JP2008053963A - 映像表示システム、通信端末装置および映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことが可能な映像表示システム、通信端末装置および映像表示装置を提供する。
【解決手段】映像表示システムは、通信端末装置と、映像表示装置とから構成される。通信端末装置は、第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、映像表示装置へ送信する信号送信手段を含む。映像表示装置は、第1制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、第2制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段を含む。
【選択図】図41
【解決手段】映像表示システムは、通信端末装置と、映像表示装置とから構成される。通信端末装置は、第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、映像表示装置へ送信する信号送信手段を含む。映像表示装置は、第1制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、第2制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段を含む。
【選択図】図41
Description
本発明は、映像表示システム、通信端末装置および映像表示装置に関し、特に、コンテンツの表示制御を行なう映像表示システム、通信端末装置および映像表示装置に関する。
近年、宅内の複数種類の装置間において、互いにデータ通信を可能とするための規格(以下、異装置間通信規格ともいう)に準拠した装置が普及しつつある。異装置間通信規格は、たとえば、DLNA(Digital Living Network Alliance)規格である。異装置間通信規格に準拠した装置は、たとえば、テレビ受像機、HDD(Hard disk drive)レコーダ、オーディオ装置等である。また、異装置間通信規格に準拠した装置は、一般的に、ルータ等のネットワーク機器を介して、インターネット等のネットワークにも接続可能となっている。
また、インターネット等のインフラを活用した家電機器などが出現しつつある。その状況にしたがって、通信回線事業者は、インターネット・電話・多チャンネル放送の3つを一括で提供するサービス(トリプルプレイサービス)を開始し始めている。例えばFTTH(Fiber To The Home)を用いたサービスでは、加入電話(メタル線)の月額料金が不要になり、多チャンネル放送やVOD(Video On Demand)が利用できるようになる。さらに、トリプルプレイサービスに移動体通信サービスまでを一括して提供するサービス(クアドロプルプレイサービス)が具現化しつつある。移動体通信サービスが加わることで、ユーザは、携帯電話のような携帯端末を持ち歩けば、いつでもどこでも1つの電話番号/メールアドレスにてインターネット等のネットワークに繋がることが可能になる。また携帯電話を家庭内のリモコンとして利用したり、外出先から宅内にアクセスすることも容易に実現されることが期待されている。
また、ネットワークに接続可能な異装置間通信規格に準拠した装置は、リモコンで操作可能な装置であるのが一般的である。そのため、リモコンで操作可能であり、かつ、ネットワークに接続可能な複数種類の装置を、1つの装置で操作することが要求される。
特開2002−135810号公報(特許文献1)には、インターネット等のネットワークに接続可能であって、普及率が非常に高い携帯電話等の通信端末装置を、ネットワークに接続可能な装置を操作するためのリモコンとして使用する技術(以下、第1の先行技術ともいう)が開示されている。
また、特開2001−275173号公報(特許文献2)には、操作される機器(以下、被操作機器ともいう)の種類に応じた操作画面を、操作側の機器に表示させ、操作側の機器を、被操作機器を操作するためのリモコンとして使用する技術(以下、第2の先行技術ともいう)が開示されている。
また、特開2001−136585号公報(特許文献3)には、テレビ受像機に表示されたWebページ内の複数のハイパーリンク文字列の配置位置の情報を、リモコンへ送信する技術(以下、第3の先行技術ともいう)が開示されている。
特開2002−135810号公報
特開2001−275173号公報
特開2001−136585号公報
最近では、第1〜第3の先行技術のように、携帯電話等の通信端末装置と、テレビ等の映像表示装置とを連携させて使用する場面が増えつつある。そして、上記2つの装置を連携させて使用することで、コンテンツサイトから、各種サービスを享受する場面も増えつつある。上記サービスは、たとえば、映像表示装置が、コンテンツサイトからコンテンツを受信するサービスである。この場合、映像表示装置は受信したコンテンツを表示する。
コンテンツを表示する映像表示装置は、異なる複数の画像をそれぞれ複数の表示領域で表示する機能を有するものが増えつつある。このような映像表示装置において、ユーザが、ある表示領域に表示されている画像の表示制御を、手元の通信端末装置により行なっている場合、従来の技術では、他の表示領域に表示されている画像の表示制御を行なうには、たとえば、通信端末装置のモード切換え等の操作を行なうという手間が必要であった。そのため、ユーザは、複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を即座にできない。
その結果、従来の技術では、たとえば、一時停止させてじっくりみたい画像(たとえば、料理のレシピを表示した画像)が、ある表示領域で表示されたときに、通信端末装置が、他の表示領域の表示制御を行なうモードになっている場合、モード切換え等の操作が間に合わず、ユーザは、所望の画像を見逃してしまう可能性が高くなるという問題点がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことが可能な映像表示システムを提供することである。
本発明の他の目的は、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことが可能な通信端末装置を提供することである。
本発明のさらに他の目的は、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことが可能な映像表示装置を提供することである。
上述の課題を解決するために、この発明のある局面に従うと、通信端末装置と、通信端末装置とデータ通信可能な映像表示装置とから構成される映像表示システムであって、通信端末装置は、外部からの指示入力を受付ける第1入力受付手段と、外部からの指示入力を受付ける第2入力受付手段と、第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、映像表示装置へ送信する信号送信手段とを備え、映像表示装置は、第1制御信号および第2制御信号の少なくとも一方を受信する受信手段と、第1表示領域および第2表示領域が設けられ、第1表示領域および第2表示領域に画像を表示する表示手段と、受信手段が第1制御信号を受信した場合、第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、受信手段が第2制御信号を受信した場合、第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段とを備える。
好ましくは、映像表示装置は、第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なうための操作データを、通信端末装置へ送信する操作データ送信手段をさらに備え、通信端末装置は、操作データを受信する操作データ受信手段をさらに備え、通信端末装置の第2入力受付手段は、受信した操作データに基づく操作画像を表示する操作画像表示手段を含む。
好ましくは、第2表示領域に表示される画像は、第1表示領域に表示される画像と関連性がある。
この発明の他の局面に従うと、第1表示領域および第2表示領域が設けられ、第1表示領域および第2表示領域に画像を表示する表示部を備え、第1制御信号を受信した場合、第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、第2制御信号を受信した場合、第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう映像表示装置とデータ通信可能な通信端末装置は、外部からの指示入力を受付ける第1入力受付手段と、外部からの指示入力を受付ける第2入力受付手段と、第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、映像表示装置へ送信する信号送信手段とを備える。
この発明のさらに他の局面に従うと、画像の表示制御を行なうための第1制御信号および第2制御信号の少なくとも一方を送信する通信端末装置とデータ通信可能な映像表示装置は、第1制御信号および第2制御信号の少なくとも一方を受信する受信手段と、第1表示領域および第2表示領域が設けられ、第1表示領域および第2表示領域に画像を表示する表示手段と、受信手段が第1制御信号を受信した場合、第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、受信手段が第2制御信号を受信した場合、第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段とを備える。
本発明に係る映像表示システムは、通信端末装置と、映像表示装置とから構成される。通信端末装置は、第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、映像表示装置へ送信する信号送信手段を含む。映像表示装置は、第1制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、第2制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段を含む。
したがって、表示手段に設けられた第1表示領域および第2表示領域に表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができる。すなわち、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができるという効果を奏する。
本発明に係る通信端末装置は、第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、映像表示装置へ送信する信号送信手段を含む。映像表示装置は、第1制御信号を受信した場合、表示部に設けられた第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、第2制御信号を受信した場合、表示部に設けられた第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう。
したがって、表示部に設けられた第1表示領域および第2表示領域に表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができる。すなわち、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができるという効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置は、通信端末装置から画像の表示制御を行なうための第1制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、通信端末装置から画像の表示制御を行なうための第2制御信号を受信した場合、表示手段に設けられた第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段を含む。
したがって、表示手段に設けられた第1表示領域および第2表示領域に表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができる。すなわち、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
本発明において取り扱うコンテンツとは、映像、音声、画像などのデジタルデータおよびそれらに関連する関連情報などを意図している。当然のことながら、上記コンテンツと同様の扱い方をされるものであれば、コンテンツはデジタルデータに限定されるものではない。また、コンテンツが、テレビ放送、インターネット放送、携帯電話網などのネットワークを介して提供されるならば、一つのコンテンツが複数のネットワークから提供されることも可能である。
<第1の実施の形態>
図1は、本実施の形態におけるネットワークシステム1000の構成を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステム1000には、ホームネットワーク501が含まれる。
図1は、本実施の形態におけるネットワークシステム1000の構成を示す図である。図1を参照して、ネットワークシステム1000には、ホームネットワーク501が含まれる。
ホームネットワーク501は、たとえば、宅内に設けられたネットワークである。宅内とは、たとえば、ユーザの自宅内、会社内等である。ホームネットワーク501には、通信端末装置500と、映像表示装置600と、通信部50とが含まれる。
通信端末装置500は、PDA(Personal Digital Assistance)である。また、通信端末装置500は、電話の機能を有する。なお、通信端末装置500は、電話の機能を有していなくてもよい。また、通信端末装置500は、PDAに限定されることなく、通信機能を備え、携帯可能な装置であればどのような装置(たとえば、PC(Personal Computer)、携帯電話)でもよい。
通信端末装置500は、電話網60と、無線によりデータ通信可能である。電話網60は、たとえば、携帯電話のための電話網である。なお、通信端末装置500は、電話網60とデータ通信をした場合、データ通信時に使用したデータ量に応じたパケット料金が発生する。
映像表示装置600は、液晶テレビである。なお、映像表示装置600は、液晶テレビに限定されることなく、画像を表示可能な装置であればどのような装置であってもよい。映像表示装置600は、たとえば、プラズマテレビであってもよい。また、映像表示装置600は、画像を表示するための表示装置と、当該表示装置に表示させるための画像データを送信する画像データ送信装置とから構成される装置であってもよい。画像データ送信装置は、たとえば、STB(Set Top Box)、HDDレコーダ、DVD(Digital Versatile Disc)レコーダ等である。
通信端末装置500と、映像表示装置600とは、無線または有線でデータ通信を行なう。すなわち、通信端末装置500と、映像表示装置600とから映像表示システムが構成される。
通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、データ通信を行なう機能を有する。ネットワーク70は、インターネットなどの外部のネットワークである。
通信部50は、無線LANの規格である、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく無線技術を利用して、複数の機器と同時にデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線技術は、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく技術に限定されることはなく、その他の無線技術であってもよい。したがって、通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、無線でデータ通信を行なうことが可能である。
また、通信部50は、さらに、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースを有し、ホームネットワーク501内の装置がネットワーク70への接続要求を出した場合、機器が有するアドレスをネットワーク70におけるアドレスに変換するNAT(Network Address Translation)機能を含むルータ機能を持つ。したがって、通信部50は、たとえば、LANケーブルを介して、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々とデータ通信を行なうことができる。すなわち、通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、有線でデータ通信を行なうことが可能である。
また、ネットワーク70は、電話網60と、無線または有線によりデータ通信可能である。したがって、通信端末装置500は、電話網60を介して、ネットワーク70とデータ通信可能である。
ネットワークシステム1000には、さらに、サービスサーバ800Aと、検索サーバ800Sと、Webサーバ800Wとが含まれる。
サービスサーバ800Aは、コンテンツおよび、コンテンツに関連する情報等を提供するサーバである。コンテンツは、たとえば、動画像、音楽データ等である。コンテンツが、たとえば、番組の動画像である場合、コンテンツに関連する情報とは、たとえば、番組情報である。サービスサーバ800Aは、PCである。なお、サービスサーバ800Aは、PCに限定されることなく、動画像等のコンテンツ、音楽データ等のコンテンツ、コンテンツに関連する情報等を提供する機能を有した装置であればどのような装置であってもよい。
サービスサーバ800Aは、現在の日時から、所定期間(たとえば、24時間)前の日時までの期間における、全てのチャンネルの全ての番組を録画し、番組を録画した録画データを記憶している。なお、サービスサーバ800Aは、現在の日時から、所定期間(たとえば、24時間)経過後の録画データを自動的に削除する。したがって、サービスサーバ800Aには、現在の日時から、所定期間前の日時までの期間における、全てのチャンネルの全ての番組の録画データが記憶されている。また、サービスサーバ800Aは、放送される番組の録画データとは別に、装置からの配信要求に応じて配信する、映画などの映像コンテンツを記憶している。なお、サービスサーバ800Aは、録画データの配信要求があれば、録画データの配信要求を行なった装置へ、配信要求された録画データを、送信またはストリーミング配信する。
また、サービスサーバ800Aは、現在、放送中の番組およびこれから放送予定の動画像データを所定期間(たとえば、24時間)分予め記憶している。そして、現在、放送中の番組の動画像データの配信要求があれば、動画像データの配信要求を行なった装置へ、配信要求された動画像データをストリーミング配信する。
検索サーバ800Sは、ネットワーク70に接続された端末装置から、検索情報としてのキーワードを受信すると、受信したキーワードに関連する情報のWebページのURL(Uniform Resource Locator)を検索するサーバである。検索サーバ800Sは、PCである。なお、検索サーバ800Sは、PCに限定されることなく、ネットワーク70に接続された端末装置からキーワードを受信した場合、受信したキーワードに関連する情報のWebページのURL(Uniform Resource Locator)を検索する機能を有する装置であればどのような装置であってもよい。
Webサーバ800Wは、複数種類の情報の各々に対応する複数のWebページのデータを提供するサーバである。Webサーバ800Wは、たとえば、映画に関連する情報に対応する複数のWebページのデータを提供する。Webサーバ800Wは、PCである。なお、Webサーバ800Wは、PCに限定されることなく、複数種類の情報の各々に対応する複数のWebページのデータを提供する機能を有する装置であればどのような装置であってもよい。
サービスサーバ800A、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々は、ネットワーク70と、無線または有線でデータ通信を行なう。
本実施の形態では、通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、高速にデータ通信が可能であるとする。通信部50は、通信端末装置500、映像表示装置600およびネットワーク70の各々と、たとえば、最大で100Mbps(Mega bit per second)の速度でデータ通信が可能であるとする。
また、ネットワーク70は、通信部50、電話網60、サービスサーバ800A、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々と、高速にデータ通信が可能であるとする。ネットワーク70は、通信部50、電話網60、サービスサーバ800A、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々と、たとえば、最大で100Mbpsの速度でデータ通信が可能であるとする。したがって、たとえば、映像表示装置600とネットワーク70とのデータ通信の最大速度は100Mbpsであるとする。また、たとえば、通信端末装置500とネットワーク70とのデータ通信の最大速度は100Mbpsであるとする。
なお、通信端末装置500と電話網60とのデータ通信の速度は、通信端末装置500とネットワーク70とのデータ通信の速度よりも遅いとする。通信端末装置500と電話網60とのデータ通信の最大速度は、たとえば、256kbpsであるとする。
また、通信端末装置500と映像表示装置600とのデータ通信の速度は、通信端末装置500と電話網60とのデータ通信の速度よりも、十分に速いとする。通信端末装置500と映像表示装置600とのデータ通信の最大速度は、たとえば、4Mbpsであるとする。
次に、通信端末装置500について詳細に説明する。
図2は、通信端末装置500の外観を正面から示した図である。図2を参照して、通信端末装置500は、表示部530と、音声出力部570と、LED576と、入力部540とを備える。
図2は、通信端末装置500の外観を正面から示した図である。図2を参照して、通信端末装置500は、表示部530と、音声出力部570と、LED576と、入力部540とを備える。
表示部530は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部530は、LCDパネル(Liquid Crystal Display Panel)、FEDパネル(Field Emission Display Panel)および有機ELディスプレイパネル(Organic Electro luminescence Display Panel)のいずれかを使用した装置である。なお、表示部530は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。
表示部530の解像度は、横480(ドット)×縦640(ドット)である。なお、表示部530の解像度は、横480(ドット)×縦640(ドット)に限定されることなく、他の解像度(たとえば、横240(ドット)×縦320(ドット))であってもよい。
また、表示部530は、ユーザが、画面に直接触れることで、情報入力可能なタッチパネル機能を有する。表示部530は、ユーザが画面にタッチした位置情報を、後述する制御部510へ送信する。制御部510は、受信した位置情報に基づいて、所定の処理を行なう。
音声出力部570は、電話の音声を出力する機能を有する。音声出力部570には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部570は、後述する制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
LED576は、通信端末装置500で行なわれる処理に応じて、光による報知を行なう。たとえば、LED576は、電話の着信があった場合、光を点滅させる。
入力部540は、ボタン群541を含む。ボタン群541は、方向ボタン541A,541B,541C,541Dと、決定ボタン541Eとを含む。方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、ユーザによる短時間(たとえば、1秒未満)の押下操作(以下、短押操作ともいう)により、表示部530に画像が表示されている場合、画像内の移動させる対象となる物(たとえば、カーソル等)を上下左右に移動させるためのボタンである。具体的には、短押操作があった、方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、たとえば、カーソルを、それぞれ、上,下,左,右に移動させるためのボタンである。また、方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、ユーザによる長時間(たとえば、一秒以上)の押下操作(以下、長押操作ともいう)により、たとえば画面をそれぞれ、上,下,左,右に画面スクロールすることも可能である。
決定ボタン541Eは、短押操作により、たとえば、方向ボタン541A,541B,541C,541Dの短押操作により選択された項目等を決定するためのボタンである。
入力部540は、さらに、機能ボタン542A,542B,543A,543Bを含む。機能ボタン542A,542Bの各々は、短押操作により、たとえば、ユーザにより予め設定されたプログラム等を起動させるためのボタンである。
機能ボタン543Aは、通信端末装置500に電話がかかってきた場合、短押操作により通話開始を行なうためのボタンである。機能ボタン543Bは、通信端末装置500が通話中である場合、短押操作により通話を終了させるためのボタンである。また、機能ボタン543Bは、ユーザによる長時間(たとえば、1秒以上)の押下操作(以下、長押操作ともいう)により、通信端末装置500の電源のオンとオフとの切替えを行なうためのボタンである。
入力部540は、入力部540に含まれる複数のボタンのうち、短押操作または長押操作されたボタンに対応するボタン信号を、後述する制御部510へ送信する。すなわち、入力部540は、ユーザが通信端末装置500を操作するためのインターフェースである。以下においては、ユーザによる、入力部540の操作または表示部530に対するタッチ操作を、インターフェース操作Mともいう。
通信端末装置500は、さらに、音声入力部574を備える。音声入力部574は、通話のときに、音声を入力する機能を有する。音声入力部574には、音声を入力するマイクが含まれる。音声入力部574は、マイクにより取得した音声を音声データに変換して、音声データを、通信端末装置500内の後述する制御部510へ送信する。
図3は、通信端末装置500の外観を左側面から示した図である。図3を参照して、通信端末装置500は、記録媒体挿入部550Aを備える。記録媒体挿入部550Aは、通信端末装置500に後述する記録媒体を挿入する部分である。
図4は、通信端末装置500の外観を背面から示した図である。図4を参照して、通信端末装置500は、さらに、音声出力部572と、撮像部578とを備える。音声出力部572は、後述する制御部510で行なわれる処理に対応した音声を出力する機能を有する。音声出力部572には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部572は、後述する制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
撮像部578は、撮像対象となる被写体を撮像する撮像処理を行なう機能を有する。撮像部578は、図示しない、撮像レンズ、受光部およびカラーフィルタ部とを含む。受光部は、入力された光を電気信号に変換する機能を有する。受光部は、複数の受光素子から構成される。受光素子は、たとえば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサまたはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等を使用した素子である。
カラーフィルタ部は、複数のカラーフィルタから構成される。カラーフィルタは、R、G、Bの各々に対応したフィルタである。複数のカラーフィルタは、複数の受光素子にそれぞれ対応して設けられる。
撮像処理では以下の処理が行なわれる。まず、撮像部578が、撮像対象となる被写体に反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタ部を介して、受光部に入力させる。受光部は入力された光を電気信号に変換する。そして、撮像部578は、変換した電気信号をデジタルデータ(以下、撮像画像データともいう)に変換する。
図5は、通信端末装置500の内部構成を示したブロック図である。なお、図5には、説明のために、記録媒体555も示している。記録媒体555には、後述するプログラム180が記録されている。すなわち、プログラム180は、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555もプログラム製品として流通される。
図5を参照して、通信端末装置500は、さらに、制御部510と、一時記憶部522と、記憶部520とを備える。
記憶部520は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部520は、制御部510によってデータアクセスされる。記憶部520は、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)である。記憶部520には、プログラム180、後述する録画データ、その他の各種データ等が記憶されている。プログラム180は、後述する、リモコンプログラムを含む。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、通信端末装置500内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部510は、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(Digital Signal Processor)およびその他の演算機能を有する回路のいずれであってもよい。
一時記憶部522は、制御部510によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部522は、RAM(Random Access Memory)、SRAM(Static Random Access Memory)、DRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)、DDR−SDRAM(Double Data Rate SDRAM)、RDRAM(Rambus Dynamic Random Access Memory(登録商標))、Direct−RDRAM(Direct Rambus Dynamic Random Access Memory(登録商標))、その他、データを揮発的に記憶保持可能な構成を有する回路のいずれであってもよい。
通信端末装置500は、さらに、アンテナ502と、チューナ505と、データ処理部507とを備える。
アンテナ502は、チューナ505と接続されている。チューナ505は、制御部510により指示された周波数の放送信号を、アンテナ502を介して受信する。チューナ505は、ディジタル放送およびアナログ放送に基づく放送信号を受信する機能を有する。
放送信号は、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPG(Electric Program Guide)データを含む。なお、放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、放送信号は、さらに、BML(Broadcast Markup Language)データ等が含まれる。EPGデータは、複数の番組情報を示すデータである。BMLデータは、画像データ、音声データおよびテキストデータの各々の配置位置や、動作などの制御を行なうためのデータである。チューナ505は、受信した放送信号を、データ処理部507へ送信する。
データ処理部507は、受信した放送信号を復調し、復調データとする。受信した放送信号が、アナログ放送に基づく信号である場合、データ処理部507は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部507は、復調データを、デコード処理し、画像データ、音声データを得るとともに、放送信号の垂直帰線区間(VBI:Vertical Blanking Interval)から、テキストデータ、EPGデータを得る。
そして、データ処理部507は、制御部510から、表示部530に画像を表示させるための表示指示を受信すると、画像データを、後述するVDP(Video Display Processor)532へ送信する。VDP532は、画像データを受信すると、表示部530に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
また、データ処理部507は、制御部510から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、画像データおよび音声データを圧縮して、録画データとして、記憶部520に記憶させる。この場合の録画データを、以下においては、コンテンツともいう。録画データは、MPEG(Moving Picture Experts Group)4形式で圧縮されたデータである。なお、録画データは、MPEG4形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、MPEG2、H.264等の形式である。
また、受信した放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、データ処理部507は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部507は、復調データを、ディジタル放送のプロトコルに基づいてデコード処理し、デコードデータにする。デコードデータには、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPGデータ、BMLデータが含まれる。デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG4形式で圧縮されたデータである。なお、デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG4形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、MPEG2、H.264等の形式である。
そして、データ処理部507は、制御部510から、表示部530に画像を表示させるための表示指示を受信すると、表示指示により指定されたチャンネルのデコードデータに含まれる画像データを、後述するVDP532へ送信する。VDP532は、画像データを受信すると、表示部530に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
また、データ処理部507は、制御部510から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、録画指示により指定されたチャンネルのデコードデータを、録画データとして、記憶部520に記憶させる。この場合の録画データを、以下においては、コンテンツともいう。この場合、録画データには、画像データ、音声データ、テキストデータおよびBMLデータが含まれる。
通信端末装置500は、さらに、VDP532と、VRAM(Video Random Access Memory)536とを備える。
VRAM536は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、VDP532に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部530に表示させる指示である。
制御部510は、記憶部520に記憶されたプログラム180に従って、VDP532に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部530に表示させる指示である。
VDP532は表示部530と接続されている。VDP532は、制御部510からの描画指示に応じて、記憶部520内の後述するプログラム180からフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM536を利用して画像を生成する。そして、VDP532は、VRAM536に記憶された画像データを読出し、表示部530に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
通信端末装置500は、さらに、入力部540と、記録媒体アクセス部550を備える。
制御部510は、入力部540に含まれる、前述した複数のボタンのうち、短押操作または長押操作があったボタンに対応するボタン信号を、入力部540から受信する。制御部510は、受信したボタン信号に応じた処理を行なう。
記録媒体アクセス部550は、記録媒体555が前述の記録媒体挿入部550Aから通信端末装置500に挿入(装着)されると、記録媒体555にデータアクセス可能となる。これにより、記録媒体アクセス部550は、プログラム180が記録された記録媒体555から、プログラム180を読出すことが可能となる。
記録媒体555に記憶されているプログラム180は、制御部510のインストール処理により、記録媒体アクセス部550により読み出され、制御部510が、プログラム180を、記憶部520に記憶させる。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、インストール処理は、制御部510が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、記憶部520には、プログラム180がインストールされていなくてもよい。この場合、制御部510は、記録媒体アクセス部550を介して、記録媒体555に記憶されたプログラム180を読み出して、プログラム180に基づいた所定の処理を行なう。記録媒体555には、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。
記録媒体555は、フロッピー(登録商標)ディスク、CF(Compact Flash(登録商標)) カード、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(Multi Media Card(登録商標))、SD(Secure Digital(登録商標))メモリーカード、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカード(登録商標)および上記以外の不揮発性メモリのいずれであってもよい。
通信端末装置500は、さらに、通信部560と、通信部562とを備える。
通信部560は、制御部510とデータの送受信を行なう。また、通信部560は、映像表示装置600と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。
通信部560は、制御部510とデータの送受信を行なう。また、通信部560は、映像表示装置600と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。
通信部560は、USB(Universal Serial Bus)1.1またはUSB2.0の規格に基づく、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの機能を有する。なお、シリアル転送を行なう通信用インターフェースの規格は、USB1.1またはUSB2.0に限定されることなく他の規格であってもよい。
なお、通信部560は、パラレル転送を行なう通信用インターフェースの機能を有していてもよい。パラレル転送を行なう通信用インターフェースは、たとえば、セントロニクス準拠の規格またはIEEE1284(Institute of Electrical and Electronic Engineers 1284)の規格に準拠したインターフェースである。また、通信部560は、IEEE1394またはSCSI規格に基づく通信用インターフェースの機能を有していてもよい。
また、通信部560は、さらに、無線データ通信機能を有する。無線データ通信機能は、Bluetooth(登録商標)を使用して、無線でデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線データ通信は、Bluetooth(登録商標)を使用した方式に限定されることなく、たとえば、赤外線等を使用した他の通信方式であってもよい。通信部560は、制御部510からの制御指示に応じて、映像表示装置600と無線でデータ通信を行なう。
通信部562は、制御部510と、データの送受信を行なう。通信部562は、無線LANの規格である、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく無線技術を利用してデータ通信を行なう機能を有する。なお、無線技術は、IEEE802.11a、IEEE802.11bおよびIEEE802.11gのいずれかに基づく技術に限定されることはなく、その他の無線技術であってもよい。したがって、通信部562は、無線により、通信部50とデータ通信を行なうことができる。
また、通信部562は、さらに、イーサネット(登録商標)を利用した通信用インターフェースの機能を有する。したがって、通信部562は、たとえば、LANケーブルを介して、通信部50とデータ通信を行なうことができる。
したがって、本実施の形態における通信端末装置500は、ネットワーク70から、通信部50および通信部562を介して、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部520に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180である。
制御部510は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部520に格納されており、ダウンロード処理は、制御部510が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
通信端末装置500は、さらに、アンテナ564と、通信部566とを備える。
アンテナ564は、通信部566と接続されている。通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号を送受信する機能を有する。通信部566は、制御部510により指示された周波数の無線通信信号を、アンテナ564を介して受信する。無線通信信号は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む信号である。
アンテナ564は、通信部566と接続されている。通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号を送受信する機能を有する。通信部566は、制御部510により指示された周波数の無線通信信号を、アンテナ564を介して受信する。無線通信信号は、音声データ、文字データおよび画像データ等を含む信号である。
通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号により、図示しない最寄の基地局と通信を行なう。最寄の基地局は、電話網60と通信を行なうことができる。したがって、通信部566は、アンテナ564を利用して、無線通信信号により、最寄の基地局を介して、電話網60と通信を行なう。通信部566は、無線通信信号を受信した場合、当該無線通信信号を復調し、復調した無線通信信号に基づくデータを、制御部510へ送信する。また、通信部566は、無線通信信号を送信する場合、制御部510からデータ(たとえば、音声データ)を受信し、当該データを、所定のプロトコルに基づいて、無線通信信号に変換する。そして、通信部566は、アンテナ564を利用して、変換した無線通信信号を、図示しない最寄の基地局を介して、電話網60へ送信する。
通信部566は、最寄の基地局と通信を行なうことで、基地局の位置を示す情報(以下、基地局位置情報ともいう)も取得可能である。通信部566は、制御部510からの制御指示に応じて、取得した基地局位置情報を、制御部510へ送信する。制御部510は、受信した基地局位置情報に基づいて、通信端末装置500の位置を大まかに把握することができる。
また、通信部566は、GPS(Global Positioning System)機能を有する。GPS機能とは、人口衛星と通信して、通信端末装置500の位置(緯度、経度、高度等に基づく位置)の情報(以下、GPS位置情報ともいう)を取得する機能である。通信部566は、制御部510からの制御指示に応じて、GPS位置情報を取得し、制御部510へ送信する。
制御部510は、前述した音声出力部570,572、音声入力部574とデータ通信する。
制御部510が、音声データを音声出力部570へ送信すると、音声出力部570は、制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。制御部510が、音声データを音声出力部572へ送信すると、音声出力部572は、制御部510から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
ユーザが音声入力部574に含まれるマイクに対して音声を発すると、音声入力部574は、マイクにより取得した音声を音声データに変換して、音声データを、制御部510へ送信する。
制御部510は、前述したLED576、撮像部578とデータ通信する。LED576は、制御部510からの制御指示に基づいて、光を発する。
撮像部578は、制御部510からの制御指示に基づいて、前述の撮像処理を行ない、撮像画像データを制御部510へ送信する。制御部510は、撮像画像データを受信すると、撮像画像データを、一時記憶部522、記憶部520および記録媒体555のいずれかに記憶させる。
通信端末装置500は、さらに、振動部579を備える。振動部579は、制御部510からの制御指示に基づいて、通信端末装置500を振動させる機能を有する。振動部579は、たとえば、電話の着信、電子メールの受信時に、制御部510からの制御指示に基づいて、通信端末装置500を振動させる。
通信端末装置500は、さらに、RFID580を備える。RFID580は、たとえば、FeliCa(登録商標)などのセキュリティ機能をもったRFID(Radio Frequency Identification)に基づく集積回路で、非接触で図示しない読み取り端末と通信を行う。また、RFID580は、制御部510からの制御指示に基づいて、端末IDなどのデータを出力する。
次に、映像表示装置600について詳細に説明する。
図6は、映像表示装置600の外観を正面から示した図である。図6を参照して、映像表示装置600は、表示部630と、音声出力部670とを備える。
図6は、映像表示装置600の外観を正面から示した図である。図6を参照して、映像表示装置600は、表示部630と、音声出力部670とを備える。
表示部630は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部630は、LCDパネル、CRT(Cathode Ray Tube)、FEDパネル、PDP(Plasma Display Panel)および有機ELディスプレイパネルのいずれかを使用した装置である。なお、表示部630は、上記以外の表示方式のパネルを使用した装置であってもよい。表示部630の解像度は、表示部530の解像度より大きい。たとえば、表示部630の解像度は、PCの画像が表示できる横1366(ドット)×縦768(ドット)の解像度である。なお、表示部630の解像度は、横1366(ドット)×縦768(ドット)に限定されることなく、他の解像度(たとえば、1024×768)であってもよい。表示部630の映像を表示する部分のアスペクト比は16:9である。なお、アスペクト比は16:9に限定されることなく、たとえば、4:3であってもよい。
音声出力部670は、後述する制御部610で行なわれる処理に対応した音声を出力する機能を有する。音声出力部670には、音声を出力するスピーカが含まれる。音声出力部670は、後述する制御部610から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
図7は、映像表示装置600の内部構成を示したブロック図である。なお、図7には、説明のために、記録媒体555Aも示している。記録媒体555Aには、後述するプログラム180Aが記録されている。すなわち、プログラム180Aは、媒体等に記録されてプログラム製品として流通される。また、記録媒体555Aもプログラム製品として流通される。
図7を参照して、映像表示装置600は、さらに、制御部610と、一時記憶部622と、記憶部620とを備える。
記憶部620は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部620は、制御部610によってデータアクセスされる。記憶部620は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部620は、ハードディスクに限定されることなく、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)であればよい。記憶部620には、プログラム180A、後述する録画データ、映像表示装置600を識別するための装置ID、その他の各種データ等が記憶されている。
制御部610は、記憶部620に記憶されたプログラム180Aに従って、映像表示装置600内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部610は、前述の制御部510と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
一時記憶部622は、制御部610によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部622は、前述の一時記憶部522と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
映像表示装置600は、さらに、アンテナ602と、チューナ605と、データ処理部607とを備える。
アンテナ602は、チューナ605と接続されている。チューナ605は、制御部610により指示された周波数の放送信号を、アンテナ602を介して受信する。チューナ605は、ディジタル放送およびアナログ放送に基づく放送信号を受信する機能を有する。
放送信号は、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPGデータを含む。なお、放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、放送信号は、さらに、前述したBMLデータ等が含まれる。チューナ605は、受信した放送信号を、データ処理部607へ送信する。
データ処理部607は、受信した放送信号を復調し、復調データとする。受信した放送信号が、アナログ放送に基づく信号である場合、データ処理部607は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部607は、復調データを、デコード処理し、画像データおよび音声データを取得するとともに、放送信号の垂直帰線区間から、テキストデータ、EPGデータを取得する。
そして、データ処理部607は、制御部610から、表示部630に画像を表示させるための表示指示を受信すると、画像データを、後述するVDP632へ送信する。VDP632は、画像データを受信すると、表示部630に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
また、データ処理部607は、制御部610から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、画像データおよび音声データを圧縮して、録画データとして、記憶部620に記憶させる。録画データは、MPEG2形式で圧縮されたデータである。なお、録画データは、MPEG2形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、H.264等の形式である。
また、受信した放送信号が、ディジタル放送に基づく信号である場合、データ処理部607は、以下の処理を行なう。まず、データ処理部607は、復調データを、ディジタル放送の規格に基づいてデコード処理し、デコードデータにする。デコードデータには、画像データ、音声データ、テキストデータ、EPGデータ、BMLデータが含まれる。デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG2形式で圧縮されたデータである。なお、デコードデータに含まれる、画像データおよび音声データは、MPEG2形式で圧縮されたデータに限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG1、H.264等の形式である。
そして、データ処理部607は、制御部610から、表示部630に画像データを表示させるための表示指示を受信すると、表示指示により指定されたチャンネルのデコードデータに含まれる画像データを、後述するVDP632へ送信する。VDP632は、画像データを受信すると、表示部630に画像データに基づく画像(動画像または静止画像)を表示させる。
以下においては、チューナ605が受信した放送信号に基づく画像であって、かつ、表示部630に表示される画像を、TV画像ともいう。なお、映像表示装置600を操作するための後述するリモコン300に設けられる、“1”〜“12”の数字ボタンの押下操作で、直接、選局可能なTV画像のチャンネルの種類の数は、最大で12個であるとする。当然のことながら、リモコン300に設けられる数字ボタンの数が多ければ多いほど、直接、選局可能なTV画像のチャンネルの種類の数は多くなる。
リモコン300の“1”〜“12”の数字ボタンには、それぞれ、“1”〜“12”のリモコンチャンネル番号が設定される。たとえば、“3”の数字ボタンには、リモコンチャンネル番号“3”が設定される。また、1つのリモコンチャンネル番号には、1つのTV画像のチャンネルを登録可能である。たとえば、リモコンチャンネル番号“1”に対し、TV画像のチャンネル番号“8”が登録されているとする。この場合、リモコン300の“1”の数字ボタンが、ユーザにより押下処理されることにより、リモコン300から、チャンネル番号“8”のTV画像を選局するためのリモコン信号が、映像表示装置600へ送信される。
なお、映像表示装置600は、複数種類のTV画像を同時に、表示部630に表示する機能を有する。また、映像表示装置600は、TV画像と、他の種類の画像とを同時に、表示部630に表示する機能を有する。
また、データ処理部607は、制御部610から、録画処理を行なうための録画指示を受信すると、録画指示により指定されたチャンネルのデコードデータを、録画データとして、記憶部620に記憶させる。この場合の録画データを、以下においては、コンテンツともいう。この場合、録画データには、画像データ、音声データ、テキストデータおよびBMLデータが含まれる。
映像表示装置600は、さらに、VDP632と、VRAM636とを備える。
VRAM636は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
VRAM636は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
制御部610は、記憶部620に記憶されたプログラム180Aに従って、VDP632に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部630に表示させる指示である。
VDP632は表示部630と接続されている。VDP632は、制御部610からの描画指示に応じて、記憶部620内の後述するプログラム180Aからフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM636を利用して画像を生成する。そして、VDP632は、VRAM636に記憶された画像データを読出し、表示部630に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
映像表示装置600は、さらに、入力部640と、記録媒体アクセス部650とを備える。
入力部640は、図示されない複数のボタンを含む。複数のボタンは、映像表示装置600の外部に設けられている。複数のボタンのうち、いずれかのボタンがユーザにより押下操作されると、入力部640は、押下操作されたボタンに対応するボタン信号を、制御部610へ送信する。制御部610は、受信したボタン信号に基づいて、所定の処理を行なう。以下においては、ユーザによる、入力部640のボタン操作を、インターフェース操作Tともいう。
記録媒体アクセス部650は、プログラム180Aが記録された記録媒体555Aから、プログラム180Aを読出す機能を有する。記録媒体555Aに記憶されているプログラム180Aは、制御部610のインストール処理により、記録媒体アクセス部650により読み出され、制御部610が、プログラム180Aを、記憶部620に記憶させる。このインストール処理用プログラムは、予め、記憶部620に格納されており、インストール処理は、制御部610が、インストール処理用プログラムに基づいて行なう。
なお、記憶部620には、プログラム180Aがインストールされていなくてもよい。この場合、制御部610は、記録媒体アクセス部650を介して、記録媒体555Aに記憶されたプログラム180Aを読み出して、プログラム180Aに基づいた所定の処理を行なう。記録媒体555Aには、さらに、コンテンツデータ等も記録されている。コンテンツデータは、たとえば、音楽データ、動画像データ等である。
記録媒体555Aは、Blu-ray Disc(登録商標)、HD−DVD(High-Definition Digital Versatile Disc)(登録商標)、DVD−ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)、DVD−R(Digital Versatile Disk Recordable)、DVD−RAM(Digital Versatile Disk Random Access Memory)、DVD+RW(Digital Versatile Disk Re-Writable)、DVD−RW、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto Optical Disk)、フロッピー(登録商標)ディスク、CFカード(登録商標)、SM(Smart Media(登録商標))、MMC(登録商標)、SDメモリーカード(登録商標)、メモリースティック(登録商標)、xDピクチャーカード、USBメモリ、磁気テープおよび上記以外の不揮発性メモリのいずれであってもよい。
映像表示装置600は、さらに、通信部660と、通信部662とを備える。
通信部660は、制御部610とデータの送受信を行なう。また、通信部660は、通信端末装置500と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。なお、通信部660は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
通信部660は、制御部610とデータの送受信を行なう。また、通信部660は、通信端末装置500と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。なお、通信部660は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
通信部662は、制御部610と、データの送受信を行なう。通信部662は、前述の通信部562と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。したがって、通信部662は、無線により、通信部50とデータ通信を行なうことができる。また、通信部662は、たとえば、LANケーブルを介して、通信部50とデータ通信を行なうことができる。
したがって、本実施の形態における映像表示装置600は、ネットワーク70から、通信部50および通信部662を介して、プログラムのダウンロード処理を行ない、記憶部620に格納することもできる。この場合、当該ダウンロードしたプログラムは、プログラム180Aである。
制御部610は、ネットワーク70からダウンロードしたプログラム(プログラム180A)に従って、所定の処理を行なう。このダウンロード用プログラムは、予め、記憶部620に格納されており、ダウンロード処理は、制御部610が、ダウンロード用プログラムに基づいて行なう。
映像表示装置600は、さらに、リモコン信号受信部680を備える。リモコン信号受信部680は、リモコン(リモートコントローラー)300から出力される、映像表示装置600を操作するためのリモコン信号を受信する機能を有する。リモコン信号受信部680は、受信したリモコン信号を制御部610へ送信する。制御部610は、受信したリモコン信号に応じて、対応する処理を行なう。なお、リモコン300には、前述したように、TV画像を選局するための“1”〜“12”の数字ボタンが設けられる。以下においては、ユーザによる、リモコン300の操作も、インターフェース操作Tともいう。
なお、前述した通信端末装置500がリモコン300の機能を有することも想定でき、通信端末装置500、リモコン300は、2つが存在する場合、および一方のみしか存在しない場合なども想定できる。
制御部610は、前述した音声出力部670とデータ通信する。制御部610が、音声データを音声出力部670へ送信すると、音声出力部670は、制御部610から受信した音声データに基づく音声をスピーカから出力する。
図8は、サービスサーバ800Aの内部構成を示したブロック図である。図8を参照して、サービスサーバ800Aは、表示部830と、制御部810と、一時記憶部822と、記憶部820とを備える。
表示部830は、文字や画像等を表示する機能を有する。表示部830は、前述の表示部630と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
記憶部820は、データを不揮発的に記憶する機能を有する。記憶部820は、制御部810によってデータアクセスされる。記憶部820は、大容量のデータを記憶可能なハードディスクである。なお、記憶部820は、ハードディスクに限定されることなく、電源を供給されなくてもデータを不揮発的に保持可能な媒体(たとえば、フラッシュメモリ)であればよい。記憶部820には、プログラム180B、録画データ、コンテンツデータ、その他の各種データ等が記憶されている。
制御部810は、記憶部820に記憶されたプログラム180Bに従って、サービスサーバ800A内の各部に対する各種処理や、演算処理等を行なう機能を有する。制御部810は、前述の制御部510と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
一時記憶部822は、制御部810によってデータアクセスされ、一時的にデータを記憶するワークメモリとして使用される。一時記憶部822は、前述の一時記憶部522と同様なものであるので詳細な説明は繰り返さない。
サービスサーバ800Aは、さらに、VDP832と、VRAM836とを備える。
VRAM836は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
VRAM836は、画像データを一時的に記憶する機能を有する。
制御部810は、記憶部820に記憶されたプログラム180Bに従って、VDP832に対し、描画指示を出す。描画指示とは、画像を生成し、当該画像を表示部830に表示させる指示である。
VDP832は表示部830と接続されている。VDP832は、制御部810からの描画指示に応じて、記憶部520内の後述するプログラム180Bからフォントデータ、図形データ等を読出し、VRAM836を利用して画像を生成する。そして、VDP832は、VRAM836に記憶された画像データを読出し、表示部830に、当該画像データに基づく画像を表示させる。
サービスサーバ800Aは、さらに、入力部840を備える。
入力部840には、マウス842と、キーボード844とが接続されている。ユーザは、マウス842またはキーボード844を利用して、サービスサーバ800Aに指示を与える。マウス842またはキーボード844からの入力指示は、入力部840を介して制御部810へ送信される。制御部810は、入力部840からの入力指示に基づいて所定の処理を行なう。
入力部840には、マウス842と、キーボード844とが接続されている。ユーザは、マウス842またはキーボード844を利用して、サービスサーバ800Aに指示を与える。マウス842またはキーボード844からの入力指示は、入力部840を介して制御部810へ送信される。制御部810は、入力部840からの入力指示に基づいて所定の処理を行なう。
サービスサーバ800Aは、さらに、通信部860と、通信部862とを備える。
通信部860は、制御部810とデータの送受信を行なう。また、通信部860は、図示しない他の装置と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。なお、通信部860は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
通信部860は、制御部810とデータの送受信を行なう。また、通信部860は、図示しない他の装置と有線または無線で、データの送受信を行なう機能を有する。なお、通信部860は、前述の通信部560と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。
通信部862は、制御部810と、データの送受信を行なう。通信部862は、前述の通信部562と同様な構成および機能を有するので詳細な説明は繰り返さない。したがって、通信部862は、無線により、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。また、通信部862は、たとえば、LANケーブルを介して、ネットワーク70とデータ通信を行なうことができる。
なお、検索サーバ800SおよびWebサーバ800Wの各々も、前述したサービスサーバ800Aと同様な構成を有するので詳細な説明は繰り返さない。
次に、通信端末装置500を、映像表示装置600を操作するためのリモコン(以下、表示装置リモコンともいう)として使用するための処理について説明する。インターフェース操作Mにより、制御部510がプログラム180のリモコンプログラムを実行すると、通信端末装置500を、表示装置リモコンとして使用することが可能となる。この場合、表示部530には、以下のリモコン画像MG100が表示される。
図9は、一例としてのリモコン画像MG100を示す図である。図9を参照して、リモコン画像MG100には、ボタン画像MBG110,MBG120,MBG130が配置される。
ボタン画像MBG110,MBG120,MBG130の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、制御部510が、後述の対応するリモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG110は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、電源リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。ここで、映像表示装置600は、待機モードを有する。待機モードとは、表示部630に画像を表示させるための電源がオフであるために、表示部630が画像を表示できない状態であって、主電源がオフでない状態である。すなわち、待機モードとは、表示部630に画像が表示されていない状態であって、主電源がオフでない状態である。以下においては、表示部630に画像を表示させるための電源を画像表示電源ともいう。
したがって、映像表示装置600が待機モードの場合、電源リモコン信号を受信することにより、画像表示電源がオンされることにより、表示部630に画像を表示させることができる。なお、以下においては、画像表示電源がオンの状態の映像表示装置600を通常モードともいう。すなわち、電源リモコン信号は、映像表示装置600において、待機モードと、通常モードとを切替えるためのリモコン信号である。
ボタン画像MBG120は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、番組表表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。番組表表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、後述する番組表画像を表示させるためのリモコン信号である。
ボタン画像MBG130は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、メニュー表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。メニュー表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、後述するメニュー画像を表示させるためのリモコン信号である。
リモコン画像MG100には、さらに、ボタン画像MBG142,MBG144,MBG152,MBG154が配置される。ボタン画像MBG142,MBG144,MBG152,MBG154の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、制御部510が、後述の対応するリモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG142は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、音量アップリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。音量アップリモコン信号は、映像表示装置600の音声出力部670から出力される音声を大きくさせるためのリモコン信号である。ボタン画像MBG144は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、音量ダウンリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。音量ダウンリモコン信号は、映像表示装置600の音声出力部670から出力される音声を小さくさせるためのリモコン信号である。
ボタン画像MBG152は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、チャンネルプラスリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。チャンネルプラスリモコン信号は、映像表示装置600の表示部630にTV画像が表示されている場合に、前述のリモコンチャンネル番号を1インクリメントさせるためのリモコン信号である。なお、リモコンチャンネル番号が“12”の場合に、上記の1インクリメントされる処理が行われた場合、リモコンチャンネル番号は、“1”になる。
ボタン画像MBG154は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、チャンネルマイナスリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。チャンネルマイナスリモコン信号は、映像表示装置600の表示部630にTV画像が表示されている場合に、前述のリモコンチャンネル番号を1デクリメントさせるためのリモコン信号である。なお、リモコンチャンネル番号が“1”の場合に、上記の1デクリメントされる処理が行われた場合、リモコンチャンネル番号は、“12”になる。
リモコン画像MG100には、さらに、ボタン画像MBG170,MBG180が配置される。ボタン画像MBG170,MBG180の各々は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、制御部510が、後述の対応するリモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。
ボタン画像MBG170は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、設定画像表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。設定画像表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、後述する設定画像を表示させるためのリモコン信号である。ボタン画像MBG180は、インターフェース操作Mにより、押下処理されることで、詳細リモコン画像表示リモコン信号を、映像表示装置600へ送信するためのボタン画像である。詳細リモコン画像表示リモコン信号は、映像表示装置600の表示部630に、詳細リモコン画像を表示させるためのリモコン信号である。詳細リモコン画像とは、映像表示装置600に対し頻繁に使用されるリモコン信号以外のリモコン信号を、映像表示装置600へ送信するための画像である。
以下においては、通信端末装置500が、映像表示装置600へリモコン信号を送信することで映像表示装置600を操作可能な場合における、通信端末装置500の動作モードを、リモコンモードともいう。
次に、映像表示装置600が、サービスサーバ800Aからコンテンツを受信するための処理(以下、コンテンツ取扱い処理ともいう)について説明する。なお、映像表示装置600は、待機モードであるとする。前述したように、待機モードとは、表示部630に画像が表示されていない状態であって、主電源がオフでない状態である。映像表示装置600は、待機モードであっても、通信部50とデータ通信可能であるとし、以下の処理を行なう。
図10は、コンテンツ取扱い処理のフローチャートである。図10では、通信端末装置500、映像表示装置600、サービスサーバ800Aの各々において行なわれる処理を示す。なお、コンテンツ取扱い処理が行なわれる前に、通信端末装置500の表示部530には、以下の待ち受け画像MG200が表示されているとする。
図11は、一例としての待ち受け画像MG200を示す図である。図11を参照して、待ち受け画像MG200は、日時を表示した画像である。なお、待ち受け画像MG200は、日時に限定されることなく、他の情報を表示した画像であってもよい。
再び、図10を参照して、映像表示装置600では、まず、ステップS120の処理が行なわれる。
ステップS120では、接続信号送信処理が行なわれる。接続信号送信処理では、制御部610が、無線データ通信機能により接続信号を送信する。無線データ通信機能は、一例として、ブルートゥース(登録商標)を使用した通信機能であるとする。接続信号には、映像表示装置600の装置IDが含まれる。ここで、装置IDとは、装置を識別するための情報(以下、装置識別情報ともいう)である。映像表示装置600の装置IDは、一例として、“11TA”であるとする。上記処理により送信される接続信号は、映像表示装置600の設置位置から、一例として、半径10メートルの範囲内まで到達するものとする。すなわち、上記処理により、映像表示装置600の設置位置から、一例として、半径10メートルの範囲(以下、接続信号受信可能範囲ともいう)内にある装置は、接続信号を受信可能であるとする。ここで、通信端末装置500は、電源がオン状態であり、かつ、接続信号受信可能範囲内にあるとする。その後、このステップS120の処理は終了する。
通信端末装置500では、まず、ステップS110の処理が行なわれる。
ステップS110では、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であるか否かを判定する。具体的には、制御部510が、接続信号を受信したか否かを判定する。ステップS110において、YESならば、ステップS111に進む。一方、ステップS110において、NOならば、再度、ステップS110の処理が行なわれる。ここでは、接続信号を受信したとして、ステップS111に進む。ステップS110において、YESと判定される場合は、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であると判定した場合である。
ステップS110では、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であるか否かを判定する。具体的には、制御部510が、接続信号を受信したか否かを判定する。ステップS110において、YESならば、ステップS111に進む。一方、ステップS110において、NOならば、再度、ステップS110の処理が行なわれる。ここでは、接続信号を受信したとして、ステップS111に進む。ステップS110において、YESと判定される場合は、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であると判定した場合である。
ステップS111では、制御部510が、無線データ通信機能により接続確立信号を、接続信号を送信した映像表示装置600へ送信する。接続確立信号には、受信した接続信号に含まれる装置ID(“11TA”)と、通信端末装置500の装置IDとが含まれる。通信端末装置500の装置IDは、一例として、“11MA”であるとする。そして、制御部510は、LED576に、たとえば、青色の光を発光させる。青色の光は、たとえば、映像表示装置600とデータ通信可能である状態を示す。その後、ステップS111の処理は終了する。本実施の形態では、LEDにより通信状態を表現しているが、通信状態の表現は、LEDに限定されるものではない。たとえば、通信端末装置500の表示部530が表示している画像内の一部に通信状態を表示することにより、通信状態が表現されてもよい。
映像表示装置600では、ステップS120の処理が終了すると、ステップS121に進む。
ステップS121では、制御部610が、自装置の装置IDを含む接続確立信号を受信したか否かを判定する。ステップS121において、YESならば、ステップS122に進む。一方、ステップS121において、NOならば、所定時間(たとえば、10秒)、処理を停止した後、再度、ステップS120の処理が行なわれる。すなわち、制御部610は、接続確立信号を受信するまで、所定時間間隔で、接続信号受信可能範囲内の装置へ接続信号を送信する。ここでは、自装置の装置ID(“11TA”)と、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)とを含む接続確立信号を受信したとして、ステップS122に進む。
ステップS122では、制御部610が、受信した接続確立信号に含まれる、自装置の装置IDでない装置IDに対応する操作情報データを、記憶部620から読出し、接続確立信号に含まれる自装置の装置IDでない装置IDの装置へ送信する。なお、送信される操作情報データには、送信先の装置の装置IDと、自装置の装置IDとが付加される。そして、ステップS122の処理は終了する。操作情報データは、映像表示装置600を操作するための情報を含むデータである。
記憶部620には、複数種類の装置にそれぞれ対応する複数の操作情報データが予め記憶されている。複数の操作情報データの各々は、対応する装置が有するボタンの数、タッチパネル機能の有無等の情報に基づいて、対応する装置が、映像表示装置600を操作するために使用するデータである。
ここで、受信した接続確立信号に含まれる自装置の装置IDでない装置IDは、“11MA”である。装置ID(“11MA”)の装置は、通信端末装置500である。装置ID“11MA”に対応する操作情報データは、以下の操作情報データD100であるとする。したがって、送信先の装置の装置ID(“11MA”)と、自装置の装置ID(“11TA”)とが付加された、以下の操作情報データD100が、通信端末装置500へ送信される。
図12は、一例としての操作情報データD100を示す図である。図12を参照して、操作情報データD100において、「操作部名」とは、通信端末装置500の操作部の名称である。通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541Dの操作部名は、それぞれ、「上方向ボタン」、「下方向ボタン」、「左方向ボタン」、「右方向ボタン」であるとする。また、通信端末装置500の決定ボタン541Eの操作部名は、「決定ボタン」であるとする。
また、通信端末装置500の機能ボタン542A,542B,543A,543Bの操作部名は、それぞれ、「機能1ボタン」、「機能2ボタン」、「機能3ボタン」、「機能4ボタン」であるとする。通信端末装置500の表示部530の操作部名は、「タッチパネル」であるとする。
操作情報データD100において、「操作可否情報」とは、通信端末装置500において、対応する操作部名の操作部を操作することにより、映像表示装置600を操作可能であるか否かを示す情報である。操作情報データD100において、丸に対応する操作部名の操作部は、操作することにより、映像表示装置600を操作可能であることを示す。一方、「×」に対応する操作部名の操作部は、操作することにより、映像表示装置600を操作不可能であることを示す。したがって、操作情報データD100は、通信端末装置500の表示部530のタッチパネル機能を使用して、映像表示装置600を操作不可能であることを示す。この場合、制御部510は、表示部530のタッチ操作により、通信端末装置500(自装置)の操作を行なう。
通信端末装置500の制御部510は、受信した操作情報データD100において、操作可能であると示されたボタンが押下操作された場合にのみ、押下操作されたボタンに対応するリモコン信号を生成し、生成したリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。
したがって、通信端末装置500は、方向ボタン541A,541B,541C,541D、決定ボタン541E、機能ボタン542A,542B,543A,543Bのいずれかの押下操作により、映像表示装置600を操作することができる。また、通信端末装置500は、表示部530のタッチ操作により、通信端末装置500(自装置)の操作を行なうことができる。
すなわち、映像表示装置600の操作および自装置の操作を、通信端末装置500において、異なる複数の操作部でそれぞれ行なう。そのため、通信端末装置500において、映像表示装置600の操作および自装置の操作を迅速に行なうことができる。
再び、図10を参照して、通信端末装置500では、ステップS111の処理の後、ステップS112に進む。
ステップS112では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された操作情報データを受信したか否かを判定する。ステップS112において、YESならば、ステップS113に進む。一方、ステップS112において、NOならば、再度、ステップS112の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)と、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)とが付加された操作情報データD100を受信したとして、ステップS113に進む。そして、ステップS112の処理は終了する。
ステップS113では、制御部510が、通信端末装置500をリモコンモードに設定する。また、制御部510は、受信した操作情報データD100を、記憶部520に記憶させる。そして、制御部510は、VDP532を利用して、以下のメッセージ画像MG300を生成し、メッセージ画像MG300を表示部530に表示する。
また、制御部510は、LED576に、たとえば、赤色の光を発光させる。赤色の光は、たとえば、通信端末装置500が、映像表示装置600を操作可能な状態であることを示す。
したがって、ユーザは、LED576の光の色により、通信端末装置500の操作により、映像表示装置600を操作できるか否か容易に認識することができる。そして、ステップS113の処理は終了する。
図13は、一例としてのメッセージ画像MG300を示す図である。図13を参照して、メッセージ画像MG300には、一例として、「電源ボタンの押下操作により、映像表示装置の電源をオン、オフできます。」というメッセージが表示される。ここで、電源ボタンとは、通信端末装置500の機能ボタン543Bのことを示す。
再び、図10を参照して、ステップS113の処理の後、ステップS114に進む。
ステップS114では、制御部510が、電源オン操作があるか否かを判定する。電源オン操作とは、通信端末装置500がリモコンモードである場合に、電源ボタンとしての機能ボタン543Bを押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS114において、YESならば、ステップS115に進む。一方、ステップS114において、NOならば、再度、ステップS114の処理が行なわれる。ここでは、電源オン操作があったとして、ステップS115に進む。
ステップS114では、制御部510が、電源オン操作があるか否かを判定する。電源オン操作とは、通信端末装置500がリモコンモードである場合に、電源ボタンとしての機能ボタン543Bを押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS114において、YESならば、ステップS115に進む。一方、ステップS114において、NOならば、再度、ステップS114の処理が行なわれる。ここでは、電源オン操作があったとして、ステップS115に進む。
ステップS115では、制御部510が、電源リモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、このステップS115の処理は終了する。
映像表示装置600では、ステップS122の処理が終了すると、ステップS123に進む。
ステップS123では、制御部610が、電源リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS123において、YESならば、ステップS124に進む。一方、ステップS123において、NOならば、再度、ステップS123の処理が行なわれる。
ステップS124では、リスト取得処理が行なわれる。リスト取得処理では、まず、制御部610が、前述の画像表示電源をオンにさせ、映像表示装置600を通常モードにする。これにより、表示部630に画像が表示可能となる。そして、制御部610が、通信部662を利用して、サービスサーバ800Aから取得可能なコンテンツのリストを取得するためのリスト取得要求を、サービスサーバ800Aへ送信する。
サービスサーバ800Aでは、まず、ステップS140の処理が行なわれる。
ステップS140では、制御部810が、リスト取得要求を受信したか否かを判定する。ステップS140において、YESならば、ステップS141に進む。一方、ステップS140において、NOならば、再度、ステップS140の処理が行なわれる。
ステップS140では、制御部810が、リスト取得要求を受信したか否かを判定する。ステップS140において、YESならば、ステップS141に進む。一方、ステップS140において、NOならば、再度、ステップS140の処理が行なわれる。
ステップS141では、制御部810が、リスト取得要求を送信した装置に対し、配信可能なコンテンツのリストのデータである、以下のリストデータD200を送信する。その後,ステップS141の処理は終了する。
図14は、一例としてのリストデータD200を示す図である。図14を参照して、リストデータD200は、複数のコンテンツ情報から構成される。「管理番号」とは、複数のコンテンツ情報の各々を管理するための番号である。「ID番号」とは、コンテンツを識別するための番号である。「タイトル」とは、対応するコンテンツのタイトルを示す。「ジャンル」とは、対応するコンテンツのジャンルを示す。「出演者」とは、対応するコンテンツの出演者である。なお、コンテンツ情報に含まれる情報は、上記の情報に限定されることなく、たとえば、対応するコンテンツに関連する情報を参照するためのURL(以下、関連情報参照URLともいう)が含まれていてもよい。
再び、図10を参照して、映像表示装置600では、ステップS124のリスト取得処理において、制御部610が、リストデータD200を受信する。制御部610は、リストデータD200を受信すると、記憶部620にリストデータD200を記憶させる。そして、制御部610が、リストデータD200に基づいて、VDP632を利用して、以下のリスト画像G200を生成し、生成したリスト画像G200を表示部630に表示させる。その後、ステップS124の処理は終了する。
図15は、一例としてのリスト画像G200を示す図である。図15を参照して、リスト画像G200には、ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219,BG220,BG221,BG222が配置される。ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219,BG220,BG221,BG222の各々には、コンテンツのタイトルが表示される。
ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219,BG220,BG221,BG222の各々は、押下処理されることにより、対応するコンテンツを、サービスサーバ800Aから取得するためのボタン画像である。
また、リスト画像G200には、選択枠SR250が、一例として、ボタン画像BG215を囲むように配置される。選択枠SR250に囲まれているボタン画像は、選択状態のボタン画像である。なお、初期状態の選択枠SR250の配置位置は、ボタン画像BG215を囲む位置に限定されることなく、他のボタン画像を囲む位置であってもよい。
また、リスト画像G200には、操作ガイダンス画像G270が配置される。操作ガイダンス画像G270には、映像表示装置600を、通信端末装置500により操作するための操作ガイダンス情報が表示される。操作ガイダンス情報は、一例として、「方向ボタンの押下処理により、再生するコンテンツを選択できます。決定ボタンの押下処理により、選択状態のコンテンツを再生します。」というメッセージ情報である。
ここで、方向ボタンとは、通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541Dである。決定ボタンとは、通信端末装置500の決定ボタン541Eである。なお、操作ガイダンス情報に含まれる「方向ボタン」および「決定ボタン」という文字列は、アイコン等の画像であってもよい。たとえば、方向ボタン541A,541B,541C,541Dは、それぞれ、上,下,左,右の方向を示す矢印のマークのアイコンによって示されてもよい。
なお、リスト画像G200は、EPGデータに基づいて生成された電子番組表が表示された画像であってもよい。この場合、ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219,BG220,BG221,BG222の各々は、コンテンツとしての番組の動画像を取得するためのボタン画像となる。この場合、ボタン画像BG211〜BG222は、それぞれ、たとえば、1〜12チャンネルの放送番組を取得するためのボタン画像となる。
再び、図10を参照して、ステップS115の処理の後、ステップS117に進む。
ステップS117では、制御部510が、操作対応処理Mを実行する。操作対応処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理における通信端末装置500の処理は終了する。
ステップS117では、制御部510が、操作対応処理Mを実行する。操作対応処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理における通信端末装置500の処理は終了する。
映像表示装置600では、ステップS124の処理の後、ステップS127に進む。
ステップS127では、制御部610が、操作対応処理Tを実行する。操作対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理における映像表示装置600の処理は終了する。
ステップS127では、制御部610が、操作対応処理Tを実行する。操作対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理における映像表示装置600の処理は終了する。
サービスサーバ800Aでは、ステップS141の処理の後、ステップS147に進む。
ステップS147では、制御部810が、処理Sを実行する。処理Sは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理におけるサービスサーバ800Aの処理は終了する。
図16は、操作対応処理M、操作対応処理Tおよび処理Sのフローチャートである。図16を参照して、通信端末装置500が行なう操作対応処理Mでは、まず、ステップS210の処理が行なわれる。
ステップS210では、制御部510が、後述する操作判定処理を実行する。操作判定処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS210の処理は終了する。
映像表示装置600が行なう操作対応処理Tでは、まず、ステップS220の処理が行なわれる。
ステップS220では、制御部610が、通信端末装置500から送信されたリモコン信号に対応する処理を行なうための制御信号対応処理を実行する。制御信号対応処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。そして、ステップS220の処理は終了する。
図17は、操作判定処理および制御信号対応処理のフローチャートである。図17を参照して、通信端末装置500が行なう操作判定処理では、まず、ステップS11の処理が行なわれる。
ステップS11では、制御部510が、表示部530に対するタッチ操作があるか否かを判定する。タッチ操作とは、表示部530に表示されている画像内のハイパーリンク文字列またはボタン画像等を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS11において、YESならば、ステップS12に進む。一方、ステップS11において、NOならば、ステップS15に進む。
ステップS12では、タッチ操作対応処理が行なわれる。タッチ操作対応処理では、タッチ操作に基づく処理が行なわれる。タッチ操作が、たとえば、表示部530に表示されている画像内のハイパーリンク文字列に対するタッチ操作である場合、制御部510は、ハイパーリンク文字列に関連付けられたURLにアクセスし、当該URLにより特定されるWebページのデータを取得する。そして、制御部510は、取得したWebページのデータに基づく、Webページの情報を表示した画像を、表示部530に表示させる。タッチ操作対応処理が終了すると、ステップS15に進む。
ステップS15では、制御部510が、ボタン操作があるか否かを判定する。ボタン操作とは、通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541D、決定ボタン541E、機能ボタン542A,542B,543A,543Bのいずれかのボタンを押下する操作である。ステップS15において、YESならば、ステップS16に進む。一方、ステップS15において、NOならば、再度、ステップS11の処理が行なわれる。
ステップS16では、制御部510が、通信部560を利用して、制御信号としてのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。ボタン操作が、たとえば、方向ボタン541Bを押下する操作である場合、送信されるリモコン信号は、方向ボタン541Bの名称である「下方向ボタン」の情報を含んだリモコン信号となる。ステップS16の処理が終了すると、再度、ステップS11の処理が行なわれる。
映像表示装置600が行なう制御信号対応処理では、まず、ステップS21の処理が行なわれる。
ステップS21では、制御部610が、制御信号としてのリモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS21において、YESならば、ステップS22に進む。一方、ステップS21において、NOならば、再度、ステップS21の処理が行なわれる。ここでは、一例として、方向ボタン541Bの名称である「下方向ボタン」の情報を含んだリモコン信号を受信したとする。
ステップS22では、制御信号対応処理が行なわれる。制御信号対応処理では、制御部610が、受信したリモコン信号に応じた処理を行なう。たとえば、表示部630に、図15のリスト画像G200が表示されており、選択枠SR250が、ボタン画像BG215を囲む位置に配置されている場合、制御部610は、選択枠SR250を、ボタン画像BG218を囲む位置に移動させた画像を、表示部630に表示させる。すなわち、ボタン画像BG218を選択状態とする。制御信号対応処理が終了すると、再度、ステップS21の処理が行なわれる。
再び、図16を参照して、映像表示装置600が行なう操作対応処理Tでは、ステップS220の処理の後、ステップS221の処理が行なわれる。
ステップS221では、制御部610が、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)を付加した選択コンテンツ情報を、通信端末装置500へ送信する。選択コンテンツ情報とは、表示部630に表示されているリスト画像G200において、選択状態のボタン画像に対応するコンテンツの関連情報である。リスト画像G200において、たとえば、ボタン画像BG215が選択状態である場合、図14のリストデータD200における管理番号“5”のコンテンツ情報に含まれる、「タイトル」、「ジャンル」、「出演者」等の情報を含む情報が、選択コンテンツ情報となる。そして、ステップS221の処理は終了する。
なお、選択状態のボタン画像は、通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541Dの操作により変化する。具体的には、通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541Dの操作があると、前述した図17のステップS16の処理により、対応するリモコン信号が、映像表示装置600へ送信される。映像表示装置600の制御部610は、VDP632を利用して、受信したリモコン信号に基づいて、選択枠SR250を、上,下,左,右のいずれかに移動させた状態の画像を生成する。この場合、制御部610が受信したリモコン信号は、映像表示装置600を操作するための制御信号である。
通信端末装置500が行なう操作対応処理Mでは、ステップS220の処理の後、ステップS211の処理が行なわれる。
ステップS211では、選択コンテンツ情報受信処理が行なわれる。選択コンテンツ情報受信処理では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された選択コンテンツ情報を受信し、受信した選択コンテンツ情報を、記憶部520に記憶させる。
そして、制御部510は、VDP532を利用して、選択コンテンツ情報に基づいた、以下のコンテンツ情報画像MG400を生成し、コンテンツ情報画像MG400を、表示部530に表示させる。なお、選択コンテンツ情報は、一例として、図14のリストデータD200における管理番号“5”に対応する情報であるとする。なお、選択コンテンツ情報には、前述した関連情報参照URLも含まれるとする。その後、ステップS211の処理は終了する。
なお、制御部510は、受信した選択コンテンツ情報に自装置の装置IDが付加されていない場合は、自装置の装置IDが付加された選択コンテンツ情報を受信するまで、ステップS211の処理を繰り返す。
図18は、一例としてのコンテンツ情報画像MG400を示す図である。図18を参照して、コンテンツ情報画像MG400には、選択コンテンツ情報に含まれる「タイトル」、「ジャンル」、「出演者」等の情報が表示される。また、コンテンツ情報画像MG400には、選択コンテンツ情報に含まれる関連情報参照URLと関連付けられたハイパーリンク文字列(たとえば、「詳細はこちら」という文字列)が表示される。ユーザは、表示部530に表示されている、「詳細はこちら」というハイパーリンク文字列をタッチ操作することで、関連情報参照URLにより特定されるWebページの情報を参照することができる。
なお、コンテンツ情報画像MG400に表示される情報が、1つの画面内に収まらない場合は、コンテンツ情報画像MG400に、情報をスクロール表示させるためのスクロールバーを表示させてもよい。
再び、図16を参照して、ステップS211の処理が終了すると、ステップS212に進む。
ステップS212では、制御部510が、コンテンツ取得操作があるか否かを判定する。コンテンツ取得操作とは、サービスサーバ800Aからコンテンツを受信するための操作である。具体的には、コンテンツ取得操作は、図15のリスト画像G200に表示される、ボタン画像BG211,BG212,BG213,BG214,BG215,BG216,BG217,BG218,BG219,BG220,BG221,BG222のうち、ボタン画像が選択状態となっているときに、決定ボタン541Eを押下処理する操作である。
ステップS212において、YESならば、ステップS213に進む。一方、ステップS212において、NOならば、再度、ステップS212の処理が行なわれる。ここでは、一例として、ボタン画像BG215が選択状態であるときに、コンテンツ取得操作があったとして、ステップS213に進む。以下においては、コンテンツ取得操作により、サービスサーバ800Aに対し、取得要求されるコンテンツを取得要求コンテンツという。この場合、タイトルが「Fドラマ」であるコンテンツが取得要求コンテンツとなる。
ステップS213では、制御部510が、コンテンツ取得要求としてのコンテンツ取得リモコン信号を、通信部560を利用して、映像表示装置600へ送信する。そして、このステップS213の処理は終了する。この場合、コンテンツ取得リモコン信号は、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツをサービスサーバ800Aから受信するためのリモコン信号である。
映像表示装置600では、ステップS221の処理の後、ステップS222に進む。
ステップS222では、制御部610が、コンテンツ取得要求としてのコンテンツ取得リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS222において、YESならば、ステップS223に進む。一方、ステップS222において、NOならば、再度、ステップS222の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツ取得要求としての、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツを受信するためのコンテンツ取得リモコン信号を受信したとして、ステップS223に進む。この場合、コンテンツ取得リモコン信号は、通信端末装置500が映像表示装置600を操作するための制御信号である。
ステップS222では、制御部610が、コンテンツ取得要求としてのコンテンツ取得リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS222において、YESならば、ステップS223に進む。一方、ステップS222において、NOならば、再度、ステップS222の処理が行なわれる。ここでは、コンテンツ取得要求としての、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツを受信するためのコンテンツ取得リモコン信号を受信したとして、ステップS223に進む。この場合、コンテンツ取得リモコン信号は、通信端末装置500が映像表示装置600を操作するための制御信号である。
ステップS223では、制御部610が、通信部662を利用して、サービスサーバ800Aから、受信したコンテンツ取得リモコン信号が特定するコンテンツを取得するためのコンテンツ取得要求Aを、サービスサーバ800Aへ送信する。その後、ステップS223の処理は終了する。コンテンツ取得要求Aには、取得要求コンテンツを特定するためのID番号が含まれる。ここでは、コンテンツ取得要求Aには、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツを特定するためのID番号「1238」(図14参照)が含まれているとする。
処理Sでは、まず、ステップS242の処理が行なわれる。
ステップS242では、制御部810が、コンテンツ取得要求Aを受信したか否かを判定する。ステップS242において、YESならば、ステップS243に進む。一方、ステップS242において、NOならば、再度、ステップS242の処理が行なわれる。
ステップS242では、制御部810が、コンテンツ取得要求Aを受信したか否かを判定する。ステップS242において、YESならば、ステップS243に進む。一方、ステップS242において、NOならば、再度、ステップS242の処理が行なわれる。
ステップS243では、コンテンツ配信処理が行なわれる。コンテンツ配信処理では、制御部810が、取得要求コンテンツを、コンテンツ取得要求Aを送信した映像表示装置600へストリーミング配信する処理を開始する。なお、取得要求コンテンツは、放送電波として、映像表示装置600へされてもよい。
ここで、取得要求コンテンツは、MPEG2−TS(Transport Stream)形式で圧縮された動画像データであるとする。なお、動画像データの圧縮形式は、MPEG2−TS形式に限定されることなく、他の形式で圧縮されたデータであってもよい。ここで、他の形式とは、たとえば、MPEG2、H.264等の形式である。また、取得要求コンテンツは、タイトルが「Fドラマ」の動画像データであるとする。なお、取得要求コンテンツは、ストリーミング配信ではなく、映像表示装置600が、取得要求コンテンツをダウンロード可能なように送信されてもよい。
取得要求コンテンツの配信が終了すると、ステップS243の処理は終了し、再度、ステップS242の処理が行なわれる。なお、取得要求コンテンツには、以下のメタデータが含まれる。すなわち、メタデータは、取得要求コンテンツに対応するデータである。取得要求コンテンツが、タイトルが「Fドラマ」の動画像データである場合、当該メタデータは、以下のメタデータD300であるとする。
図19は、一例としてのメタデータD300を示す図である。図19を参照して、メタデータD300には、関連情報が含まれる。関連情報は、対応する取得要求コンテンツに関連する情報である。また、メタデータD300には、対応する取得要求コンテンツに関連する情報を参照するためのURL(以下、要求コンテンツ関連情報参照URLともいう)が含まれる。
再び、図16を参照して、映像表示装置600では、ステップS223の処理の後、ステップS224に進む。
ステップS224では、制御部610が、コンテンツ表示処理を実行する。コンテンツ表示処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、ステップS225に進む。
コンテンツ表示処理では、制御部610が、VDP632を利用して、取得要求コンテンツをサービスサーバ800Aから受信しながら、取得要求コンテンツの再生(復号化)を行ない、取得要求コンテンツに基づく画像(以下、コンテンツ画像ともいう)を、表示部630に表示するストリーミング再生表示処理が行なわれる。この場合、表示部630には、以下のコンテンツ表示画像G300が表示される。
図20は、一例としてのコンテンツ表示画像G300を示す図である。図20を参照して、コンテンツ表示画像G300には、取得要求コンテンツに基づくコンテンツ画像が表示される。また、コンテンツ表示画像G300には、操作ガイダンス画像G370が配置される。操作ガイダンス画像G370には、映像表示装置600を、通信端末装置500により操作するための操作ガイダンス情報が表示される。
操作ガイダンス情報は、一例として、「左方向ボタン(巻き戻し)、右方向ボタン(早送り)、上方向ボタン(一時停止)、下方向ボタン(停止)、決定ボタン(再生)」という情報である。左方向ボタン、右方向ボタン、上方向ボタンおよび下方向ボタンは、それぞれ、通信端末装置500の方向ボタン541C,541D,541A,541Bの操作部名である。したがって、操作ガイダンス画像G370に示される操作ガイダンス情報によれば、たとえば、右方向ボタンである方向ボタン541Dが押下処理されることにより、現在、再生中のコンテンツを早送りできることが分かる。すなわち、操作ガイダンス画像G370に示される操作ガイダンス情報を参照することで、通信端末装置500を操作するユーザは、どのボタンを操作すればどのような処理が行なわれるか容易に認識することができる。操作ガイダンス画像G370に示される操作ガイダンス情報では、一例として、再生中のコンテンツに対し、巻き戻し処理、早送り処理、一時停止処理、停止処理、再生処理等を行なうことができることを示す。
表示部630にコンテンツ表示画像G300が表示されているときに、通信端末装置500において、たとえば、方向ボタン541Dが押下処理されると、前述した図17のステップS16,S22の処理により、再生中のコンテンツが、早送りされる。
再び、図16を参照して、コンテンツ表示処理では、さらに、制御部610が、取得要求コンテンツに含まれるメタデータを記憶部620に記憶させる。なお、取得要求コンテンツの受信が完了し、取得要求コンテンツに基づく画像の再生が終了した場合、このコンテンツ表示処理は終了する。
ステップS225では、制御部610が、取得要求コンテンツに含まれるメタデータを、通信端末装置500へ送信する。ここで、送信されるメタデータは、図19のメタデータD300であるとする。なお、送信されるメタデータには、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)が付加される。その後、ステップS225の処理は終了する。
通信端末装置500では、ステップS213の処理の後、ステップS214に進む。
ステップS214では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータを受信したか否かを判定する。ステップS214において、YESならば、ステップS215に進む。一方、ステップS214において、NOならば、再度、ステップS214の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータD300を受信したとして、ステップS215に進む。
ステップS214では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータを受信したか否かを判定する。ステップS214において、YESならば、ステップS215に進む。一方、ステップS214において、NOならば、再度、ステップS214の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータD300を受信したとして、ステップS215に進む。
ステップS215では、情報表示処理が行なわれる。情報表示処理では、制御部510が、VDP532を利用して、受信したメタデータD300に基づいて情報表示画像MG500を生成し、情報表示画像MG500を表示部530に表示する。そして、ステップS215の処理は終了する。
図21は、一例としての情報表示画像MG500を示す図である。図21を参照して、情報表示画像MG500には、メタデータD300に含まれる関連情報が表示される。
したがって、ユーザは、映像表示装置600に表示されているコンテンツに関連する情報を、手軽に手元の通信端末装置500において参照することができるという効果を奏する。
また、情報表示画像MG500には、メタデータD300に含まれる要求コンテンツ関連情報参照URLと関連付けられたハイパーリンク文字列(たとえば、「詳細はこちら」という文字列)が表示される。ユーザは、表示部530に表示されている、「詳細はこちら」というハイパーリンク文字列をタッチ操作することで、前述の図17のステップS12の処理により、要求コンテンツ関連情報参照URLにより特定されるWebページの情報を参照することができる。
なお、情報表示画像MG500に表示される情報が、1つの画面内に収まらない場合は、情報表示画像MG500に、情報をスクロール表示させるためのスクロールバーを表示させてもよい。
また、情報表示画像MG500には、ボタン画像MBG590が配置される。ボタン画像MBG590は、押下処理されることにより、自装置の電源をオフするためのボタン画像である。
再び、図16を参照して、ステップS215の処理の後、ステップS217に進む。
ステップS217では、制御部510が、電源オフ操作対応処理Mを実行する。電源オフ操作対応処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、再度、ステップS212の処理が行なわれる。
ステップS217では、制御部510が、電源オフ操作対応処理Mを実行する。電源オフ操作対応処理Mは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、再度、ステップS212の処理が行なわれる。
映像表示装置600では、ステップS225の処理の後、ステップS227に進む。
ステップS227では、制御部610が、電源オフ操作対応処理Tを実行する。電源オフ操作対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、再度、ステップS222の処理が行なわれる。
ステップS227では、制御部610が、電源オフ操作対応処理Tを実行する。電源オフ操作対応処理Tは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、再度、ステップS222の処理が行なわれる。
図22は、電源オフ操作対応処理Mおよび電源オフ操作対応処理Tのフローチャートである。通信端末装置500が電源オフ操作対応処理Mを行なう場合、表示部530には、図21の情報表示画像MG500が表示されているとする。図22を参照して、通信端末装置500が行なう電源オフ操作対応処理Mでは、まず、ステップS311の処理が行なわれる。
ステップS311では、制御部510が、表示装置電源オフ操作があるか否かを判定する。表示装置電源オフ操作とは、通信端末装置500がリモコンモードである場合に、電源ボタンとしての機能ボタン543Bを押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS311において、YESならば、ステップS312に進む。一方、ステップS311において、NOならば、後述するステップS315に進む。ここでは、表示装置電源オフ操作があったとして、ステップS312に進む。
ステップS312では、制御部510が、電源リモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、このステップS312の処理は終了する。
映像表示装置600が行なう電源オフ操作対応処理Tでは、まず、ステップS321の処理が行なわれる。
ステップS321では、制御部610が、電源リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS321において、YESならば、ステップS322に進む。一方、ステップS321において、NOならば、再度、ステップS321の処理が行なわれる。
ステップS322では、待機モード設定処理が行なわれる。待機モード設定処理では、制御部610が、前述の画像表示電源をオフにし、映像表示装置600を待機モードにする。これにより、表示部630に画像が表示されなくなる。そして、この電源オフ操作対応処理Tは終了する。
通信端末装置500が行なう電源オフ操作対応処理Mでは、ステップS312の処理の後、ステップS313に進む。
ステップS313では、待ち受け画像表示処理が行なわれる。待ち受け画像表示処理では、制御部510が、通信端末装置500のリモコンモードを解除する。また、制御部510は、VDP532を利用して、前述の、図11の待ち受け画像MG200を、表示部530に表示させる。そして、この電源オフ操作対応処理Mは終了する。
前述のステップS311において、NOならば、ステップS315に進む。
ステップS315では、制御部510が、自装置電源オフ操作があるか否かを判定する。自装置電源オフ操作とは、ボタン画像MBG590を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS315において、YESならば、ステップS316に進む。一方、ステップS315において、NOならば、再度、ステップS311の処理が行なわれる。
ステップS315では、制御部510が、自装置電源オフ操作があるか否かを判定する。自装置電源オフ操作とは、ボタン画像MBG590を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS315において、YESならば、ステップS316に進む。一方、ステップS315において、NOならば、再度、ステップS311の処理が行なわれる。
ステップS316では、制御部510が、電源リモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、このステップS316の処理は終了する。
そして、映像表示装置600が行なう電源オフ操作対応処理Tでは、前述したステップS321において、YESと判定され、前述したステップS322の処理が行なわれる。この処理により、映像表示装置600は、待機モードになる。これにより、表示部630に画像が表示されなくなる。そして、この電源オフ操作対応処理Tは終了する。
通信端末装置500が行なう電源オフ操作対応処理Mでは、ステップS316の処理の後、ステップS317に進む。
ステップS317では、自装置電源オフ処理が行なわれる。自装置電源オフ処理では、制御部510が、自装置である通信端末装置500の電源をオフにする。そして、この電源オフ操作対応処理Mは終了する。
図23は、本実施の形態における制御部510の機能ブロック図である。図23を参照して、制御部510は、通信判定部511と、送信部512と、処理実行部513とを含む。通信判定部511は、前述した、図10のステップS110の処理を行なう。すなわち、通信判定部511は、映像表示装置600とデータ通信可能であるか否かを判定する。通信判定部511の判定結果は、送信部512へ送信される。送信部512は、映像表示装置600とデータ通信可能である期間において、通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541D、決定ボタン541E、機能ボタン542A,542B,543A,543Bのいずれかの押下操作により、対応するボタンのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。映像表示装置600はリモコン信号を受信することにより、受信したリモコン信号に対応する処理を行なう。
また、処理実行部513は、表示部530のタッチ操作により、図17のステップS12の処理で説明したように、当該タッチ操作に対応する処理を行なう。なお、制御部510に含まれる、通信判定部511、送信部512および処理実行部513の全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。
以上説明したように、本実施の形態では、映像表示装置600の操作および自装置の操作を、通信端末装置500において、異なる複数の操作部でそれぞれ行なう。そのため、通信端末装置500において、映像表示装置600の操作および自装置の操作を迅速に行なうことができる。
したがって、複数台の装置を、迅速に操作することができるという効果を奏する。
なお、本発明では、通信端末装置500の外部に設けられたボタンの押下操作により、映像表示装置600を操作し、通信端末装置500の表示部530のタッチ操作により、通信端末装置500の操作を行なっていた。しかしながら、本発明は、上記操作に限定されることなく、通信端末装置500の外部に設けられたボタンの押下操作により、通信端末装置500を操作し、通信端末装置500の表示部530のタッチ操作により、映像表示装置600の操作を行なう構成としてもよい。
なお、本発明では、通信端末装置500の外部に設けられたボタンの押下操作により、映像表示装置600を操作し、通信端末装置500の表示部530のタッチ操作により、通信端末装置500の操作を行なっていた。しかしながら、本発明は、上記操作に限定されることなく、通信端末装置500の外部に設けられたボタンの押下操作により、通信端末装置500を操作し、通信端末装置500の表示部530のタッチ操作により、映像表示装置600の操作を行なう構成としてもよい。
また、本実施の形態では、映像表示装置600の表示部630に表示されているコンテンツに関連する情報を、通信端末装置500の表示部530に表示していた。しかしながら、本実施の形態は、これらに限定されない。たとえば、映像表示装置600がWEB画像を表示し、通信端末装置500は、当該WEB画像においてポインターで指示されているリンク先の情報を表示してもよい。
また、映像表示装置600は、テレビ番組表を表示し、通信端末装置500は、選択されている番組の詳細情報を表示してもよい。また、映像表示装置600は映像を表示し、通信端末装置500は、表示中の映像の詳細情報を表示してもよい。また、映像表示装置600は写真を表示し、通信端末装置500は当該写真の詳細情報を表示してもよい。また、映像表示装置600は画像を表示し、通信端末装置500はチャットを行なうための画像を表示してもよい。また、映像表示装置600は、コンテンツのサンプル画像を再生表示し、通信端末装置500は、当該コンテンツを購入するための画像を表示してもよい。また、映像表示装置600は、メニューを表示し、通信端末装置500は、当該メニューの次の階層のメニューを表示してもよい。上記のように、映像表示装置600および通信端末装置500の各々において表示させる画像は、様々な組合せが想定される。
<第2の実施の形態>
本実施の形態では、複数台の通信端末装置500が、映像表示装置600に対して、後述する処理を行なう場合の処理について説明する。以下の説明では、一例として、2台の通信端末装置500が、映像表示装置600に対して、後述する処理を行なうとする。以下においては、一方の通信端末装置500を、通信端末装置Aともいう。また、他方の通信端末装置500を通信端末装置Bともいう。通信端末装置Aの装置IDは“11MA”であるとする。通信端末装置Bの装置IDは“11MB”であるとする。なお、通信端末装置500の数は、2台に限定されることなく、3台以上であってもよい。また、映像表示装置600の装置IDは、“11TA”であるとする。
本実施の形態では、複数台の通信端末装置500が、映像表示装置600に対して、後述する処理を行なう場合の処理について説明する。以下の説明では、一例として、2台の通信端末装置500が、映像表示装置600に対して、後述する処理を行なうとする。以下においては、一方の通信端末装置500を、通信端末装置Aともいう。また、他方の通信端末装置500を通信端末装置Bともいう。通信端末装置Aの装置IDは“11MA”であるとする。通信端末装置Bの装置IDは“11MB”であるとする。なお、通信端末装置500の数は、2台に限定されることなく、3台以上であってもよい。また、映像表示装置600の装置IDは、“11TA”であるとする。
本実施の形態におけるネットワークシステムは、第1の実施の形態におけるネットワークシステム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。通信端末装置500、映像表示装置600およびサービスサーバ800Aの各々の構成は、第1の実施の形態において、説明した構成と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
通信端末装置Aおよび映像表示装置600は、第1の実施の形態と同様、図10のコンテンツ取扱い処理を行なうとする。なお、コンテンツ取扱い処理については、第1の実施の形態と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
上記処理が行なわれることにより、映像表示装置600の記憶部620には、リストデータD200が記憶されるとする。また、上記処理が行なわれることにより、通信端末装置Aは、リモコンモードに設定され、通信端末装置Aの記憶部520には、操作情報データD100が記憶されるとする。
なお、通信端末装置Aおよび映像表示装置600は、コンテンツ取扱い処理を行なうことにより、それぞれ、操作対応処理Mおよび操作対応処理Tを行なっているとする。操作対応処理Mおよび操作対応処理Tについては、第1の実施の形態と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
次に、通信端末装置Aおよび映像表示装置600の各々が、コンテンツ取扱い処理を行なった後、通信端末装置Aおよび映像表示装置600がそれぞれ、操作対応処理Mおよび操作対応処理Tを行なっている状態において、映像表示装置600および通信端末装置Bが行なう処理(以下、データ通信確立処理ともいう)について説明する。データ通信確立処理は、上記処理とは、独立して行なわれる処理である。なお、映像表示装置600は、通常モードであるとする。
図24は、データ通信確立処理のフローチャートである。図24では、通信端末装置Bおよび映像表示装置600の各々において行なわれる処理を示す。なお、データ通信確立処理が行なわれる前に、通信端末装置Bの表示部530には、図11の待ち受け画像MG200が表示されているとする。図24を参照して、映像表示装置600では、まず、ステップS420の処理が行なわれる。
ステップS420では、接続信号送信処理が行なわれる。接続信号送信処理では、制御部610が、無線データ通信機能により接続信号を送信する。無線データ通信機能は、一例として、Bluetooth(登録商標)を使用した通信機能であるとする。接続信号には、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)が含まれる。上記処理により送信される接続信号は、映像表示装置600の設置位置から、一例として、半径10メートルの範囲内まで到達するものとする。すなわち、上記処理により、映像表示装置600の設置位置から、一例として、半径10メートルの接続信号受信可能範囲内にある装置は、接続信号を受信可能であるとする。ここで、通信端末装置Bは、電源がオン状態であり、かつ、接続信号受信可能範囲内にあるとする。その後、このステップS420の処理は終了する。
通信端末装置Bでは、まず、ステップS410の処理が行なわれる。
ステップS410では、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であるか否かを判定する。具体的には、制御部510が、接続信号を受信したか否かを判定する。ステップS410において、YESならば、ステップS411に進む。一方、ステップS410において、NOならば、再度、ステップS410の処理が行なわれる。ここでは、接続信号を受信したとして、ステップS411に進む。ステップS410において、YESと判定される場合は、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であると判定した場合である。
ステップS410では、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であるか否かを判定する。具体的には、制御部510が、接続信号を受信したか否かを判定する。ステップS410において、YESならば、ステップS411に進む。一方、ステップS410において、NOならば、再度、ステップS410の処理が行なわれる。ここでは、接続信号を受信したとして、ステップS411に進む。ステップS410において、YESと判定される場合は、制御部510が、映像表示装置600とデータ通信可能であると判定した場合である。
ステップS411では、制御部510が、無線データ通信機能により接続確立信号を、接続信号を送信した映像表示装置600へ送信する。接続確立信号には、受信した接続信号に含まれる装置ID(“11TA”)と、通信端末装置Bの装置ID(“11MB”)とが含まれる。そして、制御部510は、LED576に、たとえば、青色の光を発光させる。青色の光は、たとえば、映像表示装置600とデータ通信可能である状態を示す。その後、ステップS411の処理は終了する。
映像表示装置600では、ステップS420の処理の後、ステップS421に進む。
ステップS421では、制御部610が、自装置の装置IDを含む接続確立信号を受信したか否かを判定する。ステップS421において、YESならば、ステップS422に進む。一方、ステップS421において、NOならば、所定時間(たとえば、10秒)、処理を停止した後、再度、ステップS420の処理が行なわれる。すなわち、制御部610は、接続確立信号を受信するまで、所定時間間隔で、接続信号受信可能範囲内の装置へ接続信号を送信する。ここでは、自装置の装置ID(“11TA”)と、通信端末装置Bの装置ID(“11MB”)とを含む接続確立信号を受信したとして、ステップS422に進む。
ステップS421では、制御部610が、自装置の装置IDを含む接続確立信号を受信したか否かを判定する。ステップS421において、YESならば、ステップS422に進む。一方、ステップS421において、NOならば、所定時間(たとえば、10秒)、処理を停止した後、再度、ステップS420の処理が行なわれる。すなわち、制御部610は、接続確立信号を受信するまで、所定時間間隔で、接続信号受信可能範囲内の装置へ接続信号を送信する。ここでは、自装置の装置ID(“11TA”)と、通信端末装置Bの装置ID(“11MB”)とを含む接続確立信号を受信したとして、ステップS422に進む。
ステップS422では、自装置を操作中の装置があるか否かが判定される。具体的には、制御部610が、自装置(映像表示装置600)をリモコン信号により操作している装置とデータ通信可能であるか否かを判定する。すなわち、制御部610は、映像表示装置600が送信した操作情報データを受信し、リモコンモードに設定された通信端末装置とデータ通信可能であるか否かを判定する。ステップS422において、YESならば、ステップS423に進む。一方、ステップS422において、NOならば、後述するステップS424に進む。ここでは、リモコン信号により映像表示装置600を操作している装置とデータ通信可能であるとして、ステップS423に進む。リモコン信号によりを操作している装置は、通信端末装置Aであるとする。
ステップS423では、制御部610が、操作不可信号を、装置ID(“11MB”)の通信端末装置Bへ送信する。操作不可信号は、自装置(映像表示装置600)をリモコン信号により操作不可であることを示す信号である。なお、送信される操作不可信号には、送信先の装置の装置ID(“11MB”)が付加される。その後、このデータ通信確立処理における映像表示装置600の処理は終了する。
通信端末装置Bでは、ステップS411の処理の後、ステップS412に進む。
ステップS412では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作不可信号を受信したか否かを判定する。ステップS412において、YESならば、ステップS412Aに進む。一方、ステップS412において、NOならば、後述するステップS413に進む。
ステップS412では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作不可信号を受信したか否かを判定する。ステップS412において、YESならば、ステップS412Aに進む。一方、ステップS412において、NOならば、後述するステップS413に進む。
ステップS412Aでは、制御部510が、VDP532を利用して、以下の操作不可情報表示画像MG600を生成し、操作不可情報表示画像MG600を表示部530に表示する。そして、このデータ通信確立処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
図25は、一例としての操作不可情報表示画像MG600を示す図である。図25を参照して、操作不可情報表示画像MG600には、通信端末装置Bでは、映像表示装置を操作できない旨のメッセージが表示される。当該メッセージは、たとえば、「現在、映像表示装置を操作中の通信端末装置が存在します。そのため、現在、この装置では、映像表示装置を操作できません。」というメッセージである。
なお、ステップS412Aの処理により、表示部530に表示される操作不可情報表示画像は、操作不可情報表示画像MG600に限定されない。操作不可情報表示画像は、たとえば、画像内の所定箇所(たとえば、右上)に、他の装置が映像表示装置を操作していて操作できない旨を示すアイコンを表示した画像であってもよい。また、操作不可情報表示画像は、映像表示装置を操作するための複数のボタン画像が配置されたリモコン画像(たとえば、図9のリモコン画像MG100)において、複数のボタン画像を操作できない旨を示すために、複数のボタン画像がグレー表示された画像であってもよい。
再び、図24を参照して、映像表示装置600では、前述のステップS422において、NOならば、ステップS424に進む。
ステップS424では、制御部610が、受信した接続確立信号に含まれる、自装置の装置IDでない装置IDに対応する操作情報データを、記憶部620から読出し、接続確立信号に含まれる自装置の装置IDでない装置IDの装置へ送信する。なお、送信される操作情報データには、送信先の装置の装置IDと、自装置の装置IDとが付加される。その後、このデータ通信確立処理における映像表示装置600の処理は終了する。
前述したように、記憶部620には、複数種類の装置にそれぞれ対応する複数の操作情報データが予め記憶されている。複数の操作情報データの各々は、対応する装置が有するボタンの数、タッチパネル機能の有無等の情報に基づいて、対応する装置が、映像表示装置600を操作するために使用するデータである。
ここで、受信した接続確立信号に含まれる自装置の装置IDでない装置IDは、“11MB”である。装置ID(“11MB”)の装置は、通信端末装置B(通信端末装置500)である。装置ID“11MB”に対応する操作情報データは、図12の操作情報データD100であるとする。したがって、送信先の装置の装置ID(“11MB”)と、自装置の装置ID(“11TA”)とが付加された、操作情報データD100が、通信端末装置Bへ送信される。
通信端末装置Bでは、ステップS412において、NOならば、ステップS413に進む。
ステップS413では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作情報データを受信したか否かを判定する。ステップS413において、YESならば、ステップS414に進む。一方、ステップS413において、NOならば、再度、ステップS412の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)と、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)とが付加された操作情報データD100を受信したとして、ステップS414に進む。
ステップS414では、制御部510が、通信端末装置Bをリモコンモードに設定する。また、制御部510は、受信した操作情報データD100を、記憶部520に記憶させる。そして、制御部510は、VDP532を利用して、図13のメッセージ画像MG300を生成し、メッセージ画像MG300を表示部530に表示する。
また、制御部510は、LED576に、たとえば、赤色の光を発光させる。赤色の光は、たとえば、通信端末装置Bが、映像表示装置600を操作可能な状態であることを示す。その後、このデータ通信確立処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
以上のデータ通信確立処理により、通信端末装置Bと映像表示装置600とは、データ通信可能な状態となる。
なお、本実施の形態では、通信端末装置Bは、ステップS412において、操作不可信号を受信したとする。すなわち、通信端末装置Bは、リモコンモードに設定されてない状態で、映像表示装置600とデータ通信可能な状態であるとする。以下においては、リモコンモードに設定されてない状態を、非リモコンモードともいう。すなわち、通信端末装置Bは非リモコンモードである。
次に、リモコンモードに設定された通信端末装置Aの操作により、映像表示装置600の表示部630に、図15のリスト画像G200が表示された場合の処理(以下、コンテンツ情報処理ともいう)について説明する。
図26は、コンテンツ情報処理のフローチャートである。図26では、通信端末装置A、通信端末装置Bおよび映像表示装置600の各々において行なわれる処理を示す。図26を参照して、映像表示装置600では、ステップS521の処理が行なわれる。
ステップS521では、制御部610が、通信端末装置Aの装置ID(“11MA”)を付加した選択コンテンツ情報を、通信端末装置Aへ送信する。また、制御部610が、通信端末装置Bの装置ID(“11MB”)を付加した選択コンテンツ情報を、通信端末装置Bへ送信する。
前述したように、選択コンテンツ情報とは、表示部630に表示されているリスト画像G200において、選択状態のボタン画像に対応するコンテンツの関連情報である。リスト画像G200において、ボタン画像BG215が選択状態である場合、図14のリストデータD200における管理番号“5”のコンテンツ情報に含まれる、「タイトル」、「ジャンル」、「出演者」等の情報を含む情報が、選択コンテンツ情報となる。
なお、ステップS521の選択コンテンツ情報の送信処理は、選択状態のボタン画像が変化する毎に行なわれる。その後、このコンテンツ情報処理における映像表示装置600の処理は終了する。
通信端末装置Aでは、ステップS511の処理が行なわれる。
ステップS511では、選択コンテンツ情報受信処理が行なわれる。選択コンテンツ情報受信処理では、図16のステップS211の処理と同様な処理が行なわれる。具体的には、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された選択コンテンツ情報を受信し、受信した選択コンテンツ情報を、記憶部520に記憶させる。
ステップS511では、選択コンテンツ情報受信処理が行なわれる。選択コンテンツ情報受信処理では、図16のステップS211の処理と同様な処理が行なわれる。具体的には、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された選択コンテンツ情報を受信し、受信した選択コンテンツ情報を、記憶部520に記憶させる。
そして、制御部510は、VDP532を利用して、選択コンテンツ情報に基づいた、図18のコンテンツ情報画像MG400を生成し、コンテンツ情報画像MG400を、表示部530に表示させる。その後、このコンテンツ情報処理における通信端末装置Aの処理は終了する。
通信端末装置Bでは、ステップS531の処理が行なわれる。
ステップS531では、ステップS511と同様に、選択コンテンツ情報受信処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置Bの表示部530には、コンテンツ情報画像MG400が表示される。その後、このコンテンツ情報処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
ステップS531では、ステップS511と同様に、選択コンテンツ情報受信処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置Bの表示部530には、コンテンツ情報画像MG400が表示される。その後、このコンテンツ情報処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
以上の処理により、映像表示装置600とデータ通信可能な状態の通信端末装置は、リモコンモードおよび非リモコンモードのいずれの状態でも、映像表示装置600から送信された情報を受信し、受信した情報を参照することができる。
次に、リモコンモードに設定された通信端末装置Aの操作により、映像表示装置600の表示部630に、取得要求コンテンツに基づく、図20のコンテンツ表示画像G300が表示された場合の処理(以下、コンテンツ表示時処理ともいう)について説明する。
図27は、コンテンツ表示時処理のフローチャートである。図27では、通信端末装置A、通信端末装置Bおよび映像表示装置600の各々において行なわれる処理を示す。図27を参照して、映像表示装置600では、ステップS625の処理が行なわれる。
ステップS625では、制御部610が、通信端末装置Aの装置ID(“11MA”)を付加したメタデータを、通信端末装置Aへ送信する。また、制御部610が、通信端末装置Bの装置ID(“11MB”)を付加したメタデータを、通信端末装置Bへ送信する。当該メタデータは、取得要求コンテンツに含まれるデータである。ここで、取得要求コンテンツが、タイトルが「Fドラマ」の動画像データであるとする。この場合、通信端末装置Aおよび通信端末装置Bへ送信されるメタデータは、図19のメタデータD300であるとする。その後、このコンテンツ表示時処理における映像表示装置600の処理は終了する。
通信端末装置Aでは、ステップS614の処理が行なわれる。
ステップS614では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータを受信したか否かを判定する。ステップS614において、YESならば、ステップS615に進む。一方、ステップS614において、NOならば、再度、ステップS614の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータD300を受信したとして、ステップS615に進む。
ステップS614では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータを受信したか否かを判定する。ステップS614において、YESならば、ステップS615に進む。一方、ステップS614において、NOならば、再度、ステップS614の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたメタデータD300を受信したとして、ステップS615に進む。
ステップS615では、図16のステップS215と同様に情報表示処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置Aの表示部530には、図21の情報表示画像MG500が表示される。その後、このコンテンツ表示時処理における通信端末装置Aの処理は終了する。
通信端末装置Bでは、ステップS634の処理が行なわれる。
ステップS634では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加されたメタデータを受信したか否かを判定する。ステップS634において、YESならば、ステップS635に進む。一方、ステップS634において、NOならば、再度、ステップS634の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)が付加されたメタデータD300を受信したとして、ステップS635に進む。
ステップS634では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加されたメタデータを受信したか否かを判定する。ステップS634において、YESならば、ステップS635に進む。一方、ステップS634において、NOならば、再度、ステップS634の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)が付加されたメタデータD300を受信したとして、ステップS635に進む。
ステップS615では、ステップS215と同様に情報表示処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置Bの表示部530には、図21の情報表示画像MG500において、ボタン画像MBG590が配置されていない情報表示画像が表示される。その後、このコンテンツ表示時処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
以上の処理により、映像表示装置600とデータ通信可能な状態の通信端末装置は、リモコンモードおよび非リモコンモードのいずれの状態でも、映像表示装置600に表示されているコンテンツに関連する関連情報を受信し、受信した関連情報を参照することができる。
次に、リモコンモードに設定された通信端末装置Aの操作により、映像表示装置600が待機モードになった場合の処理(以下、待機モード移行時処理ともいう)について説明する。
図28は、待機モード移行時処理のフローチャートである。図28では、通信端末装置A、通信端末装置Bおよび映像表示装置600の各々において行なわれる処理を示す。図28を参照して、通信端末装置Aでは、図22の電源オフ操作対応処理Mが行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、電源リモコン信号が、映像表示装置600へ送信されるとする。
映像表示装置600では、ステップS721の処理が行なわれる。
ステップS721では、制御部610が、電源リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS721において、YESならば、ステップS722に進む。一方、ステップS721において、NOならば、再度、ステップS721の処理が行なわれる。
ステップS721では、制御部610が、電源リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS721において、YESならば、ステップS722に進む。一方、ステップS721において、NOならば、再度、ステップS721の処理が行なわれる。
ステップS722では、待機モード設定処理が行なわれる。待機モード設定処理では、制御部610が、前述の画像表示電源をオフにし、映像表示装置600を待機モードにする。これにより、表示部630に画像が表示されなくなる。その後、ステップS723に進む。
ステップS723では、自装置を操作中の装置があるか否かが判定される。具体的には、制御部610が、自装置(映像表示装置600)をリモコン信号により操作している装置とデータ通信可能であるか否かを判定する。すなわち、制御部610は、映像表示装置600が送信した操作情報データを受信し、リモコンモードに設定された通信端末装置Aとデータ通信可能であるか否かを判定する。ステップS723において、YESならば、再度、ステップS721の処理が行なわれる。一方、ステップS723において、NOならば、ステップS724に進む。ここでは、リモコンモードに設定された通信端末装置Aが電源オフの状態であり、通信端末装置Aとデータ通信可能でないとして、ステップS724に進む。すなわち、ステップS723において、NOと判定される場合は、リモコンモードに設定された通信端末装置Aがリモコンモードでなくなった場合である。
ステップS724では、図24のステップS424と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、送信先の装置の装置ID(“11MB”)と、自装置の装置ID(“11TA”)とが付加された、操作情報データD100が、通信端末装置Bへ送信される。そして、この待機モード移行時処理における映像表示装置600の処理は終了する。
通信端末装置Bでは、ステップS713の処理が行なわれる。
ステップS713では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作情報データを受信したか否かを判定する。ステップS713において、YESならば、ステップS714に進む。一方、ステップS713において、NOならば、再度、ステップS713の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)と、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)とが付加された操作情報データD100を受信したとして、ステップS714に進む。
ステップS713では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作情報データを受信したか否かを判定する。ステップS713において、YESならば、ステップS714に進む。一方、ステップS713において、NOならば、再度、ステップS713の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)と、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)とが付加された操作情報データD100を受信したとして、ステップS714に進む。
ステップS714では、図24のステップS414の処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置Bは、リモコンモードに設定される。また、通信端末装置Bの表示部530には、図13のメッセージ画像MG300が表示される。また、記憶部520には、操作情報データD100が記憶される。
また、制御部510は、LED576に、たとえば、赤色の光を発光させる。赤色の光は、たとえば、通信端末装置Bが、映像表示装置600を操作可能な状態であることを示す。その後、この待機モード移行時処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
以上の待機モード移行時処理により、リモコンモードに設定された通信端末装置Aが電源オフの状態になった場合でも、通信端末装置Bが、リモコンモードに設定されることにより、通信端末装置Bにおいて、映像表示装置600を操作することが可能となる。
次に、映像表示装置600とデータ通信可能な通信端末装置Aがリモコンモードに設定されており、通信端末装置Aが映像表示装置600を操作するための権利(以下、操作権ともいう)を有する状態において、映像表示装置600が、他の装置と新たにデータ通信可能となった場合の処理について説明する。ここで、映像表示装置600と新たにデータ通信可能となった装置は、通信端末装置Bであるとする。
ここで、通信端末装置Aおよび映像表示装置600の各々が、図10のコンテンツ取扱い処理を行なった後、通信端末装置Aおよび映像表示装置600がそれぞれ、操作対応処理Mおよび操作対応処理Tを行なっている状態において、映像表示装置600および通信端末装置Bが、前述の図24のデータ通信確立処理を行なったとする。ここで、通信端末装置Bは、データ通信確立処理により、映像表示装置600から、操作不可信号を受信し、非リモコンモードであるとする。
以下、データ通信確立処理により、映像表示装置600と、通信端末装置Bとが、互いにデータ通信可能となった後、通信端末装置Aの有する操作権を他の装置へ移行させる処理(以下、操作権移行処理ともいう)について説明する。ここで、映像表示装置600は、通常モードであるとする。
図29は、操作権移行処理のフローチャートである。図29では、通信端末装置A、通信端末装置Bおよび映像表示装置600の各々において行なわれる処理を示す。なお、操作権移行処理において、通信端末装置A、通信端末装置Bおよび映像表示装置600の各々において行なわれる処理は、他の処理とは独立して行なわれる処理である。図29を参照して、映像表示装置600では、まず、ステップS820の処理が行なわれる。
ステップS820では、制御部610が、送信先の装置である通信端末装置Aの装置ID(“11MA”)を付加した操作権移行プログラムのデータを、通信端末装置Aへ送信する。操作権移行プログラムは、操作権を他の装置へ移行させるためのプログラムである。なお、操作権移行プログラムは、予め、記憶部620に記憶されている。したがって、操作権移行プログラムは、制御部610により記憶部620から読み出されて、通信端末装置Aへ送信される。その後、ステップS820の処理は終了する。
通信端末装置Aにおいて操作権移行プログラムが実行されると、以下の操作権移行画像MG700が、表示部530に表示される。
図30は、一例としての操作権移行画像MG700を示す図である。図30を参照して、操作権移行画像MG700には、映像表示装置の操作権を他の装置へ移行可能である旨のメッセージと、映像表示装置の操作権を他の装置へ移行するか否かを問合せる旨のメッセージとが表示される。当該メッセージは、たとえば、「映像表示装置の操作権を他の装置へ移行可能です。映像表示装置の操作権を他の装置へ移行しますか?」というメッセージである。
操作権移行画像MG700には、さらに、ボタン画像MBG750が配置される。操作権移行プログラムのデータには、ボタン画像MBG750のデータと、操作権移行画像MG700内にボタン画像MBG750を配置する相対座標値の情報、ボタン画像の名称の情報等が含まれる。ボタン画像MBG750のボタン画像名は、「操作権移行ボタン」である。
また、操作権移行プログラムのデータには、ボタン画像MBG750に対応するリモコン信号のデータも含まれる。通信端末装置Aにおいて操作権移行プログラムが実行されている場合に、ボタン画像MBG750がタッチ操作されると、タッチ操作されたボタン画像に対応するリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する処理が行なわれる。ボタン画像MBG750に対応するリモコン信号は、映像表示装置600の操作権を他の装置へ移行するためのリモコン信号(以下、操作権移行リモコン信号ともいう)である。
再び、図29を参照して、ステップS820の処理では、通信端末装置Aの装置ID(“11MA”)が付加された操作権移行プログラムのデータが、通信端末装置Aへ送信されるとする。
通信端末装置Aでは、まず、ステップS811の処理が行なわれる。
ステップS811では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された操作権移行プログラムのデータを受信したか否かを判定する。ステップS811において、YESならば、ステップS812に進む。一方、ステップS811において、NOならば、再度、ステップS811の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された操作権移行プログラムのデータを受信したとして、ステップS812に進む。
ステップS811では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された操作権移行プログラムのデータを受信したか否かを判定する。ステップS811において、YESならば、ステップS812に進む。一方、ステップS811において、NOならば、再度、ステップS811の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された操作権移行プログラムのデータを受信したとして、ステップS812に進む。
ステップS812では、操作権移行画像表示処理が行なわれる。操作権移行画像表示処理では、制御部510が、受信した操作権移行プログラムを実行する。制御部510は、操作権移行プログラムが実行することにより、VDP532を利用して、表示部530に、図30の操作権移行画像MG700を表示させる。その後、ステップS813に進む。
ステップS813では、制御部510が、操作権移行操作があるか否かを判定する。操作権移行操作とは、ボタン画像MBG750を押下処理するためのインターフェース操作Mである。ステップS813において、YESならば、ステップS814に進む。一方、ステップS813において、NOならば、再度、ステップS813の処理が行なわれる。ここでは、操作権移行操作があったとして、ステップS814に進む。
ステップS814では、制御部510が、操作権を移行させるための操作権移行指示としての操作権移行リモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。その後、ステップS815に進む。
ステップS815では、リモコンモード解除処理が行なわれる。リモコンモード解除処理では、制御部510が、通信端末装置Aのリモコンモードを解除する。そして、制御部510は、VDP532を利用して、操作権移行画像MG700が表示される前に表示部530に表示されていた画像を、再度、表示部530に表示させる。そして、再度、ステップS811の処理が行なわれる。
映像表示装置600では、ステップS820の処理の後、ステップS821に進む。
ステップS821では、制御部610が、操作権移行指示としての操作権移行リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS821において、YESならば、ステップS824に進む。一方、ステップS821において、NOならば、再度、ステップS821の処理が行なわれる。ここでは、操作権移行指示としての操作権移行リモコン信号を受信したとして、ステップS824に進む。
ステップS821では、制御部610が、操作権移行指示としての操作権移行リモコン信号を受信したか否かを判定する。ステップS821において、YESならば、ステップS824に進む。一方、ステップS821において、NOならば、再度、ステップS821の処理が行なわれる。ここでは、操作権移行指示としての操作権移行リモコン信号を受信したとして、ステップS824に進む。
ステップS824では、制御部610が、新たにデータ通信可能となった装置へ、対応する操作情報データを送信する。ここで、新たにデータ通信可能となった装置は、通信端末装置Bであるとする。この場合、制御部610は、通信端末装置Bの装置ID(“11MB”)に対応する操作情報データを、記憶部620から読出し、読み出した操作情報データを、通信端末装置Bへ送信する。送信される操作情報データには、送信先の装置の装置IDと、自装置の装置IDとが付加される。この場合、送信先の装置の装置ID(“11MB”)と、自装置の装置ID(“11TA”)とが付加された、図12の操作情報データD100が、通信端末装置Bへ送信されるとする。その後、この操作権移行処理における映像表示装置600の処理は終了する。
通信端末装置Bでは、まず、ステップS813の処理が行なわれる。
ステップS813では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作情報データを受信したか否かを判定する。ステップS813において、YESならば、ステップS814に進む。一方、ステップS813において、NOならば、再度、ステップS813の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)と、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)とが付加された操作情報データD100を受信したとして、ステップS814に進む。
ステップS813では、制御部510が、自装置の装置ID(“11MB”)が付加された操作情報データを受信したか否かを判定する。ステップS813において、YESならば、ステップS814に進む。一方、ステップS813において、NOならば、再度、ステップS813の処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MB”)と、映像表示装置600の装置ID(“11TA”)とが付加された操作情報データD100を受信したとして、ステップS814に進む。
ステップS814では、図24のステップS414の処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置Bは、リモコンモードに設定される。すなわち、通信端末装置Bは、操作権を有することになる。すなわち、通信端末装置Aの有する操作権が、通信端末装置Bに移行されたことになる。また、通信端末装置Bの表示部530には、図13のメッセージ画像MG300が表示される。また、記憶部520には、操作情報データD100が記憶される。
また、制御部510は、LED576に、たとえば、赤色の光を発光させる。赤色の光は、たとえば、通信端末装置Bが、映像表示装置600を操作可能な状態であることを示す。その後、この操作権移行処理における通信端末装置Bの処理は終了する。
以上の操作権移行処理により、映像表示装置600を待機モードにすることなく、操作権を他の装置へ移行することが可能となる。また、通信端末装置Aの表示部530に操作権移行画像MG700を表示させるので、通信端末装置Aのユーザは、操作権を他の装置へ移行させることができる旨を認識することが可能となる。
また、操作権移行操作があった場合に、操作権を、通信端末装置Aから、通信端末装置Bへ移行させるので、通信端末装置Aのユーザの認識のうえで、操作権を他の装置へ移行させることが可能となる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、リモコンモードに設定された通信端末装置Aは、非リモコンモードである通信端末装置Bに、操作権を移行させることによって、リモコンモードでなくなる。また、リモコンモードの通信端末装置は、自装置の電源を切る操作をすることで操作権が他の装置に移行される。そのため、複数の通信端末装置と、映像表示装置600とが処理する場合においても、映像表示装置600の電源の消し忘れ等を防止することにも繋がる。
図31は、本実施の形態における制御部510および制御部610の機能ブロック図である。図31を参照して、制御部610は、第1受信部611Aと、送信部612Aとを含む。第1受信部611Aは、リモコンモードの通信端末装置500から送信されたリモコン信号を受信する。送信部612Aは、表示部630に表示されているコンテンツの関連情報を、複数の通信端末装置500へ送信する。
なお、制御部610に含まれる、第1受信部611Aおよび送信部612Aの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。
制御部510は、第2受信部を含む。第2受信部は、送信部612Aから送信された関連情報を受信する。
なお、制御部510に含まれる、送信部612Aは、ハードウエアで構成されてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、1台の映像表示装置600と、複数台の通信端末装置500とがデータ通信可能な状態において、リモコンモードに設定された1台の通信端末装置が、映像表示装置600を操作することにより、映像表示装置600の表示部630に、所望のコンテンツを表示させることができる。表示されるコンテンツは、たとえば、図15のリスト画像G200に表示される複数のボタン画像や、図20のコンテンツ表示画像G300に表示されるコンテンツ画像である。
そして、映像表示装置600は、表示部630に表示されているコンテンツの関連情報を、複数台の通信端末装置へ送信する。そして、複数台の通信端末装置の各々は、関連情報を受信し、受信した関連情報を表示部530に表示する。
したがって、所望のコンテンツの関連情報を多数の装置の各々で参照することができるという効果を奏する。
上記では、映像表示装置に関連する情報を多数の装置でそれぞれ参照することができることが記載されているが、映像表示装置のコンテンツに関連しないような情報を通信端末で利用されてもいい。例えば、このような配信サービスにおいて、それぞれの通信端末に、その通信端末の属性に応じた広告が提供されるようなものも考えられる。
<第3の実施の形態>
本実施の形態では、映像表示装置600の表示部630に設けられた複数の表示領域の各々に対して、通信端末装置500により操作するための処理について説明する。
本実施の形態では、映像表示装置600の表示部630に設けられた複数の表示領域の各々に対して、通信端末装置500により操作するための処理について説明する。
本実施の形態におけるネットワークシステムは、第1の実施の形態におけるネットワークシステム1000と同様なので詳細な説明は繰り返さない。通信端末装置500、映像表示装置600およびサービスサーバ800Aの各々の構成は、第1の実施の形態において、説明した構成と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
次に、映像表示装置600が、サービスサーバ800Aからコンテンツを受信する処理(以下、コンテンツ取扱い処理Bともいう)について説明する。なお、映像表示装置600は、待機モードであるとする。なお、コンテンツ取扱い処理が行なわれる前に、通信端末装置500の表示部530には、図11の待ち受け画像MG200が表示されているとする。
図32は、コンテンツ取扱い処理Bのフローチャートである。図32では、通信端末装置500、映像表示装置600、サービスサーバ800Aの各々において行なわれる処理を示す。図32を参照して、コンテンツ取扱い処理Bは、図10のコンテンツ取扱い処理と比較して、ステップS117の代わりにステップS117Bが行なわれる点と、ステップS127の代わりにステップS127Bが行なわれる点とが異なる。それ以外は、コンテンツ取扱い処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。以下、第1の実施の形態のコンテンツ取扱い処理と異なる処理を、主に説明する。
コンテンツ取扱い処理Bにおいて、ステップS124の処理が行なわれるまでの通信端末装置500、映像表示装置600、サービスサーバ800Aの各々で行なわれる処理は、第1の実施の形態のコンテンツ取扱い処理と同様なので詳細な説明は繰り返さない。
上記処理が行なわれることにより、映像表示装置600の記憶部620には、図14のリストデータD200が記憶されるとする。また、上記処理が行なわれることにより、通信端末装置500は、リモコンモードに設定され、通信端末装置500の記憶部520には、図12の操作情報データD100が記憶されるとする。
通信端末装置500では、ステップS115の処理の後、ステップS117Bに進む。
ステップS117Bでは、制御部510が、操作対応処理MBを実行する。操作対応処理MBは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理Bにおける通信端末装置500の処理は終了する。
ステップS117Bでは、制御部510が、操作対応処理MBを実行する。操作対応処理MBは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理Bにおける通信端末装置500の処理は終了する。
映像表示装置600では、ステップS124の処理の後、ステップS127Bに進む。
ステップS127Bでは、制御部610が、操作対応処理TBを実行する。操作対応処理TBは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理Bにおける映像表示装置600の処理は終了する。
ステップS127Bでは、制御部610が、操作対応処理TBを実行する。操作対応処理TBは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理Bにおける映像表示装置600の処理は終了する。
サービスサーバ800Aでは、ステップS141の処理の後、ステップS147に進む。
ステップS147では、制御部810が、処理Sを実行する。処理Sは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、コンテンツ取扱い処理Bにおけるサービスサーバ800Aの処理は終了する。
図33は、操作対応処理MB、操作対応処理TBおよび処理Sのフローチャートである。図33を参照して、操作対応処理MBは、図16の操作対応処理Mと比較して、ステップS214の代わりにステップS214Bが行なわれる点と、ステップS215の代わりにステップS215Bが行なわれる点とが異なる。それ以外は、操作対応処理Mと同様なので詳細な説明は繰り返さない。
操作対応処理TBは、図16の操作対応処理Tと比較して、ステップS224の代わりにステップS224Bが行なわれる点と、ステップS225の代わりにステップS225Bが行なわれる点と、ステップS226Bがさらに行なわれる点とが異なる。それ以外は、操作対応処理Tと同様なので詳細な説明は繰り返さない。処理Sは、図16の処理Sと同じ処理が行なわれる。以下、操作対応処理MB、操作対応処理TBおよび処理Sにおいて、第1の実施の形態と異なる処理を、主に説明する。
通信端末装置500が行なう操作対応処理MBでは、まず、ステップS210の処理が行なわれる。
ステップS210では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。そして、ステップS210の処理は終了する。この処理により、図17の操作判定処理が実行される。
映像表示装置600が行なう操作対応処理TBでは、まず、ステップS220の処理が行なわれる。
ステップS220では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。そして、ステップS220の処理は終了する。この処理により、図17の制御信号対応処理が実行される。
映像表示装置600が行なう操作対応処理TBでは、ステップS220の処理の後、ステップS221の処理が行なわれる。
ステップS221では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)を付加した選択コンテンツ情報が、通信端末装置500へ送信される。
通信端末装置500が行なう操作対応処理MBでは、ステップS220の処理の後、ステップS211の処理が行なわれる。
ステップS211では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、受信した選択コンテンツ情報に基づくコンテンツ情報画像が表示部530に表示される。その後、ステップS212に進む。
ステップS212では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、一例として、図15のボタン画像BG215が選択状態であるときに、コンテンツ取得操作があったとして、ステップS213に進む。この場合、タイトルが「Fドラマ」であるコンテンツが取得要求コンテンツとなる。
ステップS213では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、コンテンツ取得要求としてのコンテンツ取得リモコン信号が、映像表示装置600へ送信される。この場合、コンテンツ取得リモコン信号は、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツをサービスサーバ800Aから受信するためのリモコン信号である。
映像表示装置600では、ステップS221の処理の後、ステップS222に進む。
ステップS222では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、コンテンツ取得要求としての、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツを受信するためのコンテンツ取得リモコン信号を受信したとして、ステップS223に進む。
ステップS222では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。ここでは、コンテンツ取得要求としての、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツを受信するためのコンテンツ取得リモコン信号を受信したとして、ステップS223に進む。
ステップS223では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、タイトルが「Fドラマ」の取得要求コンテンツを特定するためのID番号「1238」が含まれるコンテンツ取得要求Aが、サービスサーバ800Aへ送信される。
処理Sでは、第1の実施の形態と同様、ステップS242,S243の処理が行なわれる。これらの処理により、取得要求コンテンツが、映像表示装置600へストリーミング配信される。なお、取得要求コンテンツには、メタデータが含まれる。当該メタデータは、図19のメタデータD300であるとする。
映像表示装置600では、ステップS223の処理の後、ステップS224Bに進む。
ステップS224Bでは、制御部610が、コンテンツ表示処理Bを実行する。コンテンツ表示処理Bは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、ステップS224Bの処理は終了する。
ステップS224Bでは、制御部610が、コンテンツ表示処理Bを実行する。コンテンツ表示処理Bは、他の処理とは独立して行なわれる処理である。その後、ステップS224Bの処理は終了する。
コンテンツ表示処理Bでは、制御部610が、VDP632を利用して、取得要求コンテンツをサービスサーバ800Aから受信しながら、取得要求コンテンツの再生(復号化)を行ない、取得要求コンテンツに基づくコンテンツ画像と、取得要求コンテンツに含まれるメタデータに基づく画像とを表示した画像を生成する。そして、制御部610は、VDP632を利用して、生成した画像を、表示部630に表示するストリーミング再生表示処理が行なわれる。以下においては、表示部630の画像を表示する全ての表示領域を、全表示領域ともいう。また、制御部610は、取得要求コンテンツに含まれるメタデータを記憶部620に記憶させる。なお、取得要求コンテンツの受信が完了し、ストリーミング再生表示処理が終了した場合、このコンテンツ表示処理Bは終了する。
図34は、表示部630における、一例としての全表示領域を説明するための図である。図34を参照して、全表示領域R100には、第1表示領域R1と、第1表示領域R1内の一部の領域である第2表示領域R2とが設けられる。
図35は、表示部630における、一例としての全表示領域を説明するための図である。図35を参照して、全表示領域R100には、第1表示領域R1と、第2表示領域R2とが設けられる。第1表示領域R1と、第2表示領域R2とは、図34の場合と異なり、互いに重なり合わない。なお、全表示領域R100内に設けられる第1表示領域R1の配置位置と、第2表示領域R2の配置位置とは、図34および図35に示した位置に限定されることなく、他の位置であってもよい。
再び、図33を参照して、コンテンツ表示処理Bでは、一例として図34に示す、表示部630の全表示領域R100に、以下のコンテンツ表示画像G300Aが表示されるとする。なお、コンテンツ表示処理Bにおいて、コンテンツ表示画像G300Aが生成される際に使用されるメタデータは、一例として、図19のメタデータD300であるとする。
図36は、一例としてのコンテンツ表示画像G300Aを示す図である。図36を参照して、コンテンツ表示画像G300Aは、図20のコンテンツ表示画像G300と比較して、さらに、関連コンテンツ画像G320が配置される点が異なる。それ以外は、コンテンツ表示画像G300と同様なので詳細な説明は繰り返さない。コンテンツ表示画像G300Aは、表示部630の全表示領域に表示される。したがって、コンテンツ表示画像G300Aに表示されるコンテンツ画像は、表示部630の全表示領域に表示される。全表示領域は、図34に示される第1表示領域R1である。
関連コンテンツ画像G320は、コンテンツ画像の前面に表示される。関連コンテンツ画像G320は、第1表示領域R1内の一部の領域である第2表示領域R2に表示される。関連コンテンツ画像G320には、メタデータD300に含まれる、コンテンツとしての関連情報が表示される。すなわち、第2表示領域R2に表示される関連コンテンツ画像G320は、第1表示領域R1に表示されるコンテンツ画像と関連性のある画像である。したがって、たとえば、第1表示領域R1に表示されているコンテンツ画像と異なる他のコンテンツ画像を、第1表示領域R1に表示させる表示制御が行なわれた場合、当該他のコンテンツ画像と関連性のある画像が第2表示領域R2に表示される。したがって、第2表示領域R2に表示される画像は、第1表示領域R1に表示される画像と連動して切り換わる。
また、関連コンテンツ画像G320には、メタデータD300に含まれる要求コンテンツ関連情報参照URLと関連付けられたハイパーリンク文字列(たとえば、「詳細はこちら」という文字列)が表示される。「詳細はこちら」というハイパーリンク文字列がクリック操作されると、要求コンテンツ関連情報参照URLにより特定されるWebページの情報が、第2表示領域R2に表示される。
なお、第1表示領域R1に、メタデータD300に含まれる、コンテンツとしての関連情報が表示され、第2表示領域R2にコンテンツ画像が表示されてもよい。
なお、図35に示す、表示部630の全表示領域R100にコンテンツ表示画像G300Aが表示されてもよい。この場合、コンテンツ画像が第1表示領域R1に表示され、メタデータD300に含まれる、コンテンツとしての関連情報が第2表示領域R2に表示される。この場合、操作ガイダンス画像G370は、第1表示領域R1に表示される。なお、第1表示領域R1に、メタデータD300に含まれる、コンテンツとしての関連情報が表示され、第2表示領域R2にコンテンツ画像が表示されてもよい。
再び、図33を参照して、ステップS224Bの処理の後、ステップS225Bに進む。
ステップS225Bでは、表示状態判定処理が行なわれる。表示状態判定処理では、制御部610が、表示部630の第2表示領域R2に表示されている画像の状態を判定する。たとえば、図34に示す、表示部630の全表示領域R100にコンテンツ表示画像G300Aが表示されている場合、第2表示領域R2には、関連コンテンツ画像G320が表示される。この場合、制御部610は、第2表示領域R2に表示されている画像の状態を、「情報表示状態」と判定する。また、第2表示領域R2に動画像のコンテンツが再生表示されている場合、制御部610は、第2表示領域R2に表示されている画像の状態を、「コンテンツ再生状態」と判定する。表示状態判定処理が終了すると、ステップS226Bに進む。
ステップS226Bでは、プログラム送信処理が行なわれる。プログラム送信処理では、制御部610が、以下の状態対応プログラムテーブルT100に基づいて、表示状態判定処理で判定された状態に対応するプログラムデータを、通信端末装置500へ送信する。なお、送信されるプログラムデータには、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)が付加される。その後、ステップS226Bの処理は終了する。
図37は、一例としての状態対応プログラムテーブルT100を示す図である。図37を参照して、状態対応プログラムテーブルT100は、複数の状態対応プログラム情報から構成される。「番号」とは、複数の状態対応プログラム情報を管理するための番号である。「状態」とは、前述の表示状態判定処理で判定された状態である。「プログラム名」とは、通信端末装置500において実行されるプログラムの名称である。なお、状態対応プログラムテーブルT100に表示されるプログラム名の複数のプログラムは、予め、記憶部620に記憶されている。
したがって、表示状態判定処理で判定された状態が、「情報表示状態」である場合、プログラム送信処理では、情報表示操作プログラムのデータが、通信端末装置500へ送信される。通信端末装置500において情報表示操作プログラムが実行されると、以下の操作パネル画像PG50が、表示部530に表示される。
図38は、一例としての操作パネル画像PG50を示す図である。図38を参照して、操作パネル画像PG50には、ボタン画像PBG52,PBG54,PBG59が配置される。情報表示操作プログラムのデータには、ボタン画像PBG52,PBG54,PBG59のデータと、操作パネル画像PG50内にボタン画像PBG52,PBG54,PBG59をそれぞれ配置する複数の相対座標値の情報、ボタン画像の名称の情報等が含まれる。
ボタン画像PBG52,PBG54,PBG59のボタン画像名は、それぞれ、「上方句ボタン」、「下方向ボタン」および「決定ボタン」である。
また、情報表示操作プログラムのデータには、ボタン画像PBG52,PBG54,PBG59にそれぞれ対応する複数のリモコン信号のデータも含まれる。通信端末装置500において情報表示操作プログラムが実行されている場合に、ボタン画像PBG52,PBG54,PBG59のいずれかがタッチ操作されると、タッチ操作されたボタン画像に対応するリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する処理が行なわれる。
ボタン画像PBG52に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2に表示されている情報を、下方向にスクロールさせるとともに、下方向のハイパーリンク文字列を順次選択するためのリモコン信号である。ボタン画像PBG54に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2に表示されている情報を、上方向にスクロールさせるとともに、上方向のハイパーリンク文字列を順次選択するためのリモコン信号である。ボタン画像PBG59に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2に表示されており、かつ、選択状態のハイパーリンク文字列に関連づけられているURLで特定されるWebページの情報を取得するためのリモコン信号である。
再び、図37を参照して、表示状態判定処理で判定された状態が、「コンテンツ再生状態」である場合、プログラム送信処理では、再生操作プログラムのデータが、通信端末装置500へ送信される。通信端末装置500において再生操作プログラムが実行されると、以下の操作パネル画像PG100が、表示部530に表示される。
図39は、一例としての操作パネル画像PG100を示す図である。図39を参照して、操作パネル画像PG100には、再生ボタン画像PBG110と、一時停止ボタン画像PBG112と、停止ボタン画像PBG120と、巻き戻しボタン画像PBG132と、早送りボタン画像PBG134と、録画ボタン画像PBG140とが配置される。
再生操作プログラムのデータには、再生ボタン画像PBG110、一時停止ボタン画像PBG112、停止ボタン画像PBG120、巻き戻しボタン画像PBG132、早送りボタン画像PBG134および録画ボタン画像PBG140のデータと、操作パネル画像PG100内に一時停止ボタン画像PBG112、停止ボタン画像PBG120、巻き戻しボタン画像PBG132、早送りボタン画像PBG134および録画ボタン画像PBG140をそれぞれ配置する複数の相対座標値の情報、ボタン画像の名称の情報等が含まれる。
再生ボタン画像PBG110、一時停止ボタン画像PBG112、停止ボタン画像PBG120、巻き戻しボタン画像PBG132、早送りボタン画像PBG134および録画ボタン画像PBG140のボタン画像名は、それぞれ、「再生」、「一時停止」、「停止」、「巻き戻し」、「早送り」および「録画」である。
また、再生操作プログラムのデータには、再生ボタン画像PBG110、一時停止ボタン画像PBG112、停止ボタン画像PBG120、巻き戻しボタン画像PBG132、早送りボタン画像PBG134および録画ボタン画像PBG140にそれぞれ対応する複数のリモコン信号のデータも含まれる。通信端末装置500において再生操作プログラムが実行されている場合に、再生ボタン画像PBG110、一時停止ボタン画像PBG112、停止ボタン画像PBG120、巻き戻しボタン画像PBG132、早送りボタン画像PBG134および録画ボタン画像PBG140のいずれかがタッチ操作されると、タッチ操作されたボタン画像に対応するリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する処理が行なわれる。
再生ボタン画像PBG110に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2にコンテンツを再生させるためのリモコン信号である。一時停止ボタン画像PBG112に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2で再生されているコンテンツを一時停止させるためのリモコン信号である。コンテンツの再生が一時停止中である場合に、一時停止ボタン画像PBG112が、インターフェース操作Mにより押下処理されると、コンテンツの再生が再開される。
停止ボタン画像PBG120に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2で再生されているコンテンツを停止させるためのリモコン信号である。巻き戻しボタン画像PBG132に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2で再生されているコンテンツの再生箇所を所定期間(たとえば、15秒)前の箇所にするためのリモコン信号である。早送りボタン画像PBG134に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2で再生されているコンテンツの早送り再生をするためのリモコン信号である。具体的には、早送りボタン画像PBG134は、インターフェース操作Mにより、1回、押下処理されることにより、第2表示領域R2で再生されているコンテンツの再生箇所を所定期間(たとえば、15秒)後の箇所にするためのボタン画像である。
録画ボタン画像PBG140に対応するリモコン信号は、第2表示領域R2で再生されているコンテンツの録画処理を行なうためのリモコン信号である。
再び、図33を参照して、ここでは、ステップS226Bのプログラム送信処理では、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)が付加された情報表示操作プログラムのデータが、通信端末装置500へ送信されるとする。
通信端末装置500では、ステップS213の処理の後、ステップS214Bに進む。
ステップS214Bでは、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたプログラムのデータを受信したか否かを判定する。ステップS214Bにおいて、YESならば、ステップS215Bに進む。一方、ステップS214Bにおいて、NOならば、再度、ステップS214Bの処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された情報表示操作プログラムを受信したとして、ステップS215Bに進む。
ステップS214Bでは、制御部510が、自装置の装置ID(“11MA”)が付加されたプログラムのデータを受信したか否かを判定する。ステップS214Bにおいて、YESならば、ステップS215Bに進む。一方、ステップS214Bにおいて、NOならば、再度、ステップS214Bの処理が行なわれる。ここでは、自装置の装置ID(“11MA”)が付加された情報表示操作プログラムを受信したとして、ステップS215Bに進む。
ステップS215Bでは、操作パネル画像表示処理が行なわれる。操作パネル画像表示処理では、制御部510が、受信したプログラムを実行する。ここで、受信したプログラムは、情報表示操作プログラムであるとする。情報表示操作プログラムが実行されることにより、表示部530に、図38の操作パネル画像PG50が表示される。なお、映像表示装置600の表示部630には、図36のコンテンツ表示画像G300Aが表示されているとする。
この場合、たとえば、通信端末装置500において、ボタン画像PBG52に対してタッチ操作があった場合、図17のステップS12の処理により、制御部510は、ボタン画像PBG52に対応する、制御信号としてのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、映像表示装置600では、ボタン画像PBG52に対応するリモコン信号を受信すると、制御部610は、VDP632を利用して、表示部630の第2表示領域R2に表示されている情報を、下方向にスクロールさせるとともに、下方向のハイパーリンク文字列を順次選択する処理を行なう。すなわち,制御部610は、操作パネル画像におけるタッチ操作によるリモコン信号を受信すると、第2表示領域R2に表示される画像の表示制御を行なう。
また、通信端末装置500において、ボタン操作があったとする。当該ボタン操作は、たとえば、通信端末装置500に設けられた、操作部名が「上方向ボタン」である方向ボタン541Aを押下する操作であるとする。この場合、図17のステップS16の処理により、制御部510は、方向ボタン541Aに対応する、制御信号としてのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、映像表示装置600では、方向ボタン541Aに対応するリモコン信号を受信すると、制御部610は、VDP632を利用して、表示部630の第1表示領域R1に表示されているコンテンツの再生を一時停止させる処理を行なう。すなわち,制御部610は、通信端末装置500に設けられたボタンのボタン操作によるリモコン信号を受信すると、第1表示領域R1に表示される画像の表示制御を行なう。
ステップS215Bの処理の後、ステップS217に進む。
ステップS217では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、再度、ステップS212の処理が行なわれる。
ステップS217では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、再度、ステップS212の処理が行なわれる。
映像表示装置600では、ステップS226Bの処理の後、ステップS227に進む。
ステップS227では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、再度、ステップS222の処理が行なわれる。
ステップS227では、第1の実施の形態と同様な処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。その後、再度、ステップS222の処理が行なわれる。
次に、図33のステップS243の処理により、映像表示装置600へ送信される取得要求コンテンツに含まれるメタデータに、取得要求コンテンツに関連する動画像のコンテンツが付加されているとする。この場合、ステップS224Bでは、制御部610が、コンテンツ表示処理Bを実行する。
コンテンツ表示処理Bでは、制御部610が、VDP632を利用して、取得要求コンテンツをサービスサーバ800Aから受信しながら、取得要求コンテンツの再生(復号化)を行ない、取得要求コンテンツに基づくコンテンツ画像と、取得要求コンテンツに含まれるメタデータに付加されている動画像のコンテンツ画像とを表示した画像を生成する。そして、制御部610は、VDP632を利用して、生成した画像を、表示部630に表示するストリーミング再生表示処理が行なわれる。この場合、コンテンツ表示処理Bでは、一例として図34に示す、表示部630の全表示領域R100に、以下のコンテンツ表示画像G300Bが表示されるとする。
図40は、一例としてのコンテンツ表示画像G300Bを示す図である。図40を参照して、コンテンツ表示画像G300Bは、図36のコンテンツ表示画像G300Aと比較して、関連コンテンツ画像G320の代わりに関連コンテンツ画像G320Bが配置される点が異なる。それ以外は、コンテンツ表示画像G300Aと同様なので詳細な説明は繰り返さない。関連コンテンツ画像G320Bは、第2表示領域R2に表示される画像である。関連コンテンツ画像G320Bは、メタデータに付加されている動画像のコンテンツ画像である。
再び、図33を参照して、ステップS224Bの処理の後、ステップS225Bに進む。
ステップS225Bでは、前述した表示状態判定処理が行なわれる。この場合、制御部610は、第2表示領域R2に表示されている画像の状態を、「コンテンツ再生状態」と判定する。
そして、ステップS226Bのプログラム送信処理では、前述した処理が行なわれる。この処理により、通信端末装置500の装置ID(“11MA”)が付加された再生操作プログラムのデータが、通信端末装置500へ送信される。
通信端末装置500では、前述したステップS214Bにおいて、YESと判定されて、ステップS215Bに進む。
ステップS215Bでは、前述した操作パネル画像表示処理が行なわれるので詳細な説明は繰り返さない。この処理により、再生操作プログラムが実行され、表示部530に、図39の操作パネル画像PG100が表示される。なお、映像表示装置600の表示部630には、図40のコンテンツ表示画像G300Bが表示されているとする。
この場合、たとえば、通信端末装置500において、早送りボタン画像PBG134に対してタッチ操作があった場合、図17のステップS12の処理により、制御部510は、早送りボタン画像PBG134に対応する、制御信号としてのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、映像表示装置600では、早送りボタン画像PBG134に対応するリモコン信号を受信すると、制御部610は、VDP632を利用して、表示部630の第2表示領域R2に表示されているコンテンツの早送り再生をする。すなわち,制御部610は、操作パネル画像におけるタッチ操作によるリモコン信号を受信すると、第2表示領域R2に表示される画像の表示制御を行なう。
また、通信端末装置500において、ボタン操作があったとする。当該ボタン操作は、たとえば、通信端末装置500に設けられた、操作部名が「左方向ボタン」である方向ボタン541Cを押下する操作であるとする。この場合、図17のステップS16の処理により、制御部510は、方向ボタン541Cに対応する、制御信号としてのリモコン信号を、映像表示装置600へ送信する。そして、映像表示装置600では、方向ボタン541Cに対応するリモコン信号を受信すると、制御部610は、VDP632を利用して、表示部630の第1表示領域R1に表示されているコンテンツの再生箇所を所定期間(たとえば、15秒)前の箇所にする処理を行なう。すなわち,制御部610は、通信端末装置500に設けられたボタンのボタン操作によるリモコン信号を受信すると、第1表示領域R1に表示される画像の表示制御を行なう。
本実施の形態では、ステップS225Bの表示状態判定処理において、映像表示装置600が画像の表示状態を判定し、表示状態の変更がある毎に、表示状態に対応したプログラムを通信端末装置500へ送信する処理を行なっている。しかしながら、映像表示装置600が、予め、複数の表示状態に対応した全てのプログラムを、通信端末装置500へ送信しておき、通信端末装置500の記憶部520に記憶させておいてもよい。この場合、映像表示装置600は、画像の表示状態に変更があった場合、変更された表示状態の情報を、通信端末装置500へ報知する。そして、通信端末装置500では、報知された表示状態に対応するプログラムを実行する。これらの処理により、表示部530に、表示状態に対応する操作パネル画像が表示される。
図41は、本実施の形態における制御部510および制御部610の機能ブロック図である。図41を参照して、制御部510は、信号送信部511Bを含む。信号送信部511Bは、通信端末装置500の方向ボタン541A,541B,541C,541D、決定ボタン541E、機能ボタン542A,542B,543A,543Bのいずれかの押下操作により、対応するボタンのリモコン信号(以下、第1制御信号ともいう)を、映像表示装置600へ送信する。また、信号送信部511Bは、表示部530に、表示された操作パネル画像内のボタン画像のタッチ操作があった場合、タッチ操作があったボタン画像に対応するリモコン信号(以下、第2制御信号ともいう)を、映像表示装置600へ送信する。
なお、制御部510に含まれる、信号送信部511Bは、ハードウエアで構成されてもよい。
制御部610は、受信部611Bと、表示制御部612Bとを含む。受信部611Bは、信号送信部511Bが送信した信号を受信する。
ここで、一例として、図34に示す、表示部630の全表示領域R100に、図36のコンテンツ表示画像G300Aが表示されているとする。表示制御部612Bは、受信部611Bが、第1制御信号を受信した場合、図36の第1表示領域R1に表示される画像の表示制御を行なう。また、表示制御部612Bは、受信部611Bが、第2制御信号を受信した場合、図36の第2表示領域R2に表示される画像の表示制御を行なう。
なお、制御部610に含まれる、受信部611Bおよび表示制御部612Bの全てまたは一部は、ハードウエアで構成されてもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、映像表示装置600の表示部530に設けられた第1表示領域R1および第2表示領域R2にそれぞれ表示されている複数の画像の表示制御を、通信端末装置500において、異なる複数の操作部でそれぞれ行なう。そのため、映像表示装置600の表示部530内の複数の表示領域に表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができる。
したがって、1つの装置の複数の表示領域の各々で表示されている画像の表示制御を迅速に行なうことができるという効果を奏する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
50 通信部、70 ネットワーク、180,180A,180B プログラム、300 リモコン、500 通信端末装置、510,610,810 制御部、520,620,820 記憶部、530,630 表示部、540 入力部、555,555A 記録媒体、600 映像表示装置、800A サービスサーバ、800S 検索サーバ、800W Webサーバ、1000 ネットワークシステム。
Claims (5)
- 通信端末装置と、前記通信端末装置とデータ通信可能な映像表示装置とから構成される映像表示システムであって、
前記通信端末装置は、
外部からの指示入力を受付ける第1入力受付手段と、
外部からの指示入力を受付ける第2入力受付手段と、
前記第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および前記第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、前記映像表示装置へ送信する信号送信手段とを備え、
前記映像表示装置は、
前記第1制御信号および前記第2制御信号の少なくとも一方を受信する受信手段と、
前記第1表示領域および第2表示領域が設けられ、前記第1表示領域および前記第2表示領域に画像を表示する表示手段と、
前記受信手段が前記第1制御信号を受信した場合、前記第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、前記受信手段が前記第2制御信号を受信した場合、前記第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段とを備える、映像表示システム。 - 前記映像表示装置は、
前記第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なうための操作データを、前記通信端末装置へ送信する操作データ送信手段をさらに備え、
前記通信端末装置は、
前記操作データを受信する操作データ受信手段をさらに備え、
前記通信端末装置の第2入力受付手段は、受信した操作データに基づく操作画像を表示する操作画像表示手段を含む、請求項1に記載の映像表示システム。 - 前記第2表示領域に表示される画像は、前記第1表示領域に表示される画像と連動して切り換わる、請求項1に記載の映像表示システム。
- 第1表示領域および第2表示領域が設けられ、前記第1表示領域および前記第2表示領域に画像を表示する表示部を備え、第1制御信号を受信した場合、前記第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、第2制御信号を受信した場合、前記第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう映像表示装置とデータ通信可能な通信端末装置であって、
前記通信端末装置は、
外部からの指示入力を受付ける第1入力受付手段と、
外部からの指示入力を受付ける第2入力受付手段と、
前記第1入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第1制御信号および前記第2入力受付手段が受付けた指示入力に対応する第2制御信号の少なくとも一方を、前記映像表示装置へ送信する信号送信手段とを備える、通信端末装置。 - 画像の表示制御を行なうための第1制御信号および第2制御信号の少なくとも一方を送信する通信端末装置とデータ通信可能な映像表示装置であって、
前記映像表示装置は、
前記第1制御信号および前記第2制御信号の少なくとも一方を受信する受信手段と、
前記第1表示領域および第2表示領域が設けられ、前記第1表示領域および前記第2表示領域に画像を表示する表示手段と、
前記受信手段が前記第1制御信号を受信した場合、前記第1表示領域に表示される画像の表示制御を行ない、前記受信手段が前記第2制御信号を受信した場合、前記第2表示領域に表示される画像の表示制御を行なう表示制御手段とを備える、映像表示装置。
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- 2006-08-23 JP JP2006226914A patent/JP2008053963A/ja active Pending
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