続先情報に従って、その者の操
作する情報閲覧手段が接続することで、上記通信手段に
対してアクセスされる。その際、電子メールには、振込
依頼情報が含まれているので、前記通信手段はその情報
を受け取って決済手段に渡し、それに基づいて、決済手
段は、所定の振込処理を行う。
【0021】より具体的には、電子メールに含まれた接
続先情報(URL情報など)を指定して振込依頼人(シ
ョッピングをした者)側の情報閲覧手段(ブラウザな
ど)が通信手段にアクセスしてきた時に、該通信手段
は、この情報閲覧手段から、上記のような方法によっ
て、必要な振込依頼情報を受け取り、決済手段に渡す。
該決済手段は、それに基づいて、所定の振込処理を行
う。同じ電子メールを使用する場合でも、情報閲覧手段
が一旦電子ショッピングサイト側に接続し、そこで、振
込依頼情報を取り込んで、前記通信手段に接続先を変更
して振込処理を実施する前述の場合とは、大きく異な
る。
【0022】上記請求項3及び請求項4の構成も、前記
請求項1及び請求項2の構成の違いのように、振込依頼
人の本人確認処理を、振込依頼情報の受け取り後に行う
か、或いはその受け取り前に行うかによって異なる。
【0023】すなわち、請求項3の構成は、振込依頼人
に送られた、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む
振込依頼情報及び接続先情報を含む電子メールの該接続
先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧手段がアク
セスしてきた時に、前記振込依頼情報を該情報閲覧手段
から受け取る通信手段と、該振込依頼人の本人確認が行
われた後、前記振込依頼情報に基づき、本人確認により
特定される振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の
振込を行う決済手段とを有することを特徴としている。
【0024】また請求項4の構成は、振込依頼人に送ら
れた、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む振込依
頼情報及び接続先情報を含む電子メールの該接続先情報
に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧手段がアクセスし
てきた時に、該振込依頼人の本人確認が行われた後、前
記振込依頼情報を該情報閲覧手段から受け取る通信手段
と、前記振込依頼情報に基づき、本人確認により特定さ
れる振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を
行う決済手段とを有することを特徴としている。
【0025】請求項5では、上記構成で振込依頼人の口
座情報(クレジットカード番号などを含む)などの重要
な情報をネット上に流さないようにするための構成、す
なわちセキュリティを高めるための構成である。それら
の情報は、ユーザ情報として予め上記決済装置側に予め
登録しておく。該ユーザ情報には、ネット上でオンライ
ンショッピングを行う一般ユーザ(将来的に振込依頼人
となる者)が将来振込処理を依頼する時に必要となる該
振込依頼人の口座などの情報(上記のようにクレジット
カード番号などでも良い)や商品などの送付先などの情
報がある。また将来振込先となる電子ショッピングサイ
トなどの口座情報なども、ユーザ情報として登録され
る。これらが登録された場合、夫々に対し、顧客IDや
企業コードなどを発行しておいても良い。
【0026】いずれにしても請求項5の構成では、前記
決済手段が、受信された振込先情報(予め発行された企
業コードなど、該企業コードなどが受信された場合に
は、この企業コードなどが振込先情報となる)及び振込
依頼人のアクセスの際に入力された本人確認情報と、予
め登録されているユーザ情報(企業コード等で特定され
る振込先口座などの情報と振込依頼人側の情報とを該ユ
ーザ情報として予め登録)とを照合してから、上記振込
処理を実行することになる。
【0027】さらに請求項6の構成では、振込依頼情報
が、予め決済手段側に送られて登録されており、振込依
頼人が電子メールなどでの知らせを受けて、その情報閲
覧手段により通信手段にアクセスしてきた時に、決済手
段が既に登録されている振込依頼情報に基づいて決済を
行う構成について規定している。すなわち、本決済装置
側の通信手段のサイトに、各振込処理毎(トランザクシ
ョン毎)に仮想的な接続サイト(各振込依頼処理毎に固
有の接続サイト、すなわち仮想的な支払口座に相当する
ようなもの)を設定し(サイトを割り振り)、そこに、
各振込依頼処理毎の振込依頼情報を登録する。前記電子
メールは、このような各振込依頼処理毎に固有の接続先
情報(該接続サイトのURL情報)が備えられた状態
で、電子ショッピングサイトなど或いは本決済装置か
ら、前記振込依頼人に送られる。そして振込依頼人側の
情報閲覧手段が、該電子メールに含まれている各振込依
頼処理毎に固有の接続先情報に基づき、前記通信手段に
おける固有の接続サイトにアクセスしてきた時に、固有
の該接続サイトに予め登録された各振込依頼処理毎の振
込依頼情報に基づき、前記決済手段が所定の振込を行う
ことを特徴としている。
【0028】振込依頼人となるユーザにしてみれば、電
子メールなどでの通知を受けて、所定の接続先に接続す
ることで、何ら振込依頼情報の送付などの手続を取るこ
となく、本決済装置による振込処理を依頼することがで
きるようになり、オンラインショッピングなどのセッシ
ョン終了後、事後的に請求がなされた場合でも、簡便に
振込処理を行うことができるようになる。また振込依頼
情報の登録を、専用線などを使って上記振込処理毎に固
有な接続先に予め登録しておけば、インターネットなど
の解放されたネット上に該振込依頼情報を流さずに済
み、セキュリティ上も好ましい。
【0029】また上記構成では、一々連絡をする電子メ
ールに振込依頼情報を含ませておく必要もないし、また
取引の相手方のサイトに一旦ユーザの情報閲覧手段をリ
ンクさせ、振込依頼情報を該情報閲覧手段に引き継がせ
てから、決済を行うサイトに移行させる2重手間を取ら
せることもないので、便利である。
【0030】尚、上記構成では、決済のための振込前
に、本人確認処理を実行させても良いことは言うまでも
ない。
【0031】上記構成で、決済手段が上記決済処理を行
う前提として、「振込依頼情報に関連して」前記通信手
段にアクセスしてきた時と規定した理由につき、以下説
明する。振込依頼人により電子ショッピングサイトなど
でのオンラインショッピングが行われて、そのセッショ
ンが終了した後(該サイトがオフラインで商品の提供乃
至サービスの提供などが行われる)、事後的に請求が行
われる場合には、該サイトでショッピングをした者に対
し、例えば接続先情報及び上記請求先識別情報(オンラ
インショッピングをした者の識別情報、それによってそ
の者がアクセスしてきた時にいずれのショッピングに対
する請求とそれに対する振込処理を行うものなのかを明
確にできる)などが備えられた電子メールなどが送ら
れ、該電子メールなどに記載されている接続先情報に従
って、その者が操作する情報閲覧手段が該接続先に接続
することで、上記通信手段にアクセスされることにな
る。このように事後的に請求が行われる場合には、その
ための決済処理は、必ず何らかの振込依頼情報に基づい
て行われなければ、取引の安全性を維持できなくなるか
らである。本構成の「振込依頼情報に関連して」通信手
段にアクセスしてきた時という限定は、このような場合
にのみ振込処理が行われることを明らかにしている。
【0032】請求項7の構成は、振込内容に間違いがな
いかを振込依頼人に確認させてから、振込処理を実行す
ることを規定しており、より具体的には、前記決済手段
が、その振込処理前に振込処理内容を振込依頼人側の情
報閲覧手段に提示し、該振込依頼人側からの確認があっ
た場合に、上記振込処理を行うことを特徴としている。
【0033】請求項8の構成は、上記決済処理終了後
(引落処理や振込処理ができなかった場合も含む)に、
振込依頼人がオンラインショッピングなどをした電子シ
ョッピングサイトなどに戻る(又は移行する)構成を規
定しており、このような構成の実施で、振込依頼人が、
決済処理終了以後の流れを、該サイトから受けるなど、
取引処理終了後のケア情報(例えば後述する図12のよ
うな画面表示情報)などを受け取ることができるように
なる。より具体的には、前記通信手段が、前記振込依頼
情報に最初から含まれていた所定の(戻り)接続先情報
を、決済処理終了後、前記振込依頼人側の情報閲覧手段
に与えてリンクさせ、該情報閲覧手段のアクセス先を変
更せしめることを特徴としている。ただしこのような構
成を実施するためには、振込依頼人側の情報閲覧手段が
取引の相手方から与えられる振込依頼情報中に、決済処
理終了後リンク先を変更せしめる接続先情報(電子ショ
ッピングサイト側への戻り情報など)が最初から含まれ
ている必要がある。
【0034】請求項9の構成は、請求項8の構成をさら
に発展させたもので、前記通信手段は、決済処理終了
後、前記振込依頼情報に最初から含まれていた所定の接
続先情報を、決済処理終了後、前記振込依頼人側の情報
閲覧手段に与えてリンクさせ、該情報閲覧手段のアクセ
ス先を変更せしめると共に、該アクセス先に、該振込依
頼人による決済処理結果(引落処理や振込処理ができな
かった場合も含む)を通知することを特徴としている。
この構成では、主に、電子ショッピングサイト側などに
対し、上記振込処理が行われたこと(或いは振込が行わ
れなかったこと)をリアルタイムで知らせることができ
るようになる。もちろん、電子ショッピングサイト側な
どでは、知らされた決済処理結果を、取引処理終了後の
ケア情報などと共に、ここで改めて振込依頼人に提示し
ても良い。
【0035】上記決済装置を構成する各手段は、1つの
構成(スタンドアローン型のコンピュータなど)に組み
込まれていても良いが、それに限定されるわけではな
く、請求項10のように、ネットワークを構成する複数
のコンピュータ(たとえばウェブサーバとアプリケーシ
ョンサーバなど、さらにメインフレームなど)に、前記
通信手段及び決済手段を分散して備え、それらの間で
(必要であれば適当な通信構成を介して)上記手段の処
理を分散して行うようにしても良い。
【0036】請求項11の構成は、これまでの決済装置
そのものの構成とは異なり、上記決済装置が成立する前
提として、振込依頼人を上記決済装置に導くための方法
の構成を規定している。そのために、電子ショッピング
サイト側などユーザの取引の相手方のサーバなどで実施
される方法として、振込依頼人側の情報閲覧手段に対
し、次のような処理がなされるとしている。すなわち、
本決済装置移行方法の構成は、振込依頼人側の情報閲覧
手段に対し、所定の接続先情報をセット(例えばHTM
L文の決済方法選択ボタンなどに接続先のURL情報な
どをセット)するステップと、この情報閲覧手段が該接
続先情報に基づきアクセス先を所定の決済装置に変更せ
しめた場合に、振込先情報と振込金額とを少なくとも含
む振込依頼情報を、該情報閲覧手段から、前記決済装置
に引き継がせるようにするスクリプト(例えば該情報閲
覧手段で実行されるジャバスクリプトやそこで処理され
るHTML文)を、この情報閲覧手段に読み込ませるス
テップとを実行することを特徴としている。
【0037】請求項12〜請求項22までの構成は、請
求項1〜請求項11に記載の構成を、コンピュータに実
行させるために、該コンピュータで実行可能なプログラ
ムを格納した記録媒体を規定している。すなわち、上述
した課題を解決するための構成として、上記各手段乃至
各ステップを、コンピュータの構成を利用することで実
現乃至実行する、該コンピュータで読み込まれて実行可
能なプログラムを格納した記録媒体を開示する。この場
合、コンピュータとは中央演算処理装置の構成を含んだ
汎用的なコンピュータの構成の他、特定の処理に向けら
れた専用機などを含むものであっても良く、中央演算処
理装置の構成を伴うものであれば特に限定はない。
【0038】このような記録媒体から、コンピュータを
上記各手段として機能させる或いは各ステップを実行さ
せるためのプログラムが該コンピュータに読み出される
と、請求項1〜請求項11に規定された各手段と同様な
構成が実現され、或いは各ステップと同様なステップが
実行されることになる。
【0039】この記録媒体により、これをソフトウェア
商品として容易に配布、販売することができるようにな
る。また、既存のハードウェア資源を用いてこのソフト
ウェアを使用することにより、既存のハードウェアで新
たなアプリケーションとしての本発明のシステムが容易
に実行できるようになる。またこのような記録媒体の構
成の他、RAMやROMなどの内部記憶装置の構成やハ
ードディスクなどの外部記憶装置の構成も、そのような
プログラムがそこに記録されれば、本発明に規定する記
録媒体に含まれることは言うまでもない。
【0040】尚、請求項12〜請求項22記載の各手段
や各ステップのうち一部の機能は、コンピュータに組み
込まれた機能(コンピュータにハードウェア的に組み込
まれている機能でも良く、該コンピュータに組み込まれ
ているオペレーティングシステムや他のアプリケーショ
ンプログラムなどによって実現される機能でも良い)に
よって実現され、前記記録媒体に記録されたプログラム
には、該コンピュータによって達成される機能を呼び出
すあるいはリンクさせる命令が含まれていても良い。
【0041】これは、請求項1〜請求項11までに規定
された各手段や各ステップの一部が、例えばオペレーテ
ィングシステムなどによって達成される機能の一部で代
行され、記録媒体にはその機能を実現するためのプログ
ラムないしモジュールなどは直接記録されているわけで
はないが、それらの機能を達成するオペレーティングシ
ステムの機能の一部を、呼び出したりリンクさせるよう
にしてあれば、実質的に同じ構成となるからである。
【0042】そのうち、請求項12の構成は、請求項1
の構成に対応する構成であり、その具体的構成は、コン
ピュータを、与えられた接続先情報に基づき振込依頼人
側の情報閲覧手段がリンク先を変えてアクセスしてきた
時に、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む、振込
依頼人側の前記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報
を、該情報閲覧手段から受け取る通信手段と、該振込依
頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情報に基づ
き、本人確認により特定される振込依頼人の口座から上
記振込先に、所定の振込を行う決済手段として機能させ
るプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体である。
【0043】請求項13の構成は、請求項2の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、コンピュータ
を、与えられた接続先情報に基づき振込依頼人側の情報
閲覧手段がリンク先を変えてアクセスしてきた時に、該
振込依頼人の本人確認が行われた後、振込先情報と振込
金額とを少なくとも含む、振込依頼人側の前記情報閲覧
手段に与えられた振込依頼情報を、該情報閲覧手段から
受け取る通信手段と、該振込依頼情報に基づき、本人確
認により特定される振込依頼人の口座から上記振込先
に、所定の振込を行う決済手段として機能させるプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
ある。
【0044】請求項14の構成は、請求項3の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、コンピュータ
を、振込依頼人に送られた、振込先情報と振込金額とを
少なくとも含む振込依頼情報及び接続先情報を含む電子
メールの該接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報
閲覧手段がアクセスしてきた時に、前記振込依頼情報を
該情報閲覧手段から受け取る通信手段と、該振込依頼人
の本人確認が行われた後、前記振込依頼情報に基づき、
本人確認により特定される振込依頼人の口座から上記振
込先に、所定の振込を行う決済手段として機能させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0045】請求項15の構成は、請求項4の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、コンピュータ
を、振込依頼人に送られた、振込先情報と振込金額とを
少なくとも含む振込依頼情報及び接続先情報を含む電子
メールの該接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報
閲覧手段がアクセスしてきた時に、該振込依頼人の本人
確認が行われた後、前記振込依頼情報を該情報閲覧手段
から受け取る通信手段と、前記振込依頼情報に基づき、
本人確認により特定される振込依頼人の口座から上記振
込先に、所定の振込を行う決済手段として機能させるプ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体である。
【0046】請求項16の構成は、請求項5の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、前記コンピュー
タが、決済手段として機能する場合に、該決済手段が、
受信された振込先情報及び入力された本人確認情報と、
予め登録されているユーザ情報とを照合してから、上記
振込処理を実行することを特徴としている。
【0047】請求項17の構成は、請求項6の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、コンピュータ
を、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む振込依頼
情報を受け取る通信手段と、上記振込依頼情報に関連し
て振込依頼人側の情報閲覧手段が前記通信手段にアクセ
スしてきた時に、前記振込依頼情報に基づく所定の振込
を行う決済手段として機能させ、前記通信手段に、各振
込依頼処理毎に固有の接続サイトを設けると共に、そこ
に各振込依頼処理毎の振込依頼情報を予め登録してお
き、振込依頼人に送られた電子メールに含まれている各
接続サイトの接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情
報閲覧手段が、前記通信手段における固有の接続サイト
にアクセスしてきた時に、これらの接続サイトに予め登
録された各振込依頼処理毎の振込依頼情報に基づき、前
記決済手段は所定の振込を行うように設定されたプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
ある。
【0048】請求項18の構成は、請求項7の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、前記コンピュー
タが、決済手段として機能する場合に、該決済手段が、
その振込処理前に振込処理内容を振込依頼人側の情報閲
覧手段に提示し、該振込依頼人側からの確認があった場
合に、上記振込処理を行うことを特徴としている。
【0049】請求項19の構成は、請求項8の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、前記コンピュー
タが、通信手段として機能する場合に、該通信手段が、
前記振込依頼情報に最初から含まれていた所定の接続先
情報を、決済処理終了後、前記振込依頼人側の情報閲覧
手段に与えてリンクさせ、該情報閲覧手段のアクセス先
を変更せしめることを特徴としている。
【0050】請求項20の構成は、請求項9の構成に対
応する構成であり、その具体的構成は、前記コンピュー
タが、通信手段として機能する場合に、該通信手段が、
前記振込依頼情報に最初から含まれていた所定の接続先
情報を、決済処理終了後、前記振込依頼人側の情報閲覧
手段に与えてリンクさせ、該情報閲覧手段のアクセス先
を変更せしめると共に、該アクセス先に、該振込依頼人
による決済処理結果を通知することを特徴としている。
【0051】請求項21の構成は、請求項10の構成に
対応する構成であり、その具体的構成は、前記コンピュ
ータは、ネットワークを構成する複数のコンピュータで
構成され、前記各手段による処理は、それらのコンピュ
ータにおいて分散処理されるように、プログラムに設定
されたことを特徴としている。
【0052】請求項22の構成は、請求項11の構成に
対応する構成であり、その具体的構成は、コンピュータ
に、振込依頼人側の情報閲覧手段に対し、所定の接続先
情報をセットするステップと、この情報閲覧手段が該接
続先情報に基づきアクセス先を所定の決済装置に変更せ
しめた場合に、振込先情報と振込金額とを少なくとも含
む振込依頼情報を、該情報閲覧手段から、前記決済装置
に引き継がせるようにするスクリプトを、この情報閲覧
手段に読み込ませるステップとを実行させるプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であ
る。
【0053】請求項23〜請求項27までの構成は、こ
れまでの構成を決済方法として規定している。
【0054】そのうち、請求項23の決済方法は、請求
項1及び請求項12に対応する構成であり、振込依頼人
がアクセスした決済を行うサイトの構成で実行される決
済方法として規定したもので、コンピュータに、与えら
れた接続先情報に基づき振込依頼人側の情報閲覧手段が
リンク先を変えてアクセスしてきた時に、振込先情報と
振込金額とを少なくとも含む、振込依頼人側の前記情報
閲覧手段に与えられた振込依頼情報を、該情報閲覧手段
から受け取るステップと、該振込依頼人の本人確認を行
うステップと、前記振込依頼情報に基づき、本人確認に
より特定される振込依頼人の口座から上記振込先に、所
定の振込を行うステップとを少なくとも実行させること
を特徴としている。
【0055】また請求項24の決済方法は、請求項2及
び請求項13に対応する構成であり、振込依頼人がアク
セスした決済を行うサイトの構成で実行される決済方法
として規定したもので、コンピュータに、与えられた接
続先情報に基づき振込依頼人側の情報閲覧手段がリンク
先を変えてアクセスしてきた時に、該振込依頼人の本人
確認を行うステップと、振込先情報と振込金額とを少な
くとも含む、振込依頼人側の前記情報閲覧手段に与えら
れた振込依頼情報を、該情報閲覧手段から受け取るステ
ップと、該振込依頼情報に基づき、本人確認により特定
される振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込
を行うステップとを少なくとも実行させることを特徴と
している。
【0056】さらに請求項25の決済方法は、請求項3
及び請求項14に対応する構成であり、振込依頼人がア
クセスした決済を行うサイトの構成で実行される決済方
法として規定したもので、コンピュータに、振込依頼人
に送られた、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む
振込依頼情報及び接続先情報を含む電子メールの該接続
先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧手段がアク
セスしてきた時に、前記振込依頼情報を該情報閲覧手段
から受け取るステップと、該振込依頼人の本人確認を行
うステップと、前記振込依頼情報に基づき、本人確認に
より特定される振込依頼人の口座から上記振込先に、所
定の振込を行うステップとを少なくとも実行させること
を特徴としている。
【0057】請求項26の決済方法は、請求項4及び請
求項15に対応する構成であり、振込依頼人がアクセス
した決済を行うサイトの構成で実行される決済方法とし
て規定したもので、コンピュータに、振込依頼人に送ら
れた、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む振込依
頼情報及び接続先情報を含む電子メールの該接続先情報
に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧手段がアクセスし
てきた時に、該振込依頼人の本人確認を行うステップ
と、前記振込依頼情報を該情報閲覧手段から受け取るス
テップと、前記振込依頼情報に基づき、本人確認により
特定される振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の
振込を行うステップとを少なくとも実行させることを特
徴としている。
【0058】請求項27の決済方法は、請求項6及び請
求項17に対応する構成であり、振込依頼人がアクセス
した決済を行うサイトの構成で実行される決済方法とし
て規定したもので、コンピュータに、振込依頼処理のデ
ータ登録アクセスがあった時に、各振込依頼処理毎に固
有の接続サイトを割り振るステップと、割り振られた固
有の接続サイトに、各振込依頼処理毎の振込先情報と振
込金額とを少なくとも含む振込依頼情報を登録するステ
ップと、振込依頼人宛に、上記固有の接続サイトの接続
先情報を含む電子メールを転送するステップと、該電子
メールの接続先情報に基づいて、振込依頼人側の情報閲
覧手段が、前記固有の接続サイトにアクセスしてきた時
に、それと接続するステップと、前記情報閲覧手段との
間で接続が確立された場合に、登録されている上記振込
依頼情報に基づいて所定の振込処理を行うステップとを
少なくとも実行させることを特徴としている。
【0059】上記構成では、決済が行われるサイトで、
各振込処理毎(トランザクション毎)に仮想的な接続サ
イト(各振込依頼処理毎に固有の接続サイト)を設定し
(サイトを割り振り)、そこに個々の振込依頼情報を予
め登録しておき、電子メールで該接続サイトのURL情
報などを受け取ったユーザ(振込依頼人)が、該サイト
にアクセスしてきた時に、そこに登録された振込依頼情
報に基づいて、所定の振込処理を行う決済方法が規定さ
れている。
【0060】ここでは、各振込処理毎の振込依頼情報を
登録しておくために、振込依頼人の商取引の相手方のサ
イト(ここでは説明のために仮に電子ショッピングサイ
トとして説明する)が上記決済サイトにアクセスした時
に、該決済サイトでは、仮想的な接続サイトが割り振ら
れる(固有のURLを生成する)。そして割り振られた
サイトに上記振込依頼情報が登録される。他方上記決済
サイト側或いは上記電子ショッピングサイトから、振込
依頼人宛に、その接続先情報(URL情報など)を含む
電子メールを送る。それに基づいて、振込依頼人が上記
固有の接続サイトにアクセスし、接続が確立された時
に、登録されている振込依頼情報に基づいて、所定の振
込処理が実行されることになる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。 (実施例1)図1は、インターネット400上で、ユー
ザAが、特定の電子ショッピングサイトSにおいて、オ
ンラインショッピングをした際に、そのショッピングの
支払を、本発明に係る決済装置1aを利用して行う場合
の、全体の枠組みを示す概念図である。
【0062】図1に示すように、上記ユーザAはパソコ
ン300を有しており、該パソコン300上で情報閲覧
手段として機能するブラウザ301により、そこに所定
の接続先情報(URL情報)を与えたり、所定のポータ
ルサイトでそのような接続先情報を獲得することで、イ
ンターネット400を介して、電子ショッピングサイト
S側のウェブサーバ200に接続できるようになってい
る。ここでパソコン300のブラウザ301が該ウェブ
サーバ200につながった後、電子ショッピングサイト
Sにおいて、前記ウェブサーバ200に接続された外部
のブラウザ301との間で取引処理を行うアプリケーシ
ョンサーバ201により、ユーザAは、そこで提示され
る商品の購入やサービスの提供を受けることが可能とな
っている。尚、上記情報閲覧手段としては、パソコン3
00のブラウザ301だけでなく、インターネット接続
機能を有する携帯電話などの携帯端末装置などでも良
い。
【0063】該アプリケーションサーバ201は、上記
取引処理の他、ユーザAの購入した商品の配送やサービ
スの提供の手配を行うようにする機能も有している。ま
たユーザAのショッピング情報(取引識別番号、購入商
品・購入サービスの種類、単価、数量、合計購買額、ユ
ーザAを後に本決済装置1aで振込依頼人として特定で
きる振込依頼人番号或いはEDI情報など)を管理して
おり、これらのデータのうち、購入した商品の配送やサ
ービスの提供の手配に必要な、取引識別番号(後述する
EDI情報が含まれる場合は省略される)、購入商品・
購入サービスの種類、数量、ユーザA振込依頼人番号或
いはEDI情報、ユーザAの商品送付先或いはサービス
提供先などを、商品の配送やサービスの提供の手配用に
外部に出力し、またその出力先から該手配の進行状況に
関するデータを受け取ることができるようになってい
る。
【0064】他方上記ウェブサーバ200には、ユーザ
Aのパソコン300上のブラウザ301に読み込まれて
表示され、このユーザAがクリックすることで該ブラウ
ザ301の接続先を変えることができる接続先情報を含
むHTML文が存在している。すなわち、ユーザAがオ
ンラインショッピング後の決済を行う段階で、ユーザA
に提示される、後述する図5及び図6に示されるような
HTML文上のオンライン振込処理選択用のボタン
(「○○○金融機関によるお振込」)に本決済装置1a
のURL情報(接続先情報)が設定されており、該ボタ
ンのクリックで、該ブラウザ301を、上記本決済装置
1aの一部となるウェブサーバ100aにリンクさせ、
このブラウザ301が、自動的に該決済装置1aに接続
できるようにしている。
【0065】またこの接続先変更の際、ユーザAの上記
ショッピング情報のうち、取引識別番号(後述するED
I情報が含まれる場合は省略される)、購入商品・購入
サービスの合計購買額に相当する振込金額、電子ショッ
ピングサイトS側で決済終了後の消し込み処理時にユー
ザAを特定できる振込依頼人番号或いはEDI情報など
のデータと、さらに本決済装置により予め割り振られて
いる電子ショッピングサイトSの企業コード(振込先情
報)、振込処理完了時の戻りURL情報や振込処理未完
了時の戻りURL情報などとを、振込依頼情報として、
決済装置1a側に引き継がせることになる。そのため
に、決済装置1a側に、別ウィンドウとして開かせた上
で、そこに前記ブラウザ301から上記振込依頼情報を
引き継がせるジャバスクリプトが、上記HTML文に含
まれている。或いは上記振込依頼情報を、ブラウザ30
1から決済装置1a側に、同一ウィンドウ内で遷移さ
せ、引き継がせる記述が上記HTML文に含まれるよう
にしても良い。尚、これらの詳細については後述する。
【0066】図2及び図3は、本発明の決済装置1aが
構成されたウェブサーバ100a及びアプリケーション
サーバ100bの装置概要及び機能ブロック構成を示し
ている。
【0067】図2に示すように、上記ウェブサーバ10
0aは、システムバス101を介してつながる、CPU
102、RAM103やROM104などの内部記憶装
置、ハードディスクドライブ105やCD−ROMドラ
イブ106などの外部記憶装置、インターネットなどへ
の接続用ルータなどで構成される特定の通信装置10
7、キーボード108やマウス109などの入力装置、
ディスプレイ110やプリンタ111などの出力装置を
備える通常の構成であり、上記システムバス101を介
してこれらの間で必要なデータや命令のやり取りが行わ
れる。
【0068】またアプリケーションサーバ100bも、
上記と同じ構成を備えており、その詳細は省略する。
尚、このアプリケーションサーバ100bは、ゲイトウ
ェイ120を介して、メインフレーム121などにつな
がっており、必要に応じ、全銀EDIなどを介した振込
処理やその他の処理が行われる。
【0069】さらに上記電子ショッピングサイトS側の
ウェブサーバ200やアプリケーションサーバ201、
ユーザAのパソコン300も、ほぼ同様な構成を有して
おり、ここでは、その詳細は省略する。
【0070】本決済装置1aは、図3に示すように、上
記ウェブサーバ100a、アプリケーションサーバ10
0b及びゲイトウェイ120を介してつながるメインフ
レーム121上に構成されている。すなわち、該決済装
置1aの構成は、通信手段2aと、決済手段3aとを有
している。
【0071】そのうち上記通信手段2aは、上記ウェブ
サーバ100aで構成され、電子ショッピングサイトS
側にあるHTML文を前記ブラウザ301が読み込み、
そこに設定された接続先情報(或いは電子ショッピング
サイトSの商品発送後乃至サービス提供後請求してくる
場合に送られる電子メールに含まれた接続先情報)に基
づき、ユーザAのブラウザ301が決済装置1aの前記
通信手段2aにアクセスしてきた時に、ユーザAのブラ
ウザ301から、下記のような仕組みによって、上記振
込依頼情報を受け取る構成である。尚、ウェブサーバ1
00aの上記通信装置107は、インターネット400
につながっており、そのため、上記ウェブサーバ100
aは、インターネット400を介して、上記電子ショッ
ピングサイトSのウェブサーバ200、他のウェブサー
バ、或いはユーザAを含む多くのユーザサイドのコンピ
ュータに接続できるようになっている。
【0072】後述する図6に示されたボタンに組み込ま
れた接続先情報(URL情報)により、自動的に本決済
装置1aにあるページが開かれると、後述する図16
(a)に示されるようなジャバスクリプトによる「open」
コマンドが上記ブラウザ301により実行され、別ウィ
ンドウとして開かれて、上記振込依頼情報が、前記通信
手段2aに引き継がれる。
【0073】また同図(b)は、同一ウィンドウの中で遷
移して、上記振込依頼情報を、前記通信手段2aに引き
渡す際に利用できるHTMLの「form」タグのハイパー
リンク機能の記述例である。
【0074】また上記決済手段3aは、アプリケーショ
ンサーバ100b及びゲイトウェイ120を介してつな
がるメインフレーム121で構成されており、受け取っ
た上記振込依頼情報に基づき、アプリケーションサーバ
100bで所定の振込の命令を出力し、メインフレーム
121でその振込処理を実行する構成である。
【0075】図4は、ユーザAが、上記ブラウザ301
を使用して、電子ショッピングサイトSにアクセスした
後、その決済を行うために、本決済装置1aで振込依頼
処理を行う場合の、3者のデータ処理の流れを示す説明
図である。
【0076】ユーザAはパソコン300上のブラウザ3
01を使用し、そこに所定の接続先情報(URL情報)
を与え、或いは所定のポータルサイトでそのような接続
先情報を獲得することで、インターネット400を介し
て、電子ショッピングサイトS側のウェブサーバ200
に接続される。そこで提示される商品の購入やサービス
の提供を受けるための申し込みがなされる(図中)。
【0077】その際、該電子ショッピングサイトSにお
いて、ユーザAは、ユーザ名(登録されている場合はI
D)及びパスワードの入力(登録されていない場合は"g
uest"などのキャラクタの入力)などが要求され、入力
後これらが照合されてウェブサーバ200へのログイン
が許可される。ログイン後、ユーザAはオンラインショ
ッピングする。そしてその支払いを行う段になって、ユ
ーザAが会員登録されている場合は、その会員情報が提
示され、その登録が済んでいない場合は空欄への書き込
みが促される。そのような注文者としての会員登録の提
示・書き込みがあった後、注文商品などの送付先情報が
提示され、その登録が済んでいない場合は空欄への書き
込みが促される(ただしネット上で配信が済んでしまう
電子データやプログラムについてはそれがない)。そし
て支払方法及び配送方法の選択画面(後述する図5乃至
図6参照)が表示される。その際に、本決済装置1aを
利用したインターネット400上でのオンライン振込処
理(インターネットバンキングによる振込)によること
がオンライン振込処理用ボタンのクリックで選択された
場合、前記ウェブサーバ200上のHTML文上の上記
選択ボタンにセットされた接続先情報(URL情報)に
より、後述するように、本決済装置1aへ接続先が自動
的に変更される。
【0078】またユーザAが商品の購入乃至サービスの
提供の申し込みをした時点で、前記電子ショッピングサ
イトSのアプリケーションサーバ201により、その商
品の購入乃至サービスの提供を行う処理が実施される。
他方、支払方法の選択処理で、上述のように、上記選択
ボタンのクリックにより、本決済装置1aを利用したイ
ンターネット400上での振込処理によることが選択さ
れた場合は、上記ブラウザ301に対し、本決済装置1
aのURL情報が与えられ、ユーザAのブラウザ301
は、自動的に本決済装置1aの前記通信手段2aにリン
クされる。この時同時にブラウザ301上に上記ジャバ
スクリプトと共に振込依頼情報が、組み込まれる(図中
)。
【0079】該振込依頼情報の詳細は、取引識別番号
(後述のEDI情報がある場合は省略)、電子ショッピ
ングサイトSの企業コード(本決済装置により予め割り
振られている振込先情報)、振込依頼人番号或いはED
I情報(半角英数字20桁以内と規定されている)、振
込金額、振込処理完了時の戻りURL情報(振込が完了
した旨を電子ショッピングサイトSで画面表示するた
め)、振込処理未完了時の戻りURL情報(振込が行わ
れなかった旨を電子ショッピングサイトSで画面表示す
るため)などである。これ以外にも、該サイトが利用す
る認証方式(電子ショッピングサイトの要望により、電
子認証書方式やIDパスワード方式などが選択可能)、
電子ショッピングサイトの認証情報(電子認証書方式の
場合認証局CAの発行した電子認証書、IDパスワード
方式の場合IDとパスワード)、振込先銀行コード、振
込先支店コード、振込先科目コード、振込先口座番号な
どの情報を含んでいても良い。但し、本構成では、振込
先銀行コード、振込先支店コード、振込先科目コード、
振込先口座番号などの情報は、予め本決済装置1a側に
ユーザ情報として登録されており、前記企業コードが受
け渡されることで、登録されたデータとの照合から、こ
れらは明らかになる。
【0080】上記ブラウザ301が本決済装置1aの通
信手段2aに接続した際、所定のページが開かれ、上記
ジャバスクリプトの実行により、別ウィンドウが開かれ
て、そこへ振込依頼情報が受け渡される(図中)。こ
の接続の際、ユーザAが画面の指示に従って入力する顧
客ID及びパスワードと、予め本決済装置1a側に登録
されているこれらのユーザ対応情報とを照合し、その照
合結果が合致すれば(本人確認ができれば)、ログイン
が許可される(図中)。この照合によって、本決済装
置1aの設置された金融機関における振込依頼人側の口
座も特定されることになる。
【0081】ログイン後、本決済装置1aにより、受け
取った上記振込依頼情報に基づいて、振込処理内容が提
示され、それに関して、ユーザAの選択、書き込み・内
容訂正・削除及び確認などの指示を待つ(図中)。
【0082】これらの結果、ユーザAがその振込処理内
容にそのまま或いは訂正後同意する指示を出せば(図中
)、その指示は通信手段2aによって決済手段3aに
渡され、前記アプリケーションサーバ100bにより、
前記メインフレーム121に対し、振込指示命令が出力
される。その命令に対し、メインフレーム121によっ
て、振込依頼人の口座から上記振込金額に相当する金額
の引き落としが可能か否かが判定され、該引き落としが
可能である場合に、該振込依頼人の口座からその金額が
引き落とされる。そして振込先が上記金融機関内の口座
であれば、即座に振込処理がなされ、また他の金融機関
の口座であれば、前記全銀EDIなどを利用して、該口
座に対して振込処理が行われる。
【0083】上述した振込処理完了時の戻りURL情報
が通知されている場合は、上記引落の成立と振込の完了
の通知が、前記メインフレーム121より決済手段3a
に届いた時に、その通知は、前記取引識別番号(又はE
DI情報)と共に、後述する図17(a)に示すようなジ
ャバスクリプトとして、アプリケーションサーバ100
b上のHTML文に組み込まれる(或いは同図(b)に示
すように、HTMLの「form」タグのハイパーリンク機
能の記述としても良い)。同時に該HTML文には、電
子ショッピングサイトSへ戻るボタンが組み込まれる
が、該ボタンに、上記戻りURL情報がセットされる。
該HTML文が、ユーザAのブラウザ301に読み込ま
れ、ユーザAにより上記ボタンがクリックされると、上
記戻りURL情報に従って、該ブラウザ301の画面が
遷移する(図中)。該ブラウザ301には、元の電子
ショッピングサイトSの振込完了を示す画面が表示され
る(図中)。その際に、引落の成立と振込の完了が、
電子ショッピングサイトSのアプリケーションサーバ2
01に通知される。
【0084】また振込処理未完了時の戻りURL情報が
通知されている場合は、上記引落の不成立と振込が完了
していない旨の通知が、前記メインフレーム121より
決済手段3aに届いた時に、その通知は、前記取引識別
番号(又はEDI情報)と共に、上述のようなジャバス
クリプト(或いは「form」タグのハイパーリンク機能の
記述)として、アプリケーションサーバ100b上のH
TML文に組み込まれる。同時に該HTML文には、電
子ショッピングサイトSへ戻るボタンが組み込まれる
が、該ボタンに、上記振込処理未完了時の戻りURL情
報がセットされる。該HTML文が、ユーザAのブラウ
ザ301に読み込まれ、ユーザAにより上記ボタンがク
リックされると、上記振込処理未完了時の戻りURL情
報に従って、該ブラウザ301の画面が遷移する(図中
)。該ブラウザ301には、元の電子ショッピングサ
イトSの振込ができなかったことを示す画面が表示され
る(図中)。その際に、引落の不成立又は振込の未完
了が、電子ショッピングサイトSのアプリケーションサ
ーバ201に通知される。
【0085】この構成では、主に、電子ショッピングサ
イトS側に対し、上記引落処理及びそれに続く振込処理
が行われたこと或いは行われなかったことをリアルタイ
ムで知らせることができるようになる。またこのURL
情報に従って画面遷移したブラウザ301は、それに基
づき、元の電子ショッピングサイトSの振込完了を示す
画面又は振込が完了しなかったことを示す画面を、ユー
ザAに表示する。
【0086】この他、決済手段3aから、前記通信手段
2aを介して、電子ショッピングサイトSのアプリケー
ションサーバ201に通知される情報としては、本決済
装置1aが置かれる金融機関のコード、認証局CAが発
行した電子認証書である銀行認証情報、振込依頼人番号
又はEDI情報、振込引落確認情報、振込金額などを含
んでいても良い。
【0087】以上の説明では、ユーザAが、電子ショッ
ピングサイトSでオンラインショッピングをし、そのま
ま(商品などが配送される前など)、本決済装置1aに
シームレスに移行して振込を行う場合について説明し
た。しかし、それだけに限られず、ユーザAが、電子シ
ョッピングサイトSでオンラインショッピングをし、例
えば依頼した商品が電子ショッピングサイトSから発送
された後、事後的に請求が行われる場合にも、本決済装
置1aは利用できる。
【0088】その場合、電子メールに電子ショッピング
サイトSのウェブサーバ200のURL情報をセットし
ておき、ユーザAがそれを基に電子ショッピングサイト
Sにアクセスし、決済画面で、本決済装置1aにリンク
され、上記と同じ工程で決済処理を行って、上記電子シ
ョッピングサイトSの戻り画面の画面に戻るよう、処理
することもできる。
【0089】すなわち、商品などの発送処理が終了した
場合、電子ショッピングサイトSのアプリケーションサ
ーバ201は、ウェブサーバ200を介して、ユーザA
に対し、電子ショッピングサイトS側のウェブサーバ2
00に接続するための接続先情報(URL情報)と商品
などの発送が完了した旨を知らせる情報及び取引識別番
号(又はEDI情報)を含む電子メールを送る。そのう
ちのURL情報に基づいて、ユーザAは、ブラウザ30
1により、電子ショッピングサイトSのウェブサーバ2
00に接続する。
【0090】この時、ジャバスクリプトなどの実行によ
り、取引識別番号(又はEDI情報)が、ブラウザ30
1からウェブサーバ200を介してアプリケーションサ
ーバ201に引き渡されるので、ユーザAのどの取引に
関してアクセスしその振込処理を行うものなのかが即座
に判別できる。従って、支払方法のうち、本決済装置1
aを利用したインターネット400上でのオンライン振
込処理によることが選択された場合(商品などの発送処
理以前に選択されていても良い)、それ以後は上記の処
理と同じになる。すなわち前記ウェブサーバ200上の
HTML文上の上記選択ボタンにセットされた接続先情
報(URL情報)により、後述するように、本決済装置
1aへ接続先が自動的に変更され、この時同時にブラウ
ザ301上に上記ジャバスクリプト(或いはHTML文
上の「form」タグのハイパーリンク機能の記述)と共に
振込依頼情報が、組み込まれる。
【0091】その他、電子メールを使ってユーザAに振
込処理を促す他の方法としては、商品などの発送が完了
した旨の通知の他、本決済装置1aの通信手段2aに接
続するための接続先情報(メール文上にURL情報とし
て与えられる)と上記振込依頼情報(これは秘諾情報と
してユーザAに見えない状態にしていても良い)を含む
電子メールを、ユーザAに送る。そしてユーザAが上記
接続先情報をクリックすると、ブラウザ301が起動さ
れ、その時秘諾情報として上述のようなジャバスクリプ
ト(或いはHTML文上の「form」タグのハイパーリン
ク機能の記述)がHTML文中に読み込まれる。そして
該ブラウザ301が上記通信手段2aにリンクした時
に、上記ブラウザ301上のジャバスクリプトの実行に
より、該通信手段2aに別ウィンドウを開き、それを介
して、前記決済手段3aに、振込依頼情報を渡すこと
で、その後の処理は、上記と同じになる。
【0092】図5は、電子ショッピングサイトSにおけ
るユーザAの決済方法を選択する場合の画面表示を示し
ている。該画面上で、特定の金融機関を利用したインタ
ーネットバンキングによる振込をユーザAが選択する
と、図6に示すように、選択された金融機関に備えられ
た本決済装置1aを利用する振込処理を行うか否かの確
認画面が表示される。ユーザAが、該画面で「1.○○
○金融機関によるお振込」を選択(そのキャラクタ上の
選択ボタンをクリックするなど)した場合、前記のよう
に、すでに該選択ボタンには、本決済装置1aの通信手
段2aのURL情報がセットされているため、ユーザA
のブラウザ301は、該通信手段2aに接続される。
【0093】図7は、ユーザAが本決済装置1aの通信
手段2aにアクセスしてきた時の、ユーザ認証ための画
面表示を示している。ここでは、契約者番号(顧客I
D)及びパスワードの欄が空欄となっており、ユーザA
による入力が促されることになる。ユーザAがこれらの
顧客ID及びパスワードを入力し、OKボタンをクリッ
クすることで、これらの顧客ID及びパスワードと予め
本決済装置1a側に登録されているこれらの情報との照
合が行われ、その照合結果が合致すれば、次のユーザ認
証確認画面に移行する。
【0094】図8は、上記図7に続く、ユーザ認証確認
画面を示している。図7でOKボタンがクリックされ、
照合結果が合致していると、図8の画面に移行し、ユー
ザAに確認番号の入力を促す。該確認番号は、各ユーザ
毎に予めに手渡されている「契約者カード」において、
各行と各列とで特定できる升目に記載されている記号
(文字や数字などを含む)のことであり、本画面では、
「ウ」の列で「3」の行の確認番号の入力が促されてい
る。この空欄に確認番号を入力し、「ログイン」ボタン
をクリックすることで、該確認番号と予め本決済装置1
a側に登録されている該確認番号情報との照合が行わ
れ、その照合結果が合致すれば、次の引落口座選択画面
に移行する。上記顧客ID、パスワード及びこの確認番
号の照合処理によって、本人確認が行われ、振込依頼人
の口座番号などを含む諸種の情報が特定される。特に振
込依頼人の引落口座が複数ある場合があるので、その中
でどの口座から引落処理を行うのかを選択させるため
に、次の引落口座選択画面に移行する(1つの口座でも
選択させるようにしても良い)。
【0095】図9は、上記図8に続く、引落口座選択画
面を示している。図8で「ログイン」ボタンがクリック
され、照合結果が合致していると、図9の画面に移行
し、ユーザAに、引落が可能なその者の口座を提示し、
どの口座から引き落とすかをユーザAに選択させる。口
座を選択後、OKボタンをクリックすると、次の振込内
容確認画面に移行する。
【0096】図10は、上記図9に続く、振込内容確認
画面を示している。図9で引落口座が選択されると、図
10の画面に移行する。ここでは、ユーザAのブラウザ
301から通信手段2aに引き渡された振込依頼情報と
上記図9の引落口座の選択結果に基づいて、ユーザAの
上記選択口座から、振込金額に相当する額を引き落とす
と共に、それをここで表示されている振込先口座へ振り
込む処理を行うことが表示されることになり、そこでユ
ーザAの確認を促す。この際、ユーザAは、提示された
内容のうち、一部(「依頼人名/TEL」など)の修正
が、この画面において可能である。引落口座を訂正する
ためには、「戻る」ボタンをクリックして、前図9に戻
って選択し直せば良い。ユーザAは、表示された内容或
いは修正した内容で問題なければ、「振込」ボタンをク
リックする。それによって、決済手段3aにより、上記
ユーザAの選択口座からの引き落としと振込先口座への
振込処理を行う。
【0097】ここで、ユーザAの選択口座からの引き落
としができなかった場合には、その旨を画面表示すると
共に、そのHTML文上に配置された電子ショッピング
サイトSに戻るためのボタンを表示する。該ボタンに
は、前記振込処理未完了時の戻りURL情報がセットさ
れている。従ってユーザAは、該ボタンをクリックする
ことで、該ブラウザ301の接続先を電子ショッピング
サイトSに移行させ、ブラウザ301の画面上に、該電
子ショッピングサイトSで用意されている振込が完了し
なかった旨のHTML文を画面表示させる。
【0098】他方、ユーザAの選択口座からの引き落と
しができ、且つ上記振込先口座への振込処理が完了した
場合は、図11に示す振込受付完了画面を表示させると
共に、そのHTML文上に配置された電子ショッピング
サイトSに戻るためのボタンを表示する。該ボタンに
は、前記振込処理完了時の戻りURL情報がセットされ
ている。従ってユーザAは、該ボタンをクリックするこ
とで、該ブラウザ301の接続先を電子ショッピングサ
イトSに移行させ、ブラウザ301の画面上に、図12
に示す電子ショッピングサイトSの注文受付画面を表示
させる。
【0099】図13は、電子ショッピングサイトSが電
子メールを用いて、ユーザAに代金請求をした場合の該
電子メールの電文内容を示している。ここでは、支払方
法を選択するために用意された電子ショッピングサイト
SのURL情報が提示されており、これをユーザAがク
リックすることで、前記図5に示すような電子ショッピ
ングサイトSにおける支払方法選択画面が、ブラウザ3
01上に表示される。以後上記と同様な処理が行われる
ことになる。
【0100】図14は、本決済装置1aにおいて実行さ
れる振込処理フローを示すフローチャートである。本決
済装置1aは、通信手段2aへの接続を監視し(ステッ
プS101)、ユーザAのブラウザ301などからの接
続があった場合(ステップS101;Yes)、接続先
から振込依頼情報の転送があったか否かをチェックする
(ステップS102)。振込依頼情報の転送があった場
合(ステップS102;Yes)、該振込依頼情報を取
得する(ステップS103)。また前記ステップS10
1で接続が確認されない場合(ステップS101;N
o)及び前記ステップS102で振込依頼情報の転送が
ない場合(ステップS102;No)、前記ステップS
101に戻る。
【0101】前記ステップS103の処理後、前記図7
に示したユーザ認証画面を表示する(ステップS10
4)。そして、ユーザAの入力した顧客ID及びパスワ
ードと、予め本決済装置1aに登録されているユーザA
の顧客ID及びパスワードとを照合する(ステップS1
05)。これらが一致すれば(ステップS105;Ye
s)、次に図8に示したユーザ認証確認画面を表示する
(ステップS106)。ここでユーザAの「契約者カー
ド」における特定行と特定列とで特定できる升目に記載
されている記号(確認番号)の入力を促し、入力された
記号と、予め記憶されている確認番号が一致するか否か
をチェックする(ステップS107)。前記ステップS
105とこのステップS107で照合結果が一致しない
場合(ステップS105&ステップS107;No)、
ログアウト処理を行う。
【0102】前記ステップS107で確認番号が一致す
る場合(ステップS107;Yes)、図9に示した引
落口座選択画面を表示する(ステップS108)。そし
てユーザAによる引落口座の選択があるか否かをチェッ
クする(ステップS109)。ここで引落口座の選択が
なかった場合(ステップS109;No)、前記ステッ
プS108に復帰する。反対に引落口座の選択があった
場合(ステップS109;Yes)、図10に示した振
込内容確認画面を表示する(ステップS110)。
【0103】ユーザAによる振込内容の訂正があったか
否かをチェックし(ステップS111)、該訂正がある
場合(ステップS111;Yes)、その訂正データを
取り込み(ステップS112)、前記ステップS110
に復帰する。
【0104】上記ステップS111で振込内容に訂正が
なかった場合(ステップS111;No)、ユーザAに
よる上記振込内容の確認があったか否かをチェックする
(ステップS113)。ユーザAによる振込内容の確認
がなければ(ステップS113;No)、前記ステップ
S110に戻る。反対にその確認がなされた場合(ステ
ップS113;Yes)、決済手段3aは、ユーザAの
選択した口座から、振込金額相当額の引落が可能か否か
をチェックする(ステップS114)。
【0105】引落ができない場合(ステップS114;
No)、その旨を画面表示する(ステップS115)と
共に、前記振込処理未完了時の戻りURL情報を、ユー
ザAのブラウザ301に渡す。反対に引落が可能な場合
には(ステップS114;Yes)、ユーザAの選択し
た口座から、振込金額相当額を引き落とす(ステップS
116)。そして、決済手段3aは、メインフレーム1
21に対し、その金額を振込金額として、振込依頼情報
中にある企業コードで特定される振込先口座に振り込む
指示を出す(ステップS117)。
【0106】次にアプリケーションサーバ100bは、
図11に示した振込受付完了画面を表示する(ステップ
S118)。さらにウェブサーバ100aを介して、ユ
ーザAのブラウザ301に、振込処理完了時の戻りUR
L情報が渡される(ステップS119)。これを受けた
ユーザAのブラウザ301は、その接続先を電子ショッ
ピングサイトSに移行させ、ブラウザ301の画面上
に、図12に示す電子ショッピングサイトSの注文受付
画面を表示させることになる。
【0107】尚、ステップS102及びステップS10
3の振込依頼情報取り込み処理は、ステップS104〜
ステップS107の本人確認処理の後に行っても良いこ
とは言うまでもない。
【0108】以上説明した本実施例構成によれば、ユー
ザAが自己のブラウザ301を使用して、与えられた接
続先情報に基づいてリンク先を変え、前記通信手段2a
にアクセスしてきた時に、該通信手段2aは、該ブラウ
ザ301から振込依頼情報を受け取り、さらにユーザA
の本人確認がなされた後、該決済手段3aは、そのアプ
リケーションサーバ100bが、該振込依頼情報に基づ
き、所定の振込処理を実行する命令をメインフレーム1
21に出す。従って、ユーザAは、自己のブラウザ30
1を使用して、上記電子ショッピングサイトSにおい
て、オンラインショッピングする際に、該電子ショッピ
ングサイトSの所定HTML文にセットされた接続先情
報に基づいて、このブラウザ301がリンク先を変える
ことで、上記決済装置1aの構成に上記サイトSからシ
ームレスに移行でき、該移行時に、電子決済に必要な上
記振込依頼情報も合わせて該決済装置1aに引き継がせ
ることになる。
【0109】そのために、ユーザAは、特別な操作をす
ることなく、シームレスに決済装置1aに移行できると
共に、そこで、上記決済手段3aにより、必要な決済を
行うことができるようになる。また、上記本人確認によ
り、ユーザAの口座情報は、その入力をせずとも明らか
であり、従って口座情報を入力するに当たってのセキュ
リティ上の問題も発生しないばかりか、一々口座番号な
どの入力が必要ないため、取引毎に入力が必要な自分の
引き落とし口座情報を覚えておく必要がなくなり、ユー
ザAにとって、利便性が高まる。それ故上記シームレス
な決済装置1aへの移行及び振込依頼情報の受け渡しが
でき、しかもそれに連続する振込処理の依頼が簡便にで
きるため、電子商取引において電子決済を行う場合に必
要とされていた特殊な処理が不要となり、電子商取引の
利便性を損なわずに決済ができ、しかも実際の取引で
(非サイバー上で)現金乃至クレジットカードを用いて
売買する場合と同じくらい簡便に決済を行うことができ
るようになる。
【0110】(実施例2)図15は、振込依頼情報が、
電子ショッピングサイトSより、専用線を介して、予め
決済手段3b側に送られて登録されており、ユーザAが
電子メールでの知らせを受けて通信手段2bにアクセス
してきた時に、決済手段3bが、既に登録されている振
込依頼情報に基づいて決済を行う別の実施例構成につい
て示している。
【0111】本構成では、本決済装置1b側に、各振込
依頼処理毎の仮想的な接続先サイト20−1〜20−n
が、ウェブサーバ100cで構成される上記通信手段2
b上に設けられており、そこには、電子ショッピングサ
イトSより、専用線を介して、各振込依頼処理毎の振込
依頼情報I−1〜I−nが転送され、そこに夫々予め記
憶されている。
【0112】前記電子メールは、このような各振込依頼
処理毎に固有の接続先情報(例えばサイト20−nのU
RL情報)が添付された状態で、ユーザAに送られる。
そして該ユーザAが、この電子メールに含まれている各
振込依頼処理毎に固有の接続先情報に基づき、前記通信
手段2bにおける固有の接続先サイト20−1〜20−
nにアクセスしてきた時に、それらに予め登録された各
振込依頼処理毎の振込依頼情報I−1〜I−nに基づ
き、前記決済手段3bが所定の振込処理の実行命令を出
力する。
【0113】振込依頼人となるユーザAにしてみれば、
電子メールなどでの通知を受けて、所定の接続先サイト
20−1〜20−nに接続することで、何ら振込依頼情
報I−1〜I−nの送付や自己の口座情報の積極的な入
力などの手続を取ることなく、本決済装置1bによる振
込処理を依頼することができるようになり、オンライン
ショッピングのセッション終了後、事後的に請求がなさ
れた場合でも、簡便に振込処理を行うことができるよう
になる。また上記振込依頼情報I−1〜I−nは、専用
線を介して送られるため、インターネット400のよう
なオープンな回線に流されることがなく、セキュリティ
上も安全である。
【0114】(実施例3)図16(a)(b)は、ユーザA
側のブラウザ301が電子ショッピングサイトS側のウ
ェブサーバ200にアクセスしてきた時に、アプリケー
ションサーバ201から該ブラウザ301に読み込ま
れ、振込処理のために上記決済装置1aにリンクした
際、該ブラウザ301上で実行されることにより、振込
依頼情報が通信手段2aに引き継がれるようにするHT
ML文の一例を示している。
【0115】前記図6に示されたボタンに組み込まれた
接続先情報(URL情報)により、自動的に本決済装置
1aにあるページが開かれると、本ジャバスクリプトに
よる「open」コマンドが上記ブラウザ301により実行
され、別ウィンドウが開かれて、上記振込依頼情報が、
そのウィンドウに引き継がれることになる。
【0116】また図16(b)は、同一ウィンドウの中で
遷移して、上記振込依頼情報を、前記通信手段2aに引
き渡す際に利用できるHTMLの「form」タグのハイパ
ーリンク機能の記述例である。
【0117】以上のような構成によって、ユーザAによ
る特殊な操作を行わなくても、電子ショッピングサイト
S側のウェブサーバ200で生成された振込依頼情報
が、ブラウザ301により、上記通信手段2aに自動的
に送られるようになる。
【0118】(実施例4)図17(a)(b)は、最初の振
込依頼情報に戻り接続先情報(振込完了時の戻りURL
情報或いは振込ができなかった場合の戻りURL情報)
が含まれており、しかも前記決済手段2aにより所定の
決済処理がなされた場合に(決済が完了しなかった場合
も含む)、ユーザA側のブラウザ301に読み込まれ、
且つ電子ショッピングサイトSに接続先が変えられた
際、該ブラウザ301上で実行されることにより、決済
処理結果が該電子ショッピングサイトSに引き継がれる
ようにするHTML文の一例を示している。
【0119】前記図11に示された電子ショッピングサ
イトへの戻りボタンに組み込まれた接続先情報(URL
情報)により、自動的に電子ショッピングサイトSにあ
るページが開かれると、本ジャバスクリプトによる「op
en」コマンドが上記ブラウザ301により実行され、別
ウィンドウが開かれて、上記振込依頼情報が、そのウィ
ンドウに引き継がれることになる。
【0120】また図17(b)は、同一ウィンドウの中で
遷移して、上記決済処理結果を、前記通信手段2aに引
き渡す際に利用できるHTMLの「form」タグのハイパ
ーリンク機能の記述例である。
【0121】以上のような構成によって、ユーザAによ
る特殊な操作を行わなくても、本決済手段3aで生成さ
れた決済処理結果が、ブラウザ301により、上記電子
ショッピングサイトS側に自動的に送られるようにな
る。
【0122】尚、本発明の構成は、上述の実施例にのみ
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0123】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の請求項1
〜請求項11記載の決済装置と決済装置移行方法の構成
及び請求項12〜請求項22記載の記録媒体、さらに請
求項23〜請求項27の決済方法の構成によれば、イン
ターネットなどを利用したオンラインショッピングなど
の電子商取引において、ユーザの情報閲覧手段が、その
接続先を、電子ショッピングサイトなどから本決済装置
の構成にシームレスに移行でき、しかも本人確認により
ユーザの口座の特定ができるため、口座情報の入力の必
要性がなくなってセキュリティが高まるばかりか、該口
座情報を思い出しながら積極的に入力することが要求さ
れなくなるので、ユーザの利便性も高まることになる。
【0124】それ故電子商取引の際、銀行振込、郵送振
替、クレジットカードシステムを利用した従来の支払方
法に比べ、ユーザが簡便な操作で利用でき、且つオンラ
イン中に即時に決済をすることができるようになる。ま
た電子マネーを利用した支払方法に比べ、価値を保持し
たものがネット上で移動するわけではないので、安全性
も高く、且つ高度な暗号化技術や認証技術の必要性もな
いので、支払のために、ユーザ側に特別なソフトウェア
をインストールさせ、支払のたびに余計な操作を行わせ
る必要がなくなって、該電子マネーによる支払方法とク
レジットカード番号の通知による支払方法に比べ、ハン
ドリングも容易になる。
【0125】さらに請求項8や請求項9、また請求項1
9や請求項20の構成のように、引落処理や振込処理が
実行できたこと或いはそれらができなかった場合に、振
込依頼情報に最初から含まれていた戻りの接続先情報に
従って取引の相手方サイトの所定のホームページに遷移
でき、決済処理の終了乃至決済処理ができなかったこと
の確認ができる。さらに、上記請求項9又は請求項20
の構成では、これらの決済処理結果が、決済手段から通
知手段を介して、電子ショッピングサイト側などに通知
されるので、振込の入金確認のための照合処理も簡便に
なるという優れた効果を得ることもできる。
【0126】加えて請求項11の決済装置移行方法の構
成及び請求項22記載の記録媒体の構成によれば、ユー
ザによる特殊な操作を行わなくても、振込依頼情報が自
動的に決済装置側に引き継がれ、或いは決済処理結果が
自動的に取引の相手方に引き継がれることになり、ユー
ザだけでなく、取引の相手方にとっても、利便性が高ま
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユーザAのショッピングの支払を、本発明に係
る決済装置1aを利用して行う場合の、全体の枠組みを
示す概念図である。
【図2】本発明の決済装置が構成されたウェブサーバ1
00a及びアプリケーションサーバ100bの装置概要
図である。
【図3】本発明の決済装置が構成されたウェブサーバ1
00a及びアプリケーションサーバ100bの機能ブロ
ック図である。
【図4】ユーザAが、電子ショッピングサイトSにアク
セスした後、その決済を行うために、本決済装置1aで
振込依頼処理を行う場合の、3者のデータ処理の流れを
示すデータ流れ説明図である。
【図5】電子ショッピングサイトSにおけるユーザAの
決済方法を選択する場合の画面表示を示す画面説明図で
ある。
【図6】本決済装置1aを利用する振込処理を行うか否
かの確認画面を示す画面説明図である。
【図7】ユーザAが本決済装置1aの通信手段2aにア
クセスしてきた時の、ユーザ認証ための画面表示を示す
画面説明図である。
【図8】ユーザ認証確認画面を示す画面説明図である。
【図9】引落口座選択画面を示す画面説明図である。
【図10】振込内容確認画面を示す画面説明図である。
【図11】振込受付完了画面を示す画面説明図である。
【図12】電子ショッピングサイトSの注文受付画面を
示す画面説明図である。
【図13】電子ショッピングサイトSが電子メールを用
いて、ユーザAに代金請求をした場合の該電子メールの
電文内容を示す説明図である。
【図14】本決済装置1aにおいて実行される振込処理
フローを示すフローチャートである。
【図15】ユーザAが電子メールでの知らせを受けて通
信手段2bにアクセスしてきた時に、決済手段3bが既
に登録されている振込依頼情報に基づいて決済を行う別
の実施例構成を示す概念図である。
【図16】振込処理のために上記決済装置1aにリンク
した際、ブラウザ301上で実行されることにより、振
込依頼情報が通信手段2aに引き継がれるようにするH
TML文を示す説明図である。
【図17】電子ショッピングサイトSに接続先が変えら
れた際、ブラウザ301上で実行されることにより、決
済処理結果が該電子ショッピングサイトSに引き継がれ
るようにするHTML文を示す説明図である。
【符号の説明】 1a、1b 決済装置 2a、2b 通信手段 3a、3b 決済手段 20−1〜20−n 接続先サイト 100a、100C ウェブサーバ 100b アプリケーションサーバ 101 システムバス 102 CPU 103 RAM 104 ROM 105 ハードディスクドライブ 106 CD−ROMドライブ 107 通信装置 108 キーボード 109 マウス 110 ディスプレイ 111 プリンタ 120 ゲイトウェイ 121 メインフレーム 200 ウェブサーバ 201 アプリケーションサーバ 300 パソコン 301 ブラウザ 400 インターネット
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 504 G06F 17/60 504 512 512

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 与えられた接続先情報に基づき振込依頼
    人側の情報閲覧手段がリンク先を変えてアクセスしてき
    た時に、振込先情報と振込金額とを少なくとも含む、振
    込依頼人側の前記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情
    報を、該情報閲覧手段から受け取る通信手段と、 該振込依頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情
    報に基づき、本人確認により特定される振込依頼人の口
    座から上記振込先に、所定の振込を行う決済手段とを有
    することを特徴とする決済装置。
  2. 【請求項2】 与えられた接続先情報に基づき振込依頼
    人側の情報閲覧手段がリンク先を変えてアクセスしてき
    た時に、該振込依頼人の本人確認が行われた後、振込先
    情報と振込金額とを少なくとも含む、振込依頼人側の前
    記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報を、該情報閲
    覧手段から受け取る通信手段と、 該振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される振
    込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う決
    済手段とを有することを特徴とする決済装置。
  3. 【請求項3】 振込依頼人に送られた、振込先情報と振
    込金額とを少なくとも含む振込依頼情報及び接続先情報
    を含む電子メールの該接続先情報に基づき、該振込依頼
    人側の情報閲覧手段がアクセスしてきた時に、前記振込
    依頼情報を該情報閲覧手段から受け取る通信手段と、 該振込依頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情
    報に基づき、本人確認により特定される振込依頼人の口
    座から上記振込先に、所定の振込を行う決済手段とを有
    することを特徴とする決済装置。
  4. 【請求項4】 振込依頼人に送られた、振込先情報と振
    込金額とを少なくとも含む振込依頼情報及び接続先情報
    を含む電子メールの該接続先情報に基づき、該振込依頼
    人側の情報閲覧手段がアクセスしてきた時に、該振込依
    頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情報を該情
    報閲覧手段から受け取る通信手段と、 前記振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される
    振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う
    決済手段とを有することを特徴とする決済装置。
  5. 【請求項5】 前記決済手段は、受信された振込先情報
    及び入力された本人確認情報と、予め登録されているユ
    ーザ情報とを照合してから、上記振込処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項1〜請求項4いずれか1つに記載
    の決済装置。
  6. 【請求項6】 振込先情報と振込金額とを少なくとも含
    む振込依頼情報を受け取る通信手段と、 上記振込依頼情報に関連して振込依頼人側の情報閲覧手
    段が前記通信手段にアクセスしてきた時に、前記振込依
    頼情報に基づく所定の振込を行う決済手段とを有してお
    り、 前記通信手段に、各振込依頼処理毎に固有の接続サイト
    を設けると共に、そこに各振込依頼処理毎の振込依頼情
    報を予め登録しておき、 振込依頼人に送られた電子メールに含まれている各接続
    サイトの接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲
    覧手段が、前記通信手段における固有の接続サイトにア
    クセスしてきた時に、これらの接続サイトに予め登録さ
    れた各振込依頼処理毎の振込依頼情報に基づき、前記決
    済手段は所定の振込を行うことを特徴とする決済装置。
  7. 【請求項7】 前記決済手段は、その振込処理前に振込
    処理内容を振込依頼人側の情報閲覧手段に提示し、該振
    込依頼人側からの確認があった場合に、上記振込処理を
    行うことを特徴とする請求項1〜請求項6いずれか1つ
    に記載の決済装置。
  8. 【請求項8】 前記通信手段は、前記振込依頼情報に最
    初から含まれていた所定の接続先情報を、決済処理終了
    後、前記振込依頼人側の情報閲覧手段に与えてリンクさ
    せ、該情報閲覧手段のアクセス先を変更せしめることを
    特徴とする請求項1〜請求項7いずれか1つに記載の決
    済装置。
  9. 【請求項9】 前記通信手段は、前記振込依頼情報に最
    初から含まれていた所定の接続先情報を、決済処理終了
    後、前記振込依頼人側の情報閲覧手段に与えてリンクさ
    せ、該情報閲覧手段のアクセス先を変更せしめると共
    に、該アクセス先に、該振込依頼人による決済処理結果
    を通知することを特徴とする請求項1〜請求項7いずれ
    か1つに記載の決済装置。
  10. 【請求項10】 ネットワークを構成する複数のコンピ
    ュータに、前記通信手段及び決済手段を分散して備え、
    それらの間で上記手段の処理を分散して行うことを特徴
    とする請求項1〜請求項9いずれか1つに記載の決済装
    置。
  11. 【請求項11】 振込依頼人側の情報閲覧手段に対し、
    所定の接続先情報をセットするステップと、 この情報閲覧手段が該接続先情報に基づきアクセス先を
    所定の決済装置に変更せしめた場合に、振込先情報と振
    込金額とを少なくとも含む振込依頼情報を、該情報閲覧
    手段から、前記決済装置に引き継がせるようにするスク
    リプトを、この情報閲覧手段に読み込ませるステップと
    を実行することを特徴とする決済装置移行方法。
  12. 【請求項12】 コンピュータを、 与えられた接続先情報に基づき振込依頼人側の情報閲覧
    手段がリンク先を変えてアクセスしてきた時に、振込先
    情報と振込金額とを少なくとも含む、振込依頼人側の前
    記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報を、該情報閲
    覧手段から受け取る通信手段と、 該振込依頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情
    報に基づき、本人確認により特定される振込依頼人の口
    座から上記振込先に、所定の振込を行う決済手段として
    機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 コンピュータを、 与えられた接続先情報に基づき振込依頼人側の情報閲覧
    手段がリンク先を変えてアクセスしてきた時に、該振込
    依頼人の本人確認が行われた後、振込先情報と振込金額
    とを少なくとも含む、振込依頼人側の前記情報閲覧手段
    に与えられた振込依頼情報を、該情報閲覧手段から受け
    取る通信手段と、 該振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される振
    込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う決
    済手段として機能させるプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 コンピュータを、 振込依頼人に送られた、振込先情報と振込金額とを少な
    くとも含む振込依頼情報及び接続先情報を含む電子メー
    ルの該接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧
    手段がアクセスしてきた時に、前記振込依頼情報を該情
    報閲覧手段から受け取る通信手段と、 該振込依頼人の本人確認が行われた後、前記振込依頼情
    報に基づき、本人確認により特定される振込依頼人の口
    座から上記振込先に、所定の振込を行う決済手段として
    機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  15. 【請求項15】 コンピュータを、 振込依頼人に送られた、振込先情報と振込金額とを少な
    くとも含む振込依頼情報及び接続先情報を含む電子メー
    ルの該接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧
    手段がアクセスしてきた時に、該振込依頼人の本人確認
    が行われた後、前記振込依頼情報を該情報閲覧手段から
    受け取る通信手段と、 前記振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される
    振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う
    決済手段として機能させるプログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記コンピュータが、決済手段として
    機能する場合に、該決済手段が、受信された振込先情報
    及び入力された本人確認情報と、予め登録されているユ
    ーザ情報とを照合してから、上記振込処理を実行するこ
    とを特徴とする請求項12〜請求項15いずれか1つに
    記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  17. 【請求項17】 コンピュータを、 振込先情報と振込金額とを少なくとも含む振込依頼情報
    を受け取る通信手段と、 上記振込依頼情報に関連して振込依頼人側の情報閲覧手
    段が前記通信手段にアクセスしてきた時に、前記振込依
    頼情報に基づく所定の振込を行う決済手段として機能さ
    せ、 前記通信手段に、各振込依頼処理毎に固有の接続サイト
    を設けると共に、そこに各振込依頼処理毎の振込依頼情
    報を予め登録しておき、 振込依頼人に送られた電子メールに含まれている各接続
    サイトの接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲
    覧手段が、前記通信手段における固有の接続サイトにア
    クセスしてきた時に、これらの接続サイトに予め登録さ
    れた各振込依頼処理毎の振込依頼情報に基づき、前記決
    済手段は所定の振込を行うように設定されたプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記コンピュータが、決済手段として
    機能する場合に、該決済手段が、その振込処理前に振込
    処理内容を振込依頼人側の情報閲覧手段に提示し、該振
    込依頼人側からの確認があった場合に、上記振込処理を
    行うことを特徴とする請求項12〜請求項17いずれか
    1つに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 前記コンピュータが、通信手段として
    機能する場合に、該通信手段が、前記振込依頼情報に最
    初から含まれていた所定の接続先情報を、決済処理終了
    後、前記振込依頼人側の情報閲覧手段に与えてリンクさ
    せ、該情報閲覧手段のアクセス先を変更せしめることを
    特徴とする請求項12〜請求項18いずれか1つに記載
    のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記コンピュータが、通信手段として
    機能する場合に、該通信手段が、前記振込依頼情報に最
    初から含まれていた所定の接続先情報を、決済処理終了
    後、前記振込依頼人側の情報閲覧手段に与えてリンクさ
    せ、該情報閲覧手段のアクセス先を変更せしめると共
    に、該アクセス先に、該振込依頼人による決済処理結果
    を通知することを特徴とする請求項12〜請求項18い
    ずれか1つに記載のコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  21. 【請求項21】 前記コンピュータは、ネットワークを
    構成する複数のコンピュータで構成され、前記各手段に
    よる処理は、それらのコンピュータにおいて分散処理さ
    れるように、プログラムに設定されたことを特徴とする
    請求項12〜請求項20いずれか1つに記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  22. 【請求項22】 コンピュータに、 振込依頼人側の情報閲覧手段に対し、所定の接続先情報
    をセットするステップと、 この情報閲覧手段が該接続先情報に基づきアクセス先を
    所定の決済装置に変更せしめた場合に、振込先情報と振
    込金額とを少なくとも含む振込依頼情報を、該情報閲覧
    手段から、前記決済装置に引き継がせるようにするスク
    リプトを、この情報閲覧手段に読み込ませるステップと
    を実行させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
    り可能な記録媒体。
  23. 【請求項23】 コンピュータに、 与えられた接続先情報に基づき振込依頼人側の情報閲覧
    手段がリンク先を変えてアクセスしてきた時に、振込先
    情報と振込金額とを少なくとも含む、振込依頼人側の前
    記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報を、該情報閲
    覧手段から受け取るステップと、 該振込依頼人の本人確認を行うステップと、 前記振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される
    振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う
    ステップとを少なくとも実行させることを特徴とする決
    済方法。
  24. 【請求項24】 コンピュータに、 与えられた接続先情報に基づき振込依頼人側の情報閲覧
    手段がリンク先を変えてアクセスしてきた時に、該振込
    依頼人の本人確認を行うステップと、 振込先情報と振込金額とを少なくとも含む、振込依頼人
    側の前記情報閲覧手段に与えられた振込依頼情報を、該
    情報閲覧手段から受け取るステップと、 該振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される振
    込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行うス
    テップとを少なくとも実行させることを特徴とする決済
    方法。
  25. 【請求項25】 コンピュータに、 振込依頼人に送られた、振込先情報と振込金額とを少な
    くとも含む振込依頼情報及び接続先情報を含む電子メー
    ルの該接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧
    手段がアクセスしてきた時に、前記振込依頼情報を該情
    報閲覧手段から受け取るステップと、 該振込依頼人の本人確認を行うステップと、 前記振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される
    振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う
    ステップとを少なくとも実行させることを特徴とする決
    済方法。
  26. 【請求項26】 コンピュータに、 振込依頼人に送られた、振込先情報と振込金額とを少な
    くとも含む振込依頼情報及び接続先情報を含む電子メー
    ルの該接続先情報に基づき、該振込依頼人側の情報閲覧
    手段がアクセスしてきた時に、該振込依頼人の本人確認
    を行うステップと、 前記振込依頼情報を該情報閲覧手段から受け取るステッ
    プと、 前記振込依頼情報に基づき、本人確認により特定される
    振込依頼人の口座から上記振込先に、所定の振込を行う
    ステップとを少なくとも実行させることを特徴とする決
    済方法。
  27. 【請求項27】 コンピュータに、 振込依頼処理のデータ登録アクセスがあった時に、各振
    込依頼処理毎に固有の接続サイトを割り振るステップ
    と、 割り振られた固有の接続サイトに、各振込依頼処理毎の
    振込先情報と振込金額とを少なくとも含む振込依頼情報
    を登録するステップと、 振込依頼人宛に、上記固有の接続サイトの接続先情報を
    含む電子メールを転送するステップと、 該電子メールの接続先情報に基づいて、振込依頼人側の
    情報閲覧手段が、前記固有の接続サイトにアクセスして
    きた時に、それと接続するステップと、 前記情報閲覧手段との間で接続が確立された場合に、登
    録されている上記振込依頼情報に基づいて所定の振込処
    理を行うステップとを少なくとも実行させることを特徴
    とする決済方法。
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