JP2000353194A - 商取引システム - Google Patents

商取引システム

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JP2000353194A
JP2000353194A JP16420799A JP16420799A JP2000353194A JP 2000353194 A JP2000353194 A JP 2000353194A JP 16420799 A JP16420799 A JP 16420799A JP 16420799 A JP16420799 A JP 16420799A JP 2000353194 A JP2000353194 A JP 2000353194A
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洋 宮本
Yuichi Kosukegawa
祐一 小助川
Tomomu Ishikawa
奉矛 石川
Katsumasa Matsuoka
克政 松岡
Hisashi Toyoshima
久 豊島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利便性と情報の漏洩の防止とを図ることがで
きる公衆回線を使用した商取引システム。 【解決手段】 システムは、Internet等の公衆回線D
に、商品、サービスを取得、享受する利用者Aが使用す
る利用者端末A’と、サービス提供者Bにより用意され
た、商品、サービスの便覧や取引の申し込みを行うEC
サイトB’と、利用者A及びサービス提供者Bと契約
し、取引に関する対価の授受を代行し、そのサービスの
申し込みを公衆回線を用いて行う決済代行者Cが用意し
た決済代行サイトC’とが接続されて構成されている。
ECサイトB’は、サービス提供者によるECサイトサ
ーバと、決済代行者Cが用意した、利用者端末Aに送ら
れたプログラムとの通信を行う通信サーバとが備えられ
ている。また、決済代行サイトC’は、利用者端末A’
との通信を行い、インターネットシステムの中でよく知
られているインターネットマーク(IM)の確認手続き
を用いて、授受される情報の改変防止のための確認を行
う代金支払代行サイトサーバを備えて構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線を使用し
た商取引システムに係り、特に、インターネット等に開
設されるサービス提供者のホームページ等を介して利用
者がサービスの提供を受ける際の利便性を向上させた商
取引システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商取引に関する分野において、
任意の個人や団体を対象に、商品やサービス(以下、商
品を含めてサービスという)を提供する商取引を行う団
体は、個人や小規模な団体から大規模な団体まで、多種
多様な規模で存在している。そして、それらの商取引を
行う団体が通信販売、オンライン商取引などを行おうと
する場合、サービスの授受に伴う代金の支払い方法の取
り決めを行うことが必要である。
【0003】前述のような通信販売、オンライン商取引
で問題になる点として、代金の確実な支払い、商取引を
行う団体からの適切な代金請求(過剰請求や利用者情報
の悪用)、利用者情報の漏洩による悪用などの安全性や
確実性の問題があり、また、代金支払いに関する手間が
大きいという使いやすさに関する問題がある。
【0004】以下、現在よく利用されている方法の幾つ
かについて、その方法と問題点とについて説明する。
【0005】(1)商取引の団体が主催する集団へ加入
する会員制のシステム このシステムは、商取引の利用者を会員に限定し、銀行
など金融機関からの代金の引き落としを行うというもの
である。そして、このシステムの場合、予め時間のかか
る代金の引き落としに関する契約を金融機関、商取引を
行う団体、利用者間で行っておく必要がある。また、取
引の請求金額に関するトラブルの対策は、会員と商取引
を行う団体との間での契約により個別に行われる。
【0006】このシステムの問題点としては、銀行など
との引き落としの契約などが必要であり、小規模な商取
引を行う団体では利用しにくい点、会員制であるため商
品数を多くできず、頻繁な取引が予想できない商品やサ
ービスが対象になる場合、契約行為そのものの煩雑さが
障害になる点等を上げることができ、さらに、商取引を
行う団体に利用者が情報を提供しなければいけないが、
団体そのものが認知されていないと利用者が信用するこ
とができない点、商取引を行う団体が会員情報を元に無
理矢理、商品を送りつけ、代金を金融機関に請求するな
どを事前に防ぐことができない点、信用取引を行うこと
ができない場合、利用者が一括の支払いしか行うことが
できない点等を上げることができる。
【0007】前述したシステムにおける利用手順を記せ
ば次のようになる。 (a)利用者は商取引を行う団体の行うサービスに入会
する。このとき、各種サービス利用代金の決済方法の伝
達と金融機関との契約を行う。 (b)利用者が商取引を行う団体の用意したシステムを
用いて、商品やサービスの選択を行う。 (c)利用者が選んだ商品やサービスを商取引を行う団
体に伝え、契約を行う。この場合、やり取りされる情報
は取引される商品やサービスの情報と会員情報とだけで
ある。 (d)商取引を行う団体が、会員情報を元に、商品やサ
ービスを利用者に授受すると共に、代金の請求を金融機
関に行う。 (e)サービスが商品等であって配送可能な場合、配送
業者が商品やサービスを会員に届ける。 (f)利用者が商品やサービスを受取り、商取引を行う
団体に代金を金融機関を通して支払う。
【0008】(2)銀行などの金融機関を通して代金を
前払いするシステム このシステムは、商取引の契約後、または、契約に関す
る同意を利用者と商取引の団体との間で締結後、利用者
が金融機関のネットワーク等を通して代金を払い込み、
その後、商取引を行う団体が、代金の支払確認して、利
用者に商品やサービスが届けるというというものであ
る。このシステムは、取引の金額が予め請求、支払われ
ているので、そこでのトラブルは少なく、個人や小規模
な団体等でも気軽に利用することができる。また、この
システムは、取引がオンラインのみで行えるため、形の
無い商品やサービスでも利用できる。
【0009】このシステムの問題点としては、契約また
は契約の同意から、実際に利用者が商品やサービスを入
手するまでに、支払いとその確認などの手間がかかる
点、金融機関に、代金送付の手数料を支払わなければな
らないことが多く、取引できる商品やサービスの金額に
対するそれの割合が高いと利用しにくいという点を上げ
ることができ、さらに、商品自体を確認する前に代金の
支払いを行うため、その前に、利用者が商品やサービス
を実際に確認することができず、また、確実の利用者の
もとに届けられる保証がない点、代金送付先に誤りがあ
ると、そこで使われたお代金が取り戻しにくいという
点、信用取引を行えない場合、一括の支払いしか行えな
い点を上げることができる。
【0010】前述したシステムにおける利用手順を記せ
ば次のようになる。 (a)利用者が、商取引を行う団体の用意したシステム
を用いて商品やサービスの選択を行う。 (b)利用者が選んだ商品やサービスを商取引を行う団
体に伝える(契約または契約の同意)。この場合、やり
取りされる情報は、取引される商品やサービスの情報と
それらの送り先となる利用者情報と代金の支払い先の情
報とである。 (c)利用者が商取引を行う団体に指定された支払先に
金融機関などを通して代金を送る。必要なら、その連絡
を行う。 (d)商取引を行う団体が代金が送られてきたことを確
認する。 (e)商取引を行う団体が、契約時に利用者に伝えられ
た情報を元に、商品やサービスを利用者に配送する。 (f)サービスが商品等であって配送可能な場合、配送
業者が商品やサービスを利用者に届ける。 (g)利用者が商品やサービスを受取る。
【0011】(3)商品の物流とセットで行う代金引換
によるシステム このシステムは、利用者と商取引を行う団体での契約成
立後、商品を物流団体を通して配送し、それの受け渡し
の際に代金の徴収も行うというもので、後日、代金は物
流団体から商取引を行う団体に支払われる。このシステ
ムは、個人や小規模な団体等でも気軽に利用することが
できる。
【0012】このシステムの問題点としては、物流シス
テムを通らない商品やサービスには適用することができ
ないという点、信用取引を行えないため、一括の支払い
しか行えない点、代金の授受の代行サービスに手数料が
かかる点を上げることができる。
【0013】前述したシステムにおける利用手順を記せ
ば次のようになる。 (a)利用者が商取引を行う団体の用意したシステムを
用いて、商品やサービスの選択をする。 (b)利用者が選んだ商品やサービスを商取引を行う団
体に伝える(契約、または契約の同意)。この場合、や
り取りされる情報は、取引される商品やサービスの情報
とそれらの送り先となる利用者情報とである。 (c)商取引を行う団体が、契約時に利用者に伝えられ
た情報を元に、商品やサービスを利用者に配送する。 (d)配送業者が代金と交換で利用者に商品やサービス
を届ける。 (e)利用者が商品やサービスを受取る。 (f)商取引を行う団体に配送業者が代金を渡す。
【0014】(4)代金決算の代行団体に仲介を頼む
(クレジットカード、信販会社など)システム(その
1) このシステムは、最も一般的に見られるシステムであ
り、利用者と商取引を行う団体との代金授受の部分を、
代行団体に依頼して行うというものである。利用者は、
予め、代行団体と契約しておき、代行団体が、その利用
者の状況などから支払い能力の信用度を調査し、そこで
決められた金額の範囲内で、代金の授受を行う。すなわ
ち、利用者は、商取引を行う際、自分の会員番号を商取
引を行う団体に伝え、商取引を行う団体その番号に対し
て代金支払いの代行業者に請求を行う。利用者からの支
払いは、後日、一定期間でまとめて行われる。利用者
は、番号が悪用された場合や不正な請求などに対して、
異議申し立てを代行団体に行うことができる。
【0015】このシステムは、取引がオンラインのみで
行えるため、形の無い商品やサービスでも利用すること
ができ、また、高額商品等の場合、別途代行団体が利用
者の支払い能力の状況などを審査し、代行を請け負うこ
ともできる。このシステムは、代金の支払いに関して、
代行団体と商取引を行う団体との間で契約が行われ、取
引に関して問題が多い団体は利用しにくい。
【0016】このシステムの問題点としては、代行団体
への支払い請求が利用者の番号で行われ、代金が後日の
請求となるため、商取引を行いたい団体から高額な手数
料や不正な請求が行われたり、その番号が第三者に漏洩
し悪用されたりする場合が或る点、利用者が、事前に支
払い代行団体との契約を行う必要がある点を上げること
ができる。
【0017】前述したシステムにおける利用手順を記せ
ば次のようになる。なお、支払い代行団体と商取引を行
う団体とはあらかじめ代金の支払い代行に関して契約さ
れているものとする。 (a)利用者は代金の支払い代行に関して支払い代行団
体と契約する。 (b)利用者が商取引を行う団体の用意したシステムを
用いて、商品やサービスの選択をする。 (c)利用者が選んだ商品やサービスを商取引を行う団
体に伝える(契約、または契約の同意)。この場合、や
り取りされる情報は、取引される商品やサービスの情報
とそれらの送り先となる利用者情報、及び、支払い代行
団体との契約情報である。 (d)商取引を行う団体が支払い代行団体へ利用者から
の情報を元に、代金に関して契約履行可能か確認する。 (e)商取引を行う団体が、契約時に利用者に伝えられ
た情報を元に、商品やサービスを利用者に配送する。 (f)サービスが商品等であって配送可能な場合、配送
業者が商品やサービスを利用者に届ける。 (g)利用者が商品やサービスを受取る。 (h)支払い代行団体から利用者に代金の請求が行わ
れ、利用者が、請求された代金を支払う。
【0018】(5)代金決算の代行団体に仲介を頼む
(クレジットカード、信販会社など)システム(その
2) このシステムは、前述した(4)のシステムにおける安
全性の問題点を解決することを可能にしたシステムであ
る。このシステムは、利用者と代行団体との契約、代行
団体と商取引を行う団体との契約など、大きなしくみは
変わらないが、代金の支払いに関して、利用者の会員番
号を用いず、取引の都度、代行団体の用意したシステム
に利用者が代金と利用業者とを知らせ、それに対するサ
ービス利用の承諾を得、利用者が、それと同時に新たに
発行される利用番号を受取り、その番号を商取引を行う
団体に知らせることにより、取引が成立するようにした
ものである。
【0019】すなわち、このシステムは、予め支払先、
金額、請求先が決められているため、商取引を行う団体
の不正請求や、その番号の漏洩等による悪用をできにく
くすることができ、さらに、実際の取引に先立ち、代行
団体からその取引の確認を行うことも可能である。ま
た、このシステムは、取引をオンラインのみで行うこと
ができるため、形の無い商品やサービスでも利用するこ
とができる。
【0020】このシステムの問題点としては、利用者と
取引を行う度に、商取引を行う団体以外に、代行団体の
用意したシステムとのやり取りを行い、その情報を利用
者が商取引を行う団体に知らせなくてはいけないなどの
手間がかかる点、及び、利用者が、事前に支払い代行団
体との契約を行っておく必要がある点を上げることがで
きる。
【0021】前述したシステムにおける利用手順を記せ
ば次のようになる。なお、支払い代行団体と商取引を行
う団体とはあらかじめ代金の支払い代行に関して契約さ
れているものとする。 (a)利用者は代金の支払い代行に関して支払い代行団
体と契約する。 (b)利用者が商取引を行う団体の用意したシステムを
用いて、商品やサービスの選択をする。 (c)利用者が選択した商品やサービスに応じて商取引
を行う団体から金額が提示される。 (d)利用者は、代金支払い代行団体に、取引に関する
代金支払い代行の依頼を行う。この場合、伝えられる情
報は、利用者の代金支払い代行団体への会員情報と商取
引を行う団体の情報、それに代金の金額である。
【0022】(e)代金支払い代行団体が利用者の確認
を行ってから利用者に取引の許可と一度限りの利用コー
ドとを通知する。 (f)利用者が選んだ商品やサービスと代金支払い代行
団体からの利用コードを商取引を行う団体に伝える(契
約、または契約の同意)。この場合、やり取りされる情
報は、取引される商品やサービスの情報とそれらの送り
先となる利用者情報、それに支払い代行団体との利用コ
ードである。 (g)商取引を行う団体が、契約時に利用者に伝えられ
た情報を元に、商品やサービスを利用者に配送する。 (h)サービスが商品等であり配送可能な場合、配送業
者が利用者に商品やサービスを届ける。 (i)利用者が商品やサービスを受取る。 (j)支払い代行団体から利用者に代金の請求が行わ
れ、利用者が、請求された代金を支払う。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術によ
る商取引のシステムは、それぞれが、前述で説明したよ
うな問題点を有している。また、前述したシステムのう
ち、(2)〜(5)のシステムは、汎用性の高いもので
ある。そして、前述した(2)、(5)のシステムは、
形のない商品以外にも適用することができ、最小限の情
報の漏洩に留めることができ、悪用の危険性が少ないも
のであが、手順の煩雑さや利用のしやすさという点に問
題点を有している。
【0024】また、前述した(1)のシステムは、商品
取引を行う団体が多いため、取引の都度、契約を行わな
ければならないというわずらわしさがあり、団体への信
用度が充分に把握できない等の問題点を有し、(3)の
システムは、配送することのできない商品に適用するこ
とができないという問題点を有している。さらに、前述
した(4)のシステムは、保険などの前述した手順以外
の方法によるサポートがあるものの、商品取引を行う団
体の信用度と情報の漏洩、悪用に対する安全性に疑問が
あるという問題点を有している。
【0025】本発明の目的は、前述した(2)、
(4)、(5)のシステムに適用して好適で、その利便
性と情報の漏洩の防止とを図ることができる公衆回線を
使用した商取引システムを提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、公衆回線に、利用者が使用する利用者端末と、サー
ビス提供者により用意され、公衆回線からアクセス可能
で、商品、サービスの便覧や取引の申し込みを行う仕組
みを用意しているECサイトと、利用者及びサービス提
供者と契約し、利用者とサービス提供者との間の取引に
関する対価の授受を代行する決済代行者が用意した決済
代行サイトとが接続されて構成される商取引システムに
おいて、利用者が利用者端末から入力した取引に必要な
情報を、サービス提供者に必要な情報と、決済代行者に
必要な情報とに分け、それぞれ、ECサイトと決済代行
サイトとに送信することにより達成される。
【0027】また、前記目的は、前記サービス提供者の
ECサイトに送信される情報が、利用者の連絡先、商品
の配送先、決済代行者から利用者に送信されたその取引
に係る取扱番号の情報であり、前記決済代行者の決済代
行サイトに送信される情報が、利用者と決済代行者との
間での契約による契約番号、今回の取引の取引内容、取
引先の情報であることにより達成される。
【0028】また、前記目的は、前記決済代行者の決済
代行サイトが金融機関が開いたサイトである場合、前記
決済代行者の決済代行サイトに送信される情報が、前記
サービス提供者の口座への利用者からの振込み依頼の情
報であることにより達成される。
【0029】さらに、前記目的は、前記サービス提供者
のECサイトに、前記前記決済代行者の用意した通信サ
ーバを備え、利用者が、前記通信サーバにより提供さ
れ、利用者端末に表示されるインタフェース画面から取
引に必要な情報を入力することにより、また、前記利用
者の取引に必要な情報の送信が、インターネットマーク
による確認手続きを使用して改変を防止されることによ
り達成される。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明による商取引システ
ムの実施形態を図面により詳細に説明する。
【0031】図1〜図3は本発明の実施形態による商取
引システムの構成例を示すブロック図、図4は本発明の
実施形態による商取引システムを使用して電子商取引を
行う場合の処理の概要を説明するフローチャートであ
る。図1〜図3において、Aは利用者、A’は利用者端
末、Bはサービス提供者、B’はECサイト、Cは決済
代行者、C’は決済代行サイト、Dは公衆回線、Eは金
融機関である。
【0032】本発明が適用されるシステムの1つの例
は、図1に示すように、Internet等の公衆回線Dに、公
衆回線を用いて情報のやり取りを行い、その中で取引を
行い、商品、サービスを取得、享受する個人、団体等の
利用者Aが使用する利用者端末A’と、営業団体や個人
であるサービス提供者Bにより用意され、公衆回線から
アクセス(接続、操作)可能で、商品、サービスの便覧
や取引の申し込みを行う仕組みを用意しているECサイ
トB’と、利用者A及びサービス提供者Bと契約し、利
用者Aとサービス提供者Bとの間に入り、取引に関する
対価の授受を代行し、そのサービスの申し込みを公衆回
線を用いて行う仕組みを用意している団体や個人による
決済代行者Cが用意した決済代行サイトC’とが接続さ
れて構成されている。
【0033】利用者Aが使用する利用者端末A’は、表
示装置と、記憶・計算装置と、入力装置を備えて構成さ
れ、これは通信機能を備える一般的なパソコン等であっ
てよい。サービス提供者Bにより用意されるECサイト
B’は、その内部に、商品、サービスの便覧や取引の申
し込みを行うためのサービス提供者によるECサイトサ
ーバと、決済代行者Cが用意した、利用者端末Aに送ら
れたプログラムとの通信を行う通信サーバとが備えられ
ている。また、決済代行サイトC’は、利用者端末A’
に送られたプログラムとの通信を行い、インターネット
システムの中でよく知られているインターネットマーク
(IM)の確認手続きを用いて、授受される情報の改変
防止のための確認を行う代金代行サイトサーバを備えて
構成されている。
【0034】また、利用者Aと決済代行者Cとの間に
は、取引代金の受け渡しを行う金融機関Eが介在する
が、金融機関Eが決済代行者となり、決済代行サイトを
開設する場合があり、このような場合、図1における金
融機関Eは不要である。また、図1において、ECサイ
トB’に2つのサーバが備えられているが、2つのサー
バの機能を1つのサーバの中に構成して1つのサーバと
することもできる。
【0035】図2に示すシステム構成の例は、図1に示
す例におけるECサイトB’の構成を簡略化したもの
で、ECサイトB’が、決済代行者Cが用意した、利用
者端末Aに送られたプログラムとの通信を行う通信サー
バを備えずに、サービス提供者によるECサイトサーバ
のみを備えるようにしたものである。
【0036】図3に示すシステム構成の例は、金融機関
Eが決済代行者Cとなった場合の例であり、図1に示す
システムの構成例において、金融機関Eが削除されて構
成され、他のサイト等の構成は、図1の場合と同一であ
る。
【0037】前述したように構成されるシステムにおい
て、利用者Aがサービス提供者Bから商品を購入しよう
とする場合、利用者Aは、利用者端末A’からサービス
提供者Bが開設しているECサイトB’にアクセスし
て、ECサイトB’上で商品、サービスの取引を申し込
み、決済代行者Cに決済の代行を依頼するという方法で
行われる。
【0038】次に、図4に示すフローを参照して、図1
〜図3に示すシステム上で電子商取引を行う場合の処理
の概要を説明する。なお、図4に示すフローは、サービ
ス提供者Bが開設しているECサイトB’上での、利用
者Aとサービス提供者Bとのやり取りを中心に取り上げ
ているため、決済代行者Cについては取り上げられてい
ない。
【0039】(1)利用者Aがサービス提供者BのEC
サイトB’上で商品、サービスなどの取引対象の選択を
行う(ステップ41)。
【0040】(2)利用者Aがサービス提供者BのEC
サイトB’上で取引対象の発注と決算方法の指示を行う
(ステップ42)。
【0041】(3)利用者Aがサービス提供者BのEC
サイトB’上で取引内容の確認と決算方法の確認を行う
(ステップ43)。
【0042】(4)利用者Aは、サービス提供者BのE
CサイトB’上で申し込んだ商品、サービスの納品を受
ける(ステップ44)。
【0043】図5、図6は本発明の実施形態による商取
引システムを使用して電子商取引を行う場合の処理の詳
細を説明するフローチャート、図7〜図13は利用者端
末A’の表示装置に表示される操作画面例を説明する図
であり、以下、図7〜図13に示す画面例を参照しなが
ら図5、図6によるフローを説明する。
【0044】なお、図5、図6により説明する例は、図
1により説明したシステム構成を持つ場合の処理例であ
り、代金の支払いに関して、利用者の会員番号を用い
ず、取引の都度、代行団体の用意したシステムに利用者
が代金と利用業者とを知らせ、それに対するサービス利
用の承諾を得、利用者が、それと同時に新たに発行され
る取扱番号を受取り、その番号を商取引を行う団体に知
らせることにより、取引が成立するようにした取引の形
態に本発明を適用した例であり、従来技術で(5)とし
て説明した取引方法に対応する。また、図5、図6によ
り説明する例は、図4により説明した概要フローにおけ
るステップ42〜ステップ44での処理である。また、
この例では、利用者Aが決済代行者Cに対して事前に決
済代行サービスの申し込みを行って契約を行う手続きに
ついてはすでに終了しているものとする。
【0045】(1)利用者Aは、この処理の開始前に、
予め利用者端末A’を使用して、サービス提供者Bによ
り用意されているECサイトB’に公衆回線Dを介して
アクセスし、ECサイトサーバB’からサービス提供者
Bにより提供される商品、サービス等を利用者端末A’
の表示装置の画面に表示させ、購入したいものがあれば
それを選択する。この選択は、ECサイトB’に送信さ
れ、ECサイトB’内の決済代行者Cが提供している通
信サーバは、利用者端末A’が利用するクライアントプ
ログラムと、取引を実行するために使用するIMインタ
フェース部分を利用者端末A’に送信する。
【0046】(2)このとき、利用者端末A’の表示装
置には、図7に示すような画面例が表示される。表示さ
れるIMインタフェース部分には、注文しようとしてい
る商品の仕様、詳細な説明、使い方の説明等が表示され
ると共に、注文を行うためのボタン「注文する」が表示
される(ステップ51)。
【0047】(3)図7に示すように表示されたIMイ
ンタフェース部分の「注文する」のボタンを利用者が押
すと、利用者がその商品等を購入する意思があるとし
て、その情報がECサイトB’に送信される。ECサイ
トB’は、取引行為を行うために必要な情報を入力して
もらうため、決済代行者CがECサイトB’に利用者A
のために配布した利用者(クライアント)向けのプログ
ラムのインタフェース部分を利用者端末A’に送信す
る。この結果、利用者端末A’の表示装置には、図8に
示すような画面がIMインタフェース部分に表示される
(ステップ52)。
【0048】(4)取引行為を行うために必要な情報を
入力するための図8に示すインタフェース画面には、利
用者Aの連絡先、氏名等を入力するエリアが表示される
と共に、入力情報を送信するために使用する「送信」の
ボタンが表示される。また、入力エリア外のサービス提
供者Bが用意している画面内には、図7での商品説明等
以外に、代金の支払方法、サービス提供者Bの所在地、
代表者、連絡先等が表示される。利用者Aは、この画面
を使用して、自分の連絡先、氏名、決済代行者Cとの契
約番号(会員番号、決済代行者Cがクレジット会社等の
場合カード番号、コード番号、認証コード、ユーザID
等と呼ばれている情報)、商品の送り先、商品送り先の
連絡先、支払方法の種類等の商品購入のために必要な情
報を入力し、「送信」のボタンを押す(ステップ5
3)。
【0049】(5)ステップ53で入力された情報は、
ECサイトB’の通信サーバに送信され、送り先、その
連絡先等の購入商品の発注時に必要となる情報が、クラ
イアントプログラムによりチェックされ、利用者Aから
の入力情報の有効性が判定される。有効性の判定を行っ
ている間、利用者端末A’には、図10に示すようなイ
ンタフェース画面が表示される。この表示画面は、送信
された内容について、その契約を、サービス提供者Bと
決済代行者Cとが確認中であることを説明し、待機を促
す説明のメッセージを表示するものである(ステップ5
4、55)。
【0050】(6)ステップ55で、利用者Aの入力情
報に誤り等があり、その入力情報が有効でないと判定さ
れた場合、ECサイトB’の通信サーバは、入力情報の
修正を依頼するインタフェースを利用者端末A’に送信
する。この結果、利用者端末A’の表示装置には、図1
0に示す画面に代わって、図9に示すような画面が表示
される。ここで表示されるインタフェース画面には、未
入力、間違えと思われる項目への再入力を依頼する説明
と、訂正のための必要事項入力の画面要素と、「再送
信」のボタンとが表示される。利用者は、この画面を使
用して、入力情報の追加、修正等を行う。この入力情報
の追加、修正はステップ54、55の処理により再度そ
の有効性が判定される(ステップ56)。
【0051】(7)ステップ55の処理で、サービス提
供者Bにより入力された情報の有効性が確認できると、
ECサイトB’の通信サーバは、決済代行サーバC’
に、利用者Aとの契約を特定する契約番号(カード番号
等)、購入商品、購入金額等を通知する(ステップ5
7)。
【0052】(8)決済代行サーバC’は、決済代行者
Cと利用者Aとの契約の有効性を判定し、その契約が有
効なものであれば、さらに、決済代行者Cとサービス提
供者Bとの契約が未登録、失効でないかをチェックする
(ステップ58、59)。
【0053】(9)ステップ59のチェックで、決済代
行者Cとサービス提供者Bとの契約が未登録、失効でな
く、その契約が成立していれば、決済代行サーバC’
は、ECサーバB’内の通信サーバ内の利用者Aのクラ
イアントプログラムに、今回の取引に使用する取扱番号
を通知する。この取扱番号は、利用者端末に直ちに表示
される(ステップ60)。
【0054】(10)利用者Aのクライアントプログラム
は、購入商品の送り先の連絡先等の商品購入発注時に必
要な情報、及び、決済代行サーバC’から伝達された取
扱番号を、サービス提供者BのECサイトサーバに伝達
する(ステップ61)。
【0055】(11)ECサイトサーバ、すなわち、サー
ビス提供者Bは、利用者A、決済代行者Cからの情報の
有効性を判定し、今回の取引が成立すれば、決済代行者
Cと一緒に、利用を感謝するメッセージを利用者端末
A’に表示する。この場合に利用者端末A’に表示され
る画面例は、図11に示すようなものであり、今後の手
続きに関する説明と利用者Aに対する感謝のメッセージ
を表示したものである(ステップ62、63)。
【0056】(12)その後、決済代行者Cは、利用者A
に対して取引内容の確認のための連絡を行う。この連絡
は、通常、メールを使用して行われる場合が多いが、電
話、FAX、郵便を使用して行うこともでき、あるい
は、直接面会する等であってもよい。利用者Aは、この
連絡に基づいて、決済代行者Cに了承を伝える(ステッ
プ64、65)。
【0057】(13)サービス提供者Bは、決済代行者C
に代金の請求を行うと共に、商品またはサービスを利用
者Aに届ける(ステップ66、67)。
【0058】(14)決済代行者Cは、サービス提供者B
に代金を振込み、また、利用者Aは、決済代行者Cに代
金を振り込む。以上により1つの取引が終了する(ステ
ップ68〜71)。
【0059】(15)ステップ51で「注文する」のボタ
ンが一定時間押されなかった場合、ステップ58、59
で契約の有効性がなかった場合、ステップ62で取引が
未成立となった場合、取引不成立として、図12に示す
ような画面が利用者端末に表示される。この表示画面
は、事前に行われる決済代行者Cと利用者Aとの契約、
決済代行者Cとサービス提供者Bとの契約等に関して問
題があったこと等を伝え、取引を中止するメッセージを
伝えるものである(ステップ72)。
【0060】前述したステップ64の決済代行者Cから
利用者Aに対して連絡される取引内容の確認がメールで
送られた場合のメールの画面例を図13に示している。
これに対して、利用者が一定期間返信を行わない場合、
決済代行者Cは、この取引をいたずらとみなして、取引
を中止する。なお、利用者は、この時点で取引を取り消
すこともできる。
【0061】前述した本発明の実施形態による処理手順
は、ステップ64、65による決済代行者Cが、利用者
Aに対して取引内容の確認のための連絡を行い、利用者
Aが、この連絡に基づいて、決済代行者Cに了承を伝え
ることにより、商品の発送等のその後の処理が進められ
るが、本発明は、これらのステップの処理を行わなくて
もよい。
【0062】前述した本発明の実施形態による処理手順
によれば、ECサイトB’内に決済代行者Cが提供して
いる通信サーバは、取引を実行するために使用するIM
インタフェース部分を利用者端末A’に提供し、利用者
Aから入力され取引に必要な情報を、決済代行者Cが必
要とする情報とサービス提供者Bが必要とする情報とに
分けて、それぞれに、最小限必要になるの情報のみを伝
達するようにしているので、例えば、利用者Aが持つ決
済代行者Cとの契約番号(会員番号、決済代行者Cがク
レジット会社等の場合カード番号、コード番号、認証コ
ード、ユーザID等と呼ばれている情報)がサービス提
供者Bにより悪用されることがなく、また、個々の取引
のみに有効な情報としての取扱番号により取引が行われ
るので、安全で確実な取引を行わせることができる。
【0063】また、本発明の実施形態による処理は、決
済代行サイトC’から利用者端末A’に送られたプログ
ラムとの通信時(ECサイトB’に設けられる通信サー
バを介しての)、インターネットシステムの中でよく知
られているインターネットマーク(IM)の確認手続き
を用いて、授受される情報の改変防止のための確認を行
っているので、処理の途中で第三者に悪意を持って邪魔
され、第三者がサービス提供者になりすますようなこと
も防止することができる。
【0064】前述で説明した本発明の実施形態による処
理は、ECサイトB’に決済代行者Cにより提供される
通信サーバを備えるシステムの例であったが、次に、図
2に示すような、ECサイトB’に決済代行者Cにより
提供される通信サーバを備えない簡易な構成のシステム
の場合について説明する。
【0065】図2に示すシステムの場合、利用者端末
A’とECサイトB’との間の通信は、IMを使用する
ことのない通常の通信で行われ、利用者端末A’で使用
する取引行為を行うためのIMインタフェース部分は、
決済代行サイトC’から利用者端末A’に送信される。
そして、処理動作そのものは、図5、図6により説明し
たフローと同様に行われる。
【0066】異なる点は、ステップ53により入力され
た注文に関する情報が決済代行サイトC’に送信されて
チェックを受ける点、その後の処理がIMインタフェー
スを利用せずに行われる点である。このため、図11に
より説明した今後の手続きに関する説明と利用者Aに対
する感謝のメッセージを表示する画面は、図14に示す
ように、IMインタフェース部分ではなく、ECサイト
B’が提供する通常のブラウザの画面内に表示されるこ
とになる。
【0067】このような、簡易なシステムによっても、
図1に示すシステムの場合と同様な効果を得ることがで
きる。
【0068】次に、図3により説明した決済代行者が金
融機関であるシステムの場合の処理について説明する。
この例では、取り扱い商品、サービスの選択肢が少数で
ある場合、サービス提供者は、ECサイトを自分で用意
することなく、他のECサイトの一部を借用して商品/
サービスの提供が可能である。もちろん、自分でECサ
イトを開いてもよい。そして、このシステムの場合の処
理は、決済代行者である金融機関から提供されるECサ
イト内の通信サーバにより、図1に説明したシステムの
場合と同様に、また、同様な取引の処理画面を使用して
取引を行うことができる。但し、ここて説明する例で
は、決済代行者が金融機関であることにより、商品の注
文の有用性が判定された後の処理が図5、図6により説
明したフローと相違する。
【0069】図15はこの場合の処理の詳細の一部を説
明するフローチャートであり、以下、これについて説明
する。なお、このフローの処理は、図5、図6に示すフ
ローのステップ62の終了後に実行される。
【0070】(1)利用者Aは、利用者端末A’を使用
して、図5、図6に示すフローのステップ51からステ
ップ62までの処理を行って、商品の注文の有用性が判
定され、代金支払処理の前までの処理を実行する。
【0071】(2)利用者Aは、決済代行者Cの決済代
行サイトC’に対して、自クライアントプログラムに予
め格納されている情報に従って、自分の口座からサービ
ス提供者Bの口座に代金を振り込むように依頼する(ス
テップ151)。
【0072】(3)決済代行サイトC’は、依頼された
送金が可能か否かをチェックし、可能であれば、依頼さ
れた振込みを行いサービス提供者Bに送金の連絡を行
う。これを受けて、サービス提供者Bは、ECサイト
B’から利用者端末A’に受付のメッセージを送付する
(ステップ152〜154)。
【0073】(4)その後、サービス提供者Bは、利用
者Aに商品を届けて取引を成立終了させる(ステップ1
55、156)。
【0074】(5)ステップ152のチェックで、依頼
された送金が不可能であった場合、決済代行サイトC’
は、サービス提供者Bの口座番号が間違えているか否か
をチェックする。間違えている場合、その旨を利用者端
末A’、ECサイトB’にメッセージとして表示し、取
引不成立とする。この場合、口座番号が誤って入力され
たような場合、ステップ151からやり直しさせるよう
にすることもできる(ステップ157、158、7
2)。
【0075】(6)ステップ157のチェックで、口座
番号が間違えていない場合、決済代行サイトC’は、利
用者Aの口座の残高が不足していないか否かをチェック
し、口座の残高が不足の場合、その旨を利用者端末
A’、ECサイトB’にメッセージとして表示し、取引
不成立とする。この場合、可能であれば別の取引方法に
変更させることができる(ステップ159、160、7
2)。
【0076】(7)ステップ159で、口座の残高が不
足でない場合、決済代行サイトC’は、金融機関である
決済代行者Cが営業していないと判断して、サービス提
供者BのECサイトB’に送金予定を連絡する(ステッ
プ161、162)。
【0077】(8)サービス提供者Bは、ECサイト
B’から利用者端末A’に受付のメッセージを送付し、
その後、決済代行者Cからの入金を確認し、前述したス
テップ155からの処理を行う(ステップ163、16
4)。
【0078】図3に示すような金融機関が決済代行者と
なるシステムによっても、図1に示すシステムの場合と
同様な効果を得ることができる。
【0079】前述の例において、取り扱い商品、サービ
スの選択肢が少数であるサービス提供者が、ECサイト
を自分で用意することなく、他のECサイトの一部を借
用して商品/サービスの提供を行おうとする場合、商品
/サービスの提供者は、借用したECサイトの中に、決
済代行サイトから提供されるIMインタフェースを1つ
のウィンドウとして開き、その中に商品情報等を表示し
て、利用者に提供するようにすればよい。これにより、
利用者は、取引の全てをこのウィンドウを使用して行う
ことができる。
【0080】このような形態は、例えば、あるECサイ
トが、自分のサイトで提供している商品等に関連する商
品であって、そのECサイトでは扱っていない商品等の
情報を利用者に知らせると共に、その関連する商品を扱
っているサービス提供者に自分のECサイトの一部を貸
しておくという形態である。この形態は、利用者が、1
つのECサイトにアクセスし、そのECサイトでの取引
を行うと同時に、関連する商品を持つ他のサービス提供
者とも取引を行うことができ、利用者にとって非常に利
便性の高いものである。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、利
用者が持つ決済代行者との契約番号がサービス提供者に
より悪用されることがなく、また、個々の取引のみに有
効な情報としての取扱番号により取引が行われるので、
安全で確実な取引を行うことができる。
【0082】また、本発明によれば、インターネットシ
ステムの中でよく知られているインターネットマーク
(IM)の確認手続きを用いて、授受される情報の改変
防止のための確認を行っているので、処理の途中で第三
者に悪意を持って邪魔され、第三者がサービス提供者に
なりすますようなことも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による商取引システムの構成
例(その1)を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態による商取引システムの構成
例(その2)を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態による商取引システムの構成
例(その3)を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施形態による商取引システムを使用
して電子商取引を行う場合の処理の概要を説明するフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の実施形態による商取引システムを使用
して電子商取引を行う場合の処理の詳細を説明するフロ
ーチャート(その1)である。
【図6】本発明の実施形態による商取引システムを使用
して電子商取引を行う場合の処理の詳細を説明するフロ
ーチャート(その2)である。
【図7】利用者端末の表示装置に表示される操作画面例
を説明する図である。
【図8】利用者端末の表示装置に表示される操作画面例
を説明する図である。
【図9】利用者端末の表示装置に表示される操作画面例
を説明する図である。
【図10】利用者端末の表示装置に表示される操作画面
例を説明する図である。
【図11】利用者端末の表示装置に表示される操作画面
例を説明する図である。
【図12】利用者端末の表示装置に表示される操作画面
例を説明する図である。
【図13】利用者端末の表示装置に表示される操作画面
例を説明する図である。
【図14】IMインタフェースを利用せずに利用者に対
する感謝のメッセージを表示する画面例を説明する図で
ある。
【図15】決済代行者が金融機関である場合の本発明の
実施形態の処理の詳細の一部を説明するフローチャート
である。
【符号の説明】
A 利用者 A’ 利用者端末 B サービス提供者 B’ ECサイト C 決済代行者 C’ 決済代行サイト D 公衆回線 E 金融機関
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09C 1/00 660 G06F 15/30 L 9A001 H04L 11/20 102Z (72)発明者 石川 奉矛 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 松岡 克政 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所デザイン研究所内 (72)発明者 豊島 久 東京都江東区新砂一丁目6番27号 株式会 社日立製作所公共情報事業部内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA05 BB11 CC05 CC10 CC36 EE28 GG02 GG04 GG07 5B055 BB10 CB09 EE02 EE03 EE12 5J104 BA01 PA07 PA09 PA10 5K030 GA15 HC01 JT02 KA01 KA07 LD19 5K101 KK17 MM04 MM07 NN03 NN18 NN21 PP04 PP05 PP09 RR12 RR27 TT02 9A001 BB04 CC02 JJ12 JJ25 JJ27 JJ67 KK56 LL03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆回線に、利用者が使用する利用者端
    末と、サービス提供者により用意され、公衆回線からア
    クセス可能で、商品、サービスの便覧や取引の申し込み
    を行う仕組みを用意しているECサイトと、利用者及び
    サービス提供者と契約し、利用者とサービス提供者との
    間の取引に関する対価の授受を代行する決済代行者が用
    意した決済代行サイトとが接続されて構成される商取引
    システムにおいて、利用者が利用者端末から入力した取
    引に必要な情報を、サービス提供者に必要な情報と、決
    済代行者に必要な情報とに分け、それぞれ、ECサイト
    と決済代行サイトとに送信することを特徴とする商取引
    システム。
  2. 【請求項2】 前記サービス提供者のECサイトに送信
    される情報は、利用者の連絡先、商品の配送先、決済代
    行者から利用者に送信されたその取引に係る取扱番号の
    情報であり、前記決済代行者の決済代行サイトに送信さ
    れる情報は、利用者と決済代行者との間での契約による
    契約番号、今回の取引の取引内容、取引先の情報である
    ことを特徴とする請求項1記載の商取引システム。
  3. 【請求項3】 前記決済代行者の決済代行サイトが金融
    機関が開いたサイトである場合、前記決済代行者の決済
    代行サイトに送信される情報は、前記サービス提供者の
    口座への利用者からの振込み依頼の情報であることを特
    徴とする請求項1記載の商取引システム。
  4. 【請求項4】 前記サービス提供者のECサイトに、前
    記決済代行者の用意した通信サーバを備え、利用者は、
    前記通信サーバにより提供され、利用者端末に表示され
    るインタフェース画面から取引に必要な情報を入力する
    ことを特徴とする請求項1記載の商取引システム。
  5. 【請求項5】 前記利用者の取引に必要な情報の送信
    は、インターネットマークによる確認手続きを使用して
    改変を防止されることを特徴とする請求項1ないし4の
    うちいずれか1記載の商取引システム。
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