JP5096236B2 - 配設体の支持具 - Google Patents
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Description
このような状況において、前記支持具は、固定部材が、軸が取り外されまたは該軸の締付けが緩められて前記支持部材に対する配置が反転または移動することにより、当接部が支持部材の回動阻止部に当接して支持部材が軸を中心に回動するのが防止される回動防止状態に配置され、または、当接部が前記回動阻止部に当接することなく前記回動が許容される回動許容状態に配置されるようになっている。具体的には、支持部材に対する固定部材の配置の反転または移動により、軸の中心から固定部材の当接部までの距離が変化し、前記距離が長い場合には、固定部材の当接部は支持部材の回動阻止部に当接し、支持部材が軸を中心に回動するのが防止されるようになっている。また、前記距離が短い場合には、固定部材の当接部は支持部材の回動阻止部に当接しないから、支持部材が軸を中心に回動するのが許容されるようになっている。
これにより、1種類の支持具で、前記回動防止及び回動許容のいずれにも対応して配設体を支持させることができる。
固定部材は、例えば、造営材を挟持する一対の挟持片で形成することができる。また、一対の挟持片で形成する他、造営材が吊りボルト等の場合は、例えば、鋼板をU字板状に形成し、造営材をこの内部に挿通させた後、固定部材の上下を一対のナットで上下方向から締付けて固定することもできる。
固定部材の当接部は、周縁部に切欠や凹凸形状等を形成したり突起を設けたりしてこの部分を支持部材の回動阻止部に当接させることにより、支持部材の回動を阻止させることができる。
支持部材は、例えば、貫通孔等を形成し、その貫通孔に挿通した結束バンド等で結束したり、溝孔を形成し、その溝孔にビスを螺着してサドルを取付けることにより、各種配設体を支持させることができる。
図1及び図2において、支持具1は、造営材である吊りボルト61に、配設体71である配管材72を支持するために、前記吊りボルト61に固定されるものである。支持具1は、吊りボルト61に固定される固定部材11と、固定部材11に連結され、配設体71を支持する支持部材21と、前記固定部材11と前記支持部材21とを連結する軸31とを備えている。前記支持部材21は、回動阻止部27が設けられている。更に、前記固定部材11は、偏心位置に軸31が貫通する貫通孔17を有し、軸31が取り外されて支持部材21に対する配置が反転されることにより、周縁部20が支持部材21の回動阻止部27と当接して支持部材21が前記軸31を中心に回動するのを防止する回動防止状態に配置され、または、周縁部20が支持部材21の回動阻止部27と当接しないで回動を許容する回動許容状態に配置されるようになっている。以下、各構成部材について詳細に説明する。
まず、支持部材21が連結ボルト32を軸に回動するのを防止して配管材72を一定位置に支持させる支持形態について説明する。
最初に、支持具1の一対の挟持片12,13の各貫通孔17が図1に示すように中間高さより下方に位置する状態で一対の挟持片12,13を吊りボルト61の両側方から挟み、その状態で挟持片12の固定部14及び挟持片13の固定部15を保持しつつ、反対側の一対の連結部16で支持部材21の連結縦板部23を両側から挟む。そして、各挟持片の貫通孔17及び支持部材21の連結縦板部23に設けた挿通孔24に、ばね座金35及び平座金34を取付けた連結ボルト32を貫通させる。次いで、反対側から連結ボルト32のねじ部に六角ナット33を取付け、連結ボルト32を強く締付ける。この連結ボルト32の締付けにより、一対の挟持片12,13は強固に吊りボルト61に固定されると同時に、一対の挟持片12,13と支持部材21とが強固に連結される。このとき、六角ナット33の側面を挟持片12の回り止め突起18の側面に当接させておけば、一方の手で六角ナット33を保持している必要はない。これにより、支持具1は、図1に示すように、吊りボルト61に、その軸と直交する水平方向に延出した状態で固定される。また、一対の挟持片12,13の各固定部はその側端縁が、図2(c)に示すように、斜め方向に平行し、一定間隔で離間した状態で吊りボルト61に固定される。
図6に示す支持具1は、上記図1乃至図5に示す支持形態と比較して、固定部材11の一対の挟持体12,13が一体となって支持部材21に対して連結ボルト32の軸心Oを中心に上下方向に180度反転して取着されている点で相違している。
まず、支持具1を図1乃至図5に示した状態から図6に示す配置状態に変換するとすれば、連結ボルト32を緩めて取り外し、一対の挟持片12,13を吊りボルト61から取り外すとともに各挟持片から支持部材21を取り外す。そして、一対の挟持片12,13が互いに対向している状態でそのまま上下方向即ち貫通孔17の位置が偏心する方向に反転させた後、再度一対の挟持片12,13を両側方から吊りボルト61に挟着させ、一対の挟持片12,13に支持部材21を取付け、各挟持片の貫通孔17及び支持部材21の挿通孔24に連結ボルト32を挿通し、六角ナット33とで締付ける。或いは、一旦取り外した一対の挟持片12,13を互いに対向している状態のまま上下方向に反転させてから、連結ボルト32及び六角ナット33を介して支持部材21に仮組付けを行ない、仮組付けした支持具1を吊りボルト61に取付け、連結ボルト32を本締めして固定する。なお、配管材72は、予め支持部材21に取付け支持させておいてもよいし、支持具1を吊りボルト61に固定した後、或いは、一対の挟持片12,13と支持部材21とを連結した仮組付け状態とした後に、支持部材21に取付け支持させてもよい。これにより、支持具1は一対の挟持片12,13の各貫通孔17が中間高さより上方に位置する状態で配置される。
支持具1の固定部材11である一対の挟持片12,13は、偏心位置に軸31としての連結ボルト32が貫通する貫通孔17を有し、連結ボルト32が取り外されて支持部材21に対する配置が反転されることにより、連結ボルト32の軸心Oから支持部材21の回動阻止部27と対向する周縁部20までの距離が、その周縁部20が支持部材21の回動阻止部27に当接して支持部材21が連結ボルト32の軸心Oを中心に回動するのが防止される長さとなる状態に配置され、または、前記距離が、周縁部20が前記回動阻止部27に当接しないで前記回動が許容される長さとなる状態に配置される。このため、1種類の支持具1で、支持部材21に対する一対の挟持片12,13の配置を反転させることにより、支持部材21つまりは配管材72を回動防止状態で支持させ、例えば垂直状態の吊りボルト61に固定して2個の配管材72を常に図1に示した水平方向に並置させた状態で安定して支持させることができるとともに、回動許容状態として吊りボルト61に対して任意の回動角度で支持させ、例えば傾斜状態の吊りボルト61に固定して2個の配管材72を図7に示した水平方向に並置させた状態で支持させることもできる。これにより、造営材である吊りボルト61の吊下げ状態毎に異なる支持具1を用意する必要がないため、支持具1のコストが低減されるとともに、部品管理が容易となる。
図10及図11において、支持具1は、上記図1乃至図8の支持具1と比較して、固定部材11において、連結ボルト32が貫通する貫通孔が一対の挟持片12,13の各連結部16において高さ方向の中間位置の上方及び下方にそれぞれ1個垂直方向に並設されている点が相違し、他は同一に構成されている。
また、配設体71は、結束バンド73、サドル等を介して支持具1の支持部材21に取付けられているが、接着その他の手段によって支持部材21に取着することもできる。
11、41、51 固定部材
12、13 挟持片
17、17a、17b 貫通孔
20 周縁部
20b 端面
20c 角部
21 支持部材
22 支持板部
26b 段部
27 回動阻止部
31 軸
32 連結ボルト
45 挟持片
61 吊りボルト
71 配設体
72 配管材
74 火災感知器
O 軸心
Claims (2)
- 造営材に固定される固定部材と、
前記固定部材に連結され、配設体を支持する支持部材と、
前記固定部材と前記支持部材とを連結する軸とを備え、
前記支持部材は、回動阻止部が設けられ、
前記固定部材は、前記軸が貫通する貫通孔を有し、前記軸が取り外されまたは該軸の締付けが緩められて前記支持部材に対する配置が反転または移動することにより、前記固定部材における前記回動阻止部に当接可能な当接部が該回動阻止部に当接して前記支持部材が前記軸を中心にいずれの方向にも回動するのを防止して該支持部材を一定位置に保持する回動防止状態と、前記当接部が前記回動阻止部に当接することなく前記支持部材が前記軸を中心に回動するのを許容する回動許容状態とに配置可能であることを特徴とする配設体の支持具。
- 前記造営材は、吊りボルトで形成され、
前記固定部材は、前記造営材を挟持する一対の挟持片で形成され、
前記一対の挟持片は、前記軸が取り外されて前記支持部材に対する配置が反転することにより、前記支持部材が前記軸を中心に回動するのを防止する回動防止状態と、前記回動を許容する回動許容状態とに配置可能であることを特徴とする請求項1に記載の配設体の支持具。
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