JP5095350B2 - 舶用制御装置及びその表示器 - Google Patents

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Description

本発明は、船舶の制御装置に関し、特に、この制御装置が備える表示器における表示に関する。
従来、舶用制御装置には、特許文献1に開示されているようなものがある。特許文献1の技術によれば、舶用制御装置が備える表示器の画面には、運行情報ウインドウと機関情報ウインドウとが同時に表示されている。機関情報ウインドウには、現在のシャフトの回転数、トルク、機関出力、燃焼度、潤滑油圧力、潤滑油温度等が表示されている。
特開平7−277283号公報
上記の舶用制御装置の機関情報ウインドウに表示されている機関情報は、既に正常に機関の運転が開始された後での現状を表すものであり、機関や舶用制御装置のいずれかの部分でどのような異常が生じているか把握することができない。
本発明は、異常等が生じた場合、その状態を表示することによって異常の特定を容易にして、操作者の作業を軽減できる舶用制御装置及びその表示器を提供することを目的とする。
本発明の一態様の舶用制御装置は、操作者によって操作される操縦装置と、この操縦装置に接続され、この操縦装置からの指令値が入力されるコントローラと、このコントローラに接続され、機関の回転数を検出し、前記コントローラに送出する回転数検知器と、コントローラに接続された表示器とを、備えている。前記操縦装置と前記コントローラとは多重配線で接続されている。各配線の通信状態を検知する配線検知器を、前記操縦装置または前記コントローラに設けられている。配線検知器が通信エラーを出力したとき、前記表示器に通信エラーが表示される。操縦装置とコントローラとの配線図と共に、前記通信エラーの箇所を表示可能とされている。
このように構成された舶用制御装置では、コントローラと操縦装置との間を多重配線として通信エラーが生じにくくし、それでも通信エラーが生じた場合、その通信エラーがどこで生じているか配線図上に表示できるので、操作者が実際に配線を調べて、配線図から配線箇所を特定する等の面倒な作業が不要であり、復旧作業に速やかに着手することができる。
操縦装置及び前記コントローラは、それぞれ複数の基盤を有している。これら基盤間の配線の通信状態を検知する配線検知器が前記基盤に設けられている。配線検知器が通信エラーを出力したとき、表示器に通信エラーが表示され、各基盤を含む配線図と共に、前記通信エラーの箇所が表示される。
このように構成すると、通信エラーが生じている場所をより詳細に特定することができる。
更に、各配線検知器は、各端子の配線ごとに通信状態を検知するものとできる。このように構成すると、更に詳細に通信エラーが生じている箇所を特定することができる。
本発明の他の態様の舶用制御装置は、上述した態様の舶用制御装置と同様に、操縦装置と、コントローラと、回転数検知器と、表示器とを、備えている。更に、配線の通信状態を検知する配線検知器と、CPUの作動状態を検知するCPU検知器と、電源の状態を検知する電源検知器と、前記回転数検知器の作動状態を確認する回転数確認器と、基盤内の配線の断線及び短絡を検知する基盤配線検知器と、前記操縦装置の出力値の状態を検知する操縦装置検知器とを、備えている。表示器に、これら検知器の状態が同一画面に表示される。
このように構成すると、複数の異常が発生した場合でも、同一画面上で全ての異常を確認することができ、これら異常の関連性が分かり易くなる。
本発明の別の態様の舶用制御装置は、上述した態様の舶用制御装置と同様に、操縦装置と、コントローラと、回転数検知器と、表示器とを、備えている。コントローラは、複数の基盤を備え、基盤ごとに異なる電源装置から電源が印加されている。電源の状態を監視する電源検知器が設けられ、これら電源検知器の信号が前記表示器に入力されている。前記電源検知器が電源エラーを出力したとき、前記表示器に電源系統図と前記電源エラーの箇所とが表示される。
このように構成すると、各基盤における電源エラーを表示することができ、しかも、その電源エラーは、電源系統図と共に表示されているので、電源異常箇所の特定及びその原因を容易に行うことができる。
なお、上述した各態様は、舶用制御装置に関するものであるが、特許請求の範囲に記載するように舶用制御装置の表示器という態様で、本発明を把握することもできる。
以上のように、本発明によれば、異常等が生じた場合、異常の特定を容易にして、操作者の復旧作業を軽減することができる。なお、基盤は複数枚に分かれていても良い。基盤配線検知器は、外部機器との配線およびコントローラ内部配線の異常も検知できるようにしても良い。
本発明の一実施形態の舶用制御装置は、図1に示すように、舶用の機関2を制御するコントローラ4を有している。このコントローラ4には、操縦装置6からの指令値が与えられ、これに基づいてコントローラ4が機関2を制御する。なお、操縦装置6には遠隔制御装置、即ちリモートコントローラが接続されている。機関2の制御に使用するために、機関2には、回転数検出器8が設けられ、機関2の回転数を検出し、その検出値をコントローラ4に供給している。コントローラ4には、表示器10が接続されており、種々の表示を行う。この点については、後述する。なお、表示器10は、タッチパネル式のものである。
図1では、操縦装置6は、一台しか示していないが、実際には、舶用の異なる位置、例えばブリッジ、コントロールルーム及びエンジンルーム(機関室)にそれぞれ操縦装置6が設けられている。即ち、複数台の操縦装置6が設けられている。
後述する通信モードの図17に示されるように、これら操縦装置6とコントローラ4との間の接続178は、多重、例えば二重配線とされている。コントロールルームの操縦装置6とコントローラ4とは、それぞれが制御用入出力装置176d及び安全用入出力装置176eを有している。コントロールルームの操縦装置6の制御用入出力装置176dとコントローラ4の制御用基盤176aとの間で、操縦装置6の安全用入出力装置176eとコントローラ4の安全用基盤176bとの間で、それぞれ通信を行っている。また、コントローラ4の制御用入出力装置176d及び安全用入出力装置176eは、ブリッジの操縦装置6のブリッジ用入出力装置176fとの間で、それぞれ通信を行っている。これら通信が良好に行われているか検知するための配線検知器が、各基盤に設けられ、それら検知結果はコントローラ4に供給されている。なお、配線検知器は、コントローラ4に設けることもできる。
また、コントローラ4には、複数、例えば制御用基盤176aと安全用基盤176bとが設けられており、これらにはそれぞれCPUが設けられている。これらCPUの作動状態を検知するためのCPU検知器も、制御用基盤176a及び安全用基盤176bにそれぞれ設けられている。制御用基盤176aは、機関等の制御を行い、安全用基盤176bは、機関等の異常の検知を行う。操縦装置6は1つの制御基盤176cを有し、これにもCPUとCPU検知器とが設けられている。操縦装置6におけるCPU検知器の検知結果もコントローラ4に供給されている。
コントローラ4及び操縦装置6の各種基盤176a、176b、176cには、それぞれ異なる電源装置から電源が供給されている。また、各基盤176a、176b、176cごとに、電源の状態を検知する電源検知器が設けられている。操縦装置6における電源検知器の検知結果もコントローラ4に供給されている。
さらに、コントローラ4及び操縦装置6の各基盤176a、176b、176c、176d、176e、176f内には、それら基盤において行われている配線が断線していないか、短絡していないかを検知する基盤配線検知器が設けられている。操縦装置6の基盤配線検知器の検知結果も、コントローラ4に供給されている。
また、回転数検出器8が正常に動作しているか否かを検知する回転数確認器がコントローラ4内に設けられている。また、操縦装置6からコントローラ4に供給された指令値の状態が正常であるか否かを検知する操縦装置検知器もコントローラ4内に設けられている。
機関2内には、操縦装置6の操作に応じたコントローラ4からの指示に従って切り換えられる正逆切換弁がある。これは、機関2における正転と逆転との掃気タイミングを切り換えるためのものである。この正逆切換弁が動作しているか否かを検知する正逆切換弁作動検出器も機関2内に設けられている。また、機関2では、圧縮空気源と気筒との間の管路に始動切換弁が設けられている。この始動切換弁も操縦装置6の操作に応じたコントローラ4からの指示に従って切り換えられる。この始動切換弁が動作しているか否かを検知する始動切換弁作動検出器も機関2に設けられている。これら正逆切換弁作動検出器及び始動切換弁作動検出器の出力信号は、コントローラ4に供給されている。機関2には、ガバナーが取付けられ、これも操縦装置6の操作及び回転検出器8に応じたコントローラ4で演算された機関制御指令値に指示に従って制御される。
コントローラ4に供給された各検知結果等は、コントローラ4において処理され、表示器10に表示される。なお、表示器10は、CPU、メモリー等を備えており、コントローラ4からの信号や各検知結果等をコントローラ4に替わり処理し表示することもできる。
図2は、表示器10の初期状態において画面に表示されるホームモードの画面11を示したもので、この表示器10において詳細に表示可能な10個の各モードを表す画面イメージ12a乃至12jが同時に表示されている。これら画面イメージ12a乃至12jに対応するモードは、順に、システム状態モード、システム監視モード、制御シーケンスモード、スピードテストモード、電源モード、通信モード、空圧回路図モード、データモード、フローチャートモード、ナビゲーションモードである。これら画面イメージ12a乃至12jは、各モードが表示されたときに、表示される画面を縮小して表したものである。
これら各画面イメージ12a乃至12jを作業員が観察し、作業員が表示したいと思うモードに対応する画面イメージを決定し、その画面イメージに接触すると、表示器10がタッチ入力式であるので、その画面イメージが選択されたことが検知され、表示器10は、表示画面を、選択された画面イメージに対応するモードに変更する。
このようにホームモードにおいて、表示可能な全てのモードを表す画面イメージ12a乃至12jが同時に全て表示されており、さらに、画面イメージを見ることによって、その画面がどのようなモードであるかを理解することができ、表示させたいモードがどれであるかの把握も容易に行えるし、そのモードに直ちに移行することができる。
例えば画面イメージ12hが操作されたことによって移行したデータモードでは、図3に示すような画面15が表示される。この画面15は、舶用の各機器にデータを設定する設定画面に移行するためのパスワード入力画面である。制御系の通常運航時のデータを設定するためには、パスワード設定ボタン14aを操作して、上部のテンキー部分16を操作する。同じく制御系の点検時のデータを設定するためには、パスワード設定ボタン14bを操作してテンキー部分16を操作する。安全系の通常運航時のデータを設定するためには、パスワード設定ボタン18aを操作して、テンキー部分16を操作する。安全系の点検時のデータを設定するためには、パスワード設定ボタン18bを操作してテンキー部分16を操作する。
この操作によって、図4(テンキーセッティングモード)に示すように制御系または安全系の通常時または点検時のデータ設定画面21に移行する。ここでは、各設定値に対して与えられているアドレスと、その内容、設定されている値、その値の単位とが、一覧表22で表示されている。但し、アドレスが多数あり、1画面に表示することができない場合、各アドレスをグループに分け、あるグループに属するものが表示されている。どのグループのものが表示されているかを表すためのグループ24も表示されている。グループ24に複数のグループを登録すると、一覧表22の切り替えが容易にできる。また、アドレスが判明している場合、そのアドレスが位置している一覧表22の部分を表示させるためのジャンプ表示窓26も表示されている。ジャンプ表示窓26を押すと図示しないテンキーが表示され、アドレスを入力し、図示しないOKボタンを押すと、入力したアドレスを含む一覧表が表示される。値を設定しようとするアドレスの設定値の欄を操作すると、キーボード表示28が表示される。このキーボード表示28では、その上部に、操作されたアドレス(TENKEY ADDRESS)と、そのアドレスにおける設定値の許容下限値(LOWER)と許容上限値(UPPER)とが表示される。この許容下限値と許容上限値とを参考にしてキーボード表示28を操作して、設定値を設定する。このように一覧表が表示されるから、マニュアル等でアドレスと内容を確認することなく、値の設定や変更作業が簡便化できる。また、グループ24に設定値の変更頻度が高いものや関連付けされたものを登録させることで、確認作業、設定作業または変更作業がより簡便化される。
また、アドレスと設定値や演算値とを対にした表示30が表示されており、これのアドレスを選択し、キーボード28を操作することによって、表示するアドレスを変更することができる。表示30に設定値や演算値を表示させて確認しながら、同一画面で設定値を変更できるので、初期設定時の調整が短縮できるとともに、設定の変更が簡便になる。いずれかの方法で、設定値の設定が終了すると、復帰ボタン32を操作することによって、図3のパスワード入力画面に戻る。設定値の変更頻度が高いものや関連付けされたものを表示できるから、確認、設定または変更作業がより簡便化される。
パスワード入力画面には、制御系のインジケータボタン20aと安全系のインジケータボタン20bとが表示されており、これらのいずれかを操作すると、図5(テンキーインジケータモード)に示すように制御系または安全系のインジケータ画面34が表示される。この画面34も、アドレスを示す窓35aと、設定値や演算値を示す窓35bと、その設定されている内容を表す窓35cからなる表35が表示される。この表35は、例えば制御系のインジケータ20aが操作された場合、制御系7点、安全系1点が表示され、安全系のインジケータ20bが操作された場合、安全系7点、制御系1点が表示される。アドレス35aを操作すると、テンキー38が表示され、設定値を知りたいアドレスを入力すると、その設定値及び内容が表示され、ここで設定値を変更することも可能である。設定値の設定が終了すると、復帰ボタン36を操作することによって、図3のパスワード入力画面に戻る。パスワード画面15においても、復帰ボタン15aを操作することによって、ホームモード画面11に戻る。また、パスワード画面15の左端に表示されているスローダウンボタン表示19を操作すると、後述するシステムステータス詳細画面161が表示される。スローダウンボタン表示19の右にあるアラームボタン表示17を操作すると、後述するシステムモニタモードの詳細画面155が表示される。
ホームモード画面11において、フローチャートモードの画面イメージ12iを選択すると、図6に示すように、フローチャート画面40が表示される。このフローチャート画面では、上述した設定画面で設定した各部のデータが、フローチャートの形式で入力側から出力側まで表示されている。これら表示のうち立体的になっている箇所、例えばハンドルオーダー表示44、タイムスケジュール表示46、ガバナー補正表示48を操作すると、それらの設定の詳細な表示画面に移行する。なお、窓40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、40h、40i、40jの値は、処理中の値を表す。また、グラフ41aは、ハンドルオーダー44処理後の上限値を表示するもので、この上限値は設定値41bを操作することで変更可能である。グラフ42aは、機関2がスローダウンしたときの設定回転数を表示するもので、この設定回転数は設定値42bを操作することで変更可能である。グラフ43aは、荒天時の設定回転数を表示するもので、この設定回転数は、設定値43bを操作することで変更可能である。グラフ45aは、危険回転数域の上限値と下限値を表示するもので、この上限値と下限値とは、設定値45bまたは設定値45cを操作することで変更可能である。このように、各処理間の値を1つの画面に表示するから、処理の状態の確認や不具合のある設定の変更が容易にできる。また、復帰ボタン47cを操作することによって、ホームモード画面11に戻る
ハンドルオーダーモードの詳細な表示画面49は、図7に示すように、操縦装置6における操作位置を電圧で表したもの(指令値)と、これに対応する指令回転数との関係をグラフ形式で示したもので、正転及び逆転にそれぞれ対応している。この表示画面49では、各設定点での電圧と回転数とが窓49aで表示されており、これら窓49aを操作すると、図4に示したキーボード表示28が表示され、キーボード表示28を操作することによって、それぞれ電圧及び指令回転数の一方または双方を変更可能である。復帰ボタン50を操作すると、フローチャート画面に戻る。この表示画面49により、ハンドル操作に応じた指令回転数を1つの画面で設定または確認することができる。また、設定値に応じてグラフ形状を変更するようにしても良い。
フローチャート画面においてタイムスケジュール表示46を操作すると、図8(時間工程モード)に示すように、時間経過と共に設定回転数をどのように設定するかをグラフ形式で表したタイムスケジュールの詳細な表示画面52が表示される。予め定められた各時点における設定回転数と時間が表示されている窓52aを操作すると、図4に示したキーボード表示28が表示され、キーボード表示28を操作することによって、設定回転数、回転数増減率及び時間を変更することができる。復帰ボタン54を操作すると、フローチャート画面に戻る。この表示画面52により、タイムスケジュールを1つの画面で設定または確認することができる。また、設定値の変更に伴って表示されているグラフの形状を変更するようにしても良い。
フローチャート画面において、ガバナー補正表示48を操作すると、図9(機関制御指令値設定モード)に示すように、ガバナーにおける設定回転数(コントローラで演算された回転数)と、出力される電圧(機関制御指令値)との関係をグラフ表示したガバナー補正表示の詳細画面56が表示される。設定回転数と、電圧とは、対応させた窓56aにそれぞれ表示されており、それらの窓56aのいずれかを操作すると、図4に示したキーボード表示28が表示され、キーボード表示28を操作することによって、設定回転数や電圧を変更することができる。復帰ボタン58を操作すると、フローチャート画面に戻る。この表示画面56により、ガバナーにおける設定回転数と、出力される電圧との関係を1つの画面で設定または確認することができる。また、設定値の変更に伴って表示されているグラフの形状を変更するようにしても良い。なお、出力電圧の最大出力を100パーセントとしたパーセントに変換しても良い。さらに、機関の制御は電子ガバナーを用いているが、電磁弁により燃料量を制御して調速するものでも良い。
ホームモード画面11において、スピードテストの画面イメージ12dを選択すると、図10に示すスピードテストモードの画面71が表示される。この画面71の上部のデジタル表示60には、ブリッジからの指令回転数、コントロールルームからの指令回転数、ガバナーへの指令回転数が表示されている。さらにデジタル表示60には、ガバナーのフィードバック値60a及び始動時の空気圧60bが表示されている。なお、表示60は、後述する図13、図14、図15にも表示されており、例えば、図13ではC/Rが点灯しており、コントロールルームに操縦権があることを表示している。デジタル表示60の下方には、メータ形式62で回転数が表示されている。このメータの側方にスピードテスト開始ボタン64が表示されている。このボタン64を操作して、側方の回転数増減ボタン66を操作すると、回転数(回転数検出器8の信号)が模擬的に増加される。この回転数が予め設定されているオーバースピードに達すると、オーバースピード表示68が点灯する。また、アラームボタン70が点滅し、異常を知らせる。従って、オーバースピードに対する警告システムが正常に動作しているか確認することができる。アラームボタン70を操作すると、後述するシステムモニタ画面155に移行する。また、左端に表示されているスローダウンボタン表示65を操作すると、後述するシステムステータス詳細画面161が表示される。なお、復帰ボタン72を操作すると、ホームモード画面11に戻る。
ホームモード画面11において、空気回路の画面イメージ12gを操作すると、図11に示すように、空気回路の詳細画面73が表示される。この空気回路は、停止用、運転開始用、正転用、逆転用の4系統からなっている。なお、危急停止用の系統を示すようにしても良い。この画面73において、上部に停止、開始、正転、逆転の各表示ボタン74a乃至74dが表示されており、これら表示ボタン74a乃至74dのうち1つを操作すると、それに対応する系統の空気圧回路の表示が、他の系統の回路の表示と異なったものとなり、容易にその回路を判別することができる。また、表示されている回路、ブロックごとに分割されており、その分割部分を操作すると、そのブロックの図示しない詳細な空気回路図が表示される。復帰ボタン78を操作すると、ホームモード画面11に戻る。空気回路の詳細画面73は、船舶ごとに異なる。メンテナス時にこの詳細画面73で、停止用、運転開始用、正転用、逆転用の4系統の空気回路を表示できるから、メンテナンス作業時に空気回路の確認が簡単にできる。さらに、空気回路にセンサを配置して、この空気回路の詳細画面73の該当箇所に表示させると、作動状態が一目で確認できる。
ホームモード画面11において、ナビゲーションモードの画面イメージ12jを操作すると、図12に示すように、ナビゲーションモードの詳細な画面83が表示される。この画面83では、実際の回転数、指令回転数、ガバナーへの設定回転数、ガバナーのフィードバック値が、メータ形式の表示80a、80b、80c、80dとして表示されている。また、回転指令値が、ブリッジ、コントロールルーム及び機関室のいずれの操縦装置6から指示されているかを表す表示82も表示されている。また、異常が発生したときには、アラーム表示84の色が変化し、これを操作すると、後述するシステムモニタ画面155に移行する。また、エンジンが減速または停止した場合には、スローダウン表示86の色が変化し、これを操作すると、後述するシステムステータス画面155に移行する。復帰ボタン88を操作すると、ホームモード画面11に戻る。ナビゲーションモードの画面83は、通常航行時に使用される。
ホームモード画面11において、制御シーケンスモードの画面イメージ12cを操作すると、図13に示す制御シーケンスモードの詳細画面141が表示される。この詳細画面141は、舶用の機関2の始動時から航行までのどの過程に現在あるかを表示するためのものである。
そのため、操縦装置6の正転の操作部を表す表示90、この正転の操作部によって操作される正転用の切換弁を表す表示92、逆転の操作部を表す表示94、この逆転の操作部によって操作される逆転用の切換弁を表す表示96、停止用の操作部を表す表示98、この操作部によって操作される停止切換弁を表す表示100等が表示されている。これらは、作動しているとき、停止時とは異なった色で表示される。また、機関2が停止しているときには、停止切換弁表示100と並列に表示されている表示101が点灯する。
正転操作部表示90と正転切換弁表示92との間には接続表示が表示され、同じく逆転操作部表示94と逆転切換弁表示96との間にも接続表示が表示されている。正転切換弁表示92と逆転切換弁表示96との間には接続表示が示され、それらは、始動のために機関2に空気を送り込むスタート切換弁を表すスタート切換弁表示102まで伸びている。スタート切換弁が動作しているとき、スタート切換弁表示102も、停止時とは異なった色で表示されている。スタート切換弁表示102の入力側には低速回転が行われている際に点灯する低速回転表示104が表示されている。スタート切換弁表示102の後段には、正転して舶用の機関2が始動するために必要な機関2の回転数として設定された数値を表示する窓106と、その回転数に達しているときに点灯する表示108が表示されている。それらの下方には、危険回転数域の上限値と下限値として設定された数値を表示する窓110a、110bとが表示され、回転数が危険回転数域内にあるときに点灯する表示112も表示されている。更に下方には、逆転して舶用の機関2が逆転始動するために必要な機関2の回転数として設定された数値を表示する窓114と、その回転数に達しているときに点灯する表示116とが表示されている。なお、表示108と、表示116とは、スタート切換弁表示102から分岐した接続表示中に存在している。この接続表示は合流し、更に伸びるが、その途中に燃料によって機関2が回転し始めたとき点灯する表示118が設けられている。この表示の側方の上部には、プログラムロードアップの状態で動作しているときに点灯する表示120が表示され、その下方にはバイパス状態のときに点灯する表示122が表示され、さらに下方には、ロードダウンの状態で動作しているときに点灯する表示124が表示されている。表示120、124には、これらに対する設定値を表示する窓126、128が表示されている。3つの表示120、122、124は接続表示によって並列に接続され、その合流点の先には制限速度以上の設定回転数が出力されているときに点灯する制限速度表示130が表示されている。その下方には制限速度の表示窓132が表示されている。さらに、機関2がスタート切換弁によって空気を供給しても機関2が回転しなかった場合に点灯する表示134や、着火不良が生じた場合に点灯する表示136が表示されており、機関2が着火しなかった場合に、再起動するために種々の制限を外したときに点灯する表示138、制限を外しても着火しなかった場合に点灯する表示140、2度にわたって着火を試みたが、着火しなかった場合に点灯する表示142が表示されている。また、緊急停止のために機関2を逆回転させたときに点灯する表示144が設けられている。このように各表示の点灯状態等をチェックすることによって、始動状態および航行しているときも現在どのような状態に機関2があるかをチェックすることができる。
また、この画面の右の端にあるシステムステータスボタン表示146を操作すると、システムステータス表示148が表示され、ブリッジの操縦装置6によって操縦が行われるようにインターロックが行われているか、始動に関連する機器の動作状態、機関2の状態等が表示される。この表示としては、例えば電源と制御系監視正常(ELECT.SOURC& MONITOR)、エンジン始動可能状態(ENGINE READY CONDITION)、緊急停止不作動(SHUT DOWN NOT WORK)、燃料カット(F.O. CUT)、始動空気圧正常(START AIR PRESS. NOR.)、メイン始動空気バルブ作動可能位置(MAIN START V. SERVICE)、ターニングギア脱(TURN. G. DISENGAGED)、始動分岐弁開(START DIST. V. OPEN)、ガバナー接続(GOVERNOR CONNECT)等がある。このシステムステータス表示148により、1つの画面上で、各部の状態が始動可能になっているか一目で確認できる。また、制御シーケンスモードの詳細画面141の左端に表示されているスローダウンボタン表示150を操作すると、後述するシステムステータス詳細画面161が表示される。右端上部にある復帰ボタン表示152を操作すると、ホームモード画面11に戻る。
ホームモード画面11において、システムモニタモードの画面イメージ12bを選択すると、図14に示すように、システムモニタモードの詳細画面155が表示される。また、この画面155は、上述した各画面に表示されているアラームボタン表示17、47a、70、75a、84、143、163、180a、184aを操作することによっても、表示される。この画面155では、制御用基盤176aに基づく制御系や安全用基盤176bに基づく安全系の表示部153、157において異常が生じている部分を表す文字部153a、157aと、その部分に対応するアイコン部153b、157bが表示されている。異常が発生するとこれら文字部153a、157aやアイコン部153b、157bが点滅する。そして、その点滅しているアイコンを操作することによって、その異常を解消するために取るべき処理を促す画面に移行する。異常としては、例えばCPUの異常(CPU ABNORMAL)、電源異常(15V SOURCE FAILURE)、通信異常(COMMUNICATION ABNORMAL)、断線異常(WIRING ABNORMAL)、テレグラフ(操縦装置6)信号異常(TELE. TRANS. ABNORMAL)、エンジン回転信号異常(REVO. SIGAL ABNORMAL)、緊急機関停止電磁弁作動(EMERG. SHUT DOWN SOL. V.)、カム位置異常(FUEL CAM POSITION)、リモート用空気圧力検知スイッチ異常(PRESS SW FOR REMOTE)等がある。アイコン153e、157eはCPUの異常、アイコン153f、157fは断線異常、アイコン153gはテレグラフ信号異常、アイコン153h、157hはエンジン回転信号異常、アイコン157iは緊急機関停止電磁弁作動、アイコン157jはリモート用空気圧力検知スイッチ異常、アイコン157kはカム位置異常を示す。また、この画面においても、スローダウン表示ボタン154が表示されており、これを操作することによって、後述するシステムステータス詳細画面が表示される。スローダウン表示ボタン154の右にリセットボタン154aが表示されており、作業者がどのような異常が起きたかを確認した上で、異常表示を基に戻すことができる。これより、異常状態から正常状態に復帰したときも作業者がどのような異常が起きていたかを確認できる。文字部153a、157aの電源異常の文字またはアイコン153c、157cを操作すると、後述する電源モードの詳細画面182が表示される。文字部153a、157aの通信異常の文字またはアイコン153d、157dを操作すると、後述する通信モードの詳細画面175が表示される。右端上部にある復帰ボタン表示156を操作すると、ホームモード画面11に戻る。異常を検知するものの多くを同一画面上で一括表示できるから、異常が発生した場合、異常個所の確認および異常の原因の推測が容易にできる。さらに複数の異常が発生した場合、一括表示できるから、主となる原因の推測がし易い。なお、この画面155を表示する各画面のアラームボタン表示17、47a、70、75a、84、143、163、180a、184aは、システムモニタモードの詳細画面155に表示される異常が発生したときに例えば赤く点滅して表示される。また、システムモニタモードの詳細画面155への切り替えは、異常が発生したときのみ可能にすると、ご操作を防止できる。
ホームモード画面11において、システムステータスモードの画面イメージ12aを選択した場合、或いは上述した各画面でスローダウンボタン表示19、47b、65、75b、86、150、154、180b、184bを操作した場合に、図15に示すようにシステムステータスモードの詳細画面161が表示される。この画面161では、どのような要因でスローダウンしたか、シャットダウンしたかを表示している。例えば、緊急手動でシャットダウンが行われた場合、ブリッジ、コントロールルーム、エンジンルームのいずれの操縦装置6によって行われたかが表示158によって表示される。また、自動緊急シャットダウンの場合、その原因が何であるかが表示160によって表示される。その原因としては、例えばオーバースピード、機関潤滑油低圧(MAIN L.O. L.P.)、プロペラシャフト軸受高温(THRUST PAD H.T.)、過給機潤滑油低圧(T/C L.O. L.P.)等がある。また、自動緊急スローダウンの場合、その原因が何であるかが表示162によって表示される。その原因としては、例えばプロペラシャフト振動異常(AXIL VIB.MONITORING)、ピストン冷却油給入側低圧(P.C.O. INLET L.P.)、ピストン冷却油排出側高温(P.C.O. OUTLET H.T.)、ピストン冷却油なし(P.C.O. NON FLOW)、プロペラシャフト軸受高温(THRUST PAD BEARING H.T.)、ピストン潤滑油制御異常(LUB. CONT. FAIL.)クランクケース噴霧油高温(CRANKCASE OIL MIST H.)、ジャケット冷却水給入側低圧(J.C.F.W. INLET L.P.)ジャケット冷却水排出側高温(J.C.F.W. OUTLET H.T.)、掃気高温(SCAV. AIR H.T.)排気ガス高温(EXH. GAS H.T.)、排気弁作動空気低圧(EXH. V. SPRING AIR L.P.)、機関潤滑油給油側低圧(MAIN L.O.INLET L.P.)、カム用軸受高温(CAMSHAFT BEARING H.T.)等がある。なお、復帰ボタン表示164を操作すると、ホームモード画面11に戻る。機関がスローダウンもしくはシャットダウンしたときに、その原因となるものの多くを一括表示したから、スローダウンもしくはシャットダウンしたときに、その原因の確認およびその要因推測が容易にできる。また、システムステータスモードの詳細画面161の左端に表示されているアラームボタン表示163を操作すると、システムモニタモードの詳細画面155が表示される。なお、この詳細画面155を表示する各画面のスローダウンボタン表示19、47b、65、75b、86、150、154、180b、184bは、スローダウンもしくはシャットダウンしたときに例えば赤く点滅して表示される。また、システムステータスモードの詳細画面161への切り替えは、異常が発生したときのみ可能にすると、誤操作を防止できる。
スローダウンまたはシャットダウンが生じていても、運行を継続する必要がある場合、スローダウンまたはシャットダウンが生じるように設定されている設定値を変更する。その場合には、オーバーライドセッテイングボタン表示166を操作する。これによって、図16に示すオーバーライドセッテイング画面171に移行する。
オーバーライドセッテイング画面171では、自動緊急シャットダウンが生じる要因が表示170によって表示され、自動緊急スローダウンが生じる要因が表示172によって表示されている。これらのうち、スローダウンやシャットダウンが生じないように制限を外すことが可能なものについては緑色の表示がなされ、制限を外されているものについては黄色の表示がなされている。文字部を操作すると、その制限の有効または解除を設定できる。復帰ボタン表示174を操作すると、システムステータスモード画面161に戻る。なお、図示しないボタンを操作すると、全てもしくはその多くの原因となる制限が一括解除される。緊急時に機関2の運転を即座に維持できる。
ホームモード画面11において、通信モードの画面イメージ12fを選択した場合、或いは上述したシステムモニタ画面で通信異常と表示されている「COMMUNICATION ABNORMAL」やアイコン153d、157dのボタンを操作した場合に、図17に示すように通信モードの詳細画面175が表示される。この画面175では、ブリッジおよびコントロールルームの操縦装置6とコントローラ4とがそれぞれ備える基盤および装置を表す表示176a、176b、176c、176d、176e、176fと、それらの接続関係(操縦装置6内の基盤同士の接続及び操縦装置6とコントローラ4との接続を含む)を表す表示178とが、画面の下方に、制御系及び安全系それぞれで表示されている。そして、異常が検出されている基盤または接続を表す表示178が例えば赤く点灯し表示される。その表示178を操作すると、その接続状態が上部の表示部179に表示される。表示部179には、接続の端子接続状態図179aが表示され、端子179bの番号が表示される。復帰ボタン表示180を操作すると、システムステータスモード画面に戻る。大型船舶では配線が百メートル以上になり、端子は数百点あるが、画面175では、通信異常個所を一括で表示し、さらに、故障した接続や端子を表示することで、異常箇所を容易に特定でき、復帰作業が短縮できる。
ホームモード画面11において、電源モードの画面イメージ12eを選択した場合、或いは上述したシステムモニタ画面155で電源異常と表示されている「15V SOURCE FAILURE」やアイコン153c、157cのボタンを操作した場合に、図18に示すように電源モードの詳細画面182が表示される。この画面では、操縦装置6及びコントローラ4のユニットごとに設けられている電源回路にどのようにして、電圧が供給されているかの経路が表示されており、異常がある部分の表示が赤く点灯する。復帰ボタン184を操作すると、ホームモード画面11に戻る。なお、復帰ボタン15a、32、36、47c、50、54、58、72、78、88、152、156、164、174、180、184を操作することで、最後にはホームモード画面11に戻る。このように各基盤の電源異常を電源経路とともに表示することで、各基盤の電源183aに異常があるのか、または主電源183b、バックアップ電源183cに異常があるか容易に推測できる。
本発明の一実施形態の舶用制御装置のブロック図である。 図1の舶用制御装置のホームモード画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のデータモード画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のデータ設定画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のインジケータ画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のフローチャート画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のハンドルオーダーの画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のタイムスケジュールの画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のガバナー補正表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のスピードテストモードの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置の空気回路の表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のナビゲーションモードの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置の制御シーケンスモードの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のシステムモニタモードの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のシステムステータスモードの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置のオーバーライドセッテイングの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置の通信モードの表示画面を示す図である。 図1の舶用制御装置の電源モードの表示画面を示す図である。
符号の説明
2 機関
4 コントローラ
6 操縦装置
8 回転検出器
10 表示器

Claims (6)

  1. 操作者によって操作される操縦装置と、
    この操縦装置に接続され、この操縦装置からの指令値が入力されるコントローラと、
    前記コントローラに接続された表示器とを、
    備えた舶用制御装置において、
    前記操縦装置と前記コントローラとが多重配線で接続されており、
    前記各配線の通信状態を検知する配線検知器を、前記操縦装置または前記コントローラが備え、
    前記配線検知器が通信エラーを出力したとき、前記表示器に通信エラーを表示し、
    前記操縦装置と前記コントローラとの配線図と共に、前記通信エラーの箇所を表示可能とし、
    前記操縦装置及び前記コントローラは、それぞれ複数の基盤を有し、
    これら基盤間の配線の通信状態を検知する配線検知器を前記基盤が備え、
    前記配線検知器が通信エラーを出力したとき、前記表示器に通信エラーを表示し、
    前記各基盤を含む配線図と共に、前記通信エラーの箇所を表示可能としたことを特徴とする舶用制御装置。
  2. 請求項1記載の舶用制御装置において、
    前記各配線検知器は、各端子の配線ごとに通信状態を検知し、
    通信エラーの配線の箇所を表示可能としたことを特徴とする舶用制御装置。
  3. 操作者によって操作される操縦装置と、
    この操縦装置に接続され、この操縦装置からの指令値が入力されるコントローラと、
    このコントローラに接続され、機関の回転数を検出し、前記コントローラに送出する回転数検知器と、
    前記コントローラに接続された表示器とを、
    備えた舶用制御装置において、
    配線の通信状態を検知する配線検知器と、
    CPUの作動状態を検知するCPU検知器と、
    電源の状態を検知する電源検知器と、
    前記回転数検知器の作動状態を確認する回転数確認器と、
    基盤内の配線の断線及び短絡を検知する基盤配線検知器と、
    前記操縦装置の出力値の状態を検知する操縦装置検知器とを、
    備え、前記表示器に、前記各検知器の状態を同一画面で表示するシステム検知画面を備えたことを特徴とする舶用制御装置。
  4. 操作者によって操作される操縦装置からの信号と、
    前記操縦装置に接続され、前記操縦装置からの指令値が入力されるコントローラからの信号と、
    前記コントローラに接続され、機関の回転数を検出し、前記コントローラに送出する回転数検知器からの信号とが、
    入力される舶用制御装置の表示器において、
    配線の通信状態を検知する配線検知器からの信号と、
    CPUの作動状態を検知するCPU検知器からの信号と、
    電源の状態を検知する電源検知器からの信号と、
    前記回転数検知器の作動状態を確認する回転数確認器からの信号と、
    基盤内の配線の断線及び短絡を検知する基盤配線検知器からの信号と、
    前記操縦装置の出力値の状態を検知する操縦装置検知器からの信号とを、
    備え、各検知器からの信号の状態を同一画面で表示するシステム検知画面を備えたことを特徴とする舶用制御装置の表示器。
  5. 操作者によって操作される操縦装置と、
    この操縦装置に接続され、この操縦装置からの指令値が入力されるコントローラと、
    前記コントローラに接続された表示器とを、
    備えた舶用制御装置において、
    前記コントローラは、複数の基盤を備え、
    前記基盤ごとに異なる電源装置から電源が印加され、
    前記電源の状態を監視する電源検知器を備え、
    これら電源検知器の信号が前記表示器に入力され、
    前記電源検知器が電源エラーを出力したとき、前記表示器に電源系統図と前記電源エラーの箇所とを表示可能としたことを特徴とする
    舶用制御装置。
  6. 操作者によって操作される操縦装置からの信号と、
    前記操縦装置に接続され、前記操縦装置からの指令値が入力されるコントローラからの信号とが、
    入力される舶用制御装置の表示器において、
    前記コントローラの複数の基盤ごとに異なる電源装置から印加されている電源の状態を監視する電源検知器からの信号が入力され、
    前記電源検知器が電源エラーを出力したとき、前記表示器に電源系統図と前記電源エラーの箇所とを表示可能としたことを特徴とする舶用制御装置の表示器。
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