JP5096249B2 - カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法 - Google Patents

カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5096249B2
JP5096249B2 JP2008183040A JP2008183040A JP5096249B2 JP 5096249 B2 JP5096249 B2 JP 5096249B2 JP 2008183040 A JP2008183040 A JP 2008183040A JP 2008183040 A JP2008183040 A JP 2008183040A JP 5096249 B2 JP5096249 B2 JP 5096249B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
recording medium
recorded
camera video
full
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008183040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010021958A (ja
Inventor
博一 大屋
英敏 山谷
大樹 野々下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Original Assignee
Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ikegami Tsushinki Co Ltd filed Critical Ikegami Tsushinki Co Ltd
Priority to JP2008183040A priority Critical patent/JP5096249B2/ja
Publication of JP2010021958A publication Critical patent/JP2010021958A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5096249B2 publication Critical patent/JP5096249B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、記録媒体にカメラ映像を記録する記録カメラに関し、記録媒体の記録準備完了前でも撮像映像を保持して記録する技術に関する。
記録カメラには、撮像するだけでなく、VTRなどの記録装置を搭載した記録カメラがある。VTR付き記録カメラで撮像して収録を行う場合は、VTRがビデオテープを使用し、その構造上、テープの認識などに時間を要し、装着後すぐに収録できるものではなかった。
従来の記録カメラについて図3(a)及び図4(a)を参照して説明する。図3(a)は、収録開始時の記録部の状態を示したものである。電源投入後(POWER ON)、記録媒体を装着してもスタンバイ時間があるため、スタンバイ(STAND BY)完了となるまで記録スイッチ(REC)も受け付けない。スタンバイ(STAND BY)完了後に記録スイッチ(REC)を受け付け、記録中(RECORDING)となる。また、記録の停止スイッチ(REC STOP)を行って収録を停止させた後も、その後のスタンバイ完了になるまで、電源オフ(OFF)することができない。
一方、図4(a)は、収録中を表したものである。記録中(RECORDING)は、記録媒体(メディア)の交換もできないし、記録の停止スイッチ(REC STOP)を押して停止させた場合でも、所定のスタンバイ(STAND BY)時間を要し、記録媒体の取り出し(EJECT)するまでに時間を必要とする。
図3(a)及び図4(a)の状況は、記録媒体がビデオテープばかりでなく、ディスクでも同様である。
現在、ビデオテープやディスクの代わりとなる、メモリ素子を利用したICメモリ(以下、メモリパックとも称する)を記録媒体とする記録カメラがある。この記録カメラは、VTRやディスクを用いる場合とは異なり、メカニックな駆動部分を持たないため、記録カメラの電源投入後、又はメモリパックの装着後に、直ちに録画可能である。
また、ディスクとICメモリを用いた撮像装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。この文献には、ディスクによって記録開始するまでの間、画像信号を圧縮してICメモリに記録する。
特開2006−332983号公報
図3(a)及び図4(a)に示すように、従来の記録カメラにて画像情報を記録媒体に記録中に、その記録を停止し、記録媒体を取り出して後、再び別の記録媒体を挿入して記録を行う必要がある。これは、その記録媒体の交換時に、記録していた映像を記録し損なう可能性がある。この一つの原因としては、記録カメラの記録準備期間が長いという問題点があるが、これは記録媒体をICメモリに変更することにより解決することができる。
また、特許文献1に開示されるような撮像装置にて、記録媒体の記録準備期間の映像を、個別のICメモリに記録して、記録媒体の記録準備完了後に再び画像情報をその記録媒体に記録することができる。特許文献1にはICメモリとなるバッファメモリの残容量と記録準備期間に基づいてビットレートを計算し、そのビットレートに適合させて再記録することについても開示しているが、このバッファメモリが一杯になった場合に対処することができない。
また、特許文献1に開示されるような撮像装置では、ビットレートの演算に時間がかかるために、スクープ映像があった場合にも対応が遅れる可能性がある。
本発明の目的は、バッファメモリが一杯になった場合や、スクープ映像などの継続性が求められる画像情報を、記録し損なうことのなく安定記録可能なカメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法を提供することにある。
本発明による第1の態様のカメラ映像記録装置は、
カメラ映像の画像情報を記録するための第1の記録媒体と、
該画像情報を記録するための第2の記録媒体を挿抜可能に収納する収納手段と、
所定の情報を表示する表示パネルと、
前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の記録、及び前記表示パネルの表示を制御する記録制御手段と
を備えるカメラ映像記録装置であって、
前記記録制御手段は、
(a)前記収納手段における前記第2の記録媒体の有無を検出する処理と、
(b)前記処理(a)にて前記第2の記録媒体が無しの場合に、前記第1の記録媒体が容量一杯に記録されているか否かを検出する処理と、
(c)前記第1の記録媒体が容量一杯でない場合には、前記第1の記録媒体に当該カメラ映像の画像情報を記録する処理と、
(d)前記処理(a)にて前記第2の記録媒体が有りの場合に、前記第1の記録媒体が、記録した画像情報で容量一杯であるか否かを検出する処理と、
(e)前記第1の記録媒体の記録容量一杯のときに、前記第1の記録媒体に記録していた情報を前記第2の記録媒体に記録するか、又は該情報を廃棄するかについて選択指示すべき旨を前記表示パネルに表示する処理と、
(f)第2の記録媒体が前記収納手段に装着されたときに、前記第1の記録媒体に記録した記録内容を前記第2の記録媒体にメモリ転送して記録する処理と、
(g)前記メモリ転送後に、その後のカメラ映像の画像情報を前記第2の記録媒体に記録するように制御する処理と、
(h)前記第2の記録媒体にて記録中に、該記録を停止させるか否かを監視する処理と、
(i)前記記録の停止を検出したときに、前記第2の記録媒体への記録を停止する処理と、
を行うことを特徴とする。
また、本発明による第2の態様のカメラ映像記録装置は、本発明の第1の態様のカメラ映像記録装置において、
請求項1に記載のカメラ映像記録装置において、
前記処理(d)にて、前記第1の記録媒体の記録した容量が一杯のときには所定のフラグをセットし、前記処理(e)を行った後、前記記録内容の廃棄が選択されたことを検出した場合、又は前記処理(f)にて、前記第1の記録媒体の記録内容を前記第2の記録媒体へメモリ転送を終了した場合、前記処理(f)は、当該フラグをクリアする処理を更に行い、前記第1の記録媒体の記憶状態の検出を前記フラグで判断して、前記第2の記録媒体の記録を開始する処理を行うことを特徴とする。
更に、本発明による第1の態様のカメラ映像記録方法は、カメラ映像の画像情報を記録するための第1の記録媒体と、該画像情報を記録するための第2の記録媒体を挿抜可能に収納する収納手段と、所定の情報を表示する表示パネルと、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の記録、及び前記表示パネルの表示を制御する記録制御手段とを備えるカメラ映像記録装置におけるカメラ映像記録方法であって、
前記記録制御手段の処理が、
(a)前記収納手段における前記第2の記録媒体の有無を検出するステップと、
(b)前記ステップ(a)にて前記第2の記録媒体が無しの場合に、前記第1の記録媒体が容量一杯に記録されているか否かを検出するステップと、
(c)前記第1の記録媒体が容量一杯でない場合には、前記第1の記録媒体に当該カメラ映像の画像情報を記録するステップと、
(d)前記ステップ(a)にて前記第2の記録媒体が有りの場合に、前記第1の記録媒体が、記録した画像情報で容量一杯であるか否かを検出するステップと、
(e)前記ステップ(d)にて、前記第1の記録媒体が容量一杯のときに、前記第1の記録媒体に記録していた情報を前記第2の記録媒体に記録するか、又は該情報を廃棄するかについて選択指示すべき旨を前記表示パネルに表示するステップと、
(f)第2の記録媒体が前記収納手段に装着されたときに、前記第1の記録媒体に記録した記録内容を前記第2の記録媒体にメモリ転送して記録するステップと、
(g)前記メモリ転送後に、その後のカメラ映像の画像情報を前記第2の記録媒体に記録するように制御するステップと、
(h)前記第2の記録媒体にて記録中に、該記録を停止させるか否かを監視するステップと、
(i)前記記録の停止を検出したときに、前記第2の記録媒体への記録を停止するステップと、
を含むことを特徴とする。
また、本発明による第2の態様のカメラ映像記録方法は、第1の態様のカメラ映像記録方法において、前記ステップ(d)にて、前記第1の記録媒体の記録した容量が一杯のときには所定のフラグにセットを設定し、前記ステップ(e)を経た後、前記記録内容の廃棄が選択されたことを検出した場合、又は前記ステップ(f)にて、前記第1の記録媒体の記録内容を前記第2の記録媒体へメモリ転送を終了した場合、前記ステップ(f)は、当該フラグにクリアを設定するステップを更に含み、前記第1の記録媒体の記憶状態の検出を前記フラグで判断して、前記第2の記録媒体の記録を開始するステップを含むことを特徴とする。
本発明による第1の態様のカメラ映像記録装置によれば、第2の記録媒体が無しのときに第1の記録媒体に記録し、第2の記録媒体が装着されたときに第1の記録媒体に記録された映像を転送するので、第1の記録媒体にて記録し損なうことのない撮影映像を撮影者等に提供することができる。また、第1の記録媒体に記録した映像が容量一杯のときに、撮影者への取捨選択の提示を行うことにより、不要となる映像を記録することがなくなるため、編集効率のよい撮影映像を撮影者等に提供することができる。
本発明による第2の態様のカメラ映像記録装置によれば、容量一杯であるか否かの状態をフラグで判断できるために、記録制御手段の機能又は処理を、判断回路又は判断プログラムで簡単に構成することができるようになる
本発明による第1の態様のカメラ映像記録方法によれば、第2の記録媒体が無しのときに第1の記録媒体に記録し、第2の記録媒体が装着されたときに第1の記録媒体に記録された映像を転送するので、第1の記録媒体にて記録し損なうことのない撮影映像を撮影者等に提供することができる。また、第1の記録媒体に記録した映像が容量一杯のときに、撮影者への取捨選択の提示を行うことにより、不要となる映像を記録することがなくなるため、編集効率のよい撮影映像を撮影者等に提供することができる。
本発明による第2の態様のカメラ映像記録方法によれば、容量一杯であるか否かの状態をフラグで判断できるために、記録制御手段の機能又は処理を、判断回路又は判断プログラムで簡単に構成することができるようになる。
以下、本発明による実施例のカメラ映像記録装置を図1〜図5を参照して説明する。
[装置構成]
図1は、本発明による実施例のカメラ映像記録装置のブロック図である。実施例のカメラ映像記録装置は、固体撮像素子であるCCD10(Charge Coupled Device)、カメラ信号処理兼符号化処理回路11と、メモリ素子12と、メモリパック13と、メモリパック有無検出回路14と、記録制御部15と、液晶パネル16とを備える。
CCD10は、光学信号を光電変換して電気信号に変換し、カメラ信号処理兼符号化処理回路11に送出する機能を有する。通常、テレビカメラではRGBの3チャンネルの画像信号を使用するが、本発明の理解を容易にするために、本発明の実施例では1チャンネルの画像信号として説明する。また、通常、テレビカメラでは、記録した画像信号を液晶パネル16に再生して確認を行うが、本実施例は、テレビカメラに組み入れることが可能なカメラ映像記録装置について説明するので、画像信号の再生系についての説明は省略する。
カメラ信号処理兼符号化処理回路11は、CCD10の出力をニーやガンマなどのカメラ信号処理を行い、得られた画像信号をMPEG−2で符号化した画像情報を生成する。
メモリ素子12は、記録制御部15の制御信号に基づいて符号化した画像情報を記録するとともに、この記録した画像情報をメモリパック13に転送するように動作する。メモリ素子12は、記録制御部15の制御信号に基づいて最大で30秒記録可能に制御され、大容量のメモリ素子を必要としない。この30秒のカウント制御は、記録制御部15がカウント機能を有し、好適には、後述する記録フラグのセットからカウントするようにする。
メモリパック13は、メモリ素子12から転送された画像情報、即ち符号化された画像信号の情報を記録する。
メモリパック有無検出回路14は、本実施例のカメラ映像記録装置に対して挿抜可能な収納手段(図示せず)にて、メモリパック13の有無を検出する。ICメモリなどのメモリパックの収納手段としては任意の既知の態様で実現することができる。また、メモリパック13の有無の検出は、例えばメモリパック13に所定アドレスに書き込み、書き込んだデータを読み出すことにより比較して行うは、又は予め規定した所定アドレスに記録したデータを読み出して比較するか、或いは収納手段における挿抜の有無を検知する物理センサを設けることにより、実現することができる。
記録制御部15は、メモリ素子12やメモリパック13に対する記録制御を行う機能を有し、メモリ素子12が記録する画像情報で容量一杯のときに、液晶パネル16にその旨を表示し、当該装置の操作者(例えば、カメラマン)に対してメモリ素子12に記録した情報をメモリパック13に記録するか、又は該情報を記録せずに廃棄するかについて選択指示すべき旨を表示(以下、選択表示とも称する)する機能を有する。
液晶パネル16は、記録制御部15に基づいて選択表示を行うための表示デバイスであるが、この選択表示専用ではなく、他の用途(例えば、映像表示)に兼用する液晶モニタとして構成することもできる。
より詳細に、図2を参照して本発明による実施例のカメラ映像記録装置の動作を説明する。
図2は、本発明による実施例のカメラ映像記録装置における記録制御部15の動作のフローチャートである。まず、メモリパック13の有無を検出する(ステップS20)。メモリパック13無しの場合は、ステップS21に進み、メモリパック13有りの場合は、ステップS28に進む(ステップS20)。
ステップS21では、メモリ素子12の容量が一杯か否かのフラグをチェックする。メモリ素子12の容量が一杯の場合は、ステップS20に進み、メモリ素子12の容量が一杯でないときは、ステップS22へ進む。
ステップS22では、メモリ素子12に符号化した画像情報を記録し、メモリ素子12に符号化した画像情報の記録を開始した旨を表すフラグ(以下、記録フラグと称する)をセットして、ステップS23に進む。尚、記録制御部15は、この記録フラグをセット又はクリアする機能を有する。
ステップS23では、記録フラグのセット後に、メモリ素子12の容量が一杯か否かを判定する。メモリ素子12の容量が一杯でない場合は、ステップS20に進み、メモリ素子12の容量が一杯のときはステップS24に進む。
ステップS24では、メモリ素子12に記録した画像情報をメモリパック13に記録するか、又は該情報を記録せずに廃棄するかについての選択表示を液晶パネル16に表示して、ステップS25に進む。
ステップS25では、当該装置の操作者による廃棄選択の指示があるか否かの判断を行う。廃棄でない場合は、ステップS26に進む。廃棄が選択された場合には、ステップS27に進む。
ステップS26では、容量一杯となる旨を表すフラグ(以下、FULLフラグと称する)をセットして、ステップS20に進む。尚、記録制御部15は、このFULLフラグをセット又はクリアする機能を有する。
ステップS27では、記録フラグ及びFULLフラグをクリアしてステップS20に進む。
ステップS28では、メモリパック13が装着されている場合であり、メモリ素子12の記録フラグがオン(即ち、セットされた状態)であるか否かを検出する。オンの場合は、次のステップS29に進み、オフの場合は、ステップS31に進む。
ステップS29では、メモリ素子12の画像情報をメモリパック13に全て転送する。その後、ステップS30に進む。
ステップS30では、記録フラグ及びFULLフラグをクリアして、ステップS31に進む。
ステップS31では、メモリパック13に対して通常動作の符号化された画像信号を記録する(即ち、通常の記録動作を行う)。次に、ステップS32に進む。
ステップS32では、記録動作を停止するための停止スイッチがオンされたか否か(即ち、操作者が記録の停止操作を行ったか否か)を検出する。停止スイッチがオフの場合(即ち、操作者が記録の停止操作を行っていない場合)は、ステップ31に進み、記録を続ける。停止スイッチがオンの場合にはステップS33に進む。
ステップS33では、記録動作を停止してステップS20に進む。
以上のように、記録制御部15は、収納手段におけるメモリパック13の有無を検出し、メモリパック13が無しの場合に、メモリ素子12が容量一杯に記録されているか否かを検出し、メモリ素子12が容量一杯でない場合には、メモリ素子12に画像情報を記録するように制御する。更に、記録制御部15は、メモリパック13が有りの場合に、メモリ素子12が、記録した画像情報で容量一杯であるか否かを検出し、メモリ素子12の記録容量一杯のときに、メモリ素子12に記録していた画像情報をメモリパック13に記録するか、又は該情報を廃棄するかについて選択指示すべき旨を液晶パネル16に表示する。
更に、記録制御部15は、メモリパック13が収納手段に装着されたときに、メモリ素子12に記録した画像情報をメモリパック13にメモリ転送して記録し、このメモリ転送後に、その後のカメラ映像の画像情報をメモリパック13に記録するように制御する。また、記録制御部15は、メモリパック13にて記録中に、該記録を停止させるか否かを監視し、記録の停止を検出したときに、メモリパック13への記録を停止する。
このメモリパック13の書き込みについて、メモリ素子12からメモリパック13への転送については高速転送して、その後に通常の画像信号のフレームレートで記録するようにしてもよい。或いは又、高速転送せずにメモリ素子12に記録されているフレーム数だけ、常に遅らせて記録するように構成してもよい。
以下、メモリ素子12からメモリパック13へ高速転送する場合を説明する。図3(b)は、収録開始時における本実施例の一例である。図3(a)の従来の場合と比べて、本実施例のカメラ映像記録装置であれば、電源オンの後、直ちに収録可能になる。即ち、電源オンの後の時点で直ちにメモリ素子12に画像情報を記録する。メモリ素子12の記録容量が一杯になる前(30秒以内)にメモリパック13(ICメモリを含むメディア)を装着すると、メモリ素子12に記録していた画像情報をメモリパック13に転送し、その後、メモリパック13に対して通常の記録を行う。ここで、メモリ素子12の記録容量が一杯の場合は、取捨選択させる選択表示を行って操作者の指示を待つ。操作者の操作によりストップスイッチがオンされれば、記録動作を停止させる。
図4(b)は、メモリパック13に記録中に取り出して交換する場合を示した図である。メモリパック13(ICメモリを含むメディア)を取り出し直後に、メモリ素子12への記録が開始され、操作者が30秒以内にメモリパック13を装着すれば、メモリ素子12の記録内容がメモリパック13に転送される。30秒を越える場合、メモリ素子12の記録容量が一杯である旨を知らせるために、取捨選択の選択表示を行う。操作者の操作によりストップスイッチがオンされれば、記録動作を停止させる。
より具体的な適用例を如何に説明する。
図5は、本実施例のカメラ映像記録装置をテレビカメラに適用した一例を示す図である。例えば、スクープ映像として「立てこもり映像」を収録中に、「警官突入」映像に切り替わったため、メモリパック13(メディア)を交換して収録する状況を想定している。この場合、「立てこもり映像」のメディア101と「警官突入」のメディア102のメモリパック(メディア)に番号を付与しておき、これらの番号を読み出すことによって、簡単に収録素材のメディア103を制作することができる。
上述した実施例のほかにも、本発明には幾多の変形例が可能である。例えば、複数のメモリ素子12及び複数のメモリパック13を組み合わせて、複数のメモリ素子12の記録時間を可変に設定するように構成することもできる。従って、本発明は、上述の実施例に制限されるものではなく、特許請求の範囲によってのみ制限される。
本発明は、放送局で使用する記録カメラでニュースなどを収録するカメラ映像記録装置に有用である。また、記録媒体はテープやディスクなどの起動時間が長いものでなく、ICメモリを利用したメモリパックなどを使用した撮像カメラに有用である。
本発明による一実施例のカメラ映像記録装置のブロック図である。 本発明による一実施例のカメラ映像記録装置における記録制御部の動作のフローチャートである。 収録開始時における記録装置の状態について従来技術との比較を表す図である。 収録中における記録装置の状態について従来技術との比較を表す図である。 本発明による一実施例のカメラ映像記録装置をテレビカメラに適用した一例を示す図である。
符号の説明
10 CCD(Charge Coupled Device)
11 カメラ信号処理兼符号化処理回路
12 メモリ素子
13 メモリパック
14 メモリパック有無検出回路
15 記録制御部
16 液晶パネル
101 「立てこもり映像」のメディア
102 「警官突入」のメディア
103 収録素材のメディア

Claims (4)

  1. カメラ映像の画像情報を記録するための第1の記録媒体と、
    該画像情報を記録するための第2の記録媒体を挿抜可能に収納する収納手段と、
    所定の情報を表示する表示パネルと、
    前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の記録、及び前記表示パネルの表示を制御する記録制御手段と
    を備えるカメラ映像記録装置であって、
    前記記録制御手段は、
    (a)前記収納手段における前記第2の記録媒体の有無を検出する処理と、
    (b)前記処理(a)にて前記第2の記録媒体が無しの場合に、前記第1の記録媒体が容量一杯に記録されているか否かを検出する処理と、
    (c)前記第1の記録媒体が容量一杯でない場合には、前記第1の記録媒体に当該カメラ映像の画像情報を記録する処理と、
    (d)前記処理(a)にて前記第2の記録媒体が有りの場合に、前記第1の記録媒体が、記録した画像情報で容量一杯であるか否かを検出する処理と、
    (e)前記第1の記録媒体の記録容量一杯のときに、前記第1の記録媒体に記録していた情報を前記第2の記録媒体に記録するか、又は該情報を廃棄するかについて選択指示すべき旨を前記表示パネルに表示する処理と、
    (f)第2の記録媒体が前記収納手段に装着されたときに、前記第1の記録媒体に記録した記録内容を前記第2の記録媒体にメモリ転送して記録する処理と、
    (g)前記メモリ転送後に、その後のカメラ映像の画像情報を前記第2の記録媒体に記録するように制御する処理と、
    (h)前記第2の記録媒体にて記録中に、該記録を停止させるか否かを監視する処理と、
    (i)前記記録の停止を検出したときに、前記第2の記録媒体への記録を停止する処理と、
    を行うことを特徴とするカメラ映像記録装置。
  2. 請求項1に記載のカメラ映像記録装置において、
    前記処理(d)にて、前記第1の記録媒体の記録した容量が一杯のときには所定のフラグをセットし、前記処理(e)を行った後、前記記録内容の廃棄が選択されたことを検出した場合、又は前記処理(f)にて、前記第1の記録媒体の記録内容を前記第2の記録媒体へメモリ転送を終了した場合、前記処理(f)は、当該フラグをクリアする処理を更に行い、前記第1の記録媒体の記憶状態の検出を前記フラグで判断して、前記第2の記録媒体の記録を開始する処理を行うことを特徴とする、カメラ映像記録装置。
  3. カメラ映像の画像情報を記録するための第1の記録媒体と、該画像情報を記録するための第2の記録媒体を挿抜可能に収納する収納手段と、所定の情報を表示する表示パネルと、前記第1の記録媒体及び前記第2の記録媒体の記録、及び前記表示パネルの表示を制御する記録制御手段とを備えるカメラ映像記録装置におけるカメラ映像記録方法であって、
    前記記録制御手段の処理が、
    (a)前記収納手段における前記第2の記録媒体の有無を検出するステップと、
    (b)前記ステップ(a)にて前記第2の記録媒体が無しの場合に、前記第1の記録媒体が容量一杯に記録されているか否かを検出するステップと、
    (c)前記第1の記録媒体が容量一杯でない場合には、前記第1の記録媒体に当該カメラ映像の画像情報を記録するステップと、
    (d)前記ステップ(d)にて前記ステップ(a)にて前記第2の記録媒体が有りの場合に、前記第1の記録媒体が、記録した画像情報で容量一杯であるか否かを検出するステップと、
    (e)前記第1の記録媒体の記録容量一杯のときに、前記第1の記録媒体に記録していた情報を前記第2の記録媒体に記録するか、又は該情報を廃棄するかについて選択指示すべき旨を前記表示パネルに表示するステップと、
    (f)第2の記録媒体が前記収納手段に装着されたときに、前記第1の記録媒体に記録した記録内容を前記第2の記録媒体にメモリ転送して記録するステップと、
    (g)前記メモリ転送後に、その後のカメラ映像の画像情報を前記第2の記録媒体に記録するように制御するステップと、
    (h)前記第2の記録媒体にて記録中に、該記録を停止させるか否かを監視するステップと、
    (i)前記記録の停止を検出したときに、前記第2の記録媒体への記録を停止するステップと、
    を含むことを特徴とするカメラ映像記録方法。
  4. 請求項に記載のカメラ映像記録方法において、
    前記ステップ(d)にて、前記第1の記録媒体の記録した容量が一杯のときには所定のフラグにセットを設定し、前記ステップ(e)を経た後、前記記録内容の廃棄が選択されたことを検出した場合、又は前記ステップ(f)にて、前記第1の記録媒体の記録内容を前記第2の記録媒体へメモリ転送を終了した場合、前記ステップ(f)は、当該フラグにクリアを設定するステップを更に含み、前記第1の記録媒体の記憶状態の検出を前記フラグで判断して、前記第2の記録媒体の記録を開始するステップを含むことを特徴とする、
    カメラ映像記録方法。
JP2008183040A 2008-07-14 2008-07-14 カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法 Active JP5096249B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183040A JP5096249B2 (ja) 2008-07-14 2008-07-14 カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008183040A JP5096249B2 (ja) 2008-07-14 2008-07-14 カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010021958A JP2010021958A (ja) 2010-01-28
JP5096249B2 true JP5096249B2 (ja) 2012-12-12

Family

ID=41706383

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008183040A Active JP5096249B2 (ja) 2008-07-14 2008-07-14 カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5096249B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10126662A (ja) * 1996-10-12 1998-05-15 Sony Corp 取材用カメラ及び該取材用カメラを用いた記録方法
JP2005108371A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報記録装置
JP4305260B2 (ja) * 2004-04-16 2009-07-29 ソニー株式会社 記録装置および方法、ならびに、表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010021958A (ja) 2010-01-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001078137A (ja) 電子カメラ
JP2004120178A (ja) 映像記録装置
JP2007184039A (ja) 情報記録装置
JP5096249B2 (ja) カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法
JP4967383B2 (ja) 情報管理システム、撮影方法、画像表示装置及び画像表示方法
JP5149738B2 (ja) カメラ映像記録装置及びカメラ映像記録方法
US8275236B2 (en) Information-processing device, content-reproduction-propriety-determination-notification method, and content-reproduction-propriety-determination-notification program
JP2010183370A (ja) 画像再生装置
JP2001057662A (ja) 撮像装置及び磁気記録再生装置
US8849098B2 (en) Recording apparatus
JP4673158B2 (ja) 撮像装置
JP2007329519A (ja) 情報記録装置、情報処理装置
JP3826134B2 (ja) 記録装置
JP5312104B2 (ja) 撮像装置
JP4289723B2 (ja) 画像記録装置及びその制御方法並びに記憶媒体
JP2007124548A (ja) 撮像装置
JP4457558B2 (ja) 映像及び音声信号記録装置
JPS62173863A (ja) 電子カメラ
JP4354291B2 (ja) 電子撮像装置及び電子撮像装置の動画像データ記録方法
JP2009118346A (ja) 情報記録装置、その制御方法及びプログラム
JP3470716B2 (ja) 電子カメラ
JP5258443B2 (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP4596074B2 (ja) 情報記録装置
JP3077682B2 (ja) 電子カメラ
JP2003348539A (ja) 画像記録装置、画像記録システム、及び画像記録方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120703

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120828

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120918

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5096249

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150928

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250