JP4606846B2 - 電池監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、二次電池ブロックの状態を監視する電池監視装置であって、特に二次電池ブロックを構成するセルの異常を検出する技術に関する。
近年、並列接続された複数のセルから構成される並列セルブロックを、更に直列接続させ、蓄電容量の増大が図られた二次電池ブロックを備える電池パックが知られている。そして、かかる二次電池ブロックでは、並列セルブロックを構成するいずれかのセルの異常を検出することが課題となっている。ここでセルの異常としては、セルを接続する半田が外れる等して生じる断線によるセル外れ、セルの劣化に伴って生じる内部抵抗の増大、及びセルの安全機構が動作して当該セルを充放電不可状態にする安全素子動作等に起因して生じる。
特許文献1には、直列接続された複数の二次電池(セル)の充電又は放電開始時に生じる電池電圧の急降下を検出することで各二次電池の直流内部抵抗を測定し、測定した直流内部抵抗に基づいて開路電圧(開回路電圧)を算出し、算出した開路電圧に対応する充電状態を、装置が予め記憶する開路電圧と充電状態との関係を示す開路電圧特性表を参照し、二次電池の充電状態を計測する電池管理システムが開示されている。ここで、充電状態とは、二次電池の満充電容量に対する残存容量の割合を示している。
特許文献2には、複数のセルを並列に接続した並列ブロック(並列セルブロック)を複数ブロック直列接続した組電池(二次電池ブロック)の異常診断装置であって、所定容量の放電又は充電前後の各並列ブロックの電圧変化量に基づいて、各並列セルブロックの異常を検出する発明が開示されている。
特開2004−150800号公報 特開2004−31120号公報
しかしながら、特許文献1記載の発明では、直流内部抵抗に基づいて直列接続されたセルの劣化を検出することに関する記載はなされているものの、セル外れ等に起因して生じる並列セルブロックを構成するセルの異常を検出することに関する記載が全くなされておらず、かかる発明によりセル外れ等により生じるセルの異常を検出することは困難である。
また、特許文献2記載の発明では、並列セルブロックを構成するセルの異常が検出されているが、ここで述べられているセルの異常は、セルの劣化の程度を示すものであり、上述したようなセル外れ等に起因するセルの異常を検出するものではない。また、特許文献2記載の発明では、通電される電流が時間と共に大きく変動した場合、セルの直流内部抵抗が加味された電圧変化量を得ることができず、セル外れ等に起因するセルの異常を正確に検出することができないという問題を備えている。
本発明の目的は、セル外れ、及びセルの劣化等の種々の要因により生じる並列セルブロックを構成するセルの異常を正確に検出することができる電池監視装置を提供することである。
本発明による電池監視装置は、並列接続された複数のセルから構成される並列セルブロックを、複数個直列接続して構成される二次電池ブロックの状態を監視する電池監視装置であって、前記並列セルブロックの各々の電圧を検出する電圧検出手段と、前記二次電池ブロックの通電電流を検出する電流検出手段と、前記電圧検出手段により検出された電圧を基に、前記二次電池ブロックの通電前後の各並列セルブロックの電圧変化量を算出すると共に、前記電流検出手段により検出された電流を基に、前記二次電池ブロックの通電前後の電流変化量を算出し、算出した電圧変化量及び電流変化量から各並列セルブロックの直流内部抵抗を算出する演算手段と、前記演算手段により算出された直流内部抵抗を基に、前記セルの異常を判定する判定手段とを備え、前記判定手段は、前記演算手段により算出された並列セルブロックの各々の直流内部抵抗の最小値に対する直流内部抵抗の最大値の比率を算出し、当該比率が予め設定された設定値を超える場合、セルが異常であると判定することを特徴とする。
また、上記構成において、前記セルの異常は、断線によるセル外れ、内部抵抗の上昇によるセルの劣化、及びセルが備える安全機構が当該セルを充電不可状態にする安全素子動作のいずれかに起因するものであることが好ましい。
また、上記構成において、前記二次電池ブロックを通電又は非通電状態に切り替える通電制御手段を更に備え、前記電圧検出手段は、前記非通電状態において、前記並列セルブロックの各々の電圧である開回路電圧を検出すると共に、前記通電状態における前記並列セルブロックの各々の電圧である閉回路電圧を検出し、前記演算手段は、前記開回路電圧及び前記閉回路電圧の差分を前記電圧変化量として算出することが好ましい。
また、上記構成において、前記電圧検出手段は、前記二次電池ブロックの満充電時における開回路電圧を検出すると共に、前記二次電池ブロックの放電時における閉回路電圧を検出することが好ましい。
また、上記構成において、前記二次電池ブロックの温度を検出する温度検出手段を更に備え、前記判定手段は、前記並列セルブロックの各々の直流内部抵抗と前記温度検出手段により検出された温度とに基づいてセルの異常を判定することが好ましい。
また、上記構成において、前記判定手段は、直流内部抵抗及び温度と、前記並列セルブロックの劣化の程度を示す劣化値との関係を記憶する記憶手段を備え、前記演算手段により算出された直流内部抵抗及び前記温度検出手段により検出された温度に対する劣化値を前記記憶手段を参照することにより特定し、特定した劣化値を基に、セルの異常を判定することが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、二次電池ブロックの通電前後における各並列セルブロックの電圧変化量及び二次電池ブロックの通電前後における電流変化量が算出され、算出された電圧変化量及び電流変化量から各並列セルブロックの直流内部抵抗が算出され、算出された直流内部抵抗を基に、セルの異常が判定されているため、セル外れ、セルの劣化等の種々の要因により生じる並列セルブロックを構成するセルの異常を正確に検出することができる。
また、請求項記載の発明によれば、並列セルブロックの各々の直流内部抵抗の最小値に対する最大値の比率が算出され、当該比率が設定値を超える場合、内部抵抗が異常であると判定されているため、セルの異常をより正確に検出することができる。
請求項記載の発明によれば、セル外れ、セルの劣化、又は安全素子動作によって生じるセルの異常を正確に検出することができる。
請求項記載の発明によれば、開回路電圧(OCV)と閉回路電圧(CCV)との差分が電圧変化量として、並列セルブロックの各々の直流内部抵抗が算出されているため、より正確な直流内部抵抗を得ることができる。
請求項記載の発明によれば、満充電時における開回路電圧と定電流放電後における閉回路電圧とを基に、各並列セルブロックの直流内部抵抗が算出されているため、より正確な直流内部抵抗を得ることができる。
請求項記載の発明によれば、二次電池ブロックの温度が検出され、検出された温度と、並列セルブロックの各々の直流内部抵抗とに基づいてセルの異常が判定されているため、温度に大きく依存する直流内部抵抗を正確に加味してセルの異常を検出することが可能となる。
請求項記載の発明によれば、直流内部抵抗及び温度と、並列セルブロックの劣化の程度を示す劣化値との関係を記憶する記憶手段を備え、この記憶手段を参照することにより劣化値が特定され、特定した劣化値に基づいてセルの異常が判定されているため、セルの異常をより正確に検出することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1による電池監視装置1の構成を示したブロック図である。電池パック3は、電池監視装置1及び二次電池ブロック2を備えている。電池パック3は、端子31,32を備えている。端子31及び端子32の各々には、端子41及び42が接続され、これにより外部装置4及び電池パック3が電気的に接続される。外部装置4としては、充電電源或いは負荷装置を採用することができる。電池パック3を充電するときは、充電電源が接続され、電池パック3が電源として用いられる場合は負荷装置が接続される。負荷装置としては、ノート型のパーソナルコンピュータ、携帯電話、PDA等の装置を採用することができる。
電池監視装置1は、電流制御部11、温度検出部12、電圧検出部13、電流検出部14、演算部15、RAM16、判定部17、及び設定値記憶部18を備えている。電流制御部11は、スイッチ等から構成され、二次電池ブロック2及び端子31間を電気的に遮断して二次電池ブロック2を非通電状態にすると共に、二次電池ブロック2及び端子31間を電気的に接続して二次電池ブロック2を通電状態にする。
温度検出部12は、温度センサ等から構成され、二次電池ブロック2の表面の温度を検出し、検出データを演算部15に出力する。電圧検出部13は、並列セルブロック21〜23の各々の電圧を検出し、検出データを演算部15に出力する。電流検出部14は、二次電池ブロック2に通電される充電電流、或いは放電電流を検出し、検出データを演算部15に出力する。
演算部15は、電圧検出部13により検出された並列セルブロック21〜23の各々の電圧と電流検出部14により検出された電流とを用いて並列セルブロック21〜23の各々の直流内部抵抗(DC−IR)を算出する。この算出の詳細は後述する。
RAM16は、演算部15の作業領域として用いられる。判定部17は、演算部15により算出された並列セルブロック21〜23の各々に対する直流内部抵抗の中から最大の直流内部抵抗と最小の直流内部抵抗とを特定し、最小の直流内部抵抗に対する最大の直流内部抵抗の比率を算出し、算出した比率を設定値記憶部18に予め記憶された設定値と比較することにより、セルの異常を判定する。
二次電池ブロック2は、直列接続された3個の並列セルブロック21〜23を備える。なお、並列セルブロックを総称して呼ぶときは2iの符号を用いて表す。また、並列セルブロック21は、並列接続された2個のセル24,24から構成される。セル24,24は、リチウムイオン電池等の二次電池から構成される。並列セルブロック22及び23は並列セルブロック21と同一構成であるため説明を省く。
なお、二次電池ブロック2を構成する並列セルブロック2iの個数は、3個に限定されず、4個以上の並列セルブロック2iから構成してもよいし、2個の並列セルブロック2iから構成してもよい。さらに、並列セルブロック2iを構成するセル24の個数も2個に限定されず、3個以上であってもよい。但し、セル24の異常を検出するという観点からは、2個以上4個以下が好ましい。ここで、セル24の異常は、セル24を接続する半田が外れる等して生じる断線によるセル外れ、セル24の劣化に伴って上昇する内部抵抗の上昇、及びセル24が備える安全機構が作動して、セル24が充放電不可能状態にする安全素子動作のいずれかに起因して生じるものである。
次に、実施の形態1による電池監視装置1の動作を説明する。図2は、実施の形態1による電池監視装置1の動作を示すフローチャートである。なお、本フローチャートが開始される前に、電流検出部14が二次電池ブロック2の非通電状態を検知している、又は電流制御部11が二次電池ブロック2を非通電状態にしているものとする。また、直流内部抵抗のより正確な値を得るために、二次電池ブロック2には、満充電容量に対し50%以上の電気が蓄積されているものとする。さらに、外部装置4として負荷装置を採用する事が好ましい。
まず、ステップS1において、電圧検出部13は、並列セルブロック21〜23の各々の放電前の電圧V1〜V3を検出する。この場合、二次電池ブロック2は非通電状態とされているため、電圧検出部13により検出される電圧は、開回路電圧(OCV)となる。なお、検出された電圧V1〜V3は、演算部15の制御の下、RAM16に記憶される。
ステップS2において、電流検出部14は、二次電池ブロック2に流れる放電前の電流を検出する。この場合、電流制御部11により非通電状態が検知されている、又は電流制御部11により二次電池ブロック2が非通電状態とされているため、電流検出部14によって検出される電流の値は0となる。なお、検出された電流の値は、演算部15の制御の下、RAM16に記憶される。ステップS3において、電流制御部11は、二次電池ブロック2を通電させ、二次電池ブロック2から外部装置4に対して放電電流を流す。なお、外部装置4として充電電源が採用されている場合は、外部装置4から二次電池ブロック2に対して充電電流が流れる。
ステップS4において、電流検出部14は、放電後の電流を検出する。この場合、電流検出部14は、電流制御部11が放電を開始した直後の放電電流を放電後の電流として検出する。ステップS5において、演算部15は、放電後の電流から放電前の電流を減じて電流変化量ΔIを算出する。
ステップS6において、電圧検出部15は、並列セルブロック21〜23の各々の放電後の電圧V1'〜V3'を検出する。この場合、電流制御部11により二次電池ブロック2は通電状態とされているため、電圧検出部13によって検出される電圧は、閉回路電圧(CCV)となる。
ステップS7において、演算部15は、式(1)の演算、すなわち、並列セルブロック21〜23の放電前の電圧V1〜V3と放電後の電圧V1'〜V3'との差分の絶対値を、電流変化量ΔIで除す演算を実行し、並列セルブロック21〜23の各々の直流内部抵抗R1〜R3を算出する。
Ri=|Vi−Vi'|/ΔI
但し、i=1,2,3
図3は、放電開始前後におけるセルの特性を示したグラフであり、(a)はセルの電圧を示し、(b)はセルの放電電流を示し、Tは放電開始時刻を示している。(a)に示すようにセルの放電を開始すると、セルの電圧は急激に低下し、その後、緩やかに低下していることが分かる。この放電開始直後の電圧の急激な低下はセルの直流内部抵抗に起因するものであり、IRドロップと呼ばれる。このIRドロップは、直流内部抵抗の値が大きなセルほど大きな値を示す。そのため、直流内部抵抗が異常な値を示すセルを含む並列セルブロックのIRドロップは、正常な並列セルブロックのIRドロップに比べて大きな値を示すこととなる。
従って、ステップS6及びS7に示すように、二次電池ブロック2の放電が開始された直後における並列セルブロック21〜23の各々の電圧を測定すれば、並列セルブロック21〜23の各々のIRドロップの値を得ることができる。そして、このIRドロップの値をこの間の電流変化量で割れば、並列セルブロック21〜23の各々の直流内部抵抗を得ることができる。
ところで、IRドロップの大きさはセル固体間においてに大きなバラツキがあることが知られており、中には放電開始直後にIRドロップが終了しないセルも存在する。そのため、放電開始直後において測定する電圧のサンプリング点を1つにした場合、IRドロップの正確な値を得ることができない虞もある。そこで、放電開始から一定の期間内にて複数の電圧をサンプリングし、これら複数の電圧を基にIRドロップを算出する特許文献1に示す手法を用いて直流内部抵抗を算出してもよい。
図2に示すステップS8において、判定部17は、演算部15により算出された直流内部抵抗R1〜R3の中から、最大の直流内部抵抗Rmaxと最小の直流内部抵抗Rminとを特定し、最小の直流内部抵抗Rminに対する最大の直流内部抵抗Rmaxの比率(=Rmax/Rmin)を算出する。
ステップS9において、判定部17は、Rmax/Rminを所定の設定値Aと比較し、Rmax/Rminが設定値Aより大きい場合(S9でYES)、異常なセル24は存在すると判定する(S10)。一方、Rmax/Rminが設定値A以下の場合(S9でNO)、判定部17は、異常なセル24が存在しないと判定する(S11)。ここで、設定値Aとしては、1.2≦A≦1.5が好ましく、より好ましくはA=1.5である。
以上説明したように実施の形態1による電池監視装置1によれば、並列セルブロック21〜23の直流内部抵抗R1〜R3に基づいてセル24の異常を判定しているため、セル外れ、及びセルの劣化等により生じる並列セルブロック2iを構成するセル24の異常を正確に検出することができる。
(実施の形態2)
次に実施の形態2による電池監視装置1aを説明する。実施の形態2による電池監視装置1aは、実施の形態1による電池監視装置1に対して更に二次電池ブロック2の温度を加味して、セル24の異常を検出することを特徴としている。図4は、実施の形態2による電池監視装置1aの構成を示すブロック図である。なお、図4において、実施の形態1と同一のものは同一の符号を付して説明を省略する。実施の形態2による電池監視装置1aは、実施の形態1による電池監視装置1に対して設定値記憶部18に代えてテーブル記憶部19を備えている。
判定部17aは、温度検出部12により検出された温度と、演算部15により算出された直流内部抵抗R1〜R3に対する並列セルブロック21〜23の劣化の程度を示す劣化率(劣化値)E1〜E3を、テーブル記憶部19に記憶された劣化テーブルを参照することにより特定する。また、判定部17aは、特定した劣化率E1〜E3を予め定められた設定値Bと比較することによりセル24の異常を判定する。
テーブル記憶部19は、判定部17aが並列セルブロック21〜23の劣化率E1〜E3を特定する際に用いられる劣化テーブルを記憶する。図5は、劣化テーブルの一例を示した図面である。図5に示すように劣化テーブルは、温度の欄と直流内部抵抗の欄とから構成されている。温度の欄には、温度が5度刻みで記載されている。直流内部抵抗の欄には、直流内部抵抗の値が5刻みで記載されている。なお、劣化テーブルに示す温度及び直流内部抵抗の分解能は、図5に示す例に限定されず、より荒くしてもよいし、より細かくしても良い。また、分解能を値域に応じて適宜変更しても良い。
劣化テーブルを構成する各セルには、温度と直流内部抵抗とに対する並列セルブロック2iの劣化率(%)が記載されている。ここで、劣化率は、値が低いほど劣化の程度が大きいことを示しており、劣化の程度が大きいほど電池容量は初期の電池容量に対して低くなる。なお、劣化率において100%を超える数値は、計算上の数値であり、実際には存在しえない値である。また、劣化テーブルの各セルに示す劣化率の値は実験等により得られた値である。
次に、図6に示すフローチャートに従って実施の形態2による電池監視装置1aの動作について説明する。ステップS1において、電圧検出部13は、二次電池ブロック2が満充電状態であるか否かを検出し、二次電池ブロック2が満充電状態である場合(S21でYES)、電流制御部11は通電を停止して二次電池ブロックを非通電状態にする(S22)。一方、ステップS1において、電圧検出部13が二次電池ブロック2が満充電状態でないことを検出した場合(S21でNO)、処理がステップS21に戻される。
ステップS23において、電圧検出部13は、実施の形態1と同様にして並列セルブロック21〜23の各々の電圧V1〜V3を検出する。ステップS24において、温度検出部12は、二次電池ブロック2の表面の温度を検出する。ステップS25において、電流制御部11は、二次電池ブロック2を通電し、一定の値(例えば、1A)の特定放電電流を外部装置4に対して流す。
ステップS26において、電圧検出部13は、放電開始時刻から所定時間経過時における並列セルブロック21〜23の電圧V1'〜V3'、すなわち放電後の電圧V1'〜V3'を検出する。ステップS27において、演算部15は、式(1)を用いて直流内部抵抗R1〜R3を算出する。ここで、式(1)におけるΔIは、前記特定放電電流の値が代入される。
ステップS28において、判定部17aは、演算部15により算出された直流内部抵抗R1〜R3と、温度検出部12により検出された温度とに対する並列セルブロック21〜23の各々に対する劣化率E1〜E3を劣化テーブルを参照して特定する。
ステップS29において、判定部17aは、特定した劣化率E1〜E3の各々を設定値Bと比較し、全ての劣化率E1〜E3が設定値Bより小さい場合(S29でYES)、異常なセル24は存在すると判定する(S30)。一方、劣化率E1〜E3のうち、いずれかの劣化率が設定値B以上の場合(S29でNO)、判定部17aは、異常なセル24が存在しないと判定する(S31)。ここで、判定部17aは、劣化率E1〜E3が設定値B以下の並列セルブロック2iを異常なセル24を含む並列セルブロック2iとして特定してもよい。
以上説明したように実施の形態2による電池監視装置1aによれば、温度を加味して直流内部抵抗の値を算出しているため、温度依存性が高い直流内部抵抗の値を正確に算出することが可能となり、セル24の異常をより正確に検出することができる。なお、セル24の直流内部抵抗は、温度の低下に伴って減少することが知られており、例えば、25度における直流内部抵抗の値を1とすると0度における直流内部抵抗の値はその約3倍となる。
また、満充電検出後、特定放電電流による放電を開始させ、並列セルブロック21〜23の電圧を検出しているため、直流内部抵抗をより正確に算出することができ、並列セルブロックを構成するセル24の異常をより正確に検出することができる。
(実施の形態3)
次に本発明の実施の形態3による電池監視装置1bを説明する。実施の形態3による電池監視装置1bは、セル24の異常の検出を、実施の形態1及び2のように直流内部抵抗により行うものではなく、電圧変化量に基づいて行うことを特徴としている。図7は、実施の形態3による電池監視装置1bの構成を示したブロック図である。図7において実施の形態1及び2と同一のものは同一の符号を付して説明を省く。
演算部15bは、放電前後における並列セルブロック21〜23の各々の電圧変化量ΔV1〜ΔV3を算出する。
判定部17bは、温度検出部12により検出された温度と、演算部15bにより算出された電圧変化量ΔV1〜ΔV3とに対する並列セルブロック21〜23の劣化率E1〜E3を、テーブル記憶部19に記憶された劣化テーブルを参照することにより特定する。また、判定部17bは、特定した劣化率E1〜E3を予め定められた設定値と比較することによりセル24の異常を判定する。
テーブル記憶部19bは、判定部17bが並列セルブロック21〜23の劣化率を特定する際に用いられる劣化テーブルを記憶する。図8はテーブル記憶部19bが記憶する劣化テーブルの一例を示した図面である。この劣化テーブルは、図5に示す劣化テーブルに対して直流内部抵抗の欄が電圧変化量の欄になっている点が相違する。なお、図5及び図8を比較すると、劣化率の値は同じ値となっているがこれは一例にすぎず、異なる値となることも当然にあり得る。また、劣化テーブルの各セルに示す劣化率は、実験等により算出された値である。
次に、実施の形態3による電池監視装置1bの動作について説明する。図9は実施の形態3の動作を示すフローチャートである。ステップS41〜ステップS46の処理は図6に示すステップS21〜S26と同一の処理であるため、説明を省略する。
ステップS47において、演算部15bは、式(2)の演算、すなわち、並列セルブロック21〜23の放電前の電圧V1〜V3と放電後の電圧V1'〜V3'との差分の絶対値を算出する演算を実行し、並列セルブロック21〜23の各々の放電前後における電圧変化量ΔV1〜ΔV3を算出する。
ΔVi=|Vi−Vi'|・・・式(2)
但し、i=1,2,3
図3でも示したように、セル24の放電を開始するとその直後にIRドロップが発生し、このIRドロップはセル24の直流内部抵抗の大きさに依存している。すなわち、直流内部抵抗が大きいほどIRドロップは大きくなる。そのため、並列セルブロックの直流内部抵抗の値が大きい場合、並列セルブロックに生じるIRドロップは増大することとなる。従って、放電前後における電圧変化量を算出することにより、セル24の異常を検出することが可能となる。
ステップS48において、判定部17bは、演算部15により算出された電圧変化量ΔV1〜V3と温度検出部12により検出された温度とに対する劣化率を劣化テーブルを参照して特定し、並列セルブロック21〜23の各々の劣化率E1〜E3を特定する。ステップS49において、判定部17bは、特定した劣化率E1〜E3の全てが設定値C以上の場合(S49でNO)、異常なセル24は存在しないと判定する(S50)。
一方、特定した劣化率E1〜E3のうちいずれかが設定値C以下の場合(S49でNO)、異常なセル24が存在すると判定する(S51)。ここで、判定部17bは、劣化率E1〜E3が設定値C以下の並列セルブロック2iを異常なセル24を含む並列セルブロック2iとして特定してもよい。
以上説明したように、実施の形態3による電池監視装置1bによれば、満充電を検出し、二次電池ブロックを非通電状態として並列セルブロック21〜23の電圧V1〜V3を検出した後、放電を開始して、放電直後の並列セルブロック21〜23の電圧を検出する。そして、放電前後における電圧変化量ΔV1〜ΔV3を算出し、この電圧変化量ΔV1〜ΔV3を用いて、セル24の異常を判定している。そのため、直流内部抵抗が加味された電圧変化量ΔV1〜ΔV3が得られ、セル24の異常を正確に検出することができる。
また、満充電を検出した後、特定放電電流を所定時間流した時刻における電圧を検出しているため、直流内部抵抗を算出しなくとも、電圧変化量の値に直流内部抵抗の値が大きく反映される結果、並列セルブロック2iを構成するセル24の異常を正確に検出することができる。
本発明は、以下の態様を採用してもよい。
(1)実施の形態1〜3では、二次電池ブロック2の放電時における直流内部抵抗、或いは電圧変化量を算出して、セル24の異常を検出していたが、これに限定されず、二次電池ブロック2の充電時における直流内部抵抗、或いは電圧変化量を算出して、セル24の異常を検出してもよい。この場合、充電直後にはおいてIRドロップではなくIR上昇が発生することとなるが、このIR上昇の大きさも放電時と同様にセル24の直流内部抵抗に依存しているため、充電時においても充電直後における電圧変化量を算出すれば、セル24の異常の有無を正確に検出することができる。
(2)実施の形態1〜3において電圧変化量を算出するにあたり、先にOCVを検出し、次にCCVを検出したが、これに限定されず、先にCCVを検出し、次にOCVを検出してもよい。具体的には、まず、二次電池ブロック2を放電状態にし、放電中のある時刻におけるCCVを検出する。そして、CCVを検出した直後に電流制御部11が放電を停止し、そのときの並列セルブロック21〜23の各々の電圧を検出すればよい。
本発明によれば、並列セルブロックを構成するセルのセル外れ、セルの劣化等の種々の要因により発生するセルの異常を正確に検出する電池監視装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1による電池監視装置の構成を示したブロック図である。 実施の形態1による電池監視装置の動作を示すフローチャートである。 放電開始前後におけるセルの特性を示したグラフであり、(a)はセルの電圧を示し、(b)はセルの放電電流を示し、Tは放電開始時刻を示している。 実施の形態2による電池監視装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2による電池監視装置の劣化テーブルの一例を示した図面である。 実施の形態2による電池監視装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態3による電池監視装置の構成を示したブロック図である。 実施の形態3による電池監視装置の劣化テーブルの一例を示した図面である。 実施の形態3による電池監視装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 電池監視装置
2 二次電池ブロック
21 22 23 2i 並列セルブロック
3 電池パック
4 外部装置
11 電流制御部
12 温度検出部
13 電圧検出部
14 電流検出部
15 15b 演算部
16 RAM
17 17a 17b 判定部
18 設定値記憶部
19 19b テーブル記憶部
24 セル

Claims (6)

  1. 並列接続された複数のセルから構成される並列セルブロックを、複数個直列接続して構成される二次電池ブロックの状態を監視する電池監視装置であって、
    前記並列セルブロックの各々の電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記二次電池ブロックの通電電流を検出する電流検出手段と、
    前記電圧検出手段により検出された電圧を基に、前記二次電池ブロックの通電前後の各並列セルブロックの電圧変化量を算出すると共に、前記電流検出手段により検出された電流を基に、前記二次電池ブロックの通電前後の電流変化量を算出し、算出した電圧変化量及び電流変化量から各並列セルブロックの直流内部抵抗を算出する演算手段と、
    前記演算手段により算出された直流内部抵抗を基に、前記セルの異常を判定する判定手段とを備え
    前記判定手段は、前記演算手段により算出された並列セルブロックの各々の直流内部抵抗の最小値に対する直流内部抵抗の最大値の比率を算出し、当該比率が予め設定された設定値を超える場合、セルが異常であると判定することを特徴とする電池監視装置。
  2. 前記セルの異常は、断線によるセル外れ、内部抵抗の上昇によるセルの劣化、及びセルが備える安全機構が当該セルを充放電不可状態にする安全素子動作のいずれかに起因するものであることを特徴とする請求項記載の電池監視装置。
  3. 前記二次電池ブロックを通電又は非通電状態に切り替える通電制御手段を更に備え、
    前記電圧検出手段は、前記非通電状態において、前記並列セルブロックの各々の電圧である開回路電圧を検出すると共に、前記通電状態における前記並列セルブロックの各々の電圧である閉回路電圧を検出し、
    前記演算手段は、前記開回路電圧及び前記閉回路電圧の差分を前記電圧変化量として算出することを特徴とする請求項1又は2記載の電池監視装置。
  4. 前記電圧検出手段は、前記二次電池ブロックの満充電時における開回路電圧を検出すると共に、前記二次電池ブロックの放電時における閉回路電圧を検出することを特徴とする請求項記載の電池監視装置。
  5. 前記二次電池ブロックの温度を検出する温度検出手段を更に備え、
    前記判定手段は、前記並列セルブロックの各々の直流内部抵抗と前記温度検出手段により検出された温度とに基づいてセルの異常を判定することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の電池監視装置。
  6. 前記判定手段は、直流内部抵抗及び温度と、前記並列セルブロックの劣化の程度を示す劣化値との関係を記憶する記憶手段を備え、前記演算手段により算出された直流内部抵抗及び前記温度検出手段により検出された温度に対する劣化値を前記記憶手段を参照することにより特定し、特定した劣化値を基に、セルの異常を判定することを特徴とする請求項記載の電池監視装置。
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