JP5101079B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デカップリング容量を備える半導体装置に関する。
特許文献1〜13に記載されているように、半導体装置での電源電圧に対するデカップリング容量に関して従来から様々な技術が提案されている。
特開2001−15509号公報 特開平9−64284号公報 特開2000−252428号公報 特開2001−85630号公報 特開2002−124636号公報 特開平10−12838号公報 特開2001−274328号公報 特開2004−146613号公報 特開2004−71837号公報 特開2004−55954号公報 特開2003−86699号公報 特開平10−12825号公報 特開平9−307067号公報
さて一般的に、半導体装置には、電源電圧の変動を抑制するためにより大きなデカップリング容量が必要とされる。一方で、デカップリング容量を増大するために装置構造が複雑化すると、製造コストの面で好ましくない。
そこで、本発明は上記点に鑑みて成されたものであり、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることが可能な技術を提供することを目的とする。
この発明の半導体装置の一態様は、互いに誘電率が異なり、互いに積層された第1及び第2の層間絶縁膜と、前記第1及び第2の層間絶縁膜のうち誘電率が高い方の膜だけをそれらの間に挟む第1及び第2の導体とを備え、前記第1及び第2の導体では、一方には前記第1の半導体装置の高電位側の電源電位が印加され、他方には前記第1の半導体装置の低電位側の電源電位が印加され、前記第1及び第2の導体の間にはデカップリング容量が形成される。
この発明の半導体装置の一態様によれば、第1及び第2の導体で誘電率の高い層間絶縁膜を挟んでデカップリング容量を形成しているため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図2は本実施の形態1に係る半導体装置を図1における矢視A−Aで見た際の構造を示す断面図である。なお図1では、本半導体装置の特徴が理解できるように、層間絶縁膜等の構成要素の記載を省略している。後述する図3,5,10,12,14,16,18の上面図についても同様である。
図1,2に示されるように、本実施の形態1に係る半導体装置は、例えばシリコン基板である半導体基板1を備えている。半導体基板1上には素子分離絶縁膜2が形成されており、当該素子分離絶縁膜2によって半導体基板1には、半導体素子が形成される複数の活性領域が区画されている。素子分離絶縁膜2は例えばシリコン酸化膜から成る。
半導体基板1の上面内には、p型のウェル領域3と、n型のウェル領域4とが形成されている。p型のウェル領域3には、複数のn型のMIS(Metal Insulator Semiconductor)トランジスタ10が形成されており、n型のウェル領域4には、図示しない複数のp型のMISトランジスタが形成されている。これらのMISトランジスタは例えばMOSトランジスタである。
MISトランジスタ10のそれぞれは、一対の2つのn型のソース・ドレイン領域11と、ゲート絶縁膜12と、ゲート電極13と、サイドウォール14とを備えている。一対の2つのソース・ドレイン領域11は、互いに所定距離を成して、ウェル領域3の上面内に形成されている。一対の2つのソース・ドレイン領域11で挟まれたウェル領域3の上面上にはゲート絶縁膜12が形成されており、ゲート絶縁膜12上にはゲート電極13が形成されている。ゲート絶縁膜12及びゲート電極13の側面上にはサイドウォール14が形成されている。
各ソース・ドレイン領域11の上端部にはシリサイド層11aが形成されている。ゲート電極13の上端部にはシリサイド層13aが形成されており、ゲート電極13のその他の部分は例えばポリシリコンから形成されている。シリサイド層11a,13aは、例えば、ニッケルシリサイドやコバルトシリサイドから成る。
なお、ウェル領域4に形成されているMISトランジスタも、導電型は異なるものの、ウェル領域3側のMISトランジスタ10と同様の構造を有している。
MISトランジスタ10と、ウェル領域4側のMISトランジスタと、素子分離絶縁膜2とを覆って、半導体基板1上には全面に層間絶縁膜20が形成されている。層間絶縁膜20内には、その厚み方向に貫通して複数のコンタクトプラグ21が形成されている。複数のコンタクトプラグ21のいくつかは、ウェル領域3,4に形成された複数のソース・ドレイン領域のシリサイド層にそれぞれ接続されており、他のいくつかは、ウェル領域3,4上における複数のゲート電極のシリサイド層にそれぞれ接続されている。
層間絶縁膜20上には層間絶縁膜30が形成されている。層間絶縁膜30内には、その厚み方向に貫通して複数の配線31が形成されており、層間絶縁膜30が形成されている層が第1層目の配線層となる。複数の配線31は、層間絶縁膜20内の複数のコンタクトプラグ21とそれぞれ接続されている。
層間絶縁膜30内には、その厚み方向に貫通して、正電源配線VDDLと、負電源配線GNDLと、複数の導体CLGと、複数の導体CLVとがさらに形成されている。正電源配線VDDLは、本半導体装置の高電位側の電源電位(以後、「正の電源電位」と呼ぶ)を半導体素子等に伝達する配線であって、負電源配線GNDLは、本半導体装置の低電位側の電源電位(以後、「負の電源電位」と呼ぶ)を半導体素子等に伝達する配線である。負電源配線GNDL及び正電源配線VDDLは、ウェル領域3,4の直上にそれぞれ設けられている。
導体CLG,CLVのそれぞれは、細長い直方体形状を成しており、素子分離絶縁膜2の直上に位置している。各導体CLVは、その一端が正電源配線VDDLに接続されており、正電源配線VDDLからウェル領域3の直上まで延在している。一方、各導体CLGは、その一端が負電源配線GNDLに接続されており、負電源配線GNDLからウェル領域4の直上まで延在している。導体CLGと導体CLVは、上面視において、所定間隔で交互に並んで配置されている。
本実施の形態1に係る半導体装置では、正電源配線VDDLと複数の導体CLVとは、当該複数の導体CLVを櫛歯部分とする櫛形導体100Vを形成している。また、負電源配線GNDLと複数の導体CLGとは、当該複数の導体CLGを櫛歯部分とする櫛形導体100Gを形成している。そして、櫛形導体100V,100Gは、それらの櫛歯部分が交互に位置するように組み合わされて配置されている。
層間絶縁膜30上には層間絶縁膜40が形成されている。層間絶縁膜40内には、その厚み方向に貫通して複数のコンタクトプラグ41が形成されている。複数のコンタクトプラグ41は、層間絶縁膜30内の複数の配線31のいくつかとそれぞれ接続されている。
層間絶縁膜40上には層間絶縁膜50が形成されている。層間絶縁膜50内には、その厚み方向に貫通して複数の配線51が形成されており、層間絶縁膜50が形成されている層が第2層目の配線層となる。複数の配線51は、層間絶縁膜40内の複数のコンタクトプラグ41とそれぞれ接続されている。
本実施の形態1に係る半導体装置では、層間絶縁膜20の誘電率は、層間絶縁膜30〜50のそれぞれの誘電率よりも高く設定されている。そして、本半導体装置の正の電源電位が印加される導体CLVと、本半導体装置の負の電源電位が印加される導体CLGとは、それらの間に層間絶縁膜30を挟んでいることから、導体CLVと導体CLGとの間にはデカップリング容量DC1が形成される。
また、本実施の形態1では、p型不純物領域であるウェル領域3には負の電源電位が印加される。そして、図2に示されるように、正の電源電位が印加される導体CLVとウェル領域3とは、それらの間に、層間絶縁膜20及び素子分離絶縁膜2を挟んでいることから、導体CLVとウェル領域3との間にはデカップリング容量DC2が形成される。
また、n型のウェル領域4には本半導体装置の正の電源電位が印加される。そして、負の電源電位が印加される導体CLGとウェル領域4とは、それらの間に層間絶縁膜20及び素子分離絶縁膜2を挟んでいることから、導体CLGとウェル領域4との間にもデカップリング容量が形成される。
以上のように、本実施の形態1に係る半導体装置では、正の電源電位が印加される導体CLVと、負の電源電位が印加されるウェル領域3とが、層間絶縁膜20,30,40,50のうち誘電率の最も高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量DC2を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、ウェル領域4側では、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加されるウェル領域4とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態1では、単純な構造でデカップリング容量DC2を実現しているため、図2に示されるように、大きなデカップリング容量DC2をMISトランジスタ10の近傍に配置することができる。よって、MISトランジスタ10のスイッチング動作に起因する電源電圧の変動を抑制することができる。さらには、本半導体装置のレイアウト設計を行う際には、標準セルを配置した後の空き領域を利用して、大きなデカップリング容量DC2を配置することができるため、レイアウト面積を大きくすることなく、大きなデカップリング容量を本半導体装置に形成することができる。
また、本実施の形態1では、導体CLGと導体CLVの間にもデカップリング容量DC1が形成されるため、さらに大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態1では、正電源配線VDDL及び負電源配線GNDLが、導体CLG,CLVと同一の配線層に形成されているため、導体CLG,CLVに対して簡単な構造で負及び正の電源電位をそれぞれ印加することができる。
また、本実施の形態1では、複数の導体CLVを櫛歯部分とする櫛形導体100Vと、複数の導体CLGを櫛歯部分とする櫛形導体100Gとが、それらの櫛歯部分が交互に位置するように組み合わされて配置されているため、より大きなデカップリング容量DC1を得ることができる。
実施の形態2.
図3は本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図4は本実施の形態2に係る半導体装置を図3における矢視B−Bで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態2に係る半導体装置は、上述の実施の形態1に係る半導体装置を変形したものである。以下では、本実施の形態2に係る半導体装置について、実施の形態1に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
本実施の形態2では、ウェル領域3側とウェル領域4側の両方の素子分離絶縁膜2上に導体25が形成されている。導体25は、ウェル領域3と、その直上の導体CLG,CLVとの間に位置するとともに、ウェル領域4と、その直上の導体CLG,CLVとの間に位置している。また、導体25は、図4に示されるように、ウェル領域3側のある2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間に位置するとともに、ウェル領域4側のある2つのMISトランジスタのゲート電極の間に位置している。
導体25はゲート電極13と同じ層構造を有している。ここで、2つの要素の層構造が同一とは、当該2つの要素間で、層の数が同一であり、かつ対応する層の材料が同じであることを意味する。導体25はゲート電極13と同様に2層構造となっており、その上端部にはシリサイド層25aが形成されている。導体25のシリサイド層25aと、ゲート電極13のシリサイド層13aとは同じ材料で形成されている。また、導体25のシリサイド層25a以外の部分と、ゲート電極13のシリサイド層13a以外の部分とは同じ材料で形成されている。導体25の側面には、MISトランジスタ10のサイドウォール14と同じ材料で形成されたサイドウォール26が形成されている。なお、ゲート電極13が、例えばポリシリコンから成る一層の膜だけで構成されている場合には、導体25もポリシリコンから成る一層の膜だけで構成される。
ウェル領域4側のMISトランジスタのゲート電極と、ウェル領域3側のMISトランジスタ10のゲート電極13とは同じ層構造を有している。したがって、導体25と、ウェル領域4側のMISトランジスタのゲート電極とは同じ層構造を有している。また、ウェル領域4側のMISトランジスタのサイドウォールと、MISトランジスタ10のサイドウォール14とは同じ材料で形成されている。したがって、サイドウォール26と、ウェル領域4側のサイドウォールとは同じ材料で形成されている。
層間絶縁膜20は、導体25及びサイドウォール26をも覆って半導体基板1上に形成されている。層間絶縁膜20内には、それを厚み方向に貫通して、複数のコンタクトプラグ22がさらに設けられている。複数の導体CLGと、導体25のシリサイド層25aとは、コンタクトプラグ22によって接続されている。これにより、導体25には負の電源電位が印加される。
本実施の形態2に係る半導体装置では、正の電源電位が印加される導体CLVと、負の電源電位が印加される導体25とは、それらの間に層間絶縁膜20を挟んでいるため、導体CLVと導体25との間にはデカップリング容量DC3が形成される。
以上のように、本実施の形態2に係る半導体装置では、正の電源電位が印加される導体CLVと、負の電源電位が印加される導体25とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量DC3を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態2では、単純な構造でデカップリング容量DC3を実現しているため、図4に示されるように、大きなデカップリング容量DC3をMISトランジスタ10の近傍に配置することができる。よって、MISトランジスタ10のスイッチング動作に起因する電源電圧の変動を抑制することができる。さらには、本半導体装置のレイアウト設計を行う際には、標準セルを配置した後の空き領域を利用して、大きなデカップリング容量DC3を配置することができるため、レイアウト面積を大きくすることなく、大きなデカップリング容量を本半導体装置に形成することができる。
また、本実施の形態2では、ウェル領域3,4におけるMISトランジスタのゲート電極と導体25とは、ともに層間絶縁膜20内に形成されており、互いに同じ層構造であるため、当該ゲート電極と導体25とを同一工程で形成することができる。よって、簡単な製造工程で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態2では、導体25は素子分離絶縁膜2上に形成されているため、実施の形態1における導体CLVとウェル領域3との間の距離よりも、導体CLVと導体25との間の距離を小さくすることができる。よって、デカップリング容量DC3をデカップリング容量DC2よりも大きくすることができる。同様に、実施の形態1における導体CLGとウェル領域4との間のデカップリング容量よりもデカップリング容量DC3を大きくすることができる。
また、一般的に、半導体装置の製造性を高めるためには、基板表面での所定寸法内(例えば一辺が100μmの正方形内)において、同じ層構造を有する導体が占める割合(占有率)は大きくても小さくても問題があり、当該割合を所定範囲内に収めることが重要である。上述の実施の形態1では、デカップリング容量DC2をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間には当該ゲート電極13と同じ層構造を有する導体は存在していないため、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC2とが形成されている領域においては、同じ層構造を有する導体の占有率を所定範囲内に収めることが容易ではない。
本実施の形態2では、図4に示されるように、デカップリング容量DC3をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間には、それらと同じ層構造を有する導体25が形成されているため、所定寸法内における同じ層構造を有する導体の占有率を所望の範囲内に収めやすくなる。その結果、本半導体装置を製造しやすくなる。
実施の形態3.
一般的に、半導体装置の製造性を高めるためには、同じ層構造を有する導体の占有率と同様に、基板表面での所定寸法内における同じ導電型の不純物領域の占有率も所定範囲内に収めることが重要である。上述の実施の形態1では、2つのMISトランジスタ10のソース・ドレイン領域11の間には、素子分離絶縁膜2が形成されており、それらと同じ導電型の不純物領域は存在していないため、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC2とが形成されている領域においては、ソース・ドレイン領域11と同じ導電型の不純物領域、つまりn型の不純物領域の占有率を所定範囲内に収めることが容易ではない。
そこで、本実施の形態3では、実施の形態1に係る半導体装置を変形して、所定寸法内における同じ導電型の不純物領域の占有率を、所望の範囲内に収めやすくする半導体装置を提供する。
図5は本発明の実施の形態3に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図6は本実施の形態3に係る半導体装置を図5における矢視C−Cで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態3に係る半導体装置は、上述の実施の形態1に係る半導体装置を変形したものである。以下では、本実施の形態3に係る半導体装置について、実施の形態1に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
ウェル領域3の上面内には、ソース・ドレイン領域11と同じn型の不純物領域18が形成されている。上述の実施の形態1では、ウェル領域3側において、導体CLG,CLVの直下には素子分離絶縁膜2が形成されていたが、本実施の形態2では、導体CLG,CLVの直下には、素子分離絶縁膜2は存在せず、不純物領域18が形成されている。不純物領域18の上端部には、ソース・ドレイン領域11のシリサイド層11aと同じ材料で形成されたシリサイド層18aが形成されている。
一方で、ウェル領域4の上面内には、ウェル領域4側のソース・ドレイン領域と同じp型の不純物領域19が形成されている。ウェル領域4側でも、導体CLG,CLVの直下には、素子分離絶縁膜2は存在せず、不純物領域19が形成されている。不純物領域19の上端部には、ウェル領域4側のソース・ドレイン領域のシリサイド層と同じ材料で形成されたシリサイド層が形成されている。
層間絶縁膜20内には、それを厚み方向に貫通して複数のコンタクトプラグ28がさらに設けられている。不純物領域18と、その直上の複数の導体CLGとは、ウェル領域3側のコンタクトプラグ28で接続されており、不純物領域19と、その直上の複数の導体CLVとは、ウェル領域4側のコンタクトプラグ28で接続されている。したがって、不純物領域18には負の電源電位が印加され、不純物領域19に正の電源電位が印加される。
本実施の形態3に係る半導体装置では、正の電源電位が印加される導体CLVと、負の電源電位が印加される不純物領域18とは、それらの間に層間絶縁膜20を挟んでいるため、導体CLVと不純物領域18との間にはデカップリング容量DC4が形成される。
一方で、ウェル領域4側では、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加される不純物領域19とは、それらの間に層間絶縁膜20を挟んでいるため、導体CLGと不純物領域19との間にはデカップリング容量が形成される。
以上のように、本実施の形態3に係る半導体装置では、正の電源電位が印加される導体CLVと、負の電源電位が印加される不純物領域18とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量DC4を形成する。同様に、ウェル領域4側では、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加される不純物領域19とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量を形成する。したがって、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態3では、単純な構造でデカップリング容量DC4を実現しているため、図6に示されるように、大きなデカップリング容量DC4をMISトランジスタ10の近傍に配置することができる。よって、MISトランジスタ10のスイッチング動作に起因する電源電圧の変動を抑制することができる。さらには、本半導体装置のレイアウト設計を行う際には、標準セルを配置した後の空き領域を利用して、大きなデカップリング容量DC4を配置することができるため、レイアウト面積を大きくすることなく、大きなデカップリング容量を本半導体装置に形成することができる。
また、本実施の形態3では、デカップリング容量DC4をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のソース・ドレイン領域11の間の半導体基板1の上面内には、当該ソース・ドレイン領域11と同じn型の不純物領域18が形成されている。したがって、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC4とが形成されている領域においては、所定寸法内におけるn型の不純物領域の占有率を所望範囲内に収めやすくなる。よって、本半導体装置を製造しやすくなる。
同様に、ウェル領域4側では、デカップリング容量をそれらの間に挟む2つのp型のMISトランジスタのソース・ドレイン領域の間の半導体基板1の上面内には、当該ソース・ドレイン領域と同じp型の不純物領域19が形成されているため、所定寸法内におけるp型の不純物領域の占有率を所望範囲内に収めやすくなる。よって、本半導体装置を製造しやすくなる。
実施の形態4.
図7は本発明の実施の形態4に係る半導体装置の構造を示す断面図である。本実施の形態4に係る半導体装置は、上述の実施の形態1に係る半導体装置において、層間絶縁膜30の誘電率を変更したものである。以下では、本実施の形態4に係る半導体装置について、実施の形態1に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
本実施の形態4では、例えば、層間絶縁膜20,30の誘電率は互いに同じに設定されている。そして、層間絶縁膜20,30の誘電率は、層間絶縁膜40,50の誘電率よりも高く設定されている。これらの誘電率の高い層間絶縁膜20,30を、1つの高誘電率の層間絶縁膜として捉えなおすと、導体CLG,CLVが形成されている第1層目の配線層は当該高誘電率の層間絶縁膜に設けられていることになる。
このように、本実施の形態4に係る半導体装置では、正の電源電位が印加される導体CLVと、負の電源電位が印加される導体CLGとが、層間絶縁膜40,50よりも誘電率の高い層間絶縁膜30を挟んでデカップリング容量DC1を形成するため、さらに大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態4では、単純な構造でデカップリング容量DC1を実現しているため、図7に示されるように、大きなデカップリング容量DC1をMISトランジスタ10の近傍に配置することができる。よって、MISトランジスタ10のスイッチング動作に起因する電源電圧の変動を抑制することができる。さらには、本半導体装置のレイアウト設計を行う際には、標準セルを配置した後の空き領域を利用して、大きなデカップリング容量DC1を配置することができるため、レイアウト面積を大きくすることなく、大きなデカップリング容量を本半導体装置に形成することができる。
なお、上述の実施の形態2,3に係る半導体装置においても、層間絶縁膜20,30の誘電率を層間絶縁膜40,50の誘電率よりも高く設定しても良い。図8,9はその場合の実施の形態2,3に係る半導体装置の構造をそれぞれ示す断面図である。図8は図3の矢視B−Bに相当する位置での断面図であって、図9は図5の矢視C−Cに相当する位置での断面図である。
このように、実施の形態2,3に係る半導体装置を変形した場合であっても、導体CLVと導体CLGとが、誘電率の高い層間絶縁膜30を挟んでデカップリング容量DC1を形成するため、さらに大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、本実施の形態4では、層間絶縁膜20,30の両方の誘電率を高く設定したが、層間絶縁膜20の誘電率を低くして、層間絶縁膜30の誘電率を層間絶縁膜20,40,50の誘電率よりも高く設定しても良い。この場合には、デカップリング容量DC2の大きさが低減するものの、少なくとも導体CLVと導体CLGとの間には大きなデカップリング容量DC1を形成することができる。同様に、実施の形態2,3に係る半導体装置においても、層間絶縁膜30の誘電率を層間絶縁膜20,40,50の誘電率よりも高く設定しても良い。
実施の形態5.
図10は本発明の実施の形態5に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図11は本実施の形態5に係る半導体装置を図10における矢視D−Dで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態5に係る半導体装置は、上述の実施の形態1に係る半導体装置を変更したものである。以下では、本実施の形態5に係る半導体装置について、実施の形態1に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
図10,11に示されるように、本実施の形態5に係る半導体装置の第1層目の配線層には、互いに対向して配置された1つの導体CLGと1つの導体CLVとが形成されている。導体CLGは、ウェル領域3の直上では負電源配線GNDLからウェル領域4の直上に向かって細長く延びており、ウェル領域4の直上では導体CLV側に張り出すようにその幅が太くなっている部分を有し、全体として旗状の形状を成している。一方で、導体CLVは、ウェル領域4では正電源配線VDDLからウェル領域3の直上に向かって細長く延びており、ウェル領域3の直上では導体CLG側に張り出すようにその幅が太くなっている部分を有し、全体として旗状の形状を成している。
このように、本実施の形態5では、導体CLVは、ウェル領域3の直上では、導体CLGよりも上面視での表面積が大きくなっている。一方で、導体CLGは、ウェル領域4の直上では、導体CLVよりも上面視での表面積が大きくなっている。
このように、本実施の形態5に係る半導体装置では、ウェル領域3の直上においては、ウェル領域3との間でデカップリング容量DC2を形成する導体CLVの上面視での表面積が、導体CLGのそれよりも大きくなっているため、ウェル領域3直上での導体CLG,CLV全体の占有面積を大きくすることなく、導体CLVとウェル領域3との間のデカップリング容量DC2を大きくすることができる。
同様に、ウェル領域4の直上においては、ウェル領域4との間でデカップリング容量を形成する導体CLGの上面視での表面積が、導体CLVのそれよりも大きくなっているため、ウェル領域4直上での導体CLG,CLV全体の占有面積を大きくすることなく、導体CLGとウェル領域4との間のデカップリング容量を大きくすることができる。
実施の形態6.
図12は本発明の実施の形態6に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図13は本実施の形態6に係る半導体装置を図12における矢視E−Eで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態6に係る半導体装置は、上述の実施の形態2に係る半導体装置を変形したものである。以下では、本実施の形態6に係る半導体装置について、実施の形態2に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
図12,13に示されるように、本実施の形態6に係る半導体装置の第1層目の配線層には、互いに対向して配置された1つの導体CLGと1つの導体CLVとが形成されている。導体CLGは、負電源配線GNDLからウェル領域4の直上に向かって延在しており、ウェル領域3の直上において導体CLV側に張り出すようにその幅が太くなっている部分を有し、全体として略旗状の形状を成している。一方で、導体CLVは、正電源配線VDDLからウェル領域3の直上に向かって延在しており、ウェル領域4の直上において導体CLG側に張り出すようにその幅が太くなっている部分を有し、全体として略旗状の形状を成している。
このように、本実施の形態6では、導体CLVは、ウェル領域4の直上では、導体CLGよりも上面視での表面積が大きくなっている。一方で、導体CLGは、ウェル領域3の直上では、導体CLVよりも上面視での表面積が大きくなっている。
本実施の形態6では、導体25は、ウェル領域3とウェル領域4の境界部分の直上で分割されている。ウェル領域3の直上では、導体25のシリサイド層25aと、その直上の導体CLVとが、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ22で接続されており、ウェル領域4の直上では、導体25のシリサイド層25aと、その直上の導体CLGとが、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ22で接続されている。したがって、ウェル領域3の直上の導体25には正の電源電位が印加され、ウェル領域4の直上の導体25には負の電源電位が印加される。
以上のような構造を有する本半導体装置では、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加される、ウェル領域3直上の導体25との間に、デカップリング容量DC3が形成される。そして、ウェル領域3には負の電源電位が印加されることから、ウェル領域3直上の導体25とウェル領域3との間にもデカップリング容量DC5が形成される。
同様にして、ウェル領域4側では、導体CLVと導体25との間にデカップリング容量が形成されるとともに、導体25とウェル領域4との間にデカップリング容量が形成される。
このように、本実施の形態6に係る半導体装置では、導体CLGと、ウェル領域3直上の導体25とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量DC3を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。同様に、導体CLVと、ウェル領域4直上の導体25とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、ウェル領域3側の導体25の直上においては、当該導体25との間でデカップリング容量DC3を形成する導体CLGの上面視での表面積が、導体CLVのそれよりも大きくなっているため、導体CLG,CLV全体の占有面積を大きくすることなく、導体CLGと導体25との間のデカップリング容量DC3を大きくすることができる。
同様に、ウェル領域4側の導体25の直上においては、当該導体25との間でデカップリング容量を形成する導体CLVの上面視での表面積が、導体CLGのそれよりも大きくなっているため、導体CLG,CLV全体の占有面積を大きくすることなく、導体CLVと導体25との間のデカップリング容量を大きくすることができる。
また、ウェル領域3側の導体25とウェル領域3との間にデカップリング容量DC5が形成されるため、より大きなデカップリング容量を得ることができる。さらに、導体25とウェル領域3との間には素子分離絶縁膜2が挟まれており、通常、素子分離絶縁膜2はMISトランジスタ10のゲート絶縁膜12よりも非常に厚く形成されることから、導体25とウェル領域3との間に流れるリーク電流を抑制することができる。
同様に、ウェル領域4側の導体25とウェル領域4との間にはデカップリング容量が形成されるため、より大きなデカップリング容量を得ることができる。さらに、導体25とウェル領域4との間には素子分離絶縁膜2が挟まれているため、導体25とウェル領域4との間に流れるリーク電流を抑制することができる。
なお、本実施の形態6と同様に、上述の実施の形態2に係る半導体装置においても、導体25をウェル領域3,4の境界部分の直上で分離し、ウェル領域3側の導体25には正の電源電位を、ウェル領域4側の導体25には負の電源電位をそれぞれ印加することによって、ウェル領域3側の導体25とウェル領域3との間、及びウェル領域4側の導体25とウェル領域4との間に、それぞれデカップリング容量を形成することができる。
実施の形態7.
図14は本発明の実施の形態7に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図15は本実施の形態7に係る半導体装置を図14における矢視F−Fで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態7に係る半導体装置は、上述の実施の形態3に係る半導体装置を変形したものである。以下では、本実施の形態7に係る半導体装置について、実施の形態3に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
図14,15に示されるように、本実施の形態7に係る半導体装置の第1層目の配線層には、互いに対向して配置された1つの導体CLGと1つの導体CLVとが形成されている。本実施の形態7に係る導体CLG,CLVは、上述の実施の形態6に係る導体CLG,CLVとそれぞれ同様の形状を有している。したがって、本実施の形態7でも、ウェル領域4の直上では、導体CLVは導体CLGよりも上面視での表面積が大きくなっており、ウェル領域3の直上では、導体CLGは導体CLVよりも上面視での表面積が大きくなっている。
本実施の形態7では、不純物領域18のシリサイド層18aと、その直上の導体CLVとは、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ28で接続されている。また、不純物領域19のシリサイド層と、その直上の導体CLGとは、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ28で接続されている。したがって、不純物領域18には正の電源電位が印加され、不純物領域19には負の電源電位が印加される。
以上のような構造を有する本半導体装置では、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加される不純物領域18との間に、デカップリング容量DC4が形成される。また、n型の不純物領域18及びp型のウェル領域3には、正の電源電位及び負の電源電位がそれぞれ印加されることから、不純物領域18とウェル領域3とで形成されるpn接合には逆電圧が印加される。したがって、当該pn接合での接合容量をデカップリング容量DC6として利用することができる。
同様にして、ウェル領域4側では、導体CLVと不純物領域19との間にデカップリング容量が形成される。また、p型の不純物領域19及びn型のウェル領域4には、負の電源電位及び正の電源電位がそれぞれ印加されることから、不純物領域19とウェル領域4とで形成されるpn接合には逆電圧が印加される。したがって、当該pn接合での接合容量をデカップリング容量として利用することができる。
このように、本実施の形態7に係る半導体装置では、導体CLGと不純物領域18とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量DC4を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。同様に、導体CLVと不純物領域19とが、誘電率の高い層間絶縁膜20を挟んでデカップリング容量を形成するため、簡単な構造で大きなデカップリング容量を得ることができる。
また、不純物領域18の直上においては、当該不純物領域18との間でデカップリング容量DC4を形成する導体CLGの上面視での表面積が、導体CLVのそれよりも大きくなっているため、導体CLG,CLV全体の占有面積を大きくすることなく、導体CLGと不純物領域18との間のデカップリング容量DC4を大きくすることができる。
同様に、不純物領域19の直上においては、当該不純物領域19との間でデカップリング容量を形成する導体CLVの上面視での表面積が、導体CLGのそれよりも大きくなっているため、導体CLG,CLV全体の占有面積を大きくすることなく、導体CLVと不純物領域19との間のデカップリング容量を大きくすることができる。
また、不純物領域18とウェル領域3には、それらで形成されるpn接合に逆電圧が印加されるように、一方には正の電源電位が印加され、他方には負の電源電位が印加されるため、当該pn接合での接合容量をデカップリング容量DC6として使用することができる。同様に、不純物領域19とウェル領域4には、それらで形成されるpn接合に逆電圧が印加されるように、一方には正の電源電位が印加され、他方には負の電源電位が印加されるため、当該pn接合での接合容量をデカップリング容量として使用することができる。よって、より大きなデカップリング容量を得ることができる。
なお、本実施の形態7と同様に、上述の実施の形態3に係る半導体装置においても、不純物領域18,19に正の電源電位及び負の電源電位をそれぞれ印加することによって、不純物領域18とウェル領域3との間、及び不純物領域19とウェル領域4との間に、接合容量を利用したデカップリング容量をそれぞれ形成することができる。
実施の形態8.
上述の図4,8,13に示される半導体装置では、デカップリング容量DC3をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間には、当該ゲート電極13と同じ層構造の導体25が形成されているものの、当該2つのMISトランジスタ10のソース・ドレイン領域11の間には当該ソース・ドレイン領域11と同じ導電型の不純物領域は形成されていないため、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC3が形成されている領域では、所定寸法内における同じ導電型を有する不純物領域の占有率を所望の範囲内に収めることは容易ではない。
そこで、本実施の形態8では、実施の形態2に係る半導体装置を変形して、同じ層構造を有する導体の占有率と、同じ導電型を有する不純物領域の占有率との両方を所望の範囲内に収めやすくする半導体装置を提供する。
図16は本発明の実施の形態8に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図17は本実施の形態8に係る半導体装置を図16における矢視G−Gで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態8に係る半導体装置は、上述の実施の形態2に係る半導体装置に上述の実施の形態3に係る不純物領域18,19を追加して変形を加えたものである。以下では、本実施の形態8に係る半導体装置について、実施の形態2に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
図16,17に示されるように、本実施の形態8では、ウェル領域3,4の境界部分の直上で導体25が分割されている。ウェル領域3直上の導体25には正の電源電位が印加され、ウェル領域4直上の導体25には負の電源電位が印加される。
ウェル領域3側では、導体25は、各導体CLGの直下においてそのほぼ全領域に渡って形成されているが、各導体CLVの直下においてはほとんど形成されていない。ウェル領域3側では、複数の導体CLVの直下には、ウェル領域3の上面内に設けられた複数の不純物領域18がそれぞれ位置している。複数の不純物領域18は素子分離絶縁膜2によって互いに接触することなく分離されている。
一方、ウェル領域4側では、導体25は、各導体CLVの直下においてそのほぼ全領域に渡って形成されているが、各導体CLGの直下においてはほとんど形成されていない。ウェル領域4側では、複数の導体CLGの直下には、ウェル領域4の上面内に設けられた複数の不純物領域19がそれぞれ位置している。複数の不純物領域19は素子分離絶縁膜2によって互いに接触することなく分離されている。
本実施の形態8では、ウェル領域3側では、複数の導体CLVと、複数の不純物領域18とが、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ22によってそれぞれ接続されている。したがって、各不純物領域18には正の電源電位が印加される。一方、ウェル領域4側では、複数の導体CLGと、複数の不純物領域19とが、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ22によってそれぞれ接続されている。したがって、各不純物領域19には負の電源電位が印加される。
以上のような構造を有する本半導体装置では、ウェル領域3側において、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加される導体25との間に、デカップリング容量DC3が形成される。そして、ウェル領域3には負の電源電位が印加されることから、ウェル領域3側では、導体25とウェル領域3との間にもデカップリング容量DC5が形成される。同様に、ウェル領域4側では、導体CLVと導体25との間にデカップリング容量が形成されるとともに、導体25とウェル領域4との間にデカップリング容量が形成される。
また、n型の不純物領域18及びp型のウェル領域3には、正の電源電位及び負の電源電位がそれぞれ印加されることから、不純物領域18とウェル領域3とで形成されるpn接合での接合容量をデカップリング容量DC6として利用することができる。同様にして、ウェル領域4側では、p型の不純物領域19及びn型のウェル領域4には、負の電源電位及び正の電源電位がそれぞれ印加されることから、不純物領域19とウェル領域4とで形成されるpn接合での接合容量をデカップリング容量として利用することができる。
このように、本実施の形態8に係る半導体装置では、デカップリング容量DC3をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間には、それらと同じ層構造を有する導体25が形成されており、さらに、当該2つのMISトランジスタ10のソース・ドレイン領域11の間には、当該ソース・ドレイン領域11と同じ導電型の不純物領域18が形成されているため、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC3が形成されている領域では、同じ層構造を有する導体の占有率と、同じ導電型を有する不純物領域の占有率との両方を、所望の範囲内に収めやすくなる。よって、本半導体装置がさらに製造しやすくなる。
実施の形態9.
上述の図6,9,15に示される半導体装置では、デカップリング容量DC4をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のソース・ドレイン領域11の間には、当該ソース・ドレイン領域11と同じ導電型の不純物領域18が形成されているものの、当該2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間には当該ゲート電極13と同じ層構造の導体は形成されていないため、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC4が形成されている領域では、同じ層構造を有する導体の占有率を所望の範囲内に収めることは容易ではない。
そこで、本実施の形態9では、実施の形態3に係る半導体装置を変形して、同じ導電型を有する不純物領域の占有率と、同じ層構造を有する導体の占有率との両方を所望の範囲内に収めやすくする半導体装置を提供する。
図18は本発明の実施の形態9に係る半導体装置の構造を示す上面図である。図19は本実施の形態9に係る半導体装置を図18における矢視H−Hで見た際の構造を示す断面図である。本実施の形態9に係る半導体装置は、上述の実施の形態3に係る半導体装置に上述の実施の形態2に係る導体25及びサイドウォール26を追加して変形を加えたものである。以下では、本実施の形態9に係る半導体装置について、実施の形態3に係る半導体装置との相違点を中心に説明する。
図18,19に示されるように、本実施の形態9では、ウェル領域3,4のそれぞれの直上に導体25が形成されており、ウェル領域3側の導体25と、ウェル領域4側の導体25とは分離している。ウェル領域3側の導体25及びウェル領域4側の導体25は、それぞれ素子分離絶縁膜2上に形成されており、それぞれにはサイドウォール26が形成されている。
ウェル領域3側では、導体25は、各導体CLVの直下においてそのほぼ全領域に渡って形成されているが、各導体CLGの直下においてほとんど形成されていない。ウェル領域3側では、複数の導体CLGの直下には、ウェル領域3の上面内に設けられた複数の不純物領域18がそれぞれ位置している。複数の不純物領域18は素子分離絶縁膜2によって互いに接触することなく分離されている。
一方、ウェル領域4側では、導体25は、各導体CLGの直下においてそのほぼ全領域に渡って形成されているが、各導体CLVの直下においてほとんど形成されていない。ウェル領域4側では、複数の導体CLVの直下には、ウェル領域4の上面内に設けられた複数の不純物領域19がそれぞれ位置している。複数の不純物領域19は素子分離絶縁膜2によって互いに接触することなく分離されている。
本実施の形態9では、ウェル領域3側では、各導体CLVと、導体25のシリサイド層25aとが、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ28によって接続されている。したがって、ウェル領域3側の導体25には正の電源電位が印加される。一方で、ウェル領域4側では、各導体CLGと、導体25のシリサイド層25aとが、層間絶縁膜20内のコンタクトプラグ28によって接続されている。したがって、ウェル領域4側の導体25には負の電源電位が印加される。そして、不純物領域18,19には、正の電源電位及び負の電源電位がそれぞれ印加される。
以上のような構造を有する本半導体装置では、ウェル領域3側では、負の電源電位が印加される導体CLGと、正の電源電位が印加される不純物領域18との間に、デカップリング容量DC4が形成される。そして、n型の不純物領域18及びp型のウェル領域3には、正の電源電位及び負の電源電位がそれぞれ印加されることから、不純物領域18とウェル領域3とで形成されるpn接合での接合容量をデカップリング容量DC6として利用することができる。
同様に、ウェル領域4側では、導体CLVと不純物領域19との間にデカップリング容量が形成されるとともに、不純物領域19とウェル領域4とで形成されるpn接合での接合容量をデカップリング容量として利用することができる。
また、ウェル領域3側では、正の電源電位が印加される導体25と、負の電源電位が印加されるウェル領域3との間にはデカップリング容量DC5が形成され、ウェル領域4側では、負の電源電位が印加される導体25と、正の電源電位が印加されるウェル領域4との間にはデカップリング容量が形成される。
このように、本実施の形態9に係る半導体装置では、デカップリング容量DC4をそれらの間に挟む2つのMISトランジスタ10のソース・ドレイン領域11の間には、当該ソース・ドレイン領域11と同じ導電型の不純物領域18が形成されており、さらに、当該2つのMISトランジスタ10のゲート電極13の間には、それらと同じ層構造を有する導体25が形成されているため、当該2つのMISトランジスタ10とデカップリング容量DC4が形成されている領域では、同じ導電型を有する不純物領域の占有率と、同じ層構造を有する導体の占有率との両方を、所望の範囲内に収めやすくなる。よって、本半導体装置がさらに製造しやすくなる。
なお、実施の形態5〜9においても、実施の形態4と同様に、層間絶縁膜20,30の誘電率を層間絶縁膜40,50の誘電率よりも大きく設定しても良いし、層間絶縁膜30の誘電率を層間絶縁膜20,40,50の誘電率よりも大きく設定しても良い。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の変形例の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態3に係る半導体装置の変形例の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態5に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態5に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態6に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態6に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態7に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態7に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態8に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態8に係る半導体装置の構造を示す断面図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体装置の構造を示す上面図である。 本発明の実施の形態9に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
符号の説明
1 半導体基板、2 素子分離絶縁膜、3,4 ウェル領域、10 MISトランジスタ、11 ソース・ドレイン領域、13 ゲート電極、18,19 不純物領域、20,30,40,50 層間絶縁膜、25,CLG,CLV 導体、DC1〜DC6 デカップリング容量、GNDL 負電源配線、VDDL 正電源配線。

Claims (12)

  1. 半導体装置であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成され、互いに誘電率が異なり、互いに積層された第1及び第2の層間絶縁膜と、
    前記第1及び第2の層間絶縁膜のうち誘電率が高い方の膜だけをそれらの間に挟み、同一の配線層に形成された第1及び第2の導体と
    前記半導体基板に形成された第1のMISトランジスタと、
    前記第1のMISトランジスタのゲート電極の側方であって、かつ前記第1の導体の直下に形成された、前記ゲート電極と同じ層構造の第3の導体と
    を備え、
    前記第1及び第2の導体では、一方には前記半導体装置の高電位側の電源電位が印加され、他方には前記半導体装置の低電位側の電源電位が印加され、
    前記第3の導体には、前記高電位側及び低電位側の電源電位のうち前記第1の導体とは異なる電源電位が印加され、
    前記第1及び第2の導体の間にはデカップリング容量が形成され
    前記第1及び第3の導体の間にはデカップリング容量が形成される、半導体装置。
  2. 請求項1に記載の半導体装置であって、
    前記半導体基板には、前記第1のMISトランジスタと同じ導電型であって、ゲート電極の層構造が前記第1のMISトランジスタと同じである第2のMISトランジスタが形成されており、
    前記第3の導体は、前記第1及び第2のMISトランジスタの前記ゲート電極の間に位置する、半導体装置。
  3. 請求項2に記載の半導体装置であって、
    前記半導体基板の上面内には、前記第1及び第2のMISトランジスタのソース・ドレイン領域が形成されており、
    前記第1及び第2のMISトランジスタの前記ソース・ドレイン領域の間における前記半導体基板の上面内には、当該ソース・ドレイン領域と同じ導電型の不純物領域が形成されている、半導体装置。
  4. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記半導体基板の上面内には不純物領域が形成されており、
    前記第3の導体は、前記不純物領域上に素子分離絶縁膜を介して形成されており、
    前記不純物領域には、前記高電位側及び低電位側の電源電位のうち前記第3の導体とは異なる電源電位が印加され、
    前記第3の導体と前記不純物領域との間にはデカップリング容量が形成される、半導体装置。
  5. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記第1の層間絶縁膜は、前記第2の層間絶縁膜よりも誘電率が高く、前記ゲート電極及び前記第3の導体を覆って前記半導体基板上に形成されており、
    前記第2の層間絶縁膜は前記第1の層間絶縁膜上に形成されており、
    前記第1及び第3の導体の間には、前記第1及び第2の層間絶縁膜のうち前記第1の層間絶縁膜のみが介在している、半導体装置。
  6. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記第2の導体は前記第3の導体の直上に位置しており、
    前記第3の導体の直上においては、前記第1の導体の上面視での表面積は、前記第2の導体のそれよりも大きい、半導体装置。
  7. 導体装置であって、
    半導体基板と、
    前記半導体基板に形成された第1のMISトランジスタと、
    互いに誘電率が異なり、互いに積層された第1及び第2の層間絶縁膜と、
    前記第1及び第2の層間絶縁膜のうち誘電率が高い方の膜だけをそれらの間に挟む第1及び第2の導体と
    を備え、
    前記第1の層間絶縁膜は、前記第2の層間絶縁膜よりも誘電率が高く、前記第1のMISトランジスタのゲート電極を覆って前記半導体基板上に形成されており、
    前記第2の層間絶縁膜は前記第1の層間絶縁膜上に形成されており、
    前記第1の導体は、前記第1の層間絶縁膜内であって、前記ゲート電極の側方かつ前記第2の導体の直下に形成されており、
    前記第2の導体は、前記ゲート電極及び前記第1の導体の上方に位置する配線層に形成されており、
    前記ゲート電極と前記第1の導体は、互いに同じ層構造であり、
    前記第1及び第2の導体では、一方には前記半導体装置の高電位側の電源電位が印加され、他方には前記半導体装置の低電位側の電源電位が印加され、
    前記第1及び第2の導体の間にはデカップリング容量が形成される、半導体装置。
  8. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記半導体基板には、前記第1のMISトランジスタと同じ導電型であって、ゲート電極の層構造が前記第1のMISトランジスタと同じである第2のMISトランジスタが形成されており、
    前記第1の導体は、前記第1及び第2のMISトランジスタの前記ゲート電極の間に位置する、半導体装置。
  9. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記半導体基板の上面内には、前記第1及び第2のMISトランジスタのソース・ドレイン領域が形成されており、
    前記第1及び第2のMISトランジスタの前記ソース・ドレイン領域の間における前記半導体基板の上面内には、当該ソース・ドレイン領域と同じ導電型の不純物領域が形成されている、半導体装置。
  10. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記半導体基板の上面内には不純物領域が形成されており、
    前記第1の導体は、前記不純物領域上に素子分離絶縁膜を介して形成されており、
    前記不純物領域には、前記高電位側及び低電位側の電源電位のうち前記第1の導体とは異なる電源電位が印加され、
    前記第1の導体と前記不純物領域との間にはデカップリング容量が形成される、半導体装置。
  11. 請求項に記載の半導体装置であって、
    前記配線層に形成され、前記高電位側及び低電位側の電源電位のうち前記第2の導体とは異なる電源電位が印加される第3の導体をさらに備え、
    前記第2及び第3の導体の間にはデカップリング容量が形成される、半導体装置。
  12. 請求項11に記載の半導体装置であって、
    前記第3の導体は前記第1の導体の直上に位置しており、
    前記第1の導体の直上においては、前記第2の導体の上面視での表面積は、前記第3の導体のそれよりも大きい、半導体装置。
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