JP2003099635A - 保証限度内即時的電子取引の方法 - Google Patents

保証限度内即時的電子取引の方法

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JP2003099635A
JP2003099635A JP2001290473A JP2001290473A JP2003099635A JP 2003099635 A JP2003099635 A JP 2003099635A JP 2001290473 A JP2001290473 A JP 2001290473A JP 2001290473 A JP2001290473 A JP 2001290473A JP 2003099635 A JP2003099635 A JP 2003099635A
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Kaoru Uesawa
馨 上澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 代金回収の憂いなく安心して商品の受発注処
理と商品の納入が素早く行え、且つ顧客には商品が早く
届けられる電子取引の方法を提供する。 【解決手段】 販売業者Aと顧客Bと保証業者Cと金融
業者Dのコンピュータシステム2がインターネット通信
網1で接続され、販売業者AのホームページHの注文フ
ォームFから注文情報を電送すると、販売業者Aのコン
ピュータプログラムで前記顧客Bの登録されている識別
情報を確認して注文フォームFに基づいて自動的に保証
限度額との照合が行われるとともに商品の注文額と保証
限度額との比較計算が行われる。その注文額が保証限度
額以内であった時には、直ちにその注文フォームFのデ
ータが販売業者Aに送信され、直ちに販売業者Aは顧客
Bに対して商品の引き渡し行為に入る。その商品購入費
用は、保証業者Cの限度額の保証付きで金融業者Dから
販売業者Aに先払いされる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本発明は、インターネット回
線網を利用し、コンピュータ操作を行いながら商品の情
報収集と希望する商品の受発注を行うにあたり、販売業
者がその商品の代金の入金を待たずに素早く受注と納品
の実行ができ、顧客は求める商品をいち早く入手するこ
とができ、且つ販売業者はその代金の回収が保証業者の
保証限度内において遅滞なく安全確実に行うことができ
る電子取引の方法に関する。 【0002】 【従来の技術】これまで、インターネットの普及に伴っ
て各種の電子取引が盛んに行われるようになっている。
一般的には、購入者は販売者のホームページを見て、そ
の画面からの入力により注文を送信し、又は電話やファ
ックスで注文し、その販売者から商品を届けてもらう方
法が実施されている。そのような方法では、お互いの取
引者間に信用が発生していないので、金銭支払いが大き
なネックとなっていて、積極的な購入意欲が減殺される
難点があった。そして、支払金額が大きくなると、手形
や小切手の振り出しなど手間と時間のかかる方法でなさ
れることがあるが、現金化されていない期間は販売業者
にとってはその金額分の回転資金が減少する難点があっ
た。またその期間中の事故(倒産等)の発生による代金
回収不能となる不安が解消されることはなかった。その
代金回収不能となるのを避けるために、商品と引き換え
に現金着払い方式を採用している企業が多く見られる。
代金の回収を配達業者に依存することは、その商品価格
にその回収費用を上乗せしなければならず、その分コス
ト高となり、また決済途中での回収事故が発生する危険
性も避けられなかった。 【0003】そこで、近年ではインターネット回線を利
用した、コンピュータによる決済に金融機関を含めた方
法が各種提案されるようになってきた。 【0004】通常は、購入者が金融機関に預金で支払い
額をプールしておき、購入する毎に納品を確認してその
代金を引き落とす方法が採られている。この方法では、
代金の全額分の預金残高がなければ、引き落としできな
くなるので安心して商品の売買取引ができない難点があ
った。また、商品の取引の物流を優先すると、その後で
清算される代金回収が企業倒産などで不可能となり、販
売業者及び金融業者が大きな損害を蒙る虞があった。さ
らに、金融機関は日曜祭日や時間外では残高照合が行わ
れず、その時間帯では売買をすることができない難点が
あった。 【0005】このため、これまでのインターネットによ
る商品の売買において、納品についての配送体制は整っ
てきたが、支払い清算についてはトラブルが多く、販売
業者は常に代金の回収の心配をし、またその費用回収の
確認をしているとその分納品が遅れて顧客は商品が何時
の届くかを心配し、さらに金融業者は口座の残金不足や
販売業者の経営状態を常に心配しながら行われているの
が実情である。 【0006】また海外商取引においては、特に中小企業
や初取引をする場合には、商品の確認よりも、安全確実
に代金支払いが行われるのかどうかの確認の方がより困
難であるばかりではなく、取引先の信用のチェックには
長い時間と労力がかかり、積極的かつスピーディな売買
の実施は大変に困難な状況であった。そのような事情の
中で、インターネットなどの商品情報入手段の進展によ
り商品が世界共通化し部材や原料の仕入れなど資材の取
引は、安くて高品質の商品を他社よりも一刻も早く求め
ようと必死の模索がなされている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、これまでのインターネットによ
る商品の売買における金銭清算についての不安を完全に
解消し、販売業者が代金回収の憂いなく安心して商品の
受発注処理と商品の納入が素早く行え、且つ顧客に対し
ては希望する商品が早く入手できようにするコンピュー
タを用いた即時的電子取引の方法を提供するものであ
る。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、商品を販売する販売業者Aとその商品を
購入する顧客Bとその購入額の支払いを保証する保証業
者Cとその購入額を立て替えて支払う金融業者Dは、各
々に入出力装置を備えるとともにコンピュータプログラ
ムPを組み込んだコンピュータシステム2を有する。そ
して、それらのコンピュータシステム2はインターネッ
ト通信網1を介して接続される。 【0009】そして、事前に前記関係四者は限度額保証
付売掛債権についての取引契約を締結しておき、前記保
証業者Cは予め顧客Bに対して支払いを保証できる取引
代金の保証限度額を決定してその額を販売業者Aに通知
する。 【0010】そして、販売業者Aは自己のサーバ3に商
品販売用のホームページHを一般公開するとともにその
モニタ4aに表示される商品情報画面5のファイル内に
顧客Bのみが与えられた顧客識別情報によりアクセスで
きる注文専用ページ画面5aを設ける。 【0011】そして、その注文専用ページ画面5aには
商品、単価、数量及びその顧客Bの氏名を入力すると販
売業者Aのコンピュータシステム2aにその注文情報が
自社に電送される注文フォームFを設けた顧客専用のコ
ンピュータプログラムを備える。 【0012】そして、顧客Bがインターネット通信網1
を介して前記ホームページHの注文フォームFを開いて
記入欄に入力しその注文情報を販売業者Aに電送する
と、販売業者Aのコンピュータプログラムで前記顧客B
の登録されている識別情報を確認して注文フォームFに
基づいてコンピュータにより自動的に保証限度額との照
合が行われるとともに商品の注文額と保証限度額との比
較計算が行われる。 【0013】そして、顧客Bが接続している前記ホーム
ページH画面に、それまでの累計非清算注文額が保証限
度額以内であった時には、取引適の表示をし、また保証
限度額を越える額であった時には、取引不適の表示をす
ると共にその注文フォームFからの注文データの送信禁
止となるように設定したプログラムを有する。 【0014】そして、取引適の表示があった時には、顧
客Bの電送操作により直ちにその注文フォームFの注文
データが販売業者Aに送信される。そして、それを受信
した販売業者Aのコンピュータには専用コンピュータプ
ログラムにより受注確認が行われ、直ちに受注票の返信
がなされてそれを顧客Bが内容確認し、その商品内訳で
注文するとの意思確認を注文フォームFに入力して販売
業者Aに送信するとその発注商品の売買契約が成立とな
る。そして、直ちに販売業者Aは顧客Bに対して商品の
引き渡し行為に入り、その商品購入費用は、顧客Bが納
品受領確認を販売業者Aへ送信し、その送信内容を金融
業者Dのコンピュータに転送信することにより金融業者
Dは顧客Bが登録して入金した口座から直ちに販売業者
Aの口座に代金を移転する。そして、その商品代金の決
済情報は随時にインターネット通信網1を介して金融業
者Dのコンピュータから保証業者Cのコンピュータに通
知されるようにする。 【0015】また、顧客Bの前記口座に残金不足があっ
た時には、保証業者Cの保証限度額内でその全額を金融
業者Dが立て替えて販売業者Aの口座に顧客Bへの金銭
貸付け扱いで支払いがなされてその額が顧客Bの前記口
座に入金後に清算される。また残金の支払い不能となっ
た時には、保証業者Cが保証限度額内でその全額を金融
業者Dに対して支払うと同時にその支払い額が金融業者
Dから販売業者Aの口座に入金されるようにする。 【0016】そして、顧客Bがインターネット通信網1
を介して販売業者Aのコンピュータに商品注文後、コン
ピュータにより自動的に与信処理されて、販売業者Aへ
その代金の入金確認を待たずに保証業者Cの保証金額の
限度内で常時且つ即時的に商品の受発注が行えるように
したことを特徴とする保証限度内即時的電子取引の方法
である。 【0017】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図の実施例
に基づいて以下説明する 【0018】本発明の保証限度内即時的電子取引の方法
は、図1に示すように、商品を販売する販売業者Aとそ
の商品を購入する顧客Bとその購入額の支払いを保証す
る保証業者Cとその購入額を立て替えて支払う金融業者
Dのそれぞれ所有するコンピュータシステム2がインタ
ーネット通信網1を介して接続され、それらのコンピュ
ータシステム2には前記販売業者A、顧客B、保証業者
C及び金融業者Dの専用コンピュータプログラムPをそ
れぞれ備える。 【0019】即ち、前記前記コンピュータシステム2
は、モニタ4a、4b、4c、4dなどの出力手段とキ
ーボードなどの入力手段を備えるとともにCPU及びメ
モリなどを有する本体にOSなどの専用コンピュータプ
ログラムPを組み込んだコンピュータの装置的なシステ
ムである。 【0020】そして、図3に示すように、事前に販売業
者A、顧客B、保証業者C及び金融業者Dの四者は限度
保証付売掛債権の取引契約を締結しておく。 【0021】そして、前記保証業者Cは予め顧客Bに対
して支払いを保証できる取引代金の保証限度額を決定し
てその額を販売業者Aに通知する。その保証限度額につ
いては、保証業者Cから販売業者Aへの通知を受けて、
販売業者Aが前記注文フォームFを制御するデータの随
時書き換を行う。 【0022】そして販売業者Aは自己のサーバ3に商品
販売用のホームページHを一般公開するとともにそのモ
ニタ4aに表示される商品情報画面5のファイル内に顧
客Bのみが与えられた顧客識別情報(ID番号等)によ
りアクセスできる注文専用ページ画面5aを設ける。 【0023】そして、図2に示すように、その注文専用
ページ画面5aには商品、単価、数量及びその顧客B氏
名を入力すると販売業者Aのコンピュータシステム2a
にその注文情報が自社に電送される注文フォームFを設
けた顧客専用のコンピュータプログラムを備える。 【0024】そして、顧客Bがインターネット通信網1
を介して前記ホームページHの注文フォームFを開いて
記入欄に入力しその注文情報を販売業者Aに電送する
と、販売業者Aのコンピュータプログラムで前記顧客B
の登録されている識別情報を確認して注文フォームFに
基づいてコンピュータにより自動的に保証限度額との照
合が行われるとともに商品の注文額と保証限度額との比
較計算が行われる。 【0025】そして、顧客Bが接続している前記ホーム
ページH画面に、それまでの累計非清算注文額が保証限
度額以内であった時には、取引適の表示をし、また保証
限度額を越える額であった時には、取引不適の表示をす
ると共にその注文フォームFからの注文データの送信禁
止となるように設定したプログラムを有する。 【0026】そして、取引適の表示があった時には、顧
客Bの電送操作により直ちにその注文フォームFの注文
データが販売業者Aに送信される。そして、それを受信
した販売業者Aのコンピュータには専用コンピュータプ
ログラムにより受注確認が行われ、直ちに受注票の返信
がなされてそれを顧客Bが内容確認し、その商品内訳で
注文するとの意思確認を注文フォームFに入力して販売
業者Aに送信するとその発注商品の売買契約が成立とな
る。そして、直ちに販売業者Aは顧客Bに対して商品の
引き渡し行為に入り、その商品購入費用は、顧客Bが納
品受領確認を販売業者Aへ送信し、その送信内容を金融
業者Dのコンピュータに転送信することにより金融業者
Dは顧客Bが登録して入金した口座から直ちに販売業者
Aの口座に金銭を移転する。そして、その商品代金の決
済情報は随時にインターネット通信網1を介して金融業
者Dのコンピュータから保証業者Cのコンピュータに通
知されるようにする。 【0027】また、顧客Bの前記口座に残金不足があっ
た時には、保証業者Cの保証限度額内でその全額を金融
業者Dが立て替えて販売業者Aの口座に顧客Bへの金銭
貸付け扱いで支払いがなされてその支払い額が顧客Bの
前記口座に入金後に清算される。また残金の支払い不能
となった時には、保証業者Cが保証限度額内でその全額
を金融業者Dに対して支払いその額が金融業者Dから販
売業者Aの口座に入金されるようにする。 【0028】そして、顧客Bがインターネット通信網1
を介して販売業者Aのコンピュータに商品注文後、コン
ピュータにより自動的に与信処理されて、販売業者Aへ
その代金の入金確認を待たずに保証業者Cの保証金額の
限度内で常時且つ即時的に商品の受発注が行えるように
する。 【0029】 【登録及び発注方法の実施例】本発明における売買手続
きの具体例を以下進行順に詳しく説明する 【0030】まず事前に、販売業者Aと、顧客Bと、保
証業者Cと金融業者Dの四者は限度保証付売掛債権の売
買契約を締結しておく。そして、図2に示すように、こ
の限度保証付売掛債権は、保証業者Cが予め顧客Bが購
入できる保証限度額を決定して、その額の範囲内で顧客
Bから代金が支払われないときには保証業者Cが金融業
者Dに対して全額支払い保証するものとするとの内容の
契約である。この保証額は、ランク付けや格付けにより
その額を段階的な定額としたものでもでも良い。 【0031】販売業者Aは金融業者Dに対して、商品の
売掛債権の譲渡をし、その売掛債権は金融業者Dから販
売業者Aへ先払いする形をとる。即ち、顧客Bの購入費
用としての売掛債権の譲渡額(代金支払額)を保証限度
額内で保証業者Cが金融業者Dに対して保証し、前記売
掛債権の回収は金融業者Dが顧客Bからの支払い代金で
行うものである。 【0032】次に登録の手続きとして、図1に示すよう
に、顧客Bは、モニタ4bの画面を見ながらから、イン
ターネット通信網1を介して販売業者Aのホームページ
HにアクセスしてそのホームページHを開き、(ゅ、図
4に示す)そのホームページHに表示されている登録申
込み画面(図4及び図5に示す)を開く。その図4及び
図5に示す登録申込み画面から、登録フォームFb(図
4が会社情報用の及び図5が個人情報用の画面である)
を開いてその記入欄に必要事項を入力し、その登録情報
を販売業者Aに電送する。すると、販売業者Aのコンピ
ュータプログラムで前記顧客Bが登録され、その登録し
た顧客識別情報(ID番号、登録番号、識別番号、識別
暗号等)が通知される。この情報は、保証業者Cに送ら
れ、保証業者Cは調査して与信審査をし、その顧客Bの
与信の大きさが決定され、顧客Bの保証限度額が通知さ
れる。この保証限度額は、その顧客Bの格付けにより、
定額ランク分けして保証限度額を決める方法などがあ
る。 【0033】次に、顧客Bとしての登録がなされ保証限
度額が決まった後の具体的な売買の手順について説明す
る。 【0034】顧客Bは、インターネット通信網1を介し
て、販売業者Aの提供しているホームページHにアクセ
スする。そしてモニタ4aに表示される商品情報画面5
のファイル内に記載されている商品情報を確認する。そ
してその商品から買いたい商品を、図3に示すように、
顧客登録者専用の注文フォームFを開いて記入欄に入力
しその注文情報を販売業者Aに電送する。販売業者Aは
そのデータを受信して、その顧客Bの登録されている識
別情報を確認して注文フォームFに基づいてコンピュー
タにより自動的に保証限度額との照合が実行される。そ
してそれと同時に商品の注文額とその保証限度額との比
較計算が行われる。 【0035】その結果、それまでのその顧客Bの累計非
清算注文額が保証限度額以内であった時には、顧客Bが
接続している前記ホームページH画面に、取引適の表示
をする。また、保証限度額を越える額であった時には、
前記ホームページH画面に取引不適の表示かなされてそ
の注文フォームFからの注文データは送信禁止となって
送信されなくなる。 【0036】そして、取引適の表示があった時には、顧
客Bの電送操作により直ちにその注文フォームFの注文
データが販売業者Aに送信される。そして、それを受信
した販売業者Aのコンピュータには専用コンピュータプ
ログラムにより受注確認が行われ、直ちに受注票の返信
がなされてそれを顧客Bが内容確認し、その商品内訳で
注文するとの意思確認を注文フォームFに入力して販売
業者Aに送信するとその発注商品の売買契約が成立とな
る。 【0037】そして、図1に示すように、直ちに販売業
者Aは顧客Bに対して商品の引き渡し行為、即ち、商品
の手配と手配した商品の顧客Bへの発送を行う。そし
て、顧客Bに商品が渡されたら、その受領確認を販売業
者Aへし、その商品購入費用は、顧客Bが納品受領確認
を販売業者Aへ送信し、その送信内容を金融業者Dのコ
ンピュータに転送信することにより金融業者Dは顧客B
が登録して入金した口座から直ちに販売業者Aの口座に
その代金分の金額を移転し販売業者Aへの代金支払いが
完了する。 【0038】そして、その商品代金の決済情報は随時に
インターネット通信網1を介して金融業者Dのコンピュ
ータから保証業者Cのコンピュータに通知されるように
する。なお、この通知は、電話やファクシミリによって
行っても良い。 【0039】しかしながら、何らかの事情で、顧客Bの
前記口座に残金不足があった時には、保証業者Cの保証
限度額内でその全額を金融業者Dが立て替えて販売業者
Aの口座に顧客Bへの金銭貸付け扱いで支払いがなされ
てその額が顧客Bの前記口座に入金後に清算される。ま
た顧客の倒産などで、残金の支払い不能となった時に
は、保証業者Cが保証限度額内でその全額を金融業者D
に対して支払いその額が金融業者Dから販売業者Aの口
座に入金されるようにする。 【0040】本発明は、以上のように、顧客Bがインタ
ーネット通信網1を介して販売業者Aのコンピュータに
商品注文後、コンピュータにより自動的に与信処理され
て、販売業者Aへその代金の入金確認を待たずに保証業
者Cの保証金額の限度内で常時且つ即時的に商品の受発
注が実行される。 【0041】なお、前記保証業者Cへは、顧客Bから決
まった料率の保証料の支払いがなされ、金融業者Dは振
込手数料と代金入金に遅延があったときには延滞利息が
支払われるようにする。金融業者Dは保証業者Cの保証
があるので危険負担は全くない。 【0042】 【発明の効果】本発明は以上のようであり、これまでの
インターネット通信網1によるコンピュータシステム2
aによる商品の売買において、この代金支払いでトラブ
ルが多く、販売業者は常に代金の回収の心配をしなけれ
ばならなかった、本願発明では、保証業者の支払い保証
によって、それらの代金の回収についての販売業者の不
安が解消されるので、商品の受発注処理と商品の納入
が、金融業者の業務休止中であっても安心して行え、且
つ顧客へ素早く希望する商品を素早く届けることができ
るようになった。 【0043】また、販売業者にとって、商品の販売売上
が急進してもその商品代金は金融業者から遅滞なく支払
いを受けられるので商品仕入れ資金の不足をきたすこと
なく、また自己資金を持ち出すことなく仕入れが先行し
て行えることによって、資金のキャッシュフローを大幅
に向上させることが可能となる。そして、保証業者Cに
よる限度額の制約はあるものの、顧客の代金支払状況を
気にすることなく、迅速な商取引ができるので、販売業
者は安心して積極的な販売活動に専念して行うことかが
できるようになった。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明のシステム構成と受発注の手続きと支払
い及びその保証の流れを示す模式図。 【図2】金銭支払い保証の関係を示す模式図。 【図3】ホームページの注文フォーム画像の模式図。 【図4】ホームページにおける顧客の会社情報の登録用
フォーム画像を示す模式図。 【図5】ホームページにおける顧客の個人情報の登録用
フォーム画像を示す模式図。 【符号の説明】 A 販売業者 B 顧客 C 保証業者 D 金融業者 P 販売業者の専用コンピュータプログラム F 注文フォーム Fa 登録フォーム H ホームページ 1 インターネット通信網 2 コンピュータシステム 3 販売業者のサーバ 4a 販売業者のモニタ 4b 顧客のモニタ 4c 保証業者のモニタ 4d 金融業者のモニタ 5 商品情報画面 5a 注文専用ページ画面 5b 顧客登録専用ページ画面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G07D 9/00 436 G07D 9/00 436B

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 商品を販売する販売業者(A)とその商
    品を購入する顧客(B)とその購入額の支払いを保証す
    る保証業者(C)とその購入額を立て替えて支払う金融
    業者(D)は、各々が入出力装置を備えるとともにコン
    ピュータプログラム(P)を組み込んだコンピュータシ
    ステム(2)を有し、それらのコンピュータシステム
    (2)はインターネット通信網(1)を介して接続さ
    れ、事前に前記関係四者は限度額保証付売掛債権につい
    ての取引契約を締結しておき、前記保証業者(C)は予
    め顧客(B)に対して支払いを保証できる取引代金の保
    証限度額を決定してその額を販売業者(A)に通知し、
    販売業者(A)は自己のサーバ(3)に商品販売用のホ
    ームページ(H)を一般公開するとともにそのモニタ
    (4a)に表示される商品情報画面(5)のファイル内
    に顧客(B)のみが与えられた顧客識別情報によりアク
    セスできる注文専用ページ画面(5a)を設け、その注
    文専用ページ画面(5a)には商品、単価、数量及びそ
    の顧客(B)の氏名を入力すると販売業者(A)のコン
    ピュータシステム(2a)にその注文情報が自社に電送
    される注文フォーム(F)を設けた顧客専用のコンピュ
    ータプログラムを備え、顧客(B)がインターネット通
    信網(1)を介して前記ホームページ(H)の注文フォ
    ーム(F)を開いてその記入欄に入力しその注文情報を
    販売業者(A)に電送すると、販売業者(A)のコンピ
    ュータプログラムで前記顧客(B)の登録されている識
    別情報を確認して注文フォーム(F)に基づいてコンピ
    ュータにより自動的に保証限度額との照合が行われると
    ともに商品の注文額と保証限度額との比較計算が行わ
    れ、顧客(B)が接続している前記ホームページ(H)
    画面に、それまでの累計非清算注文額が保証限度額以内
    であった時には、取引適の表示を、保証限度額を越える
    額であった時には、取引不適の表示をすると共にその注
    文フォーム(F)からの注文データの送信禁止となるよ
    うに設定したプログラムを有し、取引適の表示があった
    時には、顧客(B)の電送操作により直ちにその注文フ
    ォーム(F)の注文データが販売業者(A)に送信さ
    れ、それを受信した販売業者(A)のコンピュータには
    専用コンピュータプログラムにより受注確認が行われ、
    直ちに受注票の返信がなされてそれを顧客(B)が内容
    確認し、その商品内訳で注文するとの意思確認を注文フ
    ォーム(F)に入力して販売業者(A)に送信するとそ
    の発注商品の売買契約が成立となり、直ちに販売業者
    (A)は顧客(B)に対して商品の引き渡し行為に入
    り、その商品購入費用は、顧客(B)が納品受領確認を
    販売業者(A)へ送信し、その送信内容を金融業者
    (D)のコンピュータに転送信することにより金融業者
    (D)は顧客(B)が登録して入金した口座から直ちに
    販売業者(A)の口座に代金を移転し、その商品代金の
    決済情報は随時にインターネット通信網(1)を介して
    金融業者(D)のコンピュータから保証業者(C)のコ
    ンピュータに通知されるようにし、顧客(B)の前記口
    座に残金不足があった時には、保証業者(C)の保証限
    度額内でその全額を金融業者(D)が立て替えて販売業
    者(A)の口座に顧客(B)への金銭貸付け扱いで支払
    いがなされてその額が顧客(B)の前記口座に入金後に
    清算され、また残金の支払い不能となった時には、保証
    業者(C)が保証限度額内でその全額を金融業者(D)
    に対して支払うと同時にその支払い額が金融業者(D)
    から販売業者(A)の口座に入金されるようにし、顧客
    (B)がインターネット通信網(1)を介して販売業者
    (A)のコンピュータに商品注文後、コンピュータによ
    り自動的に与信処理されて、販売業者(A)へその代金
    の入金確認を待たずに保証業者(C)の保証金額の限度
    内で常時且つ即時的に商品の受発注及び納品が行えるよ
    うにしたことを特徴とする保証限度内即時的電子取引の
    方法。
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