JP5099762B2 - タイヤを加硫する金型、生のタイヤブランクを加硫する方法及びこの方法により得られたタイヤ - Google Patents

タイヤを加硫する金型、生のタイヤブランクを加硫する方法及びこの方法により得られたタイヤ Download PDF

Info

Publication number
JP5099762B2
JP5099762B2 JP2007311558A JP2007311558A JP5099762B2 JP 5099762 B2 JP5099762 B2 JP 5099762B2 JP 2007311558 A JP2007311558 A JP 2007311558A JP 2007311558 A JP2007311558 A JP 2007311558A JP 5099762 B2 JP5099762 B2 JP 5099762B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axial
mold
locking
radial
wedge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007311558A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008114603A (ja
Inventor
メナール ジルベール
モンドロ アドリアン
フェラン ジャン−シャルル
アレグレ ジェラール
アペルス ジャン−クロード
Original Assignee
コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン
ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=37969959&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JP5099762(B2) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン, ミシュラン ルシェルシュ エ テクニーク ソシエテ アノニム filed Critical コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン
Publication of JP2008114603A publication Critical patent/JP2008114603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5099762B2 publication Critical patent/JP5099762B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0606Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses
    • B29D30/0629Vulcanising moulds not integral with vulcanising presses with radially movable sectors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/30Mounting, exchanging or centering
    • B29C33/305Mounting of moulds or mould support plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C33/00Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
    • B29C33/30Mounting, exchanging or centering
    • B29C33/306Exchangeable mould parts, e.g. cassette moulds, mould inserts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/129Wedge
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/40Rings
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/71Wedges

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Description

本発明は、タイヤを加硫する金型(モールド)、生のタイヤブランクを加硫する方法及びこの方法により得られたタイヤに関する。
本明細書において、タイヤの「軸線」という用語は、その回転軸線のことである。この軸線は、タイヤが金型内にあると仮定した場合の金型の軸方向を定める。
生のタイヤブランクを加硫することによるタイヤの製作は、公知である。この目的のため、タイヤを次の形式の金型、即ち、
・タイヤのサイドウォールを成形する少なくとも1つの表面を備えた少なくとも1つの軸方向部材と、
・各々がタイヤトレッドを成形する少なくとも1つの表面を備えた半径方向セグメントと、
・軸方向セグメントと半径方向セグメントを互いに連結する手段とを有し、手段が、軸方向部材により支持された第1の半径方向係止面及び第1の軸方向係止面を有し、第1の係止面が、第1の係止面と相補していて、各半径方向セグメントにより支持された第2の半径方向係止面及び第2の軸方向係止面と協働することができ、第1及び第2の係止面が、
・相補する係止面が分離される金型の開放位置と、
・相補する係止面が互いに協働する金型の閉鎖位置との間で互いに対して変位可能である形式の金型内に配置する。
この種の金型は、第1及び第2のタイヤサイドウォールを成形する表面をそれぞれ備えた第1及び第2の軸方向部材を有し、かかる金型は、例えば、欧州特許出願公開第0436495号明細書に記載されている。
通常、生のタイヤブランクを加硫するためには、ブランクを以下の仕方で上述した形式の金型内に配置する。
当初、ブランクを軸方向部材と接触状態に配置し、次に、具体的には第1及び第2の係止表面を互いに対し金型の開放位置と閉鎖位置との間で軸方向に変位させる(ずらす)ことにより各軸方向部材を半径方向セグメントに連結する。
一般に、従来型金型では、生のブランクをブランクの内面と協働する加圧可撓性メンブレンを用いて金型の軸方向部材及び半径方向セグメントの成形面に押しつける。欧州特許出願公開第0436495号明細書に開示された金型では、タイヤを成形するために必要なメンブレンの圧力も又、応力を互いに相補する係止面に及ぼしてこれら係止面がこれらの協働位置になるようにし、かくして、金型を閉鎖状態に保つ効果を有する。成形圧力が金型を閉鎖状態に係止するのに関与するので、従来型金型は、自動係止方式であると呼ばれている。
欧州特許出願公開第0436495号明細書
しかしながら、上述した形式の金型では、第1及び第2の軸方向部材によって支持されたサイドウォール成形面は、これ又第1及び第2の軸方向部材によって支持された第1の半径方向係止面及び第1の軸方向係止面と一体である。この理由で、金型を開閉する際に第1及び第2の係止面を互いに対して軸方向に変位させることにより、第1の係止面及び半径方向セグメントにより支持されたトレッドの成形面と一体であるサイドウォール成形面相互間に相対変位が生じる。かかる相対変位により、ブランクが加硫される前にブランクの各サイドウォールの塑性変形によりかかる各サイドウォールに望ましくない窪みが生じる。
本発明の目的は、生のブランクを加硫する前にブランクのサイドウォールに望ましくない窪みが生じるのを回避することにある。
この目的のため、本発明は、次の形式の金型であって、
・タイヤのサイドウォールを成形する少なくとも1つの表面を備えた少なくとも1つの軸方向部材と、
・各々がタイヤトレッドを成形する少なくとも1つの表面を備えた半径方向セグメントと、
・軸方向セグメントと半径方向セグメントを互いに連結する手段とを有し、手段が、軸方向部材により支持された第1の半径方向係止面及び第1の軸方向係止面を有し、第1の係止面が、第1の係止面と相補していて、各半径方向セグメントにより支持された第2の半径方向係止面及び第2の軸方向係止面と協働することができ、第1及び第2の係止面が、
・相補する係止面が分離される金型の開放位置と、
・相補する係止面が互いに協働する金型の閉鎖位置との間で互いに対して変位可能である形式の金型において、各サイドウォール成形面は、軸方向部材の固定部分と一体であり、第1の係止面は、軸方向部材内に設けられた少なくとも1つの係止部材と一体であって、固定部分に対して動くことができることを特徴とする金型を提供する。
第1の係止面は、金型の閉鎖時に各サイドウォール成形面に対して動くことができるので、第1の係止面の変位によっては、サイドウォール成形面の変位は生じず、生のブランクへの窪みの生成は起こらない。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴では、係止部材は、金型の開放位置と閉鎖位置との間で固定部分に対して軸方向に変位可能になるように軸方向部材内に設けられる。
好ましくは、第1の半径方向係止面及び第1の軸方向係止面は、係止部材に設けられた環状溝及びリブにより形成され、第2の半径方向係止面及び第2の軸方向係止面は、各半径方向セグメントに設けられた環状溝セグメント及びリブセグメントにより形成される。
製造するのが容易な溝及びリブは、半径方向セグメントにより各軸方向部材を半径方向且つ軸方向に係止するよう互いに効果的に協働する。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、軸方向部材は、金型を閉鎖位置に係止する係止部材の少なくとも1つの楔止め部材を有する。
かくして、係止部材がタイヤの加硫の際に金型の開放位置に戻るのを阻止することにより、楔止め部材は、互いに相補する係止面をこれらの協働位置に保持し、かくして金型を閉鎖状態に保つ。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、楔止め部材は、軸方向部材の固定部分内に設けられたハウジング内で、
・ハウジング内の引っ込み位置と、
・楔止め部材がハウジングの延長部としての固定部分の軸方向面と係止部材の軸方向端面との間に挿入される楔止め位置との間で半径方向に変位可能に設けられている。
楔止め部材の引っ込み位置は、係止部材のその金型開放位置と金型閉鎖位置との間での軸方向変位を可能にする。楔止め部材の楔止め位置は、係止部材が金型の開放位置に戻るのを阻止し、かくして金型を閉鎖状態に保つ。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、楔止め部材は、軸方向部材の固定部分の外側軸方向端面に、
・係止部材の離脱位置と、
・楔止め部材が係止部材を楔止めするよう外側軸方向端面と軸方向面との間に挿入される楔止め位置との間で半径方向に変位可能に取り付けられている。
楔止め部材は、金型の外部から容易に接近可能である。離脱位置では、楔止め部材は、金型から分離可能であり、それにより係止部材をその金型開放位置と金型閉鎖位置との間で軸方向に変位させることができる。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、楔止め部材は、タイヤと同軸のリングの全体的形態をしており、係止部材は、周方向に分布して設けられていて、軸方向凹みと交互に位置する軸方向突起を有し、楔止め部材は、係止部材の突起及び凹みと相補する突起及び凹みを有し、係止部材と楔止め部材は、互いに対し、
・係止部材及び楔止め部材の突起及び突起が軸方向に重ね合わされた位置と、
・係止部材及び楔止め部材の突起及び突起が、楔止め部材及び係止部材の相補する凹み及び凹みにそれぞれ嵌め込まれる位置との間で動くことができる。
これら手段により、係止部材及び楔止め部材により形成された組立体の厚さは、突起を軸方向に重ね合わせると、金型が閉鎖位置にあるように変化する。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、係止部材は、金型の開放位置と閉鎖位置との間で固定部分に対して回転変位可能であるように軸方向部材内に設けられている。
好ましくは、第1の係止面は、差込み形連結方式に従って第2の係止面と協働するよう設計されており、
・第1の半径方向係止面及び第1の軸方向係止面は、係止部材に形成された環状面により形成されており、環状面は、環状面の半径方向外側部分全体にわたって周方向に分布して設けられた軸方向突起を備え、
・第2の半径方向係止面及び第2の軸方向係止面は、各々対応の半径方向セグメントに設けられた環状面セグメントにより形成され、環状面セグメントは各々、環状面セグメントの半径方向内側部分全体にわたって周方向に分布して設けられた軸方向突起を備え、
・突起は、凹みと交互に位置する。
差込み形連結を可能にする互いに協働するかかる係止面は、軸方向に僅かしかスペースを占めず、追加の楔止め部材を必要としない。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、係止部材は、タイヤが金型内に位置していると仮定した場合にタイヤと同軸のリングの全体的形態をしている。
かかる係止部材は、軸方向部材の静止部分上で軸方向に又は回転的に案内するのが容易である。
本発明の金型の別のオプションとしての特徴によれば、金型は、第1及び第2のタイヤサイドウォールを成形する表面をそれぞれ備えた第1及び第2の軸方向部材を有し、第1の係止面は、各軸方向部材内に設けられた少なくとも1つの係止部材と一体であって、軸方向部材の固定部分に対して動くことができる。
本発明は又、金型を用いて生のタイヤブランクを加硫する方法であって、金型が、
・タイヤのサイドウォールを成形する少なくとも1つの表面を備えた少なくとも1つの軸方向部材と、
・タイヤのトレッドを成形する少なくとも1つの表面を備えた半径方向セグメントと、
・軸方向セグメントと半径方向セグメントを互いに連結する手段とを有し、
上記方法が、
・生のタイヤブランクを軸方向部材と接触した状態に配置し、
・連結手段を用いて軸方向部材を半径方向セグメントに連結する形式のものである、方法において、
金型が、上述したものであるので、軸方向部材の固定部分の軸方向位置を半径方向セグメントに対して一定に保った状態で第1及び第2の係止面を互いに対して金型の開放位置から閉鎖位置に向かって変位させることにより連結手段を用いて軸方向部材を半径方向セグメントに連結することを特徴とする方法を提案する。
半径方向セグメントに対する軸方向部材の固定部分の軸方向位置は、第1の係止面と第2の係止面の互いに対する軸方向変位中、一定のままなので、軸方向部材の固定部分と一体の各サイドウォール成形面と半径方向セグメントによって支持された各トレッド成形面との間には相対変位が生じない。かくして、生のタイヤブランクのサイドウォールには望ましくない窪みが形成されることはない。
本発明の方法の別のオプションとしての特徴によれば、金型は、上述したものなので、第1及び第2の係止面を互いに対し金型の開放位置から閉鎖位置に向かって軸方向に変位させた後、係止部材を楔止め部材の半径方向変位により金型の閉鎖位置で楔止めする。
従来型モールド内のメンブレンの圧力と同様、楔止め部材は、互いに相補する係止面に応力を及ぼしてこれら係止面がこれらの協働位置になることができるようにし、かくして、金型を閉鎖状態に保つ。
本発明は又、上述した方法により得られることを特徴とするタイヤを提供する。
本発明は、添付の図面を参照して行われる非限定的な実施形態によって行われるに過ぎない以下の説明から一層良く理解されよう。
図1乃至図4は、全体が参照符号10で示された本発明の第1の実施形態としての金型(なお、本件においては、金型という用語は、モールドと同義であり、その材質は任意である)を示している。この金型10は、図1にのみ示されているタイヤ12を得るためにブランクを加硫するようになっている。
図示の例では、金型10は、全体として、タイヤが図1に示されているように金型10内に収納されているときにタイヤ12の回転軸線と一致する軸線Xを中心とする回転本体である。
金型は、第1及び第2の軸方向部材14、半径方向セグメント16及び各軸方向部材14と半径方向セグメント16を互いに連結する手段18を有している。
各軸方向部材14は、全体として回転本体であり、各軸方向部材は、タイヤの対応のサイドウォール22を成形する回転面20を備えている。半径方向セグメント16は各々、タイヤ12のトレッド26を成形する回転面24のセグメントを備えている。
各軸方向部材14は、シェルと呼ばれる固定部分14F及び固定部分14Fに対して軸方向に可動的に取り付けられた可動部分と呼ばれる部分14Mを有している。
図示の例では、可動部分14Mは、タイヤ12が金型10内に位置していると仮定した場合にタイヤ12と同軸のリングの全体的形状をしている。可動部分14Mは、第1の端面SI及び第2の端面SE(図4参照)により軸方向に確定されている。可動部分14Mは、互いに相補する円筒形軸方向案内面28,30によって固定部分14Fに対して軸方向に案内され、摺動による固定部分に対する可動部分14Mの軸方向変位が可能である。
各軸方向部材14のサイドウォール成形面20が、この部材14の固定部分14Fと一体であることは、注目されるべきである。
各軸方向部材14の固定部分14Fは、肩32を有し、この肩は、各半径方向セグメント16の相補形の肩34と協働することができる。互いに相補する肩32,34は、各半径方向セグメント16と共に軸方向部材14を軸方向に支承して相互に半径方向に案内する互いに相補する表面を形成している。
連結手段18は、軸方向の可動部分14Mに設けられた環状溝36及び環状リブ38(図2参照)によって形成された第1の半径方向及び軸方向係止面を有する。かくして、第1の係止面36,38は、可動部分14Mと一体であり、可動部分は、係止部材を形成している。
環状溝36及び環状リブ38は、各軸方向部材14を半径方向セグメント16に半径方向且つ軸方向に係止するよう各半径方向セグメント16に形成された相補形の環状溝セグメント40及び環状リブセグメント42と協働する。
かくして、各軸方向部材14によって支持された第1の係止面36,38は、上述の第1の係止面と相補していて、各半径方向セグメント16と一体の環状溝セグメント40及び環状リブセグメント42により形成された第2の半径方向係止面及び第2の軸方向係止面と協働することができる。
かくして、第1の係止面36,38及び第2の係止面40,42は、互いに対して、
・図2及び図3に示されているように、相補する係止面36〜42が互いに分離された金型の開放位置と、
・図1及び図4に示されているように、相補する係止面36〜42が互いに協働する金型の閉鎖位置との間で軸方向に変位可能である。
かくして、可動部分14M及びこの可動部分14Mに設けられた第1の係止面36,38は、図2及び図3並びに図1及び図4にそれぞれ示された金型の開放位置と閉鎖位置との間で軸方向に変位可能である。
各軸方向部材14は、可動部分14Mを図1に示すように金型の閉鎖位置に楔止めする少なくとも1つの部材44を有している。
図1乃至図4に示す本発明の第1の実施形態では、楔止め部材44は、軸方向部材14の固定部分14F内に設けられたハウジング46内で、
・図2乃至図4に示すようなハウジング46内の引っ込み位置と、
・図1に示すような楔止め位置との間で半径方向に変位可能に設けられている。
楔止め位置では、楔止め部材44は、ハウジング46の延長部としての固定部分14Fの軸方向面48と可動部分14Mの軸方向端面SIとの間に挿入される。
次に、本発明の第1の実施形態としての金型10を用いて生のタイヤブランクを加硫する方法の主な特徴を説明する。
最初に、生のタイヤブランクを金型10の2つの軸方向部材14相互間に配置して、半径方向セグメント16が図2に示すように軸方向部材14から半径方向に間隔を置いた状態で、ブランクが軸方向部材14と接触関係をなすようにする。
次に、各楔止め部材46がハウジング46内の引っ込み位置にあると共に各可動部分14Mが金型10の開放位置にある状態で、半径方向セグメント16を軸方向部材14の近くまで半径方向に動かして図3に示す位置の状態にする。移動の際、相補肩32,34は、各軸方向部材14を各半径方向セグメント16と共に相互に半径方向に案内するのに関与する。
次に、従来型手段を用いて各軸方向部材14の可動部分14Mを図4に示すように金型10の閉鎖位置に向かって軸方向に変位させる。
これは、第1の係止面36,38及び第2の係止面40,42を互いに対して金型10の開放位置から閉鎖位置に向かって軸方向に変位させ、その結果、軸方向部材14を半径方向セグメント16に連結する作用効果を有する。
第1の係止面36,38及び第2の係止面40,42の相対的軸方向変位は、各軸方向部材14の固定部分14Fの軸方向位置を半径方向セグメント16に対して一定に保った状態で行われることは、注目されるべきである。
最後に、楔止め部材46をその引っ込み位置から図1に示すその楔止め位置に向かって半径方向に変位させることにより各軸方向部材14の可動部分14Mを金型10の閉鎖位置で楔止めする。
図5は、本発明の第2の実施形態としての金型を示している。図5では、図1乃至図4に示した要素と類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
この実施形態では、加硫部材44は、軸方向部材14の固定部分14Fの軸方向外側端面S′Eに、
・係止部材を形成する可動部分14Mの離脱位置と、
・図5に示すように、楔止め部材44が軸方向外側端面S′Eと可動部分14M上に軸方向楔止め面SCを形成する可動部分14Mの半径方向内側肩との間に挿入される楔止め位置との間で半径方向に変位可能に取り付けられている。
楔止め部材は、金型の軸線Xと同軸のセグメント状リングの全体的形態をしているのが良い。
本発明の第2の具体化例としての金型10を用いて生のタイヤブランクを加硫する方法の主な特徴は、本発明の第1の具体化例としての金型10と共に上述した方法から、必要な変更を施した状態で演繹できる。
図6は、本発明の第3の実施形態としての金型を示している。図6では、図1乃至図5に示した要素と類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
この第3の実施形態では、係止部材14Mは、周方向に分布して設けられていて、軸方向凹み64Bと交互に位置する軸方向突起62Bを有している。
楔止め部材44は、タイヤと同軸のリングの全体的形状をしており、この楔止め部材は、係止部材14Mの突起62B及び凹み64Bと相補した突起62C及び凹み64Cを有している。
係止部材14Mと楔止め部材44は、互いに対して、
・係止部材14M及び楔止め部材44のそれぞれの突起62B及び突起62Cが軸方向に互いに重ね合わされた位置と、
・係止部材14M及び楔止め部材44のそれぞれの突起62B及び62Cが、楔止め部材44及び係止部材14Mのそれぞれの相補する凹み64C及び凹み64Bにそれぞれ嵌め込まれる位置との間で動くことができる。
次に、本発明の第3の実施形態としての金型を用いて生のタイヤブランクを加硫する方法の主な特徴を説明する。
生のタイヤブランクを金型の2つの軸方向部材14相互間にいったん配置すると、係止部材14Mを図7に示す嵌合位置から突起62B,62Cが凹み64C,64Bに対してそれぞれ軸方向にオフセットされた中間位置に向かって軸方向に変位させる。この中間位置は、図8に示されている。
次に、係止部材14Mをタイヤ軸線周りに楔止め部材44に対して回動させて金型閉鎖位置に相当する図9に示す重ね合わせ位置に達するようにする。
この実施形態の変形例として、軸方向部材の固定部分14Fと可動部分14Mとの間にねじとナット形の連結手段を用い、軸方向コンポーネントを含むねじ連結手段を締め又は弛ませることにより変位をもたらしても良い。
図10乃至図13は、本発明の第4の実施形態としての金型を示している。これらの図では、図1乃至図9に示す要素と類似した要素は、同一の参照符号で示されている。
この第4の実施形態では、金型の各軸方向部材14の可動部分14M(係止部材)を軸方向部材14の固定部分14F上で軸線X回りに回転運動するよう取り付けられている。
可動部分14Mは、全体として、タイヤ12が金型10内に位置していると仮定して、タイヤ12と同一の軸線に取り付けられたリングの形態をしている。可動部分14Mを具体的には互いに相補する円筒形案内面66,70の助けにより固定部分14Fに対して回転的に案内される。上述の実施形態とは異なり、可動部分14Mは、固定部分14Fに対して軸方向に変位するようには設計されていない。
第4の実施形態では、連結手段18の第1の半径方向係止面及び第1の軸方向係止面は、軸方向部材の可動部分14Mに設けられた環状面72により形成され、軸方向突起74Aが、この環状面72の半径方向外側部分全体にわたり周方向に分布して設けられている(図10、図11及び図13参照)。これら突起74Aは、凹み76Aと交互に位置している。
さらに、第1の係止面と相補する第2の半径方向及び軸方向係止面は、対応の半径方向セグメント16に各々設けられた環状面セグメント78によって形成されている。各環状面セグメント78は、環状面78のセグメントの半径方向内側部分全体にわたり周方向に分布して設けられた軸方向突起80Bを備えている(図10、図11及び図12参照)。これら突起80Bは、凹み82Bと交互に位置している。
各軸方向部材14に設けられた第1の係止面72,74Aは、差込み形連結方式で各半径方向セグメント16の第2の係止面78,80Bと協働するよう設計されている。
可動部分14Mを固定部分14Fに対して回転させることにより、第1の係止面を第2の係止面に対して、
・突起74A,80Bが相互に角度的にオフセットされ、これら突起74A,80Bが相補する凹み76A,82Bを通って互いに対して半径方向に動くことができるようにする位置と、
・突起74A,80Bが相互に半径方向に当接した状態になり、各可動部分14Mの突起74Aが半径方向セグメント16の対応の突起80Bを包囲する位置との間で回転変位させる。
突起74A,80Bの角度的オフセット位置では、軸方向部材14は、図11に示すように、金型10が開いているように半径方向セグメント16から分離するのが良い。
突起74A,80Bの半径方向当接位置では、軸方向部材14と半径方向セグメント16は、互いに対して半径方向且つ軸方向に動くのが阻止され、したがって図10に示すように、金型10が閉じられるようになる。
上述した実施形態と類似した仕方で、図11に示す金型の形態(金型10が開かれている)から始まって、金型を閉鎖するため、半径方向セグメント16を図10に示す位置に達するまで、軸方向部材14の近くに半径方向に移動させる。
この手順の間、可動部分14Mは、突起74A,80Bが相互に角度的にオフセットされたその位置にあり、かくして、これら突起74A,80Bを相補する凹み76A,82Bを通って互いに対して半径方向に変位させることができる。さらに、相補する肩32,34は、軸方向部材14と半径方向セグメント16の相互半径方向案内に寄与する。
しかる後、可動部分14Mは、突起74A,80Bが互いに対して半径方向当接状態にあるその位置に配置されるよう回転するようになり、かくして、軸方向部材14と半径方向セグメント16を半径方向と軸方向の両方において係止する作用効果が得られる。
本発明は、上述の実施形態には限定されない。
本発明の第1の実施形態としての金型の軸方向断面図である。 図1と類似した半分の図であり、金型を種々の閉鎖段階のうちの1つで示す図である。 図1と類似した半分の図であり、金型を種々の閉鎖段階のうちの1つで示す図である。 図1と類似した半分の図であり、金型を種々の閉鎖段階のうちの1つで示す図である。 本発明の第2の実施形態としての金型の軸方向断面半図である。 本発明の第3の実施形態としての金型の軸方向断面半図である。 金型を閉鎖する種々の段階のうちの1つにある図6の金型の係止部材及び楔止め部材の一部の斜視図である。 金型を閉鎖する種々の段階のうちの1つにある図6の金型の係止部材及び楔止め部材の一部の斜視図である。 金型を閉鎖する種々の段階のうちの1つにある図6の金型の係止部材及び楔止め部材の一部の斜視図である。 閉鎖状態で示された本発明の第4の実施形態としての金型の軸方向断面半図である。 開放状態で示された本発明の第4の実施形態としての金型の軸方向断面半図である。 図10の金型の半径方向セグメント及び係止部材の一部の斜視図である。 図11の金型の半径方向セグメント及び係止部材の一部の斜視図である。
符号の説明
10 金型
12 タイヤ
14 軸方向部材
16 半径方向部材又はセグメント
20,24 回転面
22 サイドウォール
26 トレッド
14F 固定部分又はシェル
14M 可動部分
28,30 軸方向案内面
32,34 肩
36,40 溝
38,42 リブ
44 楔止め部材
46 ハウジング

Claims (12)

  1. タイヤを加硫する金型であって、
    ・タイヤのサイドウォール(22)を成形する少なくとも1つの表面(20)を備えた少なくとも1つの軸方向部材(14)と、
    ・各々がタイヤトレッド(26)を成形する少なくとも1つの表面(24)を備えた半径方向セグメント(16)と、
    ・前記軸方向セグメントと前記半径方向セグメントを互いに連結する手段とを有し、前記手段が、前記軸方向部材(14)により支持された第1の半径方向係止面(36)及び第1の軸方向係止面(38)を有し、前記第1の係止面(36,38)が、前記第1の係止面(36,38)と相補していて、各半径方向セグメント(16)により支持された第2の半径方向係止面(40)及び第2の軸方向係止面(42)と協働することができ、前記第1及び前記第2の係止面(36,38,40,42;72,74A,78,80B)が、
    ・前記相補する係止面(36,38,40,42;72,72A,78,80B)が分離される前記金型(10)の開放位置と、
    ・前記相補する係止面(36,38,40,42;72,74A,78,80B)が互いに協働する前記金型(10)の閉鎖位置との間で互いに対して変位可能である形式の金型において、各サイドウォール成形面(20)は、前記軸方向部材(14)の固定部分(14F)と一体であり、前記第1の係止面(36,38)は、前記軸方向部材(14)内に設けられた少なくとも1つの係止部材(14M)と一体であり、
    前記係止部材(14M)は、前記金型(10)の前記開放位置と前記閉鎖位置との間で前記固定部分(14F)に対して軸方向に変位可能になるように前記軸方向部材(14)内に設けられ、これにより、前記係止部材(14M)と一体である前記第1の係止面(36,38)が前記軸方向部材(14)の固定部分(14F)に対して軸方向に変位可能であることを特徴とする金型。
  2. 前記第1の半径方向係止面及び前記第1の軸方向係止面は、前記係止部材(14M)に設けられた環状溝及びリブ(36,38)により形成され、前記第2の半径方向係止面及び前記第2の軸方向係止面は、各半径方向セグメント(16)に設けられた環状溝セグメント(40)及びリブセグメント(42)により形成されている、請求項記載の金型。
  3. 前記軸方向部材(14)は、前記金型(10)を前記閉鎖位置に係止する前記係止部材(14M)の少なくとも1つの楔止め部材(44)を有する、請求項又は記載の金型。
  4. 前記楔止め部材(44)は、前記軸方向部材(14)の前記固定部分(14M)内に設けられたハウジング(46)内で、
    ・ハウジング(46)内の引っ込み位置と、
    ・前記楔止め部材(44)が前記ハウジング(46)の延長部としての前記固定部分(14M)の軸方向面(48)と前記係止部材(14M)の軸方向端面(SI)との間に挿入される楔止め位置との間で半径方向に変位可能に設けられている、請求項記載の金型。
  5. 前記楔止め部材(44)は、前記軸方向部材(14)の前記固定部分(14F)の外側軸方向端面(S′E)に、
    ・前記係止部材(14M)の離脱位置と、
    ・前記楔止め部材(44)が前記係止部材(14M)を楔止めするよう前記外側軸方向端面(S′E)と軸方向面(SC)との間に挿入される楔止め位置との間で半径方向に変位可能に取り付けられている、請求項記載の金型。
  6. 前記楔止め部材(44)は、前記タイヤと同軸のリングの全体的形態をしており、前記係止部材(14M)は、周方向に分布して設けられていて、軸方向凹み(64B)と交互に位置する軸方向突起(62B)を有し、前記楔止め部材(44)は、前記係止部材(14M)の前記突起(62B)及び前記凹み(64B)と相補する突起(62C)及び凹み(64C)を有し、前記係止部材(14M)と前記楔止め部材(44)は、互いに対し、 ・前記係止部材(14M)及び前記楔止め部材(44)の前記突起(62B)及び前記突起(62C)が軸方向に重ね合わされた位置と、
    ・前記係止部材(14M)及び前記楔止め部材(44)の前記突起(62B)及び前記突起(62C)が、前記楔止め部材(44)及び前記係止部材(14M)の相補する前記凹み(64C)及び前記凹み(64B)にそれぞれ嵌め込まれる位置との間で動くことができる、請求項記載の金型。
  7. 前記係止部材(14M)は、前記金型(10)の前記開放位置と前記閉鎖位置との間で前記固定部分(14F)に対して回転変位可能であるように前記軸方向部材(14)内に設けられている、請求項1記載の金型。
  8. 前記第1の係止面は、差込み形連結方式に従って前記第2の係止面と協働するよう設計されており、
    ・前記第1の半径方向係止面及び前記第1の軸方向係止面は、前記係止部材(14M)に形成された環状面(72)により形成されており、前記環状面は、前記環状面(72)の半径方向外側部分全体にわたって周方向に分布して設けられた軸方向突起(74A)を備え、
    ・前記第2の半径方向係止面及び前記第2の軸方向係止面は、各々対応の半径方向セグメント(16)に設けられた環状面セグメント(78)により形成され、前記環状面セグメントは各々、前記環状面セグメント(78)の半径方向内側部分全体にわたって周方向に分布して設けられた軸方向突起(80B)を備え、
    ・前記突起(74A,80B)は、凹み(76A,82B)と交互に位置している、請求項記載の金型。
  9. 前記係止部材(14M)は、前記タイヤが前記金型(10)内に位置していると仮定した場合に前記タイヤ(12)と同軸のリングの全体的形態をしている、請求項1乃至の何れか1項に記載の金型。
  10. 前記第1及び前記第2のタイヤサイドウォール(22)を成形する表面(20)をそれぞれ備えた第1及び第2の軸方向部材(14)を有し、前記第1の係止面(36,38;72,74A)は、各軸方向部材(14)内に設けられた少なくとも1つの係止部材(14M)と一体であって、前記軸方向部材(14)の前記固定部分(14F)に対して動くことができる、請求項1乃至の何れか1項に記載の金型。
  11. 金型(10)を用いて生のタイヤブランク(12)を加硫する方法であって、前記金型が、
    ・タイヤのサイドウォール(32)を成形する少なくとも1つの表面(20)を備えた少なくとも1つの軸方向部材(14)と、
    ・タイヤのトレッド(26)を成形する少なくとも1つの表面(24)を備えた半径方向セグメント(16)と、
    ・前記軸方向セグメント(14)と前記半径方向セグメント(16)を互いに連結する手段とを有し、
    前記方法が、
    ・前記生のタイヤブランクを前記軸方向部材(14)と接触した状態に配置し、
    ・前記連結手段(36,38,40,42;72,74A,78,80B)を用いて前記軸方向部材(14)を前記半径方向セグメント(16)に連結する形式のものである、方法において、
    前記金型(10)が、請求項1乃至10の何れか1項に記載されたものであるので、前記軸方向部材(14)の前記固定部分(14F)の軸方向位置を前記半径方向セグメント(16)に対して一定に保った状態で前記第1及び前記第2の係止面(36,38,40,42;72,74A,78,80B)を互いに対して前記金型(10)の開放位置から閉鎖位置に向かって変位させることにより前記連結手段を用いて前記軸方向部材(14)を前記半径方向セグメント(16)に連結することを特徴とする方法。
  12. 前記金型(10)は、請求項又は記載のものなので、前記第1及び前記第2の係止面(36,38,40,42;72,74A,78,80B)を互いに対し前記金型(10)の前記開放位置から前記閉鎖位置に向かって軸方向に変位させた後、前記係止部材(14M)を前記楔止め部材(44)の半径方向変位により前記金型(10)の前記閉鎖位置で楔止めする、請求項11記載の方法。
JP2007311558A 2006-11-02 2007-11-02 タイヤを加硫する金型、生のタイヤブランクを加硫する方法及びこの方法により得られたタイヤ Expired - Fee Related JP5099762B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0654700 2006-11-02
FR0654700A FR2908069B1 (fr) 2006-11-02 2006-11-02 Moule pour la vulcanisation d'un pneumatique, procede de vulcanisation d'une ebauche crue de pneumatique et pneumatique obtenu par ce procede
US88107407P 2007-01-18 2007-01-18
US60/881,074 2007-01-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008114603A JP2008114603A (ja) 2008-05-22
JP5099762B2 true JP5099762B2 (ja) 2012-12-19

Family

ID=37969959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007311558A Expired - Fee Related JP5099762B2 (ja) 2006-11-02 2007-11-02 タイヤを加硫する金型、生のタイヤブランクを加硫する方法及びこの方法により得られたタイヤ

Country Status (7)

Country Link
US (2) US7862317B2 (ja)
EP (1) EP1918087B1 (ja)
JP (1) JP5099762B2 (ja)
CN (1) CN101172375B (ja)
BR (1) BRPI0704092B1 (ja)
DE (1) DE602007000436D1 (ja)
FR (1) FR2908069B1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BRPI0822855A2 (pt) * 2008-06-27 2015-06-30 Michelin Rech Tech Molde de cura de pneumático
JP5676484B2 (ja) * 2010-01-08 2015-02-25 不二商事株式会社 タイヤの加硫装置
FR2981883B1 (fr) 2011-10-28 2014-09-12 Michelin Soc Tech Presse de vulcanisation de pneumatique comprenant des moyens de chauffage par induction
FR2983115B1 (fr) * 2011-11-25 2014-06-20 Michelin Soc Tech Moule comportant une cavite pour le moulage d'un dispositif de fermeture dans une rainure
FR2983116B1 (fr) * 2011-11-30 2014-01-17 Michelin Soc Tech Moule autobloquant pour le moulage et la vulcanisation de pneumatiques a effet de levier
FR2983117B1 (fr) 2011-11-30 2014-01-17 Michelin Soc Tech Moule autobloquant pour le moulage et la vulcanisation des pneumatiques comprenant une cale de limitation d'effort
CN103158214B (zh) * 2011-12-13 2016-04-27 风神轮胎股份有限公司 下开式活络模具弓型座定位装置
JP5631904B2 (ja) * 2012-01-16 2014-11-26 住友ゴム工業株式会社 タイヤ用モールド
FR3045436B1 (fr) * 2015-12-21 2018-08-10 Compagnie Generale Des Etablissements Michelin Moule autobloquant pour le moulage et la vulcanisation des pneumatiques comprenant une rondelle epaule
JP6809893B2 (ja) * 2016-12-16 2021-01-06 Toyo Tire株式会社 タイヤ加硫金型および空気入りタイヤ
CN111002610A (zh) * 2018-10-08 2020-04-14 黄勇贤 一次硫化成型实心轮胎制作工艺
FR3090466B3 (fr) * 2018-12-19 2020-12-25 Michelin & Cie Moule à secteurs pour pneumatique, notamment pour pneumatique de véhicule à usage agricole, et procédé de moulage associé
JP7468222B2 (ja) 2020-07-27 2024-04-16 住友ゴム工業株式会社 モールド

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1285853A (en) * 1917-08-17 1918-11-26 Goodyear Tire & Rubber Interlocking mold.
US1542798A (en) * 1923-03-02 1925-06-16 Fisk Rubber Co Tire mold
US1851570A (en) * 1927-06-27 1932-03-29 Nat Rubber Machinery Co Vulcanizing mold
US2334448A (en) * 1940-12-09 1943-11-16 Albert F Sheridan Pressure receptacle closure
FR1453942A (fr) * 1965-07-23 1966-07-22 Avon Rubber Company Ltd Perfectionnements à des moules pour bandages, pneumatiques ou analogues
US3479693A (en) * 1966-09-22 1969-11-25 Nrm Corp Tire mold construction
BE759552A (fr) * 1969-11-29 1971-05-27 Uniroyal Englebert Ag Machine destinee au moulage et a la vulcanisation des bandages pneumatiques
AU452453B2 (en) * 1970-04-29 1974-08-20 The Dunlop Company Limited Improvements in or relating to tyre moulds
US3741696A (en) * 1971-06-01 1973-06-26 Goodyear Tire & Rubber Segmented tire mold
US3867504A (en) * 1971-09-27 1975-02-18 Goodyear Tire & Rubber Method of operating a fire mold
US3825396A (en) * 1973-03-07 1974-07-23 Owens Illinois Inc Blow mold latching mechanism including a safety feature
US3918861A (en) * 1974-10-11 1975-11-11 Cooper Tire & Rubber Co Vulcanizing press with rotary locking mechanism
DE2502185C3 (de) * 1975-01-21 1982-02-04 Continental Gummi-Werke Ag, 3000 Hannover Vulkanisierform für Fahrzeugluftreifen
FR2656563B1 (fr) * 1990-01-02 1992-04-10 Michelin & Cie Moule a secteurs a auto-verrouillage, pour la vulcanisation des enveloppes de pneumatique.
US6382943B1 (en) * 1998-10-08 2002-05-07 The Goodyear Tire & Rubber Company Multiple insert tire mold and assembly method
US6581896B1 (en) * 2002-01-07 2003-06-24 Steven Olexovitch Baluster clamp
US7459117B2 (en) * 2003-04-17 2008-12-02 The Goodyear Tire & Rubber Company Method for curing tires using a self-locking tire mold

Also Published As

Publication number Publication date
CN101172375A (zh) 2008-05-07
DE602007000436D1 (de) 2009-02-12
US20110006456A1 (en) 2011-01-13
JP2008114603A (ja) 2008-05-22
US20080178990A1 (en) 2008-07-31
EP1918087A1 (fr) 2008-05-07
US8303286B2 (en) 2012-11-06
EP1918087B1 (fr) 2008-12-31
FR2908069B1 (fr) 2009-05-08
BRPI0704092A8 (pt) 2017-12-26
BRPI0704092B1 (pt) 2018-11-06
FR2908069A1 (fr) 2008-05-09
CN101172375B (zh) 2012-04-25
US7862317B2 (en) 2011-01-04
BRPI0704092A (pt) 2008-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5099762B2 (ja) タイヤを加硫する金型、生のタイヤブランクを加硫する方法及びこの方法により得られたタイヤ
US20120153540A1 (en) Die for molding cvj boot and process for molding the same
JPS5842824B2 (ja) 自動車空気タイヤ用の硬化金型
US7963756B2 (en) Segmented tire mold
JP2010179636A (ja) タイヤの加硫金型
US9482268B2 (en) Connecting assembly for a vehicle
JP3770705B2 (ja) タイヤ製造用内型
CN101462326B (zh) 硫化未硫化的轮胎坯的模具
US5180592A (en) Self-locking sector-type mold for the vulcanization of tires
EP1368175B1 (en) Apparatus and method for manufacturing a spigot end of a pipe part provided with a sealing ring
JP4074326B2 (ja) 樹脂製ジョイントブーツの製造方法
WO2019224969A1 (ja) タイヤ加硫金型装置
JP2006306033A (ja) 成形金型
JP2006321080A (ja) 空気入りタイヤの製造方法および装置
JP3993662B2 (ja) ゴム製cvjブーツ
JP6490489B2 (ja) タイヤ加硫用金型およびタイヤ加硫方法
JP7029291B2 (ja) タイヤ成形装置
JP2008179046A (ja) タイヤ加硫用金型
JP7483230B2 (ja) 射出成形金型及び該金型を用いた樹脂製パイプの成形方法
JP2019038129A (ja) 重荷重用タイヤ加硫用金型、重荷重用タイヤの製造方法及び重荷重用タイヤ
JP2019038193A (ja) 空気入りタイヤの製造方法及びタイヤ成形装置
JP6585486B2 (ja) タイヤ加硫成形用金型及び空気入りタイヤ
US1195480A (en) Separable coke fob making pneumatic-tire casings
JP2002283471A (ja) タイヤ成形フォーマー
JP2008238779A (ja) タイヤ加硫方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080321

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080321

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120619

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120731

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120903

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120920

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees