JP5096580B2 - 劣化防止剤リザーバを備えたトレッド - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、タイヤに関し、特に劣化防止剤を含むゴム配合物で作られたタイヤトレッドバンドに関する。
タイヤが摩耗状態になると、タイヤは、新品のトレッドを用いて再生可能である。例えば、大型トラック用タイヤ及びバス用タイヤは、典型的には、定例のタイヤ管理プログラムの一部として再生される。これら形式のタイヤのカーカスは、数万マイルの走行に持ち堪え、数回新品のタイヤがカーカスにくっつけられる余地があると見込まれている。かかるタイヤは、極めて高価であり、したがって、これらの高い原価がカーカスの長い寿命及び再生の低い比較原価によって相殺されるという期待の対象になっている。確かに、かかるタイヤの選択及び購入に伴う経済的理由により、元のタイヤが3回又は4回という多い回数にわたって再生できるということが求められる場合が多い。
種々の手順及び種々の形式の機器が、空気圧タイヤの山かけ(recapping )又は再生(retreading)の際に利用可能である。摩耗したタイヤを再生する際の最初のステップのうちの1つは、例えばバフィング(buffing)と呼ばれている手順により残存しているトレッド材料をタイヤカーカスから除去することである。次に、「クッションガム(cushion
gum)」と呼ばれている生の(未硬化の)ゴムの層をカーカスに被着する場合がある。押出し加工された未硬化のゴムのこの層は、カーカスに縫い付けられ又は接着される場合がある。次に、トレッドバンドをクッションガムの層の頂部に被着させる。冷間山かけプロセスでは、トレッドは、硬化ゴムであり、その外面には既にトレッドパターンが刻み込まれている。次に、タイヤをオートクレーブ内に配置し、ガム層の硬化とトレッド及びカーカスへのガム層の結合を生じさせるのに適した時間の間、圧力下で加熱する。熱間山かけプロセスでは、トレッドは、未硬化ゴムであり、トレッドパターンを備えていない。次に、タイヤをタイヤ金型内に配置し、ガム層及びトレッドを硬化させ、ガム層がトレッド及びカーカスと結合するようにするのに適した時間の間、圧力下で加熱する。「硬化」という用語は、ゴム配合物中のエラストマー分子相互間の架橋の生成を意味しており、別の言い方として加硫と呼ばれている。
典型的には、多数回にわたって再生されることが意図されているタイヤは、時間の経過につれて耐老化性のレベルが次第に減少するサイドウォール、ショルダ部及びクラウンを有している。これは、新品のタイヤに添加された劣化防止剤が経時的に劣化するからである。加硫済みのゴムを例えば亀裂、疲労、応力、熱、酸素、オゾン及び他の劣化源から保護するために劣化防止剤を用いることは、当業界では周知である。
本発明は、劣化防止剤リザーバを有する物品を提供する。特定の実施形態では、本発明は、タイヤ再生プロセス中、タイヤカーカスに結合可能なトレッドバンドを含む。トレッドバンドは、トラクションをもたらすトレッド表面及びトレッド表面と反対側のベース表面を有する。トレッドバンドのベース表面は、代表的には、タイヤカーカスに結合される。トレッドショルダが、トレッドバンドの互いに反対側の側部に形成され、これらトレッドショルダは、トレッドバンドの中央部分を境界づける。
劣化防止剤リザーバが、トレッドバンドの一部をなし、この劣化防止剤リザーバは、トレッドバンドの隣接のゴム配合物よりも高い劣化防止剤濃度で劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成る。さらに、劣化防止剤リザーバは、トレッドショルダのうちの少なくとも一方のベース表面と拡散的連絡状態にある。
本発明の特定の実施形態は、劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を隣接のゴム配合物から分離するバリヤ層を更に有する。バリヤ層は、劣化防止剤リザーバから隣接のゴム配合物への劣化防止剤の拡散を阻止する。特定の実施形態では、バリヤ層は、劣化防止剤の拡散を劣化防止剤リザーバからトレッドショルダの下でベースを通ってタイヤカーカスのショルダ部中へ差し向ける。
本発明の追加の実施形態は、トレッドバンドの一部をなすと共に劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成る劣化防止剤リザーバと、劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を境界づけるバリヤ層とを有し、バリヤ層が、バリヤ層を通る劣化防止剤リザーバからの劣化防止剤の拡散を阻止することを特徴とするトレッドバンドを含む。
本発明の特定の実施形態は、クラウン部分を備えたタイヤカーカス及びタイヤのクラウン部分に結合されたトレッドバンドを有するタイヤを更に含み、トレッドバンドは、上述した特性を備えている。
本発明の上記目的、特徴及び利点並びに他の目的、特徴及び利点は、添付の図面に示されている本発明の特定の実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになろう。なお、図中、同一の参照符号は、本発明の同一の部分を示している。
本発明の例示の一実施形態に従って劣化防止剤リザーバがトレッドバンド中に形成された再生タイヤの部分断面部分分解組立て図である。 図1に示されている再生タイヤ上のトレッドバンドに取って代わることができるトレッドバンドの部分断面図である。 図1に示されている再生タイヤ上のトレッドバンドに取って代わることができるトレッドバンドの部分断面図である。 図1に示されている再生タイヤ上のトレッドバンドに取って代わることができるトレッドバンドの部分断面図である。 図1に示されている再生タイヤ上のトレッドバンドに取って代わることができるトレッドバンドの部分断面図である。
本発明の特定の実施形態は、劣化防止剤リザーバを有する物品並びにこれら物品の使用方法及び製造方法を含む。特定の実施形態は、劣化防止剤リザーバ、例えば、高濃度の劣化防止剤を含む領域を備えたゴム材料から成る物品を含む。特定の実施形態では、劣化防止剤リザーバを有するトレッドバンドである物品並びにかかるトレッドバンドを有するタイヤを含む。
特定の実施形態、例えば劣化防止剤リザーバを有するトレッドバンドでは、劣化防止剤は、劣化防止剤リザーバからトレッドバンドのベースを通り、次に、トレッドバンドが結合されているカーカス中に拡散する場合がある。劣化防止剤のかかる拡散は、再生タイヤにおいては特に有益な場合がある。というのは、劣化防止剤は、トレッドをバンドのリザーバから再生タイヤカーカスに拡散し、それによりタイヤカーカスの劣化した劣化防止剤の少なくとも一部分に取って代わることができるからである。
本発明の特定の実施形態は、劣化防止剤の拡散を劣化防止剤リザーバから選択され又は所望の場所に差し向けるバリヤ層を有する物品を更に含むのが良い。例えば、特定の実施形態は、劣化防止剤の拡散をトレッドバンド中の劣化防止剤リザーバからタイヤカーカス又はタイヤカーカスの選択された部分に差し向けるバリヤ層を有するタイヤトレッドバンドを含む。特定の実施形態では、劣化防止剤は、タイヤカーカスのショルダ領域の方へ差し向けられる。タイヤカーカスのショルダ領域は、タイヤサイドウォールの上方部分の近くに位置し、このショルダ領域は、トレッドバンドのショルダ領域がタイヤカーカスに結合されている場所の上に位置する領域を含む。追加の劣化防止剤をタイヤカーカスのショルダ領域中に導入することは、有益な場合があり、タイヤカーカスのその領域に対して追加の保護手段となることができる。劣化防止剤は、トレッドバンドからカーカスの1つ又は2つ以上の領域に差し向けられる場合があり、或いは、タイヤには関連していない実施形態に関しては、劣化防止剤リザーバから特定の用途に望ましい他の物品の1つ又は2つ以上の領域に差し向けられる場合がある。
タイヤバンドの劣化防止剤リザーバ中に入れられている劣化防止剤は、バリヤを通る拡散を減少させ又は停止させるバリヤによってもし阻止され又は妨害され又は逸らされなければ、劣化防止剤リザーバから拡散するであろう。拡散は、平衡状態に達するまで濃度の高い領域から濃度の低い領域までの分子の正味の運動を生じさせることにより系が一様な状態に向かって崩壊するようにする分子のランダムな運動の現象である。したがって、所与の系では、分子は、一般に、濃度勾配がゼロに達するまで濃度の高い領域から濃度の低い領域に拡散する。
本明細書で用いられる「拡散的連絡」という用語は、分子が濃度の高い領域から濃度の低い領域に自由に拡散する経路を有するものとして定義される。したがって、劣化防止剤リザーバは、劣化防止剤が劣化防止剤リザーバと他の領域との間の経路により自由に拡散することができる場合、別の領域と拡散的連絡状態にある。分子は、バリヤ材料により妨害され又は妨げられなければ、自由に拡散する。
したがって、本発明の特定の実施形態は、劣化防止剤の拡散を劣化防止剤リザーバから物品、例えばタイヤカーカスの好ましい領域に差し向けるバリヤ層を更に提供することができる。バリヤ層を通る劣化防止剤の拡散を妨げ又は妨害する阻止用バリヤ層を適正に配置することにより、劣化防止剤の拡散経路を好ましい領域に逸らせ又は差し向けることができ、それにより、劣化防止剤は、例えば、タイヤカーカスの好ましい領域に拡散する。特定の実施形態では、バリヤ層は、劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を包囲し又は境界づける。バリヤ層は、拡散経路を完全に遮断し又はバリヤ層を横切る拡散速度を少なくとも著しく減少させることによって拡散的連絡を妨害する。
バリヤ層を通る劣化防止剤の拡散を妨げ又は制限するため、バリヤ層は、周囲の材料を通る劣化防止剤の溶解度及び/又は移動度と比較して、劣化防止剤の溶解度及び/又は移動度が低い材料で作られる。バリヤ層として使用可能な材料の例としては、エラストマー、例えばブチルゴム、EPDM、架橋密度が高い(例えば、硫黄及び促進剤の添加量が高い)調合物又はこれらの組み合わせが挙げられる。一般に、インフレート状態の物品を通る空気の拡散を阻止するのに有効な材料は、バリヤ材料にとって有効な材料である。本発明の特定の実施形態では、これら材料は、タイヤトレッドバンドに好ましい特性を備えた他のエラストマー、例えば天然ゴム、SBR又はポリブタジエンと混合されるのが良い。同様に、これら材料は、劣化防止剤リザーバを有する物品がどのようなものであれ、好ましい特性を備えた他の材料と混合されるのが良い。
バリヤ層の厚さは、本発明によっては制限されず、バリヤ層の厚さは、劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を包囲した薄い層であるに過ぎなくて良く、或いは、かなり厚くても良い。特定の実施形態は、特定の用途にとって望ましい例えば0.1mm〜1mm、0.5mm〜3mm又は1mm〜10mmの厚さを有するバリヤ層を含むことができる。
劣化防止剤リザーバは、劣化防止剤と、トレッドバンド又は他の物品に用いられる他の材料とから成る。エラストマー及び他の材料の混合物全体は、ゴム配合物と呼ばれている。所与の実施形態の場合にゴム配合物に見受けられる場合のある材料は、例えば、1種類又は2種類以上のエラストマー、カーボンブラック、シリカ、クレー(粘土)、樹脂、油、硫黄、加硫促進剤及び/又は当業者に知られている他の材料である。本発明の特定の実施形態は、物品、例えばトレッドバンド中に含まれている1種類又は2種類以上のゴム配合物と同種のゴム配合物で作られた劣化防止剤リザーバを含むのが良い。ただし、劣化防止剤リザーバが、1種類又は2種類以上の劣化防止剤の高い濃度を有するのが良い。
加硫ゴムを、亀裂、疲労、応力、熱、酸素、オゾン及び他の劣化源から保護するための劣化防止剤の使用は、当業界では周知である。多くの劣化防止剤が、例えば、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤及び/又は疲労防止剤として知られている。ただし、他の劣化防止剤も又知られており、本発明の特定の実施形態では有用である。
公知の劣化防止剤の例としては、パラ‐フェニレンジアミン(PPDA)が挙げられ、かかるPPDAの例としては、N‐イソプロピル‐N′‐フェニル‐p‐フェニレンジアミン(IPPD)、N‐(1,3‐ジメチルブチル)‐N′‐フェニル‐p‐フェニレンジアミン(6PPD)、N,N′‐ジ(‐1,4‐ジメチルペンチル)‐p‐フェニレンジアミン(77PD)、N,N′‐ジアリル‐p‐フェニレンジアミン(DTPD)とジアリル‐p‐フェニレンジアミン(DAPD)の混合物が挙げられる。劣化防止剤の他の例としては、4‐及び5‐メチル‐2‐メルカプト‐ベンズイミダゾール(MMBI)、4‐及び5‐メチル‐2‐メルカプト‐ベンズイミダゾール(ZMMBI)の亜鉛塩、オクチル化ジフェニルアミン(ODPA)、2,2,4‐トリメチル‐1,2‐ジヒドロキノリン、重合(TMQ)及び2,2′‐メチレン‐ビス‐(4‐メチル‐6‐t‐ブチルフェノール)(BPH)が挙げられる。
劣化防止剤リザーバは、1種類又は数種類の劣化防止剤を含むのが良い。リザーバ中に入れることができる劣化防止剤は、本発明によっては制限されない。特定の用途に有用な任意の又は全ての劣化防止剤を本発明の特定の実施形態の劣化防止剤リザーバ中に入れることができる。
リザーバ中の各劣化防止剤の濃度は、劣化防止剤のそれぞれについて様々であって良く、本発明によって制限されることはない。しかしながら、本発明の特定の実施形態の場合、劣化防止剤の配合量は、特定の劣化防止剤について供給業者により推奨される配合量の約4倍であるのが良い。他の実施形態は、供給業者により推奨される配合量の2倍〜4倍又は2倍〜3倍の配合量を含むのが良い。他の実施形態は、供給業者により推奨される配合量の1倍〜3倍の配合量を含むのが良い。例えば、本発明を限定するわけではないが、特定の実施形態では、100ゴム当たり3〜6部(phr)の6PPD配合量、1〜6phrの77PD配合量及び/又は1.5〜6phrのTMQの配合量を含むのが良い。当然のことながら、特定の実施形態では、これら材料についてこれよりも高い又は低い濃度のこれら材料を劣化防止剤リザーバに添加しても良い。
劣化防止剤リザーバを有する本発明の物品は、当業者には周知の方法で形成できる。かかる周知の方法の完全な解除は、必要でもなく適切でもない。しかしながら、バリヤ層を備えた又は備えていない劣化防止剤リザーバを有するトレッドバンドを含む本発明の特定の実施形態の物品は、同時押出し法により形成できることが注目される。
同時押出し法では、2種類又は3種類の材料を単一のダイを通って押し出し、2つ又は3つ以上のオリフィスが、押出し物が互いに合体すると共に溶着して積層構造体になるよう配置されている。同時押出し機械は、例えばハーバーグ‐フロイデンバーガ・トロエステル・リミテッド(Harburg-Freudenberger, Troester, Ltd.)及びベルストルフ(Berstorff)を含む会社により製造されている。同時押出し法は、圧力下における2種類又は3種類以上の化合物の積層を可能にする。この積層は、化合物が成形用具を出る前に生じる。成形用具は、製品の幾何学的形状を定め、プレフォームと、ダイとから成る。プレフォームは、化合物の流れをダイの中に差し向け、ダイは、全体的な幾何学的形状を制御する。押出し機に関するパラメータは、押出し物が、製品の幾何学的形状に関する仕様と流体力学的仕様の両方を守るようにするよう制御される。
図1は、本発明の例示の一実施形態に従って劣化防止剤リザーバがトレッドバンド中に形成された再生タイヤの部分断面部分分解組立て図である。再生タイヤ10は、クラウン24、補強パッケージ26及びサイドウォール32の頂部の近くに位置していて、全体として補強パッケージ26の端部に向かって延びるショルダ領域28を備えたタイヤカーカス12を有するものとして示されている。再生タイヤは、クッションガム層14及びトレッドバンド16を更に有している。
トレッドバンド16は、路面に接触してトラクションをもたらすトレッド表面18を有している。トレッドバンド16の一部としてトレッド溝44又は他の特徴部が設けられるのが良い。トレッドバンド16は、トレッド表面18と反対側のソール又はベース表面22を更に有している。ベース表面は、クッションガム層14によりタイヤカーカス12のクラウン部分24に結合されている。トレッドバンドは、トレッドバンド16の互いに反対側の側部を形成し、トレッドバンド16の中央部分38を境界づけるトレッドショルダ36を更に有している。トレッドショルダ36は、全体としてタイヤカーカス12のショルダ28の上方でタイヤカーカス12に結合されている。
また、トレッドバンド16の一部として、劣化防止剤リザーバ34が設けられ、この劣化防止剤リザーバは、この例示の実施形態では、タイヤバンド16のショルダ36として形成されている。劣化防止剤リザーバ34は、タイヤバンド16の中央部分38中の劣化防止剤濃度よりも高い濃度の劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成る。再生タイヤ10中の低濃度の劣化防止剤がタイヤカーカス12のショルダ28内に位置しているので、劣化防止剤は、リザーバ34中の高濃度劣化防止剤領域からタイヤカーカス12のショルダ28中の低濃度劣化防止剤領域に拡散することになる。
本発明の特定の実施形態では、バリヤ層42は、劣化防止剤の拡散を劣化防止剤リザーバ34からタイヤカーカス16の好ましい領域に差し向けるよう設けられているのが良い。図1に示されている例示の実施形態では、バリヤ層42は、劣化防止剤リザーバ34からトレッドバンド38の中央部分への拡散を阻止する。
クッションガム層14は、すぐに再生できるようになっているタイヤカーカス12とトレッドバンド16との間に位置決めされている。これら要素が通常の再生手順下でいったん組み立てられると、次に、タイヤ10を典型的にはオートクレーブ内に配置し、クッションガム層14の硬化を生じさせるのに妥当な時間の間圧力下で加熱し、それによりトレッドバンド16をタイヤカーカス12に結合する。注目されるように、本明細書において説明する例では、クッションガム層14は、カーカス12とトレッドバンド16との間で用いられる。これは、例示に過ぎず、本発明を限定しようとするものではない。トレッドバンド16とタイヤカーカス12との間に任意形式の結合インタフェース、例えば接着剤を用いることができることが想定される。
図2〜図5は、図1に示されている再生タイヤ10上のトレッドバンド16に取って代わることができるトレッドバンドの部分断面図である。図2は、トレッドショルダ36及び劣化防止剤リザーバ34としてのトレッドバンド中央部分38を有するトレッドバンド16を示している。タイヤバンド16の中央部分38のベース表面22の上方にはバリヤ層46が設けられている。バリヤ層46は、タイヤカーカス12のショルダ28の領域を除き、リザーバ34から再生タイヤ10のクラウン部分24への劣化防止剤の拡散を止めるブロック又は妨害手段となっている。したがって、劣化防止剤は、劣化防止剤リザーバ34から再生タイヤカーカス12のショルダ28に容易に拡散することができる。
図3は、バリヤ層48がトレッドバンド16の中央部分38のベース表面22に被着されていることを除き、図2に示されているトレッドバンドとほぼ同じトレッドバンド16を示している。かかる被着は、拡散バリヤ特性を備えた接着剤又は他の材料をはけ塗りすることにより行われても良く、或いは、例えば表面上に押し出されても良い。図2に示されているバリヤ層46と同様、劣化防止剤は、劣化防止剤リザーバ34から再生タイヤカーカス12のショルダ28に容易に拡散することができ、拡散は、バリヤ層48によって阻止されるのでクラウンの中央部分には拡散しない。
図4は、トレッドバンド16の大部分を貫通して延びる劣化防止剤リザーバ34を有するトレッドバンド16を有している。図4に示されている例示の実施形態では、劣化防止剤リザーバ34は、トレッドショルダ36のベース表面22に対して開口している。オプションとして、ベース表面22とリザーバ34との間のトレッドバンド16の部分は、バリヤ層56であるのが良い。
図5は、トレッドバンド16内に設けられた2つの劣化防止剤リザーバ34を有するトレッドバンドを示している。オプションとして、図示していないが、劣化防止剤リザーバ34の1つ又は2つ以上の側部は、バリヤ層によって境界づけられるのが良い。
原文の特許請求の範囲及び原文の明細書において用いられている“comprising”(翻訳文では、「〜を有する」としている場合が多い)、“including”(翻訳文では、「〜を含む」としている場合が多い)及び“having”(翻訳文では、「〜を有する」としている場合が多い)という用語は、指定されていない他の要素を含む場合のあるオープングループを示すものとして解されるべきである。原文特許請求の範囲及び原文明細書において用いられる“consisting essentially of”という用語は、他の要素が特許請求の範囲に記載された本明細書の基本的な且つ新規な特徴を本質的に変更しない限り、指定されていない他の要素を含む場合のある部分的にオープングループを示すものとして解されるべきである。“a”、“an”及び単語の単数形態は、同一の単語の複数形態を含むのと解されるべきであり、したがって、これらの用語は、或るものが1つ又は2つ以上設けられていることを意味するようになっている。“at least one”及び“one or more”という用語は、区別なく用いられている。“one”又は“single”という用語は、或るものが1つだけである旨を示すために用いられている。同様に、他の特定の整数、例えば“two”という用語は、指定された数のものが意図されている場合に用いられている。“preferably”、“preferred”、“prefer”、“optionally”、“may”という用語及び類似の用語は、言及されている項目、条件又はステップが本発明のオプションとしての(必要というわけではない)特徴であることを示すために用いられている。“between a and b”で説明されている範囲は、“a”及び“b”の値を含む。
上述の説明から、本発明の真の精神から逸脱することなく、本発明の実施形態に対して種々の改造及び変更を行うことができるということは理解されるべきである。上述の説明は、説明目的に過ぎず、本発明を限定する意味で解されるべきではない。特許請求の範囲の記載のみが、本発明の範囲を定めるものである。

Claims (16)

  1. タイヤカーカスに結合可能なトレッドバンドであって、前記トレッドバンドは、
    トラクションをもたらすトレッド表面を有し、
    前記トレッド表面と反対側のベース表面を有し、
    前記トレッドバンドの互いに反対側の側部を形成し、前記トレッドバンドの中央部分を境界づけるトレッドショルダを有し、
    前記トレッドバンドの一部をなす劣化防止剤リザーバを有し、前記劣化防止剤リザーバは、前記トレッドバンドの隣接のゴム配合物よりも高い劣化防止剤濃度で劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成り、前記劣化防止剤リザーバは、前記トレッドショルダのうちの少なくとも一方の前記ベース表面と拡散的連絡状態にあり、
    前記劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を前記隣接のゴム配合物から分離するバリヤ層を有し、前記バリヤ層は、前記劣化防止剤リザーバから前記隣接のゴム配合物への前記劣化防止剤の拡散を阻止する、トレッドバンド。
  2. 前記劣化防止剤リザーバは、前記トレッドバンド中に埋め込まれている、請求項1記載のトレッドバンド。
  3. 前記劣化防止剤リザーバは、前記トレッドショルダ中に形成されたトレッドリブを有する、請求項1記載のトレッドバンド。
  4. 前記劣化防止剤は、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤、又はこれらの組み合わせである、請求項1記載のトレッドバンド。
  5. 前記バリヤ層は、ブチルゴム、EPDM、又はこれらの組み合わせから成る、請求項1記載のトレッドバンド。
  6. 更に、前記トレッドバンドの前記ベース表面の少なくとも一部分を形成する第2のバリヤ層を有する、請求項1記載のトレッドバンド。
  7. 前記第2のバリヤ層は、トレッドバンドの前記中央部分の前記ベース表面を含み、前記第2のバリヤ層は、前記トレッドバンドの前記中央部分から前記トレッドバンドの前記中央部分の前記ベース表面を通る前記劣化防止剤の拡散を制限する、請求項6記載のトレッドバンド。
  8. タイヤカーカスに結合可能なトレッドバンドであって、前記トレッドバンドは、
    トラクションをもたらすトレッド表面と、
    前記トレッド表面と反対側のベース表面と、
    前記トレッドバンドの互いに反対側の側部を形成し、前記トレッドバンドの中央部分を境界づけるトレッドショルダと、
    前記トレッドバンドの一部をなすと共に劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成る劣化防止剤リザーバと、
    前記劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を境界づけるバリヤ層とを有し、前記バリヤ層は、前記バリヤ層を通る前記劣化防止剤リザーバからの前記劣化防止剤の拡散を阻止する、トレッドバンド。
  9. 前記劣化防止剤リザーバは、前記トレッドショルダ中に形成されたトレッドリブを有する、請求項8記載のトレッドバンド。
  10. 前記劣化防止剤は、酸化防止剤、オゾン劣化防止剤、又はこれらの組み合わせである、請求項8記載のトレッドバンド。
  11. 更に、前記トレッドバンドの前記ベース表面の少なくとも一部分を含む第2のバリヤ層を有する、請求項8記載のトレッドバンド。
  12. 前記第2のバリヤ層は、トレッドバンドの前記中央部分の前記ベース表面を含み、前記第2のバリヤ層は、前記トレッドバンドの前記中央部分から前記トレッドバンドの前記中央部分の前記ベース表面を通る前記劣化防止剤の拡散を制限する、請求項11記載のトレッドバンド。
  13. タイヤであって、
    クラウン部分を備えたタイヤカーカスと、
    前記タイヤカーカスの前記クラウン部分に結合されたトレッドバンドとを有し、前記トレッドバンドは、
    トラクションをもたらすトレッド表面を有し、
    前記トレッド表面と反対側のベース表面を有し、
    前記トレッドバンドの互いに反対側の側部を形成し、前記トレッドバンドの中央部分を境界づけるトレッドショルダを有し、
    前記トレッドバンドの一部をなす劣化防止剤リザーバを有し、前記劣化防止剤リザーバは、前記トレッドバンドの隣接のゴム配合物よりも高い劣化防止剤濃度で劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成り、前記劣化防止剤リザーバは、前記タイヤカーカスのクラウン部分の少なくとも一部分と拡散的連絡状態にあり、
    前記劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を前記隣接のゴム配合物から分離するバリヤ層を有し、前記バリヤ層は、前記劣化防止剤リザーバから前記隣接のゴム配合物への前記劣化防止剤の拡散を阻止する、タイヤ。
  14. 更に、前記トレッドバンドの前記ベース表面の少なくとも一部分を含む第2のバリヤ層を有する、請求項13記載のタイヤ。
  15. タイヤであって、
    クラウン部分を備えたタイヤカーカスと、
    前記タイヤカーカスの前記クラウン部分に結合されたトレッドバンドとを有し、前記トレッドバンドは、
    トラクションをもたらすトレッド表面と、
    前記トレッド表面と反対側のベース表面と、
    前記トレッドバンドの互いに反対側の側部を形成し、前記トレッドバンドの中央部分を境界づけるトレッドショルダと、
    前記トレッドバンドの少なくとも一部をなすと共に劣化防止剤と混合されたゴム配合物から成る劣化防止剤リザーバであって、前記劣化防止剤リザーバは前記タイヤカーカスのクラウン部分の少なくとも一部分と拡散的連絡状態にある前記劣化防止剤リザーバと、
    前記劣化防止剤リザーバの少なくとも一部分を隣接のゴムは配合物から分離するバリヤ層と、を有し、前記バリヤ層は、前記バリヤ層を通る前記劣化防止剤リザーバからの前記劣化防止剤の拡散を制限する、タイヤ。
  16. 更に、前記トレッドバンドの前記ベース表面の少なくとも一部分を形成する第2のバリヤ層を有し、前記第2のバリヤ層は、前記第2のバリヤ層を通る前記劣化防止剤の拡散を制限する、請求項15記載のタイヤ。
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