JP5098988B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
内燃機関の排気通路に配置された触媒コンバータと、
前記触媒コンバータに活性酸素を供給する活性酸素供給装置と、
を備え、
前記触媒コンバータは、担体に銀が担持された触媒を有し、
前記触媒中の銀の割合が5〜50重量%であり、
100℃における前記担体の活性酸素分解率が60%以下であることを特徴とする。
前記触媒中の銀の割合が7〜40重量%である。
前記触媒中の銀の割合が10〜30重量%である。
100℃における前記担体の活性酸素分解率が45%以下である。
前記担体は、アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニアおよび酸化ランタンよりなる群から選択される1種または複数種を主成分とするものである。
図1は、本発明の実施の形態1の排気浄化装置を説明するための図である。図1に示す排気浄化装置は、内燃機関10の排気ガス中の有害成分(特にCO:一酸化炭素)を浄化するための装置である。なお、図1においては、便宜上、内燃機関10の大きさに対して排気浄化装置の大きさを誇張して描いている。
(実施例A)
担体としてのγ−Al2O3を水に分散させた溶液にAgNO3溶液を加え、乾燥および焼成することにより、Ag担持量5重量%のAg/γ−Al2O3触媒粉末を得た。この触媒粉末を2mm径のペレットに成形し、2グラムのペレット触媒を調整した。
Ag担持量を7重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を10重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を15重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を20重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を30重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を40重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を50重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
担体としてSiO2を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
担体としてZrO2を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
担体としてTiO2を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
担体としてLa2O3を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag担持量を2重量%としたこと以外は実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
Ag粉末を2mm径のペレットに成形することにより、担体が無く、Agのみからなる2グラムのペレット触媒を調整した。すなわち、比較例Pは、Ag担持量100重量%の触媒に相当する。
担体としてFe2O3を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
担体としてCeO2−ZrO2(セリア−ジルコニア複合酸化物)を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
担体としてMnO2を用いたこと、および、Ag担持量を10重量%としたこと以外は、実施例Aと同様にして、ペレット触媒を調製した。
上述したようにして調整した各実施例および各比較例のペレット触媒に対し、図4および図5に示す実験装置を用いて、次のような試験を行った。図5は、図4中の破線の楕円で示す部分の詳細を示す図である。この実験装置の構成機器は、次の通りである。
オゾン分析計(上流側) : 荏原実業(株)製 EG600
オゾン分析計(下流側) : 荏原実業(株)製 EG2001
排ガス分析計 : (株)堀場製作所製 MEXA9100D
上記と同じ実験装置を用いて、γ−Al2O3、SiO2、ZrO2、TiO2、La2O3、Fe2O3、CeO2−ZrO2およびMnO2の各担体材料と、実施例Cおよび比較例Rのペレット触媒について、100℃におけるオゾン分解率を次のように測定した。なお、担体材料については、担体粉末を成形してなる2mm径のペレット2グラムを用いた。
11 吸気マニホールド
12 排気マニホールド
14 燃料インジェクタ
15 排気通路
17 サプライポンプ
18 コモンレール
19 ターボチャージャ
20 触媒コンバータ
21 基材
22 オゾン供給ノズル
23 オゾン供給口
24 オゾン供給通路
25 オゾン発生器
30 触媒
32 担体
34 銀微粒子
50 ECU
Claims (4)
- 内燃機関の排気通路に配置された触媒コンバータと、
前記触媒コンバータに活性酸素を供給する活性酸素供給装置と、
を備え、
前記触媒コンバータは、担体に銀が担持された触媒を有し、
前記触媒中の銀の割合が5〜40重量%であり、
100℃における前記担体の活性酸素分解率が45%以下であることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。 - 前記触媒中の銀の割合が7〜40重量%であることを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記触媒中の銀の割合が10〜30重量%であることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の排気浄化装置。
- 前記担体は、アルミナ、シリカ、ジルコニア、チタニアおよび酸化ランタンよりなる群から選択される1種または複数種を主成分とするものであることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の排気浄化装置。
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JP2008315857A JP5098988B2 (ja) | 2008-12-11 | 2008-12-11 | 内燃機関の排気浄化装置 |
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2008
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