JP2008083324A - 液晶表示装置及び電子機器 - Google Patents

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治 奥村
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Abstract

【課題】画素領域の開口率を維持すると共に、第1及び第2画素領域群のそれぞれで表示される画像品質の差を低減した液晶表示装置及びこれを備える電子機器を提供すること。
【解決手段】画像表示領域に、複数の第1サブ画素領域25Aで構成された第1サブ画素領域群26Aと、他の複数の第2サブ画素領域25Bで構成された第2サブ画素領域群26Bとが設けられ、液晶分子の非駆動時及び駆動時における挙動を、第1及び第2サブ画素領域群26A、26Bでそれぞれ同方向とすると共に、第1サブ画素領域25Aとこの第1サブ画素領域25Aに隣接する第2サブ画素領域25Bとの間で、基準軸L1に対して対称とする挙動制御手段を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば三次元表示や二画面表示などを行う液晶表示装置及び電子機器に関する。
従来、三次元表示や二画面表示を行う液晶表示装置は、平面状に配置された複数の画素領域を第1及び第2画素領域群に分けて交互に配置した構成となっている。また、液晶表示装置には、第1画素領域群で表示される画像と第2画素領域群で表示される画像とが視認できる方向を異ならせるためのレンチキュラーレンズやパララックスバリアが設けられている。そして、第1画素領域群で表示される画像を視認可能な方向と第2画素領域群で表示される画像を視認可能な方向とのズレが小さい場合には三次元表示となり、大きい場合には二画面表示となる。
このような三次元表示や二画面表示を行う液晶表示装置に用いられる液晶モードとしては、TN(Twisted Nematic)モードが一般的に用いられている(例えば、特許文献1参照)。しかし、TNモードでは視角方向によってコントラストや階調性、色味などが大きく異なることで、三次元表示の場合に立体感が損なわれ、二画面表示の場合に観察者による画像の差が生じることになる。
そこで、液晶モードとしてTNモードよりも広視野角のVA(Vertically Aligned Nematic)モードやIPS(In-Plane Switching)モード、FFS(Fringe-Field Switching)モードが用いられることが考えられる。
特開平6−118343号公報
しかしながら、上記従来の液晶表示装置においても、以下の課題が残されている。すなわち、1つの画素領域から出射する光は、どの角度にも一様の明るさで出射するのではなく、出射角度によって明るさに分布がある。そのため、観察者の見る方向によって明るさが異なってくる。さらに、画素領域における液晶分子の向きが変わると、明るさの分布自体が変わってくる。これにより、例えば、三次元表示を行う液晶表示装置の場合には、液晶表示装置を正面視したときの右目と左目との間で、液晶表示装置を見る方向が右目と左目とで異なることから出射角度に差が生じるので、明るさが異なってしまう。また、二画面表示を行う液晶表示装置である場合に、液晶表示装置を正面視したときに液晶表示装置の右側に位置する観察者と左側に位置する観察者との間においても、同様である。したがって、液晶表示装置を正面視したときの例えば右側と左側とで表示される画像のコントラストや階調性、色味などが異なってしまう。
また、上述のような広視野角の液晶モードを用いた場合にも、1つの画素領域内に液晶分子の向きの変化を異ならせて視野角特性の異なる領域を複数設けることがあるが、複数の領域の境界に液晶分子が所望の向きに変化しない領域が形成されることで、画素領域の開口率が低下するという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたもので、画素領域の開口率を維持すると共に、第1及び第2画素領域群のそれぞれで表示される画像品質の差を低減した液晶表示装置及びこれを備える電子機器を提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明にかかる液晶表示装置は、第1及び第2基板の間に電圧の印加によって駆動する液晶層が挟持され、複数の画素領域により画像表示領域が構成された液晶表示装置であって、前記画像表示領域に、複数の前記画素領域で構成された第1画素領域群と、他の複数の前記画素領域で構成された第2画素領域群とが設けられ、前記液晶層を構成する液晶分子の非駆動時及び駆動時における挙動を、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向とすると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称とする挙動制御手段を備えることを特徴とする。
この発明では、第1画素領域群を構成する画素領域(第1画素領域)及び第2画素領域群を構成する画素領域(第2画素領域)における液晶分子の挙動が基準軸に対して対称であるため、第1及び第2画素領域群で表示される画像のコントラストや階調性、色味などの差を小さくすることができる。また、画素領域ごとで液晶分子の挙動をそろえることで、画素領域の開口率を高めることができる。
すなわち、画像表示領域に対して垂直であると共に基準軸と平行な面の一方側から第1画素領域を見たときにおける液晶分子の向きと、この面の他方側から第2画素領域を見たときにおける液晶分子の向きとがこの面を基準として対称となる。そのため、この面の一方側から第1画素領域を見たときと、この面の他方側から第2画素領域を見たときとの出射角度が同等となる。これにより、この面の一方側から第1画素領域を見たときに視認される画像のコントラストや階調性、色味と、この面の他方側から第2画素領域を見たときに視認される画像のコントラストなどとをそろうことになる。したがって、第1及び第2画素領域群のそれぞれで表示される画像の品質のバラツキを抑制できる。
なお、本発明では、画素領域のうち画像の表示に主に用いられる部分において液晶分子の挙動が基準軸に対して対称となっていればよく、画素領域の辺縁部のように画像の表示にほとんど用いられない部分において対称となっていなくてもよい。
また、本発明における液晶表示装置は、第1及び第2基板の間に電圧の印加によって駆動する液晶層が挟持され、複数の画素領域により画像表示領域が構成された液晶表示装置であって、前記画像表示領域に、複数の前記画素領域で構成された第1画素領域群と、他の複数の前記画素領域で構成された第2画素領域群とが設けられ、前記第1基板に、前記液晶層を駆動する第1及び第2電極が設けられ、該第1電極が、平行となるように配置された複数の第1帯状部を有し、前記第1帯状部の延在方向及び前記液晶層を構成する液晶分子の初期配向方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする。
この発明では、第1画素領域群を構成する画素領域(第1画素領域)及び第2画素領域群を構成する画素領域(第2画素領域)における液晶分子の回転方向を基準軸に対して対称とすることで、上述と同様に、第1及び第2画素領域群で表示される画像のコントラストや階調性、色味などの差を小さくすることができる。また、画素領域ごとで液晶分子の回転方向をそろえることで、画素領域の開口率を高めることができる。
すなわち、第1及び第2電極間に電圧を印加すると、液晶分子は、第1及び第2電極間に発生した電界方向に沿うように回転する。ここで、第1及び第2電極間に発生する電界方向は、第1帯状部の延在方向に対してほぼ直交する方向になる。このとき、液晶分子の初期配向方向及び第1帯状部の延在方向が第1及び第2画素領域で基準軸に対して対称としているので、液晶分子の回転方向が第1及び第2画素領域で基準軸に対して対称となる。
なお、本発明では、画素領域のうち画像の表示に主に用いられる部分において液晶分子の回転方向が基準軸に対して対称となっていればよく、画素領域の辺縁部のように画像の表示にほとんど用いられない部分において対称となっていなくてもよい。
また、本発明における液晶表示装置は、前記第2電極が、前記第1帯状部と平行になるように配置された複数の第2帯状部を有し、該第2帯状部の延在方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることとしてもよい。
この発明では、発生する電界方向を第1帯状部及び第2帯状部の延在方向に対してほぼ直交する方向とし、第1及び第2画素領域で液晶分子の回転方向を基準軸に対して対称にする。
また、本発明における液晶表示装置は、前記第2電極が、平面視で前記第1帯状部の非形成領域及び該第1帯状部の形成領域の少なくとも一部と重なるように配置されていることとしてもよい。
この発明では、発生する電界方向を第1帯状部の延在方向に対してほぼ直交する方向とし、第1及び第2画素領域で液晶分子の回転方向を基準軸に対して対称にする。
また、本発明における液晶表示装置は、第1及び第2基板の間に負の誘電率異方性を有する液晶からなり電圧の印加によって駆動する液晶層が挟持され、複数の画素領域により画像表示領域が構成された液晶表示装置であって、前記画像表示領域に、複数の前記画素領域で構成された第1画素領域群と、他の複数の前記画素領域で構成された第2画素領域群とが設けられ、前記第1基板に第1電極が設けられると共に、前記第2基板に第2電極が形成され、駆動時における前記液晶分子の配向方向を制御する配向制御手段を有し、前記配向制御手段の構造及び前記液晶層を構成する液晶分子の初期配向方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする。
この発明では、第1画素領域群を構成する画素領域(第1画素領域)及び第2画素領域群を構成する画素領域(第2画素領域)における液晶分子の傾斜方向を基準軸に対して対称とすることで、上述と同様に、第1及び第2画素領域群で表示される画像のコントラストや階調性、色味などの差を小さくすることができる。また、画素領域ごとで液晶分子の傾斜方向をそろえることで、画素領域の開口率を高めることができる。傾くことで配向される。
すなわち、第1及び第2電極間に電圧を印加すると、液晶分子は、第1及び第2電極間に発生した電界方向に対して傾斜するように立ち上がるか倒れる。この傾斜方向は、配向制御手段によって定められる。ここで、液晶分子の初期配向方向及び配向制御手段の構造が第1及び第2画素領域で基準軸に対して対称にすることで、液晶分子の傾斜方向が第1及び第2画素領域で基準軸に対して対称となる。
なお、本発明では、画素領域のうち画像の表示に主に用いられる部分において液晶分子の傾斜方向が基準軸に対して対称となっていればよく、画素領域の辺縁部のように画像の表示にほとんど用いられない部分において対称となっていなくてもよい。
また、本発明における液晶表示装置は、前記配向制御手段が、前記第1及び第2基板のいずれか一方または双方に形成された帯状の凸部を有し、該凸部の延在方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることとしてもよい。
この発明では、液晶分子が発生した電界によって帯状の凸部の延在方向に対して直交するように傾斜する。これにより、液晶分子の傾斜方向が、第1及び第2画素領域で基準軸に対して対称になる。
また、本発明における液晶表示装置は、前記配向制御手段が、前記第1基板上の前記第1電極及び前記第2基板上の前記第2電極のいずれか一方または双方に形成された帯状の開口部を有し、該開口部の延在方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることとしてもよい。
この発明では、液晶分子が発生した電界によって帯状の凹部の延在方向に対して直交するように傾斜する。これにより、液晶分子の傾斜方向が、第1及び第2画素領域で基準軸に対して対称になる。
また、本発明における液晶表示装置は、前記液晶分子の初期配向方向が、平面視で前記基準軸と直交または平行であることが好ましい。
この発明では、初期配向方向を基準軸に対して直交または平行とすることで、第1及び第2画素領域で初期配向方向の設定が容易になる。すなわち、液晶分子の初期配向方向は、第1及び第2基板に配向処理が施された配向膜を設けることによって規制するが、第1及び第2画素領域のそれぞれで配向処理を異ならせる必要がなくなる。したがって、複数の画素領域で一括して配向処理が行えるので、製造が容易になる。
また、本発明における液晶表示装置は、前記第1及び第2基板のそれぞれに、透過軸が前記基準軸と直交または平行である偏光板が設けられていることが好ましい。
この発明では、偏光板の透過軸を基準軸に対して直交または平行とすることで、第1及び第2画素領域ごとに透過軸の方向を異ならせる必要がなくなる。したがって、透過軸の設定が容易になる。
また、本発明における液晶表示装置は、前記基準軸が、互いに隣接する画素領域の境界線であることとしてもよい。
この発明では、第1及び第2画素領域の境界を基準として、液晶分子の挙動を対称にする。
また、本発明における電子機器は、上記記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする。
この発明では、第1及び第2画素領域において液晶分子の挙動を対称にすることで、第1及び第2画素領域郡で表示される画像のコントラストなどの差を小さくできる。また、画素領域ごとで液晶分子の挙動をそろえることで、画素領域の開口率が向上する。
[第1の実施形態]
以下、本発明における液晶表示装置の第1の実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。ここで、図1は液晶表示装置を示す平面構成図、図2は図1のA−A矢視断面図、図3は液晶表示装置を示す等価回路図、図4はサブ画素領域の平面構成図、図5は図4のB−B矢視断面図である。
〔液晶表示装置〕
まず、液晶表示装置1の概略構成について説明する。本実施形態における液晶表示装置1は、FFS方式を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置であって、R(赤)、G(緑)、B(青)の各色光を出力する3個のサブ画素で1個の画素を構成する液晶表示装置である。ここで、表示を構成する最小単位となる表示領域を「サブ画素領域(画素領域)」と称する。
液晶表示装置1は、図1及び図2に示すように、素子基板(第1基板)11と、素子基板11と対向配置された対向基板(第2基板)12と、素子基板11及び対向基板12に挟持された液晶層13とを備えている。また、液晶表示装置1は、素子基板11及び対向基板12をシール材14で貼り合わせており、液晶層13をシール材14で区画された領域内に封止している。そして、液晶表示装置1は、シール材14の内側に沿って設けられた周辺見切15を備えており、この周辺見切で囲まれた平面視(対向基板12側から素子基板11を見た状態)でほぼ矩形状の領域を画像表示領域16としている。
さらに、液晶表示装置1は、シール材14の外側領域であって素子基板11の一辺に沿って設けられたデータ線駆動回路21と、上記一辺と隣接する二辺に沿ってそれぞれ設けられた走査線駆動回路22と、データ線駆動回路21と導通する接続端子23と、走査線駆動回路22を接続する配線24とを備えている。
また、液晶表示装置1は、図1及び図3に示すように、画像表示領域16を構成する複数の第1及び第2サブ画素領域25A、25Bがマトリクス状に配置されている。
ここで、図1に示すように、赤(R)色光を出力する第1及び第2サブ画素領域25A、25Bが一方向で交互に配置されており、緑(G)色光を出力する第1及び第2サブ画素領域25A、25Bが赤(R)色光を出力する第1及び第2サブ画素領域25A、25Bに隣接して一方向(平面視でほぼ矩形状の画像表示領域16の一辺方向)で交互に配置されており、青(B)色光を出力する第1及び第2サブ画素領域25A、25Bが緑(G)色光を出力する第1及び第2サブ画素領域25A、25Bに隣接して一方向で交互に配置されている。また、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bは、上記一方向と直交する方向でも交互に配置されている。そして、これら第1サブ画素領域25Aによって第1サブ画素領域群(第1画素領域群)26Aが構成され、第2サブ画素領域25Bによって第2サブ画素領域群(第2画素領域群)26Bが構成される。したがって、第1サブ画素領域25Aと第2サブ画素領域25Bとは、画像表示領域16において市松状に配置されている。
各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bには、画素電極(第1電極)31と、画素電極31をスイッチング制御するためのTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)素子32とが設けられている。また、画像表示領域16には、複数のデータ線33及び走査線34が格子状に配置されている。
TFT素子32は、ソースがデータ線33に接続され、ゲートが走査線34に接続され、ドレインが画素電極31に接続されている。そして、データ線33は、データ線駆動回路21に接続されており、データ線駆動回路21から供給される画像信号S1、S2、…、Snを各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bに供給する構成となっている。また、走査線34は、走査線駆動回路22に接続されており、走査線駆動回路22から供給される走査信号G1、G2、…、Gmを各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bに供給する構成となっている。ここで、データ線駆動回路21は、画像信号S1〜Snをこの順に線順次で供給してもよく、互いに隣接する複数のデータ線33同士に対してグループごとに供給してもよい。また、走査線駆動回路22は、走査信号G1〜Gmを所定のタイミングでパルス的に線順次で供給する。
液晶表示装置1は、スイッチング素子であるTFT素子32が走査信号G1〜Gmの入力により一定期間だけオン状態とされることで、データ線33から供給される画像信号S1〜Snが所定のタイミングで画素電極31に書き込まれる構成となっている。そして、画素電極31を介して液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1〜Snは、画素電極31と後述する共通電極(第2電極)50との間で一定期間保持される。
次に、液晶表示装置1の詳細な構成について、図4及び図5を参照しながら説明する。なお、図4において、各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bにおいて互いに平行するように配置されている走査線34の延在方向に対して直交する方向をX軸方向、走査線34の延在方向をY軸方向とする。また、図5において、帯状電極31bの図示を適宜省略している。
液晶表示装置1は、図5に示すように、素子基板11の外側(液晶層13と反対側)に設けられた偏光板37と、対向基板12の外側(液晶層13と反対側)に設けられた偏光板38と、偏光板37の外面側に設けられて素子基板11の外側から照明光を照射する照明装置(図示略)とを備えている。
素子基板11は、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料で構成された基板本体41と、基板本体41の内側(液晶層13側)の表面に順次積層されたゲート絶縁膜42、第1層間絶縁膜43、第2層間絶縁膜44及び配向膜45とを備えている。
また、素子基板11は、基板本体41の内側の表面に配置された走査線34及び後述する各共通電極50を接続する共通線46と、ゲート絶縁膜42の内側の表面に配置されたデータ線33(図4に示す)、半導体層47、ソース電極48及びドレイン電極49と、第1層間絶縁膜43の内側の表面に配置された共通電極50と、第2層間絶縁膜44の内側の表面に配置された画素電極31とを備えている。
ゲート絶縁膜42は、例えばSiO(酸化シリコン)などの透光性材料で構成されており、基板本体41上に形成された走査線34及び共通線46を覆うように設けられている。
第1層間絶縁膜43は、ゲート絶縁膜42と同様に、例えばSiN(窒化シリコン)などの透光性材料で構成されており、ゲート絶縁膜42上に形成されたデータ線33、半導体層47、ソース電極48及びドレイン電極49を覆うように設けられている。
第2層間絶縁膜44は、第1層間絶縁膜43と同様に、例えばSiNなどの透光性材料で構成されており、第1層間絶縁膜43上に形成された共通電極50を覆うように設けられている。
配向膜45は、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、第2層間絶縁膜44の内側の表面に形成された画素電極31を覆うように設けられている。また、配向膜45の表面には、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの短軸方向(Y軸方向)を配向方向とする配向処理が施されている。
データ線33は、図4に示すように、平面視で矩形状の第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの長軸方向(X軸方向)に沿って配置されている。また、走査線34は、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの短軸方向(Y軸方向)に沿って配置されている。また、共通線46は、走査線34の画素電極31側に隣接して、この走査線34と平行に延在するように配置されている。したがって、データ線33、走査線34及び共通線46は、平面視でほぼ格子状に配線されている。
半導体層47は、図4及び図5に示すように、走査線34とゲート絶縁膜42を介して平面視で重なる領域に部分的に形成されたアモルファスシリコンなどの半導体で構成されている。また、ソース電極48は、データ線33から分岐しており、一部が半導体層47の一部を覆うように形成されている。そして、ドレイン電極49は、一部が半導体層47の一部を覆うように形成されており、第1及び第2層間絶縁膜43、44を貫通するコンタクトホールH1を介して画素電極31と導通している。これら半導体層47、ソース電極48及びドレイン電極49によって、TFT素子32が構成されている。また、TFT素子32は、データ線33及び走査線34の交差部近傍に設けられている。
共通電極50は、図5に示すように、第1層間絶縁膜43を覆うように形成されており、例えばITO(酸化インジウムスズ)などの透光性導電材料で構成されている。
画素電極31は、図4に示すように、平面視でほぼ梯子形状であって、共通電極50と同様に、例えばITOなどの透光性導電材料で構成されている。そして、画素電極31は、平面視で矩形の枠状の枠部31aと、ほぼ第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの短軸方向(X軸方向)に延在すると共に第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの長軸方向(Y軸方向)で間隔をあけて複数(15本)配置された帯状電極(第1帯状部)31bとを備えている。
枠部31aは、平面視でほぼ矩形状の枠状であって、互いに対向する2対の辺がそれぞれX軸方向及びY軸方向に沿って延在している。
帯状電極31bは、互いが平行となるように間隔をあけて形成されている。そして、帯状電極31bは、その両端がそれぞれ枠部31aのうちY軸方向に沿って延在する部分に接続されている。
ここで、第1サブ画素領域25Aにおける帯状電極31bの延在方向と、第2サブ画素領域25Bにおける帯状電極31bの延在方向とは、第1及び第2サブ画素領域25A、25BのX軸方向に沿った境界線を基準軸L1として対称となっている。すなわち、第1サブ画素領域25Aにおける帯状電極31bは、平面視においてデータ線33から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがって走査線34に近接するように形成されており、第2サブ画素領域25Bにおける帯状電極31bは、平面視においてデータ線33から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがって走査線34から離間するように形成されている。
したがって、画素電極31及び共通電極50は、基準軸L1に対して対称になっている。
以上より、液晶表示装置1は、帯状電極31bと共通電極50との間に電圧を印加し、これによって生じる基板平面方向の電界(横電界)によって液晶を駆動する構成となっている。また、共通電極50は、平面視で第2層間絶縁膜44を介して帯状電極31bの非形成領域及び帯状電極31bの形成領域と重なるように形成されている。これにより、画素電極31と共通電極50とは、FFS方式の電極構造を構成している。
一方、対向基板12は、図5に示すように、例えばガラスや石英、プラスチックなどの透光性材料で構成され基板本体51と、基板本体51の内側(液晶層13側)の表面に順次積層された遮光膜52、カラーフィルタ層53及び配向膜54とを備えている。
遮光膜52は、基板本体51の表面のうち平面視で各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの縁部と重なる領域に形成されており、各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bを縁取っている。
また、カラーフィルタ層53は、各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bに対応して配置されており、例えばアクリルなどで構成されて各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bで表示する色に対応する色材を含有している。
配向膜54は、配向膜45と同様に例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、その配向方向が配向膜45と反平行となっている。したがって、第1サブ画素領域25Aにおける液晶分子の初期配向方向と第2サブ画素領域25Bにおける液晶分子の初期配向方向とは、図4に示すように、基準軸L1に対して対称になっている。なお、これら画素電極31、共通電極50及び配向膜45、54によって、挙動制御手段が構成される。
偏光板37は、図4及び図5に示すように、透過軸が第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの長軸方向(X軸方向)に沿うように設けられており、偏光板38は、透過軸が第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの短軸方向(Y軸方向)に沿うように設けられており、互いの透過軸が直交している。したがって、偏光板37、38は、その透過軸が基準軸L1に対して平面視で直交または平行となっている。
ここで、偏光板37、38の一方または双方の内側には、光学補償フィルム(図示略)を配置してもよい。光学補償フィルムを配置することで、液晶表示装置1を斜視した場合の液晶層13の位相差を補償することができ、光漏れを減少させてコントラストを増加させることができる。光学補償フィルムとしては、負の一軸性媒体と正の一軸性媒体とを組み合わせたものや、各方向の屈折率がnx>nz>nyである二軸性媒体が用いられる。
また、液晶表示装置1は、偏光板38の外側に設けられた例えばパララックスバリアやレンチキュラーレンズなどの光学部材(図示略)が設けられている。この光学部材は、液晶表示装置1が三次元表示を行う場合、例えば第1サブ画素領域群26Aで表示される画像を観察者の右目に入射させて左目に入射することを防止し、第2サブ画素領域群26Bで表示される画像を観察者の左目に入射させて右目に入射することを防止する。また、光学部材は、液晶表示装置1が二画面表示を行う場合、例えば第1サブ画素領域群26Aで表示される画像を正面視で液晶表示装置1の右側に位置する観察者の目に入射させて液晶表示装置1の左側に位置する観察者の目に入射することを防止し、第2サブ画素領域群26Bで表示される画像を液晶表示装置1の左側に位置する観察者の目に入射させて液晶表示装置1の右側に位置する観察者の眼に入射することを防止する。
〔液晶表示装置の動作〕
次に、このような液晶表示装置1における液晶分子13Aの非駆動時及び駆動時の挙動について、図6を参照しながら説明する。ここで、図6(a)は非駆動時における液晶分子13Aの配向方向、図6(b)は駆動時における液晶分子13Aの配向方向をそれぞれ示している。
まず、画素電極31及び共通電極50間に電圧を印加していない非駆動時の場合、液晶分子13Aは、図6(a)に示すような方向に配向している。すなわち、第1サブ画素領域25Aでは、液晶分子13Aが配向膜45、54の配向方向に沿って配向している。また、第2サブ画素領域25Bでは、液晶分子13Aが配向膜45、54の配向方向に沿って配向している。このとき、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bのそれぞれで液晶分子13Aの配向方向は、基準軸L1に対して対称になっている。
そして、画素電極31及び共通電極50間に電圧を印加すると、帯状電極31bの延在方向とほぼ直交する方向に電界が発生する。これにより、液晶分子13Aは、図6(b)に示すような方向で回転する。すなわち、第1サブ画素領域25Aでは、液晶分子13Aが電界方向に沿うように平面視(対向基板12側から素子基板11を見た状態)で反時計回り(図6(b)に示す矢印R1方向)で回転する。また、第2サブ画素領域25Bでは、液晶分子13Aが電界方向に沿うように平面視で時計回り(図6(b)に示す矢印R2方向)で回転する。このとき、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bのそれぞれで液晶分子13Aの回転方向は、基準軸L1に対して対称になっている。
以上より、液晶表示装置1では、非駆動時と駆動時とで液晶分子13Aの回転方向(挙動)が基準軸L1に対して対称になっている。
〔電子機器〕
以上のような構成の液晶表示装置1は、例えば図7に示すような携帯電話機100の表示部101として適用される。この携帯電話機100は、複数の操作ボタン102、受話口103、送話口104及び上記表示部101を有する本体部105を備えている。
以上のように、本実施形態における液晶表示装置1及び携帯電話機100によれば、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bで液晶分子13Aの駆動時及び非駆動時における回転方向を第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの境界を基準軸L1として対称にすることで、基準軸L1の一方側から第1サブ画素領域群26Aを見たときと他方側から第2サブ画素領域25Bを見たときとの出射角度が同等となるので、第1及び第2サブ画素領域群26A、26Bで表示される画像のコントラストなどの画質の差を小さくできる。
また、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bのそれぞれで液晶分子13Aの回転方向が同方向であるため、各第1及び第2サブ画素領域25A、25Bの開口率を高めることができる。
そして、配向膜45、54の配向方向を基準軸L1に対して直交方向としているので、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bのそれぞれで異なる配向処理を施す必要がなくなる。これにより、配向膜45、54に対して一括して配向処理を行えるので、製造が容易になる。
また、偏光板37、38の透過軸を基準軸L1に対して直交方向または平行としているので、第1及び第2サブ画素領域25A、25Bのそれぞれで異ならせる必要がなくなる。これにより、偏光板37、38の透過軸の設定が容易になる。
[第2の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第2の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図8はサブ画素領域の平面構成図、図9は図8のC−C矢視断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とサブ画素領域の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。また、図8において、平面視でほぼ平行四辺形状の第1及び第2サブ画素領域202A、202Bのそれぞれで互いが平行となるように配置されている走査線207の延在方向に対して直交する方向をX軸方向、走査線207の延在方向をY軸方向とする。
本実施形態における液晶表示装置200は、図8及び図9に示すように、IPS方式を用いたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置である。
本実施形態における液晶表示装置200は、素子基板201と対向基板12と液晶層13とを備えている。そして、第1サブ画素領域群を構成して平面視でほぼ平行四辺形状の第1サブ画素領域202Aと、第2サブ画素領域群を構成して平面視でほぼ平行四辺形状の第2サブ画素領域202Bとが、後述する走査線207に沿ってそれぞれ配置されている。また、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bは、後述するデータ線209に沿って交互に配置されている。
素子基板201は、図9に示すように、基板本体41と、基板本体41の内側の表面に順次積層されたゲート絶縁膜42、層間絶縁膜205及び配向膜206とを備えている。
また、素子基板201は、基板本体41の内側の表面に配置された走査線207及び容量線208と、ゲート絶縁膜42の内側に配置されたデータ線209(図8に示す)、半導体層47、ソース電極48、ドレイン電極49及び容量電極210と、層間絶縁膜205の内側の表面に配置された共通電極211及び画素電極212とを備えている。
層間絶縁膜205は、第1の実施形態における第1及び第2層間絶縁膜43、44と同様に、例えばSiNなどの透光性材料で構成されており、ゲート絶縁膜42上に形成されたデータ線209(図8に示す)、半導体層47、ソース電極48及びドレイン電極49を覆うように設けられている。
配向膜206は、第1の実施形態における配向膜45と同様に、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、層間絶縁膜205上に形成された共通電極211及び画素電極212を覆うように設けられている。また、配向膜206の表面には、図8に示すように、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの短辺方向に対する直交方向(X軸方向)を配向方向とする配向処理が施されている。なお、対向基板12の配向膜54の表面にも、その配向方向が配向膜206と反平行となるように配向処理が施されている。したがって、第1サブ画素領域202Aにおける液晶分子の初期配向方向と第2サブ画素領域202Bにおける液晶分子の初期配向方向とは、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの短辺方向(Y軸方向)に沿った境界線を基準軸L2として線対称となっている。
容量線208は、走査線34と画素電極212を介して対向する位置であって走査線34に沿って配置されている。
容量電極210は、平面視でほぼ矩形状を有していると共に、図8及び図9に示すように、容量線208及び画素電極212の後述するコンタクト部212aとゲート絶縁膜42や層間絶縁膜205などを介して重なるように形成されている。そして、容量電極210は、層間絶縁膜205を貫通するコンタクトホールH2を介してコンタクト部212aと導通している。さらに、容量電極210と容量線208とによって蓄積容量213が形成されている。この蓄積容量213は、画素電極212と共通電極211との間に形成される液晶容量と並列接続されている。また、容量電極210は、図8に示すように、平面視でほぼL字状の接続配線214によってドレイン電極49と接続されている。この接続配線214は、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの辺縁のうち走査線34及び第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの長辺に沿って形成されている。
データ線209は、平面視で平行四辺形状の第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの長辺方向に沿って配置されている。
共通電極211は、図9に示すように、層間絶縁膜205上に形成されており、平面視でほぼ櫛歯状となっている。そして、共通電極211は、図8に示すように、ゲート絶縁膜42及び層間絶縁膜205を介して平面視で重なる位置であって走査線34に沿って形成された本線部211aと、本線部211aから延出されて第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの長辺方向にほぼ沿って延在すると共にY軸方向で間隔をあけて複数(2本)配置された帯状電極(第2帯状部)211bとを備えている。
帯状電極211bは、互いが平行となるように形成されており、その一端が本線部211aに接続されている。
画素電極212は、図9に示すように、層間絶縁膜205上に形成されており、平面視でほぼ櫛歯状となっている。そして、画素電極212は、接続配線214と導通しているコンタクト部212aと、コンタクト部212aに接続されて容量線208に沿って延在する基端部212bと、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの長辺方向にほぼ沿うように延在すると共にY軸方向で間隔をあけて複数(3本)配置された帯状電極(第1帯状部)212cとを備えている。帯状電極212cは、互いが平行となるように形成されており、その一端が基端部212bに接続されている。
ここで、第1サブ画素領域202Aにおける帯状電極211b、212cの延在方向と、第2サブ画素領域202Bにおける帯状電極211b、212cの延在方向とは、図8に示すように、基準軸L2に対して対称となっている。すなわち、第1サブ画素領域202Aにおける帯状電極211bと第2サブ画素領域202Bにおける帯状電極212cとは、平面視において、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの境界線の近傍に配置された一方の走査線207(図8では第2サブ画素領域202Bの走査線207)から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがって第1及び第2サブ画素領域202A、202Bの境界線の近傍に配置された一方のTFT素子32(図8では第2サブ画素領域202BのTFT素子32)から離間するように形成されている。
したがって、画素電極212及び共通電極211は、基準軸L2に対して対称となっている。なお、これら画素電極212、共通電極211及び配向膜206、54によって、挙動制御手段が構成される。
以上より、液晶表示装置200は、帯状電極211b、212cの間に電圧を印加し、これによって生じる基板平面方向の電界(横電界)によって液晶を駆動する構成となっている。また、帯状電極211bは、平面視で層間絶縁膜205を介して帯状電極212cの非形成領域と重なるように形成されている。これにより、画素電極212と共通電極211とは、IPS方式の電極構造を構成している。
〔液晶表示装置の動作〕
次に、このような液晶表示装置200における液晶分子13Aの非駆動時及び駆動時の挙動について、図10を参照しながら説明する。ここで、図10(a)は非駆動時における液晶分子13Aの配向方向、図10(b)は駆動時における液晶分子13Aの配向方向をそれぞれ示している。
まず、画素電極212及び共通電極211間に電圧を印加していない非駆動時の場合、液晶分子13Aは、図10(a)に示すような方向に配向している。すなわち、第1サブ画素領域202Aでは、液晶分子13Aが配向膜206、54の配向方向に沿って配向している。また、第2サブ画素領域202Bでは、液晶分子13Aが配向膜206、54の配向方向に沿って配向している。このとき、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bのそれぞれで液晶分子13Aの配向方向は、基準軸L2に対して対称となっている。
そして、画素電極212及び共通電極211間に電圧を印加すると、帯状電極211b、212cの延在方向とほぼ直交する方向に電界が発生する。これにより、液晶分子13Aは、図10(b)に示すような方向で回転する。すなわち、第1サブ画素領域202Aでは、液晶分子13Aが電界に沿うように平面視(対向基板12側から素子基板201を見た状態)で反時計回り(図10(b)に示す矢印R3方向)で回転する。また、第2サブ画素領域202Bでは、液晶分子13Aが平面視で時計回り(図10(b)に示す矢印R4方向)で回転する。このとき、第1及び第2サブ画素領域202A、202Bのそれぞれで液晶分子13Aの回転方向は、基準軸L2に対して対称となっている。
以上より、液晶表示装置200では、非駆動時と駆動時とで液晶分子13Aの回転方向(挙動)が基準軸L2に対して対称になっている。
このような構成の液晶表示装置200においても、上述と同様の作用、効果を奏する。
[第3の実施形態]
次に、本発明における液晶表示装置の第3の実施形態を、図面に基づいて説明する。ここで、図11はサブ画素領域の平面構成図、図12は図11のD−D矢視断面図である。なお、本実施形態では、第1の実施形態とサブ画素領域の構成が異なるため、この点を中心に説明すると共に、上記実施形態で説明した構成要素には同一符号を付し、その説明を省略する。また、図11において、平面視でほぼ矩形状の第1及び第2サブ画素領域303A、303Bのそれぞれにおいて互いが平行となるように配置されている走査線34の延在方向に対して直交する方向をX軸方向、走査線34の延在方向をY軸方向とする。
本実施形態における液晶表示装置300は、図11及び図12に示すように、VAモードの液晶層13を用いたアクティブマトリックス方式の液晶表示装置である。
本実施形態における液晶表示装置300は、素子基板301と対向基板302と液晶層13とを備えている。そして、第1サブ画素領域群を構成して平面視でほぼ矩形状の第1サブ画素領域303Aと、第2サブ画素領域群を構成して平面視でほぼ矩形状の第2サブ画素領域303Bとが、走査線34に沿ってそれぞれ配置されている。また、第1及び第2サブ画素領域303A、303Bとは、データ線33に沿って交互に配置されている。
素子基板301は、図12に示すように、基板本体41と、基板本体41の内側の表面に順次積層されたゲート絶縁膜42、層間絶縁膜205及び配向膜305とを備えている。
また、素子基板301は、基板本体41の内側の表面に配置された走査線34と、ゲート絶縁膜42の内側に配置されたデータ線33(図11に示す)、半導体層47、ソース電極48、ドレイン電極49と、層間絶縁膜205の内側の表面に配置された画素電極307とを備えている。
配向膜305は、第1及び第2の実施形態における配向膜45と同様に、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、層間絶縁膜205上に形成された画素電極212を覆うように設けられている。また、配向膜305の表面には、垂直方向(素子基板301、液晶層13及び対向基板302の積層方向)を配向方向とする配向処理が施されている。
画素電極307は、層間絶縁膜205上に形成されており、平面視でほぼ矩形状となっている。また、画素電極307は、層間絶縁膜205に形成された貫通であるコンタクトホールH3を介してドレイン電極49に接続されている。そして、画素電極307には、複数のスリット(開口部、配向制御手段)307aが形成されている。このスリット307aは、互いが平行となるように形成されている。
ここで、第1サブ画素領域303Aにおけるスリット307aの延在方向と、第2サブ画素領域303Bにおけるスリット307aの延在方向とは、図11に示すように、第1及び第2サブ画素領域303A、303BのX軸方向に沿った境界線を基準軸L3として対称となっている。すなわち、第1サブ画素領域303Aにおけるスリット307aは、平面視において、走査線34から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがってデータ線33に近接するように形成されており、第2サブ画素領域303Bにおけるスリット307aは、走査線34から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがってデータ線33から離間するように形成されている。
一方、対向基板302は、図12に示すように、基板本体51と、基板本体51の内側の表面に順次積層された遮光膜52、カラーフィルタ層53、共通電極308及び配向膜309とを備えている。
共通電極308は、カラーフィルタ層53を覆うように形成されている。また、共通電極308の内側の表面には、液晶層13に向けて突出する複数の帯状凸部(凸部、配向制御手段)310が形成されている。
この帯状凸部310は、図11に示すように、互いが平行となるように形成されており、断面がほぼ半円形状となっている。また、帯状凸部310は、例えばノボラック型のポジ型フォトレジストをパターニングすることで形成されている。
ここで、第1サブ画素領域303Aにおける帯状凸部310の延在方向と、第2サブ画素領域303Bにおける帯状凸部310の延在方向とは、基準軸L3に対して対称となっている。すなわち、第1サブ画素領域303Aにおける帯状凸部310は、平面視において、走査線34から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがってデータ線33に近接するように形成されており、第2サブ画素領域303Bにおける帯状凸部310は、走査線34から離間する一端から近接する他端に向かうにしたがってデータ線33から離間するように形成されている。
配向膜309は、第1及び第2の実施形態における配向膜54と同様に、例えばポリイミドなどの樹脂材料で構成されており、共通電極308及び帯状凸部310を覆うように設けられている。また、配向膜309の表面には、垂直方向(対向基板302、液晶層13及び素子基板301の積層方向)を配向方向とする配向処理が施されている。したがって、第1サブ画素領域303Aにおける液晶分子の初期配向方向と第2サブ画素領域303Bにおける液晶分子の初期配向方向とは、基準軸L3に対して対称となっている。そして、これら画素電極307、共通電極308及び配向膜305、309によって、挙動制御手段が構成される。
〔液晶表示装置の動作〕
次に、このような液晶表示装置300における液晶分子13Aの非駆動時及び駆動時の挙動について、図13を参照しながら説明する。ここで、図13(a)は非駆動時における液晶分子13Aの配向方向、図13(b)は駆動時における液晶分子13Aの配向方向をそれぞれ示している。
まず、画素電極307及び共通電極308間に電圧を印加していない非駆動時の場合、液晶分子13Aは、図13(a)に示すような方向に配向している。すなわち、第1サブ画素領域303Aでは、液晶分子13Aが配向膜305、309の配向方向に沿って素子基板301や対向基板302に対して垂直方向に配向している。また、第2サブ画素領域303Bでも、液晶分子13Aが配向膜305、209の配向方向に沿って素子基板301や対向基板302に対して垂直方向に配向している。このとき、第1及び第2サブ画素領域303A、303Bのそれぞれで液晶分子13Aの配向方向は、基準軸L3に対して対称となっている。
そして、画素電極307及び共通電極308間に電圧を印加すると、液晶層13に対して垂直な方向に電界が発生する。これにより、液晶分子13Aは、図13(b)に示すような方向で回転する。すなわち、第1サブ画素領域303Aでは、液晶分子13Aが平面視(対向基板302側から素子基板301を見た状態)でスリット307a及び帯状凸部310の延在方向に対する直交方向に傾く。ここで、液晶分子13Aは、帯状凸部310から外側に向かう方向(図13(b)に矢印R5、R6方向)で傾斜するように配向する。また、第2サブ画素領域303Bでは、液晶分子13Aが帯状凸部310から外側に向かう方向(図13(b)に示す矢印R7、R8方向)で傾斜するように配向する。
このとき、第1及び第2サブ画素領域303A、303Bのそれぞれで液晶分子13Aの傾斜方向は、基準軸L3に対して対称となっている。
以上より、液晶表示装置300では、非駆動時と駆動時とで液晶分子13Aの傾斜方向(挙動)が基準軸L3に対して対称になっている。
このような構成の液晶表示装置300においても、上述と同様の作用、効果を奏する。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、第1サブ画素領域と第2サブ画素領域群とが隣接して配置されていればよく、第1や第3の実施形態において第2の実施形態のように第1サブ画素領域と第2サブ画素領域とをストライプ状に配置してもよく、第2の実施形態において第1や第3の実施形態のように第1サブ画素領域と第2サブ画素領域とを市松状に配置してもよい。また、これ以外の配置方法であってもよい。
また、第3の実施形態において、帯状凸部を素子基板に設けてもよく、素子基板及び対向基板の双方に設けてもよい。同様に、スリットを共通電極に設けてもよく、画素電極及び共通電極の双方に設けてもよい。さらに、他の方法によって凹部を形成してもよい。
また、画素電極及び共通電極の形状は、液晶分子の挙動を第1及び第2サブ画素領域で基準軸に対して対称となっていれば、適宜変更してもよい。
また、液晶分子の初期配向方向を平面視で基準軸と平行または直交としているが、他の角度であってもよい。このとき、配向膜に対して第1及び第2サブ画素領域のそれぞれと対応する領域で異なる配向方向を有するようにマルチドメイン配向を行う必要があるが、光反応性を有する光配向材料膜に対して特定の偏光方向を有する光を照射することで膜内の分子を一方向に配列させて配向機能を発現させる配向処理である光配向処理を用いることが好ましい。
また、偏光板の透過軸を平面視で基準軸と直交または平行とさせているが、これに限られない。
また、基準軸を第1及び第2サブ画素領域の境界として液晶分子の挙動を対称にしているが、画像表示領域の面方向と平行であれば、適宜変更してもよい。
また、第1電極をTFT素子に接続した画素電極とすると共に第2電極を共通電極としているが、第2電極を画素電極とすると共に第1電極を共通電極としてもよい。
また、第2の実施形態において、画素電極及び共通電極の双方を層間絶縁膜上に形成しているが、画素電極及び共通電極を異なる層に形成する構成としてもよい。
また、第1サブ画素領域群で表示されて画像表示領域を正面視したときの一方側に視覚させる画像を他方側から視認することを防止すると共に、第2サブ画素領域群で表示されて他方側に視覚させる画像を一方側から視認することを防止できれば、パララックスレンズやレンチキュラーレンズなどの光学部材を設けなくてもよい。
また、液晶表示装置は、画素電極をスイッチング制御する駆動素子としてTFT素子を用いているが、TFT素子に限らず、TFD(Thin Film Diode:薄膜ダイオード)素子など、他の駆動素子を用いてもよい。
そして、液晶表示装置は、ノーマリブラックモードを採用しているが、ノーマリホワイトモードを採用してもよい。
さらに、液晶表示装置は、透過型の液晶表示装置としているが、例えば反射型など他の構成の液晶表示装置であってもよい。
また、液晶表示装置は、R、G、Bの3色の色表示を行うカラー液晶表示装置としているが、他の色表示を行うサブ画素領域を備える構成としてもよく、単色の色表示を行う構成としてもよい。ここで、対向基板にカラーフィルタ層を設けずに、素子基板にカラーフィルタ層を設けてもよい。
また、液晶表示装置を備える電子機器としては、直視型の表示部を備える電子機器であれば携帯電話機に限らず、PDA(Personal Digital Assistant:携帯情報端末機)やパーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコンピュータ、ワークステーション、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、カーナビゲーション装置、ヘッドアップディスプレイ、デジタルビデオカメラ、テレビジョン受像機、ビューファインダ型あるいはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、ページャ、電子手帳、電卓、電子ブックやプロジェクタ、ワードプロセッサ、テレビ電話機、POS端末、タッチパネルを備える機器、照明装置などのような他の電子機器であってもよい。
第1の実施形態の液晶表示装置を示す概略平面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 図1の等価回路図である。 サブ画素領域を示す平面構成図である。 図4のB−B矢視断面図である。 液晶分子の挙動を説明する説明図である。 液晶表示装置を備える携帯電話機を示す外観斜視図である。 第2の実施形態の液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 図8のC−C矢視断面図である。 液晶分子の挙動を説明する説明図である。 第3の実施形態の液晶表示装置のサブ画素領域を示す平面構成図である。 図11のD−D矢視断面図である。 液晶分子の挙動を説明する説明図である。
符号の説明
1,200,300 液晶表示装置、11,201,301 素子基板(第1基板)、12,302 対向基板(第2基板)、13 液晶層、13A 液晶分子、25A,202A,303A 第1サブ画素領域(画素領域)、25B,202B,303B 第2サブ画素領域(画素領域)、26A 第1サブ画素領域群(第1画素領域群)、26B 第2サブ画素領域群(第2画素領域群)、31,212,307 画素電極(第1電極)、31b,212c 帯状電極(第1帯状部)、37,38 偏光板、50,211,308 共通電極(第2電極)、100 携帯電話機(電子機器)、211b 帯状電極(第2帯状部)、307a スリット(開口部、配向制御手段)、310 帯状凸部(凸部、配向制御手段)、L1〜L3 基準軸

Claims (11)

  1. 第1及び第2基板の間に電圧の印加によって駆動する液晶層が挟持され、複数の画素領域により画像表示領域が構成された液晶表示装置であって、
    前記画像表示領域に、複数の前記画素領域で構成された第1画素領域群と、他の複数の前記画素領域で構成された第2画素領域群とが設けられ、
    前記液晶層を構成する液晶分子の非駆動時及び駆動時における挙動を、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向とすると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称とする挙動制御手段を備えることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 第1及び第2基板の間に電圧の印加によって駆動する液晶層が挟持され、複数の画素領域により画像表示領域が構成された液晶表示装置であって、
    前記画像表示領域に、複数の前記画素領域で構成された第1画素領域群と、他の複数の前記画素領域で構成された第2画素領域群とが設けられ、
    前記第1基板に、前記液晶層を駆動する第1及び第2電極が設けられ、
    該第1電極が、平行となるように配置された複数の第1帯状部を有し、
    前記第1帯状部の延在方向及び前記液晶層を構成する液晶分子の初期配向方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする液晶表示装置。
  3. 前記第2電極が、前記第1帯状部と平行になるように配置された複数の第2帯状部を有し、
    該第2帯状部の延在方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2電極が、平面視で前記第1帯状部の非形成領域及び該第1帯状部の形成領域の少なくとも一部と重なるように配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  5. 第1及び第2基板の間に負の誘電率異方性を有する液晶からなり電圧の印加によって駆動する液晶層が挟持され、複数の画素領域により画像表示領域が構成された液晶表示装置であって、
    前記画像表示領域に、複数の前記画素領域で構成された第1画素領域群と、他の複数の前記画素領域で構成された第2画素領域群とが設けられ、
    前記第1基板に第1電極が設けられると共に、前記第2基板に第2電極が形成され、
    駆動時における前記液晶分子の配向方向を制御する配向制御手段を有し、
    前記配向制御手段の構造及び前記液晶層を構成する液晶分子の初期配向方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする液晶表示装置。
  6. 前記配向制御手段が、前記第1及び第2基板のいずれか一方または双方に形成された帯状の凸部を有し、
    該凸部の延在方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記第1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記配向制御手段が、前記第1基板上の前記第1電極及び前記第2基板上の前記第2電極のいずれか一方または双方に形成された帯状の開口部を有し、
    該開口部の延在方向が、それぞれの前記画素領域群ごとで同方向であると共に、前記1画素領域群を構成する前記画素領域と該画素領域に隣接して前記第2画素領域群を構成する前記画素領域との間で、前記画像表示領域の面方向に沿った基準軸に対して対称であることを特徴とする請求項5または6に記載の液晶表示装置。
  8. 前記液晶分子の初期配向方向が、平面視で前記基準軸と直交または平行であることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第1及び第2基板のそれぞれに、透過軸が前記基準軸と直交または平行である偏光板が設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  10. 前記基準軸が、互いに隣接する画素領域の境界線であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の液晶表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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