JP4598815B2 - 二次電池用充電回路 - Google Patents

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Description

本発明は、直列接続された二次電池を充電する回路に係り、個々の電池からのリーク電流を抑制し、適格に当該個々の電池の電圧を検出可能な二次電池用充電回路に関する。
近年、携帯電話機、デジタルカメラなどの携帯電子機器には、電源として充電可能な二次電池が搭載されている。この二次電池には、リチウムイオン電池などを使用する場合が多く、当該リチウムイオン電池の複数の電池セルを直列あるいは並列に接続した充電回路が汎用的である。なお、この二次電池は、充電容量の大容量化や高密度化が切望されている。
このような二次電池を充電する充電回路には、電力を供給するために充電器が接続されるが、充電器から二次電池に過電圧や過電流が加わることにより当該二次電池が過充電状態に陥ることがある。例えば、リチウムイオン電池においては、過充電状態になると規格外の電圧や電流が印加され、当該電池が発熱することにより変形し、場合によっては破裂や発火する可能性もある。
そのため、上記の問題を解決するために、直列接続されたリチウムイオン電池に対して充電を行う場合には、当該リチウムイオン電池の合計電圧をモニターし、合計電圧が所定電圧を超える場合に過充電状態と判断し、充電を停止する過充電保護回路が開発されている。
しかしながら、このような直列接続されたリチウムイオン電池の合計電圧から過充電状態にあるか否かを判断する過充電保護回路では、個々の電池の電圧にバラツキがあると、正確に電池毎の過充電を判断することができないでいた。例えば、各電池の満充電状態の正常値が4.2Vのリチウムイオン電池を3個直列接続した充電回路において、各電池のいずれかが4.4V以上となる場合に充電を停止させたいケースを想定する。
このケースでは、3個の電池電圧がそれぞれ満充電状態を超過した4.4Vで等しい場合には、電池の合計電圧が13.2Vとなり、過充電状態にあると判断することで特に問題とならないが、電池の劣化や電圧のバラツキなどにより、各電池の電圧が異なる場合には、個々の電池に対して過充電状態を正確に検出することはできない。つまり、3個の電池の電圧がそれぞれ4.2V、4.3V、4.5Vである場合には、電池の合計電圧は13.0Vとなり過充電状態の基準となる13.2V以下であるため異常は検出されないが、電圧が4.5Vの電池は満充電状態の正常値を超え、過充電状態となっている。
そこで、各電池の過充電状態を検出するためには、個々の電池の電圧をモニターし、過充電状態か否かを判断する必要がある。例えば、図4には、リチウムイオン電池が複数接続された場合の個々のリチウムイオン電池の電圧を、各電池に対応する過電圧検出部により直接検出し、過充電状態にあるかを判断する充電回路が示されている。
この図4に示す充電回路では、直列に接続された3個のリチウムイオン電池1〜3(電池1〜3をバッテリと称する)に対して、各電池1〜3の電圧をそれぞれ検出する過電圧検出部4〜6が並列に接続されている。そして、この過電圧検出部4〜6により検出された電圧に基づいて各電池1〜3が過充電状態にあるかを判断し、充電スイッチ部8のON・OFF制御を行う充電コントロール部7が設けられている。
また、バッテリの+側電極が充電スイッチ部8を解して入力端子A1に接続され、−側電極が入力端子A2に接続されている。この入力端子A1、A2は、充電器等が接続されることで、バッテリである電池1〜3を充電する、すなわち当該電池1〜3に電荷を供給するために使用される。なお、各電池1〜3に対して並列に接続された当該電池1〜3の電圧を検出する過電圧検出部4〜6は、図4の通り、2個の直列に接続された抵抗と、その抵抗の接続点にシャントレギュレータのレファレンスが接続されることにより構成され、検出した電池電圧が予め設定された基準電圧を超過するかが判断されている。
ここで、図4の充電回路における過充電状態の判断処理例を簡単に示すと、まずバッテリに電圧を充電する場合には、充電スイッチ部8がONされ、入力端子A1、A2を通じて各電池1〜3に電荷が供給される。そして、過電圧検出部4〜6は、検出した各電池1〜3の電圧のうちいずれかが過充電状態を示す基準電圧を超えるか否かを判断し、当該基準電圧を超えると判断する場合に過電圧信号を充電コントロール部7に送信する。
充電コントロール部7は、過電圧検出部4〜6のいずれかから過電圧信号を受け取ると、充電スイッチ部8をOFFするよう制御し、各電池1〜3への電荷の供給を遮断することで充電を停止する。なお、過電圧検出部4〜6により検出される各電池1〜3の電圧が過充電状態を示す基準電圧を超えない場合は、充電スイッチ部8はONされたままである。
このような構成を有する図4の回路に限らず、個々の電池の電圧をそれぞれモニターし、当該電池の電圧を直接電圧比較器で検出し過充電状態を判断する従来技術としては、他に特許文献1のような充電回路も開発されている。
特開2007−14091号公報
ところで、上記の図4や特許文献1のような個々の電池をモニターすることで過充電状態を判断する充電回路では、電池の電圧を直接検出し判断しているので、電池の劣化等により個々の電池の電圧が異なると、過電圧を検出し過充電状態にあるかを判定する回路部からの消費電流が各電池に流出するといった現象が生じてしまう。これにより、この回路部からの消費電流が個々の電池を充放電させることになり、過充電状態を判断する回路部自身で電池の電圧バランスを損なわせる。
例えば、図4のような、3個直列に接続されたリチウムイオン電池1〜3に対し、各電池1〜3の電圧を検出する過電圧検出部4〜6が直接接続された充電回路を想定する。この場合、電池1に対応する過電圧検出部4を流れる電流のI1a、電池2に対応する過電圧検出部5を流れる電流I2aとI2b、電池3に対応する過電圧検出部6を流れる電流I3aとI3b、との関係において、下記の[数1]が成立する場合は、各電池に対し、I1、I2の充放電電流は流れない。
[数1]
I2a+I2b=I1a
I3a+I3b=I2a
しかしながら、電池の劣化や各電池の電圧のバラツキ等により、各電池1〜3の電圧が等しくならない場合や、充電コントロール部7からの電流値によって上記[数1]が成立しない場合には、I1、I2の充放電電流が電池1、2に流出することで当該電池1、2を充放電させてしまうといった問題が生じていた。
本発明は、上記のような課題を解消するために提案されたものであって、その目的は、直列接続する各二次電池の中点をモニターする回路であって、その中点にオペアンプを接続することで、当該中点へ流れる充放電電流及び中点から各電池へ流れる入出力電流を抑制することが可能な二次電池用充電回路を提供することにある。さらに、オペアンプとNPNトランジスタによりボルテージフォロワを構成し、このボルテージフォロワからの出力を電池電圧を検出し比較する回路のグランドとすることにより、複雑な演算をすることなく精度の高い個々の電池の過電圧検出を可能とすることも目的とする。
前記の目的を達成するために、請求項1の発明は、直列に接続された複数の二次電池を過充電から保護する二次電池用過充電保護回路において、前記二次電池の電圧を検出し、当該電圧が過充電状態を示す基準電圧以上であるかを判断する当該二次電池毎に設けられた過電圧検出手段と、いずれかの前記過電圧検出手段により検出された電圧が前記基準電圧以上であると判断された場合に前記複数の二次電池の充電をすべて遮断制御する充電制御手段と、入力インピーダンスの高いオペアンプと当該オペアンプの出力端子がベースに接続されるNPNトランジスタを含むボルテージフォロワと、を備え、直列に接続された各二次電池の中点が前記オペアンプの反転入力端子に接続され、かつ、前記NPNトランジスタのコレクタが前記オペアンプの非反転入力端子に接続され、前記二次電池の中点の電圧が前記ボルテージフォロアのオペアンプの反転入力端子に入力され、当該ボルテージフォロワの出力電圧が前記過電圧検出手段に供給されるよう構成されたことを特徴とする。
以上のような態様では、直列接続する各二次電池の中点の電圧をオペアンプにより検出しインピーダンス変換することで、当該中点へ流れる電流及び中点から流れ出す電流を抑制することができ、電池の中点から各電池へ流れる入出力電流を抑えることが可能となる。これにより、多くの受動部品を組み合わせた充電回路において、電流を吸ってしまうことにより生じる回路特性の劣化を防止することができる。ここで、ボルテージフォロワとは、「入力インピーダンスが高く、利得が1」であるものとして定義している。
また、オペアンプの出力電圧は電源電圧の約70%までしか出力されないので、トランジスタを一石、オペアンプの出力端子に接続することでボルテージフォロワを構成することにより、その損失を補填することができる。そのため、最上位の電池電圧や電池の中に短絡電池(0V電池)があった場合であっても、正確にインピーダンス変換し、個々の電池電圧を検出できるよう構成されている。
請求項の発明は、請求項に記載の二次電池用充電回路において、両端がプラス端子とマイナス端子とからなり直列に接続された前記複数の二次電池のうち、前記マイナス端子から数えて2個目以上の各二次電池の電圧を検出する前記過電圧検出手段のグランドは、前記ボルテージフォロワの出力電圧であることを特徴とする。
以上のような態様では、二次電池の過充電状態を判断するに当たり、過電圧か否かを検出する過電圧検出部のグランドを、オペアンプとトランジスタにより構成したボルテージフォロワの出力とすることで、複雑な演算をすることなく精度の高い個々の電池の過電圧を検出することが可能となる。
請求項の発明は、請求項に記載の二次電池用充電回路において、一端が外部から充電電流が供給される端子に接続され、他端が前記マイナス端子に接続された前記充電電流を検出する充電電流検出抵抗を備え、前記充電電流検出抵抗の前記一端側には、前記トランジスタのエミッタが接続されることを特徴とする。
以上のような態様では、接続された電池のうち短絡電池(0V電池)があった場合に生じるトランジスタのコレクタ−エミッタ間の飽和電圧を解消することが可能となる。具体的には、充電器等から電力が供給される電流検出抵抗の入力端子側の電圧は、電池に流れる充電電流をiとするとi×電流検出抵抗分、マイナス端子(以下、−側電極とする)の電圧より低くなっているため、トランジスタのエミッタ端子を、この電流検出抵抗の入力端子側に接続することで、当該トランジスタのコレクタを−側電極と同じ電圧までコントロールし、飽和電圧による誤差の解消を可能としている。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池用充電回路において、前記二次電池の充電をON・OFFする充電スイッチ部を備え、前記充電制御手段は、前記過電圧検出手段により検出した二次電池の電圧が前記基準電圧以上であると判断された場合に、前記充電スイッチ部をOFFするよう制御することで、充電を遮断することを特徴とする。
以上のような態様では、過電圧検出手段により実際の電池電圧が過電圧であると判断された場合に、充電制御手段が、例えば、PMOSトランジスタ等から構成された充電スイッチ部を、ONとするよう制御することにより簡易に二次電池へ供給される充電電流を遮断することが可能となる。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池用充電回路において、前記二次電池からの放電をON・OFFする放電スイッチ部と、前記二次電池の電圧が過放電状態を示す基準電圧以下であるかを検出する過放電検出手段を備え、前記過放電検出手段は、前記二次電池の電圧が当該基準電圧以下であると判断した場合に、前記放電スイッチ部をOFFするよう制御することを特徴とする。
以上のような態様では、各二次電池の過電圧を検出することで過充電保護を行うだけでなく、過充電状態と判断される場合に放電される電圧量に基づいて過放電状態を検出し、当該過放電状態から二次電池を保護することを可能とする。
ここで、放電状態とは、充電制御手段により充電スイッチ部がOFFされると同時に放電スイッチ部がONされることで二次電池から電力が放電されている状態を示している。そのため、二次電池の放電中において検出した実際の二次電池の電圧が、過放電状態を示す基準電圧以下まで減少している場合には、過放電検出手段により放電スイッチをOFFするよう制御することで当該放電を停止している。
以上のような本発明によれば、直列接続する各二次電池の中点の電圧をオペアンプにより検出しインピーダンス変換することで、当該中点へ流れる電流及び中点から流れ出す電流を抑制することができ、電池の中点から各電池へ流れる入出力電流を抑えることが可能となる。これにより、多くの受動部品を組み合わせた充電回路において、電流を吸ってしまうことにより生じる回路特性の劣化を防止することができる。
また、二次電池の過充電状態を判断するに当たり、過電圧か否かを検出する過電圧検出部のグランドを、オペアンプとNPNトランジスタにより構成したボルテージフォロワの出力とすることで、複雑な演算をすることなく精度の高い個々の電池の過電圧を検出することが可能となる。
さらに、オペアンプの出力電圧は電源電圧の約70%までしか出力されないので、NPNトランジスタを1個、オペアンプの出力端子に接続することでボルテージフォロワを構成することにより、その損失を補填することができる。そのため、最上位の電池電圧や電池の中に短絡電池(0V電池)があった場合であっても、正確にインピーダンス変換し、個々の電池電圧を検出できるよう構成されている。
なお、接続された電池のなかに短絡電池(0V電池)がある場合には、NPNトランジスタのコレクタ−エミッタ間に特性上解消が困難である飽和電圧が生じる。つまり、短絡電池を有すると、当該トランジスタが完全にON状態である場合であってもコレクタ−エミッタ間の飽和電圧により、NPNトランジスタのコレクタはエミッタより数十mV程度電圧が高くなる。
しかし、電流検出抵抗の入力端子側の電圧は、電池に流れる充電電流をiとするとi×電流検出抵抗分、−側電極の電圧より低くなっているため、NPNトランジスタのエミッタをこの電流検出抵抗の入力端子側に接続することで、当該トランジスタのコレクタを−側電極と同じ電圧までコントロールし、飽和電圧による誤差の解消を可能としている。
[1.本実施形態]
[1.1.基本構成]
次に、本実施形態に係る充電回路の基本的な構成について、図1を参照して以下に説明する。なお、本実施形態に係る充電回路の構成は、従来技術で示した図4の充電回路に新たな構成要素を加えたものであるため、従来技術で示した図4の充電回路と同一の構成については同じ符号を付し、説明は省略する。
図1の通り、従来技術で示した図4と同様に、3個のリチウムイオン電池1〜3が直列に接続された回路であって、各電池1〜3の電圧が過電圧か否かを検出する過電圧検出部4〜6と、過電圧検出部4〜6により検出された電圧に基づいて各電池の過充電状態を判定し、充電スイッチ部8のON・OFFを制御する充電コントロール部7が配設されている。ここで、本実施形態では、リチウムイオン電池1〜3に直接過電圧検出部4〜6を接続するのではなく、直列に接続された当該電池1〜3の中点、すなわち電池1と電池2の中間点と電池2と電池3の中間点に対して、オペアンプとNPNトランジスタ等から構成されたボルテージフォロワを接続し、このボルテージフォロワの出力を過電圧検出部5、6のグランドとするよう構成されている。
ボルテージフォロワを電池1〜3と過電圧検出部4〜6の間に構成することにより、上記中間点からの電圧(電池1と電池2の中点の電圧をV1、電池2と電池3の中点の電圧をV2とする)を高入力インピーダンス素子であるオペアンプで受け、電池1と電池2の中点及び電池2と電池3の中点に図4で示したI1、I2のような充放電電流を流れなくしている。なお、本実施形態おいてボルテージフォロワは、上述した通り、「入力インピーダンスが高く利得が1」という特性を有するものと定義している。
[1.2.具体的な構成]
次に、本実施形態に係る充電回路の具体的な構成について、図1を参照して以下に詳述する。なお、従来技術で示した図4の充電回路と同一の構成については同じ符号を付し、説明は省略する。
本実施形態では、図1のように、直列に接続された電池1と電池2の中点の電圧であるV1は、ボルテージフォロワを構成するオペアンプIC1の反転入力端子(−入力端子)に接続され、このオペアンプIC1の出力端子が抵抗R1を介してNPNトランジスタQ1のベースに接続される。また、コレクタからの出力V1outは、オペアンプIC1の非反転入力端子(+入力端子)に接続される。
なお、このNPNトランジスタQ1には、比較的大容量のコンデンサC2と抵抗R2が接続され、当該NPNトランジスタQ1の応答速度をダウンさせることで、コレクタからの出力電圧V1outをV1としている。
直列に接続された電池2と電池3の中点に対しても同様に、当該中点の電圧V2は、ボルテージフォロワを構成するオペアンプIC2の反転入力端子(−入力端子)に接続され、このオペアンプIC2の出力端子が抵抗R3を介してNPNトランジスタQ2のベースに接続される。また、NPNトランジスタQ2のコレクタの出力V2outは、オペアンプIC2の非反転入力端子(+入力端子)に接続される。
なお、このNPNトランジスタQ2には、比較的大容量のコンデンサC1と抵抗R4が接続され、当該NPNトランジスタQ2の応答速度をダウンさせることで、コレクタからの出力電圧V2outをV2としている。
また、入力端子A1に接続された抵抗R12、R11は、それぞれNPNトランジスタQ1、Q2のコレクタに接続されており、入力端子A1を通じて供給される電源からプルアップすることにより、NPNトランジスタQ1、Q2の吸い込み電流を補充し、各トランジスタQ1、Q2のコレクタからの出力V1out、V2outを安定させている。NPNトランジスタQ1、Q2のコレクタ端子に入力端子A1から電荷が流れるR12、R11が接続されているということは、入力端子A1から供給される電圧はオペアンプIC1、IC2の非反転入力端子(+入力端子)に入力されることになる。
そして、抵抗とシャントレギュレータから構成される3個直列に接続された過電圧検出部4〜6は、図1の通り、過電圧検出部4のグランドをバッテリの−側電極に、過電圧検出部5のグランドをボルテージフォロワの出力V1outに、過電圧検出部6のグランドをボルテージフォロワの出力V2outに、するよう配設されている。そのため、過電圧検出部4〜6では、個々の電池1〜3の電圧を演算回路を使用することなく検出することが可能となる。
この過電圧検出部4は、二つの抵抗R5、6とシャントレギュレータIC3からなり、直列に接続された抵抗R5、6の接続点にシャントレギュレータIC3のリファレンスが接続され、カソードが充電コントロール部7に、アノードが当該過電圧検出部4のグランドに接続された構成を有する。なお、抵抗R5のR6側とは逆の端子は、ボルテージフォロワの出力V1outに接続されている。
ここで、シャントレギュレータIC3は、抵抗R5、R6により電池1の電圧であるV1outを分圧し、抵抗R5とR6の接続点の電位が予めシャントレギュレータIC3に設定された基準電圧以上にある場合に、カソードが電流を吸い込むことで充電コントロール部7に過電圧信号を送っている。
過電圧検出部5も過電圧検出部4と同様に、抵抗R7、R8とシャントレギュレータIC4からなり、直列に接続された抵抗R7、R8の接続点にシャントレギュレータIC4のリファレンスが接続され、カソードが充電コントロール部7に、アノードが当該過電圧検出部5のグランド、すなわちV1outに接続された構成を有する。なお、抵抗R7のR8側とは逆の端子は、オペアンプIC2とNPNトランジスタQ2から構成されるボルテージフォロワの出力V2outに接続されている。
ここで、シャントレギュレータIC4は、抵抗R7、R8により電池2の電圧であるV2out−V1outを分圧し、抵抗R7とR8の接続点の電位が予めシャントレギュレータIC4に設定された基準電圧以上にある場合に、カソードが電流を吸い込むことで充電コントロール部7に過電圧信号を送っている。
過電圧検出部6も過電圧検出部4、5と同様に、抵抗R9、10とシャントレギュレータIC5からなり、直列に接続された抵抗R9、10の接続点にシャントレギュレータIC5のリファレンスが接続され、カソードが充電コントロール部7に、アノードが当該過電圧検出部6のグランド、すなわちV2outに接続された構成を有する。なお、抵抗R9のR10側とは逆の端子は、バッテリの+側電極に接続されている。
ここで、シャントレギュレータIC5は、抵抗R9、R10により電池3の電圧である+側電極電圧−V2outを分圧し、抵抗R9とR10の接続点の電位が予めシャントレギュレータIC5に設定された基準電圧以上にある場合に、カソードが電流を吸い込むことで充電コントロール部7に過電圧信号を送っている。
なお、電池1〜3であるバッテリの+側電極は、充電スイッチ部8を介して入力端子A1に接続されるが、この充電スイッチ部8と+側電極の間には逆流防止用のダイオードD1が配設されている。また、−側電極は、電流検出抵抗Risを介して、電力を供給する充電器等が繋がれる入力端子A2に接続されている。なお、充電スイッチ部8は、ダイオードとPMOSトランジスタから構成されている。
ここで、上述したNPNトランジスタQ1、Q2のエミッタは、電流検出抵抗Risの入力端子A2側に接続されることにより、電池1〜3のうち短絡電池(0V電池)がある場合に生じる、NPNトランジスタQ1、Q2のコレクタ−エミッタ間の飽和電圧Vsatによる誤差を解消している。
具体的には、NPNトランジスタQ1、Q2のコレクタは、当該トランジスタQ1、Q2が完全にON状態である場合でも、NPNトランジスタQ1、Q2のコレクタ−エミッタ間の飽和電圧Vsatにより、数十mV程度エミッタより電圧が高くなる。つまり、ボルテージフォロワを構成するオペアンプIC1、2によりいくら出力をコントロールしようとも、この電圧分の誤差は 特性上解消できない。
ここで、電池1〜3に充電電流 i が流れている場合、バッテリの−側電極の電圧よりもi×Ris分、電流検出抵抗Risの入力端子A2側の方が電圧が低くなっている。そのため、−側電極の電圧よりも低いRisの入力端子A2側に、NPNトランジスタQ1、Q2のエミッタ端子を接続することで、当該トランジスタQ1、Q2のコレクタを−側電極と同じ電圧までコントロールできるよう構成されている。その際の条件として下記の[数2]を満たす必要がある。
[数2]
Vsat≦Ris×i
[1.3.作用効果]
次に、本実施形態に係る上記構成に基づいた充電回路の過充電判定保護処理手順を、以下に説明する。なお、電池1〜3が充電状態にある場合とは、充電スイッチ部8がONとなるよう充電コントロール部7を通じて制御され、充電スイッチ部8がONすることで、入力端子A1、A2を介した充電器からの電力が電池1〜3に充電される状態を想定している。
この状態において、電池1と電池2の中点の電圧V1は、オペアンプIC1の反転入力端子(−入力端子)に入力され、オペアンプIC1の非反転入力端子(+入力端子)には、入力端子A1から流れる充電器からの電荷が抵抗R12を介して入力される。また、電池2と電池3の中点の電圧V2は、オペアンプIC2の反転入力端子(−入力端子)に入力され、オペアンプIC2の非反転入力端子(+入力端子)には、入力端子A1から流れる充電器からの電荷が抵抗R11を介して入力される。
そして、オペアンプIC1、IC2は、反転入力端子(−入力端子)の入力に対し、非反転入力端子(+入力端子)からの入力が大きければHI信号を出力することで、NPNトランジスタQ1、Q2をONとするよう制御し、非反転入力端子(+入力端子)からの入力が小さければLO信号を出力することで、NPNトランジスタQ1、Q2をOFFとするよう制御する。なお、充電状態であれば、非反転入力端子(+入力端子)の入力が反転入力端子(−入力端子)の入力よりも大きいため、オペアンプIC1、IC2からは通常HI信号が出力されている。
オペアンプIC1、IC2からHI信号が出力されることで、NPNトランジスタQ1、Q2がONされると、過電圧検出部4〜6は、電池1〜3の電圧を検出し、当該電圧が過電圧検出部4〜6内のシャントレギュレータIC3〜5に予め設定された過電圧状態を示す基準電圧を超過するか否かを判断する。そして、電池1〜3に対応した3個の過電圧検出部4〜6のうち、いずれかにおいて電池電圧が過電圧を示す基準電圧を超えると判断する場合には、その過電圧検出部内のシャントレギュレータのカソードが電流を吸い込むことで過電圧信号が充電コントロール部7に送られる。
一方、電池1〜3に対応した3個の過電圧検出部4〜6すべてにおいて、電池電圧が過電圧を示す基準電圧を超えないと判断される場合には、過電圧信号は充電コントロール部7に送られず、充電されたままである。
充電コントロール部7では、過電圧検出部4〜6のいずれかから過電圧信号が送られると、電池が過充電状態にあると判断し、ONとしていた充電スイッチ部8をOFFとするよう制御する。これにより、電池1〜3のいずれかが過充電状態にある場合には、入力端子A1、A2から供給される電荷を断絶し、充電を停止する。充電スイッチ部8がOFFすることにより充電が停止されると、当該スイッチ部8を構成するダイオードを介して放電電流が流れる。
以上のような本実施形態によれば、直列接続する各二次電池の中点の電圧をオペアンプにより検出しインピーダンス変換することで、当該中点へ流れる電流及び中点から流れ出す電流を抑制することができ、電池の中点から各電池へ流れる入出力電流を抑えることが可能となる。これにより、多くの受動部品を組み合わせた充電回路において、電流を吸ってしまうことにより生じる回路特性の劣化等を防止することができる。
また、二次電池の過充電状態を判断するに当たり、過電圧か否かを検出する上記過電圧検出部のグランドを、オペアンプとNPNトランジスタにより構成したボルテージフォロワの出力とすることで、複雑な演算をすることなく精度の高い個々の電池の過電圧を検出することが可能となる。
さらに、オペアンプの出力電圧は電源電圧の約70%までしか出力されないので、NPNトランジスタを一石、オペアンプの出力端子に接続することでボルテージフォロワを構成することにより、その損失を補填することができる。そのため、最上位の電池電圧や電池の中に短絡電池(0V電池)があった場合であっても、正確にインピーダンス変換し、個々の電池電圧を検出できるように構成されている。
なお、接続された電池のなかに短絡電池(0V電池)がある場合には、NPNトランジスタのコレクタ−エミッタ間に特性上解消が困難である飽和電圧Vsatが生じる。つまり、短絡電池を有すると、当該トランジスタが完全にON状態である場合であってもコレクタ−エミッタ間の飽和電圧Vsatにより、NPNトランジスタのコレクタはエミッタより数十mV程度電圧が高くなる。
しかし、電流検出抵抗Risの入力端子A2側の電圧は、電池に流れる充電電流をiとすると、i×Ris分−側電極の電圧より低くなっているため、NPNトランジスタのエミッタ端子を、この電流検出抵抗Risの入力端子側に接続することで、当該トランジスタのコレクタを−側電極と同じ電圧までコントロールし、飽和電圧Vsatによる誤差の解消することが可能となる。
[2.他の実施形態]
なお、本発明は、図1に示した上記実施形態の通り、各電池の中点に対してオペアンプとNPNトランジスタを用いることでボルテージフォロワを構成しているが、これに限定するものではなく、オペアンプの反転入力端子(−入力端子)を直接出力端子に接続することで形成したボルテージフォロワを使用する実施形態も包含する。
具体的には、図2の通り、図1と同様に3個のリチウムイオン電池の中点に対してボルテージフォロワが構成されるが、各中点からの電圧V1、V2は、オペアンプIC11、IC12の非反転入力端子(+入力端子)に入力され、この入力電圧V1、V2が過電圧検出部5、6のグランドとなるよう構成されている。つまり、図2の実施形態では、図1のようなNPNトランジスタを使用していないため、オペアンプIC11、12の動作範囲を考慮していないが、中点の電圧V1、V2をそのまま過電圧検出部4〜6に出力するという特性を有する一般的なボルテージフォロワを使用する構成も本発明は包含している。
また、本発明は、上記実施形態のような、各電池の過電圧を検出することで過充電保護を行う充電回路に限定するものではなく、過充電状態と判断される場合に放電される電圧量の過放電状態を検出する放電回路を有する実施形態も包含する。具体的には、図3のように、上記実施形態ではスイッチング素子として充電スイッチ部8を設けていたが、これに加え、逆流防止用ダイオードD1の代わりに過放電保護用の放電スイッチ部9を配設し、さらには、充電コントロール部7内に過電圧検出部により検出された電圧から過放電を検出する過放電検出部10を設けている。
実際に電池から放電する場合の動作は、上記実施形態において充電スイッチ部8がOFFされると同時に放電スイッチ部9がONされ、放電電流がOFFされた充電スイッチ部8のダイオードを介して入力端子A1側へ流れる。ここで、充電コントロール部7内の過放電検出部10は、過電圧検出部4〜6で検出された電池1〜3のいずれかの電圧信号から、電池電圧が過放電状態を示す基準電圧以下まで変化しているかを判断する。この過放電検出部10は、当該電圧が基準電圧以下まで変化していると判断する場合には過放電状態にあると判定し、放電スイッチ部9をOFFするよう制御する。なお、これと同時に充電スイッチ部8がONするよう制御される。
また、本発明は、上記実施形態において二次電池としてリチウムイオン電池を使用しているが、これに限定するものではなく、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池等を用いた実施形態も包含する。
なお、本発明は、充電を行うことにより電池1から3のいずれかの電圧が過電圧となった場合に過充電状態と判断し、充電スイッチ部8をOFFすることにより充電を遮断しているが、これに限定するものではなく、液晶ディスプレイ等の表示部を設け、過充電状態になった旨を伝達する実施形態も包含する。つまり、このような構成とすることにより、充電スイッチ部8をOFFするよう制御し、かつ表示部でその旨を伝達することも、充電スイッチ部8をOFFさせずに表示部で過充電状態である旨を伝達することも可能となる。このような表示部を利用したメッセージ情報の表示は、上記放電スイッチ部9をON・OFF制御する場合にも同様に使用可能である。
本発明の実施形態に係る充電回路例を示すブロック回路図。 本発明の他の実施形態に係る充電回路例を示すブロック回路図。 本発明の他の実施形態に係る過放電保護可能な充電回路例を示すブロック回路図。 従来技術の充電回路例を示すブロック回路図。
符号の説明
1〜3・・・リチウムイオン電池
4〜6・・・過電圧検出部
6・・・過電圧検出部
7・・・充電コントロール部
8・・・充電スイッチ部
9・・・放電スイッチ部
10・・・過放電検出部

Claims (5)

  1. 直列に接続された複数の二次電池を過充電から保護する二次電池用過充電保護回路において、
    前記二次電池の電圧を検出し、当該電圧が過充電状態を示す基準電圧以上であるかを判断する当該二次電池毎に設けられた過電圧検出手段と、
    いずれかの前記過電圧検出手段により検出された電圧が前記基準電圧以上であると判断された場合に前記複数の二次電池の充電をすべて遮断制御する充電制御手段と、
    入力インピーダンスの高いオペアンプと当該オペアンプの出力端子がベースに接続されるNPNトランジスタを含むボルテージフォロワと、を備え、
    直列に接続された各二次電池の中点が前記オペアンプの反転入力端子に接続され、かつ、前記NPNトランジスタのコレクタが前記オペアンプの非反転入力端子に接続され、
    前記二次電池の中点の電圧が前記ボルテージフォロアのオペアンプの反転入力端子に入力され、当該ボルテージフォロワの出力電圧が前記過電圧検出手段に供給されるよう構成されたことを特徴とする二次電池用過充電保護回路。
  2. 両端がプラス端子とマイナス端子とからなり直列に接続された前記複数の二次電池のうち、前記マイナス端子から数えて2個目以上の各二次電池の電圧を検出する前記過電圧検出手段のグランドは、前記ボルテージフォロワの出力電圧であることを特徴とする請求項に記載の二次電池用過充電保護回路。
  3. 一端が外部から充電電流が供給される端子に接続され、他端が前記マイナス端子に接続された前記充電電流を検出する充電電流検出抵抗を備え、
    前記充電電流検出抵抗の前記一端側には、前記NPNトランジスタのエミッタが接続されることを特徴とする請求項に記載の二次電池用過充電保護回路。
  4. 前記二次電池の充電をON・OFFする充電スイッチ部を備え、
    前記充電制御手段は、前記過電圧検出手段により検出した二次電池の電圧が前記基準電圧以上であると判断された場合に、前記充電スイッチ部をOFFするよう制御することで、充電を遮断することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池用過充電保護回路。
  5. 前記二次電池からの放電をON・OFFする放電スイッチ部と、
    前記二次電池の電圧が過放電状態を示す基準電圧以下であるかを検出する過放電検出手段を備え、
    前記過放電検出手段は、前記二次電池の電圧が当該基準電圧以下であると判断した場合に、前記放電スイッチ部をOFFするよう制御することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の二次電池用過充電保護回路。
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