JP6959184B2 - 表示制御装置、表示制御方法、及び表示制御プログラム - Google Patents
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Description
〔1.表示制御処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る表示制御処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る表示制御処理の一例を示す図である。図1の例では、対象ユーザがユーザU1である場合を一例として説明する。図1では、ユーザU1が斜め上から視認している表示面DSであるディスプレイDP1、DP2における表示対象の表示の制御を表示制御装置10(図3参照)が行う場合を説明する。なお、以下では、ディスプレイDP1、DP2等を区別せずに、表示面DSの一例として説明する場合は、「ディスプレイDP」と記載する場合がある。なお、詳細は後述するが、表示制御装置10は、センサ部16(図3参照)の種々のセンサにより、図1における処理に用いるセンサ情報を取得する。
図1の例では、説明を簡単にするためにディスプレイDP1、DP2の2つのディスプレイを表示面DSの一例として示したが、表示面DSは、コンテンツ等の表示対象を表示可能であれば、どのようなものであってもよい。例えば、表示面DSとしてのディスプレイは、どのように配置(設置)されてもよい。例えば、ディスプレイは、壁の凹凸に沿って配置されてもよい。また、ディスプレイは、部屋の四方や天井や床を囲うように配置あされてもよい。また、ディスプレイは連続していなくてもよい。また、ディスプレイは、別の部屋のディスプレイと連携していてもよい。
なお、表示制御装置10は、種々の情報を適宜用いて、表示面における表示対象の表示を制御してもよい。表示制御装置10は、対象ユーザと所定の表示面との間の距離に応じて、所定の表示対象の表示サイズを制御してもよい。表示制御装置10は、対象ユーザと所定の表示面との間の距離が遠い程、所定の表示対象の表示サイズが多くなるように表示を制御する。
また、表示制御装置10は、対象ユーザの位置の変化に応じて、動的に表示を制御してもよい。表示制御装置10は、対象ユーザの位置の変化に応じて、所定の表示対象の表示位置を変更してもよい。表示制御装置10は、対象ユーザの移動に追従するように、所定の表示対象の表示位置を変更してもよい。
また、表示制御装置10は、表示領域が凹凸であっても、利用者(対象ユーザ)から平面に表示されていると視認されるように、表示を変形させてもよい。また、表示制御装置10は、ユーザの顔の向きを認識して、その方向のディスプレイ面に領域を表示してもよい。また、表示制御装置10は、利用者の視点と表示領域を結ぶ直線上に利用者の手がある場合には利用者(対象ユーザ)の手の動きに合わせて操作を受付けてもよい。これにより、表示制御装置10は、あたかも表示物(表示対象)にタッチしている(触っている)ような操作体験をユーザに対して提供可能となる。例えば、表示制御装置10は、視点と指先の延長上にポインタを表示してもよい。例えば、表示制御装置10は、視線センサにより検知された表示面DS上の視線位置にポインタを表示してもよい。この場合、表示制御装置10は、指先の動作、音声、瞬きを合図にポインタ上でのタップとして受け付けてもよい。
図2に示すように、表示制御システム1には、表示制御装置10と、端末装置50とが含まれる。表示制御装置10と、端末装置50とは所定のネットワークNを介して、有線または無線により通信可能に接続される。図2は、実施形態に係る表示制御システムの構成例を示す図である。なお、図2に示した表示制御システム1には、複数台の表示制御装置10や、複数台の端末装置50が含まれてもよい。
次に、図3を用いて、実施形態に係る表示制御装置10の構成について説明する。図3は、実施形態に係る表示制御装置の構成例を示す図である。図3に示すように、表示制御装置10は、通信部11と、入力部12と、出力部13と、記憶部14と、制御部15とを有する。
通信部11は、例えば、通信回路等によって実現される。そして、通信部11は、図示しない所定の通信網と有線または無線で接続され、外部の情報処理装置との間で情報の送受信を行う。例えば、通信部11は、所定のネットワークN(図2参照)と有線または無線で接続され、端末装置50との間で情報の送受信を行う。
入力部12は、ユーザから各種操作が入力される。例えば、入力部12は、ユーザが利用する端末装置50へのユーザ操作をユーザによる操作入力として受け付けてもよい。例えば、入力部12は、通信部11を介して、端末装置50へのユーザ操作をユーザによる操作入力として受け付けてもよい。例えば、入力部12は、表示制御装置10とは別体のリモコン(リモートコントローラー:remote controller)等を含んでもよい。例えば、入力部12は、ユーザ操作に応じたリモコンからの情報を、赤外線通信や所定の無線通信等の種々の方式により、受信してもよい。この場合、例えば、入力部12は、通信部11を介して、リモコンを用いたユーザの操作に関する情報を受け付けてもよい。
出力部13は、各種情報を表示制御装置10外へ出力する。例えば、出力部13は、所定のケーブル等が接続されるインターフェイスであってもよい。例えば、出力部13は、ディスプレイDP等の表示面DSに対し、表示対象(出力対象)となる情報を送信するためのインターフェイスであってもよい。例えば、出力部13は、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)といった規格のコネクタにより実現されてもよい。図1の例では、出力部13は、表示面DSに接続されたHDMIケーブルが接続され、表示面DSに表示するコンテンツの種々の情報をディスプレイDP等の表示面DSへ送信する。
記憶部14は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部14は、例えば、表示制御装置10にインストールされているアプリケーションに関する情報、例えばプログラム等を記憶する。また、実施形態に係る記憶部14は、図3に示すように、表示面情報記憶部141と、ユーザ情報記憶部142と、コンテンツ情報記憶部143とを有する。
実施形態に係る表示面情報記憶部141は、表示面に関する各種情報を記憶する。例えば、表示面情報記憶部141は、各表示面の形状等に関する各種情報を記憶する。図4は、実施形態に係る表示面情報記憶部の一例を示す図である。図4に示す表示面情報記憶部141は、「表示面ID」、「設置箇所」、「サイズ情報」、「形状情報」、「関連表示面情報」といった項目が含まれる。
実施形態に係るユーザ情報記憶部142は、ユーザに関する各種情報を記憶する。例えば、ユーザ情報記憶部142は、ユーザ属性に関する各種情報を記憶する。また、ユーザ情報記憶部142は、ユーザについて検知されたセンサ情報に関する各種情報を記憶する。図5は、実施形態に係るユーザ情報記憶部の一例を示す図である。図5に示すユーザ情報記憶部142は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「センシング情報」といった項目が含まれる。「センシング情報」には、「日時」、「種別」、「センサ情報」といった項目が含まれる。
実施形態に係るコンテンツ情報記憶部143は、コンテンツに関する各種情報を記憶する。図6は、実施形態に係るコンテンツ情報記憶部の一例を示す図である。例えば、コンテンツ情報記憶部143は、表示面DSに表示される表示対象の一例であるコンテンツに関する情報を記憶する。なお、コンテンツには、ニュース記事や動画や広告等の種々のコンテンツが含まれてもよい。図6に示すコンテンツ情報記憶部143は、「コンテンツID」、「外径情報」、「内容」といった項目を有する。
制御部15は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、表示制御装置10内部の記憶部14などの記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。例えば、この各種プログラムは、表示制御処理を行うアプリケーションのプログラムが含まれる。また、制御部15は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
取得部151は、各種情報を取得する。取得部151は、記憶部14から各種情報を取得する。取得部151は、表示面情報記憶部141やユーザ情報記憶部142やコンテンツ情報記憶部143等から各種情報を取得する。また、取得部151は、各種情報を外部の情報処理装置から取得してもよい。例えば、取得部151は、端末装置50から各種情報を取得する。取得部151は、入力部12を介して、表示制御装置10を利用するユーザによる各種操作の入力を取得する。取得部151は、センサ部16を介して、表示面DSに対するユーザによる各種操作の入力を取得する。取得部151は、センサ部16が検知したセンサ情報に基づいて、表示面DSに対するユーザによる各種操作の入力を取得する。取得部151は、受付部154により受け付けられたユーザによる各種操作を示す情報を取得する。
表示制御部152は、種々の情報を制御する。表示制御部152は、種々の情報の表示を制御する。表示制御部152は、記憶部14に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報の表示を制御する。表示制御部152は、表示面情報記憶部141やユーザ情報記憶部142やコンテンツ情報記憶部143等に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報の表示を制御する。表示制御部152は、取得部151により取得された各種情報に基づいて、種々の情報の表示を制御する。
表示部153は、種々の情報を表示する。表示部153は、種々の情報を表示する。表示部153は、記憶部14に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を表示する。表示部153は、表示面情報記憶部141やユーザ情報記憶部142やコンテンツ情報記憶部143等に記憶された各種情報に基づいて、種々の情報を表示する。表示部153は、取得部151により取得された各種情報に基づいて、種々の情報を表示する。表示部153は、表示制御部152による表示制御に基づいて、種々の情報を表示する。表示部153は、種々のコンテンツを表示する。表示部153は、表示制御部152により表示態様が補正されたコンテンツを表示する。
受付部154は、各種情報を受け付ける。例えば、受付部154は、ユーザが利用する端末装置50へのユーザ操作をユーザによる操作入力として受け付ける。例えば、受付部154は、通信部11や入力部12を介して、端末装置50へのユーザ操作をユーザによる操作入力として受け付けてもよい。
センサ部16は、所定の情報を検知する。センサ部16は、ユーザの3次元位置を検知する。センサ部16は、ユーザの頭部の3次元位置を検知する。センサ部16は、ユーザの頭部の表示面に対する相対的な3次元位置を検知する。センサ部16は、3次元カメラ(3Dカメラ)を有してもよい。センサ部16は、画像センサを有してもよい。センサ部16の画像センサは、ディスプレイDP等の表示面DSに配置されてもよい。表示面DSに配置された画像センサが撮像したユーザの画像に基づいて、センサ部16は、ユーザの表示面に対する相対的な3次元位置を検知してもよい。表示面DSに配置された画像センサが撮像したユーザの頭部等の画像に基づいて、センサ部16は、ユーザの頭部の表示面に対する相対的な3次元位置を検知してもよい。センサ部16は、画像センサ等のセンサにより顔検知の機能を有してもよい。例えば、センサ部16は、画像センサ等のセンサにより顔認識の機能を有してもよい。センサ部16が顔認識の機能を有することにより、表示制御装置10は、ユーザの特定が可能になる。例えば、センサ部16の顔認識の機能により、表示制御装置10は、多数の人がいても対象となるユーザのみの追跡および表示が可能になる。すなわち、表示制御装置10は、多数の人のうち、対象ユーザのみを追跡し、その対象ユーザに対して表示の制御を行うことができる。
次に、図7を用いて、実施形態に係る表示制御装置10による表示制御処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る表示制御処理を示すフローチャートである。
また、上述したように表示制御装置10は、表示したコンテンツ等の表示対象に対するユーザの操作を受付けてもよい。この点について図8を用いて説明する。図8は、表示面に対する操作の一例を示す図である。図8の例では、対象ユーザがユーザU2である場合を一例として説明する。なお、図8では、図1と同様の点についての説明は適宜省略する。
また、表示制御装置10は、ディスプレイDPに限らず、種々の表示面に表示対象を表示してもよい。例えば、表示制御装置10は、壁面等の表示面にコンテンツ等の表示対象を投影してもよい。この点について、図9を用いて説明する。図9は、投影型の表示制御の一例を示す図である。図9の例では、対象ユーザがユーザU31であり、ユーザU31の頭部HD31に表示制御装置10が装着されている場合を一例として説明する。なお、図9では、図1と同様の点についての説明は適宜省略する。
また、表示制御装置10は、1つの表示面DSを複数のユーザで共有するように表示を制御してもよい。この点について、図10を用いて説明する。図10は、複数ユーザによる表示面の共有の一例を示す図である。図10の例では、対象ユーザがユーザU41とユーザU42の2人であり、ユーザU41とユーザU42の各々に対応するコンテンツを1つの表示面DSに表示する場合を一例として説明する。なお、図10では、図1と同様の点についての説明は適宜省略する。
また、表示制御装置10は、複数のユーザのうち、第1ユーザの第1表示対象と第2ユーザの第2表示対象とを識別可能になるように表示を制御してもよい。例えば、表示制御装置10は、各利用者(ユーザ)との対話上で表示される情報を利用者ごとに区別する必要がある場合、各ユーザに対応する情報が識別可能になるように表示を制御してもよい。例えば、各ユーザに対応する情報を色で分けたり、個々の情報(表示領域)を円や矩形等の図形で囲んだりすることにより、各ユーザに対応する情報が識別可能になるように表示を制御してもよい。このように、表示制御装置10は、各利用者との対話上で表示される情報を利用者ごとに色で分けたり、個々の情報(表示領域)を包含する円や矩形で区別したりする。
また、表示制御装置10は、一の対象ユーザが移動した場合には、その一の対象ユーザの表示領域は、一の対象ユーザの位置変化に追従して移動してもよい。この場合、表示制御装置10は、2人の対象ユーザのいずれか一方のユーザが移動している場合、移動していない他方のユーザに対応する表示対象を優先して表示を制御する。表示制御装置10は、移動していない他方のユーザに対応する表示対象が表示される領域を含まない領域に、移動しているユーザに対応する表示対象が表示されるように表示を制御してもよい。表示制御装置10は、移動しているユーザに対応する表示対象を半透明化して表示するように表示を制御してもよい。例えば、一の対象ユーザが移動中に一の対象ユーザの表示領域が他の対象ユーザの表示領域と重なる場合には、表示制御装置10は、他の対象ユーザの表示を邪魔しないように半透明化してもよい。
また、表示制御装置10は、ユーザの移動時のモード(移動モード)とユーザの停止時(停止モード)のモードを切り替えてもよい。表示制御装置10は、ユーザの移動時においては、ユーザの視線の向きやユーザの視点の向きやユーザの頭部の向きに関わらず、ユーザの位置変化に追従して表示対象(表示領域)を移動されてもよい。表示制御装置10は、ユーザが移動モードである場合、ユーザの視線の向きやユーザの視点の向きやユーザの頭部の向きに関わらず、ユーザの位置変化に追従して表示対象(表示領域)を移動されてもよい。
上述してきたように、実施形態に係る表示制御装置10は、取得部151と、表示制御部152とを有する。取得部151は、対象ユーザの3次元位置に関する位置情報と、所定の表示面の形状を示す表示面情報とを取得する。表示制御部152は、対象ユーザの位置情報と所定の表示面の表示面情報とに基づいて、所定の表示面に表示された所定の表示対象に対する対象ユーザによる視認が所定の条件を満たすように、所定の表示対象の所定の表示面における表示を制御する。
上述してきた表示制御装置10による処理は、本願に係る表示制御プログラムにより実現される。例えば、表示制御装置10に係る表示部153は、表示制御装置10が有するCPUやMPU等によって、表示制御プログラムがRAMを作業領域として、表示制御プログラムに係る表示手順が実行されることにより実現される。表示制御装置10に係る他の処理部も同様に、表示制御プログラムによる各手順が実行されることにより実現される。
上述してきた実施形態に係る表示制御装置10は、例えば図11に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図11は、表示制御装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM(Read Only Memory)1300、HDD(Hard Disk Drive)1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
また、上記各実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
10 表示制御装置
141 表示面情報記憶部
142 ユーザ情報記憶部
143 コンテンツ情報記憶部
15 制御部
151 取得部
152 表示制御部
153 表示部
154 受付部
50 端末装置
N ネットワーク
Claims (23)
- 対象ユーザの3次元位置に関する位置情報と、所定の表示面の形状を示す表示面情報とを取得する取得部と、
前記対象ユーザの前記位置情報と前記所定の表示面の前記表示面情報とに基づいて、前記所定の表示面に表示された所定の表示対象を前記対象ユーザに所定の態様で視認させるために、前記所定の表示対象の前記所定の表示面における表示を制御する表示制御部と、
を備え、
前記取得部は、
第1対象ユーザの3次元位置に関する第1位置情報と、第2対象ユーザの3次元位置に関する第2位置情報とを取得し、
前記表示制御部は、
前記第1対象ユーザの前記第1位置情報と前記第2対象ユーザの前記第2位置情報とに基づいて、前記第1対象ユーザに対応する第1表示対象に対する前記第1対象ユーザによる視認、及び前記第2対象ユーザに対応する第2表示対象に対する前記第2対象ユーザによる視認が所定の態様になるように、前記第1表示対象及び前記第2表示対象の前記所定の表示面における表示を制御し、前記第1表示対象を包含する所定の形状である第1図形を表示し、前記第1図形とは形状の異なる第2図形であって、前記第2表示対象を包含する第2図形を表示することにより、前記第1表示対象と前記第2表示対象とを識別可能になるように表示を制御する
ことを特徴とする表示制御装置。 - 前記取得部は、
前記所定の表示面に対する前記対象ユーザの位置を示す前記位置情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
所定の形状を有する前記所定の表示対象を前記対象ユーザにより前記所定の形状で視認させるために、前記所定の表示対象を前記所定の表示面にマッピングすることにより、前記所定の表示対象の前記所定の表示面における表示を制御する
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の表示制御装置。 - 前記取得部は、
センサにより検知された前記対象ユーザの頭部の3次元位置に関する前記位置情報を取得し、
前記表示制御部は、
前記対象ユーザの前記頭部の位置に応じて、前記所定の表示対象の前記所定の表示面における表示を制御する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記取得部は、
センサにより検知された前記対象ユーザの視点の3次元位置に関する前記位置情報を取得し、
前記表示制御部は、
前記対象ユーザの前記視点の位置に応じて、前記所定の表示対象の前記所定の表示面における表示を制御する
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記取得部は、
センサにより検知された前記対象ユーザの視線の方向を示す視線情報を取得し、
前記表示制御部は、
前記対象ユーザの前記視線情報に基づいて、前記対象ユーザの前記視線の方向と交差する点を含む前記所定の表示面の領域に前記所定の表示対象を表示するように表示を制御する
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記対象ユーザと前記所定の表示面との間の距離に応じて、前記所定の表示対象の表示サイズを制御する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記対象ユーザと前記所定の表示面との間の距離が遠い程、前記所定の表示対象の表示サイズが多くなるように表示を制御する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記対象ユーザの位置の変化に応じて、前記所定の表示対象の表示位置を変更する
ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記対象ユーザの移動に追従するように、前記所定の表示対象の表示位置を変更する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部による表示の制御に応じて、前記所定の表示対象を表示する表示部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示部は、
前記所定の表示面であるディスプレイに前記所定の表示対象を表示する
ことを特徴とする請求項11に記載の表示制御装置。 - 前記表示部は、
前記所定の表示面に投影することにより前記所定の表示対象を表示する
ことを特徴とする請求項11に記載の表示制御装置。 - 前記対象ユーザによる前記所定の表示対象に対する操作を受け付ける受付部、
をさらに備えることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記受付部は、
前記対象ユーザのジェスチャによる前記所定の表示対象に対する操作を受け付ける
ことを特徴とする請求項14に記載の表示制御装置。 - 前記受付部は、
前記対象ユーザの音声による前記所定の表示対象に対する操作を受け付ける
ことを特徴とする請求項14または請求項15に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記第1表示対象の表示態様と、前記第2表示対象の表示態様とを異ならせることにより、前記第1表示対象と前記第2表示対象とを識別可能になるように表示を制御する
ことを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記第1表示対象を表示する色と、前記第2表示対象を表示する色とを異ならせることにより、前記第1表示対象と前記第2表示対象とを識別可能になるように表示を制御する
ことを特徴とする請求項17に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記第1対象ユーザ及び前記第2対象ユーザのいずれか一方のユーザが移動している場合、他方のユーザに対応する表示対象を優先して表示を制御する
ことを特徴とする請求項1〜18のいずれか1項に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記他方のユーザに対応する表示対象が表示される領域を含まない領域に前記一方のユーザに対応する表示対象が表示されるように表示を制御する
ことを特徴とする請求項19に記載の表示制御装置。 - 前記表示制御部は、
前記一方のユーザに対応する表示対象を半透明化して表示するように表示を制御する
ことを特徴とする請求項19に記載の表示制御装置。 - コンピュータが実行する表示制御方法であって、
対象ユーザの3次元位置に関する位置情報と、所定の表示面の形状を示す表示面情報とを取得する取得工程と、
前記対象ユーザの前記位置情報と前記所定の表示面の前記表示面情報とに基づいて、前記所定の表示面に表示された所定の表示対象を前記対象ユーザに所定の態様で視認させるために、前記所定の表示対象の前記所定の表示面における表示を制御する表示制御工程と、
を含み、
前記取得工程は、
第1対象ユーザの3次元位置に関する第1位置情報と、第2対象ユーザの3次元位置に関する第2位置情報とを取得し、
前記表示制御工程は、
前記第1対象ユーザの前記第1位置情報と前記第2対象ユーザの前記第2位置情報とに基づいて、前記第1対象ユーザに対応する第1表示対象に対する前記第1対象ユーザによる視認、及び前記第2対象ユーザに対応する第2表示対象に対する前記第2対象ユーザによる視認が所定の態様になるように、前記第1表示対象及び前記第2表示対象の前記所定の表示面における表示を制御し、前記第1表示対象を包含する所定の形状である第1図形を表示し、前記第1図形とは形状の異なる第2図形であって、前記第2表示対象を包含する第2図形を表示することにより、前記第1表示対象と前記第2表示対象とを識別可能になるように表示を制御する
ことを特徴とする表示制御方法。 - 対象ユーザの3次元位置に関する位置情報と、所定の表示面の形状を示す表示面情報とを取得する取得手順と、
前記対象ユーザの前記位置情報と前記所定の表示面の前記表示面情報とに基づいて、前記所定の表示面に表示された所定の表示対象を前記対象ユーザに所定の態様で視認させるために、前記所定の表示対象の前記所定の表示面における表示を制御する表示制御手順と、
をコンピュータに実行させ、
前記取得手順は、
第1対象ユーザの3次元位置に関する第1位置情報と、第2対象ユーザの3次元位置に関する第2位置情報とを取得し、
前記表示制御手順は、
前記第1対象ユーザの前記第1位置情報と前記第2対象ユーザの前記第2位置情報とに基づいて、前記第1対象ユーザに対応する第1表示対象に対する前記第1対象ユーザによる視認、及び前記第2対象ユーザに対応する第2表示対象に対する前記第2対象ユーザによる視認が所定の態様になるように、前記第1表示対象及び前記第2表示対象の前記所定の表示面における表示を制御し、前記第1表示対象を包含する所定の形状である第1図形を表示し、前記第1図形とは形状の異なる第2図形であって、前記第2表示対象を包含する第2図形を表示することにより、前記第1表示対象と前記第2表示対象とを識別可能になるように表示を制御する
ことを特徴とする表示制御プログラム。
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