JP5105504B2 - 椅子 - Google Patents

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Description

本発明は、オフィス等で好適に使用されるランバーサポートを備えた背枠構造の椅子に関するものである。
ランバーサポートは、着座者の腰部を支持して負荷を軽減する上で極めて有効なものである。従来の椅子においては、例えば特許文献1等に示されるように、背板等に支持させて、高さ調整可能に取り付けられるのが通例である。
特開2006−110014号公報
ところで、近時のような背枠にメッシュ等の張材を張った椅子では、丁度左右の背枠間に架け渡せばランバーサポート本体を適切な位置に配することができ、背枠を昇降ガイドとして有効利用できる可能性がある。
しかしながら、腰部の負荷を支持するには背枠を厚肉な状態で周回させて強度向上を図る必要があり、これだとスマートな外観が損なわれるし、材料コストの増加にも繋がる。
本発明は、このような背枠構造の椅子にランバーサポートを適切に取り付けるための有効な構造を実現しようとするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本願における第1発明の椅子は、背枠に張材を取り付けて構成される椅子において、前記背枠の前面に荷重を受ける方向の隆起部を設け、さらに当該隆起部の前面に溝状の凹部を設けており、ランバーサポートの両端部を前記凹部に各々係り合わせることで、ランバーサポートを左右の背枠に跨って昇降可能に取り付け、受圧より端部を凹部の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしており、ランバーサポートの前面に張材が位置し、前記隆起部にランバーサポートの端部の昇降動作を許容しつつ凹部を閉止するカバーを設けていることを特徴とする。
このように構成すると、隆起部においてランバーサポートの取付場所を背枠に有効に確保することができ、同時にその隆起部において背枠の荷重支持方向の強度を高めることができる。しかも、隆起部は背枠に部分的に設ければ足り、背枠全体を厚肉化する必要がない上に、腰部付近は目立ちにくく、さらに背枠の前面に設ければ張材等によっても隠されるので、背のスマートな外観を担保し、材料コストの増加も有効に回避することができる。また、隆起部の前面に凹部を設け、ランバーサポートの端部を凹部に係り合わせて、受圧より端部を凹部の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するように構成することで、確実な支持状態と着脱のし易さとを両立させることができるとともに、その凹部を、ランバーサポートの端部を昇降させるための溝状のものにしていることから、ランバーサポートの高さ調整機能も実現することができる。さらには、隆起部に、ランバーサポートの端部の昇降動作を許容しつつ凹部を閉止するカバーを設けていることから、ランバーサポートの保持状態を確実にし、前面に張材が位置する場合にも良好な操作性を確保することもできる。
また、本願における第2発明の椅子は、左右の背枠の前面とランバーサポートの両端部の後面とを凹部と突起とを介して凹凸係合させることで、ランバーサポートを左右の背枠に跨って取り付け、受圧より前記突起を前記凹部の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしており、さらに、ランバーサポートの端部の上より前記凹部を閉止するように背枠に装着するカバーを設けていることを特徴とする椅子。このように構成した場合であっても、第1発明の場合と同様、背のスマートな外観を担保しつつ、ランバーサポートを適切に取り付けることが可能となる。
さらに、上記第2発明の構成を前提としつつ、ランバーサポートの高さ調整機能を実現するためには、前記凹部が、ランバーサポートの端部を昇降させるための溝状のものであり、前記カバーが、ランバーサポートの端部の昇降動作を許容するものとなっているように構成しておくことが望ましい。
また、ランバーサポートの取付場所を背枠に有効に確保すると同時に背枠の荷重支持方向の強度を高めつつ、上記の構成を有効に実現するためには、前記背枠の前面に荷重を受ける方向の隆起部を設け、当該隆起部の前面に前記凹部が設けられており、ランバーサポートの両端部の後面に前記突起が設けられていることが好ましい。
さらに、上記第1発明及び第2発明のいずれかの構成において、ランバーサポートの前面に張材が位置する場合にも、ランバーサポートを適切に動作させるためには、張材に荷重が掛かっていない状態で張材とランバーサポートの間に隙間を設けておくことが好都合である。
このような位置関係は、張材がメッシュ地よりなる場合に外観の確保からも特に有効となるものである。
本発明は、以上説明した構成であるから、背枠を、外観を損ねることなく有効に補強しつつ、ランバーサポートの端部を的確に支持させることができ、しかもコスト増となることを回避して、シンプルであってもランバーサポート機能に優れた椅子を提供することができる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態の椅子は、図1及び図2に示すように、背枠1の外周に溝1aを設けてメッシュ地からなる張材2を取り付けるとともに、背枠1にランバーサポート3を架け渡してなるものである。
背枠1は、樹脂成形によるもので、外縁に図3に示すような2条の溝1x、1yを少なくとも図1の上辺部11及び側辺部12に亘って連続させており、前方に位置する溝1xに張材3の縁部3aを差し込んで取り付け、後方に位置する溝1yを利用してヘッドレストやハンガー等のオプション部材を張材3と干渉することなく取り付け得るようにしている。張材3は背枠1の溝1xから出た付近で背枠1の前面に密着して支持され、背枠1の前面はそこから背の中央に近づくほど張材3から離れる方向に緩やかに湾曲する湾曲面1zとなっており、張材3に荷重が掛かった際に、張材3が撓んで漸次その湾曲面1zへの接触面積を増やすようになっている。
そして、図2及び図4に示すように、着座者の腰部の高さ付近において背枠1の前面に隆起部4を一体に設け、この隆起部4にランバーサポート3の左右両端部3aを支持させている。
隆起部4は、荷重を受ける方向に突出して背枠1の肉厚を補うブロック体状のもので、前面4aに上下方向に延びる凹部たる溝41を設けており、その溝41の上下位置に穴42を開口させている。
一方、ランバーサポート3は、図5及び図6に示すように、樹脂成形によりランバーサポート本体部31の両側に一対の薄板状をなす支持部32を一体に設けたもので、その支持部32の端部3aの後面に設けた突起3bを、図4に示す隆起部4の溝41に前方から挿入して凹凸係合させつつ上下スライド可能となるようにしている。そして、その上から抜け止め用のカバー5を装着するようにしている。カバー5は板材51の後面における上下2箇所に凸部52を有しており、この凸部52を隆起部4の穴42に緊密に圧入するようにしており、装着状態で板材51と隆起部4の前面4aとの間に、少なくともランバーサポート3の支持部32の板厚寸法に相当するクリアランスが確保されて支持部32が円滑に上下動できるようにしている。ランバーサポート3が受圧した際には、支持部3の端部3aに設けた突起3bが溝41の内壁の適宜部位に荷重とほぼ直交する方向に押し付けられた状態で荷重を支持することとなる。この隆起部4はカバー5も含めて、図3に示した背枠1の湾曲面1zと張材3との間に配置される。
ランバーサポート本体部31は、図5〜図7に示すように、前面に腰部に対応する凹状となるように湾曲するサポート面31aを有し、裏面に縦リブ31bを介して支持部32の基端を連設しているもので、支持部32の前面に対してサポート面31aがやや突出した状態に配される。そして、サポート面31aの幅方向縁部近傍から縦リブ31bを経て支持部32に至る平面視コ字形の部分(図8参照)に、外側方に開口する溝3xを形成している。前述した縦リブ31bはランバーサポート本体部31の幅方向外縁31sよりも中央よりに入り込んだ位置にあり、溝3xはそれに対応して中央側に変位している。ランバーサポート本体部31のサポート面31aの中央には後方に向けてボス穴31cが突出しており、縦リブ31bの内方の適宜箇所には、後方に向かって迫り出した後に折り返して先端31d1を前方に向けた爪31dが設けてある。爪31dの更に内方には若干のクリアランスを経て縦リブ31bとの間に凹部31eを形成する壁31fが配置してある。
支持部32は、ランバーサポート本体部31の幅方向外縁31sから側方に、前方に向けて凹となるように湾曲しつつ延出して、先端3aを前述した背枠1の縦辺12の前面に対応する部位に位置づけられるもので、この先端に前述した後向の突起3bを形成している。この支持部32は、ランバーサポート本体部31が受圧した際に、弾性によって変位又は変形することができる。
また、ランバーサポート本体部31には、後面を蓋封する位置にカバー33を取り付けるようにしている。このカバー33は、前記ランバーサポート本体部31のサポート面31aに対向する位置に面板部33aを有するもので、この面板部33aは後方に向かってゆるやかな凸となるように湾曲している。そして、この面板部33aの中央に前記ランバーサポート本体部31のボス穴31cに対応するボス部33cを設け、幅方向縁部33sの近傍に前記ランバーサポート本体部31の爪31dに対応する爪33dを設けている。この爪33dの先端33d1は前記爪31dとは逆に後方を向いている。
そして、図8〜図10に示すように、カバー33をランバーサポート本体部31に対して、そのボス部33cをボス穴31cに挿入し、その爪33dの先端33d1を凹所31e内において爪31d1に係り合わせて装着するようにしている。これらの爪31d、33dは、係り合うときには容易に弾性変形するが抜脱方向の外力に対しては縦リブ31b及び壁31fのバックアップもあってより深く係り合う関係にある。図10において符合33d2で示すものは、工具を挿入して爪31dを変形させるための窓であり、爪31d、33d同士の解除はこれによってなされる。上記と同様の関係の爪31g,33gが上下の縁部近傍にも設けてある。したがって、受圧により爪31d、33d同士あるいは31g、33g同士の係り合いの部分がこじれても、意図的に外さない限りランバーサポート本体部31とカバー33の解離は難しいものとなっている。
そしてこの状態で、図8に示すように、カバー33の面板部33aの幅方向縁部33sと支持部32との間に外側方に開口する間隙3yが形成されるとともに、図9に示すように、当該面板部33aの上下方向の縁部33tとランバーサポート本体部31の上下方向の縁部31tとの間に間隙3zが形成されるようにしてあり、特に支持部32からはみだした領域すなわちランバーサポート本体部31とカバー33とが直接対面する位置に形成される上記の間隙3zは、カバー33と支持部32との間に形成される溝3yに連続するのみならず、支持部32とランバーサポート本体部31との間に形成される溝3xにも連続するものとなっている。つまり、溝3x、3zによってランバーサポート本体部3の外周に沿ってほぼ全域に周回溝が形成され、また溝3y、3zによってもカバー33の外周に沿ってほぼ全域に周回溝が形成されるものとなっている。
そして、図10に示すように、ランバーサポート本体部31の前面にクッション材34を当てがってこれらを表皮材35で包み、カバー33の後面にコア材36を当てがってこれらを表皮材37で包むようにしている。クッション材34はランバーサポート本体部31に適度な弾力を付与すべく設けられるウレタン等の素材よりなるもので、ランバーサポート本体部31のサポート面31aにほぼ対応する形状をなしている。そして、表皮材35を周囲に紐35aを縫製により取り付けたきんちゃく状のものにしておき、内側の開口縁35b側からクッション材34及びランバーサポート本体部31を覆うように被せ、その位置で紐35aを絞ることにより、その開口縁35bを紐35aとともに図8に示す溝3x及び図9に示す間隙3zに収容するようにしている。また、コア材36はクッション材34にほぼ対応する形状を付与して意匠上このランバーサポート3が前後方向でほぼ同等の見え掛かりとなることを意図したもので、ウレタン等の素材よりなっている。そして、表皮材37を周囲に紐37aを縫製により取り付けたきんちゃく状のものにしておき、内側の開口縁37b側からコア材36及びカバー33を覆うように被せ、その位置で紐37aを絞ることにより、その開口縁37bを紐37aとともに図8に示す間隙3y及び図9に示す間隙8zに収容するようにしている。
図11はランバーサポート3の完成状態を示す図である。
そして、特に上記の溝3xは、間隙3y、3zと共同して表皮材35の開口縁35bを紐35aとともに収容して隠蔽する上で有用となるばかりか、次のようなランバーサポート機能を高める働きをもなすものである。
すなわち、このランバーサポート3は、図8等に示したように支持部32の基端32aがランバーサポート本体部31の背後に回り込んだ位置より縦リブ31bを介してランバーサポート本体部31に連なっており、また支持部32が弾性を有するベルト状をなしていることも相俟って、図12(a)に示すように正面から荷重W1が作用した際に、同図(b)に示すように縦リブ31bを溝底とするランバーサポート本体部31と支持部32の間の溝3xが支持部32とともに変位、変形しつつ受圧位置が後退する。このため、着座時に適度なクッション作用を営んで、柔らかい凭れ心地を与える機能を発揮するものとなる。
また、このように支持部32の基端32aがランバーサポート本体部3の背後に回り込んで縦リブ31bを介してランバーサポート本体部31に連なっていると、支持部32が弾性を有するベルト状をなしていることも相俟って、図13に示すように斜め方向から荷重W2が作用した際に、荷重方向に応じて左右の縦リブ31bが支持部32とともに適宜に変位又は変形し、左右の溝3xを背反的に拡縮させながら、ランバーサポート本体部31の首振り動作が引き起こされて、荷重方向に適した姿勢をとるものとなる。
なお、上記のようにしてランバーサポート3の前面には張材2が位置することになるが、張材2に荷重が掛かっていない状態で張材2とランバーサポート3の間には隙間が設定されている。
以上のように、本実施形態の椅子は、背枠1に張材2を取り付けて構成されるものであり、その背枠1の縦辺12の前面に荷重を受ける方向の隆起部4を設け、さらにその隆起部4の前面に溝状の凹部41を設けており、ランバーサポート3の両端部3aを凹部41に各々係り合わせることで、ランバーサポート3を左右の背枠1の縦辺12に跨って昇降可能に取り付け、受圧より端部3aの突起3bを凹部41の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしており、ランバーサポート3の前面に張材2が位置し、隆起部4にランバーサポート3の端部の昇降動作を許容しつつ凹部41を閉止するカバー5を設けるようにしたものである。
このように構成すると、隆起部4においてランバーサポート3の取付場所を背枠1に有効に確保することができ、同時にその隆起部4において背枠1の荷重支持方向の強度を的確に高めることができる。しかも、隆起部4は背枠1に部分的に設ければ足り、背枠1全体を厚肉化する必要がない上に、腰部付近は目立ちにくく、さらに背枠1の前面に設ければ張材2等によっても隠されるので、背のスマートな外観を担保し、材料コストの増加も有効に抑えることが可能となる。
さらに、隆起部4の前面に凹部41を設け、ランバーサポート3の端部3aを突起3bを介し凹部41に係り合わせて、受圧よりその端部3aの突起3bを凹部41の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしているので、ランバーサポート3の端部3aの突起3bを凹部41に圧入せずとも、隆起部4において荷重を的確に支持することができる、取り付け易いものになる。特に、隆起部4において肉厚が確保されるため、凹部41の深さも適切に確保することができる。
特に、凹部41が、ランバーサポート3の端部3aを突起3bを介して昇降させるための溝状のものであるので、背枠1の縦辺12に沿ってランバーサポート3の高さ調整を有効に行うことができ、しかも荷重が作用した際には端部3aの突起3bを凹部41の内壁に押し付けて安定、確実な支持状態を得ることができる。
また、ランバーサポート3の前面に張材2が位置し、隆起部4に、ランバーサポート3の端部3aの昇降動作を許容しつつ凹部41を閉止するカバー5を設けているので、荷重が作用していない場合に、カバー5によってランバーサポート3の端部3aの抜け止めを図ることができる。しかも、カバー5の前面に張材2が位置してカバー5と接触していても、ランバーサポート3の端部3aはカバー5内で昇降するので、ランバーサポート3と張材2との摺動を有効に回避することができる。
さらに、ランバーサポート3の前面に張材2が位置するものの、張材2に荷重が掛かっていない状態で張材2とランバーサポート3の間に隙間が設定してあるので、荷重が掛かっていない状態で、ランバーサポート3を張材2と摺動することなく昇降させることができ、スムーズな操作感を与えることができる。特に、本実施形態の張材2はメッシュ地であり、後方の物が透視し易くなるが、このような隙間を設定することで、不使用時にはランバーサポート3が前方からシルエットのように視認されるだけで形がはっきり現われなくなるため、椅子の見栄えを良好なものにすることができる。
また、上記とは異なる見方をすると、本実施形態における椅子は、背枠1に張材2を取り付けて構成されるものであり、左右の背枠1の前面とランバーサポート3の両端部3aの後面とを凹部41と突起3bとを介して凹凸係合させることで、ランバーサポート3を左右の背枠1の縦辺12に跨って取り付け、受圧より突起3bを凹部41の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしており、さらに、ランバーサポート3の端部の上より凹部41を閉止するように背枠1に装着するカバー5を設けるようにしたものともいえる。このように構成しているために、背のスマートな外観を担保しつつ、背枠1に対してランバーサポート3を適切に取り付けることが可能となっている。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る椅子の斜視図。 同椅子のランバー部分の一部破砕した斜視図。 同椅子の背枠部分の構造を示す部分平断面図。 同椅子におけるランバーサポートの背枠への取付構造を示す図。 同ランバーサポートの主要部を分解状態で示す斜め前方斜視図。 図5に対応した斜め後方斜視図。 同平面図。 同一部破断した平断面図。 図8におけるA−A線断面図。 同ランバーサポートの全体構成を示す分解斜視図。 同ランバーサポートの組立状態を示す図。 同ランバーサポートの作用説明図。 同ランバーサポートの作用説明図。
符号の説明
1…背枠
2…張材
3…ランバーサポート
3a…端部
4…隆起部
5…カバー
41…凹部

Claims (6)

  1. 背枠に張材を取り付けて構成される椅子において、
    前記背枠の前面に荷重を受ける方向の隆起部を設け、さらに当該隆起部の前面に溝状の凹部を設けており、
    ランバーサポートの両端部を前記凹部に各々係り合わせることで、ランバーサポートを左右の背枠に跨って昇降可能に取り付け、受圧より端部を凹部の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしており、
    ランバーサポートの前面に張材が位置し、前記隆起部にランバーサポートの端部の昇降動作を許容しつつ凹部を閉止するカバーを設けていることを特徴とする椅子。
  2. 背枠に張材を取り付けて構成される椅子において、
    左右の背枠の前面とランバーサポートの両端部の後面とを凹部と突起とを介して凹凸係合させることで、
    ランバーサポートを左右の背枠に跨って取り付け、受圧より前記突起を前記凹部の内壁に押し付けた状態で荷重を支持するようにしており、
    さらに、ランバーサポートの端部の上より前記凹部を閉止するように背枠に装着するカバーを設けていることを特徴とする椅子。
  3. 前記凹部が、ランバーサポートの端部を昇降させるための溝状のものであり、
    前記カバーが、ランバーサポートの端部の昇降動作を許容するものとなっていることを特徴とする請求項2記載の椅子。
  4. 前記背枠の前面に荷重を受ける方向の隆起部を設け、当該隆起部の前面に前記凹部が設けられており、
    ランバーサポートの両端部の後面に前記突起が設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の椅子。
  5. ランバーサポートの前面に張材が位置し、張材に荷重が掛かっていない状態で張材とランバーサポートの間に隙間が設けてある請求項1又は3記載の椅子。
  6. 張材がメッシュ地よりなる請求項5記載の椅子。
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