JP5093025B2 - 通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラムに関し、より詳細には、IP(Internet Protocol)網を使用した通信サービスを提供する通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラムに関する。
IP(Internet Protocol)網を使用したIP電話サービスが広く普及するようになってきている。IP電話サービスにおいては、ユーザ側の電話機とIP網との間に、公衆交換電話網や他のIP電話網などの異なる網間との情報の送受信やプロトコル変換を行うための装置であるVoIP(Voice over Internet Protocol)ゲートウェイ装置を設置する。ユーザは、電話機をVoIPゲートウェイ装置に接続することで、通信業者が用意したIP網に接続してIP電話サービスを受けることが出来る。
IP電話サービスは、公衆電話網や専用線を用いた電話サービスに比べて、障害や通信品質の低下が発生する可能性が高い。しかし、そのような障害や品質低下が生じた場合であっても、IP電話サービスを提供する通信業者は、ユーザに対して継続して電話サービスを提供させなければならない。従って、障害や品質低下が生じた場合でも、継続してユーザにIP電話サービスを提供するために、障害を迂回する方法が複数提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献6参照)。
特開2002−113917号公報 特開2006−229303号公報 特開2006−033779号公報 特開2006−014071号公報 特開2006−216998号公報 特開2008−035420号公報
しかし、従来の方法では、VoIPゲートウェイ装置が接続しているネットワークを切り替えることによって、ネットワークに障害が発生した場合における障害の迂回を実現させていたが、この方法では、障害が発生した場合を考慮して、VoIPゲートウェイ装置が迂回路として別途1つ以上のネットワークに直接接続している必要があった。
すなわち、障害が迂回路に至る前の、VoIPゲートウェイ装置に非常に近い場所で発生した場合や、VoIPゲートウェイ装置が直接接続している全てのネットワークに障害が発生した場合には、かかる方法では障害を迂回できないという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、異なる通信方式に対応する端末を用いて、ゲートウェイ装置が当該端末の接続先のネットワークへ迂回させることで障害を迂回し、安定した通信を実現可能な、新規かつ改良された通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、第1の網に直接接続しているゲートウェイ装置と、ゲートウェイ装置と接続され、ゲートウェイ装置を介して第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末と、ゲートウェイ装置と接続され、ゲートウェイ装置を介して第1の網に対して通信する機能と、ゲートウェイ装置を介さずに第2の網に対して通信する機能とを備える第2の通信端末と、を備え、ゲートウェイ装置は、ゲートウェイ装置が直接接続している第1の網の障害発生を検知する障害発生検知部と、障害発生検知部が第1の網の障害発生を検知すると、第1の通信端末からの通信の呼を第2の通信端末へ迂回させる運用に切り替える運用切替部と、を含み、第2の通信端末は、障害発生検知部の第1の網の障害発生の検知に基づいて、第1の網から第2の網へ第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替える運用切替部を含む、通信システムが提供される。
かかる構成によれば、ゲートウェイ装置は第1の網に接続しており、第1の通信端末はゲートウェイ装置と接続され、ゲートウェイ装置を介して第1の網に対して通信する機能を備え、第2の通信端末はゲートウェイ装置と接続され、ゲートウェイ装置を介して第1の網に対して通信する機能と、ゲートウェイ装置を介さずに第2の網に対して通信する機能とを備える。また、ゲートウェイ装置において、障害発生検知部はゲートウェイ装置が接続している第1の網の障害発生を検知し、運用切替部は障害発生検知部が第1の網の障害発生を検知すると、第1の通信端末からの通信の呼を第2の通信端末へ迂回させるように運用を切り替える。そして、第2の通信端末において、運用切替部は障害発生検知部の第1の網の障害発生の検知に基づいて、第1の網から第2の網へ第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替える。その結果、通信網に障害が発生した場合であっても、障害を検知し、ゲートウェイ装置が接続していないネットワークへ通信の呼を迂回させることで障害を迂回し、安定した通信を実現することができる。
上記第2の通信端末は、第1の網から第2の網へ第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる際に、第2の網に適した通信方式に変換する通信方式変換部をさらに含んでいてもよい。
上記ゲートウェイ装置は、第1の通信端末からの通信の呼を受信すると、該受信時点の運用を運用切替部に問い合わせる問い合わせ部をさらに含んでいてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、直接接続している第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末並びに、第1の網および直接接続していない第2の網に対して通信する機能を備える第2の通信端末を収容するゲートウェイ装置であって、第1の網の障害発生を検知する障害発生検知部と、障害発生検知部が第1の網の障害発生を検知すると、第1の通信端末からの通信の呼を第2の通信端末に迂回させる運用に切り替えるとともに、障害発生検知部の第1の網の障害発生の検知に基づいて、第2の端末に対して第1の網から第2の網へ第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替えさせる運用切替部と、を含む、ゲートウェイ装置が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、直接接続している第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末並びに、第1の網および直接接続していない第2の網に対して通信する機能を備える第2の通信端末の通信を制御する通信方法であって、第1の網の障害発生を検知する障害発生検知ステップと、障害発生検知ステップで第1の網の障害発生を検知すると、第1の通信端末からの通信の呼を第2の通信端末に迂回させるとともに、障害発生検知ステップの第1の網の障害発生の検知に基づいて、第2の端末に対して第1の網から第2の網へ第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替えさせる運用切替ステップと、を含む、通信方法が提供される。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、直接接続している第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末並びに、第1の網および直接接続していない第2の網に対して通信する機能を備える第2の通信端末の通信を制御するコンピュータプログラムであって、コンピュータに、第1の網の障害発生を検知する障害発生検知ステップと、障害発生検知ステップで第1の網の障害発生を検知すると、第1の通信端末からの通信の呼を第2の通信端末に迂回させる運用に切り替えるとともに、障害発生検知ステップの第1の網の障害発生の検知に基づいて、第2の端末に対して第1の網から第2の網へ第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替えさせる運用切替ステップと、を実行させる、コンピュータプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、異なる通信方式に対応する端末を用いて、ゲートウェイ装置が当該端末の接続先のネットワークへ迂回させることで障害を迂回し、安定した通信を実現可能な、新規かつ改良された通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラムを提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態にかかる通信システムの構成について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の構成について説明する説明図である。以下、図1を用いて本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の構成について説明する。
本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1は、IP網10を用いてIP電話サービスをユーザに対して提供するものである。図1に示したように、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1は、VoIPゲートウェイ装置100と、発呼側端末150と、着呼側端末170と、を含んで構成される。
VoIPゲートウェイ装置100は、公衆交換電話網や他のIP電話網などの異なる網間との情報の送受信やプロトコル変換を行うための装置である。VoIPゲートウェイ装置100は、発呼側端末150を収容しており、IP網10およびPSTN(Public Switched Telephone Network;公衆交換電話網)20と接続されている。
発呼側端末150は、VoIPゲートウェイ装置100に接続されており、VoIPゲートウェイ装置100に対して発信の呼を送出することで、着呼側端末170との間でIP電話サービスまたは通常の電話サービスによる通話を行うものである。本実施形態では、発呼側端末150として、ボタン電話機150a、IP電話機150b、デュアル端末150cを図1に図示している。
ボタン電話機150aやIP電話機150bは、IP電話サービスによる通話機能を有している電話機である。本実施形態においては、ボタン電話機150aはPTSN20による通常の電話サービスおよびIP網10を用いたIP電話サービスの両方による通話機能を有しており、IP電話機150bはIP網10を用いたIP電話サービスのみによる通話機能を有している。デュアル端末150cは、VoIPゲートウェイ装置100に対して発信の呼を送出することでIP電話サービスによる通話機能を有しているとともに、携帯電話網30に対して発信の呼を送出することで他の端末や電話機と通話が可能になる機能を有している。通話機能の切り替えは、デュアル端末150cを操作することによって実行することができる。
VoIPゲートウェイ装置100と発呼側端末150との間の接続形態は、有線であってもよく、無線であってもよい。本実施形態においては、ボタン電話機150aおよびIP電話機150bはVoIPゲートウェイ装置100に有線で接続されており、デュアル端末150cはVoIPゲートウェイ装置100に無線で接続されている。
なお、本実施形態においては、着呼側端末170としてボタン電話機170a、IP電話機170b、携帯端末170cを図示している。ボタン電話機170aは、PSTN20に接続されている電話機であり、IP電話機170bはIP網10に接続されている電話機である。従って、図1には図示していないが、IP電話機170bとIP網10との間にはVoIPゲートウェイ装置を備えている。また、携帯端末170cは携帯電話網30を介してデュアル端末150cとの間で通話可能な端末である。
以上、図1を用いて本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の構成について説明した。なお、図1では、IP電話機150bとして通常の電話機の形態を図示していたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、IP電話機150bとして、IP電話機能を実行するコンピュータプログラムが記録されたパーソナルコンピュータ(PC)であってもよい。次に、本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100の構成について説明する。
図2は、本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100の構成について説明する説明図である。以下、図2を用いて本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100の構成について説明する。
図2に示したように、本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100は、障害検知部110と、運用切替部120と、モード問い合わせ部130と、を含んで構成される。
障害検知部110は、VoIPゲートウェイ装置100が接続しているIP網10の障害を検知するものである。障害検知部110でIP網10の障害を検知することで、後述する運用切替部120において、発呼側端末150からの発信の呼の送出先を切り替えることができる。障害検知部110によるIP網10の障害の検知方法としては、例えばIP網10との間で定期的に信号の授受を実行し、IP網10からの信号の未達によってIP網10に障害が発生したと判断してもよい。もちろん、この方法以外の方法によってIP網10の障害を検知してもよい。
運用切替部120は、IP網10に障害が発生したことを障害検知部110が検知すると、障害検知部110の検知に基づいて、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼を別の網に迂回させる機能を有するものである。本実施形態においては、IP網10に障害が発生したことを障害検知部110が検知すると、障害の発生を運用切替部120に通知する。そして、運用切替部120は、IP網10に障害が発生したことを障害検知部110が検知すると、ボタン電話機150aやIP電話機150bからの発信の呼を、デュアル端末150cを通して携帯電話網30に迂回させる機能を有している。以下、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼をそのままIP網10に送出する動作のことを「通常モード」とも称する。また、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼を携帯電話網30に迂回させる動作のことを「迂回モード」とも称することにする。
このようにVoIPゲートウェイ装置100を構成することで、IP網10の障害の発生を検知して、VoIPゲートウェイ装置100が収容しているボタン電話機150aやIP電話機150bからの発信を、デュアル端末150cを通して携帯電話網30に迂回させることができる。
以上、図2を用いて本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100の構成について説明した。次に、本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cの構成について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cの構成について説明する説明図である。以下、図3を用いて本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cの構成について説明する。
図3に示したように、本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cは、運用切替部152と、プロトコル変換部154と、を含んで構成される。
運用切替部152は、VoIPゲートウェイ装置100の障害検知部110において、IP網10に障害が発生したことを検知すると、障害検知部110の検知に基づいて、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼を携帯電話網30に迂回させる機能を有するものである。本実施形態においては、IP網10に障害が発生したことを障害検知部110が検知すると、運用切替部120から障害の発生を無線でデュアル端末150cに送信する。障害の発生の通知を受けたデュアル端末150cは、障害の発生の通知を運用切替部152に送る。障害の発生の通知を受け取った運用切替部152は、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼を、VoIPゲートウェイ装置100から受信し、携帯電話網30に対して送出するように運用を切り替える。
プロトコル変換部154は、VoIPゲートウェイ装置100とデュアル端末150cとの間の通信プロトコルと、携帯電話網30とデュアル端末150cとの間の通信プロトコルとが異なっている場合に、適切に通信プロトコルを変換するものである。例えば、IP電話用のプロトコルと、携帯電話網30との間の通話プロトコルとが異なっている場合には、呼をそのまま迂回させたのでは通信が正常に行えない場合がある。従って、かかる場合にはプロトコル変換部154において通信プロトコルを変換する。プロトコル変換部154において通信プロトコルを適切に変換することで、VoIPゲートウェイ装置100とデュアル端末150cとの間の通信プロトコルと、携帯電話網30とデュアル端末150cとの間の通信プロトコルとが異なっている場合であっても、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼を、VoIPゲートウェイ装置100から受信し、携帯電話網30に対して送出して、迂回モードにおける発呼側端末150と着呼側端末170との間の通話を可能にする。
このようにデュアル端末150cを構成することで、IP網10に障害が発生した場合に、発呼側端末150からの発信の呼を、VoIPゲートウェイ装置100から受信し、携帯電話網30に迂回させることができるので、障害を迂回して、継続した通話を実行することができる。
以上、本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cの構成について説明した。次に、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作について説明する。
まず、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作の概要について図面を用いて説明する。図4および図5は、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作の概要について説明する説明図である。以下、図4および図5を用いて本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作の概要について説明する。
図4は、IP網10に障害が発生し、VoIPゲートウェイ装置100とIP網10との間の通信が出来なくなった場合を示したものである。図4に示したように、IP網10に障害が発生すると、ボタン電話機150aやIP電話機150bは、IP網10を使用するIP電話サービスを利用することができない。また、デュアル端末150cがVoIPゲートウェイ装置100に接続してIP網10を使用するIP電話サービスを利用しようとしても、同様にIP電話サービスを利用することができない。
そこで本実施形態では、VoIPゲートウェイ装置100において、障害検知部110でIP網10の障害の発生を検知する。そして、障害検知部110が障害の発生を運用切替部120に通知し、運用切替部120において、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの発信の呼を携帯電話網30に迂回させるよう、VoIPゲートウェイ装置100の動作を制御する。
そして、運用切替部120は、障害の発生を知らせるための障害検知信号をデュアル端末150cに送信し、障害の発生の通知を受けたデュアル端末150cは、障害検知信号を運用切替部152に通知する。障害検知信号の通知を受けた運用切替部152は、迂回モードで動作させるようにデュアル端末150cの動作を制御する。
図5は、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cが迂回モードで動作している場合において、ボタン電話機150aやIP電話機150bからIP電話サービスを利用するための外線の発信があった場合について示したものである。
ボタン電話機150aからIP電話サービスを利用するための外線の発信がされると、迂回モードで動作しているVoIPゲートウェイ装置100は、ボタン電話機150aやIP電話機150bからの発信の呼をデュアル端末150cへ迂回させる。ボタン電話機150aやIP電話機150bからの発信の呼を、VoIPゲートウェイ装置100から受け取ったデュアル端末150cは、ボタン電話機150aやIP電話機150bからの発信の呼を携帯電話網30に向けて送出する。
このように、IP網10に障害が発生した際に、ボタン電話機150aやIP電話機150bからIP電話サービスを利用するための外線の発信があると、ボタン電話機150aやIP電話機150bからの発信の呼を携帯電話網30に迂回させることで、IP網10に障害が発生した場合であってもボタン電話機150aやIP電話機150bからIP電話サービスを利用することができる。
以上、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作の概要について説明した。次に、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作についてより詳細に説明する。
図6および図7は、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作について説明するシーケンス図である。以下、図6および図7を用いて本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作について説明する。
図6は、VoIPゲートウェイ装置100でIP網10の障害の発生を検知し、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cを迂回モードへ移行させる場合の動作について説明したものである。
VoIPゲートウェイ装置100において、障害検知部110でIP網10に障害が発生したかどうかを定期的に(例えば、数秒〜数十秒間隔で)判断する(ステップS102)。障害検知部110によるIP網10の障害の検知方法としては、上述したように、VoIPゲートウェイ装置100とIP網10との間で定期的に信号の授受を実行し、IP網10からの信号の未達によってIP網10に障害が発生したと判断してもよい。もちろん、IP網10との間で定期的に信号の授受を実行する方法以外の方法によってIP網10の障害を検知してもよい。
なお、本実施形態では、IP網を1つだけ図示して説明しているが、IP電話サービスを提供するためのIP網は2つ以上存在していてもよく、複数のIP網がVoIPゲートウェイ装置100と接続されているときは、VoIPゲートウェイ装置100は全てのIP網に対して障害の発生の有無を判断してもよい。
上記ステップS102における判断の結果、IP網10に障害が発生していないと障害検知部110が判断した場合には、障害検知部110でIP網10に障害が発生したかどうかの定期的な判断を継続する。一方、上記ステップS102における判断の結果、IP網10に障害が発生したと障害検知部110が判断した場合には、障害検知部110は運用切替部120に対して、IP網10に障害が発生したことを示す障害発生通知を送る(ステップS104)。
障害検知部110からの障害発生通知を受け取った運用切替部120は、障害発生通知に基づいて、VoIPゲートウェイ装置100を迂回モードで動作させるような運用を開始する(ステップS106)。迂回モードによる運用をVoIPゲートウェイ装置100で開始することで、VoIPゲートウェイ装置100に収容している発呼側端末150からの発信の呼を携帯電話網30に迂回させることができる。
そして、上記ステップS102における判断の結果、IP網10に障害が発生したと障害検知部110が判断した場合には、運用切替部120はデュアル端末150cに対しても、IP網10に障害が発生したことを示す障害発生通知を送る(ステップS108)
障害発生通知をVoIPゲートウェイ装置100から受信したデュアル端末150cは、障害発生通知を運用切替部152に送る。障害発生通知を受け取った運用切替部152は、障害発生通知に基づいて、デュアル端末150cを迂回モードで動作させるような運用を開始する(ステップS110)。迂回モードによる運用をデュアル端末150cで開始することで、VoIPゲートウェイ装置100に収容している発呼側端末150からの発信の呼を携帯電話網30に迂回させることができる。
以上、図6を用いてVoIPゲートウェイ装置100でIP網10の障害の発生を検知し、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cを迂回モードへ移行させる場合の動作について説明した。なお、図6では、運用切替部120、デュアル端末150cの順に障害発生通知を送っているが、本発明においては、障害発生通知を送る順番はかかる順序に限られないことは言うまでも無い。
図7は、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cを迂回モードへ移行させた後の動作について説明するものである。図7では、発呼側端末150としてボタン電話機150aまたはIP電話機150bから、IP電話サービスを利用するために外線を発信する場合について示したものである。
まず、発呼側端末150から着呼側端末170の電話番号に対して外線発信を行う(ステップS112)。発呼側端末150からの発信の呼をVoIPゲートウェイ装置100で受信すると、VoIPゲートウェイ装置100は、運用切替部120に対して、現在の動作モードが通常モードと迂回モードのどちらであるかを問い合わせる(ステップS114)。
図7では、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cを迂回モードへ移行させた後の動作について説明しているので、このときのVoIPゲートウェイ装置100の動作モードは迂回モードである。従って運用切替部120は、現在の動作モードは迂回モードである旨を返答する(ステップS116)。
VoIPゲートウェイ装置100は、運用切替部120からの迂回モードである旨の返答に基づき、発呼側端末150からの外線発信を携帯電話網30に迂回させるべく、発呼側端末150からの発信の呼をデュアル端末150cに送信する(ステップS118)。
デュアル端末150cは、発呼側端末150からの発信の呼をVoIPゲートウェイ装置100から受信すると、VoIPゲートウェイ装置100とデュアル端末150cとの間の通信プロトコルと、携帯電話網30とデュアル端末150cとの間の通信プロトコルとが異なっていれば、プロトコル変換部154で通信プロトコルを変換する(ステップS120)。そして、デュアル端末150cは、発呼側端末150からのIP電話サービスによる発信を、デュアル端末150cから携帯電話網30への通常の発信となるように信号を変換し(ステップS122)、デュアル端末150cから携帯電話網30に対して外線発信信号を送信する(ステップS124)。
デュアル端末150cからの外線発信信号を受信した携帯電話網30は、発信先の着呼側端末170に対してデュアル端末150cからの外線発信信号を送信する(ステップS126)。着信先の着呼側端末170において外線の着信処理が完了すると、発呼側端末150と着呼側端末170との間で通話が確立する(ステップS128)。
このように、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cを迂回モードへ移行させることで、IP網10に障害が発生した場合であっても、発呼側端末150と着呼側端末170との間で通話を行うことができる。
VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cが迂回モードで動作している場合に、ボタン電話機150aまたはIP電話機150bから、IP電話サービスを利用するための外線番号が発信されたときは、VoIPゲートウェイ装置100からボタン電話機150aまたはIP電話機150bに対して、迂回を許可するかどうか問い合わせるようにしてもよい。VoIPゲートウェイ装置100からの迂回許可の問い合わせは、音声によって行ってもよく、またボタン電話機150aまたはIP電話機150bに文字を表示する機能があれば、文字によって行ってもよい。また、通信システム1のユーザが、問い合わせを行わずに迂回を許可するよう予め設定しておくことで、迂回許可の問い合わせを省略するようにしてもよい。
また、デュアル端末150cが複数存在している場合や、デュアル端末150cが複数の網に接続している場合など、迂回路として複数の経路が存在している場合には、どの迂回路を使用するかをユーザに対して問い合わせるようにしてもよく、迂回する経路を予め設定するようにしてもよい。
なお、障害検知部110は、IP網10に障害が発生したことを検知すると、その後はIP網10に発生した障害が回復したかどうかを定期的に確認する。そして障害検知部110が、IP網10に発生した障害が回復したことを検知すると、障害からの回復を示す障害回復通知を運用切替部120およびデュアル端末150cに送る。障害回復通知を受けた運用切替部120はVoIPゲートウェイ装置100の動作モードを迂回モードから通常モードに遷移させる。また障害回復通知を受けたデュアル端末150cは、運用切替部152によって、デュアル端末150cの動作モードを迂回モードから通常モードに遷移させる。
以上、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作について説明した。なお、上述したVoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cの動作は、それぞれVoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cの内部にコンピュータプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)その他の記録媒体を格納し、該コンピュータプログラムをCPU(Central Processing Unit)その他の演算装置で読み出して順次実行することによって行ってもよい。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1によれば、VoIPゲートウェイ装置100が直接接続している全てのIP網に障害が発生した場合であっても、VoIPゲートウェイ装置100で障害の発生を検知し、VoIPゲートウェイ装置100およびデュアル端末150cを迂回モードで動作させることで、VoIPゲートウェイ装置100が収容している発呼側端末150からの、IP電話サービスのための外線発信が可能となる。
(第2の実施形態)
本発明の第1の実施形態では、IP網10を用いてIP電話サービスをユーザに対して提供する通信システム1に本発明を適用した場合を例示して説明した。本発明の第2の実施形態では、データ通信サービスをユーザに対して提供する通信システムに本発明を適用した場合を例示して説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の構成について説明する説明図である。以下、図8を用いて本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の構成について説明する。
図8に示した本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2は、上述したようにデータ通信サービスをユーザに対して提供するものである。図8に示したように、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2は、VoIPゲートウェイ装置200と、発呼側端末250と、を含んで構成される。
VoIPゲートウェイ装置200は、本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1におけるVoIPゲートウェイ装置100と同様に、公衆交換電話網や他のIP電話網などの異なる網間との情報の送受信やプロトコル変換を行うための装置である。VoIPゲートウェイ装置100は、発呼側端末250を収容しており、IP網10およびPSTN20と接続されている。また、VoIPゲートウェイ装置200はルータ機能を搭載している。
発呼側端末250は、VoIPゲートウェイ装置200に接続されており、VoIPゲートウェイ装置200に対して発信の呼を送出することでIP電話サービスまたは通常の電話サービスによる通話を行うものである。また、本実施形態では、発呼側端末250はIP電話サービスまたは通常の電話サービスによる通話機能の他に、データ通信機能を有している。本実施形態では発呼側端末250として、データ通信端末250a、IP電話機250b、デュアル端末250cを図8に図示している。
本実施形態にかかるデュアル端末250cは、VoIPゲートウェイ装置200に対して発信の呼を送出することでIP電話サービスによる通話機能を有しているとともに、データ通信網40に対してデータ通信呼を送出することでデータ通信が可能になる機能を有している。これらの機能の切り替えは、デュアル端末250cを操作することによって実行することができる。また、デュアル端末250cには、図3で示した本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cのように、運用切替部152と、プロトコル変換部154と、を含んで構成される。
以上、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の構成について説明した。次に、本発明の第2の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置200の構成について説明する。
図9は、本発明の第2の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置200の構成について説明する説明図である。以下、図9を用いて本発明の第2の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置200の構成について説明する。
図9に示したように、本発明の第2の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置200は、障害検知部210と、運用切替部220と、モード問い合わせ部230と、ルータ機能部240と、を含んで構成される。この内、障害検知部210、運用切替部220およびモード問い合わせ部230は、本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100における障害検知部110、運用切替部120およびモード問い合わせ部130と同等の機能を有するのでここでは詳細な説明は省略する。ここでは、本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100とは異なるルータ機能部240について説明する。
ルータ機能部240は、VoIPゲートウェイ装置200におけるルータ機能を実現するものであり、VoIPゲートウェイ装置200が受信したパケットを適切な宛先へ転送するものである。
以上、本発明の第2の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置200の構成について説明した。次に、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の動作について説明する。
図10および図11は、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の動作の概要について説明する説明図である。以下、図10および図11を用いて本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の動作の概要について説明する。
図10は、IP網10に障害が発生し、VoIPゲートウェイ装置100とIP網10との間の通信が出来なくなった場合を示したものである。図10に示したように、IP網10に障害が発生すると、データ通信端末250aやIP電話機250bは、IP網10を使用するIP電話サービスやデータ通信サービスを利用することができない。また、デュアル端末250cがVoIPゲートウェイ装置200に接続してIP網10を使用するIP電話サービスやデータ通信サービスを利用しようとしても、同様にIP電話サービスやデータ通信サービスを利用することができない。
そこで本実施形態では、VoIPゲートウェイ装置200において、障害検知部210でIP網10の障害の発生を検知する。そして、障害検知部210が障害の発生を運用切替部220に通知し、運用切替部220において、VoIPゲートウェイ装置200が収容している発呼側端末250からのデータ通信呼をデータ通信網40に迂回させるよう、VoIPゲートウェイ装置200の動作を制御する。
また、障害検知部210は、障害の発生を知らせるための障害検知信号をデュアル端末250cに送信し、障害の発生の通知を受けたデュアル端末250cは、障害検知信号を運用切替部152に通知する。障害検知信号の通知を受けた運用切替部152は、迂回モードで動作させるようにデュアル端末250cの動作を制御する。
図11は、VoIPゲートウェイ装置200およびデュアル端末250cが迂回モードで動作している場合において、データ通信端末250aからVoIPゲートウェイ装置200へデータ通信呼が送信された場合について示したものである。
データ通信端末250aからVoIPゲートウェイ装置200へデータ通信呼が送信されると、迂回モードで動作しているVoIPゲートウェイ装置200は、ルータ機能部240によってデータ通信端末250aから送信されたデータ通信呼をデュアル端末250cへ迂回させる。データ通信端末250aから送信されたデータ通信呼を、VoIPゲートウェイ装置200から受け取ったデュアル端末250cは、データ通信端末250aから送信されたデータ通信呼をデータ通信網40に向けて送出する。
このように、IP網10に障害が発生した際に、データ通信端末250aからVoIPゲートウェイ装置200へデータ通信呼が送信されると、データ通信端末250aから送信されたデータ通信呼をデータ通信網40に迂回させることで、IP網10に障害が発生した場合であっても、データ通信端末250aはデータ通信サービスを利用することができる。
以上、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の動作について説明した。なお、上述したVoIPゲートウェイ装置200およびデュアル端末250cの動作は、それぞれVoIPゲートウェイ装置200およびデュアル端末250cの内部にコンピュータプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)その他の記録媒体を格納し、該コンピュータプログラムをCPU(Central Processing Unit)その他の演算装置で読み出して順次実行することによって行ってもよい。
以上説明したように、本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2によれば、VoIPゲートウェイ装置200が直接接続している全てのIP網に障害が発生した場合であっても、VoIPゲートウェイ装置200で障害の発生を検知し、VoIPゲートウェイ装置200およびデュアル端末250cを迂回モードで動作させることで、VoIPゲートウェイ装置200が収容している発呼側端末250からのデータ通信が可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラムに関し、特に、IP(Internet Protocol)網を使用した通信サービスを提供する通信システム、ゲートウェイ装置、通信方法およびコンピュータプログラムに適用可能である。
本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の構成について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置100の構成について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかるデュアル端末150cの構成について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作の概要について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作の概要について説明する説明図である。 本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作について説明するシーケンス図である。 本発明の第1の実施形態にかかる通信システム1の動作について説明するシーケンス図である。 本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の構成について説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかるVoIPゲートウェイ装置200の構成について説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の動作の概要について説明する説明図である。 本発明の第2の実施形態にかかる通信システム2の動作の概要について説明する説明図である。
符号の説明
1、2 通信システム
10 IP網
20 PSTN
30 携帯電話網
40 データ通信網
100、200 VoIPゲートウェイ装置
110、210 障害検知部
120、220 運用切替部
130、230 モード問い合わせ部
150、250 発呼側端末
150a ボタン電話機
150b IP電話機
150c デュアル端末
152 運用切替部
154 プロトコル変換部
170 着呼側端末
170a ボタン電話機
170b IP電話機
170c 携帯端末
240 ルータ機能部
250a データ通信端末
250b IP電話機
250c デュアル端末

Claims (5)

  1. 第1の網に直接接続しているゲートウェイ装置と、
    前記ゲートウェイ装置と接続され、前記ゲートウェイ装置を介して前記第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末と、
    前記ゲートウェイ装置と接続され、前記ゲートウェイ装置を介して前記第1の網に対して通信する機能と、前記ゲートウェイ装置を介さずに第2の網に対して通信する機能とを備える第2の通信端末と、
    を備え、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記ゲートウェイ装置が直接接続している前記第1の網の障害発生を検知する障害発生検知部と、
    前記障害発生検知部が前記第1の網の障害発生を検知すると、前記第1の通信端末からの通信の呼を前記第2の通信端末へ迂回させる運用に切り替える運用切替部と、
    を含み、
    前記第2の通信端末は、
    前記障害発生検知部の前記第1の網の障害発生の検知に基づいて、前記第1の網から前記第2の網へ前記第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替える運用切替部と、
    前記第1の網から前記第2の網へ前記第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる際に、前記第2の網に適した通信方式に変換する通信方式変換部と、
    を含む、通信システム。
  2. 第1の網に直接接続しているゲートウェイ装置と、
    前記ゲートウェイ装置と接続され、前記ゲートウェイ装置を介して前記第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末と、
    前記ゲートウェイ装置と接続され、前記ゲートウェイ装置を介して前記第1の網に対して通信する機能と、前記ゲートウェイ装置を介さずに第2の網に対して通信する機能とを備える第2の通信端末と、
    を備え、
    前記ゲートウェイ装置は、
    前記ゲートウェイ装置が直接接続している前記第1の網の障害発生を検知する障害発生検知部と、
    前記障害発生検知部が前記第1の網の障害発生を検知すると、前記第1の通信端末からの通信の呼を前記第2の通信端末へ迂回させる運用に切り替える運用切替部と、
    前記第1の通信端末からの通信の呼を受信すると、該受信時点の運用を前記運用切替部に問い合わせる問い合わせ部と、
    を含み、
    前記第2の通信端末は、
    前記障害発生検知部の前記第1の網の障害発生の検知に基づいて、前記第1の網から前記第2の網へ前記第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替える運用切替部を含む、通信システム。
  3. 直接接続している第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末並びに、前記第1の網および直接接続していない第2の網に対して通信する機能を備える第2の通信端末を収容するゲートウェイ装置であって、
    前記第1の網の障害発生を検知する障害発生検知部と、
    前記障害発生検知部が前記第1の網の障害発生を検知すると、前記第1の通信端末からの通信の呼を前記第2の通信端末に迂回させる運用に切り替えるとともに、前記障害発生検知部の前記第1の網の障害発生の検知に基づいて、前記第2の端末に対して前記第1の網から前記第2の網へ前記第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替えさせる運用切替部と、
    前記第1の通信端末からの通信の呼を受信すると、該受信時点の運用を前記運用切替部に問い合わせる問い合わせ部と、
    を含む、ゲートウェイ装置。
  4. 直接接続している第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末並びに、前記第1の網および直接接続していない第2の網に対して通信する機能を備える第2の通信端末の通信を制御する通信方法であって、
    前記第1の網の障害発生を検知する障害発生検知ステップと、
    前記障害発生検知ステップで前記第1の網の障害発生を検知すると、前記第1の通信端末からの通信の呼を前記第2の通信端末に迂回させる運用に切り替えるとともに、前記障害発生検知ステップの前記第1の網の障害発生の検知に基づいて、前記第2の端末に対して前記第1の網から前記第2の網へ前記第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替えさせる運用切替ステップと、
    前記第1の通信端末からの通信の呼を受信すると、該受信時点の運用を問い合わせる問い合わせステップと、
    を含む、通信方法。
  5. 直接接続している第1の網に対して通信する機能を備える第1の通信端末並びに、前記第1の網および直接接続していない第2の網に対して通信する機能を備える第2の通信端末の通信を制御するコンピュータプログラムであって、コンピュータに、
    前記第1の網の障害発生を検知する障害発生検知ステップと、
    前記障害発生検知ステップで前記第1の網の障害発生を検知すると、前記第1の通信端末からの通信の呼を前記第2の通信端末に迂回させる運用に切り替えるとともに、前記障害発生検知ステップの前記第1の網の障害発生の検知に基づいて、前記第2の端末に対して前記第1の網から前記第2の網へ前記第1の通信端末からの通信の呼を迂回させる運用に切り替えさせる運用切替ステップと、
    前記第1の通信端末からの通信の呼を受信すると、該受信時点の運用を問い合わせる問い合わせステップと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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