JP5098416B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は,像担持体を用いて画像形成する電子写真方式の画像形成装置に関する。さらに詳細には,塗布ブラシを用いて像担持体に潤滑剤を塗布しつつ画像形成を行う画像形成装置に関するものである。
従来より,トナー像を担持する像担持体には,適宜,潤滑剤が塗布されている。これは主に,転写時のトナーの離型性向上のため,および,クリーニングブレード等による摺擦箇所の双方の摩耗低減のためである。このような潤滑剤塗布装置としては,回転するブラシを,固形潤滑剤と像担持体との両方に接触させるように配置したものが知られている。このようなものでは,固形潤滑剤をバネ力や自重によってブラシに押圧させている。そして,ブラシによって,固形潤滑剤を掻き取り,掻き取った潤滑剤を像担持体に塗布するものである。
このような装置では,塗布ブラシによって像担持体に潤滑剤を塗布するとともに,像担持体に残留したトナー等の異物を掻き取るようにしているものがある。例えば,特許文献1では,残留トナーの帯電を調整して,積極的にブラシに回収させるようにした潤滑剤塗布装置が開示されている。しかしながら,ブラシにトナーが多く付着すると,固形潤滑剤の掻き取り性が悪化する。そのため,ブラシにフリッカーを当接させて,付着したトナーをはじき飛ばすようにされている。
その一方で,塗布ブラシに異物を付着させないようにしているものもある。例えば,特許文献2では,像担持体の回転方向に対して,塗布ブラシの上流側にクリーニングブレードを配置した画像形成装置が開示されている。これによれば,像担持体上の残留トナーをクリーニングブレードで掻き取り,クリーンな状態としてから潤滑剤を塗布するとされている。
特開2003−57996号公報 特開2006−251751号公報
しかしながら,前記した特許文献1に記載の装置では,ブラシにフリッカーを常時当接させているため,ブラシ繊維に対するストレスが大きく,毛倒れの原因となるという問題点があった。また,前記した特許文献2に記載の画像形成装置では,塗布ブラシによって塗布された潤滑剤を均すために,塗布ブラシの下流側にさらに均しブレードが設けられている。そのため,2枚のブレードが感光体に当接していることとなり,像担持体のトルクアップや装置の大型化の原因となるという問題点があった。
本発明は,前記した従来の画像形成装置が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,簡易な構成で,塗布ブラシの毛倒れと塗布ブラシへの異物の付着をともに防止し,長期にわたって安定した潤滑剤の塗布を行うことのできる画像形成装置を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた本発明の画像形成装置は,像担持体と,像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成部と,像担持体上のトナー像を被転写体に転写する転写部と,導電性繊維で構成され,像担持体の転写後かつトナー像形成前の位置に潤滑剤を塗布する塗布ブラシとを有する画像形成装置であって,像担持体の転写後かつ塗布前の位置にて,像担持体上の転写残トナーの帯電状態を調整する帯電調整部と,画像形成時に,帯電調整部に,像担持体上の転写残トナーをその本来の帯電極性に帯電させる向きの電圧を印加する調整電圧印加部と,画像形成時に,塗布ブラシに,像担持体上の転写残トナーを吸引しない向きの電圧を印加するブラシ電圧印加部とを有するものである。
本発明の画像形成装置によれば,像担持体上に形成されたトナー像のうち,転写部によって被転写体に転写されなかった転写残トナーは,帯電調整部によって帯電状態が調整される。ここで,帯電調整部には調整電圧印加部によって,転写残トナーをその本来の帯電極性に帯電させる向きの電圧が印加されているので,転写残トナーの帯電状態は本体の帯電極性に揃えられる。さらに,塗布ブラシには,ブラシ電圧印加部によって,像担持体上の転写残トナーを吸引しない向きの電圧が印加されているので,帯電極性が揃えられた転写残トナーは,塗布ブラシに引きつけられることはない。従って,塗布ブラシに当接するフリッカーを設ける必要はない。これにより,簡易な構成で,塗布ブラシの毛倒れと塗布ブラシへの異物の付着をともに防止し,長期にわたって安定した潤滑剤の塗布を行うことのできる画像形成装置となっている。
さらに本発明では,像担持体の塗布後かつ帯電前の位置に当接しているクリーニングブレードを有しているとともに,調整電圧印加部による印加電圧の直流成分の絶対値が,ブラシ電圧印加部による印加電圧の直流成分の絶対値より大きい。れにより,調整電圧印加部によって確実に,転写残トナーの帯電極性が揃えられる。
さらに本発明では,塗布ブラシは,像担持体とウィズ方向に回転するものであることが望ましい。このようなものであれば,像担持体の回転トルクを特に大きくする必要はない。
さらに本発明では,帯電調整部は,コロナ放電を用いる非接触式のものであることが望ましい。このようなものであれば,像担持体の回転に対する抵抗とはならない。
さらに本発明では,帯電調整部は,像担持体に接触して電流を流す接触式のものであることが望ましい。このようなものであれば,帯電調整部に印加する電圧は比較的小さいものでよい。
本発明の画像形成装置によれば,簡易な構成で,塗布ブラシの毛倒れと塗布ブラシへの異物の付着をともに防止し,長期にわたって安定した潤滑剤の塗布を行うことができる。
以下,本発明を具体化した最良の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,いわゆるタンデム方式のカラー画像形成装置に本発明を適用したものである。
本形態の画像形成装置1は,図1に示すように,中間転写ベルト11に沿って各色のイメージングユニット12Y,12M,12C,12Kが配置されたものである。中間転写ベルト11の周囲にはさらに,2次転写ローラ13および中間転写クリーニング部14も設けられている。画像形成時には,中間転写ベルト11は,図中反時計回りに回転する。なお,各イメージングユニット12Y,12M,12C,12Kは,いずれもほぼ同様の構成である。以下では,各色を表す添え字を省略して,イメージングユニット12という。
イメージングユニット12の概略構成を図2に示す。イメージングユニット12は,感光体21を中心に,クリーニング部22,帯電部23,露光部24,現像部25を有している。また,感光体21に対して,中間転写ベルト11をはさんで反対側には,1次転写ローラ26が配置されている(図1参照)。ここで,感光体21および帯電部23,露光部24,現像部25,1次転写ローラ26はいずれも一般的な画像形成装置に使用されているものである。
なお,本形態では,現像部25で使用するトナーは,本来の帯電極性が負である負帯電性トナーである。さらに,本形態の画像形成装置1では,反転現像方式を採用している。すなわち,感光体21のうち露光部24によって露光された部分がトナー像が形成される部分である。
さらに,本形態では,図2に示すように,クリーニング部22のハウジング30内にクリーニングブレード31,塗布ブラシ32,固形潤滑剤33,ホルダ34,押圧バネ35,スクリュー36を有している。クリーニングブレード31は,その図中上部の一辺が感光体21に当接されている。なお,本形態では,塗布ブラシ32に接触するフリッカーは,設けられていない。
本形態の塗布ブラシ32は,導電性ブラシである。例えば,金属製のシャフトの外周に,導電性繊維のブラシ毛が植えられた基布が巻き付けられて接着されたものである。ブラシ毛の植毛状態は,直毛形状でもループ形状でもよい。なお,画像形成時には,感光体21及び塗布ブラシ32は,それぞれ図2中に矢印で示すように回転される。すなわち,これらの接触箇所では,同じ向きに移動するいわゆるウィズ回転である。また,塗布ブラシ32は,感光体21と同等かやや遅い線速度となるように回転される。ここで,塗布ブラシ32は,単に感光体21に連れまわるようにしても良いし,個別に駆動されていてもよい。
固形潤滑剤33は,ステアリン酸亜鉛等の金属石鹸の粉体を溶融成形したものである。この固形潤滑剤33は,ホルダ34に取り付けられ,押圧バネ35によって塗布ブラシ32に向かって付勢されている。この固形潤滑剤33は,塗布ブラシ32の回転によって掻き取られ,塗布ブラシ32に付着する。さらに,塗布ブラシ32の回転によって運ばれ,感光体21の表面に付着される。なお,この固形潤滑剤33は,塗布ブラシ32によって掻き取られ,感光体21に付着されたのみでは,粉体状の粒子を含むものである。クリーニングブレード31を通過するときに均されることで皮膜状となり,感光体21の表面に均一に付着する。
さらに,クリーニング部22の図2中上方には,感光体21の表面に対向して第2帯電装置41が設けられている。この第2帯電装置41には電源42が接続されている。そして,塗布ブラシ32には別の電源43が接続されている。第2帯電装置41は,感光体21の表面に残留する転写残トナーの帯電状態を揃えるためのものである。そのために,第2帯電装置41の配置は,感光体21の回転方向について,転写位置の下流側で,かつ,感光体21と塗布ブラシ32との接触位置の上流側とされている。また,集められた廃トナーへの影響を避けるために,クリーニング部22のハウジング30の外部に配置されることが望ましい。
画像形成時には,感光体21に形成されたトナー像が1次転写ローラ26によって中間転写ベルト11に転写される。本形態では,負帯電性トナーを使用しているので,転写時には,感光体21の表面電位に比較して正側の電圧が1次転写ローラ26に印加される。これにより,図3に示すように,負に帯電されたトナーは1次転写ローラ26に引き寄せられ,感光体21から中間転写ベルト11へと移動する。このとき転写されずに感光体21に残留したトナーが転写残トナーとなる。
転写残トナーには,通常の帯電状態のトナーのみでなく,帯電状態の変化したトナーが混じっていることが知られている。本形態では,図4に示すように,この転写残トナーには,通常の良好な帯電状態のトナー(現像トナー)に比較して,帯電量の低下した弱帯電トナーや,帯電極性が逆転して正に帯電した逆帯電トナーが多く含まれる。そのため,全体的に帯電状態が不均一なものとなっている。環境や耐久条件等によって異なるものの,転写残トナーの3割程度は逆帯電トナーである。
本形態では,感光体21の回転方向に対し,転写位置の下流側に第2帯電装置41が配置されている。そして,転写残トナーは,感光体21の回転によってこの第2帯電装置41に対面し,ここで再び帯電される。これにより,転写残トナーの帯電状態が修正される。本形態では,電源42によって第2帯電装置41に負電圧を印加し,転写残トナーを本来の帯電極性である負に帯電させる。
さらに,本形態では,電源43により塗布ブラシ32にも電圧を印加する。このとき,塗布ブラシ32に印加する電圧は,第2帯電装置41に印加されているものと同じ向きのものとする。本形態では,第2帯電装置41に負電圧を印加し,塗布ブラシ32にも負電圧を印加する。なお,この電源43は,第2帯電装置41に電圧を印加する電源42より低電圧でよい。これにより,第2帯電装置41によって負に帯電された転写残トナーは,塗布ブラシ32の負電圧によって反発力を受けるので,塗布ブラシ32にはほとんど付着しない。
従って,本形態の画像形成装置1によれば,帯電部23,露光部24,現像部25によって感光体21にトナー像が形成される。そのトナー像は,1次転写ローラ26によって中間転写ベルト11に転写されるが,その時感光体21には転写残トナーが残留する。この転写残トナーは,感光体21の回転によって,第2帯電装置41に対面される。そして,第2帯電装置41の負電圧によって負に帯電される。
一方,塗布ブラシ32は,固形潤滑剤33を掻き取って感光体21の表面に付着させる。このとき感光体21と対面する箇所では,転写残トナーに接触することになる。本形態では,この転写残トナーは負に帯電されており,塗布ブラシ32も負電圧が印加されているので,転写残トナーが塗布ブラシ32に付着することはほとんど無い。従って,感光体21の表面には,転写残トナーと固形潤滑剤33とが付着した状態となる。その後,感光体21はさらに回転され,クリーニングブレード31によって転写残トナーが掻き取られるとともに,固形潤滑剤33は均されて皮膜を形成する。
次に,本形態の画像形成装置1を具体化した実施例について説明する。第1の実施例の要部を図5に示す。ここでは,第2帯電装置41として,コロトロンチャージャ41Aを使用し,感光体21に対して非接触に配置している。コロトロンチャージャ41Aは,タングステン製のワイヤーに高電圧を印加することで放電させるものである。ここでは,ワイヤーに約−5kVの直流電圧を印加し,マイナスの放電を引き起こす。これにより,感光体21上の転写残トナーを負に帯電させることができる。
なお,ここでは直流電圧を印加するとしたが,直流と交流との重畳電圧としても良い。またあるいは,コロトロンチャージャ41Aに代えて,スコロトロンチャージャとしてもよい。スコロトロンチャージャは,グリッドメッシュを設け,そこに印加した電圧によって帯電量調整を行うものである。
また,塗布ブラシ32は,外径12mmでシャフト径が6mm,基布の厚さ0.5m,つまり繊維長さは2.5mmのものとした。また,繊維太さは2T(デシテックス)で繊維抵抗108Ωの導電性ナイロンを,繊維密度230k本/(25.4mm)2で植毛したものとした。また,塗布ブラシ32の回転方向は感光体21と連れまわる方向(ウィズ回転)で,感光体21に対する線速度比0.7で回転される。また,感光体21に対する繊維の食い込み量を0.3mmとした。
この塗布ブラシ32には,電源43によって−200Vの直流電圧が印加される。これにより,負に帯電された転写残トナーを静電的に引き寄せることはない。また,感光体21に対する繊維の食い込み量を比較的小さくしたので,転写残トナーを機械的に回収することもほとんど無い。なお,塗布ブラシ32に印加する電圧は,感光体21との間で放電を起こさない電圧以下とする。本実施例では絶対値で500V以下とすることが好ましい。万一放電が発生すると,感光体21の表面に絶縁破壊によるピンホールができ,画像ノイズの原因となるからである。
次に,第2の実施例の要部を図6に示す。第2帯電装置41として,第1の実施例のコロトロンチャージャ41Aに代えて,接触性の導電性ブラシ41Bを用いたものである。導電性ブラシ41Bでは,コロトロンチャージャ41Aに比較して,低電圧の印加で十分である。この点について図では,電源42の電源記号の個数の差によって表している。例えば,この実施例では,導電性ブラシ41Bに−400Vの直流電圧を印加し,約−100Vの感光体21の表面電位との関係により,感光体21側から導電性ブラシ41Bへと電流が流れるようにしている。
なお,上記において,感光体21の表面電位を−100Vとしたのは,以下の理由による。反転現像方式の場合,トナーは感光体21のうち,露光されて表面電位の絶対値が小さくなったところ(被露光箇所)に現像される。そのため,転写残トナーもまた被露光箇所に多く存在する。本形態では,この被露光箇所の表面電位が,約−100Vなのである。
また,導電性ブラシ41Bに印加する電圧を−400Vとしたのは,以下の理由による。導電性ブラシ41Bによって転写残トナーの帯電極性を負に揃えるためには,感光体21の表面電位(約−100V)に比較してある程度以上大きい負側の電圧を印加する必要がある。その一方,塗布ブラシ32の場合と同様に,感光体21との間で放電を起こさない電圧とする必要がある。従って,導電性ブラシ41Bに印加する電圧は,−100〜−500(V)の間の値であり,ここでは−400Vとした。
なお,プラス帯電したトナーをマイナス極性にするためには,電流量が約−10μA以上であることが必要である。そのため,導電性ブラシ41Bとしては,繊維抵抗が106〜108Ωの範囲内のものを用いることが望ましい。ここでは,107Ωの導電性ナイロンのブラシを使用した。また,本実施例では導電性ブラシ41Bとして,繊維長さは3mm,繊維太さは2T(デシテックス),繊維密度430k本/(25.4mm)2で植毛されたブラシを用い,感光体21に対する繊維の食い込み量を0.5mmとなるように配置した。
ここでも,塗布ブラシ32は,第1の実施例と同様のものを同様の設定で使用する。これにより,マイナス極性のものとプラス極性のものとが混在している転写残トナーに対して,感光体21から導電性ブラシ41Bへ流れる電流によってマイナス電荷が注入される。そして,転写残トナーの帯電量分布は,ほぼ現像トナーと同様のものとなる。従って,その後に対面される塗布ブラシ32には,−200Vが印加されているので,塗布ブラシ32に転写残トナーが付着することが防止されている。
以上詳細に説明したように本形態の画像形成装置1によれば,感光体21の回転方向について,転写位置の下流に第2帯電装置41と塗布ブラシ32とをこの順に設けるとともに,塗布ブラシ32を導電性のものとしている。そして,これらにそれぞれ電源42,43によって同一極性の電圧を印加している。これにより,転写位置において転写されずに感光体21の表面に残留した転写残トナーは,第2帯電装置41によって帯電されてその極性が揃えられる。
転写残トナーは,次に塗布ブラシ32に対面される。このとき,塗布ブラシ32に転写残トナーの極性と同一極性の電圧が印加されているので,転写残トナーは塗布ブラシ32に付着しない。さらに,塗布ブラシ32にはフリッカーが当接されていないので,フリッカーによる毛倒れのおそれはない。そして,塗布ブラシ32によって感光体21に塗布された固形潤滑剤33は,クリーニングブレード31によって均される。従って,簡易な構成で,塗布ブラシの毛倒れと塗布ブラシへの異物の付着をともに防止し,長期にわたって安定した潤滑剤の塗布を行うことのできる画像形成装置1となっている。
なお,本形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。
例えば,上記の実施例では,第2帯電装置41にトナーの本来の帯電極性と同極性の電圧を印加するとしたが,逆極性のものとしても良い。その場合には,塗布ブラシ32に印加する電圧の極性も上記の逆のものとすればよい。また,塗布ブラシ32のブラシ毛として,導電性ナイロンを使用するとしたが,レーヨン,アクリル,ポリエステル,または金属繊維等を用いることもできる。また,固形潤滑剤33としてステアリン酸亜鉛を用いるとしたが,これに代えて,ステアリン酸マグネシウムやステアリン酸リチウム等の脂肪酸金属塩を使用することもできる。
本形態の画像形成装置を示す概略断面図である。 イメージングユニットを示す概略断面図である。 転写時のトナーの様子を示す説明図である。 転写前後でのトナーの帯電分布の変化を示す説明図である。 第1の実施例の塗布ブラシ近傍を示す説明図である。 第2の実施例の塗布ブラシ近傍を示す説明図である。
符号の説明
1 画像形成装置
21 感光体
25 現像部
26 1次転写ローラ
32 塗布ブラシ
41 第2帯電装置
41A コロトロンチャージャ
41B 導電性ブラシ
42 電源
43 電源

Claims (4)

  1. 像担持体と,前記像担持体上にトナー像を形成するトナー像形成部と,前記像担持体上のトナー像を被転写体に転写する転写部と,導電性繊維で構成され,前記像担持体の転写後かつトナー像形成前の位置に潤滑剤を塗布する塗布ブラシとを有する画像形成装置において,
    前記像担持体の転写後かつ塗布前の位置にて,前記像担持体上の転写残トナーの帯電状態を調整する帯電調整部と,
    画像形成時に,前記帯電調整部に,前記像担持体上の転写残トナーをその本来の帯電極性に帯電させる向きの電圧を印加する調整電圧印加部と,
    画像形成時に,前記塗布ブラシに,前記像担持体上の転写残トナーを吸引しない向きの電圧を印加するブラシ電圧印加部と
    前記像担持体の塗布後かつ帯電前の位置に当接しているクリーニングブレードとを有し,
    前記調整電圧印加部による印加電圧の直流成分の絶対値が,前記ブラシ電圧印加部による印加電圧の直流成分の絶対値より大きいことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において,前記塗布ブラシは,
    前記像担持体とウィズ方向に回転するものであることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の画像形成装置において,前記帯電調整部は,
    コロナ放電を用いる非接触式のものであることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1または請求項に記載の画像形成装置において,前記帯電調整部は,
    前記像担持体に接触して電流を流す接触式のものであることを特徴とする画像形成装置。
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