JP2002042038A - 支払明細情報を提供可能な代金回収システム - Google Patents

支払明細情報を提供可能な代金回収システム

Info

Publication number
JP2002042038A
JP2002042038A JP2000223329A JP2000223329A JP2002042038A JP 2002042038 A JP2002042038 A JP 2002042038A JP 2000223329 A JP2000223329 A JP 2000223329A JP 2000223329 A JP2000223329 A JP 2000223329A JP 2002042038 A JP2002042038 A JP 2002042038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
buyer
seller
settlement
collection system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000223329A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Tomitori
隆浩 冨取
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
Original Assignee
Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Ichi Kangyo Bank Ltd filed Critical Dai Ichi Kangyo Bank Ltd
Priority to JP2000223329A priority Critical patent/JP2002042038A/ja
Publication of JP2002042038A publication Critical patent/JP2002042038A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 取引金融機関がインターネットを介して提供
する資金移動サービスを利用して、販売者と購買者との
間で行われる商品或いはサービスの商取引において、購
買者から販売者に対する詳細な支払明細情報を提供可能
な代金回収システムを提供する。 【解決手段】 資金移動サービスを利用して、販売者と
購買者との間で行われる商品またはサービスの商取引に
おける代金回収システムにおいて、販売者によって提出
された商取引における複数の商品またはサービスのそれ
ぞれに対応する複数の支払明細情報を含む支払請求デー
タを、インターネットを介して提供し、購買者が、前記
支払請求データにおいて前記複数の支払明細情報から1
回の支払処理で決済を行うための支払明細情報を選択し
て指定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
介して提供される資金移動サービスを利用して、販売者
と購買者との間で行われる商品或いはサービスの商取引
における代金回収システムに関し、特に、取引金融機関
のサービスを利用して、購買者から販売者に対する詳細
な支払明細情報を提供可能な代金回収システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば商品の売買における支払い
について、その商品の販売者は、購買者に対して、イン
ターネットを利用して購買者のブラウザに支払請求デー
タ表示画面を提供している場合がある。このような場
合、購買者は、インターネットを利用して自己に関連す
る支払請求データ表示画面にアクセスして、支払請求デ
ータを確認した後、資金移動サービスを提供している取
引銀行に対して支払処理を指示し、購買者の支払(引
落)口座から販売者の入金口座への資金移動を依頼して
いる。
【0003】図1は、前述のような従来の購買決済の業
務フローの概略を示しており、具体的に、売手企業のよ
うな販売者が、例えば複数の買手企業のような購買者に
対して、インターネットを利用するコンピュータ化され
た支払請求システムを提供し、それぞれの買手企業は、
提供された対応の支払請求に基づき、取引銀行に対して
支払処理を指示し、自己の支払口座から売手企業の入金
口座へ資金を移動する場合の業務フローを例示してる。
【0004】図1を参照して、このような従来の購買決
済の業務フローについて以下に説明する。売手企業10
は、先ず特定の買手企業、例えばA社からの商品の売買
における支払いについて、請求データを作成し、インタ
ーネット11を利用して、複数の買手企業12のそれぞ
れ(A社,B社,C社,D社)のブラウザに支払請求デ
ータ表示画面を提供する。
【0005】買手企業12(A社)は、支払業務を実行
するために、インターネット11を介して自社関連の支
払請求データ表示画面として売手企業10によって提供
されたホームページHPにアクセスして、支払請求デー
タを確認して、自社の取引銀行に対して、文書或いは専
用通信網等を介して支払いの指示を行う。この際、支払
いの指示には、買手企業が引落処理のために指定する取
引銀行に対する顧客取引先識別コード、銀行コード、支
店コード、引落口座番号等のデータが付加される。
【0006】買手企業12(A社)は、自社にあるファ
ームバンキングシステム13により、買手企業が引落処
理のために指定した取引銀行14(W,X,Y,Z銀
行)の引落口座(W銀行のA社口座)から売手企業10
の入金口座15への送金指示を与える。
【0007】この入金口座への送金指示は、例えば、N
TTデータ通信が提供している、銀行間決済ネットワー
クとして銀行ANSER16と呼ばれる自動応答情報シ
ステムのサービスを利用している。
【0008】以上詳述した従来の購買決済業務は、以下
のような欠点がある。従来、例えば商品の売買における
支払いについて、販売者が購買者に対して支払請求デー
タを提供する場合に、また取引銀行が、資金移動サービ
スによって、購買者の支払(引落)口座から販売者の入
金口座へ資金を移動する支払処理を行う場合に、購買者
の支払金額に対する明細が何れの商品に該当するかをシ
ステム的に提供して利用することは全く意図されていな
い。
【0009】具体的に、購買者が販売者から購入した複
数の商品について、前述のような従来の購買決済業務に
よって複数の商品の明細をまとめて1回の支払処理で行
う場合、単に合計金額によって行われていた。このた
め、例えば、購買者の支払対象となる商品aないしdの
金額が以下のような場合、 商品a \100,000 商品b \200,000 商品c \300,000 商品d \600,000 商品a、商品b、商品cに対する支払合計金額\60
0,000と、商品dに対する支払金額\600,00
0が同額であり、この金額に対する支払処理が従来の代
金回収システムによって行われた場合、支払明細情報が
提供されないために、販売者は、入金口座に入金された
情報から、商品a、商品b、商品cに対する支払いであ
るか、商品dに対する支払いであるかを把握することが
できず、その明細情報を入手するためには、購買者に改
めて照会するという煩雑な業務を必要としていた。
【0010】更に、従来の購買決済業務によれば、販売
者から購買者に対する支払請求データの提供はインター
ネットを介してコンピュータによってシステム化されて
おり、他方、購買者の支払指示に基づく支払処理、即ち
口座振替による資金の移動も銀行間決済ネットワークの
利用によりシステム化されているにも拘わらず、双方の
業務の間には、全くシステムとしての連続性がなく、従
って、購買決済業務が非効率的であり、また購買決済業
務全体を通して、決済に関する電子情報を有効に利用す
ることができない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、取引
金融機関がインターネットを介して提供する資金移動サ
ービスを利用して、販売者と購買者との間で行われる商
品或いはサービスの商取引において、購買者から販売者
に対する詳細な支払明細情報を提供可能な代金回収シス
テムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】資金移動サービスを利用
して、販売者と購買者との間で行われる商品またはサー
ビスの商取引における、本発明の代金回収システムにお
いて、販売者によって提出された商取引における複数の
商品またはサービスのそれぞれに対応する複数の支払明
細情報を含む支払請求データを、インターネットを介し
て提供し、購買者が、前記支払請求データにおいて前記
複数の支払明細情報から1回の支払処理で決済を行うた
めの支払明細情報を選択して指定する。
【0013】
【実施例】図2は、本発明の代金回収システムの概略を
示すシステムブロック図であり、具体的に、銀行が、例
えば複数の買手企業のような購買者と、売手企業のよう
な販売者とに対して、インターネットを利用するコンピ
ュータ化された代金回収システムをサービスとして提供
し、特定の買手企業のそれぞれの支払口座から売手企業
の入金口座へ資金を移動する場合のシステムを例示して
いる。通常、入金口座を有する売手企業(販売者)は特
定の銀行に対する顧客であり、他方、買手企業(購買
者)はそのような顧客の取引先であることから、図示実
施例に関して、銀行内の業務については、便宜上必要に
応じて、それぞれ「顧客」および「顧客取引先」と呼ぶ。
【0014】図2を参照して、先ずこのような本発明の
代金回収システムの概略について以下に説明する。サー
ビス銀行によって運用される決済業務運用コンピュータ
・センター20は、インターネット21を利用して、売
手企業22のブラウザ、および売手企業22の販売する
商品を購入してその支払いをする買手企業23のブラウ
ザに、サービス画面を提供する。
【0015】具体的に、買手企業23のそれぞれには、
支払表示画面として、顧客(売手企業)の請求データに
基づいて作成され、支払明細を表示して顧客取引先(買
手企業)が支払いの選択および指示をするための支払対
象一覧画面23Aと、それと同様の画面構成で支払処理
完了後に支払明細を表示して支払いの選択および指示を
行った明細がないこと(未支払)を確認するための支払
対象一覧画面23Bと、支払処理完了後に支払済明細を
表示して支払いの選択および指示を行った明細があるこ
と(支払済)を確認するための支払済一覧画面23C
と、が提供される。売手企業22には入金確認画面22
Aが提供される。
【0016】決済業務運用コンピュータ・センター20
は、前述のように、インターネットを介して顧客および
顧客取引先のブラウザにサービス画面を提供するための
WWWサーバーを有すると共に、商品取引の購買決済を
実行するために、顧客(売手企業)マスタテーブル20
A、顧客取引先(買手企業)マスタテーブル20B、受
注トランザクションテーブル20C、決済トランザクシ
ョンテーブル20D、として図示されたデータベースを
有する。
【0017】顧客マスタテーブル20Aには、顧客によ
って予め提出されたデータに基づいて、顧客コード、顧
客名、銀行コード、支店コード、入金口座番号等が格納
されている。
【0018】顧客取引先マスタテーブル20Bには、顧
客或いは顧客取引先によって予め提出されたデータに基
づいて、顧客取引先コード、顧客名、銀行コード、支店
コード、引落口座番号等が格納されている。
【0019】受注トランザクションテーブル20Cに
は、顧客取引先の支払いの選択および指示に従って決済
データを作成するために、顧客取引先コード、支払明細
No.、支払金額、支払フラグ等が格納されると共に、
受注トランザクションの処理フラグが格納され、更に資
金移動処理の完了後に支払明細毎の決済結果を確認する
ために、決済データが格納されている。支払フラグとし
て、例えば、支払非対象に「0」、支払対象に「1」が割り
当てられている。また、受注トランザクションの処理フ
ラグとして、例えば、処理前に「0」、処理済に「1」、処
理中に「2」が割り当てられている。
【0020】決済トランザクションテーブル20Dに
は、資金移動処理の完了後に支払明細毎の決済結果のデ
ータを作成するために、決済No.、顧客取引先コー
ド、決済金額等が格納され、また、決済トランザクショ
ンの処理フラグが格納される。決済トランザクションの
処理フラグとして、例えば、処理前に「0」、処理済に
「1」、処理中に「2」が割り当てられている。
【0021】サービス銀行の決済業務運用コンピュータ
・センター20は、顧客取引先23の支払いの指示を受
けて、自行の資金集中配分システム(自動資金移動実行
処理システム)によって、顧客取引先23が引落処理の
ために指定した決済銀行24(X銀行)の引落口座から
顧客22が入金のために指定した決済銀行25(Y銀
行)の入金口座16への資金移動の指示を与える。
【0022】サービス銀行による顧客取引先の引落口座
から顧客の入金口座への送金(資金移動)指示は、例え
ば、NTTデータ通信が提供している、銀行間決済ネッ
トワークとして銀行ANSER26と呼ばれる自動応答
情報システムのサービスを利用している。
【0023】図3は、前述のような本発明のインターネ
ットを利用する代金回収システムの業務フローのを示し
ており、以下図3を参照して、本発明の代金回収システ
ムについて更に説明する。
【0024】顧客取引先(買手企業)は、支払業務を実
行するために、インターネットを介して自社関連のサー
ビス画面として提供されたホームページHPにアクセス
して、顧客(売手企業)によって提出された請求データ
に従って作成された支払対象一覧画面23A(図2)を
使用して、サービス銀行に対する支払いの指示を行う
(ステップ300)。
【0025】図4は、支払対象一覧画面23Aの一例を
示しており、顧客取引先名、明細(請求)No.、請求
金額、請求合計金額が表示されると共に、支払対象を選
定し且つ支払いを指示するための支払選定欄、支払選定
合計欄が表示される。明細No.,は、取引きされた個
々の商品に関連付けられている。図示実施例において、
顧客取引先は、全請求金額合計 \1,800,000
に対して、支払対象として明細No.346、34
7、348を選定し、対応の請求金額 \100,00
0、\200,000、\300,000、の合計とし
て、支払選定合計欄には、 \600,000 が表示
されている。この画面上で、例えばマウスのクリック操
作によって支払承認を行うと、支払指示のデータは、イ
ンターネットを介して、サービス銀行の決済業務運用コ
ンピュータ・センターに伝送される。
【0026】決済業務運用コンピュータ・センターにお
いて支払指示のデータを受信すると、[表1]に示された
ように、支払指示された受注トランザクションテーブル
の該当データの支払フラグを、支払対象を示す「1」に
更新する(ステップ301)。受注トランザクションテ
ーブルの該当データの処理フラグは、処理前を示す
「0」である。この時、決済トランザクションテーブル
に変更はない。
【0027】
【表1】
【0028】受注トランザクションテーブルにおいて、
支払フラグが「1」であり、且つ処理フラグが「0」で
ある複数のデータに対して、[表2]に示されたように、
同一の決済No.(No.1028)を付与し、処理フ
ラグを「2」とする。更に、決済トランザクションテーブ
ルにおいて、付与された決済No.(No.102
8)、取引先コード(X)、複数データの合計金額(\
600,000)を保有する決済データを作成し、作成
した決済データの処理フラグを、処理中を示す「2」とす
る(ステップ302)。
【0029】
【表2】
【0030】作成された決済データに対して、顧客マス
タテーブル及び顧客取引先マスタテーブルを使用して、
顧客及び顧客取引先の銀行コード、支店コード、口座番
号等を付与し、図2に関して説明したように、既存の銀
行間決済ネットワーク(NTTデータ通信が提供してい
る銀行ANSER)に送信する(ステップ303)。
【0031】このような銀行間決済ネットワークの使用
により、決済銀行間で、即ち、資金顧客取引先の引落口
座と顧客の入金口座との間で資金移動を行う(ステップ
304)。
【0032】資金移動の完了と共に、決済業務運用コン
ピュータ・センターにおいて、ステップ303で送信さ
れた決済データの決済結果を受信する。(ステップ30
5)。
【0033】決済業務運用コンピュータ・センターにお
いて決済結果を受信すると、[表3]に示されたように、
決済トランザクションテーブルの該当データの処理フラ
グを、処理済を示す「1」に更新する(ステップ30
6)。この時、受注トランザクションテーブルに変更は
ない。
【0034】
【表3】
【0035】受注トランザクションテーブルにおいて、
[表4]に示されたように、ステップ6にて処理したデー
タと同一の決済No.(No.1028)を保有し、且
つ処理フラグが「2」である複数のデータに対して、処理
フラグを、処理済を示す「1」とし、これによって、支払
明細毎の決済結果を確認する(ステップ307)。この
時、決済トランザクションテーブルに変更はない。
【0036】
【表4】
【0037】このようして、決済業務運用コンピュータ
・センターは、インターネットを利用して、顧客のブラ
ウザおよび顧客取引先のブラウザに提供されるサービス
画面を介して、商品の売買に関する支払明細毎の決済結
果をサービスとして提供して、広範に利用することが可
能になる。
【0038】顧客取引先は、インターネットを介して自
社関連のホームページにアクセスして、前述のように商
品の売買に関する支払明細毎の決済結果を閲覧すること
ができる。即ち、顧客取引先は、支払明細を表示して顧
客取引先が支払いの選択および指示をするために使用す
る支払対象一覧画面(図2、23A:図4)と、同様の
画面構成で支払処理(資金移動)完了後に支払明細を表
示して支払いの選択および指示を行った明細がないこと
を照会し且つ確認するための支払対象一覧画面(図2、
23B)と、支払処理(資金移動)完了後に支払済明細
を表示して支払いの選択および指示を行った明細がある
ことを照会し且つ確認するための支払済一覧画面(図
2、23C)と、を使用して、支払明細毎の決済結果を
確認できると共に、そのような情報を電子データとして
入手することが可能になる(ステップ。
【0039】また、顧客も顧客取引先と同様に、インタ
ーネットを介して自社関連のホームページにアクセスし
て、前述のように商品の売買に関する支払明細毎の決済
結果を閲覧することができる。即ち、顧客は、入金確認
画面(図2、22A)を使用して、支払明細毎の決済結
果を確認できると共に、そのような情報を電子データと
して入手することが可能になる(ステップ309)。図
5は、入金確認画面の一例であり、画面構成は、図4の
支払対象一覧画面と比較すると明らかなように、顧客の
入金口座に実際に入金のあった日付けを表示する入金日
欄が設けられている点で支払対象一覧画面と相違してい
る。
【0040】
【発明の効果】本発明の代金回収システムによれば、銀
行、即ち決済業務運用コンピュータ・センターは、イン
ターネットによって販売者のブラウザおよび購買者のブ
ラウザに提供されるサービス画面を介して、購買者から
販売者に対する詳細な支払明細情報と共に資金移動サー
ビスを提供することが可能になる。一般に、企業間の商
取引での支払決済においては、売掛金の消し込みニーズ
が大きいにも拘わらず、従来の代金回収システムでは、
振込人および金額の突き合わせはできても、支払明細の
照合までは煩雑なマニュアル業務を伴い簡単ではない。
本発明によれば、インターネットを利用して提供される
サービス画面に対して、売手企業からの請求明細の中か
ら買手企業に支払分を選択指示させることによって支払
明細の把握を可能にした。
【0041】本発明の代金回収システムによれば、買手
企業(購買者、顧客取引先)から売手企業(販売者、顧
客)に対する詳細な支払明細情報を電子データとして提
供可能であることから、特に、売手企業にとっては、入
金状況を瞬時のうちに正確且つ詳細に確認することがで
き、また、そのような電子データを、自社のコンピュー
タ化された発注管理システムおよび受注管理システムに
連携させることができ、更に自社の伝票起票や会計処理
等をシステム的に行うことが容易になる。
【0042】更に、本発明の代金回収システムによれ
ば、販売者から購買者に対する支払請求データの提供は
インターネットを介してコンピュータによってシステム
化されるとともに、購買者の支払指示に基づく支払処
理、即ち口座振替による資金の移動も銀行間決済ネット
ワークの利用によりシステム化され、購買決済業務全体
を通して連続性のあるシステムとして構成でき、従っ
て、購買決済業務を迅速且つ効率的に行うことが可能に
なり、また購買決済業務全体を通して決済に関する電子
情報を有効に利用することが可能になる。
【0043】更に、本発明の代金回収システムによれ
ば、インターネットと銀行間決済ネットワークとを有効
に利用するハイブリッドサービスを提供できるので、同
一金融機関の間での決済業務に限らず、異なる金融機関
の間での決済をも実現することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来の購買決済(代金回収)の業務フ
ローの概略を示している。
【図2】図2は、本発明の代金回収システムの概略を示
すシステムブロック図である。
【図3】図3は、本発明のインターネットを利用する代
金回収システムの業務フローのを示している。
【図4】図4は、本発明の代金回収システムにおいて、
購買者のブラウザに提供されるサービス画面の一例を示
している。
【図5】図5は、本発明の代金回収システムにおいて、
販売者のブラウザに提供されるサービス画面の一例を示
している。
【符号の説明】
20 決済業務運用コンピュータ・センター 20A 顧客(売手企業)マスタテーブル 20B 顧客取引先(買手企業)マスタテーブル 20C 受注トランザクションテーブル 20D 決済トランザクションテーブル 21 インターネット 22 売手企業 22A 入金確認画面 23 買手企業 23A 支払対象一覧画面 23B 支払対象一覧画面 23C 支払済一覧画面 24,25 決済銀行 26 銀行間決済ネットワーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 資金移動サービスを利用して、販売者と
    購買者との間で行われる商品またはサービスの商取引に
    おける代金回収システムにおいて、 販売者によって提出された前記商取引における複数の商
    品またはサービスのそれぞれに対応する複数の支払明細
    情報を含む支払請求データを、インターネットを介して
    提供し、購買者が、前記支払請求データにおいて前記複
    数の支払明細情報から1回の支払処理で決済を行うため
    の支払明細情報を選択して指定すること、を特徴とする
    代金回収システム。
  2. 【請求項2】 前記支払請求データは、金融機関によっ
    て運用される決済業務運用コンピュータ・センターか
    ら、インターネットを利用して、前記購買者に提供され
    ることを特徴とする請求項1の代金回収システム。
  3. 【請求項3】 前記支払処理によって、前記購買者の支
    払口座から前記販売者の入金口座への資金移動処理が完
    了した後、決済結果のデータは、前記決済業務運用コン
    ピュータ・センターから、インターネットを利用して、
    支払確認のために前記購買者に提供されることを特徴と
    する請求項1または2の代金回収システム。
  4. 【請求項4】 前記決済結果のデータは、前記複数の支
    払明細情報のうち支払いの選択および指示を行った明細
    が支払済であることを確認するためのデータを含むこと
    を特徴とする請求項1ないし3のいずれかの代金回収シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記決済結果のデータは、前記複数の支
    払明細情報のうち支払いの選択および指示を行った明細
    が未支払であることを確認するためのデータを含むこと
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかの代金回収シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 前記支払処理によって、前記購買者の支
    払口座から前記販売者の入金口座への資金移動処理が完
    了した後、決済結果のデータは、前記決済業務運用コン
    ピュータ・センターから、インターネットを利用して、
    入金確認のために前記販売者に提供されることを特徴と
    する請求項1ないし5のいずれかの代金回収システム。
  7. 【請求項7】 前記購買者の支払口座から前記販売者の
    入金口座への資金移動処理が、銀行間決済ネットワーク
    を利用して行われることを特徴とする請求項3ないし6
    のいずれかの代金回収システム。
JP2000223329A 2000-07-25 2000-07-25 支払明細情報を提供可能な代金回収システム Pending JP2002042038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000223329A JP2002042038A (ja) 2000-07-25 2000-07-25 支払明細情報を提供可能な代金回収システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000223329A JP2002042038A (ja) 2000-07-25 2000-07-25 支払明細情報を提供可能な代金回収システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002042038A true JP2002042038A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18717441

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000223329A Pending JP2002042038A (ja) 2000-07-25 2000-07-25 支払明細情報を提供可能な代金回収システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002042038A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018501593A (ja) * 2014-12-18 2018-01-18 イプコ 2012 リミテッドIpco 2012 Limited 電子トランザクション要求を処理するための装置、システム、方法及びコンピュータプログラム製品
US10708213B2 (en) 2014-12-18 2020-07-07 Ipco 2012 Limited Interface, method and computer program product for controlling the transfer of electronic messages
US10963882B2 (en) 2014-12-18 2021-03-30 Ipco 2012 Limited System and server for receiving transaction requests
US10997568B2 (en) 2014-12-18 2021-05-04 Ipco 2012 Limited System, method and computer program product for receiving electronic messages

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018501593A (ja) * 2014-12-18 2018-01-18 イプコ 2012 リミテッドIpco 2012 Limited 電子トランザクション要求を処理するための装置、システム、方法及びコンピュータプログラム製品
US10708213B2 (en) 2014-12-18 2020-07-07 Ipco 2012 Limited Interface, method and computer program product for controlling the transfer of electronic messages
US10963882B2 (en) 2014-12-18 2021-03-30 Ipco 2012 Limited System and server for receiving transaction requests
US10997568B2 (en) 2014-12-18 2021-05-04 Ipco 2012 Limited System, method and computer program product for receiving electronic messages
US10999235B2 (en) 2014-12-18 2021-05-04 Ipco 2012 Limited Interface, method and computer program product for controlling the transfer of electronic messages
US11080690B2 (en) 2014-12-18 2021-08-03 Ipco 2012 Limited Device, system, method and computer program product for processing electronic transaction requests
US11521212B2 (en) 2014-12-18 2022-12-06 Ipco 2012 Limited System and server for receiving transaction requests
US11665124B2 (en) 2014-12-18 2023-05-30 Ipco 2012 Limited Interface, method and computer program product for controlling the transfer of electronic messages

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040181493A1 (en) Method and system for real-time transactional information processing
EP0949596A2 (en) Method and system to perform electronic value exchange and settlement among heterogeneous payment schemes with heterogeneous currencies
JP2001142982A (ja) 電子商取引システム及び電子商取引方法
JP2002203020A (ja) 貴金属類の定額購入システム
JPH09311891A (ja) 通貨の自動交換支払装置
US7103571B2 (en) Electronic settlement system using prepaid type electronic money
US7783537B1 (en) Method and apparatus for conditional payment to a seller
JP2018081342A (ja) 資金プール装置、ネットショップ決済方法およびネットショップ決済システム
JP2002169964A (ja) 預貯金口座管理装置、預貯金口座管理方法及び預貯金口座管理プログラムを記憶したコンピュータに読み取り可能な記憶媒体
JP2002042038A (ja) 支払明細情報を提供可能な代金回収システム
JP4583163B2 (ja) 情報管理方法、情報管理システム、情報管理プログラム
WO2001016822A1 (fr) Procede et dispositif de commerce electronique de biens
KR20010095857A (ko) 전자상거래에서의 판매 및 구매지원 금융시스템
KR20010038189A (ko) 인터넷 수퍼마켓 시스템
KR20180069647A (ko) 전자거래 시스템 및 방법
JPH07121621A (ja) クレジット販売システムおよび該システムを用いたクレジットカード発行方法
JP2005284381A (ja) 業務取引処理システム
JP2001306810A (ja) 自動ローンサービス機能を持つオンライン証券取引システム
KR20030044528A (ko) 피씨방을 이용한 네트워크 쇼핑몰 구축시스템 및 이를통한 전자상거래방법
KR20030050147A (ko) 구매 전용 카드를 이용한 결제 방법 및 시스템
KR100959474B1 (ko) 투자 금액에 따라 상품의 가격을 변동시키는 상품 거래시스템 및, 그 시스템에 사용되는 상품 거래 서버와 그제어방법
KR20010090905A (ko) 이종 쇼핑몰간 통합결제 방법을 이용한 쇼핑몰 구성방법
JP2002140645A (ja) 電子決済管理システムおよび電子決済管理方法
JP2003099635A (ja) 保証限度内即時的電子取引の方法
JP3071630U (ja) 電子商取引機能を有する基幹業務制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050726

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051027