JP5097365B2 - 電池パックおよびその断線検知方法 - Google Patents

電池パックおよびその断線検知方法 Download PDF

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Description

本発明は、電池パックおよびその断線検知方法に関し、特に内蔵電池のセルが複数個少なくとも並列に接続されて成る場合に、その並列セルの一部の外れを検知するための手法に関する。
組電池における前記並列セルの外れを検知する従来技術は、たとえば特許文献1や特許文献2で提案されている。特許文献1では、複数段直列に接続されたセルブロックの電圧ばらつきが所定値を超えると、そのセルブロックの一部のセルに外れが生じていると判定している。また、特許文献2では、所定容量の放電または充電前後の各セルブロック間の電圧変化量から、セルの外れを判定している。
特開平9−117072号公報 特開2004−31120号公報
上述の従来技術では、いずれもセルブロックの端子電圧の比較によってセル外れを判定しているので、単段のセルブロックでは判定を行うことができないという問題がある。また、特許文献1では、単にセルブロックの電圧ばらつきから判定しているので、特性差やばらつきで誤検出するおそれがあるとともに、放電末期や充電末期では、ブロック間の僅かな容量差で電圧値が大きく変化してしまい、そのような期間では検出できないという問題がある。この点、変化を見ている特許文献2では、改善が期待できるものの、更なる検出精度の向上が望まれる。
本発明の目的は、単段のセルブロックでもセル外れを検出することができるとともに、検出精度を向上することができる電池パックおよびその断線検知方法を提供することである。
本発明の電池パックは、複数のセルが相互に並列に接続されて成るセルブロックが1または複数段直列に接続されて成る内蔵電池を備える電池パックにおいて、前記セルブロックの端子電圧を検出する電圧検出手段と、前記電圧検出手段に、充電期間と、充電電流が略0の期間とに測定を行わせ、それらの期間における端子電圧の差および前記充電期間における充電電流値から求められる内部抵抗値が予め定める値以上であるときに前記並列セルの一部が脱落していると判定する断線検知手段とを含み、前記断線検知手段は、充電開始前において、充電経路に介在されるスイッチ素子の開放試験が行われる該スイッチ素子のテスト期間に、前記電圧検出手段に、前記充放電電流が略0での端子電圧となる開回路電圧を検出させることを特徴とする。
また、本発明の電池パックの断線検知方法は、複数のセルが相互に並列に接続されて成るセルブロックが1または複数段直列に接続されて成る内蔵電池を備える電池パックの断線検知方法において、前記セルブロックの端子電圧を、充電期間と、充電電流が略0の期間とに測定を行い、それらの期間における端子電圧の差を求め、前記端子電圧の差および前記充電期間における充電電流値からセルの内部抵抗値を求め、求められた内部抵抗値が予め定める値以上であるときに前記並列セルの一部が脱落していると判定を行い、前記充電電流が略0の期間として、充電開始前において、充電経路に介在されるスイッチ素子の開放試験が行われる該スイッチ素子のテスト期間であることを特徴とする。
上記の構成によれば、二次電池などの複数のセルが相互に並列に接続されて成るセルブロックが1または複数段直列に接続されて成る内蔵電池を備える電池パックにおいて、充放電の制御などに使用される電圧検出手段は、1または複数段の各セルブロックの端子電圧を検出し、断線検知手段は、その電圧検出手段に、充電電流が略0の期間におけるOCV電圧も測定させる。したがって、そのOCV電圧には、内部抵抗分が関係なく、セルの電圧が略そのまま現れることになり、これに対して、充電中は前記端子電圧には内部抵抗による電圧降下分だけ高い電圧が現れることになる
したがって、前記断線検知手段が、前記OCV電圧と充電期間におけるセル電圧との差を前記充電期間における電流値で除算することで各段のセルの内部抵抗の並列値を求めることができ、その内部抵抗値が予め定める値、たとえば40〜50mΩ以上であるときには、前記並列セルの一部が脱落して前記内部抵抗値が上昇していると判定することができる。これによって、単段のセルブロックでの並列セルの一部の外れを検出することができるとともに、内部抵抗から高精度な検出を行うことができる。
また、充放電の制御に使用される既存の電圧検出手段を利用して、前記OCV電圧を検出するタイミングを新たに設定するとともに、電圧差およびその電圧差から内部抵抗値を演算する処理およびその内部抵抗値を所定の閾値と比較してセル外れの判定を行う判定処理のアルゴリズムを、前記充放電を制御する手段に追加するだけで前記断線検知手段を構成することができ、低コストな構成で実現することができる。
さらに、前記断線検知手段は、上述のようなOCV電圧の検出を、充電が開始される前に行われるスイッチ素子のテスト期間に行うので、充電を停止することなく、前記OCV電圧を検出することができる。また、充電開始時に前記OCV電圧を検出しておくことで、その後の充電制御のために検出されるセル電圧との差を逐次求め、さらにその時の電流値で除算して内部抵抗値を求め、閾値と比較することで、前記セル外れの判定をリアルタイムで行うことができる。
さらにまた、本発明の電池パックは、前記断線検知手段は、満充電によって、充電経路に介在されるスイッチ素子が開放された後にも、前記電圧検出手段に、前記充放電電流が略0での端子電圧を検出させて記憶しておき、その満充電時に記憶しておいた端子電圧と、放電期間において前記電圧検出手段に検出させた端子電圧との差および前記放電期間における放電電流値から求められる内部抵抗値から、前記並列セルの脱落を判定することを特徴とする。
また、本発明の電池パックの断線検知方法は、満充電によって充電経路に介在されるスイッチ素子が開放された後にも、前記充放電電流が略0の期間として端子電圧を検出して記憶しておき、前記セルブロックの端子電圧の測定を、放電期間にも行い、前記満充電時に記憶しておいた端子電圧と、放電期間における端子電圧との差を求め、前記放電期間における放電電流値から求められる内部抵抗値から、並列セルの脱落を判定することを特徴とする。
上記の構成によれば、上述のようなOCV電圧の検出を、満充電判定によってスイッチ素子が開放された後に行って記憶しておき、放電時に、その記憶しておいた端子電圧を用いて、並列セルの脱落を判定を行う。
したがって、放電途中にも、該放電を意図的に停止することなく、並列セルの脱落を判定することができる。
さらにまた、本発明の電池パックでは、前記内蔵電池は、複数段のセルブロックを備え、前記断線検知手段は、各セルブロックの内部抵抗値のばらつきが予め定める値以上のブロックで並列セルの一部が脱落していると判定することを特徴とする。
上記の構成によれば、並列セルがセルブロックとして相互に直列に複数段接続される場合、ブロック間での比較が可能になるので、前記断線検知手段は、各セルブロックの内部抵抗値のばらつきが予め定める値以上のブロックで並列セルの一部が脱落していると判定する。
したがって、セル外れの判定を行う閾値を、内蔵電池の個体毎に適応させることができ、判定精度を一層向上することができる
また、本発明の電池パックは、前記断線検知手段とは別途に、前記各セルブロックの端子電圧から異常を検出し、保護動作を行う二重保護用の回路が設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記断線検知手段とは別途に、前記各セルブロックの端子電圧を検出し、その検出結果から過電圧や過充電などの異常を検出し、保護動作を行う二重保護用の回路が設けられると、その二重保護用の回路と、電圧検出手段とが、各セルブロックの端子に並列に接続されることになり、入力の抵抗や容量、さらには内部の分圧抵抗などによってセル外れの検知は一層困難であり、本発明が特に効果的である。
本発明の電池パックおよびその断線検知方法は、以上のように、二次電池などの複数のセルが相互に並列に接続されて成るセルブロックが1または複数段直列に接続されて成る内蔵電池を備える電池パックにおいて、充放電の制御などに使用される電圧検出手段が、1または複数段の各セルブロックの端子電圧を検出し、断線検知手段が、その電圧検出手段に、充電電流が略0の期間におけるOCV電圧も測定させ、そのOCV電圧と充電期間におけるセル電圧との差を前記充電期間における電流値で除算することで各段のセルの内部抵抗の並列値を求め、その内部抵抗値が所定の閾値以上であるときには、前記並列セルの一部が脱落して前記内部抵抗値が上昇していると判定する。
それゆえ、単段のセルブロックでの並列セルの一部の外れを検出することができるとともに、内部抵抗から高精度な検出を行うことができる。また、充放電の制御に使用される既存の電圧検出手段を利用して、前記OCV電圧を検出するタイミングを新たに設定するとともに、電圧差およびその電圧差から内部抵抗値を演算する処理およびその内部抵抗値を所定の閾値と比較してセル外れの判定を行う判定処理のアルゴリズムを、前記充放電を制御する手段に追加するだけで前記断線検知手段を構成することができ、低コストな構成で実現することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の一形態に係る断線検知方法を用いる充電システムの電気的構成を示すブロック図である。この充電システムは、電池パック1に、それを充電する充電器2を備えて構成されるが、電池パック1から給電が行われる図示しない負荷機器をさらに含めて電子機器システムが構成されてもよい。その場合、電池パック1は、図1では充電器2から充電が行われるけれども、該電池パック1が前記負荷機器に装着されて、負荷機器を通して充電が行われてもよい。電池パック1および充電器2は、給電を行う直流ハイ側の端子T11,T21と、通信信号の端子T12,T22と、給電および通信信号のためのGND端子T13,T23とによって相互に接続される。前記負荷機器が設けられる場合も、同様の端子が設けられる。
前記電池パック1内で、前記の端子T11から延びる直流ハイ側の電源ラインである充放電経路11には、ヒューズ24,25が介在されるとともに、充電用と放電用とで相互に導電形式が異なるFET12,13が介在されており、その充放電経路11が内蔵電池14のハイ側端子に接続される。前記内蔵電池14のロー側端子は、直流ロー側の電源ラインである充放電経路15を介して前記GND端子T13に接続され、この充放電経路15には、充電電流および放電電流を電圧値に変換する電流検出抵抗16が介在されている。
前記内蔵電池14は、複数の二次電池のセルが少なくとも並列に接続されて成り、必要に応じて適宜その並列のセルブロックが直列にも複数段接続されていてもよい。前記内蔵電池14の温度は温度センサ17によって検出され、制御IC18内のアナログ/デジタル変換器19に入力される。
また、前記各セルブロックの端子電圧は、後述するようにして、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)40によって選択的に取出され、前記制御IC18内のアナログ/デジタル変換器19に入力される。そのセルブロックの選択は、制御部21が、通信部20を介して行う。さらにまた、前記電流検出抵抗16によって検出された電流値も、前記ASIC40によって取出され、前記制御IC18内のアナログ/デジタル変換器19に入力される。
制御部21は、マイクロコンピュータおよびその周辺回路などを備えて成り、前記アナログ/デジタル変換器19を介する各入力値に応答して、充電器2に対して、出力を要求する充電電流の電圧値および電流値を演算し、通信部22から端子T12,T22;T13,T23を介して充電器2へ送信する。また、前記制御部21は、前記アナログ/デジタル変換器19を介する各入力値から、端子T11,T13間の短絡や充電器2からの異常電流などの電池パック1の外部における異常が検出されると、また前記温度センサ17によって内蔵電池14の異常な温度上昇が検出されると、前記FET12,13を遮断するなどの保護動作を行う。
一方、前記内蔵電池14の各セルブロックの端子電圧はまた、二重保護IC23に取込まれ、検出結果が、前記制御部21における異常判定の閾値以上に設定されるこの二重保護IC23での閾値以上となると、FET27をONする。前記FET27は、充放電経路11に直列に介在された前記ヒューズ24,25に関して設けられており、前記ヒューズ24,25の接続点は、発熱抵抗26およびこのFET27を介して接地されている。したがって、前記制御部21がFET27をONすることで、発熱抵抗26が発生した熱で前記ヒューズ24,25が溶断する。これによって、前記制御部21の異常などでセルの過電圧などに対応できない深刻な異常時には、前記ヒューズ24,25が溶断されることで、二重の保護動作が実現されるようになっている。
たとえば、前記制御部21がFET12,13をOFFする通常の充放電時における過電圧の閾値電圧は、セル当り4.35Vであり、二重保護IC23がヒューズ24,25を溶断する閾値電圧は、たとえばセル当り4.45Vである。したがって、通常使用時の過電圧程度では復旧可能であり、異常時の過電圧では、電池パック1は再使用不能となって安全性の向上が図られるようになっている。
そして、二重保護IC23によってFET27がONされると、発熱抵抗26で発生された熱で、2つのヒューズ24,25は溶断するが、この時、充電状態では、先に内蔵電池14側のヒューズ25が溶断しても、充電器2から充電電流が供給されることで、充電器2側のヒューズ24も後に溶断し、先に充電器2側のヒューズ24が溶断しても、内蔵電池14が前記二重保護IC23にFET27を駆動する電流を供給できれば内蔵電池14側のヒューズ25も溶断することができ、内蔵電池14が電流を供給できなければ、該内蔵電池14側のヒューズ25は溶断しないままとなるが、前記接続点よりも内蔵電池14側を電池パック1の外部から確実に切り離すことができる。
これに対して、電池パック1が充電器2にセットされていない放電状態で、内蔵電池14が前記二重保護IC23にFET27を駆動する電流を供給できれば、先に充電器2側のヒューズ24が溶断しても、後に内蔵電池14側のヒューズ25も溶断し、先に内蔵電池14側のヒューズ25が溶断した場合には充電器2側のヒューズ24は溶断しないままとなるが、前記接続点よりも内蔵電池14側を電池パック1の外部から確実に切り離すことができる。
こうして、相互に直列のヒューズ24,25を用いて、その接続点を発熱抵抗26およびFET27によって接地することで、電池パック1が充電器2にセットされているか否かに拘わらず、前記接続点よりも内蔵電池14側を電池パック1の外部から確実に切り離すことができるようになっている。
一方、充電器2では、前記の要求を制御IC30の通信部32で受信し、充電制御部31が充電電流供給回路33を制御して、前記の電圧値および電流値で、充電電流を供給させる。充電電流供給回路33は、AC−DCコンバータやDC−DCコンバータなどから成り、入力電圧を、前記充電制御部31で指示された電圧値、電流値、およびパルス幅に変換して、端子T21,T11;T23,T13を介して、充放電経路11,16へ供給する。
図2は、前記電池パック1内の構成をさらに詳しく説明するブロック図である。この図2の例では、前記内蔵電池14は、2パラ4直、すなわち8つのセルE11,E12;E21,E22;E31,E32;E41,E42(総称するときは、以下参照符号Eで示す)から構成されており、相互に並列に接続される同じ段のセルE11とE12、E21とE22、E31とE32、E41とE42が、それぞれセルブロックを構成する。
前記端子T11からハイ側の充放電経路11には端子T4が接続され、前記端子T13からロー側の充放電経路15にはGND端子T0が接続される。前記端子T0−T4間には、前記4つのセルブロック4の接続点が、中間タップとなる端子T1〜T3に接続されている。各セルE11,E12;E21,E22;E31,E32;E41,E42は、正負の各端子が、端子T111,T112;T121,T122;T211,T212;T221,T222;T311,T312;T321,T322;T411,T412;T421,T422にそれぞれ接続されることで、前記2パラ4直の前記内蔵電池14に組上げられる。
一方、各端子T0〜T4には、図3で示すように接続ラインL0〜L4が接続されており、前記ASIC40と二重保護IC23とにおいては、前記GND端子T0を除き、端子T1〜T4における電圧Vin1〜Vin4が、互いの電圧検出に影響を与えないように、入力抵抗R11〜R14;R21〜R24をそれぞれ介して、端子T01〜T41;T02〜T42から取込まれる。そして、各端子T01〜T41;T02〜T42間には、必要に応じて、ノイズ除去用のコンデンサC11〜C14;C21〜C24が設けられることもある。これらのコンデンサC11〜C14;C21〜C24は、各端子T01〜T41;T02〜T42間ではなく、各端子T01〜T41;T02〜T42とGNDとの間に設けられてもよい。二重保護IC23の各入力端子T02〜T42間には、前記電圧Vin4を等分圧する抵抗R31〜R34が設けられている。
前記温度センサ17は、サーミスタなどから成り、一端が予め定める電圧V0でバイアスされ、他端が制御IC18によってON/OFF駆動されるスイッチ28から前記電流検出抵抗16を介して前記ロー側の充放電経路15に接続され、そのスイッチ28との接続点の電圧が、前記制御IC18のアナログ/デジタル変換器19に取込まれる。
図3は、前記ASIC40の一構成例および制御IC18の電圧測定に係わる部分の構成を示すブロック図である。前記各端子T01〜T41は、入力切換え部41を介して、電圧測定を行うための前記制御IC18のアナログ/デジタル変換器19に選択的に接続される。前記入力切換え部41は、スイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4H;STL,STHを備えて構成される。
前記スイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4Hは、一端側が前記各端子T01〜T41に接続され、他端側が前記アナログ/デジタル変換器19のハイ側入力端19Hまたはロー側入力端19Lに接続される。前記スイッチSTL,STHは、一端側が前記電流検出抵抗16の各端子に接続され、他端側が前記アナログ/デジタル変換器19のハイ側入力端19Hとロー側入力端19Lとにそれぞれ接続される。前記スイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4H;STL,STHは、セル選択部42によって選択的にON/OFF駆動される。
したがって、たとえばスイッチSTL,STHをONし、スイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4HをOFFすることで、アナログ/デジタル変換器19は、電流検出抵抗16の端子間電圧、したがって内蔵電池14の充放電の電流を検出することができる。また、たとえばスイッチS0L,S4HをONし、スイッチS1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S5L,S5HをOFFすることで、アナログ/デジタル変換器19は、内蔵電池14の全体に掛かる充電または放電電圧を検出することができる。
前記スイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4H;STL,STHの切換え信号は、制御IC18側の制御部21内の切換え制御部211によって発生され、前記通信部20からASIC40側の通信部43を介して、前記セル選択部42に与えられる。そして、アナログ/デジタル変換器19で得られた検出結果から、前記制御部21の充放電制御部210は、過充電や過電圧などの判定を行いつつ、充放電を制御する。
注目すべきは、本実施の形態では、断線検知手段である前記制御部21内の断線検知部212は、電圧検出手段である前記切換え制御部211およびASIC40に対して、前記端子T0〜T4から、各セルブロックの端子電圧を、充放電電流が略0の期間におけるOCV電圧も測定させ、以下のようにして並列セルE11,E12;E21,E22;E31,E32;E41,E42の端子T111,T112;T121,T122;T211,T212;T221,T222;T311,T312;T321,T322;T411,T412;T421,T422の外れを検出することである。
先ず、前記OCV電圧には、充放電電流が略0であることから、内部抵抗の影響を殆ど受けず(並列セル間にばらつきがあると、平均化するための微弱電流が流れることはある)、各セルの電圧が略そのまま現れることになる。これに対して、充電中は前記各端子T0,T1,T2,T3,T4間の電圧には、内部抵抗による電圧降下分だけ高い電圧が現れることになり、放電中は前記端子T0,T1,T2,T3,T4間の電圧には、前記内部抵抗による電圧降下分だけ低い電圧が現れることになる。
したがって、前記断線検知部212が、前記OCV電圧と充放電期間におけるセルブロックの電圧との差を前記充放電期間における電流値で除算することで、各段のセルEの内部抵抗の並列値を求めることができ、その内部抵抗値が予め定める値、たとえば40〜50mΩ以上であるときには、前記並列セルEの一部が脱落して前記内部抵抗値が上昇していると判定することができる。
図4および図5は、前記断線検知部212によるセル外れ検知動作を説明するためのフローチャートである。前記充放電制御部210が充電動作を開始すると、先ず充放電経路11に介在されるFET12,13をOFFして該FET12,13のテストが行われる。この充電開始時のテスト期間に、前記充放電制御部210からのトリガによって、断線検知部212は、ステップS1において、切換え制御部211にASIC40の入力切換え部41内のスイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4Hを切換え制御させ、各セルブロックのOCV電圧を検出し、記憶してゆく。
その後、充電に伴う残量検知や過電圧・過充電検知などのために、前記充放電制御部210によってスイッチS0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4Hが周期的に切換えられ、各セルブロックの充電中の電圧が順次前記充放電制御部210に取込まれるとともに、断線検知部212でも、監視動作を開始し、ステップS2で、その充電中のCCV電圧が取込まれる。さらにまた、前記充放電制御部210が充電電流を検出するために、スイッチSTL,STHをONさせて読込んだ電流値も、断線検知部212は、ステップS3で読込む。ステップS4では、断線検知部212は、前記ステップS2で求めた各セルブロックのCCV電圧と、前記ステップS1で求めておいたOCV電圧との差を求め、さらにステップS5で、それらの差を前記ステップS3で求めた充電電流値で除算することで、各セルブロックの内部抵抗値を求める。
ステップS6では、前記ステップS5で求めた内部抵抗値が予め定める閾値、たとえば前記40〜50mΩ以上であるか否かが判断され、閾値以上であるときにはセル外れが生じているものとして、ステップS7で前記充放電制御部210にFET12,13をOFFさせる保護動作を行わせるとともに、通信部22から充電器2へ要求する充電電流の電流値を0とし、さらにセル外れが生じた旨のエラー状態を報告して処理を終了する。これによって、残ったセルに対する過電圧や過充電の危険を回避することができる。
これに対して、前記ステップS6で内部抵抗値が予め定める閾値範囲内でセル外れが生じていないと判定される場合、前記ステップS2に戻ってセルブロックの電圧検出から内部抵抗値の演算を繰返し、満充電となると、前記充放電制御部210がFET12,13をOFFして充電動作を終了するとともに、その充放電制御部210からのトリガによって、断線検知部212は、前記ステップS1の動作を行い、放電時のセル外れ検知のために、各セルブロックのOCV電圧を検出し、記憶しておく。放電中においても、前記充放電制御部210は、残量検知や過放電検知などのために、セルブロックの端子電圧および放電電流値を順次読込んでおり、断線検知部212は、図5で示す動作によってセル外れの検知を行うことができる。
このように各セルブロックのOCV電圧と充放電中の端子電圧との差および充放電中の電流値から内部抵抗値を求め、内部抵抗値と所定の閾値とを比較することでセル外れを判定するので、単段のセルブロックでの並列セルの一部の外れを検出することができるとともに、内部抵抗値から高精度な検出を行うことができる。なお、セルブロック全体が脱落していたり、中間タップとなる端子T1〜T3が外れていたりすると、各端子T0,T1,T2,T3,T4間に電圧が現れなくなるのではなく、入力抵抗R11〜R14および入力抵抗R21〜R24ならびに二重保護IC23内の分圧抵抗R31〜R34などの影響を受けた電圧値が現れ、前記内部抵抗値が大きく異なるだけでなく、電圧値からも、前記断線検知部212は端子外れを検出することができる。
また、充放電の制御に使用される既存の切換え制御部211およびASIC40を利用して、断線検知部212が前記OCV電圧を検出するタイミングを新たに設定するとともに、電圧差およびその電圧差から内部抵抗値を演算する処理およびその内部抵抗値を所定の閾値と比較してセル外れの判定を行う前記図4および図5で示すような判定処理のアルゴリズムを、前記充放電制御部210に追加するだけで前記断線検知手段を構成することができ、低コストな構成で実現することができる。
さらにまた、前記断線検知部212は、充電開始時のFET12,13のテスト期間および満充電による前記FET12,13のOFF時に前記OCV電圧の検出を行うので、充放電を停止することなく、前記OCV電圧を検出することができる。また、充電開始時に前記OCV電圧を検出しておくことで、その後の充電制御のために検出されるセルブロックの端子電圧との差を逐次求め、さらにその時の電流値で除算して内部抵抗値を求め、閾値と比較することで、前記セル外れの判定をリアルタイムで行うことができる。
また、上述のように電圧検出を行うASIC40とは別途に、各セルブロックの端子電圧を検出し、前記制御部21と同等以上の閾値から異常を検出し、保護動作を行う二重保護用の回路である二重保護IC23が設けられている場合、その二重保護IC23と、ASIC40とが、各セルブロックの端子T0〜T4に並列に接続されることになり、入力抵抗R11〜R14,R21〜R24や容量C11〜C14,C21〜C24、さらには上述のように内部の分圧抵抗R31〜R34などによって、セル外れの検知は一層困難であり、本発明が特に効果的である。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の他の形態に係る断線検知方法を説明するためのフローチャートである。本実施の形態には、前述の電池パック1と同様の構成を用いることができ、前記断線検知部212の処理アルゴリズムが一部異なるだけである。したがって、この図6において前述の図5で示す動作と同一の動作については同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。本実施の形態でも、各セルブロックのOCV電圧の測定は、前記図4で示すように適宜行われているものとする。注目すべきは、本実施の形態では、前記ステップS5で各セルブロックの内部抵抗値が求められた後、ステップS8,S9で、そのばらつきが算出され、ステップS6aではそのばらつきが閾値と比較されることである。
この図6の例では、先ずステップS8で前記内部抵抗値の平均値が求められ、ステップS9では、前記ばらつきとして各セルブロックの内部抵抗値とその平均値との差分が求められ、ステップS6aではその差分が閾値と比較される。ここで、前記内蔵電池14が、前記2パラ4直である場合、各セルブロック当りの内部抵抗値は、正常時で20〜25mΩ、一方が外れると前記40〜50mΩとなるので、正常時の4直平均が25〜31mΩとなり、前記ステップS6aにおける閾値は、たとえば15mΩ以上に設定される。たとえば3直の場合には、平均値は27〜33mΩとなり、前記ステップS6aにおける閾値は、13mΩ以上に設定される。前記ばらつきを表すパラメータとしては、前記平均値との差分以外の他のパラメータが用いられてもよい。
このように構成することで、並列セルがセルブロックとして相互に直列に複数段接続される場合、ブロック間での比較が可能になるので、前記断線検知部212は、セル外れの判定を行う閾値を、ロットなどによって微妙に異なる内部抵抗値に適応させることができ、判定精度を一層向上することができる。
本発明は、単段のセルブロックでの並列セルの一部の外れを検出することができるとともに、高精度な検出を行うことができるので、電池パックに好適に用いることができる。
本発明の実施の一形態に係る断線検知方法を用いる充電システムの電気的構成を示すブロック図である。 電池パック内の構成をさらに詳しく説明するブロック図である。 セル電圧検出および前記本発明の実施の一形態に係る断線検知を行うASICの一構成例および制御ICにおいてそれに係わる部分の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の一形態に係る断線検知方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係る断線検知方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の他の形態に係る断線検知方法を説明するためのフローチャートである。
1 電池パック
2 充電器
11,15 充放電経路
12,13,27 FET
14 内蔵電池
16 電流検出抵抗
17 温度センサ
18,30 制御IC
19 アナログ/デジタル変換器
20,22,32,43 通信部
21 制御部
210 充放電制御部
211 切換え制御部
212 断線検知部
23 二重保護IC
24,25 ヒューズ
26 発熱抵抗
31 充電制御部
33 充電電流供給回路
40 ASIC
41 入力切換え部
42 セル選択部
C11〜C14;C21〜C24 入力容量
E11,E12;E21,E22;E31,E32;E41,E42 セル
L0〜L4 接続ライン
R11〜R14;R21〜R24 入力抵抗
R31〜R34 分圧抵抗
S0L;S1L,S1H;S2L,S2H;S3L,S3H;S4H スイッチ
STL,STH スイッチ
T0〜T4 端子
T01〜T41;T02〜T42 端子

Claims (6)

  1. 複数のセルが相互に並列に接続されて成るセルブロックが1または複数段直列に接続されて成る内蔵電池を備える電池パックにおいて、
    前記セルブロックの端子電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記電圧検出手段に、充電期間と、充電電流が略0の期間とに測定を行わせ、それらの期間における端子電圧の差および前記充電期間における充電電流値から求められる内部抵抗値が予め定める値以上であるときに前記並列セルの一部が脱落していると判定する断線検知手段とを含み、
    前記断線検知手段は、充電開始前において、充電経路に介在されるスイッチ素子の開放試験が行われる該スイッチ素子のテスト期間に、前記電圧検出手段に、前記充放電電流が略0での端子電圧となる開回路電圧を検出させることを特徴とする電池パック。
  2. 前記断線検知手段は、満充電によって、充電経路に介在されるスイッチ素子が開放された後にも、前記電圧検出手段に、前記充放電電流が略0での端子電圧を検出させて記憶しておき、その満充電時に記憶しておいた端子電圧と、放電期間において前記電圧検出手段に検出させた端子電圧との差および前記放電期間における放電電流値から求められる内部抵抗値から、前記並列セルの脱落を判定することを特徴とする請求項1記載の電池パック。
  3. 前記内蔵電池は、複数段のセルブロックを備え、
    前記断線検知手段は、各セルブロックの内部抵抗値のばらつきが予め定める値以上のブロックで並列セルの一部が脱落していると判定することを特徴とする請求項1または2記載の電池パック。
  4. 前記断線検知手段とは別途に、前記各セルブロックの端子電圧から異常を検出し、保護動作を行う二重保護用の回路が設けられていることを特徴とする請求項3記載の電池パック。
  5. 複数のセルが相互に並列に接続されて成るセルブロックが1または複数段直列に接続されて成る内蔵電池を備える電池パックの断線検知方法において、
    前記セルブロックの端子電圧を、充電期間と、充電電流が略0の期間とに測定を行い、
    それらの期間における端子電圧の差を求め、
    前記端子電圧の差および前記充電期間における充電電流値からセルの内部抵抗値を求め、
    求められた内部抵抗値が予め定める値以上であるときに前記並列セルの一部が脱落していると判定を行い、
    前記充電電流が略0の期間として、充電開始前において、充電経路に介在されるスイッチ素子の開放試験が行われる該スイッチ素子のテスト期間であることを特徴とする電池パックの断線検知方法。
  6. 満充電によって充電経路に介在されるスイッチ素子が開放された後にも、前記充放電電流が略0の期間として端子電圧を検出して記憶しておき、
    前記セルブロックの端子電圧の測定を、放電期間にも行い、
    前記満充電時に記憶しておいた端子電圧と、放電期間における端子電圧との差を求め、
    前記放電期間における放電電流値から求められる内部抵抗値から、並列セルの脱落を判定することを特徴とする請求項5記載の電池パックの断線検知方法。
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