JP5100462B2 - 液晶装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、各種情報の表示に用いて好適な液晶装置に関する。
近年、横電界方式の液晶装置が脚光を浴びている。この方式は、液晶に印加する電界の
方向を基板に略平行とする方式であり、TN(Twisted Nematic)方式な
どと比較して視覚特性の向上を図ることができるという利点がある。このような横電界方
式の液晶装置としては、IPS(In−Plane Switching)方式、又は、
FFS(Fringe Field Switching)方式といった液晶装置が知ら
れている。例えば、以下の特許文献1にはFFS方式の液晶装置が記載されている。また
、特許文献2には、いわゆるデュアルドメイン化により視野角を改善する技術が記載され
ている。
特開平11−202356号公報 特開2003−140188号公報
ところで、FFS方式の液晶装置では、例えば画素電極にスリットを形成して、当該ス
リットの形状に応じた方向を有する横電界が発生する。
しかしながら、スリットの形状によっては、発生させたい横電界の方向とは異なる方向
に横電界が発生することにより、本来の液晶分子の回転方向と異なる方向に一部の液晶分
子が回転する配向異常が発生することがある。この一部の液晶分子が存在する表示領域で
は、透過率の低下といった表示異常が発生してしまう。その対策としては、スリットの形
状を工夫することが考えられるが、スリットの形状を工夫するだけでは、この現象を有効
に防ぐことは難しい。
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、液晶分子が回転する配向異常が発生
することによる表示異常を防ぐことが可能な液晶装置を提供することを課題とする。
本発明の1つの観点では、液晶装置は、第1の基板と、第1の基板に対向配置される第2の基板と、第1の基板と第2の基板とに挟持された液晶層と、第1の基板の液晶層側の面にサブ画素領域毎に配置されるとともに、複数のスリットが設けられた第1の電極と、第1の基板と第1の電極との間に、絶縁層を介して第1の電極に対向するように配置され、スリットを介して第1の電極との間に電界を発生させるための第2の電極と、を備え、サブ画素領域におけるスリット長手方向の周辺部または中央部のうち、少なくとも一方が位置する領域の一部には、第1の電極に対向して第2の電極が形成されない電極非形成領域が設けられている。
上記の液晶装置は、横電界方式の液晶装置であり、第1の基板、第2の基板、第1の電極、第2の電極、を備える。第1の基板と第2の基板との間には液晶層が挟持される。第1の電極は、第1の基板の液晶層側の面にサブ画素領域毎に配置されるとともに、複数のスリットが設けられる。第2の電極は、第1の基板と第1の電極との間に、絶縁層を介して第1の電極に対向するように配置される。第1の基板と第2の基板との間では、スリットを介して電界を発生させる。サブ画素領域におけるスリット長手方向の周辺部または中央部のうち、少なくとも一方が位置する領域の一部には、第1の電極に対向して第2の電極が形成されない電極非形成領域が設けられている。これにより、液晶分子の配向異常による表示異常を防ぐことができる。
上記の液晶装置の他の一態様は、液晶層の液晶分子の初期配向方向と、初期配向方向と直交する方向と、によって規定される座標系において、初期配向方向と液晶分子にかかる電界の方向とのなす鋭角が同一象限に位置するように電極非形成領域が設けられる。このようにすることで、サブ画素領域における液晶層の液晶分子の回転方向が同一方向となる。このようにすることで、サブ画素領域における液晶層の液晶分子の配向異常を防ぐことができる。
上記の液晶装置の好適な実施例は、電極非形成領域は、スリットの端部に対応する領域に設けられている。
上記の液晶装置の好適な実施例は、スリットの中央部は屈曲されている。また、スリットの中央部の屈曲部に対応する領域に、電極非形成領域が設けられている。
本発明の他の観点では、上記の液晶装置を表示部として備える電子機器を構成すること
ができる。
まず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係る液晶装置の構成について説明する
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係る液晶装置100の構成を模式的に示す平面図である。図1
では、紙面手前側(観察側)に液晶パネル90の要素であるカラーフィルタ基板92が、
また、紙面奥側(観察側と逆側)に液晶パネル90の要素であるアレイ基板91が夫々配
置されている。図1において、カラーフィルタ基板92側に設けられた矩形状の平面形状
を有するR(赤)、G(緑)、B(青)の3色の着色層4の各々に対応する領域と、アレ
イ基板91側に設けられた各共通電極3及び各画素電極9との重なり合う領域は、表示の
最小単位となる1つのサブ画素領域SGを示している。1行3列に配置されたR、G、B
の各色のサブ画素領域SGを含む領域は1つの画素領域Gを示している。画素領域Gがマ
トリクス状に配列された領域が、文字、数字、図形等の画像が表示される有効表示領域V
(2点鎖線により囲まれる領域)である。有効表示領域Vの外側の領域は表示に寄与しな
い額縁領域である。
第1実施形態に係る液晶装置100では、アレイ基板91と、そのアレイ基板91に対
向して配置されるカラーフィルタ基板92と、が枠状のシール材93を介して貼り合わさ
れている。そのシール材93で区画される領域に、ホモジニアス配向を呈する液晶が封入
され、液晶層が構成されている。また、液晶パネル90を挟持する位置には、一対の偏光
板などのその他の要素を備える。
ここで、この液晶装置100は、電極が形成されたアレイ基板91において、当該アレ
イ基板91の基板面に対して略平行なフリンジフィールド(電界)E成分により液晶分子
の配向を制御する(表示の切り替えがなされる)、横電界方式の一例としてのFFS(F
ringe Field Switching)方式の液晶装置である。また、この液晶
装置100は、バックライトなどの光源を利用して透過表示を行う透過表示モードを有す
る透過型の液晶装置でもある。さらに、この液晶装置100は、R、G、Bの3色の着色
層4を用いて構成されるカラー表示用の液晶装置であると共に、スイッチング素子の一例
として、例えばα−Si型のTFT(Thin Film Transistor)素子
22を用いたアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置である。
但し、本発明では、透過型の液晶装置だけに限定されることなく、外光を利用して反射
表示を行う反射表示モードを有する反射型の液晶装置、又は、明所では外光を利用して反
射表示を行う反射表示モードと、暗所ではバックライトなどの光源を利用して透過表示を
行う透過表示モードとを有する半透過反射型の液晶装置に対しても適用可能である。また
、本発明は、着色層4はR、G、Bの3色に限定されず、2色以下又は4色以上の着色層
4を有して構成されていてもよい。さらに、本発明では、TFT素子22としては、α−
Si型のTFT素子に限定されず、LTPS(Low−Temperature Pol
y−Silicon)型のTFT素子を含むその他の三端子素子、或いは二端子素子など
の各種のスイッチング素子を用いて構成されていてもよい。
まず、アレイ基板91の平面構成について説明する。
アレイ基板91は、ガラスなどで形成された基板1の液晶層5側の面上に、主として、
複数のソース線32、複数のゲート線33、引き回し配線31c、複数の共通配線31、
複数のTFT素子22、複数の共通電極3、複数の画素電極9、ドライバIC41、複数
の外部接続用配線35、及びFPC42を備える。
アレイ基板91は、カラーフィルタ基板92の一端(一辺)から外側へ張り出す張り出
し領域91aを有しており、その張り出し領域91aの面上には、液晶を駆動するための
ドライバIC41が実装されている。ドライバIC41の入力側の各端子(図示略)は、
各外部接続用配線35の一端と電気的に接続されていると共に、各外部接続用配線35の
他端はFPC42の出力側の各端子(図示略)と電気的に接続されている。FPC42の
入力側の各端子(図示略)は、例えば電子機器の出力側の各端子(図示略)と電気的に接
続される。
各ソース線32は、張り出し領域36から有効表示領域Vにかけて延在するように形成
されている。各ソース線32の一端は、アドレス番号S、S・・・Sn−1、S
n:自然数)の各々に対応するドライバIC41の出力側の各端子(図示略)に電気的に
接続されている。各ソース線32には、ドライバIC41側から画像信号が印加される。
各ゲート線33は、有効表示領域Vにおいて、ソース線32の延在方向と略直交するよ
うに形成されている。各ゲート線33の一端は、アドレス番号G、G・・Gm−1
(m:自然数)の各々に対応するドライバIC41の出力側の各端子(図示略)に電
気的に接続されている。各ゲート線33には、ドライバIC41側から所定のタイミング
でゲート信号(走査信号)が印加される。
引き回し配線31cは、有効表示領域Vを取り囲むように引き回されている。引き回し
配線31cの一端は、ドライバIC41の出力側のCOM端子{共通電位(基準電位)が
印加される端子}に電気的に接続されていると共に、引き回し配線31cの他端は、図示
を省略するが電気的に接地されている。
各共通配線31は、各ゲート線33に対応して設けられている。各共通配線31は、各
ゲート線33と一定の間隔をおいて且つ当該ゲート線33の延在方向と略平行(平行を含
む)な方向に延在するように形成されている。各共通配線31は、図示を省略するが、引
き回し配線31cに電気的に接続されている。
各TFT素子22は、各ソース線32と各ゲート線33の交差位置及び各サブ画素領域
SGに対応して設けられ、各ソース線32及び各ゲート線33に電気的に接続されている
各共通電極3は、各サブ画素領域SGに対応して設けられ、対応する各共通配線31と
電気的に接続されている。このため、各共通電極3には、ドライバIC41側から引き回
し配線31c及び各共通配線31を介して共通電位が印加される。
各画素電極9は、各共通電極3と平面的に重なる位置に且つ各サブ画素領域SGに対応
して設けられ、対応する各TFT素子22に電気的に接続されている。各画素電極9は、
対応する各共通電極3との間でフリンジフィールド(電界)Eを発生させる。
次に、カラーフィルタ基板92の平面構成について説明する。
カラーフィルタ基板92は、ガラスなどの基板2の液晶層5側の面上に、R、G、Bの
3色の着色層4R、4G、4Bなどを備える。なお、以下の説明において、色を問わずに
着色層を指す場合は単に「着色層4」と記し、色を区別して着色層を指す場合は「着色層
4R」などと記す。第1実施形態では、着色層4は、各共通配線31及び各ゲート線33
の延在方向に向かってR、G、Bの順に配列されているが、その配列順序に特に限定はな
い。
(サブ画素の構成)
次に、第1実施形態に係るサブ画素の構成について説明する。図2は、第1実施形態に
係る液晶装置のサブ画素領域SGの平面図であり、図3は、A−A´線に沿った断面図で
ある。
まず、図2、図3を用いて、液晶装置100のサブ画素領域SGにおける断面構成につ
いて説明する。
アレイ基板91では、基板1の液晶層5側の面上に、それぞれ平行に複数の共通配線3
1及びソース線32が設けられ、これら複数の共通配線31及びソース線32に直交する
ように複数のゲート線33が設けられている。そして、ソース線32及びゲート線33で
区画されたサブ画素領域SGの夫々を覆うように、共通配線31と接続された共通電極3
が設けられている。共通電極3の表面に2層に積層された絶縁膜13を介して、複数のス
リット21が形成された画素電極9が設けられている。絶縁膜13は、例えばシリコン窒
化膜(SiN)で形成され、共通電極3、画素電極9は、例えばITO(Indium−
tin−oxide)等の透明材料で形成されている。絶縁膜13及び画素電極9の表面
上には、ポリイミド樹脂などにより、配向膜18が設けられている。
ゲート線33とソース線32との交差位置の近傍にはTFT素子22が形成されている
。このTFT素子22は、ゲート線33の表面に半導体層が配置され、当該半導体層の表
面の一部を覆うようにソース線32の一部が延在されてTFTのソース電極Sを構成し、
当該半導体層の下部のゲート線33部分がゲート電極Gを構成し、また、当該半導体層の
一部分と重なる画素電極9の部分がドレイン電極Dを構成している。
カラーフィルタ基板92では、基板2の液晶層5側とは反対側の面上に、導電層12が
設けられている。導電層12は、図示を省略するが、接地されており、液晶パネル90の
表面に付着した静電気を外部へ逃がす機能を有する。基板2の液晶層5側の面上には、着
色層4と遮光層BMとが設けられている。遮光層BMは、RGBの各色の着色層4間の境
界や、TFT素子22に対応する位置などに配置されている。着色層4及び遮光層BMの
液晶層5側の面上には、アクリルなどによりオーバーコート層14が設けられている。オ
ーバーコート層14の表面上には、ポリイミド樹脂などにより、配向膜19が設けられて
いる。
ここで、アレイ基板91の配向膜18とカラーフィルタ基板92の配向膜19とは、平
面視で一様な同一方向にラビング処理されることで配向方向(ラビング方向)が付与され
ており、初期配向状態(電界が生じていない状態)での液晶層5の液晶分子の配向方向を
規定している。以下では、液晶分子の初期配向方向(ラビング方向)のうち、紙面手前側
からみて左側から右側へ向かう方向をX軸とし、当該初期配向方向に直交する方向のうち
、紙面手前側からみて下側から上側へと向かう方向をY軸としている。
第1実施形態では、画素電極9に形成された複数のスリット21は、ソース線の延在す
る方向にそって、X−Y座標系でいうとY方向に沿って、画素電極9に一定の間隔で設け
られている。また、複数のスリット21は、その長手方向が、ラビング方向であるX方向
に対して所定の鋭角θ1(例えば5〜15°)をなすように画素電極9上に形成されてい
る。液晶装置100の駆動時においては、共通電極3と画素電極9との間にスリット21
を介して発生するフリンジフィールド(電界)Eにより、液晶層5の液晶分子の配向状態
が制御される。このとき、バックライト80から出射した照明光は、図3に示す経路Lt
に沿って進行し、共通電極3、画素電極9、液晶層5、及び、着色層4を通過して観察者
にいたるが、その照明光の階調は、液晶層5の配向状態によって変化する。このようにし
て、所望のカラー表示画像が観察者により視認される。
ここで、第1実施形態に係る液晶装置100では、図2に示すように、サブ画素領域S
Gにおけるスリット21の長手方向の周辺部が位置する領域の一部において、画素電極9
に対向して共通電極3が形成されない電極非形成領域22が設けられている。具体的には
、共通電極3において、電極非形成領域22に対応する部分に開口が形成されている。こ
の理由について、図4、5を用いて説明する。
図4、5は、スリット21の拡大平面図である。図4は、比較例として、電極非形成領
域が設けられない場合のスリット21の平面拡大図であり、図5は、第1実施形態に係る
、電極非形成領域22が設けられた場合のスリット21の平面拡大図である。図4、5に
おいて、実線の両端矢印は電界の向きを示し、矢印は液晶分子の回転方向を示している。
まず、図4を用いて、電極非形成領域22が設けられない場合について説明する。サブ
画素領域SGのスリット21が位置する領域において、基板1上に電極非形成領域22が
設けられない場合には、スリット21の縁に沿った方向と直交する方向に電界Eが発生す
る。ここで、液晶層5の液晶分子は、当該液晶分子の初期配向方向と当該液晶分子にかか
る電界Eとのなす角が鋭角となる方向に向けて回転する性質がある。
電界Eの発生時には、サブ画素領域SGにおける液晶分子が全て同じ方向に回転するよ
うにする必要がある。なぜなら、液晶分子が全て同じ方向に回転しない場合、即ち、一部
の液晶分子が本来の液晶分子の回転方向とは異なる方向に回転した場合には、当該一部の
液晶分子が存在する液晶層の領域において、透過率の低下などによる表示異常が発生して
しまうからである。このような液晶分子の配向異常は、スリット21の端部、特に角部で
発生しやすいため、一般的な液晶装置では、図4に示すように、スリット21は、角部を
丸めた角丸四角状に形成されている。
しかしながら、図4に示すように、スリット21の角部を丸めた場合であっても、スリ
ット21の角部付近の一部の液晶分子5a1、5a2は、その他の液晶分子5aとは異な
った挙動を見せる。具体的には、電界Eの発生時において、その他の液晶分子5aが時計
回りに回転するのに対し、液晶分子5a1は反時計回りに回転し、液晶分子5a2は停止
したままとなる。そのため、スリット21の角部を丸めた場合であっても、液晶分子の配
向異常を有効に抑えることが難しい。この理由について以下で説明する。
液晶分子5aの初期配向方向と当該液晶分子5aにかかる電界Eとのなす鋭角は、図4
に示すように、液晶分子の初期配向方向と当該初期配向方向に直交する方向とにより規定
されるX−Y座標系において、紙面手前側から見て第2象限及び第4象限に位置する。そ
れに対し、液晶分子5a1の初期配向方向と当該液晶分子5a1にかかる電界E(電界E
1)とのなす鋭角は、X−Y座標系において、紙面手前側から見て第1象限及び第3象限
に位置する。先にも述べたように、液晶分子は、当該液晶分子の初期配向方向と当該液晶
分子にかかる電界Eとのなす角が鋭角となる方向に向けて回転する性質があるので、液晶
分子5aは時計回りに回転するのに対し、液晶分子5a1は反時計回りに回転する。また
、液晶分子5a2は、その初期配向方向と液晶分子5a2にかかる電界E(電界E2)の
方向とが略一致するため停止したままとなる。以下では、液晶分子5a1、5a2のよう
に、液晶分子の本来の回転方向と異なる動きをする液晶分子を「リバース液晶分子」と称
することとする。
このように、スリット21の角部を丸めた場合であっても、リバース液晶分子が発生し
てしまうため、サブ画素領域SGにおける液晶分子を全て同じ方向に回転させることはで
きず、液晶分子の配向異常を有効に抑えることはできない。
そこで、第1実施形態に係る液晶装置100では、画素電極9に対向して共通電極3が
形成されない電極非形成領域22を設けることにより、電界Eの発生時において、サブ画
素領域SGにおける液晶分子の回転方向が同一方向になるようにして、液晶分子の配向異
常を防ぐこととする。
具体的には、電界Eの発生時において、サブ画素領域SGにおける液晶分子の初期配向
方向と電界Eの方向とのなす鋭角が、X−Y座標系において同一象限に位置するように、
電極非形成領域22が設けられる。より詳細には、電界Eの発生時において、サブ画素領
域SGにおける液晶分子の初期配向方向と電界Eの方向とのなす鋭角が、スリット21の
長手方向の縁部21aとスリット21の長手方向の周辺部21bに対応する電極非形成領
域21とについて、X−Y座標系において同一象限に位置するように、電極非形成領域2
2が設けられる。ここで、図4に示すように、スリット21の長手方向の縁部21aとは
、スリット21の長手方向の液晶分子の回転方向が本来の回転方向となる領域であり、ス
リット21の周辺部21bとは、スリット21の端部を含み、液晶分子の回転方向が本来
の回転方向と逆向きとなりうる領域である。
図5に示す例では、電極非形成領域22が、サブ画素領域SGにおけるスリット21の
端部に対応する領域に設けられている。即ち、電極非形成領域22として、共通基板3に
おいて、スリット21の端部に対応する領域に三角形状の開口が形成されている。具体的
には、三角形状の開口は、図5に示すように、当該三角形状の斜辺にあたる開口の縁p1
がスリット21の端部を横切るように形成されている。この電極非形成領域22では、ス
リット21の縁に沿って直交する方向に電界Eが発生せずに、開口の縁p1に沿って直交
する方向に電界E(以下、この電界をEnと称する)が発生する。この電界Enが、主に
、スリット21の角部付近の液晶分子5a1、5a2にかかることとなる。液晶分子5a
1、5a2の初期配向方向と電界Enとのなす鋭角は、図5に示すように、その他の液晶
分子5aと同様、X−Y座標系において、紙面手前側からみて第2象限及び第4象限に位
置する。逆に言うと、スリット21の角部付近の液晶分子5a1、5a2の初期配向方向
と電界Enとのなす鋭角が、X−Y座標系において、紙面手前側からみて第2象限及び第
4象限に位置するように、開口の縁p1の形状が設定される。このようにすることで、液
晶分子5a1、5a2の回転方向は、その他の液晶分子5aの回転方向と同一方向となる
なお、共通基板3における電極非形成領域22の形状、即ち、共通基板3に設けられる
開口の形状としては三角形状に限られるものではないのは言うまでもない。また、電極非
形成領域22に設けられる開口の大きさについても、図5に示す大きさには限られないの
は言うまでもない。要は、スリット21の角部付近の液晶分子の初期配向方向と当該角部
付近の液晶分子にかかる電界とのなす鋭角が、その他の液晶分子の初期配向と当該その他
の液晶分子にかかる電界とのなす鋭角と同一象限に位置するように、言い換えると、サブ
画素領域SGにおける液晶分子の初期配向方向と電界Eの方向とのなす鋭角が、X−Y座
標系において同一象限に位置するように、共通基板3に開口が形成されていれさえすれば
良い。
以上に述べたようにすることで、スリット21の端部に発生するリバース液晶分子を減
少させることができ、液晶分子の配向異常を抑えることができる。
なお、上述の第1実施形態では、画素電極9に複数のスリット21が、Y方向に沿って
、画素電極9に一定の間隔で設けられるとともに、その長手方向が、X方向、即ち、ラビ
ング方向に対して所定の鋭角θ1(例えば5〜15°)をなすように画素電極9上に形成
されているとしていたが、スリット21の形状としてはこれに限られるものではない。例
えば、図6に示すように、画素電極9の中央を境にして、スリット21が「くの字状」に
配置される、いわゆるデュアルドメイン化されたものに対しても、本発明を適用可能であ
る。ここで、ラビング方向とスリット21の長手方向は、ラビング方向に対して所定の鋭
角θ2(例えば5°〜15°)をなすように設定される。なお、図6では、ソース線やゲ
ート線等の配線素子については図示を省略している(以下の図8、9においても同様)。
図6に示す例では、液晶分子の回転方向は、画素電極9の中央を境にして紙面手前側か
らみて上半分の領域A1における液晶分子の回転方向と、紙面手前側からみて下半分の領
域A2における液晶分子の回転方向とでは、互いに逆向きとなる。図6に示す例では、上
半分の領域A1における液晶分子の回転方向は時計回りとなり、下半分の領域A2におけ
る液晶分子の回転方向は反時計回りとなる。この図6に示す例の場合についても、第1実
施形態で述べたのと同様にして、サブ画素領域SGにおけるスリット21の端部に対応す
る領域に、画素電極9に対向して共通電極3が形成されない電極非形成領域22を設ける
とする。これによっても、各領域A1、A2において、スリット21の端部に発生するリ
バース液晶分子を減少させることができ、液晶分子の配向異常を抑えることができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。図7に第2実施形態に係る液晶装置にお
けるサブ画素領域SGの構成を示す。ここで、第2実施形態に係る液晶装置において、サ
ブ画素領域SGの構成以外の構成については、第1実施形態に係る液晶装置100と同様
の構成となっている。また、サブ画素領域SGの構成について、第1実施形態と同様の構
成要素については同じ符号を付加している。
第2実施形態に係る液晶装置では、図7に示すように、画素電極9に対し、複数のスリ
ット21は、ゲート線の延在する方向に一定の間隔で形成されるとともに、夫々のスリッ
ト21は、中央部が屈曲された形状となるように形成されている。ここで、ラビング方向
は、紙面手前から見て上下方向に設けられているので、紙面手前から見て下から上へ向か
う方向をX軸とし、紙面手前から見て左から右へと向かう方向をY軸としている。また、
ラビング方向とスリット21の長手方向とのなす角度θ3は所定の鋭角(例えば5°〜1
5°)に設定される。第2実施形態に係る液晶装置も、いわゆるデュアルドメイン化され
たものであり、液晶分子の回転方向は、画素電極9の中央を境にして、紙面手前側からみ
て上半分の領域B1における液晶分子の回転方向と、紙面手前側からみて下半分の領域B
2における液晶分子の回転方向とは、互いに逆向きとなる。
第1実施形態でも述べたように、サブ画素領域SGにおけるスリット21の端部に対応
する領域に、画素電極9に対向して共通電極3が形成されない電極非形成領域が設けられ
ない場合、リバース液晶分子が発生する。このリバース液晶分子は、例えば、ユーザが表
示画面を押圧したりすることで、スリット21の中央部付近に移動する(更にはスリット
21の中央部を超える)ことがある。リバース液晶分子がスリット21の中央部付近に移
動した場合には、即ち、サブ画素領域の中央部付近の表示領域に移動した場合には、リバ
ース液晶分子がスリット21の端部に位置している場合と比較して、リバース液晶分子に
よる表示異常の影響が大きくなる。
第2実施形態に係る液晶装置では、図7に示すように、画素電極9に対向して共通電極
3が形成されない電極非形成領域23が、サブ画素領域SGにおける、スリット21の中
央の屈曲部に対応する領域に設けられるとしている。即ち、共通電極3において、スリッ
ト21の中央の屈曲部に対応する領域に開口が設けられるとしている。電極非形成領域2
3では、スリット21の縁に沿って直交する方向に電界Eが発生せずに、スリット21を
横切る開口の縁p2に直交する方向に電界Enが発生する。この開口の縁p2の形状も、
液晶分子の初期配向と電界Enとのなす鋭角と、スリット21の縁に沿って直交する方向
に発生する電界Eと液晶分子の初期配向とのなす鋭角とが、スリット21の長手方向の縁
部とスリット21の長手方向の中央部に対応する電極非形成領域21とについて、X−Y
座標系において同一象限に位置するように設定される。これにより、スリット21の端部
において発生したリバース液晶分子がスリット21の中央部付近に移動するのを防ぐこと
ができ、表示異常を防ぐことが可能となる。
なお、図8に示すように、サブ画素領域SGにおける、スリット21の中央の屈曲部に
対応する領域に電極非形成領域23が設けられるのに加えて、第1実施形態と同様にして
、サブ画素領域SGにおけるスリット21の端部に対応する領域に電極非形成領域22が
設けられるとしてもよい。このようにすることで、リバース液晶分子がスリット21の中
央の屈曲部に移動するのを抑えることができるとともに、スリット21の端部にて発生す
るリバース液晶分子の数そのものを減少させることができる。
上述の第2実施形態では、スリット21は、中央が屈曲された形状となっているとして
いるがこれに限られるものではない。代わりに、例えば、図9に示すように、スリット2
1が、中央に屈曲部を有しておらず、X軸方向に延在した形状を有するものに対しても本
発明を適用可能である。ここで、ラビング方向は、スリット21の長手方向とのなす角度
が所定の鋭角θ4(例えば5°〜15°)となるように、サブ画素SGに対して斜め方向
に設けられている。
この図9に示す例の場合についても、第2実施形態で述べたのと同様にして、画素電極
9に対向して共通電極3が形成されない電極非形成領域23を、サブ画素領域SGにおけ
るスリット21の中央部に対応する領域に設けるとすることにより、即ち、共通電極3に
おいて、スリット21の中央部に対応する領域に開口を設けるとすることにより、スリッ
ト21の端部において発生したリバース液晶分子がスリット21の中央部に移動して留ま
るのを防ぐことが可能となる。
[変形例]
次に、上述の各実施形態の変形例について説明する。上述の各実施形態に係る液晶装置
では、アレイ基板91において、基板1の液晶層5側の面上に、サブ画素領域SGの夫々
を覆うように、共通配線31と接続された共通電極3が設けられ、共通電極3の表面に2
層に積層された絶縁膜13を介して、複数のスリット21が形成された画素電極9が設け
られているとしていた。しかしながら、液晶装置の断面構成としては、これに限られるも
のではない。
図10は、変形例に係る液晶装置のサブ画素領域SGにおける断面構成を示す図である
。図10において、図2に示した第1実施形態に係る液晶装置の構成要素と同様の構成要
素については、同じ符号を付加している。変形例に係る液晶装置では、基板1の液晶層5
側の面上に、2層に積層された絶縁膜13が設けられ、絶縁膜13の面上にシリコンなど
によりオーバーレイヤー層15が設けられている。オーバーレイヤー層15の面上には、
平坦な画素電極9が設けられている。画素電極9の面上には、シリコン窒化膜(SiN)
などで形成された絶縁膜16が設けられ、当該絶縁膜16の面上に、共通電極3が設けら
れている。つまり、変形例に係る液晶装置では、上述の各実施形態に係る液晶装置と異な
り、共通電極3と画素電極9との間の積層関係が逆転しており、共通電極3側にスリット
24が設けられた構造となっている。
この変形例に係る液晶装置においても、サブ画素領域SGのスリット24が設けられた
領域において、共通電極3に対向して画素電極9が形成されない非形成領域を設けるとす
ることにより、即ち、画素電極9において、スリット24の端部又は中央部に対応する領
域に開口が形成されるとすることにより、上述の各実施形態と同様の効果を得ることがで
きる。
[電子機器]
次に、本発明の各実施形態に係る液晶装置を適用可能な電子機器の具体例について図1
1を参照して説明する。
まず、本発明の各実施形態に係る液晶装置を、可搬型のパーソナルコンピュータ(いわ
ゆるノート型パソコン)の表示部に適用した例について説明する。図11(a)は、この
パーソナルコンピュータの構成を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコン
ピュータ710は、キーボード711を備えた本体部712と、本発明の各実施形態に係
る液晶装置をパネルとして適用した表示部713とを備えている。
続いて、本発明の各実施形態に係る液晶装置を、携帯電話機の表示部に適用した例につ
いて説明する。図11(b)は、この携帯電話機の構成を示す斜視図である。同図に示す
ように、携帯電話機720は、複数の操作ボタン721のほか、受話口722、送話口7
23とともに、本発明の各実施形態に係る液晶装置を適用した表示部724を備える。
なお、本発明の実施形態に係る液晶装置を適用可能な電子機器としては、図11(a)
に示したパーソナルコンピュータや図11(b)に示した携帯電話機の他にも、液晶テレ
ビ、ビューファインダ型・モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装
置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、
POS端末、ディジタルスチルカメラなどが挙げられる。
第1実施形態に係る液晶装置の平面図である。 第1実施形態に係るサブ画素領域の平面図である。 第1実施形態に係るサブ画素領域の断面図である。 比較例に係る共通電極におけるスリットの拡大平面図である。 第1実施形態に係る共通電極におけるスリットの拡大平面図である。 第1実施形態に係るサブ画素領域の平面図である。 第2実施形態に係るサブ画素領域の平面図である。 第2実施形態に係るサブ画素領域の平面図である。 第2実施形態に係るサブ画素領域の平面図である。 変形例に係るサブ画素領域の断面図である。 本発明の液晶装置を適用した電子機器の斜視図。
符号の説明
1 上側基板、 2 下側基板、 3 共通電極、 4 着色層、 5 液晶層、 9
画素電極、 21 スリット、 22 電極非形成領域、 22 TFT素子、 31
共通配線、 32 ソース線、 33 ゲート線、 90 液晶パネル、 91 アレ
イ基板、 92 カラーフィルタ基板、 100 液晶装置

Claims (6)

  1. 第1の基板と、
    前記第1の基板に対向配置される第2の基板と、
    前記第1の基板と前記第2の基板とに挟持された液晶層と、
    前記第1の基板の前記液晶層側の面にサブ画素領域毎に配置されるとともに、複数のスリットが設けられた第1の電極と、
    前記第1の基板と前記第1の電極との間に、絶縁層を介して前記第1の電極に対向するように配置され、前記スリットを介して前記第1の電極との間に電界を発生させるための第2の電極と、を備え、
    前記サブ画素領域における前記スリット長手方向の周辺部または中央部のうち、少なくとも一方が位置する領域の一部には、前記第1の電極に対向して前記第2の電極が形成されない電極非形成領域が設けられている液晶装置。
  2. 前記液晶層の液晶分子の初期配向方向と、前記初期配向方向と直交する方向と、によって規定される座標系において、前記初期配向方向と前記液晶分子にかかる前記電界の方向とのなす鋭角が同一象限に位置するように前記電極非形成領域が設けられる、請求項1に記載の液晶装置。
  3. 前記電極非形成領域は、前記スリットの端部に対応する領域に設けられている、請求項1または2に記載の液晶装置。
  4. 前記スリットの前記中央部は屈曲されている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記スリットの前記中央部の屈曲部に対応する領域に、前記電極非形成領域が設けられている、請求項4に記載の液晶装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶装置を表示部として備える、電子機器。
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