JPH1189038A - 海底ケーブル布設キャタピラの制御装置 - Google Patents
海底ケーブル布設キャタピラの制御装置Info
- Publication number
- JPH1189038A JPH1189038A JP25598197A JP25598197A JPH1189038A JP H1189038 A JPH1189038 A JP H1189038A JP 25598197 A JP25598197 A JP 25598197A JP 25598197 A JP25598197 A JP 25598197A JP H1189038 A JPH1189038 A JP H1189038A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control panel
- caterpillar
- central control
- hydraulic unit
- emergency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 船上の海底ケーブル布設の機器が故障を発生
した際に、早急に、一時的な対応することのできるキャ
タピラ制御装置を提供する。 【解決手段】 中央制御盤Aにトラブルが発生した際
に、この中央制御盤Aと置き換えて、遠隔操作箱Cによ
って油圧ユニット制御盤Bを作動させるための緊急用制
御盤Hを、船上に備える。
した際に、早急に、一時的な対応することのできるキャ
タピラ制御装置を提供する。 【解決手段】 中央制御盤Aにトラブルが発生した際
に、この中央制御盤Aと置き換えて、遠隔操作箱Cによ
って油圧ユニット制御盤Bを作動させるための緊急用制
御盤Hを、船上に備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、海底ケーブル布設
用のキャタピラの制御装置に関する。
用のキャタピラの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から図4に示すような海底ケーブル
布設用のキャタピラ6の制御装置が用いられている。即
ち、油圧式のキャタピラ6を駆動する油圧ユニットZ
と、これを制御するための油圧ユニット制御盤Bと、こ
れに各種制御信号を出力する中央制御盤Aと、これを手
で遠隔操作するための遠隔操作箱Cと、中央制御盤Aと
油圧ユニット制御盤B・キャタピラ6・遠隔操作箱Cと
を夫々連結する中央制御盤用コネクタ付き第1・第2・
第3ケーブル11,12,13とを、備えている。そして、この
海上ケーブル布設用のキャタピラ6及び制御装置は、船
上に設置される。
布設用のキャタピラ6の制御装置が用いられている。即
ち、油圧式のキャタピラ6を駆動する油圧ユニットZ
と、これを制御するための油圧ユニット制御盤Bと、こ
れに各種制御信号を出力する中央制御盤Aと、これを手
で遠隔操作するための遠隔操作箱Cと、中央制御盤Aと
油圧ユニット制御盤B・キャタピラ6・遠隔操作箱Cと
を夫々連結する中央制御盤用コネクタ付き第1・第2・
第3ケーブル11,12,13とを、備えている。そして、この
海上ケーブル布設用のキャタピラ6及び制御装置は、船
上に設置される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、海上の工事
中に於て万一故障が発生した場合の対応方法は次の通り
である。 ケーブルを海底に布設工事中にトラブルを生じた際
には、まず停船し、かつ手動ブレーキやエアブレーキ等
によりケーブルを止める。 次に、故障原因が電気的なものと想定されるとき
は、中央制御盤A,油圧ユニット制御盤B,遠隔操作箱
C及び第1・第2・第3ケーブル11,12,13について、故
障箇所を調べる。 故障箇所について原因を究明する。 (部品交換等の)修理を行なう。
中に於て万一故障が発生した場合の対応方法は次の通り
である。 ケーブルを海底に布設工事中にトラブルを生じた際
には、まず停船し、かつ手動ブレーキやエアブレーキ等
によりケーブルを止める。 次に、故障原因が電気的なものと想定されるとき
は、中央制御盤A,油圧ユニット制御盤B,遠隔操作箱
C及び第1・第2・第3ケーブル11,12,13について、故
障箇所を調べる。 故障箇所について原因を究明する。 (部品交換等の)修理を行なう。
【0004】ところが、上記の手順は、修理を行う
上で必要不可欠であるが、一般にかなり長い時間を要す
る。かつ、上記の修理に際し───特に中央制御盤A
の修理に際し───、自動制御等の高級な機能を有し、
制御部にはプログラマブルコントローラが使用され、回
路及びソフト的にかなり複雑である。しかも、制御的な
部分にトラブルがある場合、の行為は設計者レベ
ルの知識を要し、かつ、時間もかなり掛った。
上で必要不可欠であるが、一般にかなり長い時間を要す
る。かつ、上記の修理に際し───特に中央制御盤A
の修理に際し───、自動制御等の高級な機能を有し、
制御部にはプログラマブルコントローラが使用され、回
路及びソフト的にかなり複雑である。しかも、制御的な
部分にトラブルがある場合、の行為は設計者レベ
ルの知識を要し、かつ、時間もかなり掛った。
【0005】海上の現場では、布設に関し、一時的な復
旧でも良いから早急な対応が必要であるにもかかわら
ず、上述のの工程に多くの時間を費した。
旧でも良いから早急な対応が必要であるにもかかわら
ず、上述のの工程に多くの時間を費した。
【0006】本発明の目的は、海上(船上)という不利
な状況下で、故障発生時に、最低限の機能を発揮して、
海底ケーブルを布設しつつ、修理を早急に行なうことを
可能とした点にある。
な状況下で、故障発生時に、最低限の機能を発揮して、
海底ケーブルを布設しつつ、修理を早急に行なうことを
可能とした点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、海底
ケーブル布設キャタピラを駆動する油圧ユニットと、該
油圧ユニットを制御する油圧ユニット制御盤と、該油圧
ユニット制御盤に各種制御信号を出力する中央制御盤
と、該中央制御盤を手で遠隔操作する遠隔操作箱とを、
備えた船上の海底ケーブル布設キャタピラの制御装置に
於て、上記中央制御盤にトラブルが発生した際に、該中
央制御盤と置き換えて上記遠隔操作箱からの信号にて上
記油圧ユニット制御盤に、最低限の作動のための制御信
号を出力する緊急用制御盤を、上記船上に具備してい
る。
ケーブル布設キャタピラを駆動する油圧ユニットと、該
油圧ユニットを制御する油圧ユニット制御盤と、該油圧
ユニット制御盤に各種制御信号を出力する中央制御盤
と、該中央制御盤を手で遠隔操作する遠隔操作箱とを、
備えた船上の海底ケーブル布設キャタピラの制御装置に
於て、上記中央制御盤にトラブルが発生した際に、該中
央制御盤と置き換えて上記遠隔操作箱からの信号にて上
記油圧ユニット制御盤に、最低限の作動のための制御信
号を出力する緊急用制御盤を、上記船上に具備してい
る。
【0008】また、本発明は、海底ケーブル布設キャタ
ピラを駆動する油圧ユニットと、該油圧ユニットを制御
する油圧ユニット制御盤と、該油圧ユニット制御盤に各
種制御信号を出力する中央制御盤と、該中央制御盤を手
で遠隔操作する遠隔操作箱と、上記中央制御盤と上記油
圧ユニット制御盤・キャタピラ・遠隔操作箱とを夫々連
結する中央制御盤用コネクタ付き第1・第2・第3正規
ケーブルとを、備えた船上の海底ケーブル布設キャタピ
ラの制御装置に於て、上記中央制御盤乃至信号伝達系等
にトラブルが発生した際に、該中央制御盤と置き換えて
上記遠隔操作箱からの信号にて上記油圧ユニット制御盤
に、最低限の作動のための制御信号を出力する緊急用制
御盤、及び、上記第1・第2・第3正規ケーブルに代え
て該緊急用制御盤と上記油圧ユニット制御盤・キャタピ
ラ・遠隔操作箱とを夫々連結する緊急用コネクタ付き第
1・第2・第3余備ケーブルを、上記船上に具備してい
る。
ピラを駆動する油圧ユニットと、該油圧ユニットを制御
する油圧ユニット制御盤と、該油圧ユニット制御盤に各
種制御信号を出力する中央制御盤と、該中央制御盤を手
で遠隔操作する遠隔操作箱と、上記中央制御盤と上記油
圧ユニット制御盤・キャタピラ・遠隔操作箱とを夫々連
結する中央制御盤用コネクタ付き第1・第2・第3正規
ケーブルとを、備えた船上の海底ケーブル布設キャタピ
ラの制御装置に於て、上記中央制御盤乃至信号伝達系等
にトラブルが発生した際に、該中央制御盤と置き換えて
上記遠隔操作箱からの信号にて上記油圧ユニット制御盤
に、最低限の作動のための制御信号を出力する緊急用制
御盤、及び、上記第1・第2・第3正規ケーブルに代え
て該緊急用制御盤と上記油圧ユニット制御盤・キャタピ
ラ・遠隔操作箱とを夫々連結する緊急用コネクタ付き第
1・第2・第3余備ケーブルを、上記船上に具備してい
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基き本発明の実施の
形態を詳説すると、図3に海底ケーブル布設のための船
(作業船)1を例示し、船首(図3の左方側)から、ケ
ーブルKを巻設保持して繰出すための枠体2と、枠体2
の上方から船尾(同図の右方側)に向かって下降するケ
ーブルガイドレーン3と、ケーブルブレーキ装置4,4
と、計尺機5と、油圧式キャタピラ(引取機)6と、船
尾シュータ7と、を備えている。
形態を詳説すると、図3に海底ケーブル布設のための船
(作業船)1を例示し、船首(図3の左方側)から、ケ
ーブルKを巻設保持して繰出すための枠体2と、枠体2
の上方から船尾(同図の右方側)に向かって下降するケ
ーブルガイドレーン3と、ケーブルブレーキ装置4,4
と、計尺機5と、油圧式キャタピラ(引取機)6と、船
尾シュータ7と、を備えている。
【0010】そして、図3では図示省略したが、上記キ
ャタピラ(引取機)6の起動・加速・減速・停止・逆転
等を指令制御する本発明に係る制御装置が、この(作
業)船1上に設けられている。
ャタピラ(引取機)6の起動・加速・減速・停止・逆転
等を指令制御する本発明に係る制御装置が、この(作
業)船1上に設けられている。
【0011】即ち、このキャタピラ制御装置は、図1に
示すように、海底ケーブル布設用の油圧式キャタピラ6
を駆動する油圧ユニットZと、この油圧ユニットZを制
御する油圧ユニット制御盤Bと、油圧ユニット制御盤B
に各種制御信号を出力する中央制御盤Aと、この中央制
御盤Aを手で遠隔操作する遠隔操作箱Cと、中央制御盤
用コネクタ付き第1・第2・第3正規ケーブル11,12,13
とを、備えている。
示すように、海底ケーブル布設用の油圧式キャタピラ6
を駆動する油圧ユニットZと、この油圧ユニットZを制
御する油圧ユニット制御盤Bと、油圧ユニット制御盤B
に各種制御信号を出力する中央制御盤Aと、この中央制
御盤Aを手で遠隔操作する遠隔操作箱Cと、中央制御盤
用コネクタ付き第1・第2・第3正規ケーブル11,12,13
とを、備えている。
【0012】第1正規ケーブル11は、中央制御盤Aと油
圧ユニット制御盤Bを連結(接続)し、第2正規ケーブ
ル12は、中央制御盤Aとキャタピラ6とを連結(接続)
し、かつ、第3正規ケーブル13は、中央制御盤Aと遠隔
操作箱Cとを連結(接続)するものであり、夫々の端部
はコネクタ11a,11b,12a,12b,13a,13bを有し
ている。このコネクタ11a,11b,12a,12b,13a,
13bによって着脱可能に、中央制御盤A,油圧ユニット
制御盤B,遠隔操作箱C,キャタピラ6等に、接続(取
着)されている。
圧ユニット制御盤Bを連結(接続)し、第2正規ケーブ
ル12は、中央制御盤Aとキャタピラ6とを連結(接続)
し、かつ、第3正規ケーブル13は、中央制御盤Aと遠隔
操作箱Cとを連結(接続)するものであり、夫々の端部
はコネクタ11a,11b,12a,12b,13a,13bを有し
ている。このコネクタ11a,11b,12a,12b,13a,
13bによって着脱可能に、中央制御盤A,油圧ユニット
制御盤B,遠隔操作箱C,キャタピラ6等に、接続(取
着)されている。
【0013】図1を(従来例として既述した)図4と比
較すれば判るように、ここまでは従来例と同様の構成で
あるが、本発明に係る海底ケーブル布設キャタピラの制
御装置では、さらに、緊急用制御盤Hを、上記船1の上
に、バックアップ用として、備えている。
較すれば判るように、ここまでは従来例と同様の構成で
あるが、本発明に係る海底ケーブル布設キャタピラの制
御装置では、さらに、緊急用制御盤Hを、上記船1の上
に、バックアップ用として、備えている。
【0014】この緊急用制御盤Hは、上述の中央制御盤
Aにトラブル(故障)が発生した際に、(図1から図2
のように)この中央制御盤Hと置き換えて、遠隔操作箱
からの(操作)信号にて油圧ユニット制御盤Bに、最低
限の作動のための制御信号を出力するものである。中央
制御盤Aの複雑な自動制御機能、各種信号のモニタ(メ
ータ,表示灯)、操作機器(スイッチ,設定器)等を、
この緊急用制御盤Hでは省略して、緊急時に手動でキャ
タピラ6を運転するのに必要な最低限の機能及びインタ
ーロックを有し、かつ、持ち運びも容易な小型軽量のも
のとする。
Aにトラブル(故障)が発生した際に、(図1から図2
のように)この中央制御盤Hと置き換えて、遠隔操作箱
からの(操作)信号にて油圧ユニット制御盤Bに、最低
限の作動のための制御信号を出力するものである。中央
制御盤Aの複雑な自動制御機能、各種信号のモニタ(メ
ータ,表示灯)、操作機器(スイッチ,設定器)等を、
この緊急用制御盤Hでは省略して、緊急時に手動でキャ
タピラ6を運転するのに必要な最低限の機能及びインタ
ーロックを有し、かつ、持ち運びも容易な小型軽量のも
のとする。
【0015】また、図1に示すように、第1・第2・第
3正規ケーブル11,12,13に代えて、緊急用制御盤Hと、
油圧ユニット制御盤B・キャタピラ6・遠隔操作箱Cと
を夫々連結(接続)するための緊急用コネクタ付き第1
・第2・第3余備ケーブル21,22,23を、予め備えてい
る。
3正規ケーブル11,12,13に代えて、緊急用制御盤Hと、
油圧ユニット制御盤B・キャタピラ6・遠隔操作箱Cと
を夫々連結(接続)するための緊急用コネクタ付き第1
・第2・第3余備ケーブル21,22,23を、予め備えてい
る。
【0016】第1余備ケーブル21を油圧ユニット制御盤
Bに着脱可能に接続するコネクタ21aは、前記コネクタ
11aと互換性のあるものとする。また、第2余備ケーブ
ル22をキャタピラ6に着脱可能に接続するコネクタ22a
は、前記コネクタ12aと互換性あるものとする。また、
第3余備ケーブル23を遠隔操作箱Cに接続するコネクタ
23aは、前記コネクタ13aと互換性あるものとする。
Bに着脱可能に接続するコネクタ21aは、前記コネクタ
11aと互換性のあるものとする。また、第2余備ケーブ
ル22をキャタピラ6に着脱可能に接続するコネクタ22a
は、前記コネクタ12aと互換性あるものとする。また、
第3余備ケーブル23を遠隔操作箱Cに接続するコネクタ
23aは、前記コネクタ13aと互換性あるものとする。
【0017】このように、緊急用制御盤H及び第1・第
2・第3余備ケーブル21,22,23を船1の上に備えている
ことで、中央制御盤A乃至信号伝達系(第1ケーブル11
・第2ケーブル12・第3ケーブル13等)にトラブル(故
障)が生じた際は、図1から図2の接続状態に置き換え
ればよいので、迅速に、応急処置───最低限のキャタ
ピラ6の作動を可能とすること───が出来る。
2・第3余備ケーブル21,22,23を船1の上に備えている
ことで、中央制御盤A乃至信号伝達系(第1ケーブル11
・第2ケーブル12・第3ケーブル13等)にトラブル(故
障)が生じた際は、図1から図2の接続状態に置き換え
ればよいので、迅速に、応急処置───最低限のキャタ
ピラ6の作動を可能とすること───が出来る。
【0018】なお、第1・第2・第3余備ケーブル21,2
2,23は基本的には正規(元々)の第1・第2・第3ケー
ブル11,12,13と同じものとするが、(所望により、)必
要最小限の信号伝達に必要な本数の少ないケーブルとし
ても良い。
2,23は基本的には正規(元々)の第1・第2・第3ケー
ブル11,12,13と同じものとするが、(所望により、)必
要最小限の信号伝達に必要な本数の少ないケーブルとし
ても良い。
【0019】このように、ケーブル布設工事現場で布設
機器のトラブル(故障)が発生した場合、工期及び製品
救済等の理由から、早急な対応・処置が求められ、特
に、海上(船上)が工事現場であるため、陸上と異な
り、部品・機器の調達が難しい場合が多いが、本発明の
制御装置では、トラブル(故障)発生時に、緊急用制御
盤Hに置き換えることが出来て、(最低限の作動ではあ
るが)早急に円滑な対応が可能となる。
機器のトラブル(故障)が発生した場合、工期及び製品
救済等の理由から、早急な対応・処置が求められ、特
に、海上(船上)が工事現場であるため、陸上と異な
り、部品・機器の調達が難しい場合が多いが、本発明の
制御装置では、トラブル(故障)発生時に、緊急用制御
盤Hに置き換えることが出来て、(最低限の作動ではあ
るが)早急に円滑な対応が可能となる。
【0020】さらに具体的に詳しく説明すると、図2に
示すように(図1から)置き換えることによって、トラ
ブル(故障)の原因を早急に確認出来ることとなる。な
お、本発明に於て、中央制御盤Aにトラブルが発生した
際とは、中央制御盤Aにトラブルが事実発生した場合及
びその箇所(中央制御盤A)にトラブルの原因があるか
も知れないと疑わしい場合を含むものとする。同様に、
中央制御盤A乃至信号伝達系等にトラブルが発生した際
とは、中央制御盤A又は信号伝達系等にトラブルが事実
発生した場合及びその箇所(中央制御盤A又は信号伝達
系等)にトラブルの原因があるかも知れないと疑わしい
場合を含むものと定義する。
示すように(図1から)置き換えることによって、トラ
ブル(故障)の原因を早急に確認出来ることとなる。な
お、本発明に於て、中央制御盤Aにトラブルが発生した
際とは、中央制御盤Aにトラブルが事実発生した場合及
びその箇所(中央制御盤A)にトラブルの原因があるか
も知れないと疑わしい場合を含むものとする。同様に、
中央制御盤A乃至信号伝達系等にトラブルが発生した際
とは、中央制御盤A又は信号伝達系等にトラブルが事実
発生した場合及びその箇所(中央制御盤A又は信号伝達
系等)にトラブルの原因があるかも知れないと疑わしい
場合を含むものと定義する。
【0021】従って、図1から図2の接続状態に切換え
ても、故障が直らない場合は、油圧ユニット制御盤B,
キャタピラ6又は遠隔操作箱C等に原因があると予想さ
れるが、この油圧ユニット制御盤B,キャタピラ6,遠
隔操作箱C等は回路上も複雑ではなく、その原因究明及
び修理時間は、短縮出来る。
ても、故障が直らない場合は、油圧ユニット制御盤B,
キャタピラ6又は遠隔操作箱C等に原因があると予想さ
れるが、この油圧ユニット制御盤B,キャタピラ6,遠
隔操作箱C等は回路上も複雑ではなく、その原因究明及
び修理時間は、短縮出来る。
【0022】そして、緊急用制御盤Hは必要最小限の機
能しか有しないので、コンパクトであり、かつ、予備と
して中央制御盤Aをさらに1台船上に設けたり、その部
品の予備品を備えるよりも、コスト的に著しく節約出来
る。
能しか有しないので、コンパクトであり、かつ、予備と
して中央制御盤Aをさらに1台船上に設けたり、その部
品の予備品を備えるよりも、コスト的に著しく節約出来
る。
【0023】また、図1から図2の状態に切換えること
で、回路的・ソフト的に複雑である中央制御盤Aを無視
出来るため、遠方から専門職の人が修理に来るまでの
間、作業現場にいる専門職でない者でも、最低限の運転
が可能であり、(時間的に余裕が生ずるので)それらの
専門職でない者でも修理を行なうことも可能な場合もあ
る。
で、回路的・ソフト的に複雑である中央制御盤Aを無視
出来るため、遠方から専門職の人が修理に来るまでの
間、作業現場にいる専門職でない者でも、最低限の運転
が可能であり、(時間的に余裕が生ずるので)それらの
専門職でない者でも修理を行なうことも可能な場合もあ
る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、緊急用制御盤Hに早急
に置き換えて、(手動ではあるが)最低限のキャタピラ
6の運転を続行可能となり、一時的な応急手当が可能で
ある。その間に、中央制御盤Aのトラブル(故障)原因
の究明を迅速かつ確実に行ない得ることとなる。また、
緊急用制御盤Hは、安価かつコンパクト・簡素なもので
も十分である。
に置き換えて、(手動ではあるが)最低限のキャタピラ
6の運転を続行可能となり、一時的な応急手当が可能で
ある。その間に、中央制御盤Aのトラブル(故障)原因
の究明を迅速かつ確実に行ない得ることとなる。また、
緊急用制御盤Hは、安価かつコンパクト・簡素なもので
も十分である。
【図1】正常運転状態を示す、本発明の実施の一形態の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図2】故障発生状態を示す、本発明の実施の一形態の
回路構成図である。
回路構成図である。
【図3】作業船の一例を示す側面図である。
【図4】従来例を示す回路構成図である。
6 キャタピラ 11 第1(正規)ケーブル 12 第2(正規)ケーブル 13 第3(正規)ケーブル 21 第1余備ケーブル 22 第2余備ケーブル 23 第3余備ケーブル A 中央制御盤 C 遠隔操作箱 H 緊急用制御盤 Z 油圧ユニット B 油圧ユニット制御盤
Claims (2)
- 【請求項1】 海底ケーブル布設キャタピラを駆動する
油圧ユニットと、該油圧ユニットを制御する油圧ユニッ
ト制御盤と、該油圧ユニット制御盤に各種制御信号を出
力する中央制御盤と、該中央制御盤を手で遠隔操作する
遠隔操作箱とを、備えた船上の海底ケーブル布設キャタ
ピラの制御装置に於て、上記中央制御盤にトラブルが発
生した際に、該中央制御盤と置き換えて上記遠隔操作箱
からの信号にて上記油圧ユニット制御盤に、最低限の作
動のための制御信号を出力する緊急用制御盤を、上記船
上に具備したことを特徴とする海底ケーブル布設キャタ
ピラの制御装置。 - 【請求項2】 海底ケーブル布設キャタピラを駆動する
油圧ユニットと、該油圧ユニットを制御する油圧ユニッ
ト制御盤と、該油圧ユニット制御盤に各種制御信号を出
力する中央制御盤と、該中央制御盤を手で遠隔操作する
遠隔操作箱と、上記中央制御盤と上記油圧ユニット制御
盤・キャタピラ・遠隔操作箱とを夫々連結する中央制御
盤用コネクタ付き第1・第2・第3正規ケーブルとを、
備えた船上の海底ケーブル布設キャタピラの制御装置に
於て、上記中央制御盤乃至信号伝達系等にトラブルが発
生した際に、該中央制御盤と置き換えて上記遠隔操作箱
からの信号にて上記油圧ユニット制御盤に、最低限の作
動のための制御信号を出力する緊急用制御盤、及び、上
記第1・第2・第3正規ケーブルに代えて該緊急用制御
盤と上記油圧ユニット制御盤・キャタピラ・遠隔操作箱
とを夫々連結する緊急用コネクタ付き第1・第2・第3
余備ケーブルを、上記船上に具備したことを特徴とする
海底ケーブル布設キャタピラの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25598197A JPH1189038A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 海底ケーブル布設キャタピラの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25598197A JPH1189038A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 海底ケーブル布設キャタピラの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1189038A true JPH1189038A (ja) | 1999-03-30 |
Family
ID=17286258
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25598197A Pending JPH1189038A (ja) | 1997-09-03 | 1997-09-03 | 海底ケーブル布設キャタピラの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1189038A (ja) |
-
1997
- 1997-09-03 JP JP25598197A patent/JPH1189038A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4563212B2 (ja) | 電子連動システム及び試験装置と試験方法 | |
US6633800B1 (en) | Remote control system | |
JPH0495598A (ja) | 舶用推進機の遠隔制御装置 | |
KR102574936B1 (ko) | 증강현실 기반의 선박 원격 유지 보수 방법 | |
WO2012144669A2 (ko) | 해양 앵커링 윈치 시스템 및 이의 운영 방법 | |
JPH1189038A (ja) | 海底ケーブル布設キャタピラの制御装置 | |
CN105549472B (zh) | 一种锚泊定位系统及其控制方法 | |
JP2009018788A (ja) | 舶用制御装置及びその表示器 | |
JP2006290018A (ja) | 船用給電装置とその制御方法 | |
JP2002211478A (ja) | 係船索監視装置 | |
JP2000137514A (ja) | ロボット制御方法 | |
CN114488885B (zh) | 一种船舶甲板设备远程控制系统及方法 | |
JP3054085B2 (ja) | 操船ウインチ無線操縦装置 | |
EP4438495A1 (en) | Redundant control system for an air to air refuelling system | |
JP4042234B2 (ja) | Faネットワーク及びロボットコントローラ | |
CN115981190A (zh) | 一种基于无人船的rov布放回收装置远程控制方法及系统 | |
KR100381367B1 (ko) | 원격 통신제어시스템 | |
Brancart et al. | Monitoring and Control of a Tethered Deep Water Work Platform | |
JPH10167599A (ja) | エレベータの監視装置 | |
JPH102283A (ja) | ポンプ制御装置 | |
JPH0756601B2 (ja) | プラント制御装置 | |
KR19990009142U (ko) | 신호설비 상황 표시장치 | |
KR20030004532A (ko) | 선박의 용접작업을 위한 접지 케이블의 단선을 감지하는장치 | |
JPH0891725A (ja) | 保守用コンピュータ | |
JP2010215235A (ja) | 鉄道信号システム及び鉄道信号制御用の電子連動システム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040430 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060515 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060829 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |