JP2003223207A - Nc工作機操作方法及びそのシステム - Google Patents

Nc工作機操作方法及びそのシステム

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JP2003223207A
JP2003223207A JP2002024774A JP2002024774A JP2003223207A JP 2003223207 A JP2003223207 A JP 2003223207A JP 2002024774 A JP2002024774 A JP 2002024774A JP 2002024774 A JP2002024774 A JP 2002024774A JP 2003223207 A JP2003223207 A JP 2003223207A
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screen
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button
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JP2002024774A
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Takashi Mamiya
隆 間宮
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AMADA DENSHI KK
Amada Co Ltd
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AMADA DENSHI KK
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NC工作機の各種の操作をNC工作機に一体
的に備えられた制御コンピュータの表示画面で行いNC
工作機の操作性の向上を図る。 【解決手段】 シングルボードコンピュータ3に備えら
れた操作データ取得部21がオペレータが操作を行った
操作データを読み込み操作データメモリ25に記憶す
る。画面データ取得部23は操作データを読み込み、操
作により指示された画面データをハードディスク5から
検索して画面データメモリ27に記憶する。表示処理部
は画面データメモリ27より画面データを読み込み表示
画面7に画面を表示させる。信号送信部33は操作デー
タメモリ25から操作データを読み込み各信号を送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はNC工作機操作方
法及びそのシステムに関し、さらに詳細には、NC工作
機に一体的に備えられた制御コンピュータの表示画面を
効率良く切り替えながらNC工作機の制御を行うNC工
作機操作方法及びそのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば、NC工作機の制御は、
加工を行う前に工作機の原点にワークを載せるテーブル
等を復帰させる原点モード、手動によりワークをXY軸
上に動作させることができる手動モード、NCプログラ
ムを読み込み加工を実行させるメモリモード、紙テープ
を読み込み、また、DNC運転を行うためのテープ(D
NC)モード、NCプログラムを1行毎に実行させるM
DIモードというように各機能別のモードをオペレータ
が選択して行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のNC
工作機操作方法では、以下のような問題があった。
【0004】すなわち、例えば、NC工作機のオペレー
タは、所望の操作を行うとき上述の各モードを選択して
行う。しかし、一旦、特定のモードを選択するとそのモ
ードに含まれる機能のみしか実行できない。そして、オ
ペレータは別の機能を実行したい場合、さらに、モード
切替を行わなければならず、操作に負担が掛かるという
問題があった。また、表示画面には、各モードの機能し
か表示されないため、全体的な機能が分かりづらいとい
う問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述のごとき
問題に鑑みてなされたもので、NC工作機の操作を、前
記NC工作機に一体的に備えられた制御コンピュータの
表示画面で行うNC工作機操作方法であって、前記NC
工作機の各種の機能の切り替え用の複数のボタンを表示
画面に表示する工程と、前記複数のボタンの中から選択
された所定ボタンに関連づけられた画面を表示画面に表
示する工程と、切り替わった前記画面に、前記複数のボ
タンを表示させる工程とを含むことが好ましい。
【0006】また、前記複数のボタンは、NC工作機の
電源の切断を行うための電源OFFボタン、各種機能の
説明を表示させるためのHELPボタン、加工のスケジ
ュールを表示させるためのスケジュールボタン、NC工
作機の操作のための操作ボタン、データの編集を行うた
めの編集ボタン、データが格納されているファイルの管
理を行うためのFILEボタン、金型に関する情報を表
示させるための金型条件ボタン、加工形状の描画を行う
ための描画ボタンのうち1以上を含むことが望ましい。
【0007】前記複数のボタンは複数のサブボタンに関
連し、前記複数のボタンから所定のボタンが選択される
と前記サブボタンを表示画面に表示することが好まし
い。
【0008】そして、NC工作機の操作を、前記NC工
作機に一体的に備えられた制御コンピュータの表示画面
で行うNC工作機操作システムであって、前記NC工作
機の各種の機能の切り替え用の複数のボタンを表示画面
に表示する手段と、前記複数のボタンの中から選択され
た所定ボタンに関連づけられた画面を表示画面に表示す
る手段と、切り替わった前記画面に、前記複数のボタン
を表示させる手段とを備えたことが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図面を参
照して説明する。
【0010】図1にNC工作機操作システム1の概略の
構成を示す。
【0011】本例のNC工作機操作システム1は、シン
グルボードコンピュータ3と、ソフトウェア、画面デー
タ等を格納しているハードディスク5と、表示画面7と
を備えている。また、LAN等のインターフェイスを行
うマルチファンクションボード17はバス19により前
記シングルボードコンピュータ3に接続されている。
【0012】そして、前記シングルボードコンピュータ
3の各種機能により、操作、編集等が行われたNCプロ
グラム等はバス19を介してCNC9に送信される。N
Cプログラム等を受信したCNC9は、受信した前記N
Cプログラムのコンパイルを行う。そして、シーケンサ
11、I/O13、I/Oボード15を介してNC工作
機の実際の制御を行う。
【0013】ここで、上記、シングルボードコンピュー
タ3は、操作データ取得部21と、画面データ取得部2
3と、操作データメモリ25と、画面データメモリ27
と、操作データ及び画面データの処理等を行うデータ処
理部29とを備えている。
【0014】前記操作データ取得部21は、オペレータ
が表示画面7で行った操作に関するデータを取得して操
作データメモリ25に記憶する。
【0015】前記画面データ取得部23は操作データメ
モリ25より操作データを読み込む。そして、ハードデ
ィスク5より、操作データに関連する画面データを読み
込み画面データメモリ27に記憶する。
【0016】前記データ処理部29は、表示処理部31
と、信号送信部33とを備えている。
【0017】上記の様に構成されたNC工作機操作シス
テム1の動作を表示画面7に表示される画面を参照して
説明する。
【0018】前記表示処理部31は画面データメモリ2
7より、画面データを読み込む。そして、表示画面7に
表示すべき画面を表示する。前記信号送信部33は、操
作データメモリ25より操作データを読み込む。そし
て、操作に関連する信号を所定の処理部へ送信する。
【0019】図2〜図22を参照してNC工作機操作シ
ステム1の動作を説明する。
【0020】図2は初期画面201を示す。オペレータ
は加工を行うために対象のNCプログラムを読み込み画
面203に表示させる。そして、加工を行うためテーブ
ル等の原点復帰を行う。なお、この初期画面201は、
NC工作機の電源の切断を行うための電源OFFボタン
BT1、各種機能の説明を表示させるためのHELPボ
タンBT2、加工のスケジュールを表示させるためのス
ケジュールボタンBT3、NC工作機の操作のための操
作ボタンBT4、データの編集を行うための編集ボタン
BT5、データが格納されているファイルの管理を行う
ためのFILEボタンBT6、金型に関する情報を表示
させるための金型条件ボタンBT7、及び加工形状の描
画を行うための描画ボタンBT8を含む。
【0021】これらのボタンが押下されると押下された
ボタンに関連する画面が開かれるが、これらの複数のボ
タンは、表示画面7の同一の箇所に表示される。このた
め、オペレータはそれぞれ異なる画面の切り替えを容易
に行うことができる。
【0022】図3を参照する。図2においてFILEボ
タンBT2を押下すると、NCプログラムの格納場所を
特定する画面301が表示される。この画面301は以
下の項目(サブボタン等)を含む。すなわち、NCプロ
グラムの格納場所を内蔵のハードディスクに特定するN
Cボタン303、格納場所をFDに特定するFDボタン
305、格納場所をネットワーク上のマシンに特定する
ASISボタン307、格納場所をICカードに特定す
るICカードボタン309、紙テープボタン311、A
PFDボタン313、格納場所をユーザが設定した場所
に特定する設定ボタン315である。これらのボタンを
選択して、読み込みボタン317を押下するとプログラ
ム名称等が画面319に表示される。
【0023】また、フォーマットボタン、コピーボタ
ン、削除ボタン、リネームボタン、全選択削除ボタン全
選択ボタン、検索ボタン、外部設定ボタン、及び新規デ
ィレクトリボタンの各ボタン(サブボタン)を含む。こ
れらの、諸機能によりオペレータは、例えばNCプログ
ラムが格納されているファイルの検索、コピー、リネー
ム、及び削除等を容易に行うことができる。
【0024】図4を参照する。図4は読み込んだNCプ
ログラムを表示させ文字の編集等を行う画面401を示
している。例えば、編集ボタンBT5を押下し、置換ボ
タン402を押下すると文字置換画面403が表示され
る。オペレータが検索すべき文字を旧文字欄405に入
力し、新文字欄407に置換すべき文字を入力し実行ボ
タン409を押下すると旧文字を検索しながら新文字に
置換する。そのほか、文字の検索、行の挿入、文字の貼
り付け等を行うことができる。
【0025】図5は板金加工のスケジュールを表示等す
る画面501を示している。すなわち、スケジュールボ
タンBT3を押下することにより、スケジュールを表示
する画面501が表示される。この画面501は以下の
欄を含む。すなわち、スケジュール名に関する欄50
3、NCプログラム名に関する欄505である。また、
NCプログラムの実行順番を切り替える切り替え項目5
07、同一スケジュール内のNCプログラムの名称を表
示するプログラム名項目509、材料名称を表示する材
料名称項目511、加工枚数を表示する枚数項目513
と、加工実績枚数を表示する実績項目515、素材棚項
目517、製品棚項目519、予備項目521、段取り
項目523を含む。オペレータはこれにより、スケジュ
ール内容を確認してスケジュール運転を行うことができ
る。
【0026】図6は、ラム設定の画面601を示す。ラ
ム設定ボタンBTAを押下することによりラム設定パネ
ルが表示される。ラム設定パネルは以下の設定等を行え
る。すなわち、ラム位置603、ラム上死点・ラム上昇
端605、時間帯607である。また、Mコード編集ボ
タン609、金型情報ボタン611、時間帯設定ボタン
613を含む。
【0027】図7は、NCタレットパンチプレスにおけ
るラムの値を設定する画面701を示す。すなわち、M
コード編集ボタン609を押下するとポップアップ画面
703が表示される。この画面703は以下の欄を含
む。上型ラム、下型ラムを選択する欄705、指令値を
入力する欄713(設定ボタン715を押下することに
より入力される)、指令値を出力する欄707、ラムの
実位置を表示する欄709、状態を表示する欄711で
ある。これにより、オペレータはラムの調整、確認等を
容易に行うことができる。
【0028】図8は、ラム設定に関連して金型情報を表
示する画面801を示す。この画面801は、金型表示
パネル803と以下の情報とを含む。すなわち、金型が
設定されるタレットディスクのアドレス番号であるT番
号を表示する欄805、レンジを表示する欄807、パ
ンチハイトを表示する欄809、切断周長を表示する欄
811、上昇端補正を表示する欄813、及びシャー角
815を表示する欄を含む。これにより、オペレータは
容易に金型の内容を把握することができる。
【0029】図9はラムの作動に関連する時間帯を設定
する画面901を示す。この画面901は、設定パネル
903に夜間時間帯を設定する欄905と、深夜時間帯
を設定する欄907を表示する。これにより、夜間等で
もラムの値を変えて板金加工を行うことができる。
【0030】図10はNC工作機において、加工位置を
表示する画面1001を示す。この画面1001は以下
の表示欄を含む。すなわち、絶対座標を表示する欄10
03、機械座標を表示する欄1005、チェック座標を
表示する欄1007、目標位置を表示する欄1009、
残移動量を表示する欄1011、及び誤差・量を表示す
る欄1013を含む。表示されるべき数値はそれぞれの
ボタン(絶対座標、機械座標、チェック座標、目標位
置、残移動量、誤差量、総合、I/O表示等の各ボタ
ン)1015を押下することにより表示される。
【0031】図11はエアーブローを調節する画面11
01を示す。ここでエアーブローは金型で板金をを打ち
抜いたとき、金型等に打ち抜いた材料が残らないように
オイル、及びエアー等により吹き飛ばす仕組みである。
この画面1101は以下の欄を含む。すなわち、オイル
サイクルカウンタを設定する欄1103、装置動作モー
ドを設定する欄1105、カウンタモードを設定する欄
1107、オイル流量を設定する欄1109・1111
・1113、圧力センサOFFタイムを設定する欄11
15、ONタイムを設定する欄1117、エアーブロー
OFFタイムを設定する欄1119、ONタイムを設定
する欄1121を含む。また、エアーブローの入/切を
行うボタン、オイル不足ストップの有/無を設定するボ
タン、エアーブロー種類設定を行うボタン等を含む。オ
ペレータ設定した後、登録ボタンを押下する。
【0032】図12は板金加工の実績を表示する画面1
201を示す。この画面1201は以下の項目を含む。
すなわち、NCプログラムの名称を表示する項目120
3、加工される板金の材質を表示する項目1205、製
品の加工を開始した時間を表示する項目1207、製品
の加工を終了した時間を表示する項目1209、何枚加
工したかを表示する項目1211、及び加工の実績を表
示する項目1213である。これにより、オペレータは
現在の加工実績を容易に把握できるので今後の加工等の
予定を立てやすくなる。
【0033】図13はNC工作機の電源を自動で切断す
る画面1301を示す。この画面1301は、設定用の
パネル1303に於いて以下の欄を含む。すなわち、ス
トップ/警告停止時を設定する欄1305、アラーム発
生時を設定する欄1307、プログラム運転終了時13
09を設定する欄である。オペレータはそれぞれ設定し
た後、適用ボタン1313、開始ボタン1311を押下
する。これにより、夜間等にNC工作機が異常停止した
とき、プログラムの運転が終了したとき等、自動で電源
が切断される。
【0034】なお、電源OFFボタンBT1はオペレー
タが電源を切断するときに使用するボタンである。
【0035】以下においては、レーザー加工機において
の条件設定等を行う画面を示す。
【0036】図14はエッジ条件を設定する画面140
1(関連するボタンはBT9ボタンである)を示す。こ
の画面1401は以下の欄を含む。すなわち、材料の名
称を入出力等する欄1403、材料情報を入出力等する
欄1405、ピアスNOを入出力等する欄1407、材
質を入出力等する欄1409、板厚の入出力等をする欄
1411、水ノズルのON/OFF等を入出力等する欄
1413、加工ヘッドを入出力等する欄1415を含
む。
【0037】また、動作角度を入出力等する欄141
7、ピアス出力を入出力等する欄1419、ピアス周波
数を入出力等する欄1421、ピアスデューティを入出
力等する欄1423、ピアス時間を入出力等する欄14
25、ピアスガス圧を入出力等する欄1427、ガス種
を入出力等する欄1429、復帰距離を入出力等する欄
1431、復帰速度を入出力等する欄1433、復帰周
波数を入出力等する欄1435、復帰デューティを入出
力等する欄1437を含む。さらに、実出力を入出力等
する欄1439、実ガス圧を入出力等する欄1441を
含む。これにより、オペレータは設定値を確認し、ま
た、特別な場合修正等も行うことができる。
【0038】図15はレーザ加工のパラメータ条件を入
出力等する画面1501(関連するボタンはBT9であ
る)を示す。この画面1501は以下の欄を含む。すな
わち、倣い開始高さを入出力等する欄1503、Z軸復
帰高さを入出力等する欄1505・1509・150
9、ワークシュータを入出力等する欄1511、アシス
トガス噴出高さを入出力等する欄1513、クリーン、
アルミカット、ピアス高さを入出力等する欄1515、
焦点基準位置を入出力等する欄1517、水ノズル・O
N時間を入出力等する欄1519、第2機械原点位置を
入出力等する欄1521・1523・1525、ジョグ
切断時の円筒半径を入出力等する欄1527を含む。
【0039】図16はピアス条件を入出力する画面16
01を示す。この画面1601は以下の欄を含む。すな
わち、材料名称を入出力等する欄1603、材料情報を
入出力等する欄1605、ピアスNOを入出力等する欄
1607、材質を入出力等する欄1609、板厚を入出
力等する欄1611、水ノズルを入出力等する欄161
3、加工ヘッドを入出力等する欄1615である。
【0040】また、ガス圧を入出力等する欄1617、
初期値周波数を入出力等する欄1619、初期値デュー
ティを入出力等する欄1621、増分値周波数を入出力
等する欄1623、増分値デューティを入出力等する欄
1625、ステップ時間を入出力等する欄1627、ス
テップ数を入出力等する欄1629、ピアス時間を入出
力等する欄1631、ガス圧を入出力等する欄163
3、ガス種を入出力等する欄1635、切断時間を入出
力等する欄1637、ノズルギャップを入出力等する欄
1639、焦点を入出力等する欄1641、パルスを入
出力等する欄1643である。さらに、実出力を表示等
する欄1645、実ガス圧を表示等する欄1647を含
む。
【0041】図17は切断の加工条件の入出力を行う画
面1701である。この画面1701は以下の欄を含
む。すなわち、材料の名称を入出力等する欄1703、
材料情報を入出力等する欄1705、ピアスNOを入出
力等する欄1707、材質を入出力等する欄1709、
板厚を入出力等する欄1711、水ノズルを入出力等す
る欄1713、加工ヘッドを入出力等する欄1715で
ある。
【0042】また、速度を入出力等する欄1717、出
力欄1719、周波数を入出力等する欄1721、デュ
ーティを入出力等する欄1723、ガス圧を入出力等す
る欄1725、ガス種を入出力等する欄1727、切換
時間を入出力等する欄1729、ノズルギャップを入出
力等する欄1731、補正量を入出力等する欄173
3、エッジを入出力等する欄1735、アプローチを入
出力等する欄1737、焦点を入出力等する欄173
9、パルスを入出力等する欄1741を含む。さらに、
実出力を表示する欄1743、実ガス圧を表示する欄1
745を含む。
【0043】図18はレーザ加工機における発信器診断
のサービスメンテナンスの画面1801(関連するボタ
ンは加工条件ボタンBT9である)を示す。メンテナン
スの各項目1803に、点検・クリーニング1805の
メンテナンス項目1807、累積項目1809、交換日
項目1811が対応している。
【0044】各メンテナンス等の項目1803は以下の
内容を含む。すなわち、集光レンズのクリーニング、ノ
ズルの芯出し、ノズルのチェック、Z軸倣いセンサケー
ブルのチェック、レーザガスの残圧、アシストガスの残
圧、エアセットの保守、ベンドミラーのクリーニング、
集塵機フィルタ、光軸の調整(アライメント)、発信器
のピーキング、冷却水の交換、純粋器の保守、Y型スト
レーナ、及び発信器エアフィルタである。なお、発信器
状態を表示する画面も上記のサービスメンテナンスの画
面1801に表示される項目を含む。
【0045】図19はサービスデータを表示する画面1
901を示す。ここで、サービスデータとは、例えば、
レーザ加工機の各箇所の状態をチェックして項目190
3(例えば、Z軸位置、アシストガス圧等)別に表示さ
せるものである。
【0046】図20はリーク診断を表示する画面200
1を示す。この画面2001は以下の欄を含む。すなわ
ち、立ち上げ2003の日付を表示する欄2005、ガ
ス圧を表示する欄2007、リーク率を表示する欄20
09、時間を表示する欄2011、リークグラフを表示
する画面2013である。
【0047】図21はレーザの出力を表示する画面21
01を示す。CW診断2103の場合、以下の項目を含
む。すなわち、最大出力を表示する欄2105、S指令
を表示する欄2107、DC電圧を表示する欄210
9、DC電流を表示する欄2111、年月日を表示する
欄2113、実際の波形を表示する画面2131、及び
基準値を設定するボタン2115である。
【0048】また、パルス診断2117の場合、以下の
項目を含む。すなわち、最大出力を表示する欄211
9、S指令を表示する欄2121、デューティを表示す
る欄2123・2125、年月日を表示する欄212
7、波形を表示する画面2133、及び基準値を設定す
るボタン2129である。これにより、オペレータ等は
レーザの出力等の診断を容易に行うことができる。
【0049】図22は発信器診断を表示する画面220
1を示す。この画面2201は以下の欄を含む。すなわ
ち、累積時間に関係するNC電源ON時間を表示する欄
2203、プログラム運転時間を表示する欄2205、
切削時間を表示する欄2207、及び発信器起動時間を
表示する欄2209である。また、発信器に関係するS
指令を表示する欄2211、周波数を表示する欄221
3、デューティを表示する欄2215、及び出力を表示
する欄2217である。DCユニットに関係する電圧を
表示する欄2219、及び電流を表示する欄2221で
ある。冷却水に関係する流量を表示する欄2223、及
び導電率を表示する欄2225である。さらに、レーザ
ガス圧を表示する欄2227を含む。モニタ開始ボタン
2231を押下することにより、画面2229に各値が
モニタされる。
【0050】なお、本発明は、上述した実施の態様の例
に限定されることなく、適宜の変更を加えることによ
り、その他の態様で実施できるものである。
【0051】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、例えば、N
C工作機のオペレータは、所望の操作を行うとき各種モ
ードの切り替えを行う必要がなくなる。すなわち、画面
上の機能切り替え用ボタンを押下することにより行える
ので、オペレータは様々な機能を実行したい場合、画面
に常時表示されている切替のボタンを選択して押下すれ
ば良く、操作に負担が掛からなくなるという効果があ
る。また、画面には、各種機能の代表的なボタンが全て
表示されているため、全体的な機能の把握が容易になる
という効果がある。
【0052】そして、切り替わった画面にこの画面の機
能に関係のあるサブボタンが表示される為、さらにオペ
レータの操作性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】NC工作機操作装置の概略を示す概略図であ
る。
【図2】基本画面を説明する説明図である。
【図3】ファイル管理画面を説明する説明図である。
【図4】Gコード編集画面を説明する説明図である。
【図5】スケジュール画面を説明する説明図である。
【図6】ラム設定画面を説明する説明図である。
【図7】ラムMDI画面を説明する説明図である。
【図8】金型情報画面を説明する説明図である。
【図9】時間帯設定画面を説明する説明図である。
【図10】位置モニタ画面を説明する説明図である。
【図11】エアブロー画面を説明する説明図である。
【図12】実績管理画面を説明する説明図である。
【図13】自動電源切断画面を説明する説明図である。
【図14】エッジ条件画面を説明する説明図である。
【図15】パラメータ条件画面を説明する説明図であ
る。
【図16】ピアス条件画面を説明する説明図である。
【図17】加工条件画面を説明する説明図である。
【図18】サービスメンテナンス画面を説明する説明図
である。
【図19】サービスデータ画面を説明する説明図であ
る。
【図20】リーク診断画面を説明する説明図である。
【図21】出力診断画面を説明する説明図である。
【図22】発信器診断画面を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 NC工作機操作装置 3 シングルボードコンピュータ 5 ハードディスク 7 表示画面 9 CNC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H269 AB01 BB07 QC01 QD03 QE01 QE11 QE21 QE28 QE30 QE31 QE37

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 NC工作機の操作を、前記NC工作機に
    一体的に備えられた制御コンピュータの表示画面で行う
    NC工作機操作方法であって、 前記NC工作機の各種の機能の切り替え用の複数のボタ
    ンを表示画面に表示する工程と、 前記複数のボタンの中から選択された所定ボタンに関連
    づけられた画面を表示画面に表示する工程と、 切り替わった前記画面に、前記複数のボタンを表示させ
    る工程と、 を含むことを特徴とするNC工作機操作方法。
  2. 【請求項2】 前記複数のボタンは、NC工作機の電源
    の切断を行うための電源OFFボタン、各種機能の説明
    を表示させるためのHELPボタン、加工のスケジュー
    ルを表示させるためのスケジュールボタン、NC工作機
    の操作のための操作ボタン、データの編集を行うための
    編集ボタン、データが格納されているファイルの管理を
    行うためのFILEボタン、金型に関する情報を表示さ
    せるための金型条件ボタン、加工形状の描画を行うため
    の描画ボタンのうち1以上を含むことを特徴とする請求
    項1記載のNC工作機操作方法。
  3. 【請求項3】 前記複数のボタンは複数のサブボタンに
    関連し、前記複数のボタンから所定のボタンが選択され
    ると前記サブボタンを表示画面に表示することを特徴と
    する請求項1又は2記載のNC工作機操作方法。
  4. 【請求項4】 NC工作機の操作を、前記NC工作機に
    一体的に備えられた制御コンピュータの表示画面で行う
    NC工作機操作システムであって、 前記NC工作機の各種の機能の切り替え用の複数のボタ
    ンを表示画面に表示する手段と、 前記複数のボタンの中から選択された所定ボタンに関連
    づけられた画面を表示画面に表示する手段と、 切り替わった前記画面に、前記複数のボタンを表示させ
    る手段と、 を備えたことを特徴とするNC工作機操作システム。
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