JP5098211B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5098211B2
JP5098211B2 JP2006122231A JP2006122231A JP5098211B2 JP 5098211 B2 JP5098211 B2 JP 5098211B2 JP 2006122231 A JP2006122231 A JP 2006122231A JP 2006122231 A JP2006122231 A JP 2006122231A JP 5098211 B2 JP5098211 B2 JP 5098211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
wiring
semiconductor device
lower conductive
conductive layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006122231A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007294742A (ja
Inventor
修 山形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2006122231A priority Critical patent/JP5098211B2/ja
Publication of JP2007294742A publication Critical patent/JP2007294742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5098211B2 publication Critical patent/JP5098211B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

Landscapes

  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Description

本発明は半導体装置及びその製造方法に関し、特にCSP(チップサイズパッケージ)形態や、能動素子や受動素子を内蔵し、整合回路やフィルタなどを取り込んだSiP(システムインパッケージ)形態の半導体装置とその製造方法に関する。
デジタルビデオカメラ、デジタル携帯電話、あるいはノートパソコンなど、携帯用電子機器の小型化、薄型化、軽量化に対する要求は強くなる一方であり、これに応えるために近年のVLSIなどの半導体装置においては3年で7割の縮小化を実現してきた一方で、このような半導体装置をプリント配線基板上に実装した電子回路装置としても、実装基板(プリント配線基板)上の部品実装密度をいかに向上させるかが重要な課題として研究及び開発がなされてきた。
例えば、半導体装置のパッケージ形態としては、DIP(Dual Inline Package )などのリード挿入型から表面実装型へと移行し、さらには半導体チップのパッド電極にハンダや金などからなるバンプ(突起電極)を設け、フェースダウンでバンプを介して配線基板に接続するフリップチップ実装法が開発された。
例えば、半導体チップの大きさのままでパッケージ化されてなるCSPと呼ばれるパッケーが開発されている。
さらに、インダクタンスやキャパシタなどの受動素子を内蔵し、整合回路やフィルタなどを取り込んだSiPと呼ばれる複雑な形態のパッケージへと開発が進んでいる。
上記のCSP形態やSiP形態の半導体装置の製造方法としては、ウェハ状態でパッケージ工程までを行う方法が開発され、これらの方法はウェハレベルCSPあるいはウェハレベルSiPと称せられる。
例えば、特許文献1に上記のようなウェハレベルCSP形態の半導体装置の構成が開示されている。
上記のウェハレベルSiP、あるいはウェハレベルCSPにおいて、必要な外部端子を限られた面積に形成するため、端子径及び端子のピッチが小さくなる傾向がある。
しかしながら端子径及び端子のピッチが小さくなると、実装基板との線膨張係数の差により、ハンダバンプによる接続部に応力が集中し、バンプ接合が破断するという不具合が発生する。
図16は、従来例に係る半導体装置を実装基板に実装したときの構成を示す断面図である。
例えば、半導体装置は、電子回路が形成された半導体基板100に、電子回路に接続するパッド101が形成され、パッド101を除く領域は酸化シリコンなどの保護層102で覆われており、パッド101に接続して銅、ニッケル、金などからなる再配線層(103,104)が形成されている。再配線層の表面がポリイミドなどの保護層105で被覆され、バンプ形成領域において保護層が除去され、再配線層(103,104)が露出している。露出した再配線層(103,104)上にバンプ106が形成されており、この構造から再配線層(103,104)はアンダーバンプメタルとも称せられる。
例えば、実装基板110のランド111に対して、バンプ106が接続して実装されて用いられる。
上記の図16の半導体装置において、上記のようなバンプ接合の破断を防止するために、最配線層(103,104)の下層に、エラストマ(弾性材料)を用いた応力緩和層107が形成された構成とする方法が知られている。
一方図17は、図16とは別の従来例に係る半導体装置を実装基板に実装したときの構成を示す断面図である。
また、応力緩和層107が形成されておらず、最配線層(103,104)の上層に導電素ポストが形成され、バッファ層108が形成された構成であり、実装基板110のランド111に対して、バンプ106が接続して実装されて用いられる。
上記の従来例によれば、バンプ接続における応力緩和を実現し、接続信頼例を高めることができる。
しかし、ハンダバンプのランド径を大きくすることはできないので、実装後のハンダの断面積が狭くなる部分に応力が集中してしまい、バンプ接続の破断の原因となる。
また、チップ埋め込み型ウェハレベルSiPやウェハレベルCSPにおいて、内蔵したチップ上とそれ以外の部分とで段差が生じ、あるいは、多層配線を形成した場合に配線の配置によって応力緩和構造である銅などからなる導電性ポストの高さが異なってしまうことがあり、これによりエリアアレイに配置した外部接続端子の実装時の応力緩和効果に差が生じ、チップ上の端子部や配線が積層した部分の端子部が弱くなるという不具合が出る。
特開2005−175317号公報
解決しようとする問題点は、ウェハレベルSiPやウェハレベルCSPにおいて、バンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることが困難である点である。
本発明の半導体装置は、半導体を含んでパッケージ化された半導体装置であって、基板と、前記基板上に樹脂層が積層して形成された絶縁層と、前記絶縁層中に埋め込まれて形成された配線層とを有し、前記絶縁層が、前記配線層を構成する一の配線の形成領域を除いた領域において、前記一の配線と同一のレイヤーに形成された樹脂層を含む。
上記の本発明の半導体装置は、基板上に樹脂層が積層して絶縁層が形成され、絶縁層中に埋め込まれて配線層が形成されており、絶縁層が、配線層を構成する一の配線の形成領域を除いた領域において、一の配線と同一のレイヤーに形成された樹脂層を含む。
本発明の半導体装置は、半導体を含んでパッケージ化された半導体装置であって、基板と、前記基板上に樹脂層が積層して形成された絶縁層と、前記絶縁層中に埋め込まれて形成された配線層と、前記配線層の上層に前記配線層に接続して形成された導電性ポストと、前記導電性ポストの間隙における前記絶縁層の上層において形成され、前記導電性ポストの上面より高い表面を有するバッファ層と、前記導電性ポストの上面から前記導電性ポストの外周における前記バッファ層の表面にかけて前記導電性ポストの径よりも大きな径の領域において形成された、突起電極の下部導電層と、前記下部導電層の上層において前記バッファ層の表面から突出して形成された突起電極とを有する。
上記の本発明の半導体装置は、基板上に樹脂層が積層して絶縁層が形成され、絶縁層中に埋め込まれて配線層が形成され、配線層の上層に配線層に接続して導電性ポストが形成され、導電性ポストの間隙における絶縁層の上層において導電性ポストの上面より高い表面を有するバッファ層が形成され、導電性ポストの上面から導電性ポストの外周におけるバッファ層の表面にかけて導電性ポストの径よりも大きな径の領域において突起電極の下部導電層が形成され、下部導電層の上層においてバッファ層の表面から突出して突起電極が形成されている。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体を含んでパッケージ化された半導体装置の製造方法であって、基板上に樹脂層を積層して絶縁層を形成し、前記絶縁層中に埋め込んで配線層を形成する工程を有し、前記絶縁層を形成し、配線層を形成する工程が、前記配線層を構成する一の配線を形成する工程と、前記一の配線の形成領域を除いた領域において前記一の配線と同一のレイヤーに樹脂層を形成する工程を含む。
上記の本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に樹脂層を積層して絶縁層を形成し、絶縁層中に埋め込んで配線層を形成する。ここで、絶縁層を形成し、配線層を形成する工程においで、配線層を構成する一の配線を形成し、一の配線の形成領域を除いた領域において一の配線と同一のレイヤーに樹脂層を形成する。
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体を含んでパッケージ化された半導体装置であって、基板上に樹脂層が積層させて絶縁層を形成し、前記絶縁層中に埋め込んで配線層を形成する工程と、前記配線層の上層に前記配線層に接続して導電性ポストを形成する工程と、前記導電性ポストの間隙における前記絶縁層の上層においてバッファ層を形成する工程と、前記導電性ポストを上面から後退させて前記バッファ層の表面より低く加工する工程と、前記導電性ポストの上面から前記導電性ポストの外周における前記バッファ層の表面にかけて前記導電性ポストの径よりも大きな径の領域において、突起電極の下部導電層を形成する工程と、前記下部導電層の上層において前記バッファ層の表面から突出して突起電極を形成する工程とを有する。
上記の本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に樹脂層が積層させて絶縁層を形成し、絶縁層中に埋め込んで配線層を形成し、配線層の上層に配線層に接続して導電性ポストを形成し、導電性ポストの間隙における絶縁層の上層においてバッファ層を形成し、導電性ポストを上面から後退させてバッファ層の表面より低く加工し、導電性ポストの上面から導電性ポストの外周におけるバッファ層の表面にかけて導電性ポストの径よりも大きな径の領域において、突起電極の下部導電層を形成し、下部導電層の上層においてバッファ層の表面から突出して突起電極を形成する。
本発明の半導体装置は、ウェハレベルSiPやウェハレベルCSPにおいて、一の配線と同一のレイヤーに一の配線の形成領域を除いた領域に樹脂層が形成されており、一の配線に起因する段差が前記樹脂層で緩和され、段差が低減されることで導電性ポストの高さが均一化でき、あるいはバンプの径を導電性ポストより大きくすることが可能となり、これによりバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
本発明の半導体装置の製造方法は、ウェハレベルSiPやウェハレベルCSPにおいて、一の配線と同一のレイヤーに一の配線の形成領域を除いた領域に樹脂層を形成するので、一の配線に起因する段差が前記樹脂層で緩和され、段差が低減されることで導電性ポストの高さが均一化でき、あるいはバンプの径を導電性ポストより大きくすることが可能となり、これによりバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めて半導体装置を製造することができる。
以下に、本発明に係る半導体装置及びその製造方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。
第1実施形態
図1は本実施形態に係るウェハレベルでパッケージ化したCSP形態の半導体装置の断面図である。
例えば、シリコン基板10の回路面に回路に接続するパッド11が形成され、パッド11を除く領域は酸化シリコンなどの保護層12で被覆されている。
また、例えば、上記の保護層12上層に、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂あるいはアクリル樹脂などからなる第1樹脂層13が形成されている。
第1樹脂層13には、シリコン基板10のパッド11に達する開口部13aが形成されている。
上記の開口部13a内に埋め込まれて、例えば、シリコン基板10のパッド11に接続するプラグ部分と一体になって、第1樹脂層13上にTiCuなどのシード層14及び銅層16からなる第1配線が形成されている。
また、例えば、上記に第1配線の形成領域を除いた領域において、第1樹脂層の上層に、即ち、第1配線と同一のレイヤーに、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂あるいはアクリル樹脂などからなる第2樹脂層17が形成されている。
また、例えば、第1配線及び第2樹脂層17を被覆して、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂あるいはアクリル樹脂などからなる第3樹脂層18が形成されている。
第3樹脂層18には、第1配線に達する開口部18aが形成されている。
上記の開口部18a内に埋め込まれて、第1配線に接続するプラグ部分と一体になって、第3樹脂層18上にTiCuなどのシード層19及び銅層21からなる第2配線が形成されている。
また、第2配線に接続して、銅などからなる導電性ポスト23が形成されている。
導電性ポスト23の間隙における第3樹脂層18の上層に、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂あるいはポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール樹脂などからなる絶縁性のバッファ層24が形成されている。
さらに、バッファ層24の表面において導電性ポスト23に接続するようにバンプ(突起電極)25が形成されている。
本実施形態の半導体装置は、シリコン基板10上に、第1樹脂層13、第2樹脂層17及び第3樹脂層18などの樹脂層が積層して絶縁層が形成されており、絶縁層中に、第1配線及び第2配線などからなる配線層が埋め込まれて形成されている。
ここで、一の配線(第1配線)と同一のレイヤーに一の配線(第1配線)の形成領域を除いた領域に樹脂層(第2樹脂層17)が形成されており、一の配線(第1配線)に起因する段差が樹脂層(第2樹脂層17)で緩和され、段差が低減されることで導電性ポスト23の高さが均一化でき、これによりバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
本実施形態の半導体装置は、絶縁層中に、能動素子が形成された1つ以上の半導体チップや、キャパシタ、インダクタあるいは電気抵抗素子などの受動素子などが、配線層に接続して埋め込まれてなる、いわゆるSiP形態の半導体装置としてもよい。
次に、上記の本実施形態の半導体装置の製造方法について図2〜8を参照して説明する。本実施形態においては図2〜8に示す全ての工程についてウェハレベルで行うことができる。
まず、図2(a)に示すように、例えば、725μmの厚さのシリコン基板10に、不図示の能動素子などを含む電子回路を形成し、回路面において電子回路に接続するパッド11を形成し、パッド11を除く領域において酸化シリコンなどの保護層12を被覆して形成する。
次に、保護層12の上層に、例えば、スピンコート法あるいは印刷法などにより、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂、エポキシ系樹脂などの感光性の絶縁材料を供給し、第1樹脂層13を形成する。第1樹脂層13は硬化後に10μm程度の膜厚となるようにする。
感光性ポリイミド樹脂をスピンコートで形成する場合、例えば以下の条件で成膜する。
スピンコート:1500rpm(50秒)+1000rpm(20秒)+1000rpm(10秒)+1500rpm(10秒)
プリベーク:90℃(120秒)+100℃(120秒)
次に、図2(b)に示すように、例えば、露光量125mJ/cm2でパターン露光及び現像し、シリコン基板10のパッド11に達する開口部13aを第1樹脂層13に形成する。
現像後、300℃(60分)のポストキュア処理を行って第1樹脂層13を硬化させる。
次に、図2(c)に示すように、例えば、デスカム処理を行い、スパッタリングの前処理エッチングを行い、さらにスパッタリングにより第1樹脂層13の開口部13a内を被覆して全面にTiCu膜を成膜してシード層14とする。例えば、膜厚はTiが600nm、Cuが600nmとする。
次に、図2(d)に示すように、例えば、第1樹脂層13に形成した開口部13aと第1配線の形成領域以外にメッキされるのを防止するために、レジスト塗布及び現像処理を行い、第1樹脂層13の開口部13aと第1配線の形成領域を開口するパターンのレジスト膜15を成膜する。
次に、図3(a)に示すように、例えば、レジスト膜15をマスクとし、シード層14を一方の電極とする電解メッキにより銅をメッキして、第1樹脂層13に形成した開口部13aと第1配線の形成領域に銅層16を形成する。
次に、図3(b)に示すように、例えば、アッシング処理などによりレジスト膜15を除去する。
次に、図3(c)に示すように、例えば、銅層16をマスクとしてシード層14をエッチング加工する。これにより、シード層14及び銅層16からなる第1配線が形成された構成とする。
次に、図4(a)に示すように、例えば、スピンコート法、CVD(化学気相成長)法あるいは印刷法により、第1配線及び第1樹脂層13の上層に絶縁膜を形成し、具体的には感光性の絶縁材料を供給して第2樹脂層17を形成する。第2樹脂層17は硬化後に10μm程度の膜厚となるようにする。
感光性ポリイミド樹脂をスピンコートで形成する場合、例えば以下の条件で成膜する。
スピンコート:500rpm(5秒)+1000rpm(10秒)+1500rpm(20秒)
プリベーク:60℃(240秒)+90℃(240秒)+110℃(120秒)
次に、図4(b)に示すように、例えば、露光量125mJ/cm2でパターン露光及び現像し、第1配線の形成領域における第2樹脂層17を除去することにより、第2樹脂層17を、第1配線の形成領域を除いた領域において第1配線と同一のレイヤーに形成された樹脂層とする。
現像後、300℃(60分)のポストキュア処理を行って第2樹脂層17を硬化させる。
これにより、第1配線の銅層と第2樹脂層が略同じ高さとなるため、第1配線に起因する段差が緩和され、以降の層形成時にフラットな平面を提供することができる。
次に、図4(c)に示すように、例えば、スピンコート法、CVD法あるいは印刷法により、第1配線及び第2樹脂層17の上層に絶縁膜を形成し、具体的には感光性の絶縁材料を供給して第3樹脂層18を形成する。第3樹脂層18は硬化後に10μm程度の膜厚となるようにする。
感光性ポリイミド樹脂をスピンコートで形成する場合、例えば以下の条件で成膜する。
スピンコート:500rpm(5秒)+1000rpm(10秒)+1500rpm(20秒)
プリベーク:60℃(240秒)+90℃(240秒)+110℃(120秒)
次に、図5(a)に示すように、例えば、露光量300mJ/cm2でパターン露光及び現像し、第1配線に達する開口部18aを第3樹脂層18に形成する。
現像後、300℃(60分)のポストキュア処理を行って第3樹脂層18を硬化させる。
次に、図5(b)に示すように、例えば、デスカム処理を行い、スパッタリングの前処理エッチングを行い、さらにスパッタリングにより第3樹脂層18の開口部18a内を被覆して全面にTiCu膜を成膜してシード層19とする。例えば、膜厚はTiが600nm、Cuが600nmとする。
次に、図5(c)に示すように、例えば、第3樹脂層18に形成した開口部18aと第2配線の形成領域以外にメッキされるのを防止するために、レジスト塗布及び現像処理を行い、第3樹脂層18の開口部18aと第2配線の形成領域を開口するパターンのレジスト膜20を成膜する。
次に、図6(a)に示すように、例えば、レジスト膜20をマスクとし、シード層19を一方の電極とする電解メッキにより銅をメッキして、第3樹脂層18に形成した開口部18aと第2配線の形成領域に銅層21を形成する。
次に、図6(b)に示すように、例えば、アッシング処理などによりレジスト膜20を除去する。
次に、図6(c)に示すように、例えば、レジスト膜22を成膜あるいは感光性ドライフィルムを貼り合わせ、パターン露光及び現像して導電性ポスト用の開口部を形成する。
次に、図7(a)に示すように、例えば、シード層19を一方の電極とした銅の電解メッキにより、導電性ポスト用の開口部内に導電性ポスト23を形成する。導電性ポスト23は、例えば直径250μm、高さ120μmとする。
次に、図7(b)に示すように、例えば、レジスト膜22あるいはドライフィルムを除去し、図7(c)に示すように、導電性ポスト23及び銅層21をマスクとしてシード層19をエッチング加工する。これにより、シード層19及び銅層21からなる第2配線が形成され、その上層に導電性ポスト23が形成された構成となる。
次に、図8(a)に示すように、例えば、エポキシ系樹脂、ポリイミド系樹脂、シリコーン系樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂、フェノール樹脂あるいはポリパラフェニレンベンゾビスオキサゾール樹脂などの樹脂を、スピンコート、印刷またはモールドなどにより成膜し、導電性ポスト23を完全に覆うような膜厚で絶縁性のバッファ層24を形成する。
バッファ層の形成は、例えばステンレス製の板厚300μmの印刷版をマスクとして、最上の樹脂層に接触させるコンタクト印刷で行うことができる。例えば、基板上で幅96μmのスクライブラインに対して、最上層の樹脂層をその下層の樹脂層より片側50μm広げて形成し、マスクのスクライブライン部分をカバーする枠は200μmの幅とする。このように最上層の樹脂層をその下層の樹脂層よりスクライブライン幅を広げることでスパッタリング法によるシード層の形成後のウェハ反りの防止とメッキ用レジストの潰れを防止することができる。
また、ウェハの外周から5mmの領域を禁止領域とし、これにかかり欠落するパターンについてはパターンを取り、版枠をそろえる。
使用する樹脂ペーストは、Nv値が26、1度のペースト量は12g、スキージはJタイプで、温度が90°、スピードは5mm/秒とする。
次に、図8(b)に示すように、例えば、バッファ層24の樹脂硬化後に、研削により導電性ポスト23の頭出しを行う。このときの条件は、例えば#600のホイールを用い、3500rpm、0.5mm/秒とする。
次に、図8(c)に示すように、例えば、導電性ポスト23に接続するように、例えばハンダボールの搭載、あるいはハンダペーストの印刷などにより、バンプ(突起電極)25を形成する。
次に、例えば、シリコン基板10の裏面側からBGRにより所望の薄さまで薄型化し、さらにブレードによりシリコン基板10をダイシングして薄型個片化する。
以上で図1に示すCSP形態の半導体装置を形成することができる。
上記の本実施形態に係る半導体装置の製造方法においては、シリコン基板10上に、第1樹脂層13、第2樹脂層17及び第3樹脂層18などの樹脂層を積層して絶縁層を形成し、絶縁層中に、第1配線及び第2配線などからなる配線層を埋め込んで形成している。
ここで、一の配線(第1配線)と同一のレイヤーに一の配線(第1配線)の形成領域を除いた領域に樹脂層(第2樹脂層17)を形成しており、一の配線(第1配線)に起因する段差が樹脂層(第2樹脂層17)で緩和され、段差が低減されることで導電性ポスト23の高さが均一化でき、応力緩和効果が導電性ポストの位置で変わることを防止できるので、バンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
また、第1配線に起因する段差が緩和されたことにより、第2配線形成工程以降の配線形成工程においてレジスト厚を薄くすることができ、パターンの微細化が可能となり、より多くの配線を形成することが可能となる。
本実施形態の半導体装置の製造方法において、絶縁層中に、能動素子が形成された半導体チップや、キャパシタ、インダクタあるいは電気抵抗素子などの受動素子などを、配線層に接続して埋め込んで形成してもよい。これにより、いわゆるSiP形態の半導体装置を形成することができる。
例えば、シリコン基板上に半導体チップを搭載して埋め込む場合、搭載のためのアライメントマークを形成する。
アライメントマークとしては、例えばスパッタリング法でTiCu膜を全面に形成し、パターン加工して形成する。例えば、TiCu膜としては、Tiを300nm、Cuを300nmで成膜する。また、搭載チップのエッジから50μm離れたL字のパターンとし、搭載方向によりチップの1辺または2辺に形成する。
例えば、搭載する半導体チップとしては、半導体本体部分の能動素子が形成された回路面にパッドが形成され、パッドを除く領域は酸化シリコンなどの保護層で覆われた構成とし、半導体本体部分の基板裏面を#2000のホイールで研削する研削法などにより、25〜50μmまで薄型化し、半導体本体部分の基板裏面にダイアタッチフィルムをラミネートする。ラミネート条件は、例えばスピード1m/分、圧力10N/cm、温度65度とする。ラミネート後に、例えばスピンドル回転数4000rpm、送りスピード10mm/秒のダイシングによりフルカットダイシングすることで個片薄型化を行う。
個片化後、上記のアライメントマークを認識して、フェイスアップの状態で半導体チップを熱圧着により搭載する。搭載条件は、1.5mm□では荷重1.6N、温度160℃、時間2秒とする。搭載チップサイズに応じて荷重はコントロールを行う。
上記のように半導体チップを埋め込む場合には、半導体チップを埋め込むレイヤーの樹脂層を硬化後50μm厚になるように形成する。
また、例えば、配線を形成する工程において、ダイシング用のアライメントマークとして、スクライブラインの交差点上に60μm□内の十字パターンなどを形成してもよい。
第2実施形態
図9は本実施形態に係るCSP形態の半導体装置の断面図である。
実質的に第1実施形態の半導体装置と同様の構成であるが、導電性ポスト23の上面がバッファ層24の表面より低く形成されており、導電性ポスト23の上面から導電性ポスト23の外周におけるバッファ層24の表面にかけて導電性ポストの径よりも大きな径の領域において、突起電極の下部導電層(アンダーバンプメタル)26aが形成されており、下部導電層26aの上層にバンプ(突起電極)28が形成されていることが異なる。
上記の本実施形態の半導体装置の製造方法について図10〜図12を参照して説明する。
まず、図10(a)に示すバッファ層の研削による導電性ポスト23の頭出し工程までは、第1実施形態と同様に行う。
次に、図10(b)に示すように、例えばウェットエッチングなどのエッチング処理などにより、導電性ポスト23を上面から後退させてバッファ層24の表面より低くなるように加工する。ここで、導電性ポスト23の後退量は少なくとも5μmとして、例えば導電性ポスト23の後工程で形成するバンプ28の高さの10%程度とする。
次に、図10(c)に示すように、例えばスパッタリング法により、表面が後退した導電性ポスト23の上面を被覆して全面にTiCu膜26を形成する。
次に、図11(a)に示すように、レジスト塗布及び現像処理を行い、下部導電層の形成領域を保護するパターンのレジスト膜27を成膜する。
次に、図11(b)に示すように、例えば、レジスト膜27をマスクとし、TiCu膜26をエッチング加工する。これにより、導電性ポスト23の上面から導電性ポスト23の外周におけるバッファ層24の表面にかけて導電性ポスト23の径よりも大きな径の領域において、突起電極の下部導電層26aを形成する。例えば、下部導電層26aの形成領域の径は、導電性ポスト23の径+10%以上の径とする。
次に、図12(a)に示すように、例えば、レジスト膜27を除去し、図12(b)に示すように、下部導電層26a上にハンダボールまたはハンダペーストを供給してバンプ28を形成する。
以上で、図9に示す構成の半導体装置を製造することができる。
本実施形態の半導体装置は、いわゆるアンダーバンプメタルである下部導電層26aを設けて、その径を導電性ポストの径より大きくすることで、バンプの径を導電性ポストより大きくすることが可能となり、これによってバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
また、第1実施形態と同様に、一の配線(第1配線)と同一のレイヤーに一の配線(第1配線)の形成領域を除いた領域に樹脂層(第2樹脂層17)が形成されており、一の配線(第1配線)に起因する段差が樹脂層(第2樹脂層17)で緩和され、段差が低減されることで導電性ポスト23の高さが均一化でき、これによりバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
第3実施形態
図13(a)は本実施形態に係るCSP形態の半導体装置の断面図である。また、図13(b)及び図13(c)は下部導電層のレイアウトパターンを示す。
実質的に第2実施形態の半導体装置と同様の構成であるが、下部導電層が、第1下部導電層26aと、第1下部導電層26aから離間して形成された第2下部導電層26bとを含む構成となっていることが異なる。
例えば、上記のように下部導電層がバッファ層上で分割されたレイアウトとなっていることにより、リフロー後のバンプ28の形状がフィレット形状となっている。
図13(b)に示すように、例えば、第1下部導電層26aが、導電性ポスト23の上面から導電性ポスト23の外周におけるバッファ層24の表面にかけて導電性ポスト23の径よりも大きな径を有し、第2下部導電層26bが第1下部導電層26aの外周部にリング状に形成された構成である。
例えば、リング部分の幅W1は第1下部導電層26aの径dより小さく設定し、また、第1下部導電層26aと第2下部導電層26bの間隔W2は、第1下部導電層26aの径dの1/8以下とする。
あるいは、図13(c)に示すように、例えば、第2下部導電層26bが第1下部導電層26aから半導体装置の長手方向に配置して形成された略リングの部分形状の導電層である構成とする。
上記の本実施形態の半導体装置の製造方法について図14及び図15を参照して説明する。
第2実施形態の図10(b)に示す工程までを第2実施形態と同様に行い、次に、図14(a)に示すように、レジスト塗布及び現像処理を行い、第1下部導電層及び第2下部導電層の形成領域を保護するパターンのレジスト膜(27a,27b)を成膜する。
ここでは、上記のように第2下部導電層が第1下部導電層の外周にリング状に形成されるパターンあるいはリングの部分形状のパターンとなるように形成する。
次に、図14(b)に示すように、例えば、レジスト膜27をマスクとし、TiCu膜26をエッチング加工する。これにより、第1下部導電層26a及び第2下部導電層26bがそれぞれパターン加工される。
次に、図14(c)に示すように、例えば、レジスト膜27を除去し、図15(a)に示すように、第1下部導電層26a及び第2下部導電層26b上にハンダボールまたはハンダペースト(28a,28b)を供給し、さらに図15(b)に示すようにハンダをリフローして、フィレット形状のバンプ28を形成する。
以上で、図13に示す構成の半導体装置を製造することができる。
本実施形態の半導体装置は、第2実施形態と同様に、下部導電層26a及び/または26bを設けて、その径を導電性ポストの径より大きくすることで、バンプの径を導電性ポストより大きくすることが可能となり、これによってバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
また、第1実施形態と同様に、一の配線(第1配線)と同一のレイヤーに一の配線(第1配線)の形成領域を除いた領域に樹脂層(第2樹脂層17)が形成されており、一の配線(第1配線)に起因する段差が樹脂層(第2樹脂層17)で緩和され、段差が低減されることで導電性ポスト23の高さが均一化でき、これによりバンプ接続時の応力緩和機能を向上し、接続の信頼性を高めることができる。
上記の第2実施形態及び第3実施形態においては、接続の信頼性を高めるために、下部導電層を設けてバンプの径を大きくする構成とすることと、一の配線と同一のレイヤーに一の配線の形成領域を除いた領域に樹脂層が形成された構成とすることの両者を実施しているが、このうち下部導電層を設けてバンプの径を大きくする構成とすることのみを実施する構成も本願発明の範囲であり、接続の信頼性を高める効果を得ることができる。
本発明は上記の説明に限定されない。
例えば、第1及び第2配線などに、インダクタンスやキャパシタなどの受動素子が形成されていてもよい。
実施形態においては、絶縁層中の配線として2層の配線(第1配線及び第2配線)が形成されているが、これに限らない。樹脂の絶縁層の層数も上記のような層数などに限定されない。
その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
本発明の半導体装置は、チップサイズパッケージあるいはシステムインパッケージ形態の半導体装置に適用できる。
本発明の半導体装置の製造方法は、チップサイズパッケージあるいはシステムインパッケージ形態の半導体装置の製造方法に適用できる。
図1は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の断面図である。 図2(a)〜(d)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図3(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図4(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図5(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図6(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図7(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図8(a)〜(c)は本発明の第1実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図9は本発明の第2実施形態に係る半導体装置の断面図である。 図10(a)〜(c)は本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図11(a)及び図11(b)は本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図12(a)及び図12(b)は本発明の第2実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図13(a)は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の断面図であり、図13(b)及び図13(c)は下部導電層のレイアウトパターンを示す。 図14(a)〜(c)は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図15(a)及び図15(b)は本発明の第3実施形態に係る半導体装置の製造方法の製造工程を示す断面図である。 図16は第1従来例に係る半導体装置の断面図である。 図17は第2従来例に係る半導体装置の断面図である。
符号の説明
10…シリコン基板、11…パッド、12…保護膜、13…第1樹脂層、13a…開口部、14…シード層、15…レジスト膜、16…銅層、17…第2樹脂層、18…第3樹脂層、18a…開口部、19…シード層、20…レジスト膜、21…銅層、22…レジスト膜、23…導電性ポスト、24…バッファ層、25…バンプ、26…TiCu層、26a(第1)下部導電層、26b…第2下部導電層、27,27a,27b…レジスト膜、28…バンプ、28a,28b…ハンダ

Claims (8)

  1. 半導体を含んでパッケージ化されており
    基板と、
    前記基板上に樹脂層が積層して形成された絶縁層と、
    前記絶縁層中に埋め込まれて形成された配線層と
    前記配線層の上層に前記配線層に接続して形成された導電性ポストと、
    前記導電性ポストの間隙における前記絶縁層の上層に形成されたバッファ層と、
    前記導電性ポストの上層に前記バッファ層の表面から突出して形成された突起電極と
    を有し、
    前記絶縁層が、前記配線層を構成する一の配線の形成領域を除いた領域において、前記一の配線と同一のレイヤーに形成された樹脂層を含み、
    前記導電性ポストの上面が前記バッファ層の表面より低く形成されており、
    前記導電性ポストの上面から前記導電性ポストの外周における前記バッファ層の表面にかけて前記導電性ポストの径よりも大きな径の領域において形成された、突起電極の下部導電層をさらに有し、
    前記突起電極が前記下部導電層の上層に形成されている
    半導体装置。
  2. 前記下部導電層が、第1下部導電層と、前記第1下部導電層から離間して形成された第2下部導電層とを含む
    請求項に記載の半導体装置。
  3. 前記第2下部導電層が、前記第1下部導電層の外周部にリング状に形成された導電層である
    請求項に記載の半導体装置。
  4. 前記第2下部導電層が、前記第1下部導電層から前記半導体装置の長手方向に配置して形成された略リングの部分形状の導電層である
    請求項に記載の半導体装置。
  5. 半導体を含んでパッケージ化された半導体装置製造するために
    基板上に樹脂層を積層して絶縁層を形成し、前記絶縁層中に埋め込んで配線層を形成する工程
    前記配線層の上層に前記配線層に接続して導電性ポストを形成する工程と、
    前記導電性ポストの間隙における前記絶縁層の上層にバッファ層を形成する工程と、
    前記導電性ポストを上面から後退させて前記バッファ層の表面より低くなるように加工する工程と、
    前記導電性ポストの上面から前記導電性ポストの外周における前記バッファ層の表面にかけて前記導電性ポストの径よりも大きな径の領域において、突起電極の下部導電層を形成する工程と、
    前記下部導電層の上層に前記バッファ層の表面から突出して突起電極を形成する工程と
    を有し、
    前記絶縁層を形成し、配線層を形成する工程が、前記配線層を構成する一の配線を形成する工程と、前記一の配線の形成領域を除いた領域において前記一の配線と同一のレイヤーに樹脂層を形成する工程を含む
    半導体装置の製造方法。
  6. 前記下部導電層を形成する工程において、第1下部導電層と、前記第1下部導電層から離間して形成された第2下部導電層とを含むよう形成する
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記第2下部導電層として、前記第1下部導電層の外周部にリング状の導電層を形成する
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 前記第2下部導電層として、前記第1下部導電層から前記半導体装置の長手方向に配置して略リングの部分形状の導電層を形成する
    請求項に記載の半導体装置の製造方法。
JP2006122231A 2006-04-26 2006-04-26 半導体装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5098211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006122231A JP5098211B2 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006122231A JP5098211B2 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 半導体装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007294742A JP2007294742A (ja) 2007-11-08
JP5098211B2 true JP5098211B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=38765046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006122231A Expired - Fee Related JP5098211B2 (ja) 2006-04-26 2006-04-26 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5098211B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI517268B (zh) * 2009-08-07 2016-01-11 半導體能源研究所股份有限公司 端子構造的製造方法和電子裝置的製造方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4440494B2 (ja) * 2001-06-01 2010-03-24 シチズンホールディングス株式会社 半導体装置の製造方法
JP2004103911A (ja) * 2002-09-11 2004-04-02 Shinko Electric Ind Co Ltd 配線形成方法
JP2005129665A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007294742A (ja) 2007-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4395775B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP3953027B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4403407B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
US10141198B2 (en) Electronic package and manufacturing method thereof
JP2005327984A (ja) 電子部品及び電子部品実装構造の製造方法
JP2003051580A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007103716A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US7902672B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing same
CN108364924B (zh) 半导体装置以及半导体装置的制造方法
JP5245209B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4380551B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4599834B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4591100B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP5098211B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007318059A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4844287B2 (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP4052237B2 (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP4894343B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP5055895B2 (ja) 印刷用マスク、印刷用マスクの使用方法及び半導体装置の製造方法
US11121077B2 (en) Semiconductor device and method of manufacturing a semiconductor device
JP2007103715A (ja) 半導体装置及びその製造方法
TW202412246A (zh) 電子封裝件及其製法
TW202324649A (zh) 電子封裝件及其製法
JP2007103717A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2007294609A (ja) 半導体装置及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111227

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120828

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151005

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees