JP5094633B2 - レンズ鏡筒及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルプリント基板が実装されるレンズ鏡筒及び撮像装置に関する。
従来、撮影状態ではない場合はレンズ群をカメラ本体に収納し、撮影状態の場合はレンズ群をカメラ本体から外側へ所定の位置まで繰り出すレンズ群繰り出し機構を備えた沈胴式レンズ鏡筒がある。また、複数のレンズ群を光軸方向へ移動させることで撮影レンズの焦点距離を変更可能としたズームレンズ鏡筒もある。更には、沈胴式レンズ鏡筒とズームレンズ鏡筒のどちらの機能も兼ね備えている沈胴式ズームレンズ鏡筒も存在する。
上記の機能を有するレンズ鏡筒の中には、電磁的な機構により駆動が可能な絞り或いはシャッタが、光軸方向へ移動されるレンズ群と一体となり光軸上を移動するように構成されたレンズ鏡筒がある。この場合、光軸方向へ移動する電磁駆動部(モータ等)と光軸方向へ移動しないカメラ本体の電源ターミナルとは、電気的に接続する必要がある。そのため、フレキシブルプリント基板を用いて電磁駆動部とカメラ本体の電源ターミナルとを接続している。電磁駆動部の変位に対してはフレキシブルプリント基板の屈曲を利用することで、電磁駆動部がいかなる位置に変位しようとも両者が常に電気的に接続されるように構成している。
更に、上述したレンズ鏡筒以外にも各種のレンズ鏡筒がある。即ち、絞りやシャッタを移動させる機構の他に、カメラの手振れを打ち消すようにレンズを光軸に垂直な面内で変位させるアクチュエータを備えた防振レンズ鏡筒がある。また、レンズ鏡筒内の温度を測定するセンサをレンズ鏡筒内の変位する光学群に一体に構成したレンズ鏡筒もある。この種のレンズ鏡筒においても、アクチュエータやセンサをカメラ本体のカメラターミナルに接続するためにフレキシブルプリント基板が用いられている。
ところで、近年は、ズームレンズの高倍率化に伴い複数の鏡筒部材からなる多段の沈胴式ズームレンズ鏡筒が多く用いられるようになってきている。また、上述したように部品同士をFPCにより電気的に接続する構造のレンズ鏡筒装着式のカメラでは、レンズ鏡筒の伸長状態から沈胴状態への作動に伴うフレキシブルプリント基板の撓みの量も大きくなってきている。従来の沈胴式ズームレンズ鏡筒の一例を下記に示す。
図11は、従来例に係る沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態でのフレキシブルプリント基板の配線(以後、這い回しと称する)を示す断面図である。
図11において、沈胴式ズームレンズ鏡筒は、レンズL1・1011、レンズL2・1012を保持する1群鏡筒1021と、レンズL3・1013を保持する2群鏡筒1022と、レンズL4・1014を保持する3群鏡筒1023を備えている。1群鏡筒1021、2群鏡筒1022、3群鏡筒1023は、沈胴式ズームレンズ鏡筒のズーム動作により光軸上を移動することが可能である。
1群鏡筒1021、2群鏡筒1022によりそれぞれ保持するレンズ群は、変倍系のレンズ群であり、3群鏡筒1023により保持するレンズ群は、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ群である。2群鏡筒1022は、シャッタユニット(不図示)を備えている。シャッタユニットへの給電は、ターミナル(不図示)に接続したフレキシブルプリント基板(FPC)1031を介して行う。
図11に示す沈胴式ズームレンズ鏡筒は撮影待機状態であり、1群鏡筒1021、2群鏡筒1022は収納状態となっている。撮影待機状態におけるFPC1031の這い回しを簡単に説明する。FPC1031は、2群鏡筒1022内のシャッタユニット(不図示)から2群鏡筒1022と直進筒1032の間を通り、CCDホルダ1033の切り欠きから固定カム筒1034と移動カム筒1035の間を通る。更に、FPC1031は、固定カム筒1034とドライブリング1036と固定筒1037の排出穴から鏡筒外部へ導き出される。
1群鏡筒1021、2群鏡筒1022は、それぞれ、移動カム筒1035に形成されているカムに係合するカムピンを備えている。沈胴式ズームレンズ鏡筒が装着されたカメラのズーム動作が開始されると、1群鏡筒1021、2群鏡筒1022は、移動カム筒1035の回転動作により光軸方向に移動を開始する。
近年の沈胴式ズームレンズ鏡筒は、2群鏡筒1022の光軸方向の移動量が大きいため、それに伴いFPC1031の長さも長くなっている。そのため、沈胴式ズームレンズ鏡筒における上述した従来のFPC1031の這い回しの構成では、長く(大きく)なったFPC1031の撓みを吸収しきれないという問題が生じている。
そこで、上記の問題に対して以下のフレキシブル基板収納構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。フレキシブル基板収納構造は、一端が、固定部材の電気接続部に接続され、他端が、固定部材に対し伸縮移動可能で且つ短縮状態にて固定部材に対し伸縮方向に直交する方向に位置する移動部材の電気接続部に接続される。そして、移動部材の伸縮移動に伴い伸屈可能である。
フレキシブル基板収納構造において、固定部材及び移動部材に、フレキシブル基板の屈曲ガイドとなり、移動部材の伸縮移動に伴って伸縮方向に相対移動する基板ガイド部を設ける。移動部材が短縮状態にあるときに、フレキシブル基板を固定部材及び移動部材の基板ガイド部により固定部材と移動部材との間のスペース内で上記直交する方向に3重以上の重畳状態となるように曲げ畳ませる。これにより、従来の構造に部品点数を追加させることなく、移動部材の伸縮移動量の増加に伴い大きくなったフレキシブル基板の必要収納量を充分に確保する。
特開2001−264609号公報
しかしながら、上記の特許文献1に記載の方法では、フレキシブル基板を固定部材及び移動部材の基板ガイド部により固定部材と移動部材との間のスペース内で上記直交する方向に3重以上の重畳状態となるように曲げ畳ませる構造となっている。そのため、移動部材が移動するに伴い、移動部材とフレキシブル基板との摺動に伴う摩擦によりフレキシブル基板が断線してしまうおそれがあった。
本発明の目的は、部品点数を増加させず且つ機構を複雑化させず、更に断線を起こすことなく、移動カム筒の伸縮移動量の増加に伴い長く(大きく)構成されたフレキシブルプリント基板に対して必要な収納量を充分に確保可能としたレンズ鏡筒及び撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明は、撮像素子と、被写体の光学像を前記撮像素子に結像させるレンズを保持すると共に電気部品が配置される保持部材と、前記保持部材を光軸方向に移動させる移動カム筒、前記撮像素子を保持する基部に固定され、前記移動カム筒を光軸方向へ移動可能に前記移動カム筒のカムピンに係合するカム溝を有する固定カム筒、前記電気部品と前記固定カム筒の外部の制御手段とを電気的に接続するフレキシブルプリント基板と、を有するレンズ鏡筒であって、前記固定カム筒、前記フレキシブルプリント基板をガイドするガイド溝と、沈胴状態において前記ガイド溝によりガイドされた前記フレキシブルプリント基板の撓みを前記固定カム筒の外部に逃がす逃がし穴とを備え、前記逃がし穴は、前記レンズ鏡筒の周方向において前記ガイド溝よりも大きな幅を備え、前記逃がし穴は、光軸方向において前記撮像素子を保持する前記基部の側に幅が広がっていく形状であることを特徴とする。
本発明によれば、フレキシブルプリント基板の撓み固定カム筒の外部に逃がす逃がしレンズ鏡筒の周方向においてガイド溝よりも大きな幅を備え、逃がし穴は、光軸方向において撮像素子を保持する基部の側に幅が広がっていく形状である。これにより、部品点数を増加させず且つ機構を複雑化させず、更に断線を起こすことなく、移動カム筒の伸縮移動量の増加に伴い長く(大きく)構成されたフレキシブルプリント基板に対して必要な収納量を充分に確保することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態において例示する構成部品の寸法、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、本発明がそれらの例示に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒としての沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態の構成を示す断面図である。図2は、沈胴式ズームレンズ鏡筒のTELESCOPE(望遠撮影)状態の構成を示す断面図である。
図1、図2において、沈胴式ズームレンズ鏡筒は、被写体の光学像を撮像素子に結像させる1群レンズ、2群レンズ、3群レンズを有する3群レンズ構成となっており、1群鏡筒201、2群ユニット、3群鏡筒204を備えている。2群ユニットは、2群鏡筒202と、2群ホルダ203から構成されている。1群鏡筒201は、1群レンズ101、1群レンズ102を保持する。2群鏡筒202は、絞り・シャッタを備えている。2群ホルダ203は、2群レンズ103を保持する。3群鏡筒204は、3群レンズ104を保持する。
1群鏡筒201、2群ホルダ203、2群ユニット、3群鏡筒204は、撮像装置(不図示)に装着される沈胴式ズームレンズ鏡筒のズーム動作により光軸上を移動することが可能に構成されている。また、1群鏡筒201に保持される1群レンズ101、102と、2群ユニットの2群ホルダ203に保持される2群レンズ103は、変倍系のレンズ群である。3群鏡筒204に保持される3群レンズ104は、被写体にピントを合わせるためのフォーカスレンズ群である。
更に、沈胴式ズームレンズ鏡筒は、直進ガイド筒301、移動カム筒302、固定カム筒303、ドライブリング304、鏡筒カバー305、絞り・シャッタ・防振駆動用フレキシブルプリント基板306を備えている。移動カム筒302は、直進ガイド筒301の外側に同心状に配置されている。固定カム筒303は、移動カム筒302の外側に同心状に配置されている。ドライブリング304は、固定カム筒303の外側に同心状に配置されている。鏡筒カバー305は、ドライブリング304の外側に同心状に配置されている。各部の詳細は後述する。
次に、2群ユニットの構成について図3に基づき説明する。
図3は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の2群ユニットを被写体側から見た場合の構成を示す分解斜視図である。
図3において、2群ユニット(保持部材)は、上述したように、2群レンズ103を保持する2群ホルダ203と、絞り・シャッタを備える2群鏡筒202から構成されている。2群鏡筒202には、ステッピングモータ207(電気部品)、ステッピングモータ208(電気部品)、防振駆動用ボール209、コイル211が配置されている。ステッピングモータ207は、絞りの口径を変更するための駆動源である。ステッピングモータ208は、シャッタを駆動する駆動源である。
2群ホルダ203の外周部には、センサホルダ210が配置されている。2群ホルダ203は、防振用レンズホルダである。2群ホルダ203の動きに基づき、沈胴式ズームレンズ鏡筒が装着される撮像装置側で被写体のブレを補正することが可能である。2群ホルダ203は、2群鏡筒202の3箇所に配置されている防振駆動用ボール209の上に置かれており、3個の引っ張りバネ(不図示)により付勢されることで、2群鏡筒202に保持されている。沈胴式ズームレンズ鏡筒が装着される撮像装置側で被写体のブレを検出することで、2群ホルダ203を、2群鏡筒202の3箇所に配置されている防振駆動用ボール209の上をある一定の範囲で光軸と直交する方向に駆動することが可能となっている。
次に、防振機構について図3に基づき説明する。2群鏡筒202には、コイル211が2箇所に配置されている。また、2群ホルダ203には、2群鏡筒202の2箇所のコイルと光軸方向に対向する位置である2箇所にマグネット(不図示)が配置されている。また、2群ホルダ203の外周部に配置されたセンサホルダ210は、2群ホルダ203の2箇所のマグネットと光軸方向に対向する位置にホール素子(電気部品)(不図示)をそれぞれ備えている。
更に、センサホルダ210には、絞り・シャッタ・防振駆動用フレキシブルプリント基板(以後、絞り・シャッタ・防振FPC)306が配置されている。絞り・シャッタ・防振FPC306は、鏡筒内部の絞り・シャッタ・防振ユニットに含まれるステッピングモータ207、208及びホール素子(電気部品)と鏡筒外部のコントローラ(制御手段)(不図示)とを電気的に接続するためのFPCである。
絞り・シャッタ・防振FPC306は、2群ユニットから、CCDホルダ205、移動カム筒302、固定カム筒303の各々の少なくとも一部分に沿って配線されている。絞り・シャッタ・防振FPC306の配線(這い回し)の詳細は図9及び図10により後述する。絞り・シャッタ・防振FPC306における鏡筒内部の端部は、ステッピングモータ207、208及びホール素子に半田接合されている。センサホルダ210は、ホール素子の位置決めを行っている。
沈胴式ズームレンズ鏡筒においては、センサホルダ210、2群ホルダ203、2群鏡筒202をFPC抑え板206により2群ユニットとして一体化している。本構成により、2群ユニットは、絞り開口の変更とシャッタの開閉を行うと共に被写体のブレを補正する動作も行うのである。
次に、フォーカスレンズ群である3群レンズ104を保持する3群鏡筒204の駆動について説明する。
図4は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の3群鏡筒204の構成を示す斜視図である。
図4において、フォーカスレンズ群である3群レンズ104を保持する3群鏡筒204と、撮像素子であるCCD105(図1)を保持するCCDホルダユニットを図示している。CCDホルダユニットは、CCD105、CCD105を保持するCCDホルダ205から構成されている。CCD105は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の光軸方向において被写体側とは反対側の端部に配置され、結像された被写体の光学像を電気信号に変換する撮像を行う。フォーカスレンズユニットは、3群レンズ104、3群鏡筒204、ステッピングモータ501、リードスクリュー502、ナット503、ガイドバー504、引っ張りバネ505から構成されている。
3群鏡筒204は、被写体に対して合焦する機能を有する3群レンズ104を保持する。ステッピングモータ501は、3群鏡筒204を駆動する。リードスクリュー502は、ステッピングモータ501と一体に構成されており、3群鏡筒204を光軸と平行に移動させる。ナット503は、3群鏡筒204と係合しリードスクリュー502に螺合することで、リードスクリュー502の回転により3群鏡筒204の移動を可能にする。
ガイドバー504は、リードスクリュー502の回転により3群鏡筒204が光軸上を移動する際に、3群鏡筒204が光軸上を光軸と平行に移動できるようにガイドする。引っ張りバネ505は、3群鏡筒204を付勢するものであり、3群鏡筒204がリードスクリュー502の回転により光軸上を移動する際の光軸方向のガタを取り除く機能を有する。
ここで、ナット503をリードスクリュー502に螺合させた際にナット503がリードスクリュー502の回転と一緒に回転しないようにするために、ナット503にはU字の溝形状部(不図示)が形成されている。ナット503のU字の溝形状部が、3群鏡筒204におけるナット503との係合部(軸形状部)(不図示)にはまり込むことで、ナット503がリードスクリュー502と一緒に回転するのを防止している。
また、上記駆動源(ステッピングモータ501)とガイドバー504は、CCDホルダ205に取り付けられている。これにより、駆動源の位置決めとガイドバー504の倒れを防止することで、3群鏡筒204を光軸方向に移動させる際の送り精度を確保することが可能となる。
また、3群鏡筒204を付勢する引っ張りバネ505は、3群鏡筒204とCCDホルダ205との間に取り付けられており、常に光軸方向においてCCD105側に付勢されている。
また、3群鏡筒204が光軸を移動する際にリードスクリュー502の回転により一緒に回転するのを防止する振れ止めは、CCDホルダ205と一体で構成されている。前記振れ止めと3群鏡筒204のU字の穴形状部(不図示)により、3群鏡筒204がリードスクリュー502の回転と一緒に回転するのを防止している。
また、CCDホルダ205には、3群鏡筒204の基準位置を検出するフォトインタラプタ506が装備されている。沈胴式ズームレンズ鏡筒が装着された撮像装置(不図示)では、電源が投入された際にフォトインタラプタ506の検出信号に基づき3群鏡筒204の位置情報を得る。更に、撮像装置では、フォトインタラプタ506により検出した3群鏡筒204の基準位置をリセット位置(沈胴待機位置)として、パルス数をカウントしながらステッピングモータ501を駆動することで、3群鏡筒204を繰り出す。これにより、被写体に対する合焦動作を行っている。
次に、変倍系のレンズ群(1群レンズ101、102)を保持する1群鏡筒201と、変倍系のレンズ群(2群レンズ103)を保持する2群ホルダ203及び2群鏡筒202からなる2群ユニットの駆動について説明する。
図5は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の外側のカバーを外した状態を示す構成図である。
図5において、沈胴式ズームレンズ鏡筒の外側のカバーを外した状態でのズームモータを含む駆動機構の構成を示している。沈胴式ズームレンズ鏡筒は、ズームモータ401、ギア列402、403、404、405、406、ドライブリング304を備えている。ズームモータ401で発生した力は、ズームモータ401からギア列402〜406を介して減速されながらドライブリング304へ伝達される。
ドライブリング304の外周部には、ギア列402〜406からの力の伝達を受けるためのギア形状部304cが形成されている。ズームモータ401からギア列402〜406及びギア形状部304cを介してドライブリング304へ力が伝達されることで、ドライブリング304は回転を開始する。
図1に示したように、ドライブリング304は、ドライブリング304の内側に配置されている固定カム筒303と、ドライブリング304の外側に配置されている鏡筒カバー305とによって光軸方向の振れを規制されている。これにより、ドライブリング304は、光軸方向へ移動することなく回転動作を行う。また、後述する図8に示すように、ドライブリング304の内周部には、内周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に光軸方向へ延びる直進キー溝304aが形成されている。
図6は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の固定カム筒303の内周部の形状を示す内側展開図である。
図6において、ドライブリング304(図1)の内側に配置された固定カム筒303の内周部には、内周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、同じ形状で且つ溝形状であるカム溝303aが形成されている。固定カム筒303のカム溝303a(カム)は、移動カム筒302を介して、2群鏡筒202及び2群ホルダ203からなる2群ユニット(保持部材)を光軸方向に移動させる機能を有する。また、固定カム筒303には、周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、同じ形状で且つ内周部と外周部を貫通する穴形状である貫通カム穴303bが形成されている。
ドライブリング304の内周部と固定カム筒303の外周部は嵌合状態となっている。これにより、ドライブリング304にズームモータ401からの力が伝達された際にも、ドライブリング304は周方向にガタつくことなく回転することが可能である。また、固定カム筒303は、CCDホルダ205(レンズ鏡筒の基部)に対してネジ(不図示)により締結(固定)されているため、ドライブリング304と同様にズームモータ401の駆動時でも光軸方向へ移動することはない。
更に、固定カム筒303のカム溝303aと貫通カム穴303bについて説明する。上述したように、固定カム筒303のカム溝303aは、同じ形状の3個が固定カム筒303の内周部の内周方向に120度の等間隔で形成されている。また、固定カム筒303の貫通カム穴303bも、カム溝303aと同様に、同じ形状の3個が固定カム筒303の周方向に120度の等間隔で形成されている。固定カム筒303の貫通カム穴303bは、カム溝303aと同じ軌跡を形成している。
図7は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の移動カム筒302の内周部の形状を示す内側展開図である。図8は、沈胴式ズームレンズ鏡筒の絞り・シャッタ・防振FPC306が実装される移動カム筒302、固定カム筒303、ドライブリング304、鏡筒カバー305の構成を示す分解斜視図である。
図7、図8において、固定カム筒303(図1)の内側には、1群鏡筒201と2群鏡筒202を光軸方向に駆動(移動)するための移動カム筒302が配置されている。移動カム筒302の内周部には、内周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、1群鏡筒201を光軸方向に駆動(移動)するためのカム302aと、2群鏡筒202を光軸方向に駆動するためのカム302bがそれぞれ形成されている。
移動カム筒302の外周部には、外周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、駆動ピン302dが一体で形成されている。移動カム筒302の駆動ピン302dは、固定カム筒303の貫通カム穴303b(図6)を通り、ドライブリング304の内周部とオーバーラップする位置にまで出てきており、ドライブリング304の内周部に形成された直進キー溝304aと係合する。
また、移動カム筒302の外周部には、外周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、カムピン302cが一体で形成されている。移動カム筒302のカムピン302cは、固定カム筒303のカム溝303a(図6)に係合することで、移動カム筒302を光軸方向へ移動可能としている。
ドライブリング304が、ズームモータ401から減速系ギア列402〜406(図5)を介して伝達される駆動力により回転を開始すると、移動カム筒302も回転を開始する。即ち、ドライブリング304の内周部に形成された直進キー溝304aと移動カム筒302の外周部に形成された駆動用ピン302dとが係合しているため、ドライブリング304の回転に従って移動カム筒302も回転を開始する。
移動カム筒302が回転を開始すると、移動カム筒302の駆動ピン302dは、移動カム筒302の外側に配置されている固定カム筒303の貫通カム303bに沿って回転する。これに伴い、移動カム筒302の外側に配置されているカムピン302cが、固定カム筒303のカム溝303aと係合しながら光軸方向に移動を開始する。
移動カム筒302の回転に伴い、1群鏡筒201と2群鏡筒202も光軸方向に移動を開始する。1群鏡筒201の外周部には、外周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、1群鏡筒201とは別構成(別体)で金属ピン(不図示)が配置されている。1群鏡筒201の外周部の3箇所に配置された金属ピンが、移動カム筒302の内周部の3箇所に等間隔で形成されているカム302aと係合することで、1群鏡筒201は光軸方向へ移動を開始する。
また、図1に示したように、1群鏡筒201が移動カム筒302と共に回転しないように、1群鏡筒201の内側に直進ガイド筒301が配置されている(図1の下方部分参照)。移動カム筒302が回転した際にも、直進ガイド筒301により、1群鏡筒201は回転しながら光軸方向を移動することなく光軸方向を直進移動するのである。2群ユニットについても同様である。
また、2群鏡筒202の外周部には、外周方向に120度ごとに間隔をおいた3箇所に、2群鏡筒202とは別構成(別体)で金属ピン(不図示)が配置されている。2群鏡筒202の外周部の3箇所に配置された金属ピンが、移動カム筒302の内周部の3箇所に等間隔で形成されているカム302bと係合することで、2群鏡筒202及び2群ホルダ203からなる2群ユニットは光軸方向へ移動を開始する。
また、図1に示したように、2群ユニットが移動カム筒302と共に回転しないように、2群ユニットの外側に、1群鏡筒201の直進をガイドしている直進ガイド筒301が配置されている。移動カム筒302が回転した際にも、1群鏡筒201の場合と同様に、直進ガイド筒301により、2群ユニットは回転しながら光軸方向を移動することなく光軸方向を直進移動するのである。
次に、沈胴式ズームレンズ鏡筒に実装されている絞り・シャッタ・防振FPC306と鏡筒外部の鏡筒FPCとの接続について図8に基づき説明する。
図8に示すように、固定カム筒303の側面部(周壁部)には、絞り・シャッタ・防振FPC306を挿通するためのFPC穴303eが形成されている。絞り・シャッタ・防振FPC306は、上述したように沈胴式ズームレンズ鏡筒内部のステッピングモータ207、208及びホール素子と鏡筒外部とを電気的に接続するためのFPCである。
ドライブリング304の側面部(周壁部)には、FPCスリット304bが形成されている。ドライブリング304のFPCスリット304bは、ドライブリング304が固定カム筒303に組み込まれた状態で、固定カム筒303のFPC穴303eと重なるように構成されている。ドライブリング304は回転するが、2群ホルダ203に一体となっている絞り・シャッタ・防振FPC306は回転しない。そのため、ドライブリング304のFPCスリット304bは円周方向へ延びた長穴形状に形成している。
鏡筒カバー305の側面部(周壁部)には、固定カム筒303のFPC穴303eと重なるように構成されたFPC穴305aが形成されている。
上述したように、固定カム筒303のFPC穴303e、ドライブリング304のFPCスリット304b、鏡筒カバー305のFPC穴305aは、それぞれが重なるように構成されている。本構成により、沈胴式ズームレンズ鏡筒の内側から、固定カム筒303のFPC穴303e、ドライブリング304のFPCスリット304b、鏡筒カバー305のFPC穴305aの順に、絞り・シャッタ・防振FPC306を挿通させる。これにより、図1に示すように絞り・シャッタ・防振FPC306を沈胴式ズームレンズ鏡筒の外側まで導きだすことができるのである。
次に、絞り・シャッタ・防振FPC306と、固定カム筒303のFPC穴303e、ドライブリング304のFPCスリット304b、鏡筒カバー305のFPC穴305aとの関係について、図1、図2、図8、図9、図10を参照しながら説明する。
図9は、沈胴式ズームレンズ鏡筒をTELESCOPE状態から沈胴状態とした際の絞り・シャッタ・防振FPC306に掛かる力の方向を示す断面図である。図10は、絞り・シャッタ・防振FPC306の這い回し状態及び絞り・シャッタ・防振FPC306に掛かる力の方向を示す断面図である。
沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態(図1)において、絞り・シャッタ・防振FPC306は、鏡筒内部の2群ユニットに配置されているステッピングモータ207、208及びホール素子から延長される。絞り・シャッタ・防振FPC306は、2群ユニットを構成する2群鏡筒202と直進ガイド筒301との隙間を通る。
更に、絞り・シャッタ・防振FPC306は、直進ガイド筒301の底面とCCDホルダ205との隙間を光軸と直交する方向に通り、移動カム筒302と固定カム筒303のFPCガイド溝303c(図9参照)の間を光軸方向に進む。尚、固定カム筒303のFPCガイド溝303c(ガイド溝)は、絞り・シャッタ・防振FPC306をガイドする機能を有する。
更に、絞り・シャッタ・防振FPC306は、固定カム筒303のFPC穴303e、ドライブリング304のFPCスリット304b、鏡筒カバー305のFPC穴305a(図8参照)を通り、鏡筒外部に導き出される。そして、絞り・シャッタ・防振FPC306は、鏡筒外部のFPCに設けられたコネクタ(不図示)に接続される。
この場合、固定カム筒303のFPCガイド溝303cは、絞り・シャッタ・防振FPC306が引っ掛かりなどなく鏡筒外部に導き出されるように、絞り・シャッタ・防振FPC306の幅に対して最低限のクリアランスを取る程度の幅に設定されている。これにより、絞り・シャッタ防振FPC306を引っ掛かりなく鏡筒外部に導き出すことを可能としている。
また、沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態では、鏡筒内部における絞り・シャッタ・防振FPC306の収納スペースが足りない。そのため、絞り・シャッタ・防振FPC306の鏡筒内部に収納しきれない分は固定カム筒303のFPC逃がし穴303dから鏡筒外部に逃がしている。固定カム筒303のFPC逃がし穴303dの形状については後述する。
沈胴式ズームレンズ鏡筒を沈胴状態(図1)から繰り出し動作を行うと、沈胴式ズームレンズ鏡筒はTELESCOPE状態(図2)となる。沈胴式ズームレンズ鏡筒はTELESCOPE状態において、2群鏡筒202及び2群ホルダ203からなる2群ユニットが最も繰り出される。
沈胴式ズームレンズ鏡筒のTELESCOPE状態(図2)において、絞り・シャッタ・防振FPC306は、鏡筒内部の2群ユニットに配置されているステッピングモータ207、208及びホール素子から延長される。絞り・シャッタ・防振FPC306は、2群ユニットを構成する2群鏡筒202と直進ガイド筒301との隙間を通る。
更に、絞り・シャッタ・防振FPC306は、固定カム筒303のFPC穴303e、ドライブリング304のFPCスリット304b、鏡筒カバー305のFPC穴305a(図8参照)を通り、鏡筒外部に導き出される。そして、絞り・シャッタ・防振FPC306は、鏡筒外部のFPCに設けられたコネクタ(不図示)に接続される。
TELESCOPE状態では、絞り・シャッタ・防振FPC306の長さが過不足ないように設定されている。そのため、TELESCOPE状態では、沈胴状態のように絞り・シャッタ・防振FPC306を固定カム筒303のFPC逃がし穴303dから鏡筒外部に逃がすことなく、絞り・シャッタ・防振FPC306を鏡筒外部に導き出すことができる。
次に、沈胴式ズームレンズ鏡筒がTELESCOPE状態から沈胴状態に至る時に絞り・シャッタ・防振FPC306がどのように動くかについて図9及び図10を用いて説明する。
上述したように、沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態では鏡筒内部における絞り・シャッタ・防振FPC306の収納スペースが足りない。そのため、絞り・シャッタ・防振FPC306の鏡筒内部に収納しきれない分は、固定カム筒303のFPC逃がし穴303dから鏡筒外部に逃がしている。絞り・シャッタ・防振FPC306を鏡筒外部に逃がす際に、絞り・シャッタ・防振FPC306に掛かる力の方向が図9の矢印Aの方向である。
沈胴式ズームレンズ鏡筒がTELESCOPE状態から沈胴状態になるに伴い、2群ユニットが繰り出し状態から繰り込み状態になることで鏡筒内部に繰り込まれてくる。これにより、絞り・シャッタ・防振FPC306は固定カム筒303のFPC逃がし穴303dから鏡筒外部に逃がされていく。
また、絞り・シャッタ・防振FPC306が鏡筒外部に逃がされる際に、沈胴式ズームレンズ鏡筒の駆動により、絞り・シャッタ・防振FPC306は図10の矢印Bの方向に振れながら鏡筒外部に逃がされることになる。
絞り・シャッタ・防振FPC306の上記振れを抑えるために、固定カム筒303には、絞り・シャッタ・防振FPC306をガイドするFPCガイド溝303cが形成されている。固定カム筒303のFPCガイド溝303cは、図10に示すように固定カム筒303のFPC穴303eから光軸方向のCCD側に配置されているFPC逃がし穴303dに向かって形成されている。
更に、固定カム筒303のFPCガイド溝303cは、絞り・シャッタ・防振FPC306の上記振れを極力抑えるために、絞り・シャッタ・防振FPC306の動きに引っ掛かりが生じない程度に幅を狭めて形成されている。また、固定カム筒303のFPCガイド溝303cの幅は、光軸方向に沿って一定の幅を保つように形成されている。
また、固定カム筒303のFPC逃がし穴303dは、図10に示すように固定カム筒303のFPCガイド溝303cの端部から光軸方向においてCCDホルダ側にFPCガイド溝303cよりも大きな幅を持って形成されている。即ち、固定カム筒303のFPC逃がし穴303dは、絞り・シャッタ・防振FPC306の配線方向に直交(交差)する方向においてFPCガイド溝303cよりも大きな幅を有する。
固定カム筒303のFPC逃がし穴303dを上記のような形状に形成することで、次のような作用効果がある。沈胴式ズームレンズ鏡筒を駆動した際に絞り・シャッタ・防振FPC306が図10の矢印Bの方向に振れた場合でも、絞り・シャッタ・防振FPC306が固定カム筒303のFPC逃がし穴303dに引っ掛かることを防止することが可能となるのである。
以上説明したように、本実施の形態によれば、沈胴式ズームレンズ鏡筒は以下の構成を備える。固定カム筒303は、2群ユニットから延長された絞り・シャッタ・防振駆動用FPC306をガイドするFPCガイド溝303c、絞り・シャッタ・防振駆動用FPC306を鏡筒外部に導き出すFPC逃がし穴303dを有する。FPC逃がし穴303dは、絞り・シャッタ・防振駆動用FPC306の配線方向に直交(交差)する方向においてFPCガイド溝303cよりも大きな幅を有する。
上記の構成により、絞り・シャッタ・防振FPC306が固定カム筒303のFPC逃がし穴303dに引っ掛かったり、移動カム筒302の移動時に摺動摩擦により断線したりすることを防止することが可能となる。従って、部品点数を増加させず且つ機構を複雑化させず、更に断線を起こすことなく、移動カム筒302の伸縮移動量の増加に伴い長く(大きく)構成された絞り・シャッタ・防振FPC306に対して必要な収納量を充分に確保することができる。
〔他の実施の形態〕
上記実施の形態では、固定カム筒303のFPC逃がし穴303dを、光軸方向において一定の幅を有する形状に形成した場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。固定カム筒303のFPC逃がし穴303dを、光軸方向においてCCDホルダ205の側に近づくに従い幅が広がっていく形状に形成する構成としてもよい。
上記実施の形態では、フレキシブルプリント基板により、鏡筒内部の絞り・シャッタ・防振ユニットと鏡筒外部のコントローラとの電気的接続を行う場合を例に挙げたが、これに限定されるものではない。フレキシブルプリント基板により、鏡筒内部に配設された温度測定用のセンサと鏡筒外部のコントローラとの電気的接続を行う場合にも適用することができる。更に、フレキシブルプリント基板により、鏡筒内部に配設された1群鏡筒駆動用のアクチュエータと鏡筒外部のコントローラとの電気的接続を行う場合にも適用することができる。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒としての沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態の構成を示す断面図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒のTELESCOPE状態の構成を示す断面図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒の2群ユニットを被写体側から見た場合の構成を示す分解斜視図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒の3群鏡筒の構成を示す斜視図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒の外側のカバーを外した状態を示す構成図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒の固定カム筒の内周部の形状を示す内側展開図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒の移動カム筒の内周部の形状を示す内側展開図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒の絞り・シャッタ・防振FPCが実装される移動カム筒、固定カム筒、ドライブリング、鏡筒カバーの構成を示す分解斜視図である。 沈胴式ズームレンズ鏡筒をTELESCOPE状態から沈胴状態とした場合の絞り・シャッタ・防振FPCに掛かる力の方向を示す断面図である。 絞り・シャッタ・防振FPCの這い回し状態及び絞り・シャッタ・防振FPCに掛かる力の方向を示す断面図である。 従来例に係る沈胴式ズームレンズ鏡筒の沈胴状態でのFPCの這い回しを示す断面図である。
符号の説明
101、102 1群レンズ
103 2群レンズ
104 3群レンズ
105 CCD
203 2群ホルダ
205 CCDホルダ
302 移動カム筒
303 固定カム筒
303a カム溝
303b 貫通カム穴
303c FPCガイド溝
303d FPC逃がし穴
303e FPC穴
306 絞り・シャッタ・防振駆動用FPC

Claims (3)

  1. 撮像素子と、
    被写体の光学像を前記撮像素子に結像させるレンズを保持すると共に電気部品が配置される保持部材と
    記保持部材を光軸方向に移動させる移動カム筒
    記撮像素子を保持する基部に固定され、前記移動カム筒を光軸方向へ移動可能に前記移動カム筒のカムピンに係合するカム溝を有する固定カム筒
    記電気部品と前記固定カム筒の外部の制御手段とを電気的に接続するフレキシブルプリント基板と、を有するレンズ鏡筒であって、
    前記固定カム筒、前記フレキシブルプリント基板をガイドするガイド溝と、沈胴状態において前記ガイド溝によりガイドされた前記フレキシブルプリント基板の撓みを前記固定カム筒の外部に逃がす逃がし穴とを備え
    前記逃がし穴は、前記レンズ鏡筒の周方向において前記ガイド溝よりも大きな幅を備え、
    前記逃がし穴は、光軸方向において前記撮像素子を保持する前記基部の側に幅が広がっていく形状であることを特徴とするレンズ鏡筒。
  2. 撮影状態において前記フレキシブルプリント基板は、前記逃がし穴の内部に収納されていることを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒を有する撮像装置。
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