JP5095467B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、経血やおりものなどを吸収するための生理用ナプキン、パンティライナー、失禁パッド、使い捨て紙おむつ等の吸収性物品に係り、特に立体ギャザーの倒れを防止しフィット性を向上させた吸収性物品に関する。
従来より、パンティライナー、生理用ナプキン、失禁パッド、使い捨て紙おむつなどの吸収性物品として、ポリエチレンシートまたはポリエチレンシートラミネート不織布などの不透液性バックシートと、不織布または透液性プラスチックシートなどの透液性トップシートとの間に綿状パルプ等からなる吸収体を介在したものが知られている。
この種の吸収性物品にも幾多の改良が重ねられ、体液の漏れを防止するための手段が種々講じられている。これら体液漏れ防止手段の一つとして、表面側両側部に横漏れを防止する立体ギャザーを備えたものが存在する。例えば、下記特許文献1では、図7に示される生理用ナプキン50のように、表面側の両側部に夫々、サイド不織布52を配置し、このサイド不織布52の内部に1又は複数の弾性伸縮部材53、53を伸長状態で配置することにより、弾性伸縮部材53,53の収縮力によって表面側に起立する立体ギャザー54、54が形成されている。
また、装着時に前記立体ギャザー54が内側又は外側に倒れてしまい、経血や尿を堰き止める効果が発揮できないなどの問題に鑑み、下記特許文献2では、立体ギャザーの倒れを防止するために、図8に示されるように、液透過性の表面シート61と、液不透過性の裏面シート62と、これら両シート間に配置された吸収体63からなる吸収性本体64と、吸収性本体64下部の長手方向両側縁から外側へ延出し、吸収性本体上に折り返されたフラップ65と、吸収性本体下部の長手方向両側縁から外側へ延出した外装シート66と、フラップ65の吸収性本体64上の側縁部から外装シート66の延出した側縁部にかけて配置され、両側縁部で接合されているサイドシート67を有してなり、前記フラップ65は、吸収性本体上の側縁に伸縮弾性部材68が配置され、その長手方向両端部が吸収性本体上に接合固定されると共に中央領域が自由縁になっており、前記サイドシート67は、外装シート66との分岐点とフラップ65との分岐点との間において伸縮性弾性部材69が配置されている吸収性物品60が開示されている。
特開2003−24376号公報 特開平10−290817号公報
確かに、上記特許文献2に係る吸収性物品の場合は、立体ギャザーの断面形状が中空三角形状となり、倒れに対して強いものとなる。しかしながら、サイドシート67が外側に位置し、外装シート66の端部を基点としているため、外装シート自体が折れ曲がったり、折り畳まれた状態で装着されると、サイドシート67が支材として機能しなくなり、効果的に立体ギャザーの倒れを防止することができないという問題があった。
また、仮に、大量の体液が排出され、表面を流れて立体ギャザーの起立部まで達した場合、この体液が長手方向に沿って流れてしまい、横漏れや滲み出しを引き起こすといった問題が解決されていなかった。
そこで本発明の主たる課題は、立体ギャザーの倒れを防止し、フィット性を向上させるとともに、立体ギャザーにおいて、体液を吸収性物品の長手方向に流動させることなく、すばやく吸収体に引き込んで漏れや滲み出しを防止するようにした吸収性物品を提供することにある。
前記課題を解決するための請求項1に係る本発明として、透液性トップシートと、バックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、表面側両側部にそれぞれ立体ギャザーが形成された吸収性物品において、
前記立体ギャザーは、吸収性物品の長手方向に配置された第1弾性伸縮部材によって起立するとともに、この起立部分に対し、吸収性物品の長手方向に間隔をおいて、吸収性物品の幅方向及び/又は幅方向に対して傾斜角度を持って配置された複数の第2弾性伸縮部材の立ち上がりによって、吸収性物品の長手方向に所定の間隔で、内方側に起立を示すとともに、概ね吸収性物品の幅方向に沿う筋状の起立部を設けたことを特徴とする吸収性物品間隔で、内方側に起立を示す筋状の起立部を設けたことを特徴とする吸収性物品が提供される。
上記請求項1記載の発明においては、立体ギャザーの起立壁面部分に、吸収性物品の長手方向に間隔をおいて、吸収性物品の幅方向又は幅方向に対して傾斜角度を持って配置された複数の第2弾性伸縮部材の立ち上がりによって、吸収性物品の長手方向に所定の間隔で、内方側に起立を示すとともに、概ね吸収性物品の幅方向に沿う筋状の起立部を設けるようにしてある。
従って、前記第2弾性伸縮部材によって形成される筋状の起立部が立体ギャザーを支えるため、立体ギャザーの倒れを効果的に防止し、フィット性を向上させることが可能となる。
また、前記筋状の起立部は、立体ギャザーまで流れ堰き止められた体液があった場合、この体液が吸収性物品の長手方向に流動するのを防止し、再び吸収体側に戻すように誘導するため、すばやく吸収体に引き込んで、漏れや滲み出しを防止することができる。
請求項2に係る本発明として、前記第2弾性伸縮部材は、体液排出部を基準として、前側に位置する弾性伸縮部材は体液排出部側に向かって傾斜し、後側に位置する弾性伸縮部材は体液排出部側に向かって傾斜して配置されている請求項1記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項2記載の発明においては、前記立体ギャザーの起立部分に形成される筋状の起立部の方向を体液排出部側に向かって傾斜させることにより、体液を吸収体の中心側(体液排出部)に誘導するようにしたものである。
請求項3に係る本発明として、前記第2弾性伸縮部材は、2枚の不織布シートの間に弾性伸縮部材を介在させた別体のギャザー第2シートを、前記立体ギャザーの起立部分に貼り合わせることにより配置されている請求項1,2いずれかに記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記第2弾性伸縮部材は、2枚の不織布シートの間に弾性伸縮部材を介在させた別体のギャザー第2シートを立体ギャザーの起立部分に貼り合わせることによって配置するようにしたものである。立体ギャザーに配置される前記第1弾性伸縮部材と、前記第2弾性伸縮部材とは、ほぼ直交的に交差する方向に配置されることになるため、製造上の理由から、前記第2弾性伸縮部材については、2枚の不織布シートの間に弾性伸縮部材を介在させた別体のギャザー第2シートを、立体ギャザーの起立部分に貼り合わせることによって配置した方が容易に製造することができる。また、前記ギャザー第2シートの貼り合わせによって、立体ギャザーの起立部分が二重構造となり、尿や経血が滲み出し難くなる。
請求項4に係る本発明として、前記ギャザー第2シートの内方側は、透液性トップシートと吸収体との間に介在されるとともに、前記透液性トップシート及びギャザー第2シートの積層部分に対して、表面側から吸収性物品の長手方向に沿うエンボスを付与してある請求項3記載の吸収性物品が提供される。
上記請求項4記載の発明では、前記ギャザー第2シートの内方側端部をしっかりと固定するため、及び立体ギャザーまで達した体液を前記筋状の起立部によって再び吸収体側に戻した際にすばやく吸収体に吸収させるために、前記ギャザー第2シートの内方側を、透液性トップシートと吸収体との間に介在させ、前記透液性トップシート及びギャザー第2シートの積層部分に対して、表面側から吸収性物品の長手方向に沿うエンボスを付与するようにしたものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、立体ギャザーの倒れを防止し、フィット性を向上させるとともに、立体ギャザーにおいて、体液を吸収性物品の長手方向に流動させることなく、すばやく吸収体に引き込んで漏れや滲み出しを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
図1は本発明に係る生理用ナプキン1の展開図であり、図2は図1のII−II線矢視図である。
前記生理用ナプキン1は、ポリエチレンシートなどからなる不透液性バックシート2と、経血やおりものなどを速やかに透過させる透液性トップシート3と、これら両シート2,3間に介装された綿状パルプまたは合成パルプなどからなる吸収体4と、この吸収体4の形状保持および拡散性向上のために前記吸収体4を囲繞するクレープ紙5と、表面側両側部にそれぞれ、少なくとも体液排出部Hから前後方向に所定の区間内において表面側に突出して設けられた左右一対の立体ギャザーBS、BSとから主に構成され、かつ前記吸収体4の周囲においては、その上下端縁部では前記不透液性バックシート2と透液性トップシート3との外縁部がホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合され、またその両側縁部では吸収体4よりも側方に延出している前記不透液性バックシート2と、前記立体ギャザーBSを形成しているサイド不織布7とがホットメルトなどの接着剤やヒートシール等の接着手段によって接合されている。
以下、さらに前記生理用ナプキン1の構造について詳述すると、
前記不透液性バックシート2は、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材が用いられるが、近年はムレ防止の観点から透湿性を有するものが用いられる傾向にある。この遮水・透湿性シート材としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートが好適に用いられる。前記不透液性バックシート2の非使用面側(外面)には1または複数条の粘着剤層(図示せず)が形成され、身体への装着時に生理用ナプキン1を下着に固定するようになっている。
前記透液性トップシート3は、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維としては、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。前記透液性トップシート3に多数の透孔を形成した場合には、経血やおりもの等(以下、まとめて体液という。)が速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。
前記吸収体4としては、体液を吸収・保持し得るものであれば良く、通常はフラッフ状パルプ中に吸水性ポリマー粉末を混入したものが吸収機能および価格の点から好適に使用される。前記吸収体4は形状保持等のためにクレープ紙5によって囲繞するのが望ましい。
一方、前記透液性トップシート3の幅寸法は、図示例では、図2の横断面図に示されるように、吸収体4の幅よりも若干長めとされ、吸収体4を覆うだけに止まり、前記立体ギャザーBSは前記透液性トップシート3とは別のサイド不織布7、具体的には経血やおりもの等が浸透するのを防止する、あるいは肌触り感を高めるなどの目的に応じて、適宜の撥水処理または親水処理を施した不織布素材を用いて構成されている。かかるサイド不織布7としては、天然繊維、合成繊維または再生繊維などを素材として、適宜の加工法によって形成されたものを使用することができるが、好ましくはゴワ付き感を無くすとともに、ムレを防止するために、坪量を抑えて通気性を持たせた不織布を用いるのがよい。具体的には、坪量を18〜23g/mとして作製された不織布を用いるのが望ましく、かつ体液の透過を確実に防止するためにシリコン系、パラフィン系、アルキルクロミッククロリド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布が好適に使用される。
前記サイド不織布7は、図2に示されるように、起立基点が吸収体側縁近傍となるように、基端側部分を吸収体4の側縁を越えて外方に延出している不透液性バックシート2部分にホットメルトなどの接着剤によって接着し、起立部分のサイド不織布7の内、先端側部分をほぼ二重に折り返し、この二重シート内部に、その高さ方向中間部に両端または長手方向の適宜の位置が固定された弾性伸縮部材20が配設されるとともに、先端部分に弾性伸縮部材21が両端または長手方向の適宜の位置が固定された状態で配設されている。その結果、前記弾性伸縮部材20配設部位を屈曲点として、断面く字状に内側に開口を向けたポケットP、Pを形成しながら表面側に起立する立体ギャザーBS、BSが形成されている。なお、前記弾性伸縮部材20,21が、立体ギャザーBSを起立させるための弾性部材であり、本発明における「第1弾性伸縮部材」を構成する。
本生理用ナプキン1では、詳細には図4に示されるように、前記立体ギャザーBSの起立部分において、ナプキン1の長手方向に間隔をおいて、ナプキンの幅方向又は幅方向に対して若干の傾斜角度を持って配置された複数の第2弾性伸縮部材9,9…の立ち上がりによって、ナプキン1の長手方向に所定の間隔で、内方側に起立を示すとともに、概ねナプキン1の幅方向に沿う筋状の起立部10,10…を設けるようにしている。ここで、「内方側」とは、立体ギャザーBSの起立壁面を基準として、吸収体4が配置された側、すなわち前記立体ギャザーBSの起立壁面の内面側となる方向をいう。
前記起立部10は、体液排出部Hを基準として、前側に位置する弾性伸縮部材9,9…は体液排出部H側に向かって傾斜し、後側に位置する弾性伸縮部材9,9…は体液排出部H側に向かって傾斜して配置されていることが望ましい。すなわち、起立部10、10…の方向を体壁排出部H側に向かう方向とすることにより、立体ギャザーBSまで達した体液があったとしても、この体液がナプキン1の長手方向に流動するのを防止するとともに、再び吸収体側に戻す際に、極力、体液排出部Hに向かって誘導するようにする。
前記起立部10,10…を形成するには、前記第2弾性伸縮部材9,9…を直接、サイド不織布7に配置することも可能であるが、立体ギャザーBSに配置される前記第1弾性伸縮部材20,21と、前記第2弾性伸縮部材9,9…とは、ほぼ直交的に交差する方向に配置されることになるため、製造ライン途中に反転装置を設けるなど製造設備の大幅な改良を必要とするため、図5に示されるように、2枚の不織布シートの間に第2弾性伸縮部材9,9…を介在させた別体のギャザー第2シート6を別の工程で作製し、これを前記立体ギャザーBSの起立部分に貼り合わせることにより配置するのが望ましい。この際、弾性伸縮部材9,9…は、ほぼ中央に位置する弾性伸縮部材9は鉛直配置とするが、それよりも前部側及び後部側の第2弾性伸縮部材9,9…について、上端側配置間隔Aを下端側配置間隔Bよりも大きく設定することにより、体液排出部Hを基準として、前側に位置する第2弾性伸縮部材9,9…は体液排出部H側に向かって傾斜し、後側に位置する第2弾性伸縮部材9,9…は体液排出部H側に向かって傾斜して配置されるようにする。ここで、前記上端側配置間隔Aは、A≧10mmとし、下端側配置間隔Bはそれよりも小さな値に設定する。前記上端側配置間隔Aが10mm未満の場合は、前記起立部10,10…によって形成される間の溝がしっかりと形成されづらくなる。前記ギャザー第2シート6としては、前記サイド不織布7と同様に、撥水性不織布とするのが望ましい。
また、前記第2弾性伸縮部材9の強度は、起立部10を適度に起立させるために、前記第1弾性伸縮部材20,21に対して概ね60〜90%の伸長度とし、相対的に弱めに設定するのが望ましい。
なお、前記ギャザー第2シート6としては、図6に示されるように、第2弾性伸縮部材9,、9…をすべて鉛直配置、すなわちナプキン1の幅方向に沿うように配置したものを使用することでもよい。
前記ギャザー第2シート6を配置するに当たっては、図3に示されるように、上端側はサイド不織布7の折返し部分に介在させ、下端側は透液性トップシート3と吸収体4との間に介在させるようにするのが望ましい。そして、前記透液性トップシート3及びギャザー第2シート6の積層部分に対して、表面側からナプキン1の略長手方向に沿う方向のエンボス8を付与するのが望ましい。このような配置態様を採る場合は、ギャザー第2シート6の上端側がめくれることがなくなるとともに、下端側が前記エンボス8によってしっかりと固定されるようになる。また、立体ギャザーBSまで達した体液を前記筋状の起立部10,10…によって再び吸収体4側に戻した際に、すばやく吸収体4に吸収させることができるようになる。
〔他の実施形態例〕
(1)上記形態例では、断面く字状に屈曲させた立体ギャザーBSの例により本発明を説明したが、立体ギャザーの断面形状は任意であり、単に直線状に起立する立体ギャザーBSに対しても全く同様に適用することができる。
(2)上記形態例においては、透液性トップシート3と吸収体4との間にセカンドシートを追加し、吸収速度の向上と逆戻りを防止するのが望ましい。セカンドシートの素材としては、多数の凹凸エンボスが付与されたメッシュシートや目付けの高い不織布、特にはエアスルー不織布を使用するのが望ましい。
(3)上記形態例では、生理用ナプキンの例により本発明を説明したが、本発明は使い捨て紙おむつに対しても同様に適用することができる。紙おむつへの適用の場合は、ナプキンの場合と同様の効果の他、立体ギャザーBSを高く起立させることで、肌と吸収面との間に隙間ができ、通気性が良好となるため、ムレやカブレを軽減することが可能となる。
本発明に係る生理用ナプキン1の展開図である。 その横断面図(図1のII−II線矢視図)である。 立体ギャザーBSの拡大断面図である。 筋状の起立部10を正面から見た要部図である。 ギャザー第2シート6を示す、(A)は伸長状態展開図、(B)は収縮状態図である。 ギャザー第2シート6の他例を示す、(A)は伸長状態展開図、(B)は収縮状態図である。 従来の生理用ナプキン50を示す展開図である。 従来の立体ギャザー例を示すおむつ断面図である。
1…生理用ナプキン、2…不透液性バックシート、3…透液性トップシート、4…吸収体、5…クレープ紙、6…ギャザー第2シート、7…サイド不織布、8…エンボス、9…第2弾性伸縮部材、10…筋状の起立部、20・21…第1弾性伸縮部材、BS…立体ギャザー

Claims (4)

  1. 透液性トップシートと、バックシートとの間に吸収体が介在されるとともに、表面側両側部にそれぞれ立体ギャザーが形成された吸収性物品において、
    前記立体ギャザーは、吸収性物品の長手方向に配置された第1弾性伸縮部材によって起立するとともに、この起立部分に対し、吸収性物品の長手方向に間隔をおいて、吸収性物品の幅方向及び/又は幅方向に対して傾斜角度を持って配置された複数の第2弾性伸縮部材の立ち上がりによって、吸収性物品の長手方向に所定の間隔で、内方側に起立を示すとともに、概ね吸収性物品の幅方向に沿う筋状の起立部を設けたことを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記第2弾性伸縮部材は、体液排出部を基準として、前側に位置する弾性伸縮部材は体液排出部側に向かって傾斜し、後側に位置する弾性伸縮部材は体液排出部側に向かって傾斜して配置されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記第2弾性伸縮部材は、2枚の不織布シートの間に弾性伸縮部材を介在させた別体のギャザー第2シートを、前記立体ギャザーの起立部分に貼り合わせることにより配置されている請求項1,2いずれかに記載の吸収性物品。
  4. 前記ギャザー第2シートの内方側は、透液性トップシートと吸収体との間に介在されるとともに、前記透液性トップシート及びギャザー第2シートの積層部分に対して、表面側から吸収性物品の長手方向に沿うエンボスを付与してある請求項3記載の吸収性物品。
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