JP5095174B2 - テープ接合装置、電子部品圧着装置、およびテープ接合方法 - Google Patents

テープ接合装置、電子部品圧着装置、およびテープ接合方法 Download PDF

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本発明は、次回ACFテープの始端部を現在ACFテープの終端部に精度良く接合することができるテープ接合装置、電子部品圧着装置、およびテープ接合方法に関する。
図11(a)−(d)に示すように、従来のテープ接合装置10は、テープ供給部から供給された現在ACFテープ1aを把持するクランプ部11と、クランプ部11の上流側に設けられ、クランプ部11により把持された現在ACFテープ1aの所望位置を切断する切断カッター12と、クランプ部11の上流側に設けられ、次回ACFテープ1bに空気を吹き付けることによって次回ACFテープ1bの反りを抑制するエアブロー8と、エアブロー8近傍に設けられ、エアブロー8からの空気によって反りを抑えられた次回ACFテープ1bの始端部を、現在ACFテープ1aの終端部に押圧して接合する接合部16と、を備えている。
すなわち、従来のテープ接合装置10においては、まず、テープ接合装置10のクランプ部11により、テープ供給部から供給された現在ACFテープ1aが把持される(図11(a)参照)。次に、クランプ部11の上流側に設けられた切断カッター12により、クランプ部11によって把持された現在ACFテープ1aの所望位置が切断される(図11(a)(b))。次に、テープ供給部により、次回ACFテープ1bが供給される(図11(c)参照)。次に、エアブロー8により、次回ACFテープ1bの始端部に空気が吹きかけられ、次回ACFテープ1bの始端部の反りが抑制される(図11(c)参照)。最後に、エアブロー8近傍に設けられた接合部16により、エアブロー8からの空気によって反りの抑えられた次回ACFテープ1bの始端部が、現在ACFテープ1aの終端部に押圧して接合される(図11(d)参照)。なお、現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1bの各々は、剥離紙3a,3bと粘着膜2a,2bとからなっている。
しかしながら、従来のテープ接合装置10において、エアブロー8から吹き付けられる空気によっては、次回ACFテープ1bの始端部の反りを十分に抑制することができない。また、エアブロー8から吹き付けられる空気によって、次回ACFテープ1bがばたついてしまうことがある。このため、接合部16によって、次回ACFテープ1bの始端部を、現在ACFテープ1aの終端部に精度良く接合することができない。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、次回テープ(次回ACFテープ)の始端部を現在テープ(現在ACFテープ)の終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回テープの始端部の反りを抑制することによって、接合部により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に精度良く接合することができるテープ接合装置、当該テープ接合装置を用いた電子部品圧着装置、および当該テープ接合装置を用いたテープ接合方法を提供することを目的とする。
本発明は、テープ供給部から順次供給される現在テープと次回テープとを接合するテープ接合装置において、テープ供給部から供給された現在テープを把持するクランプ部と、クランプ部の上流側に設けられ、クランプ部により把持された現在テープの所望位置を切断する切断部と、クランプ部の上流側に設けられ、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助機構と、接合補助機構近傍に設けられ、接合補助機構によって現在テープの終端部に対して重ね合わされ、かつ位置決めされた次回テープの始端部を、現在テープの終端部に押圧して接合する接合部と、を備えたことを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回テープの始端部の反りを抑制することができ、接合部により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に精度良く接合することができる。
本発明は、接合補助機構が、次回テープおよび現在テープ側に向かって開口する凹部溝を有することを特徴とするテープ接合装置である。
本発明は、接合補助機構の凹部溝が、次回テープおよび現在テープ側に向かって広がった略V字形状断面を有することを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、次回テープおよび現在テープを凹部溝内に容易に導くことができる。
本発明は、接合補助機構の凹部溝が、断面が矩形状の底部を有することを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、次回テープおよび現在テープを幅方向で規制することができ、次回テープの始端部を現在テープの始端部に精度良く位置決めすることができる。
本発明は、接合補助機構の凹部溝の底部が、その幅が可変となることを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、電子部品圧着装置において幅の異なる様々なテープ(現在テープおよび次回テープ)を用いる場合でも、接合補助機構を交換することなく、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることができる。
本発明は、接合補助機構が、切断部と一体で駆動されることを特徴とするテープ接合装置である。
本発明は、接合補助機構の凹部溝が、次回テープおよび現在テープ側と反対側に向かって段階的に幅が狭くなった多段型断面を有することを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、電子部品圧着装置において幅の異なる様々なテープ(現在テープおよび次回テープ)を用いる場合でも、接合補助機構を交換することなく、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることができる。
本発明は、接合補助機構が、次回テープおよび現在テープの幅方向に移動可能であるとともに、次回テープおよび現在テープを幅方向から支持する複数の凹部溝を有し、各凹部溝は異なる幅を有することを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、電子部品圧着装置において幅の異なる様々なテープ(現在テープおよび次回テープ)を用いる場合でも、接合補助機構を交換することなく、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることができる。
本発明は、接合補助機構の各凹部溝が、次回テープおよび現在テープ側に向かって広がった略V字形状断面を有することを特徴とするテープ接合装置である。
このような構成により、次回テープおよび現在テープを凹部溝内に容易に導くことができる。
本発明は、基板を支持する基板ステージと、基板ステージの上流側に配置され、粘着膜と剥離紙とからなる現在テープおよび次回テープを順次供給するテープ供給部と、基板ステージとテープ供給部との間に配置された上述のテープ接合装置と、基板ステージに対向して配置され、基板上に供給された現在テープの剥離紙を押圧し、基板に粘着膜を圧着させる加圧部と、基板ステージの下流側に配置され、現在テープの剥離紙を巻き取るテープ巻取部と、を備えたことを特徴とする電子部品圧着装置である。
このような構成により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回テープの始端部の反りを抑制することができ、接合部により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に精度良く接合することができる。
本発明は、テープ供給部により、現在テープを供給する現在テープ供給工程と、クランプ部により、テープ供給部から供給された現在テープを把持するクランプ工程と、クランプ部の上流側に設けられた切断部により、クランプ部によって把持された現在テープの所望位置を切断する切断工程と、テープ供給部により、次回テープを供給する次回テープ供給工程と、クランプ部の上流側に設けられた接合補助機構により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助工程と、接合補助機構近傍に設けられた接合部により、接合補助機構によって現在テープの終端部に対して重ね合わされ、かつ位置決めされた次回テープの始端部を、現在テープの終端部に押圧して接合する接合工程と、を備えたことを特徴とするテープ接合方法である。
このような構成により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回テープの始端部の反りを抑制することができ、接合部により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に精度良く接合することができる。
本発明によれば、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助機構を用いることによって、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回テープの始端部の反りを抑制することができる。このため、接合部により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に精度良く接合することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係る電子部品圧着装置および電子部品圧着方法の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1(a)(b)乃至図7は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
図1(a)(b)および図3(a)−(d)に示すように、電子部品圧着装置は、基板9を支持する基板ステージ51と、基板ステージ51の上流側に配置され、粘着膜2aと剥離紙3aとからなる現在ACFテープ(現在テープ)1aと、粘着膜2bと剥離紙3bとからなる次回ACFテープ(次回テープ)1bを順次供給するテープ供給部20と、基板ステージ51とテープ供給部20との間に配置され、現在ACFテープ1aの終端部と次回ACFテープ1bの始端部とを接合するテープ接合装置10と、基板ステージ51に対向して配置され、基板9上に供給された現在ACFテープ1aの剥離紙3aを押圧し、基板9に粘着膜2aを圧着させる加圧部53と、基板ステージ51の下流側に配置され、現在ACFテープ1aの剥離紙3aを巻き取るテープ巻取部30と、を備えている。
なお、図3(a)−(d)は、テープ接合装置10の縦断面図であり、接合補助機構60について言えば、図2のIII−III線で切断したものに相当する。また、上流側および下流側とは、ACFテープ(現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1b)の流れに対して上流側および下流側であることを意味する。
ところで、現在ACFテープ1aとは、その粘着膜2aが加圧部53によって基板9に圧着されている(または、既に圧着された)ACFテープのことを意味し、次回ACFテープ1bとは、現在ACFテープ1aに次いでその粘着膜2bが加圧部53によって基板9に圧着されるACFテープのことを意味する。従って、ACFテープの粘着膜が未だ基板9に圧着され始めていない場合には、当該ACFテープは次回ACFテープ1bであり、ACFテープの粘着膜が基板9に圧着される段階に入ると、当該ACFテープは現在ACFテープ1aとなる。
また、図3(a)−(d)に示すように、テープ接合装置10は、テープ供給部20から供給された現在ACFテープ1aを把持するクランプ部11と、クランプ部11の上流側に設けられ、クランプ部11により把持された現在ACFテープ1aの所望位置を切断する切断カッター(切断部)12と、クランプ部11の上流側に設けられ、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回ACFテープ1bの始端部の幅方向位置を現在ACFテープ1aの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助機構60と、接合補助機構60近傍に設けられ、接合補助機構60によって現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わされ、かつ位置決めされた次回ACFテープ1bの始端部を、現在ACFテープ1aの終端部に押圧して接合する接合部16と、を備えている。
なお、接合部16は、図3(a)−(d)に示すように、現在ACFテープ1aの終端部と次回ACFテープ1bの始端部を、支持台19に対して押圧することによって、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に押圧して接合する。また、この支持台19には開口溝17が設けられ、当該開口溝17内に切断カッター12および接合補助機構60が挿入可能になっている(図3(b)および(d)参照)。
このうち、接合補助機構60は、図2に示すように、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a側に向かって開口し、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a側に向かって広がった略V字形状断面を有する凹部溝61を有している。また、この凹部溝61は、断面が矩形状である底部61uを有している。
また、接合補助機構60は、切断カッター12と一体で駆動される。具体的には、図4に示すように、接合補助機構60と切断カッター12とは、連結体5を介して連結固定されている。そして、この連結体5は、連結体5を支持台19(図3(a)−(d)参照)に向かって移動させる法線方向駆動装置6に連結されている。また、この法線方向駆動装置6は、法線方向駆動装置6を支持台19の面方向(現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1bの幅方向)に移動させる面方向駆動装置7に連結されている。
また、図1(a)(b)に示すように、基板ステージ51の上流側(図1(a)(b)の左側)には、現在ACFテープ1aの粘着膜2aを切断するハーフカッタ41と、当該ハーフカッタ41によって切断された粘着膜2aを剥離する剥離ヘッド42とを有する粘着膜部分剥離部40が配置されている。そして、この粘着膜部分剥離部40によって、現在ACFテープ1aの粘着膜2aが部分的に切断し剥離される。
また、図1(a)(b)に示すように、ハーフカッタ41および剥離ヘッド42の上方には、ハーフカッタ41によって現在ACFテープ1aの粘着膜2aを切断する際、および剥離ヘッド42によってハーフカッタ41によって切断された粘着膜2aを剥離する際に、現在ACFテープ1aを上方から吸着して保持する吸着ブロック45が設けられている。
また、図1(a)(b)に示すように、基板ステージ51の下流側(図1(a)(b)の右側)には、使用済み現在ACFテープ(剥離紙3a)をクランパ46aによって把持しつつ、下流側(図1(a)(b)の右側)に移動することによって、所定の長さの現在ACFテープ1aを基板9上に引き出す引出ユニット46が設けられている。
また、図1(a)(b)に示すように、テープ接合装置10とハーフカッタ41との間には、ガイド23に沿って上下方向に移動自在な供給側可動ローラ25と、テープ供給部20からの現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1bを折り返し供給可動ローラ25に供給する供給側固定ローラ29と、供給側可動ローラ25からの現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1bを受ける供給側固定ローラ26とが配置されている。また、同様に、引出ユニット46とテープ巻取部30との間には、巻取側固定ローラ36と、当該巻取側固定ローラ36からの剥離紙3aを受けるとともに、ガイド33に沿って上下方向に移動自在な巻取側可動ローラ35とが配置されている。
なお、供給側可動ローラ25には、支持ローラ(図示せず)を介して錘(図示せず)が連結されている。このため、供給側可動ローラ25には、当該錘によって上方への引っ張り力が加えられる。また、同様に、巻取側可動ローラ35には、支持ローラ(図示せず)を介して錘(図示せず)が連結されている。このため、巻取側可動ローラ35にも、当該錘によって上方への引っ張り力が加えられる。
また、図1(a)(b)に示すように、巻取側固定ローラ36と巻取側可動ローラ35との間には、剥離紙3a(使用済みACFテープ)を把持するクランプ機構39が設けられている。
また、図1(a)(b)に示すように、テープ供給部20は、現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1bを巻きつけて保持する供給リール22と、当該供給リール22を回転駆動する供給モータ21とを有している。また、テープ巻取部30は、現在ACFテープ1aの剥離紙3aを巻き取って保持する巻取リール32と、当該巻取リール32を回転駆動する巻取モータ31とを有している。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。
最初に、現在ACFテープ1aの粘着膜2aを基板9に圧着する電子部品圧着装置の作用について説明する。
まず、基板ステージ51によって、基板9が支持される(基板支持工程71)(図1(a)(b)および図5参照)。
次に、クランプ機構39により、使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)がクランプされる(図1(a)参照)。
次に、基板ステージ51の上流側に配置されたテープ供給部20によって、剥離紙3aと粘着膜2aとからなる現在ACFテープ1aが供給される(テープ供給工程73)(図1(a)および図5参照)。具体的には、テープ供給部20の供給モータ21が、供給リール22を図1(a)の矢印の方向に回転駆動し、現在ACFテープ1aが供給リール22から巻き出される。
このため、現在ACFテープ1aに弛みが生じ、供給側可動ローラ25に連結された錘の作用により供給側可動ローラ25が上昇する(図1(a)参照)。なお、供給側可動ローラ25が上昇して上限位置に到達すると、供給モータ21の回転駆動は停止する。
このとき、基板ステージ51の下流側に配置されたテープ巻取部30によって、加圧部53によって基板9に現在ACFテープ1aの粘着膜2aが既に圧着された、使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)が巻き取られる(テープ巻取工程83a)(図1(a)および図5参照)。
すなわち、テープ巻取部30の巻取モータ31が、巻取リール32を図1(a)の矢印の方向に回転駆動し、巻取リール32に使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)が巻き取られる。このため、使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)とクランプ機構39との距離が短くなり、巻取側可動ローラ35が、巻取側可動ローラ35に連結された錘(図示せず)の作用により上方向に付与されている引っ張り力に抗して下降する(図1(a)参照)。なお、巻取側可動ローラ35が下降して下限位置に到達すると、巻取モータ31の回転駆動は停止する。
次に、クランプ機構39が使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)のクランプを解除する(図1(b)参照)。
次に、加圧部53によって既に基板9に粘着膜2aが圧着された、使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)が、テープ供給部20とテープ巻取部30との間に配置された引出ユニット46によって把持されて、上流側から下流側(図1(b)の右側)へと移動する(テープ引出工程75)(図1(a)(b)および図5参照)。このことによって、現在ACFテープ1aが上流側から下流側へと移動し、所定長さの現在ACFテープ1aが基板9上に供給される。
具体的には、まず、引出ユニット46が、クランパ46aを開いた状態で引き出し待機位置(図1(a)参照)から、引き出す現在ACFテープ1aの長さに相当する距離だけ下流側から上流側(図1(a)の左側)に移動して引き出し開始位置(図1(b)参照)まで移動する。次に、引出ユニット46が、そのクランパ46aを閉じて使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)を把持する。次に、引き出しクランパ46aは、当該現在ACFテープ(剥離紙3a)を把持したまま、所定の引き出し長さ分に相当する距離だけX方向の正方向に移動して、待機位置へ戻る(図1(a)参照)。
このように、引出ユニット46によって現在ACFテープ1aを基板9上に引き出す際、現在ACFテープ1aの所定位置がハーフカッタ41の上方に到達したとき、ハーフカッタ41によって現在ACFテープ1aの粘着膜2aが切断される(ハーフカット工程77)(図1(b)および図5参照)。その後、現在ACFテープ1aのハーフカッタ41によって粘着膜2aが切断された箇所が、粘着膜部分剥離部40の上方に到達したときに、粘着膜部分剥離部40によって、当該箇所の粘着膜2aが剥離される(粘着膜剥離工程78)(図1(b)および図5参照)。このように、現在ACFテープ1aの粘着膜2aがハーフカッタ41によって切断されたり、粘着膜部分剥離部40によって剥離されたりするときには、吸着ブロック45がその都度作動し、現在ACFテープ1aは吸着ブロック45に吸着保持される。
なお、上述のように、現在ACFテープ1aが上流側から下流側へと移動するので、テープ供給部20の供給側可動ローラ25が、供給側可動ローラ25に連結された錘により上方向に付与されている引っ張り力に抗して下降する(図1(b)参照)。
このとき、加圧部53によって既に基板9に現在ACFテープ1aの粘着膜2aが圧着された、使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)には、弛みが生じる。このため、巻取側可動ローラ35に連結された錘によって、巻取側可動ローラ35が上昇する(図1(b)参照)。
次に、基板ステージ51に対向して配置された加圧部53が降下し、基板9上に供給された現在ACFテープ1aの剥離紙3aが押しつけられる。このため、現在ACFテープ1aの粘着膜2aが基板9に圧着される(圧着工程81)(図1(a)(b)および図5参照)。
次に、基板ステージ51の下流側に配置されたテープ巻取部30によって、加圧部53によって基板9に現在ACFテープ1aの粘着膜2aを圧着した後に残った剥離紙3aが巻き取られる(テープ巻取工程83)(図1(a)および図5参照)。
このテープ巻取工程83について、さらに詳述する。具体的には、まず、クランプ機構39により、現在ACFテープ1aがクランプされる(図1(a)参照)。
次に、テープ巻取部30の巻取モータ31が、巻取リール32を図1(a)の矢印の方向に回転駆動し、巻取リール32に使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)が巻き取られる。このため、使用済みの現在ACFテープ(剥離紙3a)とクランプ機構39との距離が短くなり、巻取側可動ローラ35が、巻取側可動ローラ35に連結された錘(図示せず)の作用により上方向に付与されている引っ張り力に抗して下降する(図1(a)参照)。
このとき、テープ供給部20の供給モータ21が、供給リール22を図1(a)の矢印の方向に回転駆動し、次に基板9に圧着されるACFテープが、供給リール22から巻き出される(テープ供給工程73a)(図1(a)および図5参照)。このため、当該ACFテープに弛みが生じて、供給側可動ローラ25に連結された錘(図示せず)の作用により供給側可動ローラ25が上昇する(図1(a)参照)。
以降は、上述した工程が繰り返し行われる。
上記のように、現在ACFテープ1aの粘着膜2aを基板9に圧着する工程を繰り返していくと、現在ACFテープ1aの粘着膜2aが無くなってしまう。このように、現在ACFテープ1aの粘着膜2aが無くなると、新しいACFテープ(次回ACFテープ1b)を現在ACFテープ1aに接合する必要がある。このように、次回ACFテープ1bを現在ACFテープ1aに接合する際に、以下に示すように、電子部品圧着装置のテープ接合装置10が用いられる。
以下、次回ACFテープ1bを現在ACFテープ1aに接合する作用について述べる。まず、テープ接合装置10のクランプ部11により、テープ供給部20から供給された現在ACFテープ1aが把持される(クランプ工程91)(図3(a)および図6参照)。
次に、クランプ部11の上流側に設けられ、作動位置WPにある切断カッター12により、クランプ部11によって把持された現在ACFテープ1aの所望位置が切断される(切断工程92)(図3(a)(b)、図4および図6参照)。このとき、法線方向駆動装置6によって、連結体5が支持台19方向に向かって駆動されることによって、切断カッター12により現在ACFテープ1aが切断される(図4参照)。
次に、テープ供給部20により、次回ACFテープ1bが供給される(次回ACFテープ供給工程93)(図3(c)および図6参照)。
次に、面方向駆動装置7によって、法線方向駆動装置6が支持台19の面方向(現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1bの幅方向)に向かって駆動され、切断カッター12が作動位置WPから移動させられるとともに、当該作動位置WPに、接合補助機構60が配置される(図3(b)(c)および図4参照)。
次に、法線方向駆動装置6によって、連結体5が支持台19方向に向かって駆動され、接合補助機構60により、次回ACFテープ1bの始端部が現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わされ、かつ次回ACFテープ1bの始端部の幅方向位置が現在ACFテープ1aの終端部の幅方向位置に対して位置決めされる(接合補助工程94)(図3(c)(d)および図6参照)。
このため、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回ACFテープ1bの始端部の反りを抑制することができる。
また、上述のように、接合補助機構60を切断カッター12と同じ作動位置WPに配置した上で、次回ACFテープ1bを現在ACFテープ1aに対して重ね合わるとともに、位置決めするため、テープ接合装置10の大きさをコンパクトにすることができる。
また、接合補助機構60を切断カッター12と同じ作動位置WPに配置するので、切断カッター12によって切断された現在ACFテープ1aの終端部に近い位置で、次回ACFテープ1bを現在ACFテープ1aに対して重ね合わせるとともに、位置決めすることができ、次回ACFテープ1bの反りを効率よく抑制することができる。
ここで、接合補助機構60は、図2に示すように、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a側に向かって広がった略V字形状断面を有する凹部溝61を有している。このため、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1aを凹部溝61内に容易に導くことができる。
また、この凹部溝61は、図2に示すように、底部61uを有するとともに、底部61uの断面が矩形状となっている。このため、当該底部61uにおいて、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1aを幅方向で規制することができ、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの始端部に精度良く位置決めすることができる。
次に、接合補助機構60によって現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わされ、かつ位置決めされた次回ACFテープ1bの始端部が、接合補助機構60近傍に設けられた接合部16により、現在ACFテープ1aの終端部に押圧され接合される(接合工程95)(図3(c)(d)および図6参照)。
上述のように、本実施の形態によると、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回ACFテープ1bの始端部の幅方向位置を現在ACFテープ1aの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助機構を用いることによって、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して精度良く位置決めするとともに、次回ACFテープ1bの始端部の反りを抑制することができる。このため、接合部16により、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に精度良く接合することができる。
上記実施の形態において、接合補助機構60が切断カッター12と一体で駆動される態様として、接合補助機構60と切断カッター12とが、連結体5を介して連結固定され、この連結体5が連結体5を支持台19に向かって移動させる法線方向駆動装置6に連結され、この法線方向駆動装置6が法線方向駆動装置6を支持台19の面方向に駆動する面方向駆動装置7に連結されている例を示した。しかしながら、これに限ることなく、接合補助機構60が切断カッター12と一体で駆動される態様としては、例えば図7に示すように、接合補助機構60と切断カッター12とが、連結体5aを介して連結固定され、この連結体5aは、回転軸Rを中心として揺動自在となり、かつ当該連結体5aを支持台19に向かって移動させる法線方向駆動装置6に連結されているものでもよい。
第2の実施の形態
次に図8(a)(b)により本発明の第2の実施の形態について説明する。図8(a)(b)に示す第2の実施の形態は、凹部溝61の底部61uの幅が可変となる接合補助機構60を用いたものであり、他は図1(a)(b)乃至図7に示す第1の実施の形態と略同一である。
図8(a)(b)に示す第2の実施の形態において、図1(a)(b)乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図8(a)(b)に示すように、接合補助機構60は、第一切欠き64aを有する第一接合補助ユニット60aと、当該第一接合補助ユニット60aにスライド可能に連結され、第一切欠き64aとともに矩形状の断面からなる底部61uを形成する第二切欠き64bを有する第二接合補助ユニット60bとを含んでいる。
このような接合補助機構60においては、第二接合補助ユニット60bを第一接合補助ユニット60aに対してスライドさせて、第一接合補助ユニット60aと第二接合補助ユニット60bとの間の距離を調整して、凹部溝61の底部61uの幅を調整することができる。
このため、電子部品圧着装置において幅の異なる様々なACFテープ(現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1b)を用いる場合でも、凹部溝61の底部61uの幅を調整することによって、接合補助機構60を交換することなく、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回ACFテープ1bの始端部の幅方向位置を現在ACFテープ1aの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることができる。
第3の実施の形態
次に図9により本発明の第3の実施の形態について説明する。図9に示す第3の実施の形態は、凹部溝61が次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a側と反対側に向かって段階的に幅が狭くなった多段型断面を有する接合補助機構60を用いたものであり、他は図1(a)(b)乃至図7に示す第1の実施の形態と略同一である。
図9に示す第3の実施の形態において、図1(a)(b)乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図9に示すように、接合補助機構60の凹部溝61は、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a側と反対側に向かって段階的に幅が狭くなった多段型断面を有している。
具体的には、図9に示すように、接合補助機構60の凹部溝61は、底部61u3と、底部61u3より幅が広い底部61u2と、底部61u2より幅が広い底部61u1とを有し、底部61u1、底部61u2および底部61u3は、底部61u1、底部61u2、底部61u3の順でACFテープ(現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1b)側に配置されている。これにより、凹部溝61は、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a側と反対側に向かって段階的に幅が狭くなった多段型断面を有することになる。
そして、幅の広いACFテープ(現在ACFテープ1aおよび次回ACFテープ1b)を用いる場合、底部61u1において当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする。また、幅が中程度のACFテープを用いる場合、底部61u2において当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする。さらに、幅の狭いACFテープを用いる場合、底部61u3において当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする。
このため、電子部品圧着装置において幅の異なる様々なACFテープを用いる場合でも、ACFテープの幅に応じて使用される底部61u1,61u2,61u3が自動的に決定される(例えば、幅の狭いACFテープを用いる場合には、底部61u1および底部61u2ではなく、底部61u3によって自動的に規制される)ため、接合補助機構60を交換することなく、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回ACFテープ1bの始端部の幅方向位置を現在ACFテープ1aの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることができる。
第4の実施の形態
次に図10により本発明の第2の実施の形態について説明する。図10に示す第4の実施の形態は、接合補助機構60が、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1aの幅方向(支持台19の面内方向)に移動可能となっており、かつ接合補助機構60が次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1aを幅方向から支持する複数の凹部溝61,62,63を有し、さらに各凹部溝61,62,63の底部61u,62u,63uの幅が異なるものであり、他は図1(a)(b)乃至図7に示す第1の実施の形態と略同一である。
図10に示す第4の実施の形態において、図1(a)(b)乃至図7に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
図10に示すように、接合補助機構60は、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1aの幅方向に移動可能であるとともに、次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1aを幅方向から支持する複数の凹部溝61,62,63を有している。そして、各凹部溝61の底部61u,62u,63uの幅は異なっている。
具体的には、図10に示すように、接合補助機構60は、幅の広いACFテープ(次回ACFテープ1bおよび現在ACFテープ1a)を用いる場合に、当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする底部61uを有する凹部溝61と、幅が中程度のACFテープを用いる場合に、当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする底部62uを有する凹部溝62と、幅の狭いACFテープを用いる場合に、当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする底部63uを有する凹部溝63とを有している。
そして、幅の広いACFテープを用いる場合、底部61uにおいて当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする。また、幅が中程度のACFテープを用いる場合に、底部62uにおいて当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする。さらに、幅の狭いACFテープを用いる場合に、底部63uにおいて当該ACFテープを幅方向で規制して位置決めする。このように、使用する凹部溝61,62,63を適宜選択するとき、接合補助機構60をACFテープの幅方向に移動させる。
このため、電子部品圧着装置において幅の異なる様々なACFテープを用いる場合でも、底部61u,62u,63uの幅が異なる凹部溝61,62,63を適宜選択することによって、接合補助機構60を交換することなく、次回ACFテープ1bの始端部を現在ACFテープ1aの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回ACFテープ1bの始端部の幅方向位置を現在ACFテープ1aの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることができる。
本発明による電子部品圧着装置の第1の実施の形態を示す構成図。 本発明による電子部品圧着装置の第1の実施の形態の接合補助機構を示す断面図。 本発明による電子部品圧着装置の第1の実施の形態のテープ接合装置を示す断面図。 本発明による電子部品圧着装置の第1の実施の形態において、切断カッターと接合補助機構との関係を示す構成図。 本発明による電子部品圧着方法の第1の実施の形態を示すフロー図。 本発明による電子部品圧着方法の第1の実施の形態におけるテープ接合方法を示すフロー図。 本発明による電子部品圧着装置の第1の実施の形態の変形例において、切断カッターと接合補助機構との関係を示す構成図。 本発明による電子部品圧着装置の第2の実施の形態の接合補助機構を示す断面図。 本発明による電子部品圧着装置の第3の実施の形態の接合補助機構を示す断面図。 本発明による電子部品圧着装置の第4の実施の形態の接合補助機構を示す断面図。 従来の電子部品圧着装置のテープ接合装置を示す断面図。
符号の説明
1a 現在ACFテープ
1b 次回ACFテープ
2a,2b 粘着膜
3a,3b 剥離紙
10 テープ接合装置
11 クランプ部
12 切断カッター(切断部)
16 接合部
20 テープ供給部
30 テープ巻取部
51 基板ステージ
53 加圧部
60 接合補助機構
61,62,63 凹部溝
61u,62u,63u 底部
91 クランプ工程
92 切断工程
93 次回ACFテープ供給工程
94 接合補助工程
95 接合工程

Claims (9)

  1. テープ供給部から順次供給される現在テープと次回テープとを接合するテープ接合装置において、
    テープ供給部から供給された現在テープを把持するクランプ部と、
    クランプ部の上流側に設けられ、クランプ部により把持された現在テープの所望位置を切断する切断部と、
    クランプ部の上流側に設けられ、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助機構と、
    接合補助機構近傍に設けられ、接合補助機構によって現在テープの終端部に対して重ね合わされ、かつ位置決めされた次回テープの始端部を、現在テープの終端部に押圧して接合する接合部と、
    を備え
    接合補助機構は、次回テープおよび現在テープ側に向かって開口する凹部溝を有し、
    接合補助機構の凹部溝は、次回テープおよび現在テープ側に向かって広がった略V字形状断面を有し、
    接合補助機構は、次回テープおよび現在テープの法線方向で移動可能となることを特徴とするテープ接合装置。
  2. 接合補助機構の凹部溝は、断面が矩形状の底部を有することを特徴とする請求項記載のテープ接合装置。
  3. 接合補助機構の凹部溝の底部は、その幅が可変となることを特徴とする請求項記載のテープ接合装置。
  4. 接合補助機構は、切断部と一体で駆動されることを特徴とする請求項1記載のテープ接合装置。
  5. 接合補助機構の凹部溝は、次回テープおよび現在テープ側と反対側に向かって段階的に幅が狭くなった多段型断面を有することを特徴とする請求項記載のテープ接合装置。
  6. 接合補助機構は、次回テープおよび現在テープの幅方向に移動可能であるとともに、次回テープおよび現在テープを幅方向から支持する複数の凹部溝を有し、
    各凹部溝は異なる幅を有することを特徴とする請求項1記載のテープ接合装置。
  7. 接合補助機構の各凹部溝は、次回テープおよび現在テープ側に向かって広がった略V字形状断面を有することを特徴とする請求項記載のテープ接合装置。
  8. 基板を支持する基板ステージと、
    基板ステージの上流側に配置され、粘着膜と剥離紙とからなる現在テープおよび次回テープを順次供給するテープ供給部と、
    基板ステージとテープ供給部との間に配置された請求項1記載のテープ接合装置と、
    基板ステージに対向して配置され、基板上に供給された現在テープの剥離紙を押圧し、基板に粘着膜を圧着させる加圧部と、
    基板ステージの下流側に配置され、現在テープの剥離紙を巻き取るテープ巻取部と、
    を備えたことを特徴とする電子部品圧着装置。
  9. テープ供給部により、現在テープを供給する現在テープ供給工程と、
    クランプ部により、テープ供給部から供給された現在テープを把持するクランプ工程と、
    クランプ部の上流側に設けられた切断部により、クランプ部によって把持された現在テープの所望位置を切断する切断工程と、
    テープ供給部により、次回テープを供給する次回テープ供給工程と、
    クランプ部の上流側に設けられた接合補助機構により、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めする接合補助工程と、
    接合補助機構近傍に設けられた接合部により、接合補助機構によって現在テープの終端部に対して重ね合わされ、かつ位置決めされた次回テープの始端部を、現在テープの終端部に押圧して接合する接合工程と、
    を備え、
    接合補助機構は、次回テープおよび現在テープ側に向かって開口する凹部溝を有し、
    接合補助機構の凹部溝は、次回テープおよび現在テープ側に向かって広がった略V字形状断面を有し、
    前記接合補助工程において、接合補助機構は、次回テープおよび現在テープの法線方向で、該次回テープおよび現在テープに向かって移動することで、次回テープの始端部を現在テープの終端部に対して重ね合わせ、かつ次回テープの始端部の幅方向位置を現在テープの終端部の幅方向位置に対して位置決めすることを特徴とするテープ接合方法。
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