JP5093135B2 - Cod除去方法及びcod分解触媒充填塔 - Google Patents

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Description

本発明は、排水中に含まれているCOD成分及び次亜塩素酸塩を除去する方法及びその為に使用するCOD分解触媒充填塔に関するものである。
従来の難分解性COD含有排水の処理方法としては、特許文献1の第1図に示される様な難分解性CODを含む原水を、粒状二酸化マンガンが充填されている酸化層に供給して、難分解性CODを分解し、ドレンから抜出す方法が採用されている。
しかしながら、COD分解触媒として上記の粒状二酸化マンガンの様な、比重が重い固体触媒を使用する場合は、特に充填層の下部に分散板等を設置して、目詰まりを防止する方法を施す必要はない。
この様な触媒の触媒活性を上げる為には、その触媒面積を上げることになり、自ずと微粒子の状態で使用することになるが、その微粒子の状態で使用すると、操作性や取り扱い性が悪いので、工業的には、通常成形体として又は担体に担持して使用される。
特に、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持した触媒(以降、「イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒」と略記する)を使用すると、触媒活性が高く、且つ、劣化しにくく、更に、被処理液に難分解性CODが含まれていても触媒作用が衰えにくい事、特に食塩水中の次亜塩素酸塩の分解に対して触媒性能が高いこととされている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、この様な比重の軽い触媒を使用する場合は、COD分解触媒充填層から、上部分散板に移動して、上部分散板を閉塞して、COD含有排水が供給出来なくなり、CODの分解が中断すると言う課題を抱えていた。
特開平4−131187号公報(第1図) 特開平6−023375号公報(明細書段落番号0011、0052)
本発明は、上記のような従来の問題点を解決して、CODを長時間連続分解できる方法及びその方法が可能なCOD分解触媒充填塔を提供することを目的として完成されたものである。
上記の課題を解決するためになされた本発明は、上部分散板及び下部分散板で挟まれたイオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒層が存在する充填塔に、CODを含有する排水を流入させてCODを分解除去する方法において、上部分散板とCOD分解触媒層との間にデミスター又は濾過布を設置する、COD除去方法である。
その方法において、デミスターを使用する場合は、下部から、排水導入口、排水貯留部、下部分散板、ポールリング層、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒及びポールリング充填層、ポールリング層、デミスター、上部分散板、排水貯留部及び排水抜出口から構成されるCOD分解触媒充填塔を使用するCOD除去方法であり、そのCOD分解触媒充填塔をも本発明の範囲とする。
又、濾過布を使用する場合、下部から、排水導入口、排水貯留部、下部分散板、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒充填層(これ以降、「イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒充填層」を「イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒」と略記する)、空間部、濾過布、濾過布固定板、上部分散板、排水貯留部及び排水抜出口から構成されるCOD分解触媒充填塔を使用するCOD除去方法であり、そのCOD分解触媒充填塔をも本発明の範囲とする。
尚、本発明で使用するCOD含有排水としては、二塩化エチレン(これ以降、「二塩化エチレン」を「EDC」と略記する)の洗浄後の排水に、多量のCODの他に、多量の次亜塩素酸ソーダが混入しているアルカリ性の排水等が挙げられる。
又、濾過布の材質としては、COD含有排水に対して耐久性を有する材質であれば特に限定されないが、ポリエチレン製、ポリスチレン製及びポリ塩化ビニリデン合成繊維製などの高分子濾過布が耐久性以外に柔軟性を有しており好適である。
以下、本発明を図面に基いて詳細に説明する。
図1は、デミスターを使用する場合のCOD分解触媒充填塔の構造及びCOD除去方法を説明する図である。
COD分解触媒充填塔(1)では、下部から、排水導入管(2)からCOD含有排水を供給し、一旦、下部排水貯留部(3)を経由して、下部分散板(4)を通過させてから、下部ポールリング層(5)を経由してCOD分解触媒及びポールリング充填層(6)に供給し、COD分解触媒の作用によりCODを分解してCOD濃度を低減させ、COD濃度が低減されたCOD含有排水を上部ポールリング層(7)、デミスター(8)、上部分散板(9)、上部排水貯留部(10)を経て排水抜出管(11)から排水する。
COD分解触媒充填塔(1)の直径は排水の処理量によって異なるが、流速が12m/時間となるようなサイズとし、その他の下部排水貯留部(3)、下部分散板(4)、下部ポールリング層(5)、COD分解触媒及びポールリング充填層(6)、上部ポールリング層(7)、デミスター(8)、上部分散板(9)及び上部排水貯留部(10)の直径も通常はCOD分解触媒充填塔(1)の直径と同じとする。
COD含有排水中のCOD濃度は20〜50mg/Lであり、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒で酸化・分解された後でのCOD濃度は5〜10mg/Lとなる。
排水導入管(2)及び排水抜出管(11)の直径は、排水の供給速度及び抜出速度にもよるが、通常は1m/秒となるように設計し、その材質は、腐食防止の為、通常は例えばポリフッ化エチレン系樹脂で被覆した管あるいはチタン又は塩ビを使用する。
下部分散板(4)は、COD含有排水の供給をCOD分解触媒及びポールリング充填層(5)の一部に集中せずに、分散させて供給することを目的に設置され、例えば、直径400mm、厚さ10mmの円板に、中心に1点、直径100mmの円周部に8点、200mmの円周部に16点、及び300mmの円周部に24点、直径2mmの穴を開口させた円板などを使用する。その材質は、例えば、塩ビ、チタンの円板等を使用する。
下部ポールリング層(5)は、COD分解触媒が沈降して下部分散板(4)に閉塞することを防止する為に設置され、ポールリングは例えば直径40mm、長さ40mmの大きさのポールリングを使用する場合、このポールリング層の高さは、このポールリングが2個程の高さ+20mm程度の余裕、即ち、100mm程度に設定する。
ポールリングの材質は、腐食防止の為、ポリフッ化エチレン系樹脂製のポールリングを使用する。
但し、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を使用する場合、イオン交換膜の比重が軽いので、COD含有排水の上昇流により舞い上がり、上部分散板(9)を閉塞するのを防止する為に、COD分解触媒及びポールリング充填層(6)と上部分散板(9)との間に、上部ポールリング層(7)とデミスター(8)を設置する。
上部ポールリング層(7)で一部の上部に舞い上がったイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を捕捉し、この上部ポールリング層(7)を通過して上昇したイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒をデミスターで捕捉する。
デミスターは多孔性の網目構造を有するフィルター構造となっており、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を網目で捕捉して、デミスター表面上で分散させて、デミスター表面の全体が当該触媒で閉塞するのを防ぎ、長時間に渡って、COD含有排水の供給及びCODの分解・除去を可能とする。
図2は、濾過布を使用する場合のCOD分解触媒充填塔の構造及びCOD除去方法を説明する図である。
COD分解触媒充填塔(1)では、下部から、排水導入管(2)からCOD含有排水を供給し、一旦、下部排水貯留部(3)を経由して、下部分散板(4)を通過させてから、COD分解触媒充填層(12)に供給し、COD分解触媒の作用によりCODを分解してCOD濃度を低減させ、COD濃度が低減されたCOD含有排水を一旦、空間部(13)で供給し、そのCOD含有排水を濾過布固定板(15)に固定した濾過布(14)を経て上部分散板(9)及び上部排水貯留部(10)を経由して排水抜出管(11)から排水する。
COD分解触媒充填塔(1)の直径は、排水の処理量によって異なるが、流速が12m/時間となるようなサイズとし、その他の下部排水貯留部(3)、下部分散板(4)、COD分解触媒充填層(12)、空間部(13)、固定した濾過布(14)、濾過布固定板(15)、上部分散板(9)、及び、上部排水貯留部(10)の直径も通常は同じとする。
COD含有排水中のCOD濃度やイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒で酸化・分解された後でのCOD濃度は、上記のデミスターを使用した場合と同じである。
排水導入管(2)及び排水抜出管(11)の直径や材質も上記のデミスターを使用した場合と同じである。
下部分散板(4)の役割等は、上記のデミスターを使用した場合と同じである。
COD分解触媒としては、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を使用する。その理由は、上記のデミスターを使用した場合と同じである。
但し、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を使用する場合、イオン交換膜の比重が軽いので、COD含有排水の上昇流により舞い上がり、上部分散板(9)を閉塞するのを防止する為に、COD分解触媒層(12)と上部分散板(9)との間に、空間部(13)、固定した濾過布(14)及び濾過布固定板(15)を設置する。
COD分解触媒層(12)から舞い上がったイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒の空間部(13)で浮遊させて、一部を沈降させてCOD分解触媒層(12)へ戻し、空間部(13)から濾過布(14)まで達したイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒は、濾過布(14)が平面で平滑であり、平面であるイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を保持する力が弱く、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒が濾過布(14)から離れて閉塞しない。
従って、長時間に渡って、COD含有排水の供給及びCODの分解・除去を可能とする。
以上の説明からも明らかなように、本発明においては、COD分解触媒としてイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒の様な、比重の軽い触媒を使用しても、長時間に渡って、COD含有排水の供給及びCODの分解・除去を可能となり、合わせて、排水中の次亜塩素酸ソーダの分解・除去も可能となる。
デミスターを使用する場合のCOD分解触媒塔の構造を示す図である。 濾過布を使用する場合のCOD分解触媒塔の構造を示す図である。 実施例2で使用した濾過布固定板を示す図である。 比較例1で使用したCOD分解触媒塔の構造を示す図である。
以下、本発明を実施例により詳細に説明する。なお本発明は、これらの実施例のみに限定されるものではない。
実施例1
図1に示されるデミスターを使用するCOD分解触媒充填塔を使用して、EDC洗浄後の排水中の難分解性COD及び次亜塩素酸ナトリウムを連続運転で分解した。
COD分解充填塔(1)の直径を400mmとし、材質を全て塩ビ+FRP(繊維強化プラスチック)とした。
排水導入管(2)及び排水抜出管(11)は直径100mmとし、全てポリフッ化エチレン系樹脂で被覆した管とし、下部排水貯留部(3)及び上部排水貯留部(10)の高さを100mmとした。
下部分散板(4)として、直径560mm×厚さ10mmの耐熱塩ビ製円板を使用し、中心に1点、直径100mmの円周部に4点、200mmの円周部に8点、及び300mmの円周部に16点、直径5mmの穴を開口させた円板を使用した。
上部分散板(9)として、直径560mm×厚さ10mmの耐熱塩ビ製円板を使用し、中心に1点、直径100mmの円周部に8点、200mmの円周部に16点、及び300mmの円周部に32点、直径5mmの穴を開口させた円板を使用した。
ポールリングとして、直径40mm×長さ40mmのポリフッ化エチレン系樹脂製ポールリングを使用し、高さ100mmの下部ポールリング層(5)及び上部ポールリング層(5)に各々充填した。
COD分解触媒として、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を特開平6−23375号公報記載の実施例1の方法で製造した。
そのイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒19.5kgを上記のポールリングと共に、高さ700mmのCOD分解触媒及びポールリング充填層(6)に充填した。
デミスターとして、株式会社奥谷金網製作所製(品番:PPデミスターSK144)の直径400mm、厚さ100mmのデミスターを使用した。
CODが30mg/L、次亜塩素酸ナトリウムが2535mg/L含有されている排水を、1.5m/時間の流量でCOD分解触媒充填塔(1)の排水導入管(2)から供給し、COD分解触媒及びポールリング充填層(6)の温度を70〜80℃に調整し、COD分解充填塔(1)内の排水の滞在時間を5分間とした。
その結果、排水抜出管(11)から抜き出した排水を分析した結果、CODが8.6mg/Lに低減し、COD除去率が71%となり、又、次亜塩素酸ナトリウムが1684mg/Lに低減し、次亜塩素酸ナトリウムの除去率が34%であり、36日間の連続運転において、COD除去率及び次亜塩素酸ナトリウムの除去率が低下することがなかった。
又、36日の連続運転では上部分散板(9)の閉塞は起こらず、塔差圧の上昇は見られず、安定した流量で排水を流すことができた。
実施例2
図2に示される濾過布を使用するCOD分解触媒充填塔を使用して、EDC洗浄後の排水中の難分解性COD及び次亜塩素酸ナトリウムを連続運転で分解した。
COD分解充填塔(1)の直径を400mmとし、材質を全て塩ビ+FRP製とした。
排水導入管(2)及び排水抜出管(11)は直径100mmとし、全てポリフッ化エチレン系樹脂で被覆した管とし、下部排水貯留部(3)及び上部排水貯留部(10)の高さを100mmとした。
下部分散板(4)及び上部分散板(9)は実施例1と同じ仕様とした。
COD分解触媒として、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を特開平6−23375号公報記載の実施例1の方法で製造した。
そのイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒25.0kgを、高さ400mmのCOD分解触媒充填層(12)に充填した。
その上部に高さ590mmの空間部(13)を設け、その上に、濾過布として、厚さ0.93m、縦、1766μm、横、1766μmの目開きのポリ塩化ビニリデン合成繊維製濾過布(14:旭化成社製、品番:F−312)を設け、その上に厚さ10mmの濾過布固定板(15:図3参照)を設置した。
CODが30mg/L、次亜塩素酸ナトリウムが2535mg/L含有されている排水を、1.5m/時間の流量でCOD分解触媒充填塔(1)の排水導入管(2)から供給し、COD分解触媒充填層(12)の温度を70〜80℃に調整し、COD分解充填塔(1)内の排水の滞在時間を5分間とした。
その結果、排水抜出管(11)から抜き出した排水を分析した結果、CODが8.1mg/Lに低減し、COD除去率が73%となり、又、次亜塩素酸ナトリウムが1542mg/Lに低減し、次亜塩素酸ナトリウムの除去率が39%であり、22日間の連続運転において、COD除去率及び次亜塩素酸ナトリウムの除去率が低下することがなかった。
又、22日の連続運転では、上部分散板(9)の閉塞は起こらず、塔差圧の上昇は見られず、安定した流量で排水を流すことができた。
比較例1
デミスターや濾過布を使用しない図4のCOD分解触媒塔(1)を使用して、EDC洗浄後の排水中の難分解性COD及び次亜塩素酸ナトリウムを連続運転で分解した。
COD分解充填塔(1)の直径を400mmとし、材質を全て塩ビ+FRP製とした。
排水導入管(2)及び排水抜出管(11)は直径100mmとし、全てポリフッ化エチレン系樹脂で被覆した管とし、下部排水貯留部(3)及び上部排水貯留部(10)の高さを100mmとした。
下部分散板(4)及び上部分散板(9)は実施例1と同じ仕様とした。
ポールリングとして、直径40mm×長さ40mmの図4に示されるポリフッ化エチレン系樹脂製ポールリングを使用し、COD分解触媒として、イオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒を特開平6−23375号公報記載の実施例1の方法で製造した。
そのイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒19.5kgを上記のポールリングと共に、高さ700mmのCOD分解触媒及びポールリング充填層(6)に充填した。
CODが30mg/L、次亜塩素酸ナトリウムが2535mg/L含有されている排水を、1.5m/時間の流量でCOD分解触媒充填塔(1)の排水導入管(2)から供給し、COD分解触媒及びポールリング充填層(6)の温度を75℃に調整し、COD分解充填塔(1)内の排水の滞在時間を5分間とした。
その結果、上部分散板(9)の表面にイオン交換膜/過酸化ニッケル担持触媒が付着して閉塞し、数時間で塔差圧が上昇し安定した流量で排水を送液することが不可能となった。
本願発明のCOD除去方法及びCOD分解触媒充填塔は、CODを含む排水の処理方法として使用される。
1:COD分解触媒充填塔
2:排水導入管
3:下部排水貯留部
4:下部分散板
5:下部ポールリング層
6:COD分解触媒及びポールリング充填層
7:上部ポールリング層
8:デミスター
9:上部分散板
10:上部排水貯留部
11:排水抜出管
12:COD分解触媒充填層
13:空間部
14:濾過布
15:濾過布固定板

Claims (3)

  1. 上部分散板及び下部分散板で挟まれ、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒層が存在する充填塔に、CODを含有する排水を流入させてCODを分解除去する方法において、上部分散板とCOD分解触媒層との間にデミスターを設置し、下部から、排水導入口、排水貯留部、下部分散板、ポールリング層、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒及びポールリング充填層、ポールリング層、デミスター、上部分散板、排水貯留部並びに排水抜出口から構成されるCOD分解触媒充填塔を使用するか、又は、上部分散板とCOD分解触媒層との間に濾過布を設置し、下部から、排水導入口、排水貯留部、下部分散板、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒充填層、空間部、濾過布、濾過布固定板、上部分散板、排水貯留部及び排水抜出口から構成されるCOD分解触媒充填塔を使用するCOD除去方法。
  2. 下部から、排水導入口、排水貯留部、下部分散板、ポールリング層、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒及びポールリング充填層、ポールリング層、デミスター、上部分散板、排水貯留部並びに排水抜出口から構成され、請求項記載のCOD除去方法に使用するCOD分解触媒充填塔。
  3. 下部から、排水導入口、排水貯留部、下部分散板、イオン交換膜に過酸化ニッケルを担持したCOD分解触媒充填層、空間部、濾過布、濾過布固定板、上部分散板、排水貯留部及び排水抜出口から構成され、請求項記載のCOD除去方法に使用するCOD分解触媒充填塔。
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