JP5093802B2 - フォークリフト - Google Patents
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Description
複数の車輪101,102を備え、車台の前部111及び後部112が、胴部113を介
して一体に接合されている。また、マスト104に一対のフォーク105が取付けられ、
マスト104の下端を可動部材106が支持している。
続している。案内手段107は、案内レール117を前部111及び後部112にそれぞ
れ固定し、案内レール117に係合する滑子127を可動部材106の両端にそれぞれ固
定したものである。案内レール117は、図9(a)の矢印yで指した車幅方向に延びて
おり、図に表れていない駆動源により可動部材106は案内レール117に沿って移動す
る。これによりフォーク105が車幅方向に進退する。
ながら走行するには、隅部c,c’の間隔Lが、車台の前後方向の全長よりも長くなけれ
ばならない。しかしながら、倉庫の床面積は限られているので、倉庫の構内の通路を拡張
すると、その分、荷物を収容できるスペースが少なくなる。また、フォークリフト100
を小型化するために、その前後方向又は幅方向の寸法を短く設定すると、荷物が載せられ
たフォーク105を、マスト104の上限付近まで上昇させたとき、フォークリフト10
0が不安定になる惧れがある。
在に転換できるフォークリフトを提供することにある。
台の前後方向に直交する車幅方向にフォークを進退させるフォークリフトに係るものであ
って、前記車台の前部及び後部が分割され、これらの間で前記フォークを支持する支持体
に、前記車台の前部及び後部をそれぞれ車幅方向にスライド自在に接続し、前記車台の前
部及び後部を前記支持体に対して車幅方向にそれぞれ移動させる駆動手段を、前記車台に
設けたことを特徴とする。
記車台の前部及び後部に、前記車幅方向に延びる2条のラックをそれぞれ固定し、前記2
機の回転機のうち一方の回転機のピニオンを、前記車台の前部に固定したラックに噛み合
わせ、前記2機の回転機のうち他方の回転機のピニオンを、前記車台の後部に固定したラ
ックに噛み合わせたものである。
記車台の前後方向又は車幅方向に向ける前操舵手段と、前記車台の後部に設けられた複数
の車輪を、前記車台の前後方向又は車幅方向に向ける後操舵手段とを備え、前記前操舵手
段が前記車台の前部に設けられた複数の車輪を前記車台の車幅方向に向けた状態で、前記
駆動手段が前記車台の前部を車幅方向に移動させ、前記後操舵手段が前記車台の後部に設
けられた複数の車輪を前記車台の車幅方向に向けた状態で、前記駆動手段が前記車台の後
部を車幅方向に移動させることを特徴とする。
て車幅方向に移動させることにより、支持体を相対的に車幅方向へ移動させることができ
る。このため、当該フォークリフトを停止させた状態で、駆動手段が車台の前部及び後部
を上記のように移動させると、車台の前部及び後部は停止した状態を保ち、支持体が前部
及び後部に対して移動する。例えば、パレットの正面にフォークが対向するように、当該
フォークリフトを停止させ、フォークをパレットに向けて前進させると、同パレットにフ
ォークを差込むことができる。また、パレットを支持するフォークを後退させることによ
り、同パレットを車台上に移動させることができる。
たラックと共に車台の前部が、支持体に対して車幅方向に移動し、他方の回転機の出力軸
を回転させると、そのピニオンに噛み合わせられたラックと共に車台の後部が、支持体に
対して車幅方向に移動する。例えば、当該フォークリフトが通路を走行する場合、車台の
前部又は後部の何れかを移動させ、或いは、前部及び後部を互いに反対方向に移動できる
ので、当該フォークリフトの走行する向きを通路内で自在に転換することができる。従っ
て、当該フォークリフトの旋回するスペースを確保するために通路の不要な拡張をしなく
て済むので、倉庫に収容できるに荷物の数量を最大限に増やすことができる。
の車輪を車台の車幅方向に向けたとき、駆動手段が車台の前部を車幅方向に移動させる。
また、後操舵手段が車台の後部を支持する複数の車輪を車台の車幅方向に向けたとき、駆
動手段が車台の後部を車幅方向に移動させる。このため、車台の前部又は後部が移動する
過程で、当該フォークリフトの全体の向きを換えるような余計な力が発生することがない
。
,20を設け、一対のフォーク3を、前後方向に直交する車幅方向に進退させるフォーク
リフト4を示している。フォークリフト4は、互いに分割された前部1及び後部2を、そ
れぞれスライド手段5を介して支持体6に接続し、駆動手段7の動作により、図4に示す
ように、車台の前部1、後部2、及び支持体6を、相対的に車幅方向に移動させるもので
ある。
を参照する。車台の前部1及び後部2は説明の便宜による区別であり、フォークリフト4
の走行する方向を特定するものではない。また、「車台」はその前部1、後部2、及び支
持体6の総称である。
である。マスト61にはフォーク3が昇降自在に取付けられ、図に表れていない油圧シリ
ンダの動作に従いフォーク3が昇降する。スライド手段5は、前部1及び後部2に、車幅
方向に延びる案内レール51をそれぞれ固定し、案内レール51に係合する滑子52を、
支持体6の両端にそれぞれ固定したものである。この他、前部1及び後部2が支持体6に
対して車幅方向に移動するのを許容でき、且つフォーク3で支持した荷物の荷重を受止め
る強度を有する継手構造であれば、スライド手段5は何ら限定されるものではない。
2機の回転機8,9と、前部1及び後部2に取付けられ車幅方向に延びる2条のラック8
3,93とを備える。一方の回転機8のピニオン82は、前部1のラック83に噛み合わ
され、他方の回転機9のピニオン92は、後部2のラック93に噛み合わされている。2
機の回転機8,9、及び以下に述べる駆動源として、DC又はACモータを適用できるが
、これらのモータで油圧ポンプを回転させ、同ポンプで発生した油圧により回転する油圧
モータを適用しても良い。
向に転換できる2つの前操舵手段11と、車輪11の向きを前後方向又は車幅方向に転換
できる2つの後操舵手段12と、車輪10,20を減速機を介してそれぞれ駆動させる4
つの走行手段13と、制御装置14と、蓄電池等の給電手段15とを備える。
段13は、車輪20の車軸を片持ちするアーム131に、駆動源132の回転力を伝達す
る歯車等を収納したものである。更に、走行手段13は図に表れていない制動装置を備え
る。この制動装置は、駆動源132が停止しているとき車輪20を制動し、駆動源132
が起動するとき車輪20を解放する。後操舵手段12は、アーム131を鉛直軸(キング
ピン等)を支点に回転することにより、アーム131と共に車輪20の向きを換える駆動
源121を有する。前操舵手段11は、車輪10の操舵を担う点を除いて、後操舵手段1
2と同様のものである。また、車輪10,20の総数は限定されるものではない。
、又は記憶媒体に書き込まれたプログラムに基づいて機能するコンピューターを主体とす
る。前操舵手段11、後操舵手段12、及び走行手段13のそれぞれの駆動源121,1
32に給電手段15から供給される電流を制御装置14が制御することにより、フォーク
リフト4は、以下の動作を実現する。
た状態で、2機の回転機8,9がそれぞれの出力軸81,91を同方向へ同時に回転する
ことにより、前部1及び後部2に対して、支持体6を車幅方向へ移動させることができる
。例えば、図2に実線で示すパレット16の正面に、フォークリフト4が停止し、フォー
ク3をパレット16へ向けて前進させれば、図6に示すように、パレット16にフォーク
3を差込むことができる。パレット16を支持したフォーク3を上昇させた後、2機の回
転機8,9が同時に逆転することにより、図2に示すように、フォーク3を後退させ、パ
レット16を前部1と後部2との間に引込むことができる。
明する。フォークリフト4は、矢印x1で指した方向からクランク部17へ進入する。こ
の時点で、図2に示すようにフォーク3は後退し、2機の回転機8,9は停止している。
前部1が隅部cに接近したところで、フォークリフト4が停止する。前操舵手段11は前
部1の2つの車輪10を車幅方向に向け、前操舵手段11の制動装置が2つの車輪10を
解放する。
ニオン82に噛み合わされたラック83と共に、支持体6に対して矢印y1で指した方向
へ移動する。そして、前部1が側縁18に幅寄せされたところで、一方の回転機8が停止
する。このように前部1が移動する過程で、前部1の車輪10は車幅方向を向いているの
で、前部1は円滑に移動でき、後部2及び支持体6に余計な力が加わることがなく、フォ
ークリフト4の全体の向きが変化することがない。また、一方の回転機8が出力軸81を
回転するのと同時に、走行手段13が車輪10を駆動することにより、前部1を矢印y1
で指した方向へ積極的に走行させても良い。
11の制動装置が2つの車輪10を制動する。フォークリフト4は、図7(b)の矢印x
2で指した方向へ更に走行する。フォーク3又はパレット16が隅部cに接近したところ
で、フォークリフト4が停止する。後操舵手段12は、後部2の2つの車輪20を車幅方
向に向け、後操舵手段12の制動装置が2つの車輪20を解放する。
、前部1が図7(b)の位置で停止を保つので、一方の回転機8は、ピニオン82に噛み
合わされたラック83から反力を受け、ラック83に対して同図(c)の矢印y2で指し
た方向へ移動する。これにより、一方の回転機8と共に、後部2及び支持体6が前部1に
対して移動する。このように後部2及び支持体6が移動する過程で、後部2の車輪20は
車幅方向を向いているので、後部2及び支持体6は円滑に移動でき、前部1に余計な力が
加わることがなく、フォークリフト4の全体の向きが変化することはない。また、一方の
回転機8が出力軸81を回転するのと同時に、走行手段13が車輪20を駆動することに
より、後部2を矢印y2で指した方向へ積極的に走行させても良い。
ランク部17から抜け出すことができる。
て移動させ、或いは、前部1及び後部2を互いに反対方向へ移動させられるので、隅部c
,c’の間隔Lが、前後方向の全長よりも短くても、フォークリフト4は、通路のクラン
ク部17を通過することができる。従って、通路を不要に拡張しなくて済むので、倉庫に
収容できるに荷物の数量を最大限に増やすことができる。
、又は変形を加えた態様で実施できる。例えば、走行手段13は、車輪10のうち1以上
の車輪、又は車輪20のうち1以上の車輪を駆動できれば良い。
る技術である。
2:後部
3:フォーク
4:フォークリフト
5:スライド手段
6:支持体
8,9:回転機
10,20:車輪
11:前操舵手段
12:後操舵手段
81,91:出力軸
82,92:ピニオン
83,93:ラック
Claims (3)
- 車台の前部及び後部に、互いに前後方向に隔たる複数の車輪を設け、前記車台の前後方
向に直交する車幅方向にフォークを進退させるフォークリフトであって、
前記車台の前部及び後部が分割され、これらの間で前記フォークを支持する支持体に、
前記車台の前部及び後部をそれぞれ車幅方向にスライド自在に接続し、前記車台の前部及
び後部を前記支持体に対して車幅方向にそれぞれ移動させる駆動手段を、前記車台に設け
たことを特徴とするフォークリフト。 - 前記駆動手段は、前記支持体に、ピニオンを出力軸に設けた2機の回転機を取付け、前
記車台の前部及び後部に、前記車幅方向に延びる2条のラックをそれぞれ固定し、前記2
機の回転機のうち一方の回転機のピニオンを、前記車台の前部に固定したラックに噛み合
わせ、前記2機の回転機のうち他方の回転機のピニオンを、前記車台の後部に固定したラ
ックに噛み合わせたことを特徴とする請求項1に記載のフォークリフト。 - 前記車台の前部に設けられた複数の車輪を、前記車台の前後方向又は車幅方向に向ける
前操舵手段と、
前記車台の後部に設けられた複数の車輪を、前記車台の前後方向又は車幅方向に向ける
後操舵手段とを備え、
前記前操舵手段が前記車台の前部に設けられた複数の車輪を前記車台の車幅方向に向け
た状態で、前記駆動手段が前記車台の前部を車幅方向に移動させ、
前記後操舵手段が前記車台の後部に設けられた複数の車輪を前記車台の車幅方向に向け
た状態で、前記駆動手段が前記車台の後部を車幅方向に移動させることを特徴とする請求
項1又は2に記載のフォークリフト。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007185399A JP5093802B2 (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | フォークリフト |
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---|---|---|---|
JP2007185399A JP5093802B2 (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | フォークリフト |
Publications (2)
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---|---|
JP2009023737A JP2009023737A (ja) | 2009-02-05 |
JP5093802B2 true JP5093802B2 (ja) | 2012-12-12 |
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ID=40395925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007185399A Active JP5093802B2 (ja) | 2007-07-17 | 2007-07-17 | フォークリフト |
Country Status (1)
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Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5272278U (ja) * | 1975-11-25 | 1977-05-30 | ||
JPS5922894A (ja) * | 1982-07-24 | 1984-02-06 | 株式会社彦間製作所 | フオ−クリフト車 |
-
2007
- 2007-07-17 JP JP2007185399A patent/JP5093802B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009023737A (ja) | 2009-02-05 |
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