JP4583163B2 - 情報管理方法、情報管理システム、情報管理プログラム - Google Patents

情報管理方法、情報管理システム、情報管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、商品の代金融資及び決済についての情報を管理する技術に関する。
従来より、インターネット等の通信回線を介して商品(中古商品も含む)の売買を行うシステムがある。売買の種類としては、商品取扱店(販売店,業者)との売買,個人間での売買,オークションによる売買等がある。
また、通信回線を介した商品の売買は、売主と買主との間で商品の品質情報や売主/買
主についての情報をやり取りした上で行われる場合が多い(例えば、特許文献1参照)。
これにより、売主と買主とが互いに信用を供与することになり、これに基づいて取引が行われる。
特開2002−109283号公報
ところで、通信回線を介して商品の売買を行うシステムでは、売主及び買主が口座情報をシステムに登録し、各口座において代金決済することが一般に行われている。
さらに、商品が車輌(中古車輌も含む)等の高額商品の場合、買主に代金の融資を行う決済機関(金融機関や保障会社等)がシステムに介入する場合も少なくない。
ところが、すべての融資金がスムーズに返済されるとは限らないため、決済機関は融資に関してリスクを負うことになる。
そのため、決済機関は、健全経営を実現するために、買主に対する与信限度額を相対的に低くしなければならなかった。十分な融資金を得ることができなかった買主は、代金の支払の目処が立たず商品購入を諦めてしまう畏れもあった。
そこで、本発明は、物件(商品)の販売取引の段階に応じて売買取引に関する情報を個別に管理することができる方法、システム、プログラムを提供することを課題とする。
本発明は、上記事項に鑑みてなされたものであり、すなわち本発明は売買取引に関する情報を管理する情報管理方法であって、物件の売買取引情報を管理する売買情報管理サーバと、売買情報管理サーバを介して物件の購入処理を実行する売買者側端末と、物件の売買取引により発生した代金を決済する決済機関サーバと、物件の属性情報を管理する情報管理サーバとがネットワークを介して接続され、情報管理サーバが、売買情報管理サーバから売買取引情報(落札情報)を受信するステップと、売買者側端末からの要求を受け決済機関サーバに融資依頼情報を送信するステップと、売買情報管理サーバから物件の属性情報を受信するステップと、受信した属性情報を記憶手段に格納するステップとを実行することを特徴とする。
この売買者は、車輌の販売や買取を行っている業者,一般の消費(購入)者,車輌取り扱いの仲介業者,オークションでの落札者又は出品者等、車輌の販売・出品と購入・落札とを同時に行うものであってもよいし、これらを別々に行う者であってもよいとする。
また、本発明における物件は特に限定されないが、比較的高額な品物、例えば、住宅(中古住宅含む)や車輌(中古車輌も含む)等の物件に適用する場合、特に顕著な効果を奏する。なぜなら、高額な品物となればなるほど、決済機関からの融資金が必要となるためである。
また、物件の属性情報には、物件についての情報(物件の種類や取引価格等)や売買情報管理サーバで管理される物件の売買取引に関する情報や物件に関する情報等が含まれる。この物件の属性情報は物件の物権情報とすると好ましい。なぜなら、物件の購入者(売買者)が物件を担保として決済機関から融資を受けた場合、情報管理サーバが購入者の支払状況に応じて物件の所有権情報を管理することができるためである。つまり、支払が滞っている購入者に対しては所有権情報が提供されないことになる。これにより、購入者の支払意欲を向上させることになり、これは結果的に決済機関における融資リスクを軽減することにつながる。
また、融資リスクの軽減に伴い、決済機関は、売買者に対する与信限度額を高く設定することもでき、購入者(売買者)の物件購入意欲を高めることができる。
さらに、本発明に係る売買者側端末は、代金が返済されたことを情報管理サーバに通知し、これを受けて情報管理サーバは、物件に関する情報を売買者側端末に送信するステップを含んだ構成としても好適である。
つまり、代金の返済が行われない限り、売買者(購入者)が購入した物件が売買者の所有となることがない。これにより、売買者は、物件を自分の所有にしようとする意欲がわき、融資金の返済率を向上させることが期待できる。尚、情報管理サーバから所有権情報が提供される条件としての代金の返済は、完済でもよいし、全体の何割かの支払でもよい。
さらに、本発明の情報管理方法では、売買情報管理サーバが物件の競売情報を管理するオークションサーバである場合、売買者側端末は、オークションで物件を落札する落札者側の端末として機能し、この落札者側の端末(落札者側端末)はネットワークを介してオークションサーバに接続され、情報管理サーバが、落札者の与信情報をオークションサーバに提供するステップと、落札者側の端末からその落札者の与信情報の閲覧要求を受信するステップと、閲覧要求に応じて与信情報を落札者側の端末に送信するステップとを実行することを特徴とする。
与信情報には、売買者の決済機関による与信額の情報が含まれる。これにより、オークションの開催者は、与信限度額を超えて物件を購入(落札)した売買者(落札者)や、極端に与信限度額の低い売買者(落札者)による購入(落札)は受け付けないというような規定を設けることができる。この規定を設けることにより、資本(資金)のない売買者(落札者)はオークションに参加することができなくなるが、その反面、売買者(落札者)に融資を行う銀行等の金融機関(決済機関)の融資リスクを低減させることができる。
また、本発明に係る売買情報管理サーバは、オークションサーバではなく、物件の売買を行う業者(販売店、買取店等)側又は一般のエンドユーザの端末(業者側端末、エンドユーザ端末)としてもよい。
これにより、売買市場の範囲を広げることができるため、売買者による商品(物件)の流通を促進させることができ、経済的な効果も期待できる。
また、本発明は、ネットワークを介して、物件の売買取引情報場を管理する売買情報管理サーバと、売買情報管理サーバを介して物件の購入処理を実行する売買者側端末と、物件の売買取引により発生した代金を決済する決済機関サーバと、物件の属性情報を管理する情報管理サーバとが接続され、情報管理サーバは、売買情報管理サーバから売買取引に関する情報を受信する受信手段と、売買者側端末からの要求を受け決済機関サーバに融資依頼情報を送信する送信手段と、売買情報管理サーバから物件の属性情報を受信する物件情報受信手段と、受信した物件の属性情報を格納する記憶手段とを備えることを特徴とする情報管理システムである。
さらに、本発明は、売買取引に関する情報を管理するプログラムであり、物件の売買取引情報市場を管理する売買情報管理サーバと、売買情報管理サーバを介して物件の購入処理を実行する売買者側端末と、物件の売買取引により発生した代金を決済する決済機関サーバと、物件の属性情報を管理する情報管理サーバとがネットワークを介して接続され、情報管理サーバが、売買情報管理サーバから売買取引に関する情報を受信するステップと、売買者側端末からの要求を受け決済機関サーバに融資依頼情報を送信するステップと、売買情報管理サーバから物件の属性情報を受信するステップと、受信した属性情報を記憶手段に格納するステップとを実行可能とする。
本発明によれば、物件(商品)の販売取引の段階に応じて売買取引に関する情報を個別に管理することができる方法、システム、プログラムを提供することが可能となる。
以下、本実施形態の情報管理システム、情報管理方法、情報管理プログラムについて図面を参照し説明する。尚、本実施形態では、商品を車輌(中古車輌も含む)として説明するが、本発明での商品はこれに限るものではない。
<システム概要>
図1に示すように、本実施形態の情報管理システム1は、車輌のオークション取引情報を管理するオークションサーバ(売買情報管理サーバ)2と、オークションサーバ2を介して車輌の落札(購入)処理を実行する売買者側端末3と、オークションでの落札より発生した代金(落札代金)を決済する決済機関サーバ4と、車輌の属性情報を管理する情報管理サーバ5と、車輌の売買を行う業者側の端末(業者側端末)6と、一般のエンドユーザ端末(エンドユーザ端末)7とがインターネット(ネットワーク)8を解して接続されている。
本実施形態に係る売買者は、本システムを利用するために会員登録制となっている。加えて、登録制であり、以下の説明では、売買者は車輌の売買を行う販売業者であり、オークションにて車輌を落札する落札者であり、業者やエンドユーザから車輌を買い取る購入者であり、且つまたオークションに車輌を出品する出品者(売却者)にもなる。また、決済機関は、銀行や信販会社等の金融機関であるとする。
また、情報管理サーバ5は、オークション会場に落札金(代金)の振込みを決済機関サーバ4に指示する決済仲介サーバ9と、車輌の所有権情報(物件の物権情報)を管理する担保書類管理サーバ10とを有している。つまり、情報管理サーバ5は、それ以外の情報の管理、例えば、オークション会場での落札情報や落札者に関する情報や、車輌に関する情報といった物件の属性情報を管理する。
また、本システム1は、売買者が車輌オークションで車輌を落札し、その落札金額(車輌の代金)の融資を、情報管理サーバ5を介して決済機関に依頼する。その際、落札した
車輌の所有権情報が情報管理サーバ5に留保される。
尚、情報管理サーバ5は売買者(落札者)が融資金を完済したときに所有権情報を売買者に提供する処理を実行する。つまり、融資金の完済まで所有権を売買者に移転させないということになる。融資金を完済して初めて売買者は落札(購入)した車輌の所有者となることができる。
以上が、本システム1の大まかな概要である。
<ハードウェア構成>
次に、本実施形態の情報管理システム1のハードウェア構成について説明する。
まず、情報管理サーバ5のハードウェア構成について説明する。尚、本実施形態に係る決済仲介サーバ9及び担保書類管理サーバ10は、情報管理サーバ5が有するデータベースの内容以外は同じ構成であるため、同一部分についての説明は割愛する。
図2に示すように、本実施形態の情報管理サーバ5は、サーバ5全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)20と、メインメモリ(MM)21とからなる演算処理
部22を有する。この演算処理部22が各種アプリケーションプログラムに基づきアプリケーションを実行する。
また、情報管理サーバ5は、各種データやプログラムを格納するハードディスク(格納手段)23を有している。ハードディスク23内には、後述するが各種のデータベースが構築されている。
また、ハードディスク23には、情報管理サーバ5が正常に起動するために必要なオペレーティングシステム(OS)24と、一般に用いられる他のアプリケーションプログラム25と、本システム1を実現するために作成されたコンピュータで実行可能な情報管理プログラム26とがインストールされている。尚、アプリケーションプログラム25内に格納されたアプリケーションソフトは、それぞれの端末に対応する各種のソフトを含んでいる。
さらに、情報管理サーバ5には、各種情報や条件を入力するキーボード/マウス27と、入出力された情報を画面上に表示するディスプレイ(表示装置(出力手段))28と、情報を紙面として出力するプリンター(出力手段)29と、本サーバ2をインターネットを介して外部と接続させるための通信インターフェース30とが設けられている。上述したこれらの各装置は、すべてバス31で接続されている。
尚、本実施形態では、決済仲介サーバ9が有する通信インターフェースが、オークションサーバ2から送信された落札情報(売買取引に関する情報)を受信する受信手段であり、且つ決済機関サーバ4に融資依頼を送信する送信手段となる。また、本実施形態では、担保書類管理サーバ10が有する通信インターフェースが、落札が決定した車輌の所有権情報を受信する物件情報受信手段となる。
ここで、情報管理サーバ5,決済仲介サーバ9,担保書類管理サーバ10の各データベースについて説明する(いずれも不図示)。
情報管理サーバ5のハードディスク23内には、登録者属性データベースと、オークションデータベースとが設けられている(何れも不図示)。
登録者属性データベースには、会員の氏名,住所,オークション会場毎のPOS番号,融資限度額,適応金利,金融機関口座情報等のテーブルが格納されている。
また、オークションデータベースには、オークション会場名,住所,落札金の振込先情報,出品車輌代金入金期限情報,出品車輌書類発送期限情報,落札車輌代金支払い期限情報,落札車輌書類到着期限情報,名義変更期限情報等のテーブルが格納されている。尚、その他にも、情報管理サーバ5は、車種・型式・車体番号等を格納する管理車輌データベースと、車検証・譲渡証・委任状・住民票及び書類の発送日時の期限管理情報等を格納する管理書類データベースと、融資実行日情報・返済期限日時情報・車輌金額情報・手数料情報等のデータを格納する代金管理データベースとを有している(何れも不図示)。
また、決済仲介サーバ9のハードディスク内には、振込データベースと、預金口座振替データベースとが構築されている(何れも不図示)。この振込データベースには、振込依頼人の情報(氏名や住所等),情報管理会社口座情報,受取人情報,振込先金融機関口座情報,顧客コード等の振込依頼の明細情報,処理結果の明細情報とが格納されている。
また、預金口座振替データベースには、振替依頼の明細情報と処理結果の明細情報とが格納されている。尚、決済仲介サーバ9は、その他に、口座残高データベースと利息徴収不能情報データベースとを有している(何れも不図示)。
さらに、担保書類管理サーバ10のハードディスク内には、成約データベースと入金確認データベースと、書類発送管理データベースとが構築されている(何れも不図示)。この成約データベースは、出品オークション会場名,オークション開催日時情報,出品番号情報が車輌毎に関連づけられて格納されている。
また、書類発送管理データベース内には、書類の発送先情報・発送日時等情報等が格納されており、借入金が返済され、入金確認データベースが入金状態に更新されると書類発送管理データベースのテーブルに新規に車両用管理項目が追加される。加えて、書類情報データベースには、車検証,自賠責保険証,印鑑証明,譲渡証等の保管状態の情報と、各書類の有効期限及び名義変更の期限データ情報とが格納されている。
以上が、本実施形態に係る情報管理サーバ5,決済仲介サーバ9,担保書類管理サーバ10のハードウェア構成である。
尚、本システム1には、この他にオークションサーバ2,売買者側端末3,決済機関サーバ4,業者側端末6,エンドユーザ端末7の各端末(サーバ)があるが、これらの端末のハードウェア構成は、上述した情報管理サーバ5のハードウェア構成と基本的な構成は同じであるため説明を省略する。
次に、本実施形態の情報管理システム1の動作について説明する。
本実施形態の情報管理システム1は、図1に示すように、複数の機関(情報管理会社,オークション会場,決済機関,売買者,エンドユーザ,業者)の相互の関係により実現されている。そこで、本システム1の代表的な動作について項目立てて詳説する。尚、以下の説明では、処理が複数のサーバ(端末)にまたがるため、各処理の説明を一つの流れとして時系列に説明する。
1)オークションからの落札→支払→書類管理
まず、売買者がオークションを利用して車輌を購入し、その代金の支払から書類管理までを説明する。そのため、1)の説明中では、売買者を落札者と称して説明する。
図aに、情報管理サーバ5,決済仲介サーバ9,担保書類管理サーバ10,落札オークションサーバ2,売買者側端末(以下、落札者端末)3,決済機関サーバ4の処理フロー
を示す。
初めに、売買者(購入者)は、本システム1を利用する前にオークションにおける自らの利用可能限度額を落札者側端末3から確認することができる。落札者側端末3から情報管理サーバ5に利用可能限度額の参照を要求すると図4に示す画面Aが落札者側端末3のディスプレイに表示される。画面Aには、各金融機関(ファイナンス,ファイナンス2)における、落札者の現在の利用可能限度額が表示される。その他には、複数のメニューアイコンが設けられている。メニューアイコンには、計算書の参照を行うための「計算書参照」アイコン40と、管理車輌の一覧を行うための「管理車輌一覧」のアイコン41と、登録情報を閲覧するためのアイコン42と、その他のアイコン(利用規約を出力するアイコン,用紙をダウンロードさせるためのアイコン,利用手引きを出力するためのアイコン,問い合わせのアイコン,Q&Aのアイコン)とが表示されている。
「管理車輌一覧」のアイコン41を選択すると、図5に示す画面Bにリンクする。画面Bには、情報管理サーバ5で管理されている車輌についての情報が表示されている。表示される情報には、仕入先,オークションの開始日,オークションの開催回数,出品番号,車名,年式,型式,車台番号,名義変更期限,書類期限,請求額,返済期限,在庫日数,返済期限までの日数という情報が含まれている。
また、図5中の管理車輌一覧中の管理車輌の出品番号や車台番号等には、より詳細な情報を表示したページへのリンクが張ってある。図6にその詳細情報の画面Cを示す。画面Cには、一件の管理車輌についての詳細情報が表示されている。詳細情報には、上記した画面Bに表示された情報に加え、対象となる車輌のグレード,排気量,類別,登録番号,書類有効期限,書類到着日,所有権情報となり得る各種書類の有無,それらの書類の有効期限が含まれている。尚、各種書類には、車検証,自賠責保険証,印鑑証明,委任状,譲渡証,抹消謄本,自賠責譲渡証,住民票,住民除票,謄本・抄本・附票,整備手帳,点検記録簿等が含まれる。
また、落札者(売買者)が、図4に示す画面A中の「自社登録情報」のアイコン42を選択すると、図7に示す画面Dにリンクする。画面Dには、売買者側の登録事項が表示されている。この登録事項には、売買者が利用する落札/出品オークション会場の情報(会場名,POS番号),利用する決済機関に関する情報(金利,振替方法,口座番号,事務委託料,手数料,差益額振込,借入金返済)が含まれる。
尚、上記した画面B,Cには、落札者の利用可能限度額が表示されている。そのため、落札者は、図4に示す画面Aから決済機関における利用可能限度額を確認し、オークションに臨む。
まず、落札者が落札者側端末3から落札オークションサーバ2にアクセスし、落札を希望する車輌に対して入札を行う(S01)。入札に対する応札がなく落札者が決定すると、落札オークションサーバ2は落札を決定し(S02)、落札車輌についての計算書情報を情報管理サーバ5に送信する(S03)。ここでの計算書情報には、落札価格や落札した車輌に関する情報(車検証情報,車輌情報等)を含む。
計算書情報を受信した(S06)情報管理サーバ5は、計算書情報中の落札金額(落札金額(代金)の総額)と落札者(落札者)の利用限度額を比較する(S07)。この比較結果は、落札者側端末3に送信され、落札者端末3のディスプレイには図8に示すような画面E(日次計算書)が表示される。この画面Eには、落札者の与信情報(利用可能限度額等)と、落札した車輌についての情報(出品番号,車種,車台番号,年式,請求額(落札金額,自動車税,出品料,成約料),支払額(成約金額,自動車税)等)とが表示されている。この画面Eを閲覧することにより、落札者は落札内容の詳細を知る、又は確認す
ることができる。
次に、決済仲介サーバ9は、落札者毎の管理車輌データベース のデータを加味して融資額及び返済期限の設定を行う(S08)。これらの情報に基づき、決済仲介サーバ9は、振替依頼データ及び振込依頼データを作成する(S09)。
このとき、決済仲介サーバ9は、落札者毎の利用明細データの作成処理も実行する(S10)。また、決済仲介サーバ9は、作成した利用明細データを落札者側端末3に送信する。これを受信した(S11)落札者側端末3は、ディスプレイに図9に示す画面Fを表示する。この画面Fには、返済期限,返済額,差額,融資の対象となった車輌(落札した車輌)に関する情報が表示されている。尚、この画面Fは、印刷して明細書として利用することができるため、画面F中には印刷を指示するアイコンも表示されている。
また、決済仲介サーバ9は、ステップ09で作成した振替依頼データ及び振込依頼データを決済機関サーバ4にも送信する(S12)。
すると、決済機関サーバ4は、落札者の当座貸越口座から情報管理会社の口座に、落札金額を振り替え、さらに、落札オークション会場側の指定する口座へ入金(完済)する(S13)。このとき、決済仲介サーバ9で作成された利用明細書データも落札オークションサーバ2に送信する。
入金及びこれらのデータを受信すると、落札オークションサーバ2は、入金額と利用明細書データ中の(落札)金額とが一致しているか否か判断する(S14)。
そして、金額が一致している場合、落札オークションサーバ2は、車輌の購入に必要とされる譲渡書類情報(所有権情報も含む)データを担保書類管理サーバ10及び情報管理サーバ5に送信する(S15)。あわせて、落札オークション会場(又は主催者)は、落札者が落札した車輌の譲渡書類を発送する。尚、ここでの譲渡書類情報データには、車検証,自賠責保険証,印鑑証明,委任状,譲渡証,住民票,住民除票,謄・抄本・附票,納税証明書,抹消謄本,自賠責譲渡証,整備手帳,記録簿、及びこれらの有効期限情報を含む。
そして、譲渡書類情報データを受信した情報管理サーバ5は、管理車輌データベースに受信した譲渡書類情報データを管理車輌データベースに取り込み管理車輌のデータを更新する(S16)。あわせて、このとき譲渡書類の書面を実際に管理する書庫の棚番号を採番し管理する。
また、ステップ16で情報管理サーバ5に未着分のデータがある場合には、データ未着手であるフラグを立て該当するデータのステータスを管理する(S17)。
一方、担保書類管理サーバ10は、受信した譲渡書類情報データに含まれた各書類の有効期限が過ぎていないかチェックする(S18)。尚、情報管理会社では、書面で受け取った譲渡書類の有効期限をチェックする。
ステップ18で有効期限が迫っている書類があった場合、落札した車輌の代金返済期限を繰り上げなければならないものをピックアップし、繰上げ返済が必要であることを管理車輌データベースに反映する(S19)。
そして、情報管理サーバ5は、落札者側端末(又はインターネット接続可能な携帯電話機等)に返済期限を変更した車輌を通知する(S20)。
以上が、落札者が本システム1を利用し、オークションにて車輌を購入するパターンである。
このように、本システム1によれば、落札者の支払の度合いに応じて所有権情報を個別に管理することができるため、落札者がオークション会場で落札した車輌を担保として決済機関から融資を受けると情報管理サーバ5がその車輌の譲渡書類データを管理することができる。すなわち、落札者が代金を返済し終わるまで、情報管理会社が車輌の所有権を留保することになる。これにより、情報管理会社は決済機関の融資リスクを軽減することができる。
また、それに伴い、決済機関は、落札者に対する融資金の与信限度額を高く設定することもできるようになるため、落札者の商品(車輌)の購入意欲を高めることができる。
さらに、代金の返済(完済)が行われない限り、落札者が落札(購入)した車輌が落札者の所有となることがない。これにより、落札者は、落札した車輌を自分の所有にしようとする意欲がわき、落札代金(融資金)の返済率を向上させることが期待できる。
これにより、オークションの開催者は、与信限度額を超えて物件を購入(落札)した落札者や、極端に与信限度額の低い落札者による購入(落札)は受け付けないというような規定を設けることができる。この規定を設けることにより、資本(資金)のない落札者はオークションに参加することができなくなるが、その反面、落札者に融資を行う金融機関(決済機関)の融資リスクを低減させることができる。
2)エンドユーザからの車輌買取→書類管理→支払い
次に、売買者が、オークションではなく、一般のエンドユーザ(車輌販売業者や車輌取扱業者ではない)から車輌を購入する場合について説明する。そこで、この2)の説明中では、売買者を購入者と称して説明する。
図10に、情報管理サーバ5,決済仲介サーバ9,担保書類管理サーバ10,エンドユーザ端末7,売買者側端末(以下購入者側端末と称す)3,決済機関サーバ4の処理フローを示す。
まず、エンドユーザは、端末7から購入者側端末3に車輌の買取査定を依頼する(S100)。依頼を受け付けた購入者側端末3では、エンドユーザから提供された車輌の査定処理を実行する(S101)。
次に、購入者側端末3からは、その車輌の査定情報と融資希望金額を情報管理サーバ5に送信する(S102)。これらのデータを受信した情報管理サーバ5は、それらのデータを取り込む(S103)。尚、このとき、購入者は情報管理会社に車検証をファックスする。
また、情報管理サーバ5は、オークション相場データベース中に格納された、その車輌のオークションにおける相場価格と、購入者側端末3から受信した査定車輌情報とを比較(マッチング)処理を実行する(S104)。
次に、決済仲介サーバ9は、購入者の利用可能額を与信データベースから抽出する(S105)。
そして、決済仲介サーバ9は、算出した融資額に承認するか否かと融資化の名上限額とを購入者側端末3に送信する(S106)。ここで、購入者が融資額に承認しなかった場
合、ステップ102に戻って再度希望融資金額を設定しなおす。
一方、ステップ06で購入者が融資金額を承認した場合、購入希望の車輌についての譲渡書類情報データを担保情報管理サーバ10に送信する(S107)。尚、これと同時に譲渡書類を書面にて情報管理会社に送付する。
そして、情報管理サーバ5は、購入者側端末3から送信された譲渡書類情報データを管理車輌データベースに組み込み、データベースを更新する。加えて、書面の譲渡書類が到着すると、情報管理会社は、購入者側端末3から送信された譲渡書類情報データと書面で送付された譲渡書類との内容の一致を確認する。その後、担保書類管理サーバ10は、当該書類を実際に保管する書庫の棚番号を採番し保管する(S108)。尚、このとき、書類が到着したという情報を管理車輌データベースに格納されたデータに上書き処理する(S109)。
また、融資額が確定し、返済期限を算出すると、情報管理サーバ5は、購入者ごとの管理車輌データベースにこれらの情報を加えデータベースを更新する(S110)。
すると、これらの情報に基づき、決済仲介サーバ9は、振替依頼データ及び振込依頼データを作成する(S111)。
このとき、決済仲介サーバ9は、購入者毎の利用明細データの作成処理も実行する(S112)。また、決済仲介サーバ9は、作成した利用明細データを購入者側端末3に送信する。これを受信した(S113)購入者側端末は、ディスプレイに図9に示す画面Fを表示する。
また、決済仲介サーバ9は、ステップ111で作成した振替依頼データ及び振込依頼データを決済機関サーバ4にも送信する(S114)。
すると、決済機関サーバ4は、購入者の当座貸越口座から情報管理会社の口座に融資金(車輌代金)を振り替える(S115)。
さらに、決済機関サーバ4は、購入者が指定する口座へ融資金を入金する(S115)。このとき、決済仲介サーバ9で作成された利用明細書データが購入者側端末3に送信されるようにしてもよい。そして、購入者は、入金された融資金をエンドユーザに支払い車輌を購入することになる。
以上が、購入者がエンドユーザから車輌を買い取る場合のフローの説明である。
このように、購入者が車輌を買い取る対象が一般のエンドユーザであることにより、売買市場の範囲を広げることができる。そのため、購入者及び売却者による車輌の流通を促進させることができ、経済的な効果も期待できる。尚、本説明2)中では、購入者の購入先(取引相手)をエンドユーザとしたが、車輌の販売を行っている販売業者としてもよい。
3)借入金返済の流れ
次に、オークションへの出品→書類発送→借入金(融資金)返済という流れについて詳説する。そこで、この3)の説明中では、売買者を出品者と称して説明し、さらにオークションサーバ2は出品オークションサーバ2として説明する。また、3)の説明は、出品者が、あるオークション会場(落札オークション会場)で落札した車輌の代金を入金する前に、その車輌を別のオークション会場で出品した場合、又は同じオークション会場で落札と出品を行った場合の説明である。
図11に、情報管理サーバ5,決済仲介サーバ9,担保書類管理サーバ10,売買者側端末(以下、出品者側端末と称す)3,決済機関サーバ4,出品オークションサーバ2の処理フローを示す。
まず、出品者が出品オークション会場に車輌を出品する。出品された車輌が落札されると、出品オークションサーバ2は、落札により成約が決定した車輌の計算書情報を情報管理サーバ5に送信する(S200)。このとき、出品オークション会場からは、書面の計算書が情報管理会社に送付される。
そして、情報管理サーバ5は、計算書情報を受信する(S201)と、管理車輌データベースの更新処理を実行する(S202)。ここでデータベースを更新することにより、出品者は、自らが出品した出品商品(車輌)の情報や本日の利用可能額等を出品者側端末3から参照することができる。
また、情報管理サーバ5は、出品の後落札された車輌(つまり成約車輌)の情報を管理しているか否かを判断する(S203)。さらに、情報管理サーバ5は、書類発送指示のデータを作成する(S204)。
ステップ203で、成約車輌の情報が管理されていないと判断された場合、情報管理サーバ5は、成約車輌に関する譲渡書類の発送を出品者側端末3に要求する(S205)。
さらに、情報管理サーバ5は、成約車輌が落札された前オークション会場から、その成約車輌に関する譲渡書類が届いているか否かをチェックする(S206)。ここで、届いていないと判断した場合には、落札オークション会場側のサーバに書類送付の要求指示を送信する。
そして、情報管理会社は、落札オークション会場より届いた書類から順に出品オークション会場に送付する。尚、発送した書類は、画面(不図示)上から発送済みである発送済みのフラグを立てる(S207)。加えて、発送済みの書類について管理車輌データベースを更新する(S208)。これにより、出品者は最新の情報を自分の端末から確認することができる。
そして、出品オークション会場にすべての譲渡書類が到着すると、出品オークションサーバ2は、情報管理会社の口座に成約車輌の車輌代金を振り込む(代金の立替)と共に決済機関サーバ4に明細データを送信する(S209)。
また、決済機関サーバ4は、出品オークション会場からの入金があったことを決済仲介サーバ9に通知する(S210)。さらに、この入金の通知は決済仲介サーバ9から情報管理サーバ5へと送信される。
そして、入金の通知を受信した情報管理サーバ5は、管理車輌毎の入金の引当てに伴い管理車輌データベースを更新する(S211)。これにより、出品者は、自己の利用可能限度,利用状況,支払状況等の最新情報を出品者側端末3から閲覧することができる。
また、決済仲介サーバ9は、車輌一台毎の差益を演算し(S212)、当月中の出品者毎の差益額のデータを管理する(S213)。
さらに、決済仲介サーバ9は入金額の振替依頼データを作成し、決済機関サーバ4に送信する(S214)。これを受けて、決済機関サーバ4は、情報管理会社の口座から出品
者の当座貸越口座に入金額を振替える処理を実行する(S215)。
以上が、本システム1における借入金を返済する過程である。
このように、本システム1では、成約車輌代金返済を購入者を介さずに情報管理会社が返済の振込代行を行うため、金融機関に対して債権保全の援助を行うことができる。そして、成約車輌の書類の発送管理を行うことにより、購入者に対してオークション落札車輌の書類発送期限を越えることによるペナルティーの発生リスクを減らすことが可能となる。
4)返済→書類発送の流れ
次に、落札者又は購入者(売買者)が決済機関から融資された融資金(代金)の返済から、書類が購入者に発送されるまでの流れについて説明する。
図12に、購入者側端末3又は落札者側端末3,情報管理サーバ5,決済仲介サーバ9,担保情報管理サーバ10,決済機関サーバ4における処理フローを示す。
まず、購入者側端末3又は落札者側端末3から書類の発送依頼を送信する(S300)。情報管理サーバ5がこの依頼を受信する(S301)。依頼の受信を受けて、決済仲介サーバ9は購入者又は落札者からの入金待ちのフラグを設定する(S302)。
そして、購入者側端末3又は落札者側端末3から情報管理会社の口座に返済金が送金される(S303)と、決済機関サーバ4は入金があったことを決済仲介サーバ9に通知する(S304)。
これを受けて決済仲介サーバ9は、入金の引当処理を実行し(S305)、購入者又は落札者の当座貸越口座に返済額を振替えることを決済機関サーバ4に要求するデータを作成し決済機関サーバ4に送信する(S306)。これを受けて、決済機関サーバ4は、購入者又は落札者の当座貸越口座に返済額を振替える(S307)。
また、担保情報管理サーバ10は、落札又は出品オークションサーバ2に譲渡書類の発送を指示するデータを作成する(S308)。尚、このとき担保情報管理サーバ10では、書類が正しく発送されているか否かのチェックが行われる(書類の在庫チェック)。加えて、担保情報管理サーバ10は、発送可能な書類の納品伝票及び書類の配送に要する送り状を印刷出力する(S309)。
そして、印刷出力した送り状をオペレータが送付書類一式に貼付し送付する。書類の送付後、オペレータによる担保情報管理サーバ10の画面から書類が発送されたことの入力を受け付ける(S310)。
以上が本システム1における返済から書類送付までの流れである。
このように、購入者から車輌代金返済に対する債権及び入金管理を行うことにより債権保全の効果があり、並びに入金確認後の担保書類発送管理により担保書類の発送漏れのリスクを軽減することができる。
5)その他(随時処理)
本システム1で名義変更を行うためには、出品オークション会場側から情報管理会社に名義変更終了後の車検証を送付(又はファックス)する。ここで、情報管理サーバ5は、オペレータにより対象となる車輌の名義が変更されたことが入力されると管理車輌データベースの更新を行う。
さらに、情報管理会社は、名義変更が終了した後の車検証のコピーを落札オークション会場側に送付(又はファックス)する。
また、本システム1は、売買者(購入者,落札者,出品者)の還付金の支払い機能も有している。まず、落札オークション会場及び出品オークション会場から情報管理会社に、購買者の自税還付金明細書がファックスされる。
次に、落札オークション会場側及び出品オークション会場側から自動還付金が決済機関に開設された情報管理会社の口座に振り込まれる。決済機関サーバ4は、還付金の入金があったことを決済仲介サーバ9に通知する。これを受けて、決済仲介サーバ9は、売買者の当座口座に入金された還付金を振り替えるよう決済機関サーバ4に通知する。
以上が、本システム1を利用した売買者の還付金返済の過程である。尚、5)で説明した処理は、随時実行可能な処理であり要求に応じて行われる。
このように、情報管理会社が、売買者に代行してオークション落札車輌の預かり自税管理を行うことで、売買者の業務を軽減することができる。
本実施形態の情報管理システムのシステム概念を示す図である。 本実施形態に係る情報管理サーバのハードウェア構成を示す図である。 本実施形態の情報管理システムによる処理フローである。 本実施形態における画面Aを示す図である。 本実施形態における画面Bを示す図である。 本実施形態における画面Cを示す図である。 本実施形態における画面Dを示す図である。 本実施形態における画面Eを示す図である。 本実施形態における画面Fを示す図である。 本実施形態の情報管理システムによる処理フローである。 本実施形態の情報管理システムによる処理フローである。 本実施形態の情報管理システムによる処理フローである。
符号の説明
1 情報管理システム
2 オークションサーバ
2 情報管理サーバ
3 売買者側端末(購入者側端末,落札者側端末,出品者側端末)
4 決済機関サーバ
5 情報管理サーバ
6 業者側端末
7 エンドユーザ端末
8 インターネット(ネットワーク)
9 決済仲介サーバ
10 担保書類管理サーバ
22 演算処理部
23 ハードディスク
24 OS
25 アプリケーションプログラム
26 情報管理プログラム
27 マウス
28 DSP
29 プリンター(出力装置)
30 通信インターフェース
31 バス
40,41,42 アイコン
A〜F 画面

Claims (7)

  1. 物件の売買取引情報を管理する売買情報管理サーバと、
    前記売買情報管理サーバを介して物件の売買処理を実行する売買者側端末と、
    前記物件の売買取引により発生した代金を決済する決済機関サーバと、
    前記物件の属性情報を管理する情報管理サーバと、がネットワークを介して接続され、
    前記情報管理サーバが、
    前記売買情報管理サーバから前記売買取引情報を受信するステップと、
    前記売買者側端末からの要求を受け前記決済機関サーバに融資依頼情報を送信するステップと、
    前記売買情報管理サーバから物権の属性情報を受信するステップと、
    受信した前記物権の属性情報を記憶手段に格納するステップと
    物件の譲渡書類が情報管理会社に到着したことを記憶手段に格納し、譲渡書類を保管する書庫の棚番号を採番するステップと、
    を実行する情報管理方法。
  2. 前記売買者側端末は、前記代金が返済されたことを前記情報管理サーバに通知し、
    これを受けて前記情報管理サーバは、前記物件に関する情報を前記売買者側端末に送信することを特徴とする請求項1に記載の情報管理方法。
  3. 前記物件の属性情報は、物件の物権情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報管理方法。
  4. 前記売買情報管理サーバが物件の競売情報を管理するオークションサーバである場合、前記売買者側端末は、オークションで物件を落札する落札者側の端末として機能し、この落札者側の端末はネットワークを介して前記オークションサーバに接続され、
    前記情報管理サーバが
    前記落札者側の端末から落札者の与信情報の閲覧要求を受信するステップと、
    前記閲覧要求に応じて前記与信情報を前記落札者側の端末に送信するステップと、
    を実行する請求項1〜3の何れかに記載の情報管理方法。
  5. 前記売買情報管理サーバは、物件の売買を行う業者側又はエンドユーザの端末であること
    を特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の情報管理方法。
  6. ネットワークを介して、
    物件の売買取引情報を管理する売買情報管理サーバと、
    前記売買情報管理サーバを介して物件の購入処理を実行する売買者側端末と、
    前記物件の売買取引により発生した代金を決済する決済機関サーバと、
    前記物件の属性情報を管理する情報管理サーバとが接続され、
    前記情報管理サーバは、
    前記売買情報管理サーバから売買取引に関する情報を受信する受信手段と、
    前記売買者側端末からの要求を受け前記決済機関サーバに融資依頼情報を送信する送信手段と、
    前記売買情報管理サーバから前記物件の属性情報を受信する物件情報受信手段と、
    受信した前記物件の属性情報を格納する記憶手段と、
    物件の譲渡書類が情報管理会社に到着したことを記憶手段に格納し、譲渡書類を保管する書庫の棚番号を採番する手段と、
    を備えることを特徴とする情報管理システム。
  7. 物件の売買取引情報を管理する売買情報管理サーバと、
    前記売買情報管理サーバを介して物件の購入処理を実行する売買者側端末と、
    前記物件の売買取引により発生した代金を決済する決済機関サーバと、
    前記物件の属性情報を管理する情報管理サーバとがネットワークを介して接続され、
    前記情報管理サーバが、
    前記売買情報管理サーバから売買取引に関する情報を受信するステップと、
    前記売買者側端末からの要求を受け前記決済機関サーバに融資依頼情報を送信するステップと、
    前記売買情報管理サーバから前記物件の属性情報を受信するステップと、
    受信した前記物権の属性情報を記憶手段に格納するステップと
    物件の譲渡書類が情報管理会社に到着したことを記憶手段に格納し、譲渡書類を保管する書庫の棚番号を採番するステップと、
    を実行可能な情報管理プログラム。
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