JP5100889B2 - 開閉機構付き装置 - Google Patents

開閉機構付き装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5100889B2
JP5100889B2 JP2011515752A JP2011515752A JP5100889B2 JP 5100889 B2 JP5100889 B2 JP 5100889B2 JP 2011515752 A JP2011515752 A JP 2011515752A JP 2011515752 A JP2011515752 A JP 2011515752A JP 5100889 B2 JP5100889 B2 JP 5100889B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
foreign object
closing
driving force
transmission system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011515752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010137075A1 (ja
Inventor
一成 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Publication of JPWO2010137075A1 publication Critical patent/JPWO2010137075A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5100889B2 publication Critical patent/JP5100889B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B33/00Constructional parts, details or accessories not provided for in the other groups of this subclass
    • G11B33/02Cabinets; Cases; Stands; Disposition of apparatus therein or thereon
    • G11B33/027Covers
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/0401Details
    • G11B17/0405Closing mechanism, e.g. door

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

この発明は、例えば筺体の一面に設けた開閉体を開閉する開閉機構付き装置に係り、特に、駆動源からの駆動力をギアを介して開閉体に伝達する開閉機構付き装置に関する。
この種の開閉機構付き装置のように駆動力をギアを介して開閉体に伝達する場合、従来は、モータの起動トルクやギアのバックラッシなどの遊び要因(以下、駆動力伝達系の遊び要因と称する)による速度変化は電流センサなどの複雑な回路を使用して検出している。また、開閉体の開閉時に生じる指、異物等の挟み込みによる速度変化は位置センサの検出値変化を利用して検出している。このように従来は、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化と異物等の挟み込みによる速度変化をそれぞれ異なるセンサを用いて行なっている。
また、特許文献1には、蓋の予定閉位置より所定距離手前で該蓋の位置を検出し、この検出位置から予定閉位置を所定量通過した移動完了位置まで、蓋を移動させる駆動力を漸減制御し、蓋を開口部に微力押圧する蓋の閉動作制御方法が開示されている。
特開2002−314266号公報
しかしながら、従来の開閉機構付き装置では、電流センサを使用することで、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検知する一方、異物などの挟み込みに起因する速度変化を位置センサの検出値で検知しているため、2つのセンサを必要とし、複雑な回路やソフト制御を構成するなどの煩わしさがあった。
また、挟み込みに起因する速度変化を検知する位置センサは、安全性を配慮するために検知時間をできるだけ短くする必要があるが、駆動力伝達系の遊び要因により、開閉動作の始端付近・終端付近の動作では変化速度が低いため、挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を低くし過ぎると、この挟み込みに起因する速度変化と駆動力伝達系の遊び要因による速度変化とを誤検知してしまう可能性があった。
また、特許文献1には蓋の最終閉位置において、蓋を移動させる駆動力を漸減制御することについては記載されているが、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化の検知および、異物の挟み込みに起因する速度変化の検知については何ら開示されていない。
この発明は、上記のような従来の課題を解決するためになされたもので、1つの位置センサのみを用いた簡単な構成によって、異物の挟み込みに起因する速度変化の検知と開閉動作の始端付近・終端付近で生じる駆動力伝達系の遊び要因による速度変化の検知とを誤検知することなく判別し、また、開閉動作開始後の所定時間内では異物の挟み込みを短時間に検知できるようにした開閉機構付き装置を提供することを目的とする。
この発明に係る開閉機構付き装置は、開閉動作の始端付近・終端付近の駆動力伝達系の遊び要因が発生している範囲及び開終端付近の実際の開位置よりもオーバーランさせている範囲では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間より長くしたものである。また、上記範囲外では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間より短くしたものである。
この発明によれば、開閉動作の始端付近・終端付近から所定の動作範囲では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間より長くしたので、異物の挟み込みに起因する速度変化の検知と開閉動作の始端付近・終端付近で生じる駆動力伝達系の遊び要因による速度変化の検知との誤検知を回避することができる。また、開閉動作開始後の所定時間内では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間より短くし、開閉動作開始後の所定時間内では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び検知時間より短くしたので、異物の挟み込み時の検知反応が早くなり、ユーザへの安全性を優先し、挟み込み発生時には速やかに開閉動作を停止させることが可能である。
この発明の開閉機構付き装置を備えた車載機器の全体構成を示すディスプレイを閉じた状態の斜視図である。 この発明の開閉機構付き装置を備えた車載機器の全体構成を示すディスプレイを開いた状態の斜視図である。 機器本体の一部を除去してディスプレイの開閉機構を示した斜視図である。 図3を角度を変えて示した斜視図である。 ディスプレイの開閉機構駆動部を該ディスプレイを閉じ位置に位置させた状態を示した平面図である。 ディスプレイの開閉機構駆動部を該ディスプレイを開き位置に位置させた状態を示した平面図である。 この発明の実施の形態1に係る開閉機構付き装置の駆動制御回路を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1に係る開閉機構付き装置の動作を説明するフローチャートである。 開閉機構部の開閉状態を示すタイミング図である。 この発明の実施の形態2における開閉機構部の始端・終端の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態2における開閉機構部の開閉動作開始後、所定時間経過したときの動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態3に係る開閉機構付き装置の駆動制御回路を示すブロック図である。 この発明の実施の形態4に係る開閉機構付き装置の駆動制御回路を示すブロック図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
図1〜図6は、この発明の開閉機構付き装置を備えた車載機器を示す。この車載機器はナビゲーション機器やCD,DVDの再生機器を収納した筺体としての機器本体と、この機器本体の前面に開閉可能に取り付けられ、開くことによりCD,DVDの出し入れを可能とし、閉じることによりCD,DVDの出し入れ口2,3を覆う開閉体としてのディスプレイ4を備えたものである。
ナビゲーション機器は、GPS「(Global Positioning system)登録商標」によって検出した現在位置を基に目的位置までの経路を探索して、この探索経路を地図とともにディスプレイ4に表示する。また、CD,DVDの再生機器はCDに記憶された音声を再生してスピーカから音声出力するとともに、DVDに記憶された画像を再生してディスプレイ4に表示する。
このナビゲーション機器やCD,DVDの再生機器を収納した機器本体1は、その前面にCD,DVDの出し入れ口2,3を有し、その前面の周囲を取り囲むように枠体5が設けられ、この枠体5内に機器本体1の前面を覆うようにディスプレイ4が設けられている。このディスプレイ4は両側面の上部に凸設させたピン6を枠体5の両側内面に形成された上下方向に延びるガイド溝7に嵌合させて、開閉可能に機器本体1に組み付けられている。このガイド溝7は上半分は直線状であり下半分は前方に向かって傾斜している。
コ字形部材8は両脚体8a,8bに設けたガイド溝9a,9bに機器本体1の底面1aに設けたピン10a,10bを係合させて、前後動可能に機器本体1に組み付けられている。また、機器本体1の底面1aには、ディスプレイ4を開閉駆動するモータ11が設けられ、このモータ11の駆動軸に設けたウォムギア12と噛合うギア列13の中のピニオンギア13aを、脚体8aの内側面に前後方向に形成されたラック14に噛合わせている。そして、コ字形部材8の両脚体8a,8bの移動側前部には、ディスプレイ4の両側面の下部に連結するリンク15が設けられている。
上記の構成であるから、常時閉じ状態にあるディスプレイ4を開くには、モータ11を駆動させ、この駆動力をウォムギア12、ギア列13、ピニオンギア13a、ラック14を介してコ字形部材8に伝え、このコ字形部材8を図5の実線矢印方向に移動させる。このコ字形部材8の移動により、コ字形部材8の前部にリンク15を介して連結されたディスプレイ4の下部が前方に押出され、ディスプレイ4の上部はピン6とガイド溝7との係合によって直線状に降下して図2〜図4に示すように、表示面が上向きに傾いて開かれる。このように、ディスプレイ4が開かれると、本体機器1の前面に形成されたCD,DVDの出し入れ口2,3が露出するので、この状態において、CD,DVDの挿入、交換を行なう。
そして、CD,DVDの挿入、交換が終了した後は、モータ11を上記とは逆向きに駆動させ、この駆動力をウォムギア12、ギア列13、ピニオンギア13a、ラック14を介してコ字形部材8に伝え、このコ字形部材8を上記とは反対に図6の点線矢印方向に移動させる。このため、このコ字形部材8の前部にリンク15を介して連結されたディスプレイ4の下部が後方に引き込まれ、ディスプレイ4の上部はピン6とガイド溝7との係合によって直線状に上昇して、図2〜図4に示す開状態からの閉動作により、ディスプレイ4は図1に示すように枠体5内に面一に収まり機器本体1の前面を覆うものである。
ディスプレイ4は上記のように開閉動作を行うものであるが、例えば、開動作時にディスプレイ4の下部前面に異物が当接していたり、開閉動作中にディスプレイ4と枠体4の間に指等の異物が挟み込まれることがある。また、閉動作時にも同様にディスプレイ4と枠体4の間に指等の異物が挟まることがあり、動作中に速度変化が生じる。一方、開閉動作の始端付近・終端付近では駆動力伝達系の遊び要因により速度変化を生じる。
この発明は上記の異物の挟み込みに起因する速度変化と駆動力伝達系の遊び要因による速度変化とを誤りなく1つの位置センサを用いて検知するために、開閉動作の始端付近・終端付近から所定の動作範囲では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間より長くしたものである。
実施の形態1.
図7はこの発明の実施の形態1に係る開閉機構付き装置の駆動制御回路を示すブロック図であり、開閉機構部21、電源22、位置センサ23、開閉位置接点24、記憶部25、制御部26を有する。開閉機構部21は図5、図6に示したコ字形部材8、モータ11、ギア(12,13,13a)、ラック14、リンク16等からなる。電源22は開閉機構21の中のモータ11に給電する。位置センサ23は例えばスライド抵抗体を用い、このスライド抵抗体の可動端子をギア列13の中の1つのギア軸に取付け、このギア軸の回転により、ディスプレイ4の開閉状態に応じて抵抗値を変化させ、ディスプレイ4の開閉状態に応じた検知値を出力する。開閉位置接点24はディスプレイ4の開閉終端位置を例えばスイッチ(図示せず)で検出する。
記憶部25は時間T1,T2、この時間T1,T2より長い時間T3、時間T1,T2より短い時間T3’を記憶する。時間T1はディスプレイ4の開閉始端では、駆動力伝達系の遊び要因で位置センサ23の検知値がすぐに変化しない時間、時間T2はディスプレイ4の開終端では、完全に開ききることが必要であるため、実際の開位置よりもオーバランさせてギアを空転させることにより位置センサ23の検知値が変化しない時間、時間T3は開閉動作の始端付近・終端付近から所定の動作範囲において異物の挟み込みにより位置センサ23の検知値が変化しない時間、時間T3’は開閉動作開始後の所定時間内での異物の挟み込みにより位置センサ23の検知値が変化しない時間である。制御部26は位置センサ23、開閉位置接点24、記憶部25からの情報に基づいて、開閉機構部21を制御し、異物検知時間を開閉動作の所定時間や位置センサの検出値で切換える切換部として機能する。
次に、図8のフローチャート、図9のディスプレイ4の開閉状態を示すタイミング図に基づいて、ディスプレイ4の開閉動作時における異物の挟み込みの検出動作について説明する。ユーザが制御部26に図示しない操作部によりディスプレイ4の開閉要求を行なうと(ステップST8−1)、制御部26はディスプレイ4が閉じているかを判断し(ステップST8−2)、YESであれば、ディスプレイ4の開動作を開始し(ステップST8−3)、NOであれば、閉動作を開始する(ステップST8−4)。
そして、いずれの動作開始に対しても記憶部25から読み出した情報によって異物検知時間T3をセットし(ステップST8−5)、その後、位置センサ23の検出値が変化したかを判断し(ステップST8−6)、NOであれば、異物検知時間T3が経過したかを判断し(ステップST8−7)、NOであれば、この判断動作を繰り返し、YESであれば、異物検出であるので開閉動作を停止する(ステップST8−8)。
一方、ステップST8−6の判断結果がYESであれば、記憶部25から読み出した情報によって異物検知時間T3’をセットし(ステップST8−9)、その後、位置センサ23の検出値が変化したかを判断する(ステップST8−10)、NOであれば、異物検知時間T3’が経過したかを判断する(ステップST8−11)、NOであれば、この判断動作を繰り返し、YESであれば、異物検出であるので開閉動作を停止する(ステップST8−12)。
位置センサ23の検出値は、常時制御部26が監視している。例えば、開動作が始まると、まず始端では、駆動力伝達系の遊び要因により位置センサ23の検出値はすぐに変化しないが、この遊び要因による遊び時間T1の経過後、異物検知時間T3を経過しても位置センサ23の検出値が変化しないときは、制御部26は予め記憶部25に設定された検知時間T3で異物などによる挟み込みが発生したことを検出する。この時、T3>T1である。
また、開動作の終端では、完全に開ききることが必要であるため、図9に示すように実際の開位置よりもオーバランさせて、ギアを空転させるので、この場合も遊び要因による速度変化を検出しない遊び時間T2の経過後、異物検知時間T3を経過しても位置センサ23の検出値が変化しないときは、制御部26は予め記憶部25に設定された検知時間T3で異物などによる挟み込みが発生したことを検出する。この時、T3>T2である。
また、開動作開始後、所定の時間内では、駆動力伝達系の遊び要因により位置センサ23の変化速度が低くなることはないので、制御部26は予め記憶部23に設定された異物検知時間T3’に切換えて、異物の挟み込みの発生を早く検知する。この時、T3’<T3、T3’<T1,T2である。また、この開閉動作開始後の所定時間内に反転動作を要求した場合には、ギアのバックラッシ時間が加わるため、開閉動作の始端付近・終端付近の動作と同様に一定期間だけ位置センサの検知時間T3’からT3と長くし、駆動力伝達系の速度変化を異物の挟み込みによる速度変化と誤検知することを回避することができる。
以上のようにこの実施の形態1によれば、開閉動作の始端付近・終端付近から所定の動作範囲では、異物の挟み込みによる速度変化を検知する異物検知時間T3を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間T1,T2より長くしたので、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を、異物の挟み込みによる速度変化と誤検知することを確実に回避することができる。
また、この発明によれば、開閉動作開始後の所定時間内では、異物の挟み込みによる速度変化を検知する異物検知時間T3’を、駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び時間T1,T2より短くして異物の挟み込み検知の反応を早くしたので、ユーザへの安全性を優先し、挟み込み発生時には速やかに開閉動作を停止させることが可能である。また、この開閉動作開始後の所定時間中に反転動作を要求した場合には、ギアのバックラッシ時間が加わるため、開閉動作の始端付近・終端付近の場合と同様に一定期間だけ異物検知時間をT3’からT3に切換えて長くすることにより、異物の挟み込みによる速度変化と誤検知することを確実に回避することができる。
実施の形態2.
この実施の形態2は、実施の形態1における異物の検知時間T3とT3’の切換えを実行するために、開閉動作の始端付近・終端付近の位置センサ23の検知値を予め制御部26に設定しておくか、開閉動作の始端付近・終端付近に差し掛かっている時間を予め制御部26に設定しておくようにしたものである。
図10は異物検知時間T3とT3’を切換える為に、開閉動作の始端付近・終端付近の位置センサ23の検知値を予め制御部26に設定した場合のフローチャートであり、開閉動作スタート後、位置センサ23の検知値は開閉動作の始端付近・終端付近かを判断し(ステップST10−1)、YESであれば、開閉動作の始端付近・終端付近に差し掛かっているから異物検知時間をT3と長くする(ステップST10−2)。NOであれば、開閉動作開始後の所定時間内であるから異物検知時間をT3’と短くする(ステップST10−3)。
図11は異物検知時間T3とT3’を切換える為に、開閉動作の始端付近・終端付近に差し掛かっている時間を予め制御部26に設定した場合のフローチャートであり、開閉動作スタート後、開閉動作開始後で所定時間経過したかを判断し(ステップST11−1)、YESであれば、開閉動作開始後の所定時間内であるから異物検知時間をT3’と短くする(ステップST11−2)。NOであれば、開閉動作の始端付近・終端付近に差し掛かっているから異物検知時間をT3と長くする(ステップST11−3)。
上記のように、実施の形態2によれば、異物検知時間T3、T3’の切換えを、開閉動作の始端付近・終端付近の位置センサの検知値や開閉動作の始端付近・終端付近に差し掛かっている時間で切換えるものであるから、開閉動作の始端付近・終端付近では、異物検知時間T3を駆動力伝達系の遊び要因による遊び時間T1,T2より長く設定して誤り検知を回避し、それ以外の動作範囲を認識した際には、異物検知時間T3より短い異物検知時間T3’に切換えることを確実に実現することができる。
実施の形態3.
図12はこの発明の実施の形態3を示すブロック図であり、実施の形態1のブロック図に、制御部26により制御される音声処理部27に例えばスピーカ等の音声出力部28を接続し、また、制御部26からの出力に基づいて画像を形成する画像形成部29、この画像形成部29で形成された画像を表示するLCD等の表示部30を付加している。そして、表示部30には専用の電源31が接続されている。ここで、音声出力部28、表示部30はユーザに対する報知部を形成している。
この実施の形態3によれば、制御部26は位置センサ23からの検知値に基づいて異物の挟み込みを検知した場合、音声処理部27を使ってブザー等によりユーザへ注意を促すための音声出力を制御し、予め用意したテロップ信号を表示部30に表示することにより、ユーザに的確に異物の挟み込みに対する注意を促すことができる。
実施の形態4.
図13はこの発明の実施の形態3を示すブロック図であり、実施の形態2のブロック図において、音声処理部27、音声出力部28の代わりに必要な指示を制御部26に入力するための操作部32を設け、異物の挟み込みを検知した場合、開閉動作を止める/開く/閉めるのいずれかの処理を行なうかを制御部26に任意に設定することを可能としたものである。
この実施の形態4によれば、制御部26は表示部30を使って、異物を検出した際の制御部26の選択画面をユーザに示すことができるので、ユーザは操作部32を使って、制御部26を操作して開閉動作を止める/開く/閉めるといった処理を選択し、記憶部25に選択された情報を保持する。これにより、制御部26は異物を検知した際には記憶部25から読み出された記憶情報により開閉動作を止める/開く/閉める等のユーザが選択したいずれかの処理で制御することができる。
なお、この発明の開閉機構付き装置として、図面は筺体としての一面に開閉体としてディスプレイを設けた車載機器を示したが、この車載機器以外でも、開閉体を有する機器において、駆動源からの駆動力をギアを介して開閉体に伝達し、この開閉体を開閉する場合にも同様に適用することができる。
以上のように、この発明に係る開閉機構付き装置は、開閉体を有する機器、例えば筺体としての機器の一面に開閉体としてディスプレイを設け、機器に対しCD,DVD等の挿入、交換を行なうためにディスプレイを開閉させる車載機器に適用することができる。

Claims (4)

  1. 開閉体を設けた筺体と、前記筺体内に設けられた駆動源からの駆動力をギアを介して前記開閉体に伝達し開閉動作を行なう駆動力伝達系とを備えた開閉機構付き装置において、
    前記開閉動作の始端付近の駆動力伝達系の遊び要因が発生している範囲及び開終端付近の実際の開位置よりもオーバーランさせている範囲では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、前記駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び検知時間より長くし、
    前記範囲外では、異物の挟み込みに起因する速度変化を検知する異物検知時間を、前記駆動力伝達系の遊び要因による速度変化を検出する遊び検知時間より短くする制御部を備えたことを特徴とする開閉機構付き装置。
  2. 異物検知時間を、開閉動作の駆動力伝達系の遊び要因が発生している時間及び開終端付近の実際の開位置よりもオーバーランさせている時間や位置センサの検出値で切換える切換部を備えたことを特徴とする請求項1記載の開閉機構付き装置。
  3. 異物の挟み込みを検知した場合、音や表示によりユーザに注意を促す報知部を備えたことを特徴とする請求項1記載の開閉機構付き装置。
  4. 異物の挟み込みを検知した場合、開閉動作を止める/開く/閉じることをユーザが任意に設定可能とする操作部を備えたことを特徴とする請求項1記載の開閉機構付き装置。
JP2011515752A 2009-05-28 2009-05-28 開閉機構付き装置 Expired - Fee Related JP5100889B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2009/002357 WO2010137075A1 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 開閉機構付き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2010137075A1 JPWO2010137075A1 (ja) 2012-11-12
JP5100889B2 true JP5100889B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=43222222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011515752A Expired - Fee Related JP5100889B2 (ja) 2009-05-28 2009-05-28 開閉機構付き装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8589962B2 (ja)
JP (1) JP5100889B2 (ja)
WO (1) WO2010137075A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112011106050T5 (de) * 2011-12-28 2014-09-25 Intel Corporation Verriegelungsscharnier-Anordnung für elektronisches Gerät
JP6084015B2 (ja) * 2012-11-21 2017-02-22 富士通テン株式会社 車載装置、及び、取付装置
US9896210B2 (en) * 2015-01-29 2018-02-20 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Display unit

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202766A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Aiwa Co Ltd 表示機能付き電子機器
JP2006156480A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Sanyo Electric Co Ltd パネル開閉装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7046586B1 (en) * 2000-08-15 2006-05-16 Storage Technology Corporation Automated hardware sensing and library configuration
JP2002314266A (ja) 2001-04-18 2002-10-25 Kojima Press Co Ltd 蓋の閉動作制御方法
JP4532511B2 (ja) * 2007-01-31 2010-08-25 アスモ株式会社 異物検出センサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001202766A (ja) * 2000-01-21 2001-07-27 Aiwa Co Ltd 表示機能付き電子機器
JP2006156480A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Sanyo Electric Co Ltd パネル開閉装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010137075A1 (ja) 2010-12-02
JPWO2010137075A1 (ja) 2012-11-12
US20110271592A1 (en) 2011-11-10
US8589962B2 (en) 2013-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5100889B2 (ja) 開閉機構付き装置
US20080238154A1 (en) Outer sliding sunroof apparatus
JP2007314932A (ja) 車両用開閉体の制御システム
JP2005267707A (ja) 電動パネル
EP1642282B1 (en) Disk drive with improved tray control
JP2006195007A (ja) 表示装置
JP5932469B2 (ja) 開閉体制御装置
JP2011235676A (ja) 車両用サイドミラー制御装置
CN111561723A (zh) 吸油烟机的运动面板的控制方法及装置
JP4227173B2 (ja) 表示装置
JP2006092613A (ja) ディスプレイパネル付き電気機器
JP3648074B2 (ja) 車載機器の可動ノーズ制御装置
JP2005324794A (ja) 車両の操舵装置
US20040061418A1 (en) Apparatus and method for locking tray of disc drive
KR100708082B1 (ko) 픽업 이송장치 및 방법
JP3097895U (ja) ディスク装置
JP3097896U (ja) ディスク再生装置
JP2008084405A (ja) 光ディスク装置
JP2005207149A (ja) 開閉部材制御装置
JP2007058896A (ja) ディスク装置
JPH087544Y2 (ja) ディジタルオーディオテープレコーダ
JP4810610B2 (ja) トレイ移動制御装置、その方法、および、ディスク装置
JP2010042718A (ja) 車両用ルーフ開閉動作表示装置及び車両用ルーフ開閉装置
JP2007287201A (ja) 電子機器
JP2007331465A (ja) 車載用電気機器のパネル開閉装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120925

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5100889

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees