JP2006184672A - 液晶装置及び投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高コントラストで明るい液晶装置を提供し、特に、投射型表示装置にも適用可能な高精細な画素構造を備えながらコントラスト及び光透過率の低下が抑制された液晶装置を実現する。
【解決手段】 本発明の液晶装置10は、第1基板11と第2基板21に挟持された液晶層30と、第1基板の内面上に画素P毎に相互に平行に形成された第1電極17A及び第2電極17Bとを備え、第1電極と第2電極により液晶層に対して実質的に平行な電界を印加できるように構成され、第1基板における液晶層に接する表面に液晶層の初期配向方位を規定する配向膜18が設けられ、第1電極及び第2電極は画素内において初期配向方位に対して傾斜した方位に伸びるように構成され、液晶層の厚さをDとし、前記第1電極と前記第2電極の間隔をLとしたとき、D≧Lの関係を満たすことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は液晶装置及び投射型表示装置に係り、特に、高精細な画素構造を有する液晶装置を形成する場合に好適な構成に関する。
一般に、液晶装置としては、基板面に対して垂直な縦電界を用いたTNモードやSTNモードの表示装置が多く実用化されているが、特に、視角特性を向上させるために、横電界を用いて液晶分子を基板面と平行な姿勢で回転させるIPS(In-Plane Switching)モードの液晶装置が提案され、実用化されつつある。IPSモードの液晶装置は、広視野角特性を必要とする直視型LCDとして好適なものであるため、先行技術は基本的に直視型LCDとしての性能を追及したものとなっている(例えば、以下の特許文献1参照)。
このIPSモードの液晶装置には、視野角によって黄色味や青色味を呈するなどといったカラーシフトが生ずるという問題があり、このカラーシフトを抑制するために、ジグザグ状の電極構造を設けたものが提案されている(例えば、以下の非特許文献1参照)。
国際公開第97/34188号パンフレット M,Kimura他2名 "30.5L : Late-News Paper : An Advanced 23-inch In-Plane-Switching Mode TFT-LCD with H1920xV1200 Pixels" SID(the Society for Information Display) 00 DIGEST P.468
ところで、投射型表示装置のライトバルブとして液晶装置を用いる場合、直視型LCDの場合とは異なり、広視野角はそれほど要求されないが、その一方で限定された視角範囲(光源分布内)において直視型LCDよりも高コントラストで十分な明るさを備えた光学特性が要求される。上記のIPSモードの液晶装置では、縦電界により駆動される液晶装置において画素間に生ずる横電界によるディスクリネーションが生じにくいため、高いコントラストが得られる可能性があることから、ライトバルブとしての資質を有するものと考えられるが、いまだIPSモードの液晶装置を用いたライトバルブを実現した例はない。
また、前述のIPSモードの液晶装置におけるジグザグ状の電極構造は、液晶装置が高精細化して画素ピッチが小さくなると製造が困難になり、特に、投射型表示装置のライトバルブとして液晶装置を用いる場合、画素ピッチは20μm以下となるため、1画素内でジグザグ状の電極構造を実現することはきわめて困難である。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、高コントラストで明るい液晶装置を提供することにある。また、別の課題は、投射型表示装置にも適用可能な高精細な画素構造を備えながらコントラスト及び光透過率の低下が抑制された液晶装置を実現することにある。
斯かる実情に鑑み、本発明の液晶装置は、第1基板と第2基板に挟持された液晶層と、前記第1基板の内面上に画素毎に相互に平行に形成された第1電極及び第2電極とを備え、前記第1電極と前記第2電極により前記液晶層に対して実質的に平行な電界を印加できるように構成された液晶装置において、前記第1基板における前記液晶層に接する表面に前記液晶層の初期配向方位を規定する配向膜が設けられ、前記第1電極及び前記第2電極は前記画素内において前記初期配向方位に対して傾斜した方位に伸びるように構成され、前記液晶層の厚さをDとし、前記第1電極と前記第2電極の間隔をLとしたとき、D≧Lの関係を満たすことを特徴とする。
本発明によれば、画素内において第1電極及び第2電極を直線状に構成し、これらの電極を初期配向方位に対して傾斜した方位に向けて伸びるように構成することで、横電界による液晶の配向制御を可能となり、また、液晶層の厚さDが電極の間隔L以上であることにより、第2基板側に遮光膜などの導電体が存在しても、当該導電体と電極との厚み方向の距離Fを間隔Lより大きくすることができるため、導電体と電極間に生ずる縦電界の影響を弱めることができることから、縦電界に起因する液晶の配向制御不良によるコントラストや光透過率の低下を抑制できる。
また、別の本発明は、第1基板と第2基板に挟持された液晶層と、前記第1基板の内面上に画素毎に相互に平行に形成された第1電極及び第2電極とを備え、前記第1電極と前記第2電極により前記液晶層に対して実質的に平行な電界を印加できるように構成された液晶装置において、前記第1基板における前記液晶層に接する表面に前記液晶層の初期配向方位を規定する配向膜が設けられ、前記第1電極及び前記第2電極は前記画素内において前記初期配向方位に対して傾斜した方位に伸びるように構成され、前記第2基板には遮光膜が形成され、前記第1電極及び前記第2電極と前記遮光膜との厚み方向の距離をFとし、前記第1電極と前記第2電極の間隔をLとしたとき、F>Lの関係を満たすことを特徴とする。
本発明において、前記遮光膜が前記第2基板の外面上に配置されていることが好ましい。これによれば、遮光膜が第2基板の外面上に配置されていることにより、距離Fを第2基板の厚さ分だけかせぐことができるため、F>Lの関係を容易に実現できるようになる。
本発明において、前記第1電極及び前記第2電極は画素内において直線状に構成されていることが好ましい。これによれば、画素内の電極構造を簡易に構成することができるため、高精細化が容易になる。特に、投射型表示装置に用いられるライトバルブのような画素寸法の小さい液晶装置においても電極のパターニングが容易になる。
本発明において、前記液晶層は負の誘電率異方性を備えた液晶で構成されていることが好ましい。上記の液晶層としては、正の誘電率異方性を備えた液晶を用いることもできるが、正の誘電率異方性を備えた液晶では、第1電極及び第2電極上において上記の縦電界によって液晶の配向制御ができなくなる場合がある。これに対して、負の誘電率異方性を備えた液晶であれば、電界方向と直交する方向に液晶が配向するので、第1電極及び第2電極上においても液晶が平行に配向しやすくなり、縦電界に影響を受ける領域をさらに低減することができるため、コントラスト及び光透過率を向上させることができる。
本発明において、前記配向膜は無機物で構成されていることが好ましい。配向膜としては、ポリイミド樹脂などの有機膜を用いることが一般的であるが、無機膜を用いることで、耐光性や耐熱性を高めることができるため、投射型表示装置などのような光強度や熱負荷が大きい使用態様で用いる場合に効果的である。
この場合、液晶層が正の誘電率異方性を備えた液晶により構成される場合には、無機配向膜としてSiOを用いることができ、液晶層が負の誘電率異方性を備えた液晶により構成される場合には、無機配向膜としてAlを用いることができる。
また、配向膜としてはDLC(Diamond like Carbon)を用いることもできる。DLCは、スパッタリング法などで成膜した後、斜め方向からイオンビームの照射を行うことによって初期配向能を付与することができる。
本発明の投射型表示装置は、上記のいずれか一項に記載の液晶装置を光変調素子として備えたものである。上記の液晶装置は、高精細化を図ってもコントラスト及び光透過率を高くすることができるので、投射型表示装置の光変調素子として特に適している。この場合、負の誘電率異方性を備えた液晶を用いることにより、コントラスト及び光透過率をさらに向上させることができ、また、無機配向膜を用いることにより、耐光性及び耐熱性を高めることができるため、素子寿命を延ばし、性能を長期間維持することが可能になる。
次に、添付図面を参照して本発明に係る液晶装置及び投射型表示装置の実施形態について詳細に説明する。
[第1実施形態]
最初に、図1及び図2を参照して本発明に係る第1実施形態の液晶装置10について説明する。この液晶装置10は、図2に示すように、ガラスやプラスチックなどで構成される第1基板11と、同様の第2基板21とを図示しないシール材などで所定の間隔を設けた状態で貼り合わせ、その間に、所定配合のネマチック液晶などで構成された液晶層30を配置してなるセル構造を有する。
第1基板11の内面上には、Crなどで構成される遮光膜12が画素間領域に形成され、この遮光膜12の上方に、層間絶縁膜13aを介してポリシリコンなどで構成される半導体層14が形成されている。半導体層14はゲート絶縁膜13gで覆われ、このゲート絶縁膜13gを介して上記半導体層14のチャネル領域と対向するようにゲート電極15gが配置されている。このゲート電極15gは、これと同じ層に形成された後述する走査信号線15に導電接続されている。
ゲート電極15g上には層間絶縁膜13bを介して画像信号線16が形成され、この画像信号線16のコンタクト部16sは層間絶縁膜13bを通して半導体層14のソース領域に導電接続されている。画像信号線16上には層間絶縁膜13cが形成され、この層間絶縁膜13c上に第1電極(共通電極、すなわち共通電位が供給される電極)17Aが形成されている。また、第1電極17A上には層間絶縁膜13dが形成され、この層間絶縁膜13d上に第2電極(画素電極、すなわち、画素毎に制御された画素電位が供給される電極)17Bが形成されている。第2電極17Bのコンタクト部17dは、上記の層間絶縁膜13b、13c及び13dを通して半導体層14のドレイン領域に導電接続されている。
層間絶縁膜13d及び第2電極17B上には配向膜18が形成されている。この配向膜18は、無機物で構成されたものであり、例えば、斜方蒸着法によりSiOを真空蒸着してなる。具体的には、基板面に対して40〜60度の範囲、好ましくは約50度の角度で、初期配向方位に向けて成膜が行われるように蒸着を行う。この方法では、プレチルト角を1度程度に設定することができる。斜方蒸着法によって初期配向能を与えることができる材料としては、上記SiOの他に、MgO、MgFなどが挙げられる。
また、配向膜に用いることのできる無機物としては、SiO、MgO、MgF、SiC、Si、Al、SnO、InTiO、InZnO、ZnTiO、DLC(ダイヤモンドライクカーボン)、グラファイト、ダイヤモンドなどが挙げられる。これらの無機配向膜は、上記の斜方蒸着法の他に、蒸着法・スパッタリング法・CVD法などの成膜処理と、イオン照射処理やプラズマ照射処理などの粒子線照射法等の配向処理の組み合わせによって液晶に対する所望の初期配向能を有するように形成できる。例えば、無機配向膜としてDLCを用いる場合、カーボンターゲットを用いてスパッタリング法によってDLC膜を成膜し、その後、イオンビーム照射を所定角度で所定方位(初期配向方位)に向けて施すことによって、DLC膜に初期配向能を付与することができる。
一方、第2基板21の内面上にはCrなどで遮光膜22が形成され、この遮光膜22上に絶縁膜23が形成されている。この絶縁膜23は、1000〜5000Å、好ましくは2500〜3500Å程度のSiOなどで形成することが望ましい。これによって、上記遮光膜22によって生ずる後述する縦電界を低減することができる。
上記の絶縁膜23上には配向膜24が形成されている。この配向膜24は、上記配向膜18と同様に構成することができる。本実施形態の場合、配向膜18の初期配向方位と、配向膜24の初期配向方位とがアンチパラレル配向の関係となるように構成する。
また、第1基板11の外面上には偏光板31が配置され、第2基板12の外面上には偏光板32が配置されている。本実施形態の場合、第1基板11側が光入射側であり、偏光板31の偏光透過軸は、後述する液晶層30の初期配向方位と一致し、偏光板32の偏光透過軸は、偏光板31の偏光透過軸と直交する。これにより、電界無印加時において光遮断状態となり、電界印加時において光透過状態となる。なお、本実施形態において、画素とは、上記第1電極17Aと第2電極17Bとによって形成される電界によって独立に配向制御され得る液晶層30の領域を含む平面範囲を言う。したがって、常に共通の電位が供給される複数の第1電極17A及び第2電極17Bが隣接配置される場合には、これらの複数の第1電極17A及び第2電極17Bによって配向制御される液晶層30の全範囲が当該画素に含まれる。
本実施形態においては、第1電極17Aと第2電極17Bの間隔をLとし、液晶層30の厚さ(セルギャップ)をDとしたとき、D≧Lの関係が成立するように構成する。ただし、間隔Lは基板面に沿った両電極の縁部から縁部までの距離である。この間隔Lは技術的な制約(特に電極のパターニング工程)を考慮すると、L≧1μmであることが好ましい。また、厚さDは、液晶層30のリタデーションΔn・D=λ/2(Δnは本実施形態の動作モードで作用する屈折率異方性、λは透過光の波長)となるように決定される。ここで、D=3μmとすれば、間隔Lを1〜2.5μm程度とする。具体的な寸法としては、画素Pが一辺約5〜15μmの矩形であり、第1電極及び第2電極の電極幅が約1μm、電極間隔L=2.0〜3.0μm、セルギャップD=2.5〜3.5μmである。
図1は、上記第1基板11の内面上に設けられた内面構造を示す概略平面図である。第1基板11上には、それぞれ複数の走査信号線15と画像信号線16が相互に直交するように配設され、走査信号線15と画像信号線16とが交差する点に対応して画素Pが設けられている。この画素Pは、遮光膜12,22によって遮光された画素間領域Qによって囲まれた矩形領域であり、図示一点鎖線で示してある。画素間領域Qは、走査信号線15、画像信号線16及びこれらの間に構成されたスイッチング素子Sの形成領域を包含する。スイッチング素子Sは、上記半導体層14、ゲート絶縁膜13g(図2参照)、ゲート電極15g、画像信号線16のコンタクト部16s、及び、第2電極17Bのコンタクト部17dによって構成される。
本実施形態では、上記各画素Pにおいて第1電極17A及び第2電極17Bがそれぞれ直線状に形成されている。17Aは17Bとは別の層に絶縁膜を通じて設けられている。第1電極17A及び第2電極17Bは共に帯状(線状)に構成され、それらの延長方向が相互に平行になるように構成されている。第1電極17A及び第2電極17Bの延長方向は、配向膜18及び25によって規定される初期配向方位Rに対して共に傾斜(交差)している。本実施形態の場合、図4に示すように、第1電極17A及び第2電極17Bの延長方向は、初期配向方位Rと直交する面に対して交差角θが60〜80度、或いは、20〜30度の範囲内になるように構成される。交差角θは典型的には約70度若しくは約20度であることが好ましい。図示例では約70度である。
本実施形態の場合、初期配向方位Rは全ての画素Pについて同一であり、また、第1電極17A及び第2電極17Bの延長方向は全ての画素Pについて同一の方位を向いている。さらに、第1電極17A及び第2電極17Bの画素P内の配置や形状も全ての画素Pについて同一である。したがって、複数の画素P間で基本的に同一の電気光学効果が得られる。
本実施形態において、第1基板11の内面上に設けられた第1電極17Aと第2電極17Bの間に電圧を印加することで、液晶層30内に実質的に基板面と平行な電界が形成されるようになっている。また、液晶層30は正の誘電率異方性を備えた液晶分子30mによって構成されている。この液晶分子30mの長軸は、基本的に常に基板面と実質的に平行に配向される。第1電極17Aと第2電極17Bの間に電界Eが形成されていない場合(或いは、当該電界が閾値未満である場合)には、液晶分子30mの長軸の方位は、配向膜18及び24によって図4に示す初期配向方位Rに平行(以下、単に「初期配向状態」という。)になる。一方、電界Eが印加されると、液晶分子30mの長軸は電界Eの方向に向くため、図示点線で示すように、初期配向方位Rに対して交差する方向に向くようになる。このとき、第1電極17A及び第2電極17Bの延長方向と、初期配向方位Rとが相互に傾斜しているため、電圧を印加すると、液晶分子30mは同じ方向(図示反時計回り)に回転する。これにより、液晶分子30mの電圧印加時の配向方位が均一化され、着色や光透過率のばらつきを低減できる。
本実施形態では、液晶層30の厚さDを電極間隔L以上としていることにより、第1基板11上の第1電極17A及び第2電極17Bと、第2基板12との距離が相対的に長くなり、その結果、遮光膜22と第1電極17A及び第2電極17Bの厚み方向の距離Fを電極間隔L以上とすることができる。このため、第2基板12に金属からなる遮光膜22が形成されていても、液晶層30内に発生する縦電界を弱めることができることから、液晶分子30mが上記縦電界に影響されて表示に寄与できない領域を低減することができる。すなわち、通常、両電極上の領域では縦電界により液晶分子30mが基板面に対して起き上がるので、当該液晶分子30mは光変調に寄与できなくなるが、本実施形態では縦電界を弱めることにより当該領域を狭めることができる。
また、本実施形態では、遮光膜22の上に絶縁膜23を形成することによっても縦電界が弱められている。さらに、図2に点線で示すように、遮光膜22を第2基板21の外面上に形成すれば、上記効果をさらに高めることができる。これらの方法では、液晶層30の厚さD如何に拘わらず、遮光膜22と両電極17A,17Bの厚み方向の距離Fを電極間隔Lよりも大きくすることができる。
なお、遮光膜22は導電体ではなく、黒色樹脂などの絶縁体で構成することも可能である。この場合には、第2基板に他の導電体が存在しない限り、縦電界の発生を抑制できる。ただし、投射型表示装置などのように使用する光強度が高い場合には、Crなどの金属で遮光膜22を形成することが、遮光膜の耐光性や遮光性を確保する上で望ましい。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る液晶装置の第2実施形態について説明する。この実施形態では、基本的に上記第1実施形態とほぼ同様の構造を有するので、対応する部分については同一符号を用い、同一部分については説明を省略して相違部分についてのみ説明する。
この第2実施形態では、図1及び図2に示す液晶層30或いは液晶分子30mに負の誘電率異方性を備えた液晶を用いる。そして、図2に示す配向膜18及び25としては、負の誘電率異方性を備えた液晶分子を低いプレチルト角で配向制御できるAlからなるものを用いる。Alは上記と同様の斜方蒸着法によって形成される。基板面に対する蒸着角は40〜60度、好ましくは約50度である。このときのプレチルト角は約1〜3度程度である。また、図5に示すように、液晶分子30mの初期配向方位Rが図示左右方向となるように配向膜18及び24を形成する。
本実施形態の場合、図5に点線で示すように、電界Eを印加すると液晶分子30mの長軸方向は電界Eの方向と直交する方向、すなわち、第1電極17A及び第2電極17Bの延長方向と平行な方向に向く。このとき、液晶分子30mの回転方向は図示反時計回りである。なお、偏光板31及び32の偏光透過軸と、初期配向方位Rとの関係は上記第1実施形態と同様に構成する。
本実施形態では、負の誘電率異方性を備えた液晶を用いることで、第1電極17A及び第2電極17B上の領域でも、液晶分子30mが縦電界により起き上がることがないため、周囲の領域の液晶分子30mに従った状態で配向し、その結果、表示に寄与できない領域がほとんど発生しないように構成できる。したがって、コントラストや光透過率を高めることができる。もちろん、この場合でも、縦電界は弱いほどよいので、第1実施形態の条件D≧LやF>Lを成立させることで、性能を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に、図3を参照して本発明に係る第3実施形態の液晶装置10′について説明する。この実施形態では、基本的に第1及び第2実施形態と同様の基本的構造を有するので、同一部分には同一符号を付し、それらの説明は省略する。この第3実施形態が上記各実施形態と異なる点は、図3に示す電極パターンのみである。
図3に示すように、本実施形態では、上記各実施形態と同様に交差角θを有する第1電極17A及び第2電極17Bが設けられた画素Pと、第1電極17A′及び第2電極17B′が画素Pとは異なる交差角θ′を備えた画素P′とが所定方向(図示上下方向)に交互に配列されている。画素P′では、第1電極17A′及び第2電極17B′が初期配向方位Rに対して画素Pにおける第1電極17A及び第2電極17Bとは反対側に傾斜している。図示例の場合、交差角θ′=180−θの関係を満たすように構成されている。
なお、画素P′における半導体層14′、ゲート電極15g′、コンタクト部16s′及び17d′で構成されるスイッチング素子S′は基本的に画素Pにおけるスイッチング素子Sと同様に構成され、また、画素Pの第1電極17Aと画素P′の第1電極17A′とは相互に導電接続されている。
したがって、図示のように、画素P′の液晶分子30m′は画素Pの液晶分子30mと同じ初期配向方位Rを備えるが、電圧印加時においては、画素P′は画素Pとは異なる電界印加方向を有するので、液晶分子30m′は液晶分子30mと異なる方位を向くことになる。具体的には、画素P′の電界E′の方向E′は、初期配向方位Rと直交する平面に対して画素Pの電界Eの方向と対称な方向になり、その結果、液晶分子30m′の電界印加時の配向方向も、上記平面に対して液晶分子30m′の電界印加時の配向方向と対称になる。
本実施形態では、画素PとP′で電界印加時の液晶分子30m,30m′の配向方位が異なるため、出射光の視角分布強度を均一化することができる。ただしこの場合でも、各画素P,P′の内部では、上記各実施形態と同様に第1電極17A,17A′及び第2電極17B,17B′がそれぞれ直線状に構成されているため、電極パターンの形成が容易であることから、高精細化を容易に図ることができる。
なお、この第3実施形態においては、第1実施形態と同様に正の誘電率異方性を有する液晶を用いた例で図示しているが、第2実施形態と同様に負の誘電率異方性を有する液晶を用いることもできる。この場合、配向膜の材質や初期配向方位についても負の誘電率異方性を備えた液晶に適した構成を用いることが望ましい。
[第4実施形態]
次に、図6及び図7を参照して、本発明に係る第4実施形態として、上記の液晶装置を備えた投射型表示装置100について説明する。図6は、上記の液晶装置を光変調手段として備えた投射型表示装置の構成例を示すものである。この投射型表示装置100は、光源120と、色分離合成系140と、投射光学系160とから構成されている。ここで、後述するように、R(Red:赤)、G(Green:緑)、B(blue:青)の異なる色光毎に本発明に係る液晶装置を構成する透過型液晶ライトバルブを光変調手段として備えている。
光源120は、高圧水銀ランプ或いはメタルハライドランプ等のランプ121と、ランプ121の光を反射するリフレクタ122と、ランプ121の光の照度分布を均一化させるための2枚のフライアイレンズ123、124と、光の偏光方向を一方向に揃える偏光変換板126を有する。
ここで、2枚のフライアイレンズ123、124は、それぞれ例えば6×8個のような複数のレンズ123a、124aを縦横に配列したものであり、ランプ121の光Lが2枚のフライアイレンズ123、124を順次透過することによって、光Lの照度分布を均一化させるようになっている。
偏光変換板126は、2枚のフライアイレンズ側に設けられた図示しない偏光ビームスプリッタアレイ(PBSアレイ)と、PBSアレイによって反射された偏光の偏光方向を変換する図示しない1/2波長板アレイとから構成され、ランプ121の光Lはその輝度を損なうことなく光の偏光方向を一方向に揃えるようになっている。
また、色分離合成系140は、ダイクロイックミラー141、142と、反射ミラー143、144、145と、リレーレンズ146、147、148と、液晶ライトバルブ151、152、153と、クロスダイクロイックプリズム155とを有する。
ダイクロイックミラー141、142は、例えばガラス表面に誘電体多層膜を積層したもので、所定の有色光を選択的に反射し、それ以外の波長の光を透過するようになっている。具体的には、ダイクロイックミラー141は、光源120の光Lのうち、赤色光LRを透過させるとともに、青色光LB及び緑色光LGを反射するようになっている。また、ダイクロイックミラー142はダイクロイックミラー141で反射された青色光LB及び緑色光LGのうち、青色光LBを透過させるとともに、緑色光LGを反射するようになっている。
これにより、光源120から入射した光のうち、赤色光LRはダイクロイックミラー141を透過した後、反射ミラー145で反射され、赤色光用の液晶ライトバルブ151に入射される。緑色光LGはダイクロイックミラー141に反射されて緑色光用の液晶ライトバルブ152に入射される。青色光LBはダイクロイックミラー142を透過した後、リレーレンズ146、反射ミラー143、リレーレンズ147、反射ミラー144、及び、リレーレンズ148からなるリレー系140aを経て、青色光用の液晶ライトバルブ153に入射されるようになっている。
液晶ライトバルブ151、152、153は、例えばアクティブマトリクス型の透過型液晶ライトバルブとして構成されており、信号処理された画像信号に基づいて駆動回路により駆動されるようになっている。そして、各液晶ライトバルブ151、152、153によって変調された有色光は、クロスダイクロイックプリズム155に入射されるようになっている。
クロスダイクロイックプリズム155は、直角プリズムが貼り合わされた構造となっており、その内面に赤色光LRを反射するミラー面と青色光LBを反射するミラー面とが十字状に形成されている。したがって、クロスダイクロイックプリズム155は3つの色光LR、LG、LBをこれらのミラー面によって合成して、カラー画像を表示する合成光を形成するようになっている。
また、投射光学系160は投射レンズ161、162、163とスクリーン165とを有する。投射レンズ161、162、163はクロスダイクロイックプリズム155によって形成された合成光をスクリーン165の上に拡大投射するようになっている。これによって、スクリーン165にカラー画像が表示される。
本実施形態において、液晶ライトバルブ151,152,153は、それぞれ第1乃至第3実施形態に記載の液晶装置10,10′のいずれかによって構成することができる。これによって、上記コントラスト及び光透過率の高い画像を投影することが可能になる。
図7は、本実施形態の電子機器における液晶装置10に対する制御系(表示制御系)の全体構成を示す概略構成図である。ここに示す電子機器は、表示情報出力源291と、表示情報処理回路292と、電源回路293と、タイミングジェネレータ294とを含む表示制御回路290を有する。また、液晶装置10には、上述の構成を有するパネル構造10Pと、このパネル構造10Pを駆動する駆動回路10Dとが設けられている。この駆動回路10Dは、パネル構造10Pに直接実装されている電子部品(半導体ICなど)で構成される。ただし、駆動回路10Dは、上記のような態様の他に、パネル構造10Pの基板表面上に形成された回路パターン、或いは、パネル構造10Pに導電接続された回路基板に実装された半導体ICチップ若しくは回路パターンなどによっても構成することができる。
表示情報出力源291は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等からなるメモリと、磁気記録ディスクや光記録ディスク等からなるストレージユニットと、デジタル画像信号を同調出力する同調回路とを備え、タイミングジェネレータ294によって生成された各種のクロック信号に基づいて、所定フォーマットの画像信号等の形で表示情報を表示情報処理回路292に供給するように構成されている。
表示情報処理回路292は、シリアル−パラレル変換回路、増幅・反転回路、ローテーション回路、ガンマ補正回路、クランプ回路等の周知の各種回路を備え、入力した表示情報の処理を実行して、その画像情報をクロック信号CLKと共に駆動回路10Dへ供給する。駆動回路10Dは、走査線駆動回路、信号線駆動回路及び検査回路を含む。また、電源回路293は、上述の各構成要素にそれぞれ所定の電圧を供給する。
尚、本発明の液晶装置及び投射型表示装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記第1実施形態で述べた各種の変形構成は、他の第2実施形態乃至第4実施形態のいずれにも適用することができる。
第1実施形態の第1基板の内面構造を示す概略拡大平面図。 第1実施形態の画素構造を示す概略拡大縦断面図。 第3実施形態の第1基板の内面構造を示す概略拡大平面図。 第1実施形態の電極構造と液晶配向との関係を示す説明図。 第2実施形態の電極構造と液晶配向との関係を示す説明図。 第4実施形態の全体構成を示す概略構成図。 第4実施形態の表示制御系の構成を示す概略構成図。
符号の説明
10,10′…液晶装置、11…第1基板、12…遮光膜、13a〜13d…層間絶縁膜、13g…ゲート絶縁膜、14…半導体層、15…走査信号線、15g…ゲート電極、16…画像信号線、16s…コンタクト部、17A…第1電極、17B…第2電極、17d…コンタクト部、18,24…配向膜、21…第2基板、22…遮光膜、23…絶縁膜、S,S′…スイッチング素子

Claims (9)

  1. 第1基板と第2基板に挟持された液晶層と、前記第1基板の内面上に画素毎に相互に平行に形成された第1電極及び第2電極とを備え、前記第1電極と前記第2電極により前記液晶層に対して実質的に平行な電界を印加できるように構成された液晶装置において、
    前記第1基板における前記液晶層に接する表面に前記液晶層の初期配向方位を規定する配向膜が設けられ、
    前記第1電極及び前記第2電極は前記画素内において前記初期配向方位に対して傾斜した方位に伸びるように構成され、
    前記液晶層の厚さをDとし、前記第1電極と前記第2電極の間隔をLとしたとき、D≧Lの関係を満たすことを特徴とする液晶装置。
  2. 第1基板と第2基板に挟持された液晶層と、前記第1基板の内面上に画素毎に相互に平行に形成された第1電極及び第2電極とを備え、前記第1電極と前記第2電極により前記液晶層に対して実質的に平行な電界を印加できるように構成された液晶装置において、
    前記第1基板における前記液晶層に接する表面に前記液晶層の初期配向方位を規定する配向膜が設けられ、
    前記第1電極及び前記第2電極は前記画素内において前記初期配向方位に対して傾斜した方位に伸びるように構成され、
    前記第2基板には遮光膜が形成され、
    前記第1電極及び前記第2電極と前記遮光膜との厚み方向の距離をFとし、前記第1電極と前記第2電極の間隔をLとしたとき、F>Lの関係を満たすことを特徴とする液晶装置。
  3. 前記遮光膜が前記第2基板の外面上に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶装置。
  4. 前記第1電極及び前記第2電極は前記画素内において直線状に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の液晶装置。
  5. 前記液晶層は負の誘電率異方性を備えた液晶で構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶装置。
  6. 前記配向膜は無機物で構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶装置。
  7. 前記無機物はAlであることを特徴とする請求項6に記載の液晶装置。
  8. 前記配向膜がDLCで構成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の液晶装置を光変調素子として備えた投射型表示装置。
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