JP3099817B2 - 液晶表示装置 - Google Patents
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Description
しくは横電界駆動型(IPS:インプレーンスイッチン
グモードともいう)液晶表示装置に関する。
Nematic)モードに代表されるように、基板面に対して
垂直な方向に電界を作用させて、液晶分子のダイレクタ
(分子軸)の配向を変化させることにより、光の透過率
を制御して、パネルに画像を表示するタイプ(以下、縦
電界駆動型という)のものが一般的であった。しかしな
がら、この縦電界駆動型の液晶表示装置では、電界印加
時に、ダイレクタが基板表面に対して垂直に配向し、そ
の結果、視角方向により屈折率が変化するために視野角
依存性が強く、広視野角が求められる用途には適してい
ない。
板面に平行に配向し、基板面に対して平行な方向に電界
を作用させてダイレクタを基板面に平行な面内で回転さ
せることにより、光の透過率を制御して画像表示を行う
タイプ(以下、横電界駆動型という)の液晶表示装置
が、近年、研究し、開発されている。この横電界駆動型
の液晶表示装置では、視角方向による屈折率変化が著し
く小さいため、広い視野で高画質の表示性能が得られ
る。本発明では、この横電界駆動型の液晶表示装置を対
象とする。
素子を持たないパッシブマトリクスディスプレイや、T
FT、MIMに代表される各表示画素に能動素子を持つ
アクティブマトリクスディスプレイが存在する。本発明
では、横電界駆動型であれば能動素子の有無は問わない
が、以下では特にTFT型のアクティブマトリクスディ
スプレイに関し説明をする。
表示画素の平面図を示す。表示画素は、外部駆動回路と
接続される走査線502、信号線103、共通電極10
6、およびスイッチング素子である薄膜トランジスタ5
03、および画素電極104から構成される。図11に
図10のa−a’での断面図を示す。
2上には、共通電極106が形成され、その上にゲート
絶縁膜130を介し画素電極104、信号線103が形
成される。その際、画素電極104と共通電極106は
交互に配置される。これら電極は保護絶縁膜110で被
覆され、その上には液晶107を配向させるのに必要で
あるTFT側配向膜120が塗布されラビング処理され
る。このようにしTFT側基板100が作成される。
3がマトリクス状に設けられ、その上に色表示をするた
めに必要な色層142が形成される。さらにその上に対
向基板上を平坦化させるに必要な平坦化膜202が設け
られ、その上に液晶107を配向させるのに必要である
対向側配向膜122が塗布されラビング処理される。ラ
ビング方向はTFT側基板100に施した方向と逆方向
である。このようにし、対向側基板200が作成され
る。
間には、液晶107、スペーサ302が封入される。両
基板のギャップはスペーサ302の直径により決定され
る。最後に、TFT側ガラス基板102の電極パターン
を形成しない面にはTFT側偏光板145がラビング方
向に透過軸が直交するよう貼りつけられ、対向側ガラス
基板101の各種パターンが存在しない側には対向側偏
光板143が、透過軸がTFT側偏光板145の透過軸
方向と直交するように貼りつけられる。以上により、液
晶表示パネル300が完成する。
表示パネル300は、バックライト400の上に設置さ
れ、駆動回路500に接続される。
電極106と同層で設けられた走査線502のON/O
FF信号により、薄膜トランジスタ503がスイッチン
グし、薄膜トランジスタ503がONであるときは信号
線103から電荷が画素電極104に流れ込み、OFF
した後は電荷を保持しある一定の電位を保つ。共通電極
106には常時一定の直流電圧が印加されている。走査
線502、信号線103、共通電極106への信号は図
12における駆動回路500より供給される。これら信
号により生ずる画素電極104と共通電極106の電位
差により、ガラス基板に平行な横電界が生じる。
303は液晶のもつ誘電率異方性と周囲電界のガラス基
板に平行な成分との作用により回転することにより(図
13は液晶の誘電率異方性が正の場合、負の場合は逆回
転)液晶層のリターデーションが変化し、遮光膜20
3、画素電極104、共通電極106、走査線502、
薄膜トランジスタ503が設置されていない部位で、図
13でのバックライト400から出射された光のパネル
透過量が変化する。光のパネル透過量の変化は、式
(1)のように近似的に表現できる。
極間電圧に依存する関数である。電極間電圧と光透過量
の関係を測定した結果の一例を図14に示す。ここで、
最大透過率をピーク透過率と呼ぶことにする。以上が従
来技術の構成、動作である。従来の技術の主な欠点は次
のようである。
た場合に、電極脇の開口部にリバースチルトモードのデ
ィスクリネーションが出現し以下の不具合が発生する。
横電界型液晶表示装置の共通電極106、画素電極10
4(以下この2電極を単に電極と称する)近傍の液晶配
向を考察する。TFT側配向膜120に図15に示す方
向でラビング処理を施し、液晶107をTFT側基板1
00と対向側基板200の間に注入すると、TFT側基
板100上で液晶107は、プレチルト角と呼ばれる液
晶材料と配向膜材料で定まる一定角度θ0でTFT側基
板100上に配列する。一例を挙げると、θ=3〜4°
程度である。電極に電圧を印加すると、電極近傍および
電極上には放射状の電界が形成されるため、液晶分子に
はx-y平面での回転するトルクと同時にz軸方向へ立
ち上がろうとするトルクが生じる。図16での液晶のダ
イレクタ方向と電界の方向のなす角をαとし、発生する
トルクの大きさをTとするとTとαの関係は近似的に
(2)式のように表される。
度である。電極に電圧を印加した時の電極近傍の電界お
よび液晶がz軸方向に立ち上がろうとする際の回転トル
クの方向を図16に示す。ただし図16はダイレクタを
yz平面に射影して描いてある。図16において電極よ
り発する電界により電極近傍の液晶のうちラビング上流
側に存在する液晶は紙面に向かって右回りのトルクを受
け、ラビング下流側に存在する液晶は左回りのトルクを
受ける。受けるトルクの大きさは式(2)に従う。トル
クの均衡点はプレチルト角の影響により電極中央部より
ラビング上流側に位置している(A点)。この点では電
界が液晶のダイレクタに対しほぼ垂直入射し、液晶は初
期のチルト角(プレチルト角)をほぼ維持する((2)
式でα=90°)。一般的に、このような液晶の配向ベ
クトルの不連続面をディスクリネーションと呼んでい
る。特にこの場合は、液晶のチルト角の不連続変化であ
るのでリバースチルト系のディスクリネーションと呼ば
れる。液晶は誘電率に異方性をもつので、この電極近傍
の液晶の立ち上がりにより電界分布は変化する。誘電体
中の電界の大きさEは、真空中での電界をE0としたと
き(3)式のように記述できる。
きくなるため、電界のダイレクタ方向成分は(3)式よ
り小さくなる。すると、等電位面は図17(b)のよう
になるため、電極近傍でz軸方向に平行な電界すなわち
電界のxy成分が0となるような位置は、電極中央から
ややラビング上流側に位置する。液晶がプレチルト角を
もたない場合は図17(a)のように、等電位面は電極
に対し対称となるが、ラビング法によって作成された液
晶パネルでは、プレチルト角が発現するため図(b)の
ような電界分布になる。このとき、上記、電界のx,y
成分が0となる位置では、図18示すように液晶分子3
03がx,y平面で回転をしないため、液晶分子は初期
配向方位をほぼ維持しており光の透過率は低い。以上に
より横電界方式の液晶表示装置において電極上のリバー
スチルトのディスクリネーションの位置では、液晶分子
が初期配向方位をほぼ維持している。ディスクリネーシ
ョンの位置は、電極近傍の電界分布とプレチルト角によ
り決定される。電極幅が狭い場合に代表されるような電
極エッジ付近でz軸方向の電界成分が多く発生する構造
であるとディスクリネーションの位置は開口部に近くな
るといえる。開口部に、このディスクリネーションの影
響が現れると、当然開口部の透過率は低下することにな
る。
タ分布の考察であるが、電界分布と液晶の配向方位の決
定は同時に起こる現象であり、解析的手法で詳細な考察
をするのは困難である。そこで、以下では数値計算の手
法により実際にダイレクタ分布を計算した。
について液晶のダイレクタ分布と透過率を数値計算した
結果を図19、20にそれぞれ示す。図19、20の読
みとり方について以下説明する。上図(a)は液晶のダ
イレクタ分布を下図(b)は液晶セルの透過率分布を表
している。上図(a)で四角で囲まれた領域は液晶が封
入されている部分であり、短い線分は液晶分子のダイレ
クタをy、z平面に射影したものである。液晶層の上側
は、TFT側基板、下側は対向側基板である。計算速度
の都合で共通電極、画素電極(電極と総称)は同層の形
状である。下図(b)では、素子内電極付近の各位置で
の透過率の分布を数種の電極間電圧毎に描いたものであ
る。電極は長方形で描いてある。図19、図20で、以
下のことが分かる。
ションが開口部に出現しており、その部位を中心に透過
率が低下している。電極幅4μmの場合には、ディスク
リネーションが電極上に隠れており、開口部での透過率
への影響は少ない。
発生すると透過率が低下するだけでなく、開口部にディ
スクリネーションが発生する場合にはディスクリネーシ
ョン形成の過渡状態が目に見えることによりユーザーの
目には残像として感じる。さらに面内でのディスクリネ
ーションの発生位置にばらつきがある場合には、面内で
の透過率不均一性、いわゆる表示ムラが発生する。
の液晶表示装置において、電極上のディスクリネーショ
ンの影響が開口部に出現する現象を抑制し、パネル透過
率の向上、残像、表示むらの低減を図ることを目的とす
る。
明は次のようである。 1 第1の透明基板と、前記第1の透明基板上に延在す
る共通電極、走査信号線、並びに、ゲート絶縁膜を介し
てそれぞれ前記共通電極と平行にかつ相互に離隔して延
在する画素電極および信号線を有し、最上層が保護絶縁
膜により被覆され、マトリクス状に配置された複数個の
画素毎に設けられた電極構造およびアクティブ素子、前
記電極構造上に設けられラビング法による配向処理を施
された第1の配向膜とを備える第1の基板と、第2の透
明基板と、前記第2の透明基板上に遮光膜及び配向処理
を施された第2の配向膜を順次に備え、前記第1の基板
の第1の配向膜に前記第2の配向膜が対向させて設置さ
れ、かつ画素毎に少なくとも前記画素電極の一部を露出
する開口領域を前記遮光膜に有する第2の基板と、前記
第1の基板上の第1の配向巻くと前記第2の基板上の第
2の配向膜との間に収容された正の誘電率異方性を有す
る液晶組成物の層とを有する横電界駆動型のアクティブ
マトリクス型液晶表示装置において、前記共電極と画素
電極の隣接して左右に存在する領域のうち液晶のダイレ
クタの第一の基板から液晶に向かう方向が前記共通電
極、画素電極に近づく方向である側の領域を他の領域と
比較した場合に実効的なパネルギャップを厚くしてなる
ことを特徴とする液晶表示装置。 2 前記、実効的なパネルギャップを厚くしてなる構造
が電極の長手方向と平行に延在するスリットをゲート絶
縁膜、保護絶縁膜の少なくとも一方に設けることである
上記1に記載の液晶表示装置。 3 前記、実効的なパネルギャップを厚くしてなる構造
が、スリットをゲート絶縁膜、保護絶縁膜の少なくとも
一方に部分的に設けることである上記1に記載の液晶表
示装置。 4 前記、実効的なパネルギャップを厚くしてなる構造
が、電極の長手方向と平行に延在するスリットを一部電
極とオーバーラップする形でゲート絶縁膜、保護絶縁膜
の少なくとも一方に設けることである上記記載1に記載
の液晶表示装置。 5 前記、実効的なパネルギャップを厚くする構造が、
電極の長手方向と平行に延在するスリットと一部電極と
オーバーラップする形でゲート絶縁膜、保護絶縁膜の少
なくとも一方に部分的に設けることである上記1に記載
の液晶表示装置。 6 前記第一の透明基板と、第2の透明基板が、ともに
ガラス基板であることを特徴とする上記1ないし5に記
載の液晶表示装置。 7 上記1に記載の液晶表示装置の製造方法であって、
ゲート絶縁膜および保護絶縁膜の少なくとも一方に、電
極の長手方向に平行なスリットを少なくとも部分的に形
成することを特徴とする製造方法。 8 前記、スリットを、電極と一部オーバーラップする
形で形成することを特徴とする上記7に記載の製造方
法。
的に説明をする。図示はTFT駆動のアクティブマトリ
クス型を代表として描いてあるが、横電界駆動型の液晶
表示装置であれば他の方式にも適用できる。また、以下
はラビング法によるプレチルト発現を代表して議論して
いるが、本発明はプレチルト角を光配向法、斜方蒸着法
などの手段により発現させたものに対しても適用でき、
発現手段は問わない。座標系は、ガラス基板平面上で電
極の長手方向にx軸、長手方向と垂直な方向にy軸、ガ
ラス基板と垂直なセル厚方向にz軸をとることにする。
に、b−b’のTFT側基板の断面図を図2に示す。従
来技術との構造の違いは共通電極106、画素電極10
4のラビング上流側の脇の保護絶縁膜あるいはゲート絶
縁膜に,電極に接し電極と平行な絶縁膜スリット210
が形成されている点である。その他の構成は従来技術と
同様である。
式図を図3に示す。
大きさの逆数に比例するため、絶縁膜スリット210が
形成されている部分では実効的なパネルギャップが大き
く、電界のz軸方向成分によるチルト角の増加、および
x,y方向の電界によるツイスト角の増加は、絶縁膜ス
リット210の無い部位と比較して大きくなる。このチ
ルト角、ツイスト角がラビング上流側で大きくなる効果
により、チルト角、ツイスト角が初期配向方位と変化し
ない部分、すなわち光が透過しない領域は従来技術と比
較して電極中央部に寄ることになる。ツイスト角分布の
従来技術との比較図を図4に示す。ただし、ラビング上
流側の電極近傍の束縛力をある値以上弱くすると、今度
はラビング下流側にディスクリネーションの影響が現れ
るため、スリット幅は適切に設定する必要がある。
でのダイレクタ分布、透過率分布を計算した結果を図5
に示す。図の読み方は、前述の図19、20と同様であ
る。ただし、計算速度の都合で電極は同層に形成してい
る。絶縁膜スリット210の形状はテーパー幅1μm、
平坦部1μm、深さ0.5μmである。
が電極に隠れているため開口部での透過率も向上してい
る。動作の項で述べたように、リバースチルトのディス
クリネーションを電極上に留めるために、絶縁膜スリッ
ト210の形状は適切な大きさに設定する必要がある。
電極間スペース10μm、電極幅2μmの場合に、絶縁膜
スリット210の深さを一定(=0.5μm)、テーパ
ー幅も一定(1μm)にし、スリットの幅(テーパー幅
+平坦部の幅)を変化させ開口部の平均の透過率を計算
した結果を図6示す。なお、電極間の電圧はピーク透過
率を与える電圧に設定してある。この場合では、スリッ
トの幅が3μmである場合が最適であることが分かる。
ルを作成し透過率を測定して従来技術と比較しピーク透
過率が10%向上したのが確認できた。ここで、各パラ
メータの値は電極幅2μm、電極間スペース15μm、ス
リット幅4μm、スリットの深さ0.3μmである。ただ
し、コントラストに5%の低下が見られ、これは液晶の
初期配向が絶縁膜スリット210の段差で乱される影
響、及び絶縁膜スリット210の底で実質的にラビング
強度が低下しているために液晶の初期配向方位が従来技
術に比べ乱れ、黒表示での透過率が上がることが原因と
考えられる。
異は絶縁膜スリット210を電極脇に部分的に形成して
いる点であり、断面形状、その他構成は実施例1と同様
である。
部分的に設けてある絶縁膜スリット210で実施例1と
同様な効果を発生させ、他の部位にはネマチック液晶の
分子間相互作用(ダイレクタが同一方向を向こうとする
性質)を利用しスリット部での効果を波及させている。
(a)である液晶パネルを作成し透過率を測定すると従
来技術と比較しピーク透過率が3%程度向上した。ここ
で、各パラメータの値は電極幅2μm、電極間スペース
15μm、スリット幅はx軸方向に4μm、y軸方向に1
0μm、スリットの深さは0.3μmである。透過率の向
上値は実施例1と比較し低いがコントラストの低下が
0.5%以下に抑えられた。スリット面積が小さいため
スリット境界部、及びスリット底部での弱ラビングによ
る液晶の配向乱れが無視できるためと考えられる。
に、d−d’の断面図を図9に示す。
6、画素電極104のラビング上流側の脇以外にも電極
上の一部の保護絶縁膜、あるいはゲート絶縁膜に絶縁膜
スリット210を形成している点である。その他の構成
は従来技術と同様である。実施例2と同様に部分的にス
リットを形成してもよい。
り、ラビング上流側の電極のエッジが配向膜と接してい
ることで実施例1、2の効果が強調される。本例の液晶
パネルの性能試験の結果実施例1、2と比較し同一のピ
ーク透過率が得られ、さらに高コントラスト(実施例
1、2比で3%の向上)が実現できた。ただし、電極幅
が2〜4μm程度であるためスリット形成の際にファイ
ンプロセスが要求される。
装置において、画素電極または共通電極のラビング上流
側の領域に他領域と比較ししきい値電圧の低い部分を形
成することにより、電極上のディスクリネーションの影
響が開口部に出現する現象を抑制し、パネル透過率の向
上、残像、表示むらの低減を図ることができる。
示す模式図である。
を示す模式図である。
計算した結果である。
関係を計算した結果である。
る。
示す模式図である。
ある。
示す模式図である。
向を示す模式図である。
る。
向方位を示す模式図である。
率分布を計算した結果を示す図である。
率分布を計算した結果を示す図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 第1の透明基板と、前記第1の透明基板
上に延在する共通電極、走査信号線、並びに、ゲート絶
縁膜を介してそれぞれ前記共通電極と平行にかつ相互に
離隔して延在する画素電極及び映像信号線を有し、最上
層が保護絶縁膜により被覆され、マトリクス状に配置さ
れた複数個の画素毎に設けられた電極構造およびアクテ
ィブ素子、前記電極構造上に設けられラビング法による
配向処理を施された第1の配向膜とを備える第1の基板
と、 第2の透明基板と、前記第2の透明基板上に遮光膜及び
配向処理を施された第2の配向膜を順次に備え、前記第
1の基板の第1の配向膜に前記第2の配向膜が対向させ
て設置され、かつ画素毎に少なくとも前記画素電極の一
部を露出する開口領域を前記遮光膜に有する第2の基板
と、 前記第1の基板上の第1の配向膜と前記第2の基板上の
第2の配向膜との間に収容された正の誘電率異方性を有
する液晶組成物の層とを有する横電界駆動型のアクティ
ブマトリクス型液晶表示装置において、前記共通電極と
画素電極の隣接して左右に存在する領域のうち、液晶の
ダイレクタの第一の基板から液晶に向かう方向が前記共
通電極、画素電極に近づく方向である側の領域を他の領
域と比較した場合に、実効的なパネルギャップを厚くし
てなることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項2】 前記、実効的なパネルギャップを厚くし
てなる構造が、電極の長手方向と平行に延在するスリッ
トをゲート絶縁膜、保護絶縁膜の少なくとも一方に設け
ることである請求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記、実効的なパネルギャップを厚くし
てなる構造が、スリットをゲート絶縁膜、保護絶縁膜の
少なくとも一方に部分的に設けることである請求項1記
載の液晶表示装置。 - 【請求項4】 前記、実効的なパネルギャップを厚くし
てなる構造が、電極の長手方向と平行に延在するスリッ
トを一部電極とオーバーラップする形でゲート絶縁膜、
保護絶縁膜の少なくとも一方に設けることである請求項
1記載の液晶表示装置。 - 【請求項5】 前記、実効的なパネルギャップを厚くす
る構造が、電極の長手方向と平行に延在するスリットを
一部電極とオーバーラップする形でゲート絶縁膜、保護
絶縁膜の少なくとも一方に部分的に設けることである請
求項1記載の液晶表示装置。 - 【請求項6】 前記第1の透明基板と、第2の透明基板
が、ともにガラス基板であることを特徴とする請求項1
ないし5記載の液晶表示装置。 - 【請求項7】 請求項1に記載の液晶表示装置の製造方
法であって、ゲート絶縁膜および保護絶縁膜の少なくと
も一方に、電極の長手方向に平行なスリットを少なくと
も部分的に形成することを特徴とする該製造方法。 - 【請求項8】 前記スリットを、電極と一部オーバーラ
ップする形で形成することを特徴とする請求項7に記載
の製造方法。
Priority Applications (1)
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JP4730388B2 (ja) * | 2008-04-03 | 2011-07-20 | ソニー株式会社 | 液晶装置及び電子機器 |
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1998
- 1998-08-20 JP JP23439198A patent/JP3099817B2/ja not_active Expired - Fee Related
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