JP5098088B2 - スライド操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、可動ルーバー窓などに用いられるスライド操作装置に関する。
可動ルーバー窓では、室内での操作によってスラットの開閉ができる一方、屋外のスラットに力が加わったときにスラットが開かないことが犯罪防止の観点から好ましい。特許文献1には、このような作動を可能とした従来の可動ルーバー窓の開閉操作装置が記載されている。
特許文献1記載の開閉操作装置は、スラットに連結された可動部材と、可動部材を上下方向に移動させる操作部材と、可動部材側に突出して係合するようにばね付勢されてロックを行うロック部材と、操作部材の上下方向への変位をロック部材の変位に変換する斜面と、ロック部材が突出したときにロック部材が入り込むノッチとを有している。この装置では、ロック部材がノッチに入り込んでいるため、屋外でスラットに外力が作用してもスラットが開閉作動することがないが、室内で操作部材を操作することにより、斜面によってロック部材がノッチに入ったり、出たりするため、スラットを回転させて角度調整を行うことが可能となっている。
特開2002−47868号公報
しかしながら、上述した従来の開閉操作装置では、スラットを開閉する可動部材に対して操作部材の操作力が直接に作用する構造となっているため、ガラス板等からなる重たいスラットの場合、大きな操作力が必要となっており、操作性が悪い問題がある。
又、スラットの開閉角度が段階的であるため、細かな角度調整ができない不便さがある。又、スラットの開閉角度を変更する際に、ロック部材がノッチとの係合を繰り返すため、カチ、カチという雑音が発生し、静かな操作ができない問題がある。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、ガラス製等の重たいスラットであっても小さな操作力で操作することができ、又、スラット等を無段階で角度調整でき、さらには雑音の発生のない静かな作動を行うことが可能なスライド調整装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明のスライド操作装置は、相対的にピッチ角が大きな第1螺旋部及び相対的にピッチ角が小さな第2螺旋部が区分けされて形成され、固定側部材に回転可能に取り付けられる回転軸と、前記第1螺旋部に係合した状態で前記回転軸に対して直線移動可能となっており、当該直線移動によって回転軸を回転させる操作部材と、被操作部材に連結されると共に前記第2螺旋部に係合し、前記回転軸の回転に伴って回転軸に対して直線移動し、当該直線移動によって被操作部材を変位させるスライド部材とを備えていることを特徴とする。
請求項2記載の発明のスライド操作装置は、相対的にピッチ角が大きな第1螺旋部及び相対的にピッチ角が小さな第2螺旋部が区分けされて形成され、固定側部材に回転可能に取り付けられる回転軸と、前記第1螺旋部に係合した状態で前記回転軸に対して直線移動可能となっており、当該直線移動によって回転軸を回転させる操作部材と、被操作部材に連結されると共に前記第2螺旋部に係合し、前記回転軸の回転に伴って回転軸に対して直線移動し、当該直線移動によって被操作部材を変位させるスライド部材とを備え、前記操作部材は、前記回転軸に直線移動可能に取り付けられる操作部と、前記第1螺旋部に係合し、回転軸に対して直線移動可能及び回転可能となっているガイド部と、前記ガイド部と前記固定側部材とに相互に係脱可能に設けられ、相互に係合することによりガイド部の直線移動をロックするロック機構と、前記操作部の直線移動によって前記ロック機構のロックを解除する解除機構とを備えていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載のスライド操作装置であって、前記ロック機構は、相互に噛み合い可能となって前記ガイド部及び前記固定側部材に形成された噛み合い歯であることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項2又は3記載のスライド操作装置であって、前記解除機構は、前記ガイド部に形成された凸部及び凸部の周囲で前記操作部の直線移動方向に沿って傾斜するように操作部に形成された斜面部からなり、前記斜面部が前記凸部に接触することによって前記ロック機構のロック解除方向にガイド部を回転させることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項記載のスライド操作装置であって、前記被操作部材は、可動ルーバー窓に開閉可能に設けられるスラットであることを特徴とする。
本発明は、操作部材を直線移動させると、相対的にピッチ角が大きな第1螺旋部を介して回転軸が回転し、この回転軸の回転に伴って相対的にピッチ角が小さな第2螺旋部を介してスライド部材が直線移動して、被操作部材を変位させるため、小さな操作力で操作を行うことができる。又、被操作部材に直接に外力が作用しても、第1螺旋部及び第2螺旋部にピッチ角の相違によって大きな抵抗となるため、被操作部材からの操作では被操作部材を変位させることができない。又、被操作部材の変位は回転軸の回転によって行われるため、雑音のない作動となるばかりでなく無段階での変位が可能となる。
本発明において、直線移動をロックするロック機構と、ロック機構のロックを解除する解除機構を操作部材に設けることにより、被操作部材に直接に操作力が作用しても、さらに確実なロックを行うことができると共に、操作部材への操作により小さな操作力での操作が可能となる。
以下、本発明を図示する実施形態により具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
図1〜図6は、本発明の第1実施形態を示し、図1はこの実施形態が適用された可動ルーバー窓の正面図、図2は側面図、図3は図1のA−A線断面図、図4は図3のB−B線断面図、図5は図3のC−C線断面図、図6は図3に対する作動を示す断面図である。
図1〜図3に示すように、可動ルーバー窓は複数のスラット1を有している。それぞれのスラット1は、スラット軸3に回転可能に取り付けられており、スラット軸3はルーバー窓の窓枠2に固定されている。それぞれのスラット1のスラット軸3にはリンク4が取り付けられ、リンク4はピン5によって連結ロッド6に回転可能に取り付けられている。連結ロッド6は上下方向に延びている。そして、スラット1の全てのリンク4は連結ロッド6に取り付けられている。
上記構造において、連結ロッド6が上下に移動すると、連結ロッド6の動きに同期してスラット1がスラット軸3を中心に回転する。図3において、連結ロッド6が上に移動すると、スラット1は時計方向に回転して開いた状態となり、連結ロッド6が下に移動すると、スラット1は反時計方向に回転して閉じた状態となる。連結ロッド6の移動はスライド操作装置7への操作によって行われる。この実施形態において、スラット1は被操作部材として機能する。
図1〜図6に示すように、この実施形態のスライド操作装置7は、ベース12と、回転軸9と、操作部材14と、スライド部材13とを備えている。スライド操作装置7は、屋内側に位置し、スラット1は屋外側に位置する。
ベース12は固定側部材となるものであり、上下方向に延びた状態で窓枠2に取り付けられている。窓枠2へのベース12の固定は、ベース12の上下端部をねじ8によって締め付けることにより行われる。
図3に示すように回転軸9は、軸孔9aを有した上下方向に延びた筒体からなり、軸孔9aの内部にはシャフト10が貫通しており、回転軸9はシャフト10に対して回転自由となっている。ベース12の上下端部には、ブラケット部12aが直交方向に延びている。シャフト10は上下のブラケット部12aを貫通し、貫通端に止め輪11を取り付けることによりベース12に固定されている。
回転軸9は下側の大径部9bと、上側の小径部9dとを有した段付き軸となっている。小径部9dには第1螺旋部としての第1螺旋溝9eが形成され、大径部9bには第2螺旋部としての第2螺旋溝9cが形成されている。このように第1螺旋溝9eが小径部9dに形成され、第2螺旋溝9cが大径部9bに形成されることにより、第1螺旋溝9e及び第2螺旋溝9cは回転軸9に区分けされて形成されている。第1螺旋溝9eはピッチ角αが大きな螺旋からなり、第2螺旋溝9cはピッチ角βが小さな螺旋からなっている(α>β)。
スライド部材13は、被操作部材であるスラット1に連結されるものであり、アーム部13aと円筒形状のスライド部13cとを有している。アーム部13aには横方向の長孔13bが形成されており、この長孔13bにスラット1側のピン5が貫通するように挿入されている(図3及び図4参照)。なお、長孔13bに代えて横長のスリットをアーム部13aに形成しても良い。横長のスリットの場合には、スライド操作装置7を窓枠2に後付けすることが可能となる。
スライド部13cには、回転軸9の大径部9bが挿入されている。スライド部13cの内面には係合凸部13dが形成されており、係合凸部13dが回転軸9の大径部9bに形成された第2螺旋溝9cに係合している。スライド部材13は上下の直線方向に移動可能となっているが、回転はできないようになっている。すなわち、図3に示すようにスライド部材13のアーム部13aがベース12下部のスライド孔12bに挿入されることによりスライド部材13が回転拘束される一方、スライド孔12bに沿って直線移動可能となっている。
図3及び図5に示すように、操作部材14は操作部14aとガイド部14bとが一体的に形成されることにより構成されている。操作部14aはカバー15の上下方向に長く延びるスライド孔15aに挿入されており、これにより操作部材14は回転が拘束される一方、上下方向への直線移動が可能となっている。操作部14aは、スラット1を開閉するために操作されるものである。
操作部材14のガイド部14bは円筒形状となっており、その内部には回転軸9の小径部9dが貫通している。ガイド部14bの内面には小径部9dに形成された第1螺旋溝9eに係合する係合凸部14cが形成されている。
カバー15は回転軸9を覆うものであり、上下方向に延びて、その上下端部がねじ8により窓枠2に固定されている。
次に、この実施形態における作動を説明する。図3はスラット1が閉じている状態であり、図3の状態で操作部材14の操作部14aを把持して操作部材14を上方へ直線移動させる。操作部材14は回転が拘束されている一方、直線移動可能となっており、操作部材14の直線移動により、係合凸部14cが第1螺旋溝9eに係合している回転軸9が図5における時計方向に回転する。
回転軸9が時計方向に回転すると、回転が拘束されているスライド部材13は係合凸部13dが回転軸9の第2螺旋溝9cと係合していることから上方へ直線移動する。スライド部材13が上方に直線移動するとアーム部13aに貫通しているピン5も上方に移動し、連結ロッド6が上方へ移動する。連結ロッド6の移動によりリンク4が時計方向に回転するため、スラット1も時計方向に回転する。これにより、図6に示すようにスラット1の間に隙間が発生してスラット1が開いた状態となる。開いた状態のスラット1を閉じるには、操作部材14を下方に直線移動させる。これにより上述と反対の作動が行われ、スラット1を閉じることができる。
この実施形態において、操作部材14が係合する第1螺旋溝9eはピッチ角が大きく、スラット1側のスライド部材13が係合する第2螺旋溝9cはピッチ角が小さくなるように設定されている。このような関係とすることにより、スライド部材13に作用する荷重が大きくても、操作部材14を小さな操作力で動かすことが可能となる。これにより、スラット1として重量が大きなガラスを用いてもその開閉を小さな力で行うことができる。
すなわち、操作部材14への操作力をF、スラット1に連結されているスライド部材13に作用する荷重をP、第1螺旋溝9eのピッチ角をα、第2螺旋溝9cのピッチ角をβとすると、操作部材14の操作力Fは、下記(1)式となり、荷重Pに対して操作力Fが小さくなる。なお、(1)式は各部の摩擦を考慮しない場合の計算式である。
F=(sinβ×cosα/sinα×cosβ)×P …(1)式
(1)式に示すように、ピッチ角αを大きく、ピッチ角βを小さくすることにより操作力Fが小さくなる。又、このようにピッチ角αを大きく、ピッチ角βを小さくすることによりスラット1に大きな荷重が作用しても操作部材14側に発生する僅かな抵抗によってスラット1は動くことがない。これにより、室外側からスラット1を開こうとしても開くことができない。
この実施形態では、以上の効果に加えて、スラット1の開閉が回転軸9の回転によって行われるため、雑音のない作動となるばかりでなく無段階での変位が可能となる。なお、第1螺旋溝9e及び第2螺旋溝9cのピッチ角α、βは一定とすることなく、回転軸9の長さ方向で変化させても良い。すなわち、スラット1は開ける当初は荷重が小さく、終端では荷重が大きくなるため、当初に対応した回転軸9の小径部9dの下側部分における螺旋溝9eのピッチ角αを小さくし、それよりも上側部分における螺旋溝9eのピッチ角αを大きくすることにより一定の操作力でスラットを開閉することが可能となる。
図7〜図15は本発明の本発明の第2実施形態であり、図7は第1実施形態における図3と同じ部分の断面図、図8は図7のD矢視断面図、図9は図7のE−E線断面図、図10は図9のF−F線断面図、図11〜図15は作動を説明する断面図である。
これらの図において符号20は操作部材14の操作部、符号21は操作部材14のガイド部である。
操作部20は断面コ字形となっており、上下片には回転軸9の小径部9dが貫通している。操作部20は回転しないが、回転軸9の軸方向に沿って直線移動可能となっている。ガイド部21には回転軸9の小径部9dが貫通しており、回転軸9の第1螺旋溝9eに係合する係合凸部21aが内面に形成されている。ガイド部21は操作部20と共に直線移動可能となっているのに加え、回転軸9の周りを回転可能となっている。
ガイド部21と固定側部材であるベース12との間にはガイド部21の直線移動、すなわち操作部材14の直線移動をロックするロック機構が設けられ、ガイド部21と操作部20との間にはロック機構のロックを解除する解除機構が設けられている。
ロック機構は図7及び図9に示すように、ガイド部21におけるベース12側に突出した歯体21cと、歯体21cに対応してベース12に形成された歯体12cとによって形成されている。この場合、ベース12の歯体12cはガイド部21の歯体21cを両側から囲むように形成されている。歯体21c及び歯体12cは相互に噛み合い可能な噛み合い歯(ギザ)となっており、ガイド部21が回転して左右いずれかのベース12の歯体12cに歯体21cが噛み合うことによりガイド部21(操作部材14)の直線移動がロックされる。
解除機構は、図7及び図8に示すように、以上のロック機構が設けられた反対側に設けられている。解除機構はガイド部21に形成された凸部21bと、凸部21bの周囲に位置するように操作部20に設けられた窪み部20aとによって構成されている。窪み部20aはガイド部21の凸部21bを囲む略菱形形状となっており、凸部21bの上下には凸部21bと対向する斜面部20eが凸部21bの周囲4箇所に形成されている。
図7の状態はスラット1が閉じており、この状態で屋外からスラット1を開けるためにスラット1に時計方向の回転力を加えると、その回転力は連結ロッド6、スライド部材13を介して回転軸9に伝達される。これにより、回転軸9の第1螺旋溝9eを介してガイド部21の凸部21aに反時計方向の回転力が加わる(図12参照)。この場合、第1螺旋溝9eのピッチ角αが大きいため、反時計方向の回転力を受けるとガイド部21は直線移動する前に反時計方向に回転し、その歯体21cがベース12の歯体12cと噛み合う(図13参照)。この噛み合いによりガイド部21が移動ロックされるため、操作部材14の全体が移動ロックされて直線移動することがない。これにより、スラット1を室外から開けることができない。一方、スラット1を室外から閉じる場合においても、ガイド部21が逆方向に回転して歯体21cとベース12とが噛み合ってロックされるため、同様に室外からスラット1を閉じることができない。
上記作動においては操作部20の窪み部20aの斜面部20eはガイド部21の凸部21bと干渉することがない。さらに、操作部20が幾分上下にずれていても窪み部20aの斜面部20eがガイド部21の凸部21bと接触するため、操作部20は上下に動いて凸部21bの動きを妨げることはない。これにより、操作部20がどの位置にあってもガイド部21は回転が可能であり、上述したロックを行うことができる。
ロック機構によるロック状態に対して操作部20を上方に直線移動させると、ガイド部21の凸部21bは窪み部20aの斜面部20eによって中央側に位置矯正される(図14参照)。凸部21bが窪み部20aの中央部分にくると、図15に示すように、ガイド部21の歯体21cとベース12の歯体12cとの噛み込みが解除される。これによりロックが解除される。従って、操作部材14、ガイド部21を上方に直線移動させることができ、ガイド部21の係合凸部21aが係合している回転軸9が回転する。これによりスラット1を開くことができる。なお、開いているスラット1を閉じる場合には、操作部材14を下方に直線移動させることにより上述と逆の作動により可能である。
このような実施形態では、第1実施形態と同様の効果を奏するのに加えて、ロック機構によってスラット1の室外での開閉をロックできるため第1螺旋溝9eのピッチ角αをあまり大きくすることなく、しかも第2螺旋溝9cのピッチ角βをあまり小さくする必要がなくなる。これにより、螺旋溝を簡単に形成することができる。
図16〜図19は、ロック機構及び解除機構を設けた第2実施形態の変形形態を示す。図16は第1の変形形態、図17は図16のG−G線断面図である。又、図18は第2の変形形態、図19は図18のH−H線断面図である。これらの変形形態においては、操作部材14のガイド部21に上下2箇所の凸部21bが形成されている。上下2箇所の凸部21bに対し、操作部22は斜面部20eが形成される。
第1の変形形態における斜面部20eは、上下2箇所の凸部21bの間に形成されており、第2の変形形態における斜面部20eは上下の凸部21bの上下位置に対応して形成されている。このような構造からなる解除機構によっても、第2実施形態と同様にロック解除を行うことが可能となる。
本発明は以上の実施形態に限定されることなく種々変形が可能である。例えば、回転軸9に形成した第1螺旋部及び第2螺旋部は螺旋状となって操作部材14及びスライド部材13と係合するものであれば良く、第1螺旋溝9e及び第2螺旋溝9cに代えて第1螺旋突起及び第2螺旋突起としても良い。この場合には、操作部材14及びスライド部材13にこれらの螺旋突起が係合する係合凹部を形成することにより上述した作動が可能となる。又、線材や板材からなるばねやスクリュウの隙間、中空パイプ等に設けられるスリット、その他のものであっても良い。さらに回転軸9は第1螺旋溝9e及び第2螺旋溝9cに対応して外径を異ならせる必要なく、単一径の筒体であっても良い。
本発明の第1実施形態が適用された可動ルーバー窓の正面図である。 可動ルーバー窓の側面図である。 図1のA矢視平面図である。 図3のB−B線断面図である。 図3のC−C線断面図である。 スラットの開閉状態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態の部分断面図である。 図7のD矢視断面図である。 図7のE−E線断面図である。 図9のF−F線断面図である。 図8に対応した作動を示す断面図である。 図9に対応した作動を示す断面図である。 図10に対応した作動を示す断面図である。 図8に対応した作動を示す断面図である。 図9に対応した作動を示す断面図である。 第2実施形態の第1の変形形態を示す断面図である。 図16のG−G線断面図である。 第2実施形態の第2の変形形態を示す断面図である。 図18のH−H線断面図である。
符号の説明
1 スラット
2 窓枠
3 スラット軸
7 スライド操作装置
9 回転軸
9c 第2螺旋溝
9e 第1螺旋溝
12 ベース
12c 歯体
13 スライド部材
13d 係合凸部
14 操作部材
14a 操作部
14b ガイド部
14c 係合凸部
20 操作部
21 ガイド部
21c 歯体

Claims (5)

  1. 相対的にピッチ角が大きな第1螺旋部及び相対的にピッチ角が小さな第2螺旋部が区分けされて形成され、固定側部材に回転可能に取り付けられる回転軸と、
    前記第1螺旋部に係合した状態で前記回転軸に対して直線移動可能となっており、当該直線移動によって回転軸を回転させる操作部材と、
    被操作部材に連結されると共に前記第2螺旋部に係合し、前記回転軸の回転に伴って回転軸に対して直線移動し、当該直線移動によって被操作部材を変位させるスライド部材とを備えていることを特徴とするスライド操作装置。
  2. 相対的にピッチ角が大きな第1螺旋部及び相対的にピッチ角が小さな第2螺旋部が区分けされて形成され、固定側部材に回転可能に取り付けられる回転軸と、
    前記第1螺旋部に係合した状態で前記回転軸に対して直線移動可能となっており、当該直線移動によって回転軸を回転させる操作部材と、
    被操作部材に連結されると共に前記第2螺旋部に係合し、前記回転軸の回転に伴って回転軸に対して直線移動し、当該直線移動によって被操作部材を変位させるスライド部材とを備え、
    前記操作部材は、
    前記回転軸に直線移動可能に取り付けられる操作部と、
    前記第1螺旋部に係合し、回転軸に対して直線移動可能及び回転可能となっているガイド部と、
    前記ガイド部と前記固定側部材とに相互に係脱可能に設けられ、相互に係合することによりガイド部の直線移動をロックするロック機構と、
    前記操作部の直線移動によって前記ロック機構のロックを解除する解除機構とを備えていることを特徴とするスライド操作装置。
  3. 前記ロック機構は、相互に噛み合い可能となって前記ガイド部及び前記固定側部材に形成された噛み合い歯であることを特徴とする請求項2記載のスライド操作装置。
  4. 前記解除機構は、前記ガイド部に形成された凸部及び凸部の周囲で前記操作部の直線移動方向に沿って傾斜するように操作部に形成された斜面部からなり、
    前記斜面部が前記凸部に接触することによって前記ロック機構のロック解除方向にガイド部を回転させることを特徴とする請求項2又は3記載のスライド操作装置。
  5. 前記被操作部材は、可動ルーバー窓に開閉可能に設けられるスラットであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載のスライド操作装置。
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