JP5100003B2 - 情報処理装置、方法、記憶媒体並びプログラム - Google Patents

情報処理装置、方法、記憶媒体並びプログラム Download PDF

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本発明は、表示装置に出力するデータの表示制御を行うための情報処理技術に関するものである。
近年、普及しつつある会議形態の1つとして電子会議システムがあり、特にプラズマディスプレイ、リアプロジェクションディスプレイ、フロントプロジェクタなどの大型表示装置が、共有表示装置として利用されている。このような電子会議システムでは、上記共有表示装置に、入力・操作端末としてのPC(Personal Computer)を接続し、複数人の会議参加者で情報を共有することが一般的に行われている。
また、電子ホワイトボードのような共有表示装置に情報処理装置を備える電子会議システムの場合は、ネットワーク経由で同時に複数の情報端末からの操作が可能となる為、共有表示装置への操作入力について、操作権の切替によって排他制御を行う方法がある。
また例えば、特開2000−181846公報で示すように、共有表示装置の画面に表示されたウインドウごとに操作権を設定することで、操作の競合回避を図る方法など、共有表示装置において複数の情報端末及び複数のウィンドウを表示制御する為の工夫がなされている。
特開2000−181846公報
しかしながら、1つの画面に複数ウィンドウを表示する場合には、ウィンドウ同士が重なってしまうという問題があり、操作者は異なるファイルに対して表示操作を実行する度に、ウィンドウの表示位置とサイズを調整する必要があった。
これは、一般的なウィンドウシステムにおける技術的課題と同様であり、任意のアプリケーションの設定として、特定のウィンドウについて常に前面に表示するよう指定することは可能であるが、複数のウィンドウについて個別に表示領域を指定することはできない。
本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたもので、共有表示装置の表示画面上に表示するデータの表示状態を、複数端末からの複数の出力データが競合する場合においても見易くなるように制御することを目的とするものである。
上記目的を達成する為の本発明に係る一実施の形態の情報処理装置は、以下の構成を有する。
すなわち、1つの表示装置と2つ以上の情報端末とに接続可能な情報処理装置であって、第一の情報端末及び第二の情報端末から出力されたデータを取得するデータ取得手段、前記データ取得手段によって取得されたデータを前記表示装置に表示する際の表示領域指定情報と、情報端末毎に割当てられた優先表示領域設定情報とを含む表示属性情報を取得する表示属性情報取得手段、前記表示属性情報に基づいて、前記表示装置に表示するデータの表示を制御する表示制御手段、前記第一の情報端末から出力されたデータの表示属性として表示領域指定された領域と重なる領域に、表示領域指定された第二の情報端末からの出力データがある場合には、前記優先表示領域設定情報で示された優先領域への表示を行うように、前記第二の情報端末の表示領域指定情報を書換える更新手段を有することを特徴とする。
本発明によれば、
表示装置の画面における、情報端末からの出力データの表示状態を予め指定できる。
また、複数の出力データが競合する場合でも、表示属性情報に基づいて、
表示装置の画面において、他の出力データと重ならないように表示することができる。
またさらに、表示装置の画面において、優先度の高い情報端末からの出力データを最前面に表示することができる。
またさらに、情報端末毎に優先表示領域を設定することで、指定の情報端末からの出力データを、表示装置の画面において、毎回の接続時に同じ位置に表示することができる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の各実施形態に共通する情報処理装置を含む電子会議システムの全体構成を示すブロック図である。
表示装置1は電子会議システムで用いられる共有表示装置であり、LAN等のネットワークを介して接続された複数の情報端末30からの出力データを表示する。
本会議システムは、表示装置1に接続された情報処理装置20と、LAN等のネットワークを介して情報処理装置20に接続されたPDA(Personal Digital Assistance)やノートPC(Personal Computer)等からなる複数の情報端末30とで構成される。
情報処理装置20は、表示装置1の画面に出力されるデータの表示領域をウィンドウ単位で制御する表示制御部2と、画面情報を記憶した記憶部3と、情報処理装置20内の各部を制御する制御部4のCPU(Control Processing Unit)、及びRAM(Random Access Memory)と、情報端末30との通信を制御するネットワークインタフェース部5から構成される。
また、情報処理装置20は、制御部4の一部として機能するROM(Read On Memory)に所定のプログラムが記憶されており、制御部4のCPUが当該プログラムを読み出し本実施の形態の動作を制御する。
情報端末30は、情報処理装置20との通信を制御するネットワークインタフェース部7と、情報処理装置20を介して表示装置1へのデータ出力を指示するマウス、キーボードなどのポインティングデバイスによって構成される指示部8と、アプリケーションプログラムおよびウインドウ表示指示をする為のプログラムを格納するハードディスク装置などの二次記憶装置9、読み出されたプログラムを展開するRAM10、情報端末30内の各部を展開されたプログラムに基づいて制御する制御部11、及び、アプリケーションファイルデータや、指示部8による指示操作、制御部11による処理結果を表示する表示部12から構成される。
ネットワーク6は、情報処理装置20のネットワークインタフェース部5と情報端末30のネットワークインタフェース部7を接続するネットワークである。なお、図1では、簡単の為に情報処理装置20に接続された情報端末30を一つだけ図示したが、実際には複数接続されているものとする。
図2は、本実施の形態における情報処理装置20が、情報端末30から送られた表示装置1へのデータ出力を指示する入力信号を受信したときの処理手順を示すフローチャートである。
図2において、情報処理装置20が、ネットワークインタフェース部7を介して、情報端末30からの表示装置1へのデータ出力指示を受信すると、ステップS201で、表示装置1へ出力指示されたデータファイルを取得し、続くステップS202で、出力指示されたデータファイルを表示装置1に表示する際の表示設定情報である表示属性情報を取得する。
次に、ステップS203において、図3で後述する表示制御手段が起動されると、表示制御部2で、表示装置1の画面に既にウィンドウ表示中の出力データと、新たに出力指示されたデータをウィンドウ表示する為の表示属性情報を照合して、記憶部3のデータを更新する。
次にステップS204において、記憶部3に格納されている表示ウィンドウリスト701に変更がある場合は、ステップS205に進み、表示制御部2から信号を送って表示装置1の表示画面を更新する。表示ウィンドウリスト701については図7で後述する。
ステップS204において、表示ウィンドウリスト701に変更がない場合は、そのまま処理を終了する。
図3は、本実施の形態における情報処理装置20の表示制御部2の動作について説明するフローチャートである。
情報端末30からの出力要求を情報処理装置20が受信すると、制御部4は、表示制御部2の表示制御手段を起動する。
図3のフローチャートを用いて、表示属性情報にある指定表示領域への表示を行う場合について説明する。
表示制御部2は、ステップS301において、情報端末30より取得した表示属性情報と、記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照し、表示装置1に出力データをウィンドウ表示する指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する。その結果、取得した表示属性情報の指定表示領域が、表示ウィンドウリスト701において現在空き領域であった場合は、ステップS302に進み、表示ウィンドウリスト701に情報端末30より取得した出力データファイルの情報と表示属性情報を追加する。
ステップS301において、指定表示領域が空き領域で無かった場合、すなわち既に他のウィンドウが指定の領域に表示されていた場合には、ステップS303に進み、情報端末30に対して表示不許可通知を送信して処理を終了する。
〔表示ウィンドウリスト〕
表示制御部2が、表示装置1の表示制御を行う際に参照する、出力データの表示属性情報を格納した表示ウィンドウリストについて説明する。図7は、表示装置1の画面に表示されるウィンドウのリストであり、接続された情報端末から出力されたデータの表示属性情報より抽出され、情報処理装置20の記憶部3に格納され、表示制御部2によって管理されている。
同図において、表示ウィンドウリスト701は、表示装置1に表示されるウィンドウ毎に対応付けられたID番号と、そのウィンドウに表示される出力データのデータファイルのデータと、以下の表示属性情報により構成される。
各ウィンドウの指定表示領域と、かかるウィンドウへのデータを出力している情報端末を識別する記号と、夫々の情報端末が有する表示優先度を示す数値と、他のウィンドウと領域が重なった場合に領域が空くまで待機する設定の有無と、優先表示領域の設定有無。待機設定および優先表示領域設定は、設定無しを0、設定ありを1をとして示す。
なお表示属性情報として、上記の他に、各ウィンドウを表示する時間の長さの指定や、夫々のウィンドウの色、明度などに関する設定を行えるものとしてもよい。
なお、情報端末30における表示属性情報を構成する表示設定を行う方法として、メニューを表示させ選択させるものとしたが、別に設定画面を設けて、複数項目について詳細な設定が行えるようにしてもよい。
表示ウィンドウリストの表示属性情報は、情報処理装置への入力順で格納されるが、複数の情報端末間で設定が競合する場合には、表示制御部2が表示属性情報に基づいてデータを書換える。
なお、表示属性情報のうち、端末毎に割当てられた優先度設定や、優先表示領域設定については、情報処理装置側でユーザ操作により設定を行うことも可能であるものとする。
〔情報端末における表示属性情報設定の例〕
次に、情報端末において、表示装置1へ出力するデータの表示属性を設定する方法について説明する。
図8は、情報端末30において、任意の出力データを表示装置1へウィンドウ表示する際の表示設定を行う操作画面の一部のウィンドウの一例である。
同図において、801は出力データファイルを表示装置1の画面上で表示する際の表示位置を指定するメニューを示す。これは情報端末30の画面上で、操作者が任意の出力データを選択した状態で、指示部8による入力操作で、メニューを呼び出して表示し選択実行可能なものであるとする。ここで設定された表示設定情報は、表示属性情報の一部として、情報処理装置20に送信される。
801のメニューの例において、表示位置を名称で示す設定項目と、これを表示属性情報とする出力データを表示装置1にウィンドウ表示する際の表示状態との関係を以下に説明する。
801で「全画面」を選択すると、表示装置1に全画面表示する表示設定となり、「中央」を選択すると、表示装置1の中央にウィンドウの重心をあわせて表示する表示設定となる。「上半分」を選択すると、表示装置1の画面の上半分の領域のいずれかに表示し、「左半分」を選択すると、表示装置1の画面の左半分の領域のいずれかに表示する。同様に、「下半分」、「右半分」という設定も可能である。また、「上」、「下」、「左」、「右」といった、より直感的な名称による位置指定で設定できるようにしてもよい。
このとき、表示装置1に表示するウィンドウの表示サイズを指定できるようにして、表示位置との組合わせによる表示条件によって、表示属性情報を変えるように設定するものであってもよい。
例えば、特に指定がない場合は、指定の表示位置を優先して表示ウィンドウのサイズは可変としてもよいし、逆に、表示ウィンドウのサイズを優先して指定の位置を変更可能とするようにしてもよい。
〔表示装置における表示領域設定の例〕
次に、表示装置1において、表示領域を予め複数に区切って表示領域を設定可能で有る場合の例について説明する。
図9は、表示装置1の表示画面を、予め有限個数の領域に区切って、出力データの表示制御を各領域毎に行えるようにした場合の例である。
同図において、901にあるようにD1〜D5と名付けた5つの領域に対して、情報端末30側で、これに対応させた名称で「左上」、「右上」、「左下」、「右下」、「中央」といったメニューを用意して選択させる方法をとってもよい。すなわち、情報端末30において、操作者が出力データの表示位置を「左上」に設定すると、該出力データが表示装置1に出力される際には、D1の領域に表示されることになる。
それでは、図2と図3のフローチャートを用いて、本実施の形態における処理の流れを具体的に説明する。
まず図1で説明したような、本発明の実施の形態に係る情報処理装置を含む電子会議システムの構成において、情報処理装置20に接続された情報端末30より、表示装置1へのデータ出力指示が行われる。
具体的には、情報端末30の操作者が、指示部8のポインティングデバイスを用いて表示部12の画面上に表示中の任意のウィンドウを選択し、図8で示すようなメニューにより表示装置1の画面上へ出力データをウィンドウ表示する際の表示設定を行う。これにより、情報端末30の制御部11において、指示部8で選択指示されたウィンドウに表示されているデータファイルと、表示属性情報が検出され、ネットワークインタフェース部7からネットワーク6を介して、情報処理装置20に送信される。
情報処理装置20では、情報端末30から送信された信号を、ネットワークインタフェース部5が受信すると、図2の処理が起動され、表示装置1の画面に表示する出力データファイルを取得する(S201)。次に、該データファイルの表示設定情報である表示属性情報を取得し(S202)、表示制御手段を起動する(S203)。
制御部4によって表示制御手段が起動されると、表示制御部2で、新規に取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照して、新規出力データを表示装置1にウィンドウ表示する指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する(S301)。
その結果、指定表示領域が空き領域であった場合には、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に、新規取得した出力データファイルとその表示属性情報を追加して表示ウィンドウリストを更新する。これにより、制御部11が、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断し(S204)、更新された表示ウィンドウリストに基づいて表示制御部2が表示装置1の表示画面を更新し(S205)、情報端末30で指定された出力データが指定の表示領域にウィンドウ表示される。
一方、新規出力データの表示属性情報にある指定表示領域に、既に他の出力データがウィンドウ表示されている場合には、表示制御部2において指定表示領域は空き領域ではないと判断され(S301)、情報端末30より受信したデータ出力指示は無効とされる。その場合、制御部11で生成した表示不許可通知のメッセージが、ネットワークインタフェース部5からネットワーク6を介して情報端末30へ送信される(S302)。
〔表示装置に表示される指定表示領域の説明〕
情報端末30からの出力データを、表示装置1に表示する為の表示属性情報の1つである指定表示領域について説明する。
ここでいう指定表示領域とは、表示装置1の画面上にウィンドウ表示する開始点と終了点の座標データで構成され、この2点の座標により対角線を形成する矩形領域内に、指定の出力データファイルを起動し表示することを、ウィンドウ表示と呼んでいる。
ウインドウ表示する指定表示領域は、任意の設定が可能であり、たとえば、図8に示すように名称で設定された場合には、情報処理装置20の表示制御部2で表示装置1にあわせて書換える。また、図9に示すように、表示装置1の表示画面を予め複数の領域に区切り、情報端末30側でこれと対応付けた表示設定メニューを用意して選択させる方法をとってもよい。
またあるいは、情報端末30側で、表示装置1の画面に対応する座標データの数値を入力し指定する方法をとってもよい。
なおここでは、表示属性情報として、表示領域の指定について主に説明したが、これに限定されるものでなく、表示時間の指定や、色、明度などに関する設定を行えるものとして、これに基づいて表示制御を行うことにしてもよい。
また、情報端末30における表示設定方法として、メニューを表示させ選択させるものとしたが、別に設定画面を設けて、複数項目について詳細な設定が行えるようにしてもよい。
〔表示制御部によって制御された表示装置の画面の状態〕
説明が前後するが、以下に、図3のフローチャートで説明した第一の実施形態における表示制御手段による表示装置1の画面例について図11a及び図11bを用いて説明する。
図11aは、第一の実施形態において、表示装置1に複数の端末からの出力データをウィンドウ表示する場合の概念図である。
図11aにおいて、1101は表示装置1の画面を示し、不図示の情報処理装置20とネットワークを介して複数の情報端末30と接続されている。1102と1104は、情報処理装置20に接続された情報端末30の表示画面であり、以下の説明では、区別の為に、1102を情報端末A、1104を情報端末Bとする。1103と1105は、それぞれ情報端末の画面上で表示されているウィンドウであり、操作者がこれを選択して表示装置1への出力を指示しているものとする。ここでは区別の為に、情報端末Aの画面上で操作者に選択され出力指示されたウィンドウをデータA 1103、情報端末Bの画面上で操作者に選択され出力指示されたウィンドウをデータB 1104とする。
表示装置1の画面1101の、1113及び1115は、情報処理装置20に接続された情報端末からの出力データであり、ウィンドウA 1113は情報端末Aで出力指示されたデータA 1103に、ウィンドウB 1115は情報端末Bで出力指示されたデータB1105に対応する。
ここでは、データA1103は、情報端末Aにおいて、情報端末Aの画面1102上で、データA1103の状態で操作者によって選択され、表示装置1の左上に表示するように表示設定されたものとする。同様に、データB1105は、情報端末Bにおいて、情報端末Bの画面1104上で、データB1103の状態で操作者によって選択され、表示装置1の右下に表示するように表示設定されたものとする。
この時、データA 1103とデータB 1105の、表示装置1の画面1101上で表示する際の指定表示領域が異なるので、ウィンドウA1113とウィンドウB1115のように、表示装置1の画面上にそれぞれの指定表示領域に表示することができる。
続いて、情報端末Aで出力指示されたデータA1103と情報端末Bで出力指示されたデータB1104の指定表示領域が重なる場合の表示制御手段による表示装置1の画面例について図11bを用いて説明する。
ここでは、情報端末Aからの出力指示の方が先に行われてものとする。
図11bにおいて図11aと異なるのは、表示装置1の画面1101に表示されたウィンドウの状態であり、データA1103と同じ指定表示領域に表示設定されたデータB1105は、表示装置1に表示されない。
但し、この時、データB1105の表示属性として、図7の表示ウィンドウリスト701で示すような待機設定がなされていた場合には、データA1103の出力が無くなった時点で、ウィンドウA1113の表示されていた領域にデータB1105がウィンドウBとして表示される。
以上説明した通り、第1の実施の形態によれば、表示装置1の表示画面上において、情報端末30で指定した任意の出力データファイルを、予め指定した表示設定でウインドウ表示領域に表示することができる。
また、表示装置1に、新規に出力データを表示する際に、予め指定の表示領域に既にウインドウ表示されている出力データがある場合には、新規出力データのウインドウ表示を行わないため、既存の表示状態を隠すことなく円滑な会議進行を行うことができる、という効果がある。
またさらに、表示属性情報の待機設定により、指定の表示領域に既に予め指定の表示領域に既にウインドウ表示されている出力データがあっても、そのデータが無くなると同時に、その表示領域に新規出力データをウィンドウ表示することができる。
<第2の実施形態>
図4は、本実施の形態における情報処理装置20の表示制御部2の動作について説明するまた別のフローチャートであり、複数の出力データを重ならないように表示する場合について説明する。
情報端末30からの出力要求を情報処理装置20が受信すると、制御部4は、表示制御部2の表示制御手段を起動する。
同図において、ステップS401において、取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照し、指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する。指定表示領域が空き領域であった場合は、ステップS402に進み、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータと表示属性情報を書き込む。
ステップS401において、指定表示領域が空き領域で無かった場合、すなわち既に他のウィンドウが表示されていた場合には、ステップS403に進み、指定表示領域の座標データを空き領域の座標データに書き換える。次に、ステップS402において、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータとその表示属性情報を追加して処理を終了する。この時、表示属性情報のうちウィンドウ表示領域の座標データは、ステップS403で書き換えられた座標になっている。
それでは、図2と図4のフローチャートをもちいて、本実施の形態における処理の流れを具体的に説明する。なお、図2のステップS203において表示制御手段を起動するまでの処理については、実施の形態1における説明と同じであるので省略する。
制御部4によって表示制御手段が起動されると、新規に取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701とを参照し、新規出力データを表示装置1にウィンドウ表示する指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する(S401)。
その結果、指定表示領域が空き領域であった場合には、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に情報端末30より取得されたファイルデータとその表示属性情報が追加される(S402)。これにより、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断され(S204)、更新された表示ウィンドウリストに基づいて表示制御部2が表示装置1の表示画面を更新し(S205)、情報端末30で指定された出力データが指定の表示領域にウィンドウ表示される。
一方、表示装置1の画面上の指定表示領域に他のウィンドウが表示されていた場合には(S401)、新規に取得した指定表示領域の座標データを、記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照して算出した空き領域の座標データへと書き換える(S403)。
次に、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に、情報端末30より取得したファイルデータとその表示属性情報が追加される(S402)。この時、表示属性情報のうちウィンドウ表示する指定表示領域の座標データは、ステップS403で書き換えられた座標になっている。これにより、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断され(S204)、表示制御部2が表示更新(S205)した表示装置1の表示画面において、情報端末30の指定表示領域とは別の領域に、指定のデータファイルがウィンドウ表示される。
なお上記実施の形態では、指定の出力データをウインドウ表示する領域が重ならない位置、すなわち表示装置1の画面上の空き領域へランダムに変更し表示させていたが、表示装置1の予め指定された位置に表示させてもよい。例えば、新規出力データが入力される順にX座標方向にずれた位置に配置する、またはY座標方向にずれた位置に配置するような設定にしてもよい。
〔表示制御部によって制御された表示装置の画面の状態〕
説明が前後するが、以下に、図4のフローチャートで説明した第二の実施形態における表示制御手段による表示装置1の画面例について図12を用いて説明する。
図12は、第二の実施形態において、表示装置1に複数の端末からの出力データをウィンドウ表示する場合に、重ならないように表示する場合の例を示す概念図である。
図12においても図11bと同様に、情報端末Aからの出力指示が先に行われているものとするが、図11bの説明と異なるのは、データB1105の表示属性情報として、領域書換許可設定がある点である。すなわち、指定表示領域に既にウィンドウ表示されている場合には、指定表示領域を変更可能とするものであり、その結果としてウィンドウB1115は、データB1105が表示装置1の画面1101の空き領域にウィンドウ表示されたものである。
以上説明した通り、第2の実施の形態によれば、表示装置1の表示画面上において、情報端末30で指定した任意の出力データファイルを予め指定したウインドウ表示領域に表示する際に、同領域上に既に表示中のウィンドウがあった場合に、ウィンドウが重ならないように空き領域に表示することができる。これにより、複数のウィンドウを重ならずに表示することができるだけでなく、表示装置1の既存の表示状態に影響をおよぼすことなく新規出力データのウインドウ表示を行うことができる。
もちろん、ウィンドウ表示指示する際に、指定表示領域以外への表示を禁止するような設定とすることも可能である。
また、他の表示ウィンドウとの相対的な関係によって、表示設定を変更可能なように条件で設定できるようにしてもよい。例えば、表示サイズとの組合わせで、表示サイズを小さくしても他のウィンドウと重ならないで表示する、という条件で設定してもよいし、表示サイズは固定で他のウィンドウと重なってもよい、という条件で設定してもよい。
<第3の実施形態>
図5は、本実施の形態における情報処理装置20の表示制御部2の動作について説明するまた別のフローチャートであり、表示属性情報として、情報端末毎に優先度設定がある場合について説明する。
情報端末30からの出力要求を情報処理装置20が受信すると、制御部4は、表示制御部2の表示制御手段を起動する。
同図において、ステップS501において、取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照し、指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する。指定表示領域が空き領域であった場合は、ステップS502に進み、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータと表示属性情報を書き込む。
ステップS501において、指定表示領域が空き領域で無かった場合、すなわち既に他のウィンドウが表示されていた場合には、ステップS503に進み、情報端末30の優先度が情報処理装置において既定されている表示許可閾値以上であるかを判断する。表示許可閾値以上であった場合には、ステップS504に進み、今度は情報端末30の優先度と現在表示中のウィンドウのオーナーである他の情報端末の優先度を比較し、情報端末30の優先度の方が上であった場合には、ステップS502において、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータとその表示属性情報を追加して処理を終了する。
ステップS504において、情報端末30の優先度の方が下であった場合には、ステップS505に進み、指定表示領域の座標データを空き領域の座標データに書き換える。次に、ステップS502において、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータとその表示属性情報を追加して処理を終了する。この時、表示属性情報のうちウィンドウ表示領域の座標データは、ステップS503で書き換えられた座標になっている。
ステップS503において、情報端末30の優先度が情報処理装置において既定されている表示許可閾値未満であった場合には、ステップS506に進み、情報端末30に対して表示不許可通知を送信して処理を終了する。
それでは、図2と図5のフローチャートをもちいて、本実施の形態における処理の流れを具体的に説明する。
なお、図2のステップS203において表示制御手段を起動するまでの処理については、実施の形態1における説明と同じであるので省略する。
図5に示すように、制御部4によって表示制御手段が起動されると、表示制御部2で、新規に取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701とを参照し、新規出力データを表示装置1にウィンドウ表示する指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する(S501)。
その結果、指定表示領域が空き領域であった場合には、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に取得したウィンドウ表示対象のファイルデータとその表示属性情報が追加される(S502)。これにより、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断され(S204)、更新された表示ウィンドウリストに基づいて表示制御部2が表示装置1の表示画面を更新し(S205)、情報端末30で指定された出力データが指定の表示領域にウィンドウ表示される。
一方、表示装置1の画面上の指定表示領域に他のウィンドウが表示されていた場合には(S501)、表示許可閾値と情報端末30の表示属性情報に基づいて、情報端末30の優先度が表示許可閾値以上であるかどうか判断する(S503)。
ここで、情報処理装置20においては既定の表示許可閾値が記憶部3に格納されているものとする。その結果、表示許可閾値以上であった場合、情報端末30の優先度と現在表示中のウィンドウのオーナーである他の情報端末の優先度を比較する(S504)。
その結果、情報端末30の優先度の方が上であった場合には、制御部11が、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に情報端末30より取得されたファイルデータとその表示属性情報を追加する(S502)。これにより制御部4が、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断し(S204)、表示制御部2が表示更新(S205)した表示装置1の表示画面において、情報端末30の指定表示領域に指定のデータファイルがウィンドウ表示される。
一方、情報端末30の優先度の方が下であった場合には(S504)、情報端末30より取得した指定表示領域の座標データは、記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照して算出した空き領域の座標データへと書き換えられる(S505)。
次に、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に情報端末30より取得されたファイルデータとその表示属性情報が追加される(S502)。この時、表示属性情報のうちウィンドウ表示領域の座標データはステップS505で書き換えられた座標になっている。これにより、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断され(S204)、表示制御部2が表示更新(S205)した表示装置1の表示画面において、情報端末30の指定表示領域とは別の領域に指定のデータファイルがウィンドウ表示される。
情報端末30の優先度が表示許可閾値未満であると判断した場合(S503)には、情報端末30より受信したウィンドウ表示指示は無効とされ、情報端末30に対して制御部4で生成した表示不許可通知のメッセージが、ネットワークインタフェース部5からネットワーク6を介して送信される(S503)。
なおここでは、表示制御手段が起動すると最初に指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断し、次に端末の優先度を表示許可閾値以上であるかどうかを判断したが、先に優先度が表示許可閾値以上であるかどうかを照合したうえで、閾値未満である場合には仮に指定表示領域が空き領域であっても表示しないとしてもよい。
これは例えば、表示許可の与えられた情報端末からのデータのみ表示するような仕組みにする場合に有効である。
〔表示制御部によって制御された表示装置の画面の状態〕
説明が前後するが、以下に、図5のフローチャートで説明した第三の実施形態における表示制御手段による表示装置1の画面例について図13を用いて説明する。
図13は、第三の実施形態において、表示装置1に複数の端末からの出力データをウィンドウ表示する際に、指定表示領域が重なった場合には情報端末の優先度に基づいて表示を変えることを示す概念図である。
図13においても図12と同様に、情報端末A及び情報端末Bからの出力データを表示装置1の画面1101にウィンドウ表示したものをそれぞれウィンドウA1113、ウィンドウB1115とする。ここでは、情報端末Bからの出力指示が先に行われているものとするが、図12の説明と異なるのは、図7の表示ウィンドウリストに示すような表示属性情報である情報端末の優先度に基づいて、表示を変えている点である。
出力データの表示属性情報として、情報端末Aの優先度が情報端末Bより高い為に、先に出力指示されたデータB1105の指定表示領域と重なる場合であっても、データA1103は優先的に表示される。
ウィンドウA1301は、その結果として、データB1105が表示装置1の画面1101にウィンドウ表示されたものであり、情報端末Bから出力されたデータB1105のウィンドウB1113の上に表示されている。
さらに例えば、優先度情報と時間情報を組合わせて、時間によって情報端末の優先度を変えるようにしてもよい。これにより例えば、会議のタイムスケジュールや、プレゼンテーションの順番にあわせて、複数の情報端末から出力されるデータの表示装置1への表示の優先度を変えることができ、円滑な会議進行が行えるという効果がある。
<第4の実施形態>
図6は、本実施の形態における情報処理装置20の表示制御部2の動作について説明するまた別のフローチャートである。
図6のフローチャートを用いて、表示属性情報として、情報端末毎に優先表示領域の設定がある場合について説明する。
情報端末30からの出力要求を情報処理装置20が受信すると、制御部4は、表示制御部2の表示制御手段を起動する。
同図において、ステップS601において、取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照し、指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する。指定表示領域が空き領域であった場合は、ステップS602に進み、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータと表示属性情報を書き込む。
ステップS601において、指定表示領域が空き領域で無かった場合、すなわち既に他のウィンドウが表示されていた場合には、ステップS603に進み、情報端末30に優先表示領域の割り当てがあるかどうかを判断し、割り当てがある場合にはステップS604に進み、指定表示領域の座標データを優先表示領域内の空き領域の座標データに書き換える。次に、ステップS602において、表示ウィンドウリスト701に取得したファイルデータとその表示属性情報を追加して処理を終了する。この時、表示属性情報のうちウィンドウ表示領域の座標データは、ステップS604で書き換えられた座標になっている。
ステップS603において、指定の情報端末30に優先表示領域の割り当てが無かった場合には、ステップS606に進み、情報端末30に対して表示不許可通知を送信して処理を終了する。
それでは、図2と図6のフローチャートをもちいて、本実施の形態における処理の流れを具体的に説明する。
なお、図2のステップS203において表示制御手段を起動するまでの処理については、実施の形態1における説明と同じであるので省略する。
制御部4によって表示制御手段が起動されると、表示制御部2で、新規に取得した表示属性情報と記憶部3の表示ウィンドウリスト701を参照して、新規出力データを表示装置1にウィンドウ表示する指定表示領域が空き領域であるかどうかを判断する(S601)。
その結果、指定表示領域が空き領域であった場合には、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に取得したウィンドウ表示対象のファイルデータとその表示属性情報が追加される(S602)。これにより、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断され(S204)、更新された表示ウィンドウリストに基づいて表示制御部2が表示装置1の表示画面を更新し(S205)、情報端末30で指定された出力データが指定の表示領域にウィンドウ表示される。
ここで、情報処理装置20においては単数または複数の情報端末に対して、図10に示すような優先表示領域の割り当て設定が記憶部3に格納されているものとする。本実施例では、複数の情報端末30を区別するために、以下指定の情報端末30について情報端末Aと呼ぶことにする。
情報端末Aから、表示装置1にウィンドウ表示するよう指定された新規出力データの指定表示領域に他のウィンドウが表示されていた場合に(S601)、図10の優先表示領域テーブルを参照し、情報端末Aに優先表示領域設定があるか判断する(S603)。
その結果、優先表示領域設定がある場合には、優先表示領域情報を取得し、新規出力データの表示属性情報のうち指定表示領域情報を、優先表示領域内の空き領域の座標データへと書き換える(S604)。
次に表示制御部2が、記憶部3の表示ウィンドウリスト701に、情報端末Aより取得したファイルデータと、その表示属性情報を追加する(S602)。この時、表示属性情報のうちウィンドウ表示領域の座標データはステップS604で書き換えられた新しい指定表示領域の座標データになっている。
これにより、表示ウィンドウリスト701に変更ありと判断され(S204)、更新された表示ウィンドウリストに基づいて表示制御部2が表示装置1の表示画面を更新し(S205)、情報端末Aの指定表示領域とは別の領域である、割り当てられた優先表示領域内の空き領域に指定のデータファイルをウィンドウ表示される。
なおここでは、指定の表示領域に他のウィンドウが表示されていた場合に変更する表示領域を、情報端末に割り当てられた優先表示領域内の空き領域としたが、空き領域がない場合には同優先表示領域内の他のウィンドウに重ねて表示してもよい設定を、操作者がウィンドウ表示指示する際に選択可能としてもよい。
一方、情報端末30に優先表示領域割り当てがなく(S601)、さらに、情報端末30の優先度が表示許可閾値未満であった場合(S605)には、情報端末Aより受信したウィンドウ表示指示は無効とされ、情報端末30に対して制御部4で生成した表示不許可通知のメッセージが、ネットワークインタフェース部5からネットワーク6を介して送信される(S606)。
なお上記実施の形態では、指定表示領域に空きがなくかつ優先表示領域の割り当てもない場合には、新規出力データの表示装置1へのウィンドウ表示指示を無効としたが、表示可能な空き領域がある場合には、指定表示領域を変更して表示するような設定とすることも可能である。
〔表示制御部によって制御された表示装置の画面の状態〕
説明が前後するが、以下に、図6のフローチャートで説明した第四の実施形態における表示制御手段による表示装置1の画面例について図14を用いて説明する。
図14は、第四の実施形態において、表示装置1に複数の端末からの出力データをウィンドウ表示する際に、情報端末毎に設定された優先表示領域に基づいて表示を行うことを示す概念図である。
図14においても図12と同様に、情報端末A及び情報端末Bからの出力データを表示装置1の画面1101にウィンドウ表示したものをそれぞれウィンドウA1113、ウィンドウB1115とする。ここでは、情報端末Aからの出力指示が先に行われているものとするが、これまでの説明と異なるのは、図10の優先表示領域テーブルに示すような表示属性情報に基づいて、表示を変えている点である。
この時、データA1103とデータB1105の指定表示領域は重なっており、かつ、情報端末の優先度としても情報端末Aの方が高いが、情報端末Bには優先表示領域の設定があるので、ウィンドウB1401のように、ウィンドウA1113の上に表示される。
なおここでは図10の前提として、表示装置1の画面について予め図9に示すような表示領域設定がなされているものとして説明したが、これに限定されるものではない。
以上説明した通り、第4の実施の形態によれば、表示装置1へのウィンドウ表示に際し、予め情報端末毎に優先表示領域を設定することによって、複数の端末からの出力データが競合する場合でも、優先的に指定表示領域への出力データを表示できる。さらに、一度接続を解除した情報端末を再び接続した時にも、表示優先領域設定により、前回接続時と同じ指定領域に出力データをウィンドウ表示することができる。
<他の実施形態>
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の各実施形態に共通する情報処理装置を含む電子会議システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の各実施形態に共通する情報処理装置におけるウインドウ表示処理の手順を示したフローチャートである。 第1の実施形態における表示制御手段の処理手順を説明するフローチャートである。 第2の実施形態における表示制御手段の処理手順を説明するフローチャートである。 第3の実施形態における表示制御手段の処理手順を説明するフローチャートである。 第4の実施形態における表示制御手段の処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の各実施形態に共通する情報処理装置における情報処理装置における表示ウィンドウリストの例を示す図である。 本発明の各実施形態に共通する情報端末において、出力データの表示設定を行う操作例を示す図である。 本発明の各実施形態に共通する情報処理装置における表示領域設定例及び情報端末に割り当てられる優先表示領域の設定例を示す図である。 本発明の各実施形態に共通する情報処理装置に置いて参照される優先表示領域テーブルの例を示す図である。 aは、第1の実施形態における表示装置の表示画面例を示す概念図、bは、第1の実施形態における表示装置の表示画面例を示すまた別の概念図である。 第2の実施形態における表示装置の表示画面例を示すまた別の概念図である。 第3の実施形態における表示装置の表示画面例を示すまた別の概念図である。 第4の実施形態における表示装置の表示画面例を示すまた別の概念図である。
符号の説明
1 共有表示装置
2 表示制御部
3 記憶部
4 制御部
5 ネットワークインタフェース部
6 ネットワーク
7 ネットワークインタフェース部
8 指示部
9 二次記憶装置
10 RAM
11 制御部
12 表示部
20 情報処理装置
30 情報端末

Claims (2)

  1. 1つの表示装置と2つ以上の情報端末とに接続可能な情報処理装置であって、
    第一の情報端末及び第二の情報端末から出力されたデータを取得するデータ取得手段、
    前記データ取得手段によって取得されたデータを前記表示装置に表示する際の表示領域指定情報と、情報端末毎に割当てられた優先表示領域設定情報とを含む表示属性情報を取得する表示属性情報取得手段、
    前記表示属性情報に基づいて、前記表示装置に表示するデータの表示を制御する表示制御手段、
    前記第一の情報端末から出力されたデータの表示属性として表示領域指定された領域と重なる領域に、表示領域指定された第二の情報端末からの出力データがある場合には、前記優先表示領域設定情報で示された優先領域への表示を行うように、前記第二の情報端末の表示領域指定情報を書換える更新手段
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 1つの表示装置と2つ以上の情報端末とに接続可能な情報処理装置の情報処理方法であって、
    第一の情報端末及び第二の情報端末から出力されたデータを取得するデータ取得工程、
    前記データ取得工程によって取得されたデータを前記表示装置に表示する際の表示領域指定情報と、情報端末毎に割当てられた優先表示領域設定情報とを含む表示属性情報を取得する表示属性情報取得工程、
    前記表示属性情報に基づいて、前記表示装置に表示するデータの表示を制御する表示制御工程、
    前記第一の情報端末から出力されたデータの表示属性として表示領域指定された領域と重なる領域に、表示領域指定された第二の情報端末からの出力データがある場合には、前記優先表示領域設定情報で示された優先領域への表示を行うように、前記第二の情報端末の表示領域指定情報を書換える更新工程
    を有することを特徴とする情報処理方法。
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